社内外のコミュニケーション効率化のために、メールを使う頻度をできるだけ減らしてチャットツールを導入したいという方もいらっしゃると思います。
チャットツールといえば、チャットワークやSlackが有名ですが、それぞれの強みがよくわからなくてどちらを導入するか迷っているという方も多いでしょう。
結論から言うと、どちらかを選ぶというよりは、併用・連携するのをおすすめします。2つのサービスの連携は簡単にできますし、なにより自社に合った使い方ができるからです。
この記事では、チャットワークとSlackを取り上げ、それぞれのできること・強み・どんな人におすすめかを紹介します。また、併用して使いたい方のために、両ツールの連携方法まで解説します。自社に合ったチャットツールを導入し、業務効率化を進めていきましょう。
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※本記事はChatWork株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。
チャットワークとSlackとは?
チャットワークとSlackは、主にビジネス上でのコミュニケーションのために使用されているチャットツールです。 ビジネス用チャットツールは多数ありますが、日本国内であればこの2つのチャットツールのいずれかが導入されている場合が多いです。 両者の違いを簡単にまとめると以下のようになります。チャットワーク | Slack | |
できること | ・グループチャットの作成 ・ダイレクトメッセージの送信 ・メールとの連携 ・トーク内検索 ・タスク管理 ・音声通話/ビデオ通話 ・外部とのコミュニケーション | ・グループチャットの作成 ・ダイレクトメッセージの送信 ・トーク内検索 ・メールとの連携 ・外部連携ツールによる機能拡張 ・Snippet機能を利用してのコード共有 |
強み | ・タスク管理機能がある ・国内企業での導入実績が豊富 ・日本製ツールなのでサポートが安心 ・誰でも使いやすい ・国内の導入企業数が多い(17万社) | ・連携ツールが豊富 ・画像プレビュー機能がある ・Snippet機能がありエンジニアが使いやすい ・一目でアクティブかどうかわかる |
こんな人におすすめ | ・ 社内外でのやり取りが多く、頻繁にタスクが発生する方 ・国内の中規模以上の企業様との取引が多い方 | ・業務で使っているツールが多い方 ・エンジニアが多いチームで使いたい方 |
チャットワークとは?
チャットワーク チャットワークとは、ChatWork株式会社によって、2011年にリリースされたチャットツールです。特徴としては、ITに精通していない人にも優しい設計や、タスク管理機能の存在が挙げられます。 また、社外ともチャットワークを用いてコミュニケーションを取ることができるのも、大きな魅力のひとつです。日本の会社が作ったツールであるということもありで、日本での導入実績は既に17万社を超えています(2018年6月現在)。 なお、チャットワークの機能や基本的な使い方を知りたい方は、こちらの資料がわかりやすくまとまっていて便利です。 (参考)チャットワークの機能・活用方法チャットワークでできること
チャットワークで主にできることとしては、以下の機能があげられます。グループチャットの作成
複数名が参加できるチャットです。案件や部署単位で作成し、会話を進められます。メッセージ検索機能
キーワード検索によって、過去のやりとりを簡単に探し出せます。タスク管理
タスク(やるべきこと)を作成・編集できます。自分のタスクの把握、また相手に仕事を依頼する時に使います。タスク完了の際の通知、管理画面での確認もできます。音声通話/ビデオ通話
チャット参加メンバーと音声通話できます。音声通話・ビデオ通話中に、相手に自分のPC画面の共有も可能です。チャットワークの強み
タスク管理機能がある
チャットワークの大きな特徴は、タスク管理機能です。自分のタスクだけでなく相手にもタスクを割り振って、「誰が」「いつまでに」「どのような」タスクを持っているのか管理できます。 チャットツールとタスク管理ツールが統合されているチャットワークなら、迅速かつ確実にタスクを管理することができます。日本語対応でサポートが安心
Slackが米国企業のサービスに対して、チャットワークは日本の企業により運営されているサービスです。リリース当初から全ての機能・サポートが日本語対応なので安心して利用できます。国内での導入事例が豊富で、便利な使い方がすぐに分かる
導入した国内企業の数は17万を超えています(2018年6月現在)。GREEなどといったIT企業をはじめ、製造、コンサルティング、士業、教育など、あらゆる分野の企業が導入しています。 導入事例も豊富なので、自社に似た企業規模や業界の事例を参考に、より便利な使い方を導入できます。チャットワークは 社内外でのやり取りが多く、頻繁にタスクが発生する方におすすめ
前述のように、チャットワークの特徴はタスク管理機能があることです。 プロジェクトマネージャーや営業担当者など、社内外で多数の相手とやり取りをする機会が多く、頻繁にタスクが発生する方におすすめです。Slackとは?
