「Androidアプリ開発を学びたいけれど、コースの内容が複雑でどのスクールにしたらいいかわからなくなってしまった」「Androidアプリ開発に必要な学習科目がわからない」などと悩んでいませんか?
この記事を読めば、Androidアプリ開発が学べるスクールを効率的に選ぶことができます。
プログラミングスクールを検討する際は参考にしてみてください。
※なお、スクールの選定にあたっては、「プログラミングスクール Android おすすめ」で検索し、検索順位15位以内のサイトで取り上げられていたAndroidアプリ開発を学べるスクールをスコアリングしています。(2020年8月当社調べ)
Androidアプリ開発を学べるプログラミングスクールの選び方
- 未経験からオリジナルアプリ開発まで一貫して学べるか
- Javaと一緒にKotlinを学べるか
- アプリの公開準備まで指導してくれるか
未経験からオリジナルアプリ作成まで一貫して学べるか
未経験からオリジナルアプリ開発を目指したい人は、基本的な学習からオリジナルアプリまでの開発が1つのコースで一貫して学べるかで選びましょう。
なぜなら、別々のコースで受講すると学習時間が長くなり料金が高くなる場合があるからです。
Androidアプリ開発にはJavaの理解が必要ですが、スクールによってはJavaの基本知識とアプリ開発は別のコースで学ぶ必要があります。
効率よく学習するためにも一貫して学べるコースを選びましょう。
Javaと一緒にKotlinも学べるか
どの言語を学んだらいいのかわからない未経験者は、Javaと一緒にKotlinを学べるかで選びましょう。
なぜなら、Kotlinは簡潔さが特徴の言語で、Androidアプリのプログラミングに用いられることが多く、Javaよりも安定性があり、従来の言語より不具合が起こりにくとされるからです。
Javaには、NullPointerExceptionという不具合がしばしばあり、それが原因で動作が停止してしまうことがあります。一方、Kotlinは事前にそのエラーを回避できる方法があるので、エラーばかりで学習に行き詰ることが少なくなります。
実際の開発現場でも利用されているので、Javaと一緒に学習を進めることで、転職などの幅も広がるでしょう。
(参照元):Kotlinとは何か?Androidアプリ開発言語の特徴と比較
(参照元):Kotlinとは?開発言語としての特徴をご紹介
アプリの公開準備まで指導してくれるか
実際にアプリのリリースをしたい人は、アプリの公開準備まで指導してくれるかで選びましょう。
なぜなら、スクールよっては開発までで学習が終了してしまうことがあるため、申請方法や公開手順などを指導してくれないと、自力で資料を集めるなど、リリースがうまくいかないときの対処法に困ってしまうからです。
Google Playへの申請やアカウントの作り方などがカリキュラムに含まれていると、スムーズにアプリを公開するための方法を学べると考えられます。
Androidアプリ開発を学べるおすすめプログラミングスクール8選
- Javaの基礎からオリジナルアプリ作成まで一貫して学べるスクール
- Javaと一緒にKotlinも学べるスクール
- アプリの公開準備まで指導してくれるスクール
Javaの基礎からオリジナルアプリ作成まで一貫して学べるスクール2選
1.CodeCamp/コードキャンプ株式会社
コースの一例 |
概要 |
期間 |
料金(税別) |
アプリマスターコース |
未経験からオリジナルアプリの開発をするコース |
2か月~ |
148,000円~ |
CodeCampは学びたい技術やスキルからコースを選択して学習ができるプログラミングスクールです。
現役エンジニアの講師によるマンツーマンサポートは23:40まで受けられるので、仕事と両立しやすいといった特徴があります。
アプリマスターコースでは、AndroidアプリとiOSの両方を学習することが可能です。
カメラアプリやGoogleマップを用いたアプリなど、単体機能のアプリを作成後にオリジナルアプリ開発を行えるので、未経験から複数のアプリ開発を経験した後に、オリジナルアプリ開発を行いたい人に向いています。
(参照元):CodeCamp公式サイト
2.KENスクール/株式会社シンクスバンク
コースの一例 |
概要 |
期間 |
料金 |
Android&Javaエンジニア就転職総合コース |
基礎から最新技術まで学べるコース |
9か月 |
497,000円 |
KENスクールは、資格取得が可能な転職サポート付きのプログラミングスクールです。
Android&Javaエンジニア就転職総合コースでは取得できる資格は以下です。
- oracle社認定Java資格Oracle Certified Professional
- Silver SE 7
実務研修を受けることができるので、本格的な開発現場に近い環境での業務を経験することができます。
Android用スケジュールアプリとショッピングサイトの構築などを経験後、オリジナルアプリ開発が可能です。
Javaに関する資格取得や実務研修をすることができるので、Javaを利用した開発分野で就職や転職をしたいプログラミング未経験者に向いています。
(参照元):KENスクール公式サイト
KENスクールの新型コロナウイルス関連情報
・ソーシャルディスタンス(社会的距離)として、受講生様の席数制限および席間隔の確保
・受講生様の座席間に、飛沫防止のパーテーションを設置(※一部校舎)
