近年Webサイト上で動画を見かける回数が多くなりました。自社で動画を配信したいと思う方も多いでしょう。しかし、1から動画を作るのはとても大変です。
この記事ではそんな方のために、動画制作を制作・外注できる動画制作サービスを厳選して7つ紹介します。それぞれのサービスの料金・特徴から、どんな方におすすめかということまで解説します。
なお、重要度を客観化するために既存の動画制作サービスを紹介したサイト6個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく動画制作サービスを探すことができます。
※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。
動画制作サービスを活用するメリット
動画制作サービスを活用するメリットは2つあります。メリット1:自社制作するよりも映像のクオリティが高い
最近はスキルが高くなくても使えるような撮影機器もあるので、自社で制作するという方も増えています。 しかし、動画を制作する目的が人に見せるため・広告効果を得るためでしたら、やはりプロの動画制作サービスに依頼した方がいい場合もあるでしょう。 「アイデア」「撮影技術」「編集技術」などの点においては、プロにはかなわないと言ってよいでしょう。アイデア
プロは、いきなり撮影を開始するのではなく、動画を作る目的・コンセプト・ターゲットなどを最初に明確にします。 映像を人に見てもらうためには、人を惹きつけることのできるストーリー性が必要です。 動画制作のプロの方は、このための企画・構成などのアイデアを豊富に持っている方が多いです。撮影技術
素人の撮影した動画は平坦なものになりがちですが、プロが作成すると、同じものを撮影してもインパクトが違います。プロは撮影するものの魅力を最大限に引き出すための技術、機材、編集ソフトを使用します。 プロならではの工夫があるので、素材がより印象的に見え、効果的な動画を作成できます。編集技術
一般的な編集ソフトとプロ仕様の編集ソフトでは、引き出せる効果が異なります。そこにプロの技術が合わさることで、より効果的な動画が作成されることになります。メリット2:自社制作する場合にかかる時間・労力を軽減できる
動画の目的が人に見てもらうためのものなら、そこには高いクオリティが要求されます。映像を流せる時間内にきちんと収まるように編集することも大変な作業です。 素人作業では、結局満足のいく動画を作成することは難しい上、かなりの時間と労力を割くこととなってしまいます。手間をかけずにクオリティの高い映像を作りたいなら、動画制作サービスに依頼した方がよいでしょう。動画制作サービスを選ぶ際に着目すべきポイント
具体的な動画制作サービスの比較に入る前に、選ぶ際に着目すべきポイントを5つ説明します。クラウドソーシングか?非クラウドソーシングか?
動画制作サービスは、「クラウドソーシング」と「非クラウドソーシング」の2つに分けられます。自社の予算と追求するクオリティーによって、どちらに依頼すれば良いのかは変わってきます。どちらがいいかをよく検討した上でサービスを選びましょう。クラウドソーシング
クラウドソーシングは、Web上で不特定多数の人に仕事を委託するサービスで、低コストでスピーディに仕事を依頼できるケースが多いです。 動画制作サービスでは、カメラマン・映像編集者などのクリエイターを選定した上で動画制作の管理をしてくれます。コストを抑えることができますので、予算に制限がある場合には良いでしょう。ただし、明確な目的とイメージを持ち、しっかりと伝える必要があります。非クラウドソーシング
制作会社専属のカメラマンや映像編集者などのスタッフが対応してくれますので、コミュニケーションも取りやすく、安心して任せることができるでしょう。コストは高めになります。自社が目的とする動画を作成するスキルがあるかどうか?
動画を作る目的や、作成したい動画のイメージによっては、それを実現するのが難しい制作会社もあります。 制作会社毎に、特化したスキルがありますので、自社が作りたい動画を実現できる会社かどうかは見極めましょう。動画制作会社のスキルとしては、以下の3つに大別できます。- 映像に強い
- アニメーション・CGに強い
- 映像、アニメーション、CG、すべて対応できる
動画専門会社としての実績はあるか?
サービスを提供している会社のホームページでは、実績紹介ページがあり、今まで制作した動画を掲載しています。ホームページに制作動画が掲載されていなくても、問合せをすると動画を送ってくれることがあります。 必ず実際に制作された動画を確認した上でサービス会社を選びましょう。動画を依頼している企業情報を確認するのも良いでしょう。担当者とのコミュニケーションは取りやすいか?
