「明日までに資料作らなければいけないのにリソースが足りない」「かっこいい資料が作りたいのにスキルが足りない」などの課題を解決するのに、「代行会社」があります。
しかし代行会社は数多く、どの会社に頼めばいいか絞り切れないという方も多いのではないでしょうか。
代行を依頼する際は、絶対にゆずれないポイントを軸に、マッチする代行サービスを選びましょう。
この記事ではパワーポイント資料作成の代行サービスの選び方を解説したうえで、おすすめの代行サービスをご紹介していきます。
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パワーポイント資料作成の代行先の選び方
パワーポイントの作成代行サービスを選ぶ際には、パワポを作成するうえでの重視したいポイントに分けて選ぶのが良いでしょう。
パワポの作成代行を依頼する目的は大きく分けて以下の3つです。
- 納期重視:すぐ作って、すぐに納品してほしい
- 費用重視:とにかく安く作ってほしい
- デザイン重視:プロの力で最高のパワポ資料を作ってほしい
すぐに仕上げてほしいなら「納期」だけではなく、発注までの手軽さもチェック
明日までに資料を作らないといけないなど、緊急度が高い場合はとにかく「納品スピード」を重視しましょう。
納品までに必要な期間さえわかれば、あとは発注するだけです。さらに安全にことを進めたいのであれば「発注までの手間」もチェックすることをおすすめします。
すぐにでも発注したいのであれば、例えばメールや電話一本で発注できる制作会社を選びましょう。問い合わせから見積もりまでに時間がかかってしまうと不安が押し寄せてきます。
パッと出せて、すぐに納品してくれる制作会社を探しましょう。
費用の安さはオプション費用も含めて考慮すること
とにかく安く済ませたいというのであれば、1ページ当たり1,500円ほどで依頼が可能です。費用面を重視するなら、1,000円台から依頼できるところを選ぶのが無難です。
注意点としては作業内容をしっかりと確認することです。通常プランに入っていると思っていた工程がオプションになっている場合もあります。
どこまでが通常業務なのか、オプション費用込みで依頼する場合のトータルの金額はいくらなのかという目線で考えましょう。
品質重視ならオプションの充実度を必ずチェック
自分では作れない、最高のパワーポイント資料の作成を依頼するのであれば、どんなオプションがあるのかをチェックしましょう。
アニメーションや動画制作、ナレーションなど、オプションがたくさんあるほど、表現の幅も広がります。当然事例・実績なども確認すべき項目ではありますが、オプションの充実も一つの目安です。
パワーポイント作成代行に利用したいおすすめの制作会社
実際にパワーポイント作成を代行してくれるおすすめの制作会社を6社厳選してご紹介します。
今回は「パワーポイント 作成 代行」で検索して、上位10記事の比較記事の中から登場回数が多い「制作会社」に絞ってご紹介しています。
パワポデザイナー
メールや電話だけ発注できる手軽さが売りのパワポデザイナーは、営業資料・企画書や事業計画書など、さまざまなパワポ資料作成が可能なサービスです。
プランはライト・スタンダード・プレミアムの3つがあります。修正等はどのプランでも2回まで行ってくれます。
オプションでパワポを使った映像制作や印刷物の制作も対応可能です。
料金体制
- ライトプラン:45,000円~(~10ページ)
- スタンダードプラン:67,500円~(~10ページ)
- プレミアムプラン:90,000円~(~10ページ)
オプション
アイノーツプロダクション
アイノーツプロダクションは法人向けの資料作成代行サービスです。クオリティ面で高い評価を受けている会社で、特に動画やアニメーションなど、動きのあるパワポ資料の作成に強みを持っています。
費用は相場と比較すると高めで、制作期間も3週間かけてじっくりと作っていきます。その分資料のクオリティには期待を持って良いでしょう。
料金体制
- 基本料金:50,000円~
- 制作料金:5,000円~/1ページ
- オプション:1万円~
- アニメーションプレゼンスライド制作:250,000円~
- PowerPointアニメーションムービー制作:500,000円~
- 配布用資料作成:150,000円~
オプション
- ナレーション録音
- 動画・イラスト素材
- 画像・音素材
- 撮影
株式会社オッズファクトリー
webサイトやパワーポイント制作を主とするオッズファクトリーは、パワーポイント制作20年以上の豊富な実績と、業界内で最高水準と評されるクオリティが強みの制作会社です。
グラフィックデザイナーやウェブデザイナーが在籍していて、自社内制作を行っているのでクオリティの高い資料を依頼できます。
オプションもイラスト作成、ナレーション、ナレーション原稿作成、BGM挿入、絵コンテなど種類が豊富です。