Slack 続いてSlackについてご紹介します。Slackは、2014年に正式リリースされた、米国発のチャットツールです。もともとは、前身の企業がオンラインゲームを開発するにあたり、社内コミュニケーションツールとして作られたのが始まりです。そのため、エンジニアを中心に広がっていった経緯があります。Slackでできること
Slackで主にできることとしては、以下の機能があげられます。チャンネル(グループチャット)の作成
チーム別・プロジェクト別・顧客別など、組織に適したスタイルでチャンネルを作成できます。検索可能な履歴
チャンネルに投稿されたあらゆる内容に加え、メッセージすべての内容が検索可能です。チャンネル退出後にも、内容を検索でき、チャンネルでの会話が組織共通の知識として蓄積されます。音声通話/ビデオ通話
参加メンバーと直接音声またはビデオ通話ができます。作業内容を見せる必要がある場合には、画面共有も可能です。外部連携ツールによる機能拡張
Slack には連携できるアプリが1,000点以上揃っており、別アプリにある情報をSlackで手軽に展開できます。Snippet機能を利用してのコード共有
HTMLや各種プログラミング言語のソースコードを見やすい形で送信できます。Slackの強み
連携ツールが豊富
Slackは、仕事の効率化やドキュメントの管理など、多くのサービスと連携できます。例えば、「Google Drive」や「Google Calendar」のように、多くの組織で使われているメジャーなサービスとの連携も可能です。 (例)Google Calendarと連携すると、以下の画像のようなリマインダーが届きます。画像プレビュー機能がある
Slackでは、画像を共有した際にプレビューが表示されます。さらに、チャットワークにはない機能として、URLのプレビューも表示されることが挙げられます。ダウンロードしなくてもイメージがつかめます。Snippet機能がありエンジニアが使いやすい
Slackには、Snippet(スニペット)機能があります。HTMLや各種プログラミング言語のソースコードを簡単に投稿・共有できます。スニペットのテキストは、コピーしてそのまま開発環境に貼り付けできるので、エンジニア間の会話で重宝されます。一目でアクティブかどうかわかる
Slackにはこのような形で、「アクティブ」や「離席中」といったユーザーのステータスが表示されます。これらのステータスに基づいて、コミュニケーションのタイミングや内容を効率的に選択できます。Slackはこんな人におすすめ
業務で使っているツールが多い方
Slackは「Dropbox」や「Trello」など多くのツールと連携することで、複数のサービス画面・情報をSlack上で一元的に受け取れます。Slackと連携できるサービスを多く活用しているチームなら、業務効率化に役立ちます。エンジニアが多いチームで使いたい方
元々開発の現場から始まったSlackには、GitHubとの連携や、Snippet機能などの特徴があります。多くのエンジニアを抱えるチーム、開発の現場にフィットするチャットツールであることは間違いありません。チャットワークとSlackを併用した方がよい場合
普段はSlack・チャットワークのどちらか一方を使っている方でも、この2つを併用することでよりスムーズに業務を進められる場合もあります。併用するのが便利なケースを2つご紹介します。ケース1:GitHub連携機能を使うため、開発チームでSlackを使用。他部署との連絡にはチャットワークを使用
開発現場ではGitHubが多く利用されています。普段の業務では、Slackを用いることで、スムーズにGithubの内容を連携できます。しかし、全社的にはチャットワークが導入されているため、他部署との連携時に、チャットワークを併用するケースが考えられます。 その場合、チャットワークの受信通知がSlackに自動で連携するとスムーズに併用できます。設定の簡単な流れは以下のとおりです。1. Slackでチャットワーク連携用のチャンネルを作成
まずは、Slackでチャットワークからの受信通知を受けたいチャンネルを作成します。2.チャットワークの更新通知をSlackで受け取れる設定にする
上記のチャンネルに、チャットワークの更新通知が飛ぶように設定します。具体的な設定手順については、以下の記事が参考になります。 参考:チャットワーク→Slack連携: チャットワークの新着通知をSlackに投稿する - atskimura-memoケース2:自社ではチャットワークを使用。クライアントとのやり取りにSlackを使用
クライアントがSlackを利用しており、Slackから連絡してほしいと依頼される場合があります。しかし、全社的にチャットワークを活用している場合、2つのツールを併用するケースが考えられます。 その場合、Slackの受信通知がチャットワークに自動で連携するとスムーズに併用できます。設定の簡単な流れは以下のとおりです。1. Slackに連絡用のワークスペースを作る
Slackでクライアントと連絡するためのワークスペースを用意します。2. Slackのグループチャットに届いたメッセージをチャットワークに転送する
上記のSlackワークスペースにおける受信通知を、リアルタイムでチャットワークに転送でるよう設定します。具体的な設定手順については、以下の記事が参考になります。 参考:API Gatewayを使ってSlackの書き込みをチャットワークに連携する | Developpers.IO チャットワークの機能・活用方法・使い方のヒントが満載の資料をダウンロードまとめ
代表的なチャットツールであるチャットワークとSlackについてご紹介してきました。 基本的な機能は同じとは言えるものの、チャットワークはタスク管理機能も備えており、また国内で大きな実績を持っているという点が特徴です。 一方で、Slackは特にIT・エンジニア向けで、多数のツールとの連携が可能です。 また、これら2つのツールは連携も可能であるということもご紹介しました。それぞれの環境に合ったチャットツールを選び、時には連携もさせながら、業務の中で活用していきましょう。チャットワークの機能・使い方をマスターして生産性アップ!(PR)
チャットワークやSlackを活用して生産性を上げるためには、それぞれのツールの機能や使い方をしっかりと理解しておくことが重要です。 特に、チャットワークは直感的に操作できるため、マニュアルなどを見ずに「なんとなく」使いはじめられることが特徴です。 そのため、利用歴3年のベテランユーザーでも、マニュアルに書いてある機能を知らないまま使っていた、なんてこともあります。 チャットワークの機能や基本的な使い方を知りたい方は、こちらの資料を参考にしてみてください。 チャットワークの機能・活用方法・使い方のヒントが満載の資料をダウンロード※本記事はChatWork株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。