制作開始する前に、しっかりと打ち合わせをしてくれる会社を選びましょう。しっかり話を聞き、こちらのイメージをくみ取ってくれることで、こちらのイメージ通りに仕上がるかどうかにかかわってきます。 また、企画・構成・撮影・編集・修正などの際にも気軽にコミュニケーションが取れる担当者がいる会社を選びましょう。見積金額内でどこまでやってくれるのか?
よさそうな会社を2,3ピックアップできたら、それらの会社から見積もりを取りましょう。 料金だけではなく、その際の応対などもよく観察し、会社の特徴・実力を見極めた上で、制作会社を決定しましょう。その際には、見積もり範囲内で、どこまでやってくれるのかは必ず確認しましょう。できれば、完成後のアフターフォローまでしてくれる会社もあります。主要動画制作サービス7選
1.アニメーションに強いクラウドソーシング「Crevo」
Crevoサービス概要
CrevoはCrevo株式会社の提供する動画制作サービスです。動画制作プラットフォームを利用した実写からアニメーション、3DCGまであらゆる動画制作・映像制作を手がけています。 世界100ヶ国以上、3000名以上のクリエイターのデータベースから最適なチームを選出してくれた上で、Crevoの専属スタッフが企画から納品までをフルサポートしてくれます。現在はアニメと実写の両方を扱っていますが、元々はアニメを扱っており、アニメの実績が豊富という特徴があります。タイプ
外注型(クラウドソーシング)特徴
- 多数のクリエイターからマッチング
- アニメ動画制作に強い
- 大手上場企業からスタートアップまで実績多数
価格
- エントリープラン: 29万円~
- スタンダードプラン: 49万円~
- プレミアムプラン: 79万円~
- オーダーメイドプラン: お問い合わせ
導入実績
Yahoo!、リクルート、パルコなど600社以上こんな方にオススメ
アニメーション動画を作成したい方2.海外撮影に強い、世界最大級のネットワーク「90 Second」
90 Secondサービス概要
90 Secondsは、全世界で16,000人以上のプロフェッショナルな映像クリエイターと提携し、ネットワーク化を実現した、世界最大級の動画・映像制作クラウドソーシングサービスです。 海外のクリエイターを多数抱えているため、国内と同じ予算感で海外撮影が可能な点を強みとしています。タイプ
外注型(クラウドソーシング)特徴
- 海外在住クリエイターが多数在籍
- 海外での撮影に強い
- 17,000本以上の映像・動画制作実績
価格
要見積もり導入実績
富士フィルム、カネボウ、コクヨなど世界100ヶ国以上、1200社以上こんな方にオススメ
海外のクリエイターに動画作成をしたい方3.動画クリエイターネットワーク × 最先端のテクノロジー「Viibar」
Viibarサービス概要
Viibarは株式会社Viibarの提供する動画制作プラットフォームです。動画の企画・制作から配信まで、動画活用を総合的に支援してくれます。3000人超が所属する動画クリエイターネットワークを有しており、企業は指名やコンペ形式で最適なクリエイターに動画制作を依頼できます。 動画制作プラットフォームという意味では先述のCrevoと似ていますが、Crevoがアニメに強いのに対して、Viibarの方が実写に強い傾向が見られますタイプ
外注型(クラウドソーシング)特徴
- 3000人超のクリエイターから指名やコンペ形式で選べる
- 大企業からスモールビジネスまで実績多数
- 実写に強い
価格
要見積もり導入実績
Yahoo!、イオン、ANAなど600社以上こんな方にオススメ
最先端のテクノロジーを使い、実写の撮影を依頼したい方4.4K・5K動画など、ハイスペックな動画制作の「ARTTV」
ARTTVサービス概要
ARTTVは株式会社アートテレビの提供する動画制作サービスです。テレビCM・テレビ番組の制作からプロモーションビデオ・ネット広告用動画まで制作しています。 中でも注目すべきは、4K・5Kカメラによる撮影・編集に対応している点です。ハイスペックな動画制作を依頼したい時に検討したいサービスとなっています。タイプ
外注型(クラウドソーシング)特徴
