社会人にとって必須スキルのメールマナー。とても大事だけれど、誰かが教えてくれるものでもなく、困っている方も多いでしょう。
本記事ではメールマナーとはなにか、基本の書き方を解説しつつ、シーン別に参考になるサイトを紹介します。また、記事後半ではマナーの本質について解説し、これから台頭する可能性のある「ビジネスチャット」にも触れています。
ぜひ最後までご覧いただき、マナーの本質をとらえ、いつまでもマナーを心がける素敵な社会人として活躍してください。
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[toc] ※本記事はChatwork株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。
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メールマナーとは
メールマナーとは「いかにわかりやすく相手に要件を伝えるか」です。そのための大事な要素が「正しい敬語」、「わかりやすく簡潔な文章」、「正確な情報」の3つです。以下、詳細を解説します。1.常に丁寧に、正しい敬語を使う
敬語はあらゆるビジネスシーンで必要な最低限のマナーです。しかし、相手が上司や取引先、さらには状況によって最適な言い方が変わります。一朝一夕で身につくものではありませんので、日々意識することが大切です。 下記記事では敬語の基本的な使い方・考え方が掲載されているので、敬語に自信がない人は一度、読んでおくことをおすすめします。 参考:会社での正しい言葉遣い・敬語|新入社員お悩み相談所2.わかりやすく簡潔に。コツは5W1H
ビジネスでは常に「お金」が発生しています。ほんの1分でもメールを読んでもらうということは、その人が他に投資できた分の時間や労力を頂戴する、ということなのです。 そのためにも、簡潔な文章を心がけ、相手に伝わりやすいメールを送りましょう。考え方として5W1Hがおすすめです。5W1H
Who:誰が(主体) When:いつ(時期) Where:どこで(場所) What:何を(内容) Why:なぜ(目的) How :どうやって(手段) メールを送信する前には内容をチェックし、5W1Hで抜け漏れている要素がないか確認しましょう。3.情報は正確にあつかう
数字のケタは正しいか、宛名や件名は正しいか、本文に誤字脱字はないかなど、情報は正確にあつかいましょう。 相手の名前や件名が違えば失礼にあたりますし、もし取引の数字を間違えば、多大な損失を被ることもありえます。十分、注意が必要です。ビジネスメールの基本の書き方
ビジネスメールにはある程度、決まった「型」があります。型を理解できれば、あとはシーン別に内容を変えればよいだけです。ここでは型と書き方について解説します。ビジネスメールの型を理解する
ビジネスメールとは以下のように、「件名」、「宛名」、「本文」、「署名」の4つの要素で構成されます。例とともに見ていきましょう。
文例)
【確認】次回ミーティング_4/30(水)につきまして :件名
◯◯◯株式会社 :宛名
田中 太郎 様
お世話になっております。ソウルドアウト株式会社の佐藤です。 :本文
定例ミーティングについてご連絡でございます。←WHAT
今回は先月の広告配信結果についての打ち合わせでございます。←WHY
下記要件にてミーティングを実施いたしますので、ご認識の程お願い致します。
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必要な資料:キーワードレポート ←HOW
時間:4月30日(水) 17:00~18:00 ←WHEN
場所:〇〇東京本社 ←WHERE
参加者:○○、○○ ←WHO
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何卒よろしくお願い致します。
佐藤
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー :署名
ソウルドアウト株式会社
営業部 佐藤一郎
ADDRESS :〒56-8502 東京都千代田区
TEL :0776-50-3013
FAX :0776-67-7509
E-mail :satou@xxxx.co.jp
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件名の書き方
件名はできるだけ短くしましょう。長くても20文字以内に抑え、どんな要件のメールなのか、一目で相手がわかるように書きます。 コツとして先に本文を書きあげ、その後、本文の要点を件名にまとめるのが良いです。【確認】【緊急】【情報共有】【リマインド】などのワードを入れる
件名の冒頭に【確認】、【緊急】などのワードを入れることで、多忙な中でも、積極的に相手にメールを見てもらいやすくなります。宛先の書き方
本文の最初には必ず宛先から始まります。宛先は、受信メールのTo欄にも書いているので本文中にはいらないと思いがちですが、ビジネスメールの場合、個人で使用しているアドレスとは限りません。確実に相手に伝わるように、本文中にも宛先を書きましょう。社外の人へ宛先を書く場合
例) 〇〇株式会社 〇〇様 相手の所属組織名と個人名を書きます。社内の人へ宛先を書く場合
例) 〇〇さん みなさま(社内で複数に対してメールする場合)本文の書き方-書き出しと結び-
何より、わかりやすく書くことが肝心です。簡潔かつ丁寧に伝えるためには、6W3Hを意識しながら簡潔にまとめましょう。書き出し例
ー面識がある相手の場合ー- いつもお世話になっております。
- 先日はお世話様でした。
- 突然のメール失礼いたします。
- お世話になります。
結びの例
ー面識がある相手の場合ー- 何卒よろしくお願い致します。
- 用件のみにて失礼いたします。