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まず、ホームページのコンテンツとは一体何なのかについてご説明していきましょう。
コンテンツは文字、写真、動画などで構成された「内容」を指します。この中でもホームページの場合、コンテンツと言えば「文章」を指す場合がほとんどです。
なぜなら、ホームページのコンテンツの良し悪しを決めるのは、「文章」によるところが大きい多いからです。
では、良いコンテンツとは具体的にどういったコンテンツのことを言うのでしょうか。
ポイント3つあります。
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次にホームページのコンテンツがなぜ重要なのかについて、説明していきましょう。それは、大きくわけて以下の2つの理由があります。
【1.】集客(アクセスアップ)効果
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1.SEOで上位表示できる
2.SNSで拡散してもらえる
【2.】顧客育成(リードナーチャリング)効果
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1.見込み客の育成ができる
2.顧客のファン化ができる
それぞれの理由について、次から少し詳しく説明していきます。
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コンテンツの重要性がうたわれる中、人気となっている集客手段にコンテンツマーケティングがあります。
コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成し、定期的・継続的に発信することで、見込み客のニーズを育成して、商品・サービスを購入させるマーケティング手法です。
顧客に転換させるだけでなく、購入後は顧客をファン化させることを目指します。
コンテンツマーケティングは、すでに悩みが顕在化して能動的に情報収集をしている層を集めるSEOとは異なった層にアプローチできるのが特徴です。
SEOでは、ユーザーの方から積極的に情報を探してくれないと、出会えません。しかしコンテンツマーケティングでは、SNSなどを利用すれば、積極的には情報を探していない層とも接触できます。
潜在ニーズを持った見込み客を集めてニーズを育成すること、顧客をファン化することがコンテンツマーケティングの醍醐味と言えるでしょう。
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コンテンツマーケティングの大きなメリットは、自社や商品・サービスを認知していない層にもリーチできることです。
SEOでは、キーワードで検索してもらわないといけないので、ニーズを自覚していない層の集客ができません。
しかし良質なコンテンツなら、SNSで拡散される可能性があります。拡散されれば、キーワード検索をするほどにはニーズが顕在化していない層の目に止まることが可能です。
自社名や自社サービス名を知らない層にもリーチでき、認知度を高めることができます。
2.顧客から自然と集まってくれるインバウンドの仕組みを作れる
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広告などをかけなくても、自然と顧客から集まってくれるインバウンドの仕組みを作れるのも、コンテンツマーケティングのメリットです。
良質なコンテンツを作れば、そのコンテンツは検索エンジンの上位に表示されます。上位に表示されれば、自然とコンテンツへの流入が増えます。
また前項でご説明した通り、SNSでの拡散によっての集客を狙うことも可能です。
3.購入する気持ちを高める、リードナーチャリング(顧客育成)ができる
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コンテンツの内容に興味を持ってホームページに訪れただけの層は、まだまだ商品やサービスへの興味関心は薄い層です。
しかし、コンテンツマーケティングでは、そうしたニーズが薄い見込み客を育成できます。
まずはユーザーの役立つ情報、気になる情報のコンテンツを用意して、潜在ユーザーと接点を持つことが大切です。
その上で、ユーザー自身もまだ意識していない「ニーズに気づかせるコンテンツ」を用意しておきましょう。さらに気づかせた後、「ニーズを育てるコンテンツ」も用意しておくとなお良いです。