4K・5Kカメラによる撮影・編集価格
要見積もり導入実績
洋服の青山、福山大学など多数こんな方にオススメ
4K・5K動画など、ハイスペックな動画制作を依頼したい方5.誰でも簡単に、プロ並みの動画広告が作成できる、動画広告制作ツール「CocoMovie」
CocoMovieサービス概要
CocoMovieは株式会社スプラシアが提供する動画広告制作ツールです。テンプレートを選び、写真や動画といった素材を挿入するだけで、誰でも簡単に、プロ並みの動画広告が作成できます。 完成した動画広告はその場で確認することができ、満足いくまで何度でも制作することができます。テンプレートには「製品紹介」「セール情報」など様々な利用シーンが用意されています。タイプ
内製型特徴
- 3ステップで簡単に動画広告が制作できる
- 気に入るまで何度でもやり直せる
価格
動画1本5000円~導入実績
非公開こんな方にオススメ
自分で簡単に動画を作成し、コストを抑えたい方6.予算内で満足のいく高品質映像の動画を提供してくれる、コンサル型動画制作「プルークス」
プルークスサービス概要
プルークスは経営コンサルティング会社出身のメンバーが立ち上げた動画制作会社です。効果の出る動画制作を行うために、企業の課題やサービス概要を把握した上で、相場よりも低価格・高品質で提供し、予算内で最適な映像制作プランニングを提案してくれます。 東証一部上場の大企業の動画制作実績も多数あります。タイプ
外注型(非クラウドソーシング)特徴
- 業界最安値でありながら、豊富な実績と満足のいく高品質映像
- アニメーションから実写・CG制作まで多種多様な幅広い動画に対応
- 制作だけでなく動画広告の配信・運用までサポート/li>
- 大企業の顧客実績多数
価格
- エントリープラン 20〜35万:基本的なアニメーション・実写・撮影
- スタンダードプラン 35〜70万:フルアニメーション・演出から編集・ナレーション収録
- プレミアムプラン 70〜100万:線画アニメーション・CGやハイクオリティの演
- グレードプラン 100万〜:セルアニメ・TVCM品質のクオリティ・バズ・バイラル動
導入実績
リクルート、富士通、ファミリーマートなど有名企業多数こんな方にオススメ
予算内で満足のいく高品質映像の動画制作をお願いしたい方7.アフターフォローで動画をフル活用、料金プランが明解な「UGOKIE」
UGOKIEサービス概要
UGOKIEは明解な料金プランが魅力の動画制作会社です。4つの料金プランが用意されており、見積もりによるオリジナルプラン以外の3つのプランは、あらかじめ制作費が決定しています。 そのため、難解な見積書に目を通す必要はありません。また、アフターフォローにも力を入れており、納品後の修正にも対応しています。タイプ
外注型(非クラウドソーシング)特徴
- 料金プランが明解
- アフターフォローが充実
価格
- シンプルプラン:29.8万円(動画編集1分、映像に最低限必要な要素
- スタンダードプラン:39.8万円(動画編集3分、動画撮影とナレーション)
- ディレクターズプラン:49.8万円(動画編集3分、専属ディレクターによる映像プラン)
- オリジナルプラン:お問合せ下さい
導入実績
三井不動産レジデンシャルなど多数こんな方にオススメ
制作後のアフターフォローまで、一貫してクオリティ管理を依頼したい方まとめ
以上、主要な動画制作サービス7個を紹介してきました。サービスによって価格も強みも様々ですので、あなたの目的にあったサービスを選んでください。動画を利用してマーケティングでより大きな成果を目指していきましょう。おまけ:出現頻度が低かったサービス一覧
- AGEHA
- Borderless
- CPS放送制作
- CRESCO
- EUREKA
- GEO IMAGE WORKS
- GoAnimate
- Human CentriX
- izmaker
- JPC. Movie Section
- LOCUS
- MOBERCIAL
- NHKクリエイティブ・ライブラリー
- TV COOP
- W2Mクラウド
- WeVideo
- Wonder Graphics
- ココナラ