DXへの注目が集まっている昨今において、社員全体のデジタルマーケティング領域における知識の底上げが重要となっています。
デジタルマーケティングの知見が社内にないため、研修サービスを検討している企業も多いと思いますが、実際に研修サービスを選ぼうにも数が多く、どこに頼めばいいかわからないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
デジタルマーケティングの知識底上げのため外部の研修サービスを導入する場合、講座の内容はもちろん、講座のカスタマイズ性や実施形式もあわせてチェックしましょう。
ただし、研修内容が良くても、ただ受けるだけでは効果を実感しづらいので、かならず事前・事後のフォローが必要です。
今回はデジタルマーケティングの研修サービスを選ぶときのポイントを解説したうえで、おすすめの研修サービスを4つご紹介していきます。また、研修の実施前後に行うべきことについて解説しています。
この記事を読むことで、自社のニーズに合った研修サービスが選べるようになりますので、研修先選びにお悩みの方は必見です。
Withコロナ のオンラインデジタルマーケティング人材育成ツール
[toc] ※本記事はSO Technologies株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。
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デジタルマーケティングの研修会社を選ぶポイント
デジタルマーケティング人材育成の研修を行っている会社はたくさんありますが、その分どこが自社にとって良いのか分からなくなってしまうかもしれません。ここではデジタルマーケティングを主催している研修会社を選ぶポイントを3つ解説します。ニーズに合った内容を選べるかどうか
デジタルマーケティングと一口に言ってもさまざまな手法があります。 有料広告や検索エンジンに向けたSEO対策だけでなく、コンテンツマーケティング、スマホなどのモバイル端末を対象としたソーシャルメディア・マーケティング、ディスプレイ広告もデジタルマーケティングに分類されるものです。 また、5Gの到来で動画広告の注目も高まっています。2019年はインターネット広告費がテレビ広告費を超えたことが報じられました。さまざまなデジタル施策を目の前にすると、どの施策が自社にとって望ましいのか分からなくなってしまうかもしれません。 そうした中では、個別の研修を受けるか否かを検討する前に自社のデジタルマーケティング人材育成の目的を明確にすることが大切といえるでしょう。 「デジタルマーケティングとは何か」といった概要や基礎知識など全般的なことについて学びたいのか、特定の施策の具体的な方法について学びたいのかによって選ぶべき研修は異なるからです。 そのため、まずはデジタルマーケティングの何について学びたいのかについて確認するようにしましょう。研修はカスタマイズかどうかをチェック
限られた予算と時間を有効に活用するために、外部研修の受講を検討する際は自社の課題やニーズに対して適切なプログラムを作れるかといった柔軟性もチェックしてみましょう。 気になる研修プログラムがあれば、事前にカスタマイズできるかどうか確認してみることをおすすめします。 ただし、全員が初心者で全員を同じレベルまで引き上げたいときは、特にカスタマイズは不要で、既成のプログラムでも問題ないでしょう。実施形式に柔軟性があるか
プログラムの柔軟性も重要なポイントです。研修の実施形態には、集合研修、動画、E-learningによる通信教育といったものがあります。 コロナの状況下では研修がオンラインに対応していているかどうかは非常に重要といえます。 状況に合わせて変更ができるか、いくつかの実施形態を組み合わせて利用できるかを確認してみましょう。デジタルマーケティングの研修を実施しているおすすめ企業5選
ここからは、前章で解説した選び方のポイントをふまえて、おすすめの企業を5社紹介します。 あわせて研修を実施している企業の特徴や研修の内容概要、レベル、費用についても触れているので参考にしてください。インターネット・アカデミー
インターネット・アカデミーは日本初のwebデザインとプログラミングのスクールです。インスストラクターは現場経験者であるため、実践に即した情報収集力とわかりやすい説明が特徴です。同校にはニューヨーク、ボストン、バンガロールに支店と研究所があり、海外の最新の情報を入手できる環境が整っています。 また、インターネット・アカデミーでの研修だけでなく、自社に同校の講師を派遣しての研修にも対応しているので、気になったら問い合わせしてみると良いでしょう。オンラインのビデオ通話を用いた体験レッスンも実施されています。オンライン研修の有無
要問合せ 社員数名と同校の講師による集合研修、社員と講師のマンツーマン形式のほか、受講時間を自由に選べる映像形式もあります。実施したい研修の内容や、研修に参加する社員の人数、予算に応じてカスタマイズも可能です。研修の内容
Webマーケティング講座では、全般的な知識を身につけることが可能です。- Webマーケティングに必要な基礎知識
- SEOや効果的な広告運用の方法