このように、ニーズの段階に合わせたコンテンツを読ませることで、「ここの商品・サービスを買いたい」という気持ちを高め、「そのうち客」を「今すぐ客」に育てていくことができます。
4.漠然としたニーズを明確化・具体化する
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コンテンツマーケティングでは、潜在的な漠然としたニーズをくみ上げ、明確に具体化できます。
たとえば、とくに悩みを抱えていたわけでもなく、SNSを閲覧していたユーザーに「ここの料理、美味しかった!」というコンテンツを公開します。それを見たユーザーは、「何か美味しいもの食べたいな」と潜在的なニーズを喚起されます。
そこへ「頑張った自分にご褒美! たまには贅沢にホテルブッフェ13選」「二千円以下で絶品ステーキが楽しる! 都内の肉料理店10選」「日々の疲れを癒す! 落ち着いた個室で高級懐石料理」などのコンテンツを見せると、何の目的で何を食べたいかまで、ニーズを具体的に掘り下げていくことができます。
このように思考段階に合わせ、適切なコンテンツをぶつけられると、ユーザーの漠然としたニーズを明確化・具体化できます。
5.コンテンツは一度作れば半永久的に集客効果が持続し、自社の資産になる
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コンテンツは作ってすぐから、目覚ましい効果を発揮するわけではありません。しかしその分、一度集客に役立つコンテンツとなれば、その集客力は長期的に持続します。
良質なコンテンツは存在している限り、会社の集客に貢献し、利益を発生させます。一度作ったコンテンツは、情報が完全に古くなってしまわない限り会社の財産となり、5年でも10年でも会社の売上に貢献できるのです。
情報が古くなったコンテンツも、新しい情報に差し替えるなど、ちょっとしたブラッシュアップをすれば、半永久的に会社の資産として運用が可能です。
また、コンテンツの数が増えれば増えるほど、集客効果もどんどんアップします。例えば、1つで1ヶ月100セッションを集める力のある良質なコンテンツを10個作成すれば1000セッションを集められます。20個作れば2000セッションです。
良質なコンテンツを積み重ねれば、ホームページの集客力は指数関数的にアップさせることもできます。
ホームページの成果を上げる、良質なコンテンツの作り方
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それではいよいよ、具体的に良質なコンテンツの作り方の説明へ入っていきましょう。
コンテンツはただ闇雲に作成しても、役に立たないものが量産されるばかりです。自社商品・サービスにつながらないコンテンツをどれだけ作成して人を集めても、それでは意味がありません。作成するコストが垂れ流しになるだけになってしまいます。
ホームページに人を集めて成果を上げるなら、きちんと戦略的にコンテンツ内容を設計して作成することが大切です。
では、良質なコンテンツを設計するには、どうしたら良いのでしょうか?
1.カスタマージャーニーマップを作る
まずコンテンツ内容の設計に活用したいのが、「カスタマージャーニーマップ」です。
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カスタマージャーニーマップを使って、ユーザーの心理・行動の変化に合わせた「ユーザーの悩みを解決するコンテンツ」を用意します。
そのためには、ユーザー像を具体的に思い描くこと、つまりペルソナを設定することが必要です。
ペルソナとは、自社にとって理想的なお客様を想定して、それを具体的な一人の人物として設定したものです。年齢、性別、職業、年収、家族構成などの基本的な情報から、趣味、休日の過ごし方、抱えている悩みなど、出来る限り細かく設定します。
ペルソナを具体的に決めると、心理や行動の変化を想像しやすくなるので、カスタマージャーニーマップも作成しやすくなります。
3.カスタマージャーニーマップの具体例
それでは実際に、カスタマージャーニーマップの具体例をご紹介しましょう。
以下の表のように、各心理・行動の変化に合わせて、どんなコンテンツを用意すれば良いかを考えていきます。
▼カスタマージャーニーマップ
<ペルソナ>ホームページ作成を検討している、開業したてのサロンオーナー
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いかがだったでしょうか?