・講師、ならびに従業員のマスク着用の徹底
・お客様の入替時、キーボード・マウスなどの共用機材の除菌・清掃の徹底
・講師、ならびに従業員の手洗い・うがい・咳エチケットを徹底
・アルコール除菌消毒液の設置
・教室内は空気清浄機を設置
・37.5度を超える、講師ならびに従業員の出勤停止
※上記は2020年5月27日時点での情報です。最新情報は下記より確認してください。
KENスクール|ニュース一覧
それ以外のJavaの基礎からオリジナルアプリ作成まで一貫しているスクール
Javaと一緒にKotlinも学べるスクール3選
1.RainbowApps/レインボーアップス株式会社
コースの一例 |
概要 |
期間 |
料金 |
Android |
アプリ開発の面白さを学ぶコース |
2コマ |
10,000円 |
Android |
アプリの基礎を学ぶコース |
6コマ |
50,000円 (税別) |
Androidアプリ開発 |
アプリの各機能を学習し、1つのアプリを作成するコース |
8コマ |
100,000円 |
RainbowAppsは、スマートフォンアプリの開発に特化したプログラミングスクールです。
未経験から経験者まで、自分のレベルに合わせてコースを選択することができます。
中級コースではオリジナルアプリの作成後、ストア公開とそれに伴う申請なども学習することが可能です。
入門コースからJavaとKotlinについて学習をし、アプリ作成を行えるので、初めから2つの言語を習得したいと考えている人に向いています。
(参照元):RainbowApps公式サイト
RainbowAppsの新型コロナウイルス関連情報
- オンライン受講対応
- オンラインでの無料体験も可能
※上記は2020年8月9日時点での当社調べの情報です。最新情報は下記より確認してください。
2.侍エンジニア塾/株式会社侍
コースの一例 |
概要 |
期間 |
料金 |
エキスパート |
自分の学びたい分野を選択できるオーダーメイドカリキュラム |
12週間~ |
入学金:29,000円 |
侍エンジニア塾は、現役エンジニアによるマンツーマンサポート付きでエンジニア転職をサポートしてくれるプログラミングスクールです。
そのほかにも、オリジナルサービスの開発に費やす時間がカリキュラムの半分を占めているので、クオリティの高いアプリづくりを目指すことができます。
エキスパートコースは、自分が学びたい分野を選択して学習できるオーダーメイドカリキュラムなので、Androidアプリに用いられる言語であるJavaとKotlinを学ぶことが可能です。
プロのコンサルタントが目標達成するように専用のカリキュラムを用意してくれるので、作りたいアプリや目標が決まっている人に向いています。
(参照元):侍エンジニア塾公式サイト
侍エンジニア塾の新型コロナウイルス関連情報
- 対面レッスン休止
- 2020年2月29日よりオンライン受講のみに切り替え
- レッスン、カスタマーサポートについては通常通り提供
(参照元):新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言に伴うサービス影響に関して
※上記は2020年4月9日時点での情報です。最新情報は下記より確認してください。
3.Udemy/株式会社ベネッセコーポレーション
コースの一例 |
概要 |
期間 |
料金 |
Kotlinコース |
学習したいコンテンツを自由に選択できる |
無期限(Udemyにライセンスがある限り) |
1動画1,500円~ |
Udemyは、自分で学びたいコンテンツを1動画ずつ購入して学習ができるプログラミングスクールです。
転職サポートやアプリ開発におけるサポートなどはありませんが、実務経験のあるエンジニアが現場で培ったノウハウを学習教材として提供しています。
動画は実際の作業画面を見ながら講師の解説を聞けるので、視覚的に内容を理解することが可能です。
JavaやKotlinの動画コンテンツのほか、Androidアプリ開発についてのコンテンツも提供されています。また、Javaの知識不要でKotlinのみ学習することも可能です。
「初めてのAndroidアプリ開発入門」というコンテンツでは、実用アプリの開発を通してプログラミングを体感できるので、まずは簡単なAndroidアプリの開発を挑戦したい人に向いています。
(参照元):Udemy公式サイト
それ以外のJavaと一緒にKotlinも学べるスクール
アプリの公開準備まで指導してくれるスクール3選
1.TECH ACADEMY/キラメックス株式会社
コースの一例 |
概要 |
期間 |
料金 |
Androidアプリコース |
オリジナルアプリをGoogle Playに公開するコース |
4週間~ |
149,000円~ |
TECH ACADEMYは、現役エンジニアによる学習サポートと、週2回のマンツーマンメンタリングで最後まで学習をやり切れるようにサポートしてくれるプログラミングスクールです。
短期間でいくつかのアプリを作成しながら開発手法を身につけ、実践に近い形でオリジナルアプリの開発を行います。
現役エンジニアのメンターが公開まで指導してくれるので、Google Playでのアプリ公開まで丁寧に指導を受けたい人に向いています。
※TECH ACADEMYのAndroidアプリコースで学習する言語はKotlinのみです。
(参照元):TECH ACADEMY公式サイト
2.Winスクール/ピーシーアシスト株式会社
コースの一例 |
