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DXの着想からサービス構築まで伴走してくれるコンサル会社おすすめ4選

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デジタルトランスフォーメーション
社内に開発部署等を持たない企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するには、コンサルティングを依頼するのが一般的です。 しかし、DXのコンサルを依頼しようにも、どんなことを頼めるのか、どんな会社があるのかすらイマイチ分かっていない……という方も多いのではないでしょうか。 DXのコンサルは、「着想をテクノロジーと結びつける存在」です。こんなサービスを開発したい、こんなアプリケーションを使って業務を効率化したいというアイデアをブラッシュアップし、開発まで対応してくれます。 DXを始めたいと考えているけれど要件が固まっていない、社内に開発リソースがないという企業はまず相談することをおすすめします。 ただし、従業員数100名以下の企業は費用対効果が得づらい傾向にあります。SaaSなどで代替できるものがないかを探すのが良いでしょう。 コンサル会社を選ぶ際は、開発の内容と企業の得意領域がマッチしているかを中心に、事例などから情報を集めましょう。 今回はDXのコンサル業務を請け負う企業にヒアリングした内容をもとに、DXのコンサル会社の業務内容から依頼先の選び方まで解説していきます。 この記事を読めば、実際にどのコンサル会社を選ぶべきかイメージできるようになるので、DXを推進したいけど有効な手を打てていないと焦燥感を抱く担当者の方は必見です! [toc]

DXコンサルとは、着想とテクノロジーを結びつけてくれるプロフェッショナル

DXのコンサル会社を一言でいうと「思いついたアイデアをテクノロジーと結びつけてくれる企業」を指します。 DXのコンサルは、ただ相談に乗ったり、企画提案をしてくれるだけではありません。実際のプロダクト開発・サービス開発など、上流から下流まで伴走してくれるのが、現在のコンサル会社の主流です。 アイデアの実現可否の判断から、具体的な開発まで一気通貫で対応してくれます。

DXコンサル会社の主な業務内容

DXのコンサル会社は主に以下のような業務を行います。 1.リサーチを通して、クライアントビジネスを理解する 2.仮説を立て、戦略立案 3.調査・検証 4.UX/UIデザイン設計 5.開発チーム構築 6.リリース後の支援、グロースハック DXのコンサル会社の主流は「着想から開発まで対応する伴走者」という立ち位置です。そのため、クライアントのビジネスを理解するところから業務が始まります。 そのうえで過去のコンサル経験を活かし、戦略を立案し、リサーチや検証を通して開発へと進みます。 また実際に開発が終わった後の支援まで行うのが一般的です。

費用相場は数千万~数百億規模

DXのコンサルを依頼する場合、大体数千万~数百億円規模の費用がかかります。 例えばアジャイルで開発を進める場合、追加したい要件に合わせて都度見積もりという形になりますが、ミニマムで数千万円前後かかるのが現実です。 そのため、コンサルを依頼する企業は、数百人以上の従業員を抱える企業が対象となります。

開発リソースがない・ビジョンが固まっていない企業はコンサルを依頼すべき

以下のような特徴がある企業は、コンサルへの依頼を検討しましょう。
  • DXを推進したいけど、ビジョンから固まっていない
  • 数百人以上の従業員がいて、社内リソースだけでは開発が賄えない
  • そもそも自社に開発チームがいない
  • デジタルプロダクトの開発・運用経験がない
DXの推進はシステムの開発リソース・経験がない企業では難しいのが現状です。上記に当てはまる企業は、まずコンサルに相談することから始めましょう。

従業員数100名以下の企業は費用対効果が得づらい

企業規模が100名以下の場合、コンサルを依頼する前にほかの手法がないかを検討するのが賢明です。 先ほど触れた通り、全く新しいプロダクトの開発や基幹システムの構築には相応の費用が必要です。そのため、従業員数が100名以下の企業の場合、費用対効果が得づらいケースが多くあります。 特にDXを推進して社内業務の効率化を目指すという場合は、SaaSなどを使って目的が達成できるケースも大いにあります。費用や工数をかけて開発するのではなく、代替できるものがあるかは必ず確認しましょう。

DXコンサルの依頼先の絞り込みは、事例をもとに企業の「得意領域」を判断すること

DXの推進をコンサル会社に依頼する際、いくつかの会社に問い合わせてみて見積もりをもらうと思いますが、問い合わせ先を絞り込む際は「得意領域」で判断しましょう。 ただし、得意領域についての情報が掲載されていることはほとんどないので、各企業のサイトに掲載されている事例などから判断すると良いでしょう。

得意領域は「基幹寄り」か「プロダクト寄り」かで分けられる

コンサル会社は「サーバー・基幹寄りの開発を得意とする企業」「プロダクト・サービス開発を得意とする企業」の2つに分けられます。 例えば自社の生産効率を改善させるための開発などは、基幹寄りの開発を得意とする企業に依頼すると良いでしょう。 新製品・サービスを開発して、市場に新たな価値を創出したいという場合は、プロダクト開発を得意とする企業にコンサルを依頼しましょう。

