Webマーケティングノウハウメディアの「LISKUL」と、IT/Web業界の求人紹介をしている「グロウスギア」の共同企画、「キャリアノート」。
今回お話を伺うのは、システムインテグレーターの営業職からWeb広告代理店のクリエイティブ職へ転職した株式会社オプトの伊藤岳志さん。異業種からのキャリア大転換を図り、ご活躍されているクリエイティブ戦略部のチームマネージャーです。未経験の世界に飛び込み、数々の案件で成果を残し「勝ちクリエイティブ」で、多くの方から信頼を集める伊藤さんのキャリアについて語っていただきました。
>Webマーケティング業界に精通したコンサルタントへの転職相談はこちら(無料)
[toc]
伊藤さんは未経験からのクリエイティブ職採用を目指し、営業職でオプトに入社後、念願のクリエイティブ職に配属されました。社内では信頼も厚く、伊藤さんの作る「勝ちクリエイティブ」によって数々のコンペを勝ち抜いています。
伊藤さんの「クリエイティブ職をやりたい」という熱意が上司の心を動かしたのはもちろんですが、オプトの社風としてチャレンジできる環境を与えられるという要素も大きいと感じます。
グロウスギアでは、株式会社オプトの求人も取り扱っています。IT/Web業界の転職に興味がある方は、お気軽にご相談ください。
※本記事は株式会社グロウスギア提供によるスポンサード・コンテンツです。
蓄積されたノウハウとデータによってユーザーの求める“勝ちクリエイティブ”を作る
伊藤岳志 株式会社オプト クリエイティブ戦略部 チームマネージャー。システムインテグレーターの営業を経て2007年10月株式会社オプトへ入社。人材、教育、通販業界の営業を経験し、2010年よりクリエイティブ戦略部へ異動。人材、教育、通販、エンタメなど幅広い業界のADクリエイティブの制作ディレクションに従事。その後LPOツール拡販プロジェクトチームリーダーを経て、2016年より現職。
―まずは現在、伊藤さんが所属する部署とお仕事内容からお聞かせください。 私が所属するクリエイティブ戦略部は、Web広告に配信するバナーや動画広告、それらをクリックした先のランディングページを制作しクリエイティブの運用改善を行う部署です。その中で私はコスメ、ECなどのクライアントを担当しています。 私たちの強みは、長年Web広告に関わってきたことによる蓄積されたノウハウにあります。Web広告のプロとして事業を展開してきた自負と、どういうアプローチがユーザーの求める“勝ちクリエイティブ”なのかということを感覚的ではなく、数値データという根拠を持って保有しています。 数字として明確に結果が表れるので、意図通りにユーザーが反応しているということが実感として持ちやすいですし、お客様にも感謝され、やりがいを感じる部分ですね。 その一方で、思うような効果が表れない場合も当然、数字としてダイレクトに現れてきますので、言い訳が出来ない厳しさもあります。綿密にストーリーを組み立ててはいますが、そういった場合にはなにを改善すべきなのかを考え、良い成果につながるPDCAを回すことを意識しています。 ―このお仕事に必要な能力は? 右脳的なクリエイティビティも必要ではありますが、それだけではなく、データをみて、次はどうするかを考え、冷静に俯瞰してデータを読み取ったり、それをもとにお客様とお話をする左脳的な能力も必要となります。お客様との折衝もそうしたデータをもとにお話することが多いですね。 Web広告は、お客様から“こういうものを作ってほしい”と依頼されるケースもありますし、こちらから提案することもあります。割合としては後者のほうが多いかとは思います。クリエイティブ制作をお任せいただいたり、弊社の持つクリエイティブに関する知見を頼りにしてくださるお客様も多いですね。 また、商材に対する理解や興味があると尚良いと思います。私はコスメ業界を主に担当しており、商品のターゲットではないので、設計に苦労する部分もありますね。イメージ先行のブランディング広告であればまだ男性でも想像するのは易しいのですが、直接的に購買のモチベーションを高めたりする場合、消費者の悩みやニーズを読み解く必要があるので、女性のほうが実体験として想像しやすい場合もあります。 自分自身で商品に対するイメージを持つことが難しい商材を担当する場合にも、データがひとつ手助けになると思っています。どういうものを女性が求めているのか?どんな訴求の仕方が存在するのか?というのは、過去実績のデータ以外でも、周囲にヒアリングしたり、女性メディアからインプットしたりすることである程度見えてくるので、そこがひとつのキーになるかとは思います。“つなげる”タッチポイントを作りたいという熱い想いと行動力が面接官の胸を打つ
―オプトに入社するまでの経緯をお聞かせください。 学生の時に“デジタルデバイド”と言われるデジタル技術を活用できる地域とそうでない地域の情報格差を埋めていくような仕事をしたいと考えていました。そこでシステムインテグレーターと呼ばれる企業に入社。官公庁の営業担当としてインターネットやネットワーク環境の整備を提案していました。 情報インフラを整備する仕事にもやりがいを感じてはいたのですが、人の目に触れて喜んでもらえるような環境ではなく、少し物足りなさを感じていました。インフラというものは、“あって当たり前”ですから、多くの人から感謝される仕事ではありません。よりダイレクトにユーザーとサービス提供者をつなげていく喜びを実感したいと思い、それを実現するためには、つなげる接点を作るクリエイティブ職が選択肢に浮かんできました。 前職で担当していた官公庁のホームページを当時、“少しダサいなぁ”と感じていて…。インフラがどれだけ整っていても、ユーザーが触れるものが良いものでなければ、結局は整ったインフラも活用しきれない。