カスタマージャーニーマップのおおよそのイメージはつかんでいただけたでしょうか。
カスタマージャーニーマップの作り方については、以下の記事で詳しく説明しておりますので、ぜひご参考ください。
参考:カスタマージャーニーとは?事例でわかるマップの作り方と本当の意味・分析のコツ
2.ネタ切れを防ぐ! コンテンツ案の出し方
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ホームページのコンテンツを増やしていくと、誰でもぶつかるのが「ネタ切れ」の壁です。
そういうとき、コンテンツのタイプを知っていれば、ある程度ネタ切れを防げます。
コンテンツのタイプの分け方は様々ありますが、ここでは大まかに以下の9つのタイプに分けます。
1.ハウツー・知識タイプ
2.単発・ニュースタイプ
3.連載タイプ
4.追記タイプ
5.季節タイプ
6.辞書タイプ
7.インタビュータイプ
8.事例タイプ
9.データタイプ
どのタイプが自社のコンテンツに不足しているかを考えれば、不足しているタイプを補うコンテンツを考えられます。
また、どのタイプで作成すればそのテーマがより面白く、ユーザーのニーズを満たせるコンテンツになるかを考えるのにも役立ちます。
それでは、それぞれのタイプの特長を簡単に見ていきましょう。
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四季やお正月、バレンタイン、卒業式、ひな祭りなどの節句など、季節行事に絡めた内容のコンテンツです。
季節や行事に絡められるため、ネタは思いつきやすいコンテンツと言えるでしょう。
一年で一回りするため、ちょっとした改修で使い回すこともできます。
ただ、時事ネタを使った「単発・ニュースタイプ」と同様、その季節を過ぎると力を失うので、コンテンツの寿命はあまり長くありません。
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インタビュー形式で、質問と回答を繰り返して作るコンテンツです。
専門家や各分野の第一線で活躍する人物にインタビューをして、それをコンテンツに起こします。お客様の声や導入事例のコンテンツにも適したタイプです。
会話形式のため、ボリュームを出しやすいだけでなく、ユーザーも理解しやすいコンテンツを作成できます。
たとえば、ユーザーの疑問に対して専門家が回答するような形式をとり、難しい内容を読みやすく表現するのに、このタイプを利用しても良いでしょう。
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アンケート結果や独自調査の数値・データの結果などをまとめて公開するコンテンツです。
アンケートや調査結果のコンテンツは、ユーザーの興味を引きやすく、人気コンテンツになる可能性も高いです。
ただ、アンケートを実施したり、独自調査をしたりするなど、コンテンツの作成に手間と費用がかかります。
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良いコンテンツは、キーワードで上位に表示されるので、自然検索からの流入数が多くなります。
検索流入が多いかどうか、実際にアナリティクスを使って調べてみると良いでしょう。
「行動」>「行動フロー」>「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」から調べることができます。
セカンダリディメンションの「参照元/メディア」を使えば、詳しい流入経路を知ることも可能です。
自然検索の流入数が多いコンテンツをサーチコンソールでも調べれば、検索クエリ(キーワード)やクリック率、表示回数、CTR、検索順位など、さらに細かい情報を知ることができます。
検索数が多い人気のコンテンツは、ユーザーからの関心度も高いと考えられるので、そのコンテンツの関連コンテンツを作成すると相乗効果が期待できます。
2.被リンクがある
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SEOにおいて、被リンクの重要度は昔に比べて低くなりましたが、良質なコンテンツの指標であることは変わりません。
被リンクがあるということは、おすすめコンテンツとして誰かが紹介してくれているということだからです。
被リンクのチェックは、無料で使える被リンクチェックツールなどもあるので、そういったものを利用すると簡単にできます。
3.リピーターが多い
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良質なコンテンツは、基本的に検索の自然流入が多いので、新規とリピーターでは「新規」の訪問率が非常に高くなります。
そうした中でも、良いコンテンツはリピートされる回数が比較的多いものです。リピートされるということは、ユーザーにお気に入り登録されている可能性も高いからです。
リピートされているかどうか、リピートの回数や間隔は、アナリティクスの「ユーザー」>「行動」>「リピートの回数や間隔」で調べられます。
1回読んだら終わりではなく、何度も足を運んでもらえるようなコンテンツを作成していきましょう。
4.直帰率が低い
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自然検索の流入が多いコンテンツは直帰率が高くなりがちですが、やはりより直帰率を低くできた方が良いコンテンツと言えます。
直帰率が高いコンテンツは、そのコンテンツだけでユーザーのニーズを満たしたと考えられるので、その面では良いコンテンツです。
しかし、自社商品・サービスとつなげるためには、1つのコンテンツだけで帰られては、ほぼ効果はないと考えた方が良いでしょう。
1つのコンテンツを読んだだけで、その会社のことを覚えたり、興味・関心を持ったりすることはほとんどないと考えられるからです。
できるだけ複数のコンテンツを読んでもらえるよう、他コンテンツへの誘導をつけたり、そのコンテンツに関連するコンテンツを作成したりして、来たユーザーをできるだけ長くホームページにとどめる施策を打っていきましょう。
5.回遊率が高い
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回遊率が高く、他コンテンツとの行き来があるコンテンツは良質なコンテンツと言えます。回遊率とは、一人のユーザーがホームページ内のページをどれだけ閲覧したかを表す指標です。
回遊率が高ければ、1ページだけ見て帰ることも少なくなるので、自然と直帰率も下がります。
・回遊率が高いとなぜ良いのかImage may be NSFW. Clik here to view.
