ランディングページとは、「様々なネット広告やリンクをクリックした際に表示されるする、サイトを含むWEBページ全般」を指す言葉で、LP、ランペ、などとも呼ばれています。
しかし、一般的に「ランディングページ」や「LP」が指すものは、一つの商品やサービスを売るための、一枚の長いWEBページです。
ランディングページはズバリ「ネットで売り上げを上げるための最重要要素」であり、ランディングページを改善しただけで、ネット上での顧客獲得数が6倍になったという事例もあります。
そんな成功の可能性を存分に秘めているランディングページですが、企業のポジションや目的に応じて多くの種類が存在しており、適切な使い方をしなければ満足のいく成果は得られません。
そこで、ネットで成功を収めるために最低限知っておくべきランディングページの基本情報を、ネット広告代理店でランディングページを制作している私がもう少し詳しくご説明いたします。
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[toc]※本記事は2014年4月8日に公開された記事をLISKUL編集部にて再編集したものです。
◆ランディングページの改善で、獲得数が格段に上がる
様々な広告の受けページとなるランディングページの改善は、獲得数や獲得率に非常に大きな影響を与えます。
事例)
・ユーザの不安を払拭したら獲得数6倍
・ユーザ視点で求めている情報を提供して2.6倍
・広告を配信しているキーワードに合わせた訴求で1.5倍等々
成果の出るランディングページを制作するためにも、しっかりと下記の基本を押さえましょう。
◆そもそもランディングページとは?
ランディングページとは、リスティング広告を含む様々な広告やリンクからの飛び先となるページです。自然検索からは公式サイトへ飛ばし、広告からの飛び先はランディングページとなっている場合が多いです。
例)
◆なぜサイトではなくランディングページに飛ばすのか?
インターネット上・実店舗問わず、売上を上げるためには特定のニーズをもつユーザに最適化した接客を行う事が重要となります。ここで言う「接客」をネット上で補うのがサイトやランディングページです。
サイトのページ数を増やすのではなく、ランディングページを作る理由は大別すると3つあり、特定のユーザに最適化しやすい・ページ遷移の必要がない・費用が安いということです。
ランディングページを作る理由
1.広告の内容などから流入してくるユーザを制限できるので、それら特定のユーザに最適化しやすい(サイトへはいろいろなユーザが流入してきてしまうため、浅く広くの作りになってしまいがちです)
2.特定のユーザが求めている情報を1ページに集約でき、リンク先も少ないため、ページ遷移の際の離脱が少ない
3.特定のユーザに対してサイトを最適化するよりも、ランディングページを制作する方が安い
◆ランディングページは目的によって形が変わる
特定のユーザが持つニーズに答える(最適化した)ページを作るためには、ランディングページの形を「商品・サービスの特性」や「目的」に応じて変えてあげる必要があります。
例)
上記のように、目的の違いによって様々なランディングページが存在します。しかし、インターネット上の商品は実際に手に取ることができないという弱みを補うために、ランディングページには様々な情報を記載されています。そのため一般的には、WEBサイトの1ページに比べて長い傾向にあります。
※詳しくは下記のURLをご覧ください
(王道の勝ちパターンに関して 説明しています。)
http://liskul.com/landingpage_reference-709
◆ランディングページの費用感
ランディングページ制作の費用は依頼する制作会社や制作会社によって10万円~60万円とピンキリです。この費用感の違いは、分析サービス有無やデザインの品質から生まれます。
もちろん自分で作成してしまえば無料なのですが、成果の出るランディングページを制作するためには、特定のユーザに対して最適化する必要があるため、個人的にはプロにおまかせする事をお勧めいたします。
ランディングページを軽視し適当に作ってしまうと、「広告に予算を投じたのに、リンク先のランディングページが悪いせいで獲得につながらない」というケースに陥ってしまいます。
制作の際にはしっかりと、自社と競合のポジションや、自社商品・サービスの強みや弱みなどを分析し、成果の出るランディングページを制作しましょう。
まとめ
ランディングページとは「リンクや広告の飛び先ページ」で、一般的には広告からのリンク先となる1枚の長いWEBページの事を指す言葉です。
ランディングページはネット上での売り上げを向上させるために最も重要な要素であり、サイトを回収するよりも安価に作成することができます。
商品やサービスの特徴・目的に合わせて作成することで、その効果は飛躍的に向上しますので、ランディングページの作成や改善をご検討の際には、ぜひ本記事のポイントを参考にしてみてください。