DXのコンサルは目的に対する実績を要チェック

コンサル会社の得意領域は、実際に問い合わせてみるまで判断するのが難しいです。得意領域は、その企業のサイトに掲載されている実績・事例を確認することで推測できます。 そもそもサイトに事例が掲載されていない企業は、DXのコンサルとしての実績が不足している可能性が高いので、避けるのが無難です。 特に自社の業界と近い事例を持つ企業は、業界に対する知見があることも多いので、ピックアップしておきましょう。

おすすめDXコンサル会社4選

どのようなコンサル会社があるのかを見ていきましょう。 今回は実際にコンサル業を行っている企業から、どのような企業がDXのコンサルを請け負っているのかを伺ったうえでリサーチを進め、事例の有無などから4社まで絞り込んでいます。 自社がDXを通して何を実現したいか、まだうまく固まっていない方は、とりあえず今回の4社に相談してみることをおすすめします。

NTTデータ

NTTデータ NTTデータは、情報サービス事業における業界最大手の企業です。世界50以上の国・地域、200以上の都市でサービスを展開しています。 ビッグデータやAI、決済などITに関わるあらゆる分野で、イノベーションを生み出す仕組みを創発しているのが特徴です。 大手企業から官公庁、都市などからの依頼が多く見受けられ、さまざまな分野に対してソリューションを提供してきています。そのため、業界ごとの特性などへの理解が深く、スピード感を持ってDXの推進を支援してくれます。

請け負っている業務のジャンル

対応可能な業務が広く、サーバー・基幹とプロダクト・サービスの両方の開発を請け負っています。事例を見る限りだと基幹開発などに強い傾向があります。

具体的な事例

東京ガス:CRM基盤の構築 KIRIN:ビールの「濾過計画業務」の効率化 日産:LINEとAIを活用したチャットボットの導入

アクセンチュア

アクセンチュア 世界最大のコンサルファームで、日本でも同様に従業員・クライアント数ともに最大級の企業です。総合コンサルファームの中でもテクノロジー面でのコンサルティングに優れています。 ITやテクノロジーの導入の速さと開発力をコンサルティングの強みとしており、ソフトウェア、プラットフォーム、AIといったテクノロジーを組み合わせて、新たな価値を創造することに長けています。

請け負っている業務のジャンル

業務幅は広く、基幹開発・サービス開発ともに長けていますが、事例などを見る限りだとどちらかというと基幹開発の案件が多い印象です。 アクセンチュアが開発したプラットフォームをベースに、クライアントごとにシステムをアジャストさせて提供しています。

具体的な事例

日本航空:「空港旅客案内システム」の開発支援 LIXIL:経理組織トランスフォーメーション 第一生命:健康管理アプリ「健康第一」をアクセンチュアと共同開発

モンスター・ラボ

モンスター・ラボ デジタルプロダクトの企画から開発、マーケティングまで一気通貫で対応する開発会社です。 2000件以上の豊富な開発実績から蓄積されたノウハウが最大の強みで、最先端の技術を駆使してクライアントのDX推進をサポートしています。 アジャイル開発を採用しており、柔軟性に優れています。中長期的な開発を見据え、クライアントの状況に合わせた最適なソリューションを提供しています。

請け負っている業務のジャンル

プロダクト・サービス開発を得意としています。

具体的な事例

大日本印刷:iPad上で瞬時に移調できる電子楽譜活用アプリを開発 ユニメイト:AIの画像認識を活用した自動採寸アプリを開発 みんなのタクシー:タクシー配車サービス 「S.RIDE」を開始

NCDC株式会社

NCDC株式会社 サービスの企画・デザイン・開発までを請け負うデジタルイノベーションファームで、コンサルティング事業を主体としてます。 新規サービス・UXデザイン・テクノロジーインテグレーションの3領域を手掛けています。 クライアントと一緒にプロジェクトを設計するワークショップ形式のサービスで、クライアントへのスキルの移管を第一に考えて業務を進めていくのも特徴です。 事例等を見ると、数百~数千人の企業に対してのソリューション提供が多いです。

請け負っている業務のジャンル

主にプロダクト・サービス開発を請け負っています。

具体的な事例

アストラゼネカ:スマートデバイス向けアプリ制作のガイドライン策定 光文書院:ドリル対応学習者用アプリの開発 リレーションズ株式会社:従来になかった新しい自転車シェアリングシステムを開発

まとめ

DXのコンサル会社の対応領域と、依頼先の選び方についてまとめてきました。 コンサル会社の主流は、戦略立案から開発まで一気通貫で行う伴走型で、多くのコンサル会社がこの形式を採用しています。 数百人規模の従業員を抱える企業で、DXの要件が固まっていない、開発リソース・実績ともにないという企業はコンサルへの依頼がおすすめです。 一方、従業員数が100人に満たない企業は、費用対効果を合わせづらく、SaaSなどで代替できないかを先に検討しましょう。 依頼するコンサル会社は、自社の目的とコンサル側の得意領域がマッチしているかを確認しましょう。新たな価値を創造したい方はプロダクト開発を得意とするコンサルに、社内の効率化や生産性の向上を目的とする場合は基幹システムの開発を得意とする企業に依頼するのが良いでしょう。 今回はおすすめのコンサル会社を4つに厳選してご紹介しています。得意領域ごとに2社ずつピックアップしました。今回紹介している企業は実際にDXのコンサルとして実績が豊富で、DX推進のイメージが固まっていない方はこの4つに問い合わせてみるのがおすすめです。

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