ユーザーが多くのコンテンツを見てくれているということは、ホームページに掲載されている内容にユーザーが興味を持ってくれている証拠です。
たとえば実店舗でのことを想像いただければ、分かりやすいかと思います。目当ての商品のみを買って帰ってしまうお客さんと、目当ての商品を手に取った後、店内を見て回るお客さんと、どちらの方がお店にとって良いお客さんでしょうか?
商品を多く見て回り、店内の滞在時間が長いお客さんの方が、多くの商品を買ってくれる可能性もリピーターとなってくれる見込みも高いのは、容易に想像ができます。
ホームページもそれと同じです。多くのコンテンツを見てもらった方が多くの情報を提供できます。ホームページ内をよく見てもらえば、自社の商品・サービスへの理解を深めてもらうことができ、リピーターになってもらえる可能性も高まるのです。
また、資料請求や会員登録、購入などのコンバージョンが発生するページへも誘導しやすくなり、コンバージョンを発生させる可能性も高まるでしょう。
このように様々なメリットがあるので、コンテンツ同士の誘導設計をしっかりとして、回遊率を高めることはとても重要です。
・回遊されているかどうかの調べ方
回遊率は、「PV数/訪問数」で計算できます。
例えばAさんが3ページ見て、Bさんが1ページ見て、Cさんが7ページ見て、Dさんが4ページ見た場合、回遊率は「(3+1+7+4)/4」で、3.75になります。
どのコンテンツから入ってきて、どのコンテンツへ移動していったかは、アナリティクスで調べられます。
「行動」>「行動フロー」>「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」で、調べたいページのURLをクリックします。
その後、「ナビゲーションサマリー」をクリックすると、前後ページの遷移が確認できます。
もし前後のページ遷移が少ないようであれば、誘導を見直して、コンテンツ同士が行き来しやすいように改善しましょう。
6.ゴール到達率が高い
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コンテンツマーケティングは、最終的に自社の商品・サービスを認知してもらったり、購入してもらったりするためにするものなので、当然ゴールへの到達率が高いコンテンツは良質なコンテンツということになります。
この場合のゴールというのは、企業によって設定するものが異なります。
実際の購入をゴールとしても良いですし、その前段階の資料請求や会員登録、メルマガ登録、ガイドブックダウンロードなどをゴールに設定しても良いでしょう。
もしかしたらアクセス数が少ないのに、ゴール到達率が高いコンテンツがあるかも知れません。
そういったコンテンツは、もっとアクセスが増えるように、他コンテンツからの誘導を増やしたり、ホームページ内で目立つようにバナーで誘導したりなど、誘導を見直してみることをおすすめします。
良質なコンテンツを見分けるポイントは以上です。
自社が持っているコンテンツの中で、良質なコンテンツはあったでしょうか。
現在良いコンテンツではないコンテンツも、改善していけば上記ポイントを満たせる良いコンテンツになります。
上記ポイントをクリアーすることを目指して、コンテンツを作成・改善してみてください。
まとめ
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いかがだったでしょうか。
コンテンツとは何かの基本的な話から始まり、コンテンツマーケティング、カスタマージャーニーマップを活用したコンテンツの作り方、コンテンツ案の出し方、良質なコンテンツの見分け方をご紹介してきました。
コンテンツは、ただ垂れ流しているだけでは、コストを無駄にしているだけになってしまいます。一方、きちんと戦略的に設計し作成すれば、永続的な会社の資産になる大切なものです。
ぜひ本記事を参考にして、ホームページとユーザーにとって有益な、良質なコンテンツを作成していただければと思います。
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※本記事はWEBマーケティング総合研究所提供によるスポンサード・コンテンツです。