料金体制
- パワーポイントで動画制作(展示会⋅会社紹介等):450,000円~
- パワーポイントで資料制作(販促⋅営業資料⋅セミナー等):300,000円~
- パワーポイントでプレゼン資料制作(ipad⋅タブレット等):300,000円~
- 官公庁などのプレゼン資料:要相談(お打合せ後)
オプション
- イラスト作成
- ナレーション
- ナレーション原稿作成
- BGM挿入
- 絵コンテ
カラくるデザイン
資料・書類制作やイラスト制作などをメインに行うカラくるデザインは業界最安値である1,500円から発注可能です。安さ重視の方にピッタリな制作会社です。
基本料金は不要で、作業単価がベースとなっています。24時間発注が可能かつ土日対応可能なので、緊急時にもおすすめです。
料金体制
1,500~3,000円/1ページ
オプション
- グラフ、図の作成・挿入
- ロゴ・マーク・キャラクター
- 画像編集
- 英訳・和訳
クイックボードデザイン
クイックボードデザインはパワーポイントの作成で1,200以上の実績がある作成代行サービスです。
クイックボードデザインの魅力は、その価格帯の安さです。1ページあたり1,500円から発注できるので、気軽に発注できます。
また、既存の資料に図チャートやイラスト・写真を組み込んだり、手書きPDFをパワーポイントに直したりといった、整形やブラッシュアップも依頼することができます。
さらにお急ぎ便(特急パワーポイント)であれば、ページ数や内容にもよりますが、数時間程度で納品が可能です。
料金体制
1,500~3,000円/1ページ
(お急ぎ便の場合、30~50%増)
オプション
- パワーポイント変換
- 入力代行
- 資料翻訳
- ロゴ・パンフレット・動画サムネイル作成
- 動画プレゼンテーション
ビヨンドテック
パワーポイント作成実績17年のビヨンドテックは、発注までの手間がかからない点と、納期の早さに強みがあります。
即日対応・翌日納品が可能ですし、基本的に電話・メールにて発注することができるので手間もかかりません。
すぐに発注してすぐに納品してほしいという方におすすめです。
料金体制
- aプラン:1ページあたり2500円~(文章・画像修正無し)
- bプラン:1ページあたり5000円~(文章・画像修正有り)
- cプラン:1ページあたり8000円~(構成から対応、文章・画像修正有り)
オプション
- アニメーション設定
- 画像・写真素材使用
- 動画編集
- 音楽挿入
- 表紙・テンプレート作成
- シナリオ分岐
- ナレーション
パワーポイントの代行依頼を成功させるポイント
資料作成を代行する際に、自社での行動が成功の鍵を握ります。すべて代行会社に丸投げするのではなく、自社でも最低限の準備を行いましょう。
ここでは発注の流れに合わせて、成功のポイントを解説していきます。
依頼前に社内で目的と方向性を固めておく
資料作成を依頼する前に、目的の設定を社内で擦り合わせておく必要があります。
冒頭でも述べたように、資料を作成する目的は「プレゼンや提案などを通して、相手に伝えたい内容をわかりやすく伝え、こちらが求める行動をとらせること」です。
目的を明確にし、希望をしっかり伝えることで、必要な情報を反映した資料を作ってもらえるでしょう。その結果、代行サービスとの認識の違いを防ぐだけでなく、プレゼンを成功の確率をあげることができます。
可能な限り制作会社とコミュニケーションをとる
代行サービスの性質にもよりますが、できるかぎり密なコミュニケーションをとって、作成イメージを共有するようにしましょう。
提供する情報が少なければ、イメージと異なる資料ができあがり、修正の回数が増えてしまいます。制作会社によっては修正の対応が難しい場合もあるので、事前に要件を整理しておくことが大切です。
開示して良いデータかどうかを社内で確認しておく
代行会社に依頼する前にある程度の資料を整えておきましょう。代行業者からパワーポイント作成に必要なデータを請求されることがあるかもしれません。
注意しないといけないのは、会社の資料には機密文書や社外秘などがあるので情報漏洩につながらないように、外部に開示してよい情報かどうかは社内で必ず検討して許可をもらってから提出しましょう。
参考:
【資料作りを外注!】完成度の高いパワーポイント資料は外注しよう!
まとめ
パワーポイントの作成代行サービスは「納期」「予算」「質」の中で、どこに重きを置くかで選びましょう。
すぐに納品してほしい場合は「制作期間」だけではなく、「発注までにかかるフロー」もしっかり確認しましょう。安く仕上げたいなら通常料金で対応してくれる業務の範囲やオプション費用も込みで検討することが大切です。品質を重視するなら口コミだけではなく、オプションの充実度も選定基準にすべきです。
代行先は、「作成代行に求めること」に優先順位を付けたうえで選びましょう。