ポスティングで効果を出したいなら、業者選びに徹底的にこだわるべきです。ポストにチラシを入れるだけなので、どこに頼んでも同じと思われがちですが、実は、業者選びで効果の差が出ることも珍しくありません。
「格安業者に任せたら、せっかくのチラシが配布されずに捨てられていた」なんてことがあったら、効果なんて出るわけありませんよね。
そこで本記事では、ポスティング業者を選ぶ際のポイントをまとめてみました。この記事を読めば、効果を出せるポスティング業者を選べるようになります。
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良いポスティング業者は、料金が安いのではなく、継続して成果を改善してくれる業者
「格安!」という内容を売り文句にしている業者の中には、いい加減なポスティングを行う業者も存在します。ひどい時にはチラシが配布されずに捨てられます。では、良いポスティング業者は何か?というと、
成果を出して継続的に改善に取り組んでくれる業者です。
なぜならポスティングは、業者の運用方法によって何倍も効果が違ってくるため、広告費全体の費用対効果のことを考えたら、安く済ませようとして結局損をしてしまうことがあるからです。
価格が低いということはそれだけ
・スタッフの管理体制が適当(研修なし、説明なし、契約をちゃんと交わしていない)
・その地域のことを理解した上での費用対効果ある、提案をしてくれない
・クレーム対応してくれない
といった問題点を含む可能性が高くなります。
料金という観点以外に、成果を出せるポスティング業者かどうかをしっかり見極める必要があります。では、見極めるためのコツやポイントについて見て行きましょう。
ポスティング業者の選定で重要なのは「エリア理解」と「誠実さ」
ポスティング業者の選定で重要なのは「エリア理解」と「誠実さ」の2つです。
エリア理解
そもそもポスティングとは、特定のエリアに広報目的でチラシをポストの中に配布することです。たとえ素晴らしいデザインや内容のチラシを作ったとしても、全く興味のない人の元へそのチラシを届けてしまったら、ただのお金の無駄遣いですよね。
そのエリアを理解したプロの業者に、
このチラシならこの地域のどこに配れば一番費用対効果が高くなのかを相談することで、ポスティングの反響が何倍にも変わってくるのです。
誠実さ
そして、誠実であること。エリアや配布時期について相談をいい加減にされたら、成果がきちんと出るはずがありません。本当に配布されたのか?が可視化できない分、誠実な対応をしてくれるかが重要なポイントになってきます。
配布するエリアを選ぶことができる業種はポスティングが向いている
ポスティングのメリットには
・エリアを選ぶことができる(配布エリアを町丁目単位でセグメントできる)
・配布する世帯を選ぶことができる
・配布する世代を問わない
・チラシ以外のものも配布できる
ということがあげられます。
特に大きなメリットは、配布するエリアが選べることです。配布エリアが選べることで、不動産や病院、治療院、美容院などのエリアを指定するメリットのある業種がポスティングに向いている業種です。
また新聞の折り込みとは違い、配布する世帯の種類を選ぶことができるので、特に不動産はポスティングが向いている業界と言えます。不動産の買い取りの場合は戸建世帯にのみ配布するし、不動産販売の場合は全ての世帯に配布されることが多いです。
参考:
不動産業にはポスティングが最も合う3つの理由|株式会社フィールド
良い業者か判断するための3つのポイントと業者への質問項目
ポスティングで重要になるのが「エリア理解」と「誠実さ」の2つと申し上げましたが、実際にこれを判断するための3つのポイントを説明します。
ポイント1.地域住居データをきちんと把握しているか
ポスティングを行う際、住宅のデータを持っていればポスティングする相手を絞ることができます。たとえば、新築のマンションに、新築住宅の情報チラシを配布しても意味がありません。
データをきちんと把握しているかどうかで無駄な配布のパンフレットにお金を使うこともなくなり、狙えるポイントを定めることができるので、費用対効果が上がります。
業者への質問事項
「この地域の中で、どこに配布するのが一番効果的ですか?」
「今までこの地域で、弊社と似たサービスの反響はどの程度ありましたか?」
ポイント2.スタッフの管理体制はしっかりしているか
スタッフの管理体制がしっかりしているかの見極めはとても重要です。依頼前に、雇用契約がどのようになっているのかを調べましょう。
激安を掲げる会社の多くは電話一本で依頼して、直接顔も見たことのないスタッフに業務をさせています。スタッフとどのような契約書を交わしたのか、配布枚数の管理はどのように行っているのかをしっかりと依頼する前に確認してください。
業者への質問事項
「スタッフの管理体制を教えて下さい」
「雇用契約の書面はどのような形で交わしていますか?」
「チラシをきちんとポスティングされているかをどのように判断しているのですか?
ポイント3.報告体制を確認
実際にポスティングを依頼した後、どのような報告をしてもらえるのか確認することは重要です。報告体制は業者によってさまざまで、きちんと町や配布番地単位で報告してくれたり、投函をしていない建物を報告してくれたりする業者もあります。しかし中には配布後の報告を全くしてくれない業者もいるので注意してください。
業者への質問事項
「配布した後の報告はどうしていますか?」
「報告してくれる項目を教えてください」
「未投函建物についての報告はありますか?」など
参考:ポスティング業者の選び方|首都圏ポスティング協同組合
どうしても自分で作成しなければいけないときのポイントは?
ポスティングにあまり予算をかけられない方は、業者に頼まず、自分でチラシを作成し配布することもできます。そこで今回は自分でチラシを作成する場合に確実に効果を上げる方法を2つ紹介します。
ポイント1.ABテストを行う
「ABテスト」とはAとBの2パターン用意しどちらの方がより効果の高い結果が得られるかを実験する方法です。
2つのチラシを用意することで、少なくともどちらのチラシに効果があったのかを検証することができます。どちらか良かった方を残し、悪かった方を新しいパターンに置き換えてまた再テストしていき、どんどんチラシの反応率を高めていくことが可能になります。
注意!ABテストをするときは、部分的な違いをつくる
ABテストの際に大事なのは「まるっきり違うチラシにしない!」ことです。すべてを変えてしまうと、どこの点でAのチラシがすぐれていたのか、どの点でBのチラシが劣っていたのかが分からなくなり効果検証が難しくなります。
部分的に違いをつくることによって、どういう要素を取り入れたら反応率が上がるのかを確認することができるのです。
ABテストの例
1.電話番号の色をブルーにしている場合、グリーンでテストしてみる
2.アピールポイントの配置の順序を逆にしてみる。
3.効果の高い方が出てきたら、その文言を変更してみる
4.フォントの種類を変えてみる
5.目立つようアクセントを追加してみる
ポイント2.一回配布しただけではダメ。何度も続けることで効果が上がる
一度配布したらもうおしまい。あとはお客さんが来てくれる!と思うのは間違いです。チラシを「同じ地域に繰り返し撒く」というのは重要です。チラシを同じ地域に繰り返し撒くことは、チラシの存在を気づいてもらう手段になります。一度まいたからいいやではなく、諦めることなく何度も繰り返して反響率を高めていってください。
繰り返しおこなっていくメリット
・認知度が上がる。
・信用力がアップする。
・迷っている人の後押しになる。
・記憶に残る。
・タイミングに当たりやすくなる。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ポスティングに割く時間や余力がない方は、本記事を参考に、成果を上げるポスティング業者を選んで、集客をしてみてください。
記載している質問事項を聞いてみて、「エリア理解」と「誠実さ」のあるポスティング業者を選びましょう。
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