企画書づくりに困っている方へ。企画書づくりが面倒くさい、という方へ。
この記事に、企画書づくりに役立つWebページをまとめました。
Q.よい企画書をつくるとどんなよいことがあるでしょうか?
A.たとえば…
・事業、企画に詳しくなれる
・情報をまとめあげて伝えるという、ビジネスの必須スキルを磨ける
・自分の能力を外部にアピールできる
・上司の期待を越えて、さらに大きなビジネスに携われる可能性が高まる
企画書作成はこれだけのチャンスであると同時に、想像しているほど難しいものではありません。今回は100以上の企画書に関するサイトと100以上の企画書を分析したうえで、「わかりやすく」「短く」「すぐに役立つ」ページを厳選しています。会員登録不要・無料のサイトを中心に紹介しているので、今すぐご利用いただけます。
急いでいる方は上から順に、必要なところまでお読みください。技術を高めたい方は、気になる章から読むことをおすすめします。
目次
0.【情報の整理】~フレームワークで企画の目的をまとめる~
1.【1ページ企画書】~時間がない方、企画書初心者の方へ~
2.【構成を意識する】~情報をさらに盛り込みたい方へ~
3.【実例に学ぶ】~自分の業界・目的に近い、お手本になる企画書を探す~
4.【デザインを磨く】~初心者歓迎のデザイン解説サイト集~
Ex.【さらに上を目指す方へ】~より高度なテクニック集~
【情報の整理】~フレームワークで企画の目的をまとめる~
・企画書と言われても、何をやっていいかわからない!
・自社の強みがわからない!
そんな時は、まず現状にどんな問題があって、それがあなたの企画によってどう解決するのか、を把握しましょう。
その問題を解決するためのフレームワークを、簡単に学べるオススメサイトを2つご紹介します。
専門家に学ぶ!企画書のためのマーケティング分析フレームワークの使い方 わかりやすい企画書とは! | コラムの王様
サイトURL:http://www.bizocean.jp/column/formatting_guide/guide319/
ページなかほどの「企画とは、問題解決のための活動である。」から、企画書を書く目的が簡潔に説明されています。
企画とは、問題解決のための活動である。
では、企画者の「目論見」「企て」「企み」をどのように展開すれば、読む人の理解を得ることができるのでしょうか?
それには、企画者および読み手が共通で認識している問題を解決するために必要な活動のイメージを描いて提案し、実践する内容であることが必要となります。
ここで「問題」とは、目標と現実とのギャップを指します。この「問題」には、3つのタイプがあります。①起きてしまった問題:発生型の問題、原因追求型の問題
②もっとよくしたいという問題:探索型の問題、改善・強化型の問題
③この先どうするかという問題:設定型の問題、開発・回避型の問題
このページを一読しておくと、以下で紹介するサイトの内容がスムーズに把握できます。
また、「3C」「ファイブ・フォース」などの有用なフレームワークについても詳細に解されており、フレームワークの使い方を知ることができます。
(フレームワークテンプレートのダウンロードには、会員登録が必要です)
Webの仕事をするなら最低限知っておくべき戦略フレームワーク×10 | sogilog
サイトURL:http://baigie.me/sogitani/2013/02/framework-2/
webの仕事、とタイトルにありますが、あらゆる業界に使える、分析のためのフレームワークが、わかりやすく図で説明されています。
「3C」「4P」「4C」「5F」「7S」「VRIO」「PEST」「STP」「PPM」「SWOT」…
いくつわかりましたか?