- TwitterやFacebookなどのSNSマーケティング
- アクセス解析を元にした効果測定の方法 など
費用
内容や人数によって変わるため、詳しくはお問い合わせください。厚生労働省が提供する「人材開発支援助成金」を利用できるので確認しましょう。こんな企業におすすめ
グローバル水準のwebマーケティングスキルを身に着けたいと考えるなら、おすすめのスクールと言えるでしょう。基礎を身に付けたい人からスキルアップしたい人まで、さまざまなレベルに対応しています。株式会社DMU
少人数制での講義を特徴とする株式会社DMUの研修は、講座そのものに加えて、事前学習や、受講生に気づきを与えるディスカッションや具体例に基づいた研修で習熟度も高いとの評判です。 デジタルマーケッターには、課題を抽出し戦略に沿ってプランを実行し改善を繰り返す運用力や、営業やカスタマーセンターなど社内の他部署と連携してマーケティング施策で成果を出すためのコミュニケーション力などが求められます。オンライン研修の有無
要問合せ 同社の研修のラインナップには、1日で基礎を集中的に学ぶ1dayプラン、基礎の中から1コマだけを選べる3時間プラン、しっかりと学べる2dayブートキャンプがあり、それぞれのコースに基礎から応用まで、さまざまなクラスがあるので受講者のレベルや目的に応じて研修を選べます。 研修内容は一部カスタマイズも可能です。研修の内容
DMUでは、特定の分野に特化するのではなく、マーケティングを統合的に考えられる人材の育成を目指しています。そのため、デジタルマーケティング全体を理解し、顧客の視点に立って最適な戦略や施策を立てられる設計力を身に付けられるでしょう。下記は一例です。- デジタルマーケティングの全体像と基礎
- CRMマーケティング
- B2Bマーケティング戦略概論
- 見込客獲得・育成
- インバウンドマーケティング
- ユーザビリティ改善
- PDCA・効果検証
費用
- 選べる3時間プラン:30万円~
- 1day デジタルマーケティング基礎習得プラン(6時間):60万円~
- 1day デジタルマーケティング応用プラン(4時間):40万円
- 2dayブートキャンプ:120万円~
こんな企業におすすめ
未経験でも基礎から実践的な知識を習得できるとの定評があるため、これからデジタルマーケターを目指したい人におすすめです。パーソルイノベーション株式会社
大手総合人材企業を母体に持つパーソルイノベーションは、スキルアップしたいIT人材と企業をつなぐプラットフォーム「TECH PLAY」を運営しています。 TECH PLAYに登録されている講座のレベルはさまざまです。キーワード検索のほか、技術分野やテーマなどお気に入りのタグから興味のあるものを「お気に入りタグ設定」しておくことも可能です。この機能を使えば、興味のある講座を発見しやすくなります。オンライン研修の有無
なし(オンライン検索は可能) TECH PLAYは、セミナーや講座を検索するためのプラットフォームです。デジタルマーケティング含め、テクノロジーに関わるさまざまなイベントや勉強会、講演会、交流会、カンファレンス、セミナーなどの情報を集約して掲載しているので、複数の講座を一度に比較検討できるでしょう。費用
一部無料 オンラインで無料受講できるセミナーが多くあることも同サイトの特徴です。こんな企業におすすめ
無料の講座を実際に受けてから、自社のニーズにマッチするかどうかを把握したい人におすすめです。デジマナ
デジマナは「ECサイトで売上を伸ばしたい」「SNSでファンを獲得したい」「リクルートを成功させたい」と考える企業に向けた基礎プログラムを展開する、デジタル人材のオンライン学習プログラムです。デジタルマーケティング基礎プログラムではテストの実施もあるので、習熟度を確認できます。オンライン研修の有無
あり オンライン学習として、全14時間35分の全18講座の提供があります。スマートフォンやタブレットでの視聴もできます。研修の内容
下記の4つに分かれて構成されています。 1. デジタルマーケティングの全体を学ぶ基礎編- マーケティングデータ基礎
- コンテンツマーケティング
- Eメールマーケティング など
- SNS広告
- Twitter広告
- Instagram広告 など
- デジタル広告やリスティング
- アドネットワークやDSP基礎
- 動画広告 など
- タグマネジメント
- アクセス解析
- SEO など
費用
登録事務手数料:10万円(受講者数に関係なく必要) 受講料:ID数30までは1IDにつき4,900円〜 最低契約月数:6ヵ月こんな企業におすすめ
ECサイトやSNSアカウントの運用を検討している人や、採用活動を行う際の基礎知識をつけたい人事担当者におすすめです。ジッセン
SOTechnologies株式会社が運営する「ジッセン」は、資生堂やWOWOWコミュニケーションズほか500社以上の導入実績と、1万人を超える受講者実績を持つオンラインスクールです。 無料会員もあるため、契約前にお試しで登録することができます。 また、ジッセンの講座はコース設計の中で体系的に学ぶことも、好きなテーマをピンポイントで学ぶこともできるので、多様なレベルの社員に対応できるのが特徴と言えるでしょう。 なお、無料会員・法人会員のいずれの場合も、契約月数の縛りがありません。オンライン研修の有無