それを解決するのが自分の使命なのかな?という思いもありました。 ただ、ユーザーとサービス提供者を“つなげる”タッチポイントであるクリエイティブ職を志したものの、経験がなかったというのはひとつのネックになっていましたので、退職し転職活動を進めると同時に、学校に通ってクリエイティブについて学びました。そして、クリエイティブな職につける可能性があるような会社を模索していました。 広告代理店を数社、制作会社も受けました。その過程においてオプトに出会うのですが、「いずれはクリエイティブ職に従事したい」という話を伝えたことで、その“熱意”を汲んでくれたのか、採用が決まりました。 クリエイティブ職ってカッコイイなというあこがれもありましたが、オプトの内定をもらった2007年当時はインターネットが人々の生活に馴染んでいて、これからは広告もマスからネット広告へ移行していくだろうという状況にありました。広告だけでなく、Webを中心にユーザーと企業が繋がりを持っていくだろうという予感もあり、オプトへの入社を決めました。営業経験のおかげで、クリエイティブとしての自分の仕事が与える影響を意識できる
―入社直後は営業だったとお聞きしました。クリエイティブ部門に異動するまでの経緯をお聞かせください。 入社してから、2年半ほど営業を経験しました。人材系の会社を主に担当していましたね。もちろん、将来を見据え、クリエイティブに職種転換するための準備はしていたつもりです。 当時から、営業の中でも“クリエイティブをもっと深く理解して提案できる人材が必要だよね”という議論があって、クリエイティブ職に任せるのではなく、一番の顧客の理解者である営業側の意思をクリエイティブスタッフにしっかり伝えるように強く意識していました。 社内制度を利用して、クリエイティブ部門への異動希望を提出しました。当時のマネージャーからは“まだ早いのでは?”“何ができるのか?”と問われましたが、そこはただやりたいという熱意と、今までの営業経験の中で、クリエイティブに関わるディレクションをやってきたと強くアピールしましたね。社員の自主性を尊重してもらえる会社なので、結果的にはクリエイティブ職への異動を認めてもらうことができました。 ―未経験のクリエイティブに異動して不安要素はなかったのですか? めちゃくちゃありました。自分はできると思って入りましたが、周りにいる方々のほうが圧倒的に優れていましたし、営業としてクリエイティブをディレクションするだけが真実ではないので、最初はかなり戸惑いました。また、これまで経験のないコスメ業界を担当することになり、知らないことだらけでした。 正直、くじけそうになることもたくさんありましたが、自分が希望していた仕事だし、やるしかないなと。やりたいことができている状態にあることを、常に立ち戻りながら乗り越えていきました。もちろんマインドだけでなく、技術面でも先輩から吸収し、自分のものにできるよう努力していました。 クリエイティブ制作は一発でOKが出るわけではないので、とにかく複数案を出していって、色々と指摘を受けながら徐々にスキルアップしていきました。小さな成功というか、できなかったことができるようになったという小さな積み重ねが蓄積されて、今に至っているかなと思っています。感覚としては学生時代の部活動で、何周も校庭を走るのを毎日続けることで、徐々に体力がついていくのと同じなのかなと。 もちろん、ずっとモチベーションが持続していたわけではなく、山あり谷ありの状態でした。クリエイティブに異動してから1~2年は大変だったという思い出がありますね。修羅場も数多く経験し、様々な業界のクリエイティブに関わることで、 “ここはこういう視点も持ち方が特色なんだ”と理解を深まめ、業務の幅を広げていきました。日々壁にぶち当たって、また乗り越えていく。そんなことの繰り返しだったかもしれません。 ―これまでの職歴が活きていると実感される場面はありますか? 前職でもオプトの営業経験でもそうですが、自分の業務はお客様に提供するサービスの一部分にしか過ぎません。クリエイティブディレクターひとりがお客様を満たすわけではない。そういう意識が重要だと思っています。 自分の仕事が、オプトが提供するサービスのどこに位置していて、どういう影響を与えるのか。そういうことを意識しながら、ひとつのものを作っていくことができると、営業を経験したからからこそ見えてきました。自分を活かせる場を自ら作る意志があればオプトで活躍のチャンスを掴める
―ご自身のキャリア形成の中で感じたオプトの魅力はどのようなものでしょうか? オプトは、新たなチャレンジをすることにストップをかけない会社です。もちろん、実績や経験といったバックボーンは必要だとは思いますが、まず大切なことは「自分の意思」。元々オプトグループが大切にしている「一人一人が社長」という社是がありますが、自分のやりたいことにプライドと責任を持って実現しているからこそ今の自分があるのかなと。会社の理念に共感し、自分を活かせる場を作ることができる人はいくらでもオプトで楽しめると思っています。これは必ずしもクリエイティブ職に限定するものではなく、オプトで働く上で誰もが大切にしている考え方です。もし、こうした理念に共感できる部分があれば、ぜひご相談ください。 クリエイティブに興味を持っている方であれば、未経験者でもチャンスはあります。お客様とユーザーを表現の力で結びつける仕事に魅力を感じる方には、万遍なくその情熱を活かせる環境があります。 オプトは入る人と会社のマッチングを重視している会社です。オプトの方向性と転職者の方の夢を直線で結ぶことができれば、皆さんが夢を叶えるための環境は十分に整っています。IT/Web業界の求人紹介をしている「グロウスギア」代表 細井のコメント
※本記事は株式会社グロウスギア提供によるスポンサード・コンテンツです。