使用目的に合ったフレームワークを使って、情報を整理しましょう。
【1ページ企画書】~時間がない方、企画書初心者の方へ~
・企画によって、何を解決しようとしているのかよくわからない
・盛り込むべき情報が抜け落ちてしまうのが心配だ
・内容を盛り込みすぎて、資料が読みづらくなってしまう
そんな時は、まず企画を1ページにまとめるところから始めましょう。自分の頭が整理されますし、目的が明確になります。これを早めに作成し、上司に提出してフィードバックをもらうと、修正がかなり楽にできるようになるでしょう。
企画書の作り方とは/“通る企画書”作りの基本/上司を説得できる企画資料の作り方講座#1 | 上司を説得できる企画資料の作り方講座 | Web担当者Forum
サイトURL:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/09/09/3786
あらゆる企画書の必須要素は、結局「どんな課題を」「どんな企画で」「どのように解決するか」です。
Web業界の資料ですが、あらゆる業界に通じるダメな企画書例をあげて解説しています。つい内容を盛り込みすぎたり、現状分析ができていなかったりと、ありがちなミスと対策が丁寧に解説されています。
【ダメな例】
引用:"通る企画書”作りの基本/上司を説得できる企画資料の作り方
【良い例】
引用:"通る企画書”作りの基本/上司を説得できる企画資料の作り方
パワポで極める1枚企画書
サイトURL:http://ascii.asciimw.jp/pb/ant/biz-gokui/ppg/
1枚企画書のさまざまなサンプルを、無料・会員登録なしでダウンロードできます。
さらにそのままパワーポイントスライドとして編集できるので、パワポが苦手な方も安心してご利用いただけます。
A3一枚の「ワンシート企画書」はモジュール工法で作るべし:EnterpriseZine(エンタープライズジン)
サイトURL:http://enterprisezine.jp/iti/detail/812
企画書の内容を、1ページにまとめる方法が簡潔に書かれています。ページ中ほどに掲載されている「図2 ワンシート企画書を構成する5個のモジュール」にご注目ください。
引用:A3一枚の「ワンシート企画書」はモジュール工法で作るべし:EnterpriseZine(エンタープライズジン)
このフレームにご自分の企画を当てはめると、不足している情報がすぐに分かって便利です。
【構成を意識する】~情報をさらに盛り込みたい方へ~
・1枚企画書は分かったけれど、もっと情報を盛り込む必要がある
・企画のパーツに関して、特に詳しく知りたい
・長めの企画書のサンプルが欲しい
そんな時は、企画書の構成を把握したうえで、詳細な情報を盛り込みましょう。
少し長めの企画書や、企画書の各パーツに関する詳細説明などに優れたサイトを集めました。
「5枚プレゼン」のレイアウトを理解する|パワポで極める「ビジネス極意」ASCII.jp
サイトURL:http://ascii.jp/elem/000/000/408/408126/
「1枚プレゼン」から少し複雑さが増していまが、読みやすく、わかりやすく情報をまとめることの重要性は変わりません。
枚数が増え、情報の容量が追加されたことで、より詳細に説明することができます。
色彩などの視覚的な要素にも触れているので、
企画書の書き方1》提案書・イベント・作り方・表紙例・雛形・見本サンプル│ビジネスマナーと基礎知識
サイトURL:http://www.jp-guide.net/businessmanner/tool/kikakusho.html
企画書づくりの流れを、実例をあげてていねいに解説しているページです。構成に関して、苦手な部分を深く知ることができます。
また、企画書の書式についても、一枚・複数枚に分けて解説されています。
企画書サンプル|株式会社リアルマネジメント
サイトURL:http://www.real-management.com/proposal/proposal.html
企画書サンプルをダウンロードできます。経営コンサルタントが、「顧客(貴社)の現状を分析⇒ 課題を浮き彫りにする⇒ 解決策を提示する」という基本を踏まえている様子がよくわかります。
【実例に学ぶ】~自分の業界・目的に近い、お手本になる企画書を探す~
・実例に学びたい
・同業他社が、どのような資料を作成しているのか気になる
・面白いプレゼンスライドを見たい
そんな時は、お手本になる企画書を見つけましょう。
優れたスライドをまとめたサイトをいくつかご紹介します。
役に立つ企画書・スライドが集まったサイト|bikkuri
サイトURL:http://bikkuri.me/
日本語の優良企画書をまとめたサイトです。自分の業界、目的に近いものを探すと参考になるでしょう。
企画書を題材にしたスライドですが、これらのスライド自体が優れた企画書になっています。順を追っているため、構成・メッセージともわかりやすく、一枚ごとの情報量が少なく字が大きいため読み手の負担になりにくくなっています。一度目はスライドの内容を、二度目は構成を参考にして、二度活用しましょう。