概要 |
期間 |
料金 |
Androidアプリ |
プログラミング経験者向けコース |
2か月 |
入学金:18,000円 |
Androidアプリ |
Javaの基礎から学び、アプリ開発手法を身につけるコース |
6か月 |
入学金:18,000円 |
Androidアプリ |
Javaの基礎から学び、開発手法、グラフィックソフトPhotoshopの操作を学ぶコース |
8か月 |
入学金:18,000円 |
Winスクールは、個人レッスンと最新の学習環境で、未経験からでも確実にスキルを身につけることが可能なプログラミングスクールです。
アプリ開発コースでは、Javaをベースに専用の開発環境を使用して様々なアプリを作成し、開発に必要なスキルを身につけることができます。
コースはJavaの知識がある人から始められる「Androidアプリ開発」と、Javaの基礎から学習ができる「Androidアプリクリエイター」「Androidアプリデザイナー」の3つです。
Androidアプリ開発コースではアプリの配布と広告の追加について学習することが可能です。
Javaプログラミング講座では認定資格対策を行っており、Javaの知識を身につけてからAndroidアプリコースへ移行できるので、未経験からしっかりとJavaを学び、開発スキルを身につけたい人に向いています。
(参照元):Winスクール公式サイト
Winスクールの新型コロナウイルス関連情報
- 教室ではパーティションを設置したり、座席の間の距離を空けたりしている
- 定期的に室内を換気する他、教養機器の除菌や、消毒液を置くことも実施
- スタッフにはマスク着用が義務化され、出社前の検温、手洗い・うがいの徹底などが行われている
(参照元):新型コロナウイルス感染症に対する取り組みについて
※上記は2020年8月23日時点での情報です。最新情報は下記より確認してください。
3.リナックスアカデミー/株式会社リカレント
コースの一例 |
概要 |
期間 |
料金 |
Androidアプリ開発プロ教養コース |
初心者からAndroidアプリに特化した即戦力を身につけるコース |
80時間 |
受講料: |
リナックスアカデミーは、厳しい採用基準を満たした現役エンジニアが受講者の学習をサポートし、短期間で資格を持ったエンジニアを目指せるプログラミングスクールです。
Androidアプリ開発プロ養成コースでは、Javaの基本から資格対策を行い、実践的な演習授業を通してスマートフォンアプリの開発のスキルを身につけることができます。
カリキュラムの中には、Google Playでの公開の流れが含まれているので、公開準備までしっかりと指導を受けることが可能です。
Java認定の資格取得では、合格するまで無料で授業のリトライができるので、未経験から短期集中で資格取得とアプリ公開を目指す人に向いています。
(参照元):リナックスアカデミー公式サイト
リナックスアカデミーの新型コロナウイルス関連情報
- オンラインガイダンス、電話個別ガイダンスにより、自宅にいながら専任のカウンセラーへの相談や質問が可能
(参照元):オンラインガイダンス(Zoom)・電話個別ガイダンス開催中!
※上記は2020年7月1日時点での情報です。最新情報は下記より確認してください。
それ以外のアプリの公開まで指導してくれるスクール
Androidアプリ開発を学べるプログラミングスクールを選ぶときの注意点
- 無理なく継続できる学習スケジュールを立てる
- 事前知識が求められるかどうかを確認する
無理なく継続できる学習スケジュールを立てる
ライフスタイルや学習目的に合わせ、無理なく継続できる学習プランを立てるように注意しましょう。
なぜなら、Javaの基礎とAndroidアプリ開発のどちらも学ぶ場合は、学習時間が比較的長くなってしまうスクールもあるからです。
自分で学習プランを立てるのが不安な場合は、無料カウンセリングなどで自分に合ったプランを紹介してもらったり、オーダーメイドでカリキュラムを組んでもらえるスクールを検討しましょう。
事前知識が求められるかどうかを確認する
Javaの基礎知識やプログラミング経験が求められるか否かを注意しましょう。
なぜなら、Androidアプリ開発が学べるスクールには、Javaの基礎知識が必須となっているコースもあるからです。
スクールが提供している基礎学習の修了を求められている場合は、まずは基礎学習ができるコースを受講することを検討しましょう。
まとめ
Androidアプリ開発を学べるプログラミングスクールを選ぶ際は、以下のようなことを大切にしましょう。
- Javaの基礎からオリジナルアプリ作成まで一貫して学べるか
- Javaと一緒にKotlinも学べるか
- アプリの公開準備まで指導してくれるか
- 無理なく継続できる学習スケジュールであるか
- 事前知識が求められているかを確認する
本記事を参考に、自分に合ったプログラミングスクールを探し、気になるスクールがあれば無料体験などの参加を検討してみてください。
調査したプログラミングスクール一覧
CodeCamp
TECHACADEMY
侍エンジニア塾
Schoo
Udemy
WINスクール
KENスクール
Rainbow Apps
アビバ
リナックスアカデミー
ヒューマンアカデミー
パソコンISAスクール
システムアーキテクチュアナレッジ
日本プログラミングスクール
テックキャンププログラミング教養
ストアカ
イデアルITスクール(福岡のみ)
ピーシーブレイン