あり研修の内容
Webマーケティングの概要から、トレンド、施策、具体的な運用方法など専門カテゴリーに分類された200講座を学べます。下記は一例です。- Webマーケティングの業界マップ
- Webマーケティングの予算の決め方と評価
- SEOコンサルタント育成講座
- TrueView実践講座
- マーケターのための動画制作・配信のコツ
費用
公式サイトで法人会員の料金は公開されていないため、詳しくはお問い合わせください。なお、法人会員は1社で5ID以上で申し込みが可能です。- 無料会員:あり
- プレミアム月会員:4,900円
- 年会員:4万9,000円
こんな企業におすすめ
短期間で集中的に学べば、非常にローコストで社内研修を実施できます。また、実践的なノウハウやスキルを学んで、すぐに業務に活かしたい人にもおすすめです。研修の効果を上げる方法
参考:UNSPLASH 昨今の厳しい経営環境の中で、研修に対しても効果やコストパフォーマンスがシビアに求められるようになりました。しかし、どんなによい研修であっても受けっぱなしでは効果が薄いのは事実です。研修の効果を高めるために、研修前と後には次のようなサポートが必要だと考えられています。研修前の事前準備をしっかりする
まずは、研修の目的を社員に正確に伝えて、受講の意義を理解させるところからはじめます。自身のデジタルマーケティングに関する知識やスキルレベルがどの程度なのか、現状や課題に向き合って研修を受ける必要性を感じさせましょう。 受講を決めたら、研修前に上司が面談の機会を設けて、社員自身が自分の課題に気づかせる働きかけも必要です。この部分を省略してしまうと、「会社や上司に言われたから受講した」など前向きでない社員が研修に参加してしまうことになるので、期待通りの効果を挙げられない可能性が高くなります。 限られた時間の中で研修効果を得るには、用語など最低限の知識は社内研修で済ませることも考えられるでしょう。研修後のフォローもしっかりする
研修前の準備と同様に、研修後のフォローも大切です。せっかく研修でたくさんの学びを得ても、研修後何もしければ、どんどん内容を忘れていってしまいます。ドイツの心理学者エビングハウスの提唱した忘却曲線によると、人は何かを学んでも1日後には約7割、1ヶ月後には8割以上忘れてしまいます。 研修の内容を忘れることなく効果を高めるには、次のようなフォローアップ方法が望ましいでしょう。- 振り返りの機会を設ける
エビングハウスの忘却曲線では、学習後24時間以内に10分間の復習をすると記憶率は100%に戻ることが実証されました。そのまま何もしなければ、再び忘れていってしまいますが、その後、1週間以内に再度復習すると5分復習をすると記憶がよみがえることも分かっています。次は1ヶ月以内にほんの数分復習すれば、再び記憶はリフレッシュされます。 業務でもエビングハウスの理論を参考に、学んだ内容を強制的に振り返る時間を設けると実務の中で活かせるようになるでしょう。
- 研修の内容を共有する場を作る
研修で学んだ内容を受講した社員一人だけのものとしてしまうのは、せっかくの資源を有効に活用できているとは言えません。社員自身が学んだ内容について、所属部署やチームメンバーに報告したり共有したりする場を設けてみましょう。 「教えることは学ぶこと」という言葉があるように、人は誰かに教えるときにもっとも多くのことを学びます。研修で得た知識をアウトプットすることで、知識を整理するだけでなく、どこが理解できていないかも分かるようになるからです。
- 研修後の変化を上司が評価する
研修を行ったからといってすぐに業績に結びつくとは考えにくいと考えられます。なぜなら、業績の向上にはさまざまな要因が絡み合っているおり、研修が即時に効果を表すことの方が珍しいからです。 ただし、行動や意識の変化をとらえることは十分できるでしょう。社員が研修を受ける前に、「研修後に行動の変化を上司が評価する」ということを伝えておけ、研修の内容を実務に活かそうとする意識がはたらきます。 上司のフィードバックは、上司自身にとっても研修内容や部下を理解する機会になると考えられます。
まとめ
デジタルマーケティングを学べる研修にはさまざまなものがありますが、できるだけコストを抑えつつ自社のニーズに合ったものを見つけるには、自社の事業の方向性や社員のレベルなどの現状把握が欠かせません。 デジタルマーケティングの分野も多岐に渡ります。研修には主催する会社の強みや特徴も反映されますので、それぞれの会社の特徴を十分に理解しておくことも必要になるでしょう。 オンラインの講座は無料で参加できるものもありますので、実際に登録して内容や使い勝手をためしてみるのもおすすめです。あわせて、研修前後のフォローアップを行うことで、自社のデジタルマーケティング人材のスキルを高めていきましょう。 Withコロナ のオンラインデジタルマーケティング人材育成ツール※本記事はSO Technologies株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。