Slideshare
サイトURL:http://www.slideshare.net/
世界規模のプレゼンテーションスライド共有サイトです。ログインせずに利用できます。英語サイトですが、日本語で「企画書」などと検索すれば有用なスライドを多数見つけられます。
スライドシェアで見られる【企画書をまとめたサイト】10選│MFクラウド
サイトURL:https://biz.moneyforward.com/blog/business-hack/proposal-reference/
スライドを多数見ることのできるサイトを、まとめて紹介しているページです。ご自分の業界・目的に近いスライドを探す際にご活用いただけます。
【デザインを磨く】~初心者歓迎のデザイン解説サイト集~
・スライドのデザインをどうしたらいいかわからない
・デザインが苦手
・スライドに情報はまとめられたのに、なぜか読みづらい
そんな時は、企画書をより効果的に、より伝わりやすいものにしましょう。 センスに頼らずに、優れたデザインのスライドをつくる方法がわかるサイトをご紹介します。
伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン
サイトURL:http://tsutawarudesign.web.fc2.com/
タイトルのとおり、発表を行う研究者向けのサイトですが、ビジネスパーソンにとっても有益な情報が詰まっています。文章の構成、書体、色彩など、細部に至るまで、実例を交えて紹介しています。
引用: 伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン さらに見やすく
プレゼン資料や企画書作りに役立つ!質の高い5つのスライドと記事 | creive【クリーブ】
サイトURL:http://creive.me/archives/5640/
ここでまとめられているスライドはいずれも読みやすく、良質なデザインを解説しています。
スライドの後にある 「企画書や提案書の参考になる5つの記事」 で紹介されている記事も、スライド作成の強い味方になるでしょう。
プレゼン資料のデザイン力がぐっと上がる、お勧めのデザインサイト7選|PowerPoint Design
サイトURL:http://ppt.design4u.jp/recommended-websites/
紹介されているいずれのサイトでも、やさしく理論的にデザインを学べます。
【さらに上を目指す方へ】~より高度なテクニック集~
ここでは、すでに企画書を多く作成なさっている方におすすめの、ワンランク上のサイトをご紹介します。パワーポイントいらずの便利スライドツール紹介サイトや、プロの企画立ち上げを知ることのできるページをまとめました。
すごいプレゼン資料の作り方+使えるパワポテンプレまとめ 15選 | 日刊キャリアトレック
サイトURL:https://www.careertrek.com/daily/sugoi-presentation/
プレゼン用パワーポイント作成におすすめです。ハイレベルなプレゼン資料づくりに関するプレゼンパワポが落ちています。
知らないと損する!企画書を作るのに便利なWEBサービス10選。 | SIROKグロースハックブログ
サイトURL:http://growthhack.sirok.co.jp/growthhacks/planning/
パワポ以外にも、スライドを作るのに便利なツールは多数ありますが、このサイトはそれらをまとめて紹介しています。
ネットで見れる企画書!創業時の「nanapiのナマ企画書」を公開します。 | Find Job! Startup
サイトURL:http://www.find-job.net/startup/proposal-of-the-famous-web-service
webサービス関連企画書を書く方に特におすすめです。Web業界で頭角を現したサービスが、
どのようなコンセプトで始まったのかが分かります。
Web業界で新規事業にかかわる方に特におすすめです。
ネットで見れる企画書!創業時の「nanapiのナマ企画書」を公開
サイトURL:http://www.find-job.net/startup/proposal-of-nanapi
サービス立ち上げの企画書について企画者本人から解説があるので、企画立ち上げにかかわる方におすすめです。
初めての企画書が、最終選考に残った アイデアの出し方 | KAYAC DESIGNER'S BLOG - デザインやマークアップの話
サイトURL:http://design.kayac.com/topics/2011/03/thinking-aid.php
企画の中でも、「アイデアを磨く」プロセスがはっきり記されているので、企画をゼロからつくる方におすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
このまとめの中で、ご自身の企画書にかかえる問題が明確になり、解決方法が見つかっていれば幸いです。