Quantcast
Channel: | LISKUL
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1789

ネットリサーチ「ファストアスク」を活用してリサーチ記事を作成。9つの外部メディアに取り上げられた記事の作成方法とは?

$
0
0
先日ネットリサーチ「ファストアスク」を活用して記事を作成した結果、初動のPV数は通常の記事の5倍になり、9つ外部メディアに取り上げてもらいました。 LISKULでは通常、1記事で9つのメディアに取り上げられるといったことは、なかなかありません。 今回の成功のポイントは、ネットリサーチを活用して、SNSで反響のある記事を作成できたことだと考えています。 調査データを活用したリサーチ記事は引用されやすく、調査データをもとに記事を作成するだけなので、特別なアイディアも必要ありません。企業名やサービスの認知度を上げたい方にはおすすめの手法です。 SNSで話題になったり、外部メディアに取り上げられたりする記事の作成方法には、いくつか押さえておくべきコツがあります。今回は実際にLISKUL編集部が取り組んだリサーチから記事作成の方法まで、手順とポイントをまとめました。 リサーチ記事作成に役立つ「マーケティングリサーチガイドブックをDL(無料) [toc]

※本記事は株式会社ジャストシステム提供によるスポンサード・コンテンツです。

リサーチ記事を作成した結果、初動のPV数は通常の5倍。9つの外部メディアに掲載。

リサーチ記事を作成した結果、初動のPV数は通常の5倍になり、9つの他メディアに掲載されました。 ファストアスク2018年最も予算を増やしたい「Web広告」とは?業態別、企業規模別、従業員数別に調査してみた。 <記事にした内容> ・2018年最も予算を増やしたいWeb広告をBtoC、BtoB別に記載 ・Web広告の利用率をランキング形式で記載 ・従業員数100~300名の企業が最も利用しているWeb広告 ・Webマーケティング予算が月間100万円未満の企業が利用しているWeb広告 ・リスティング広告の活用の目的 <リサーチ記事を作成して得られた結果> ・初動1週間のPV数は通常の記事の5倍に ・プレスリリースを合わせて配信したところ、9つの他メディアにも取り上げられた <取り上げられたメディア一覧>マーケッターが注目する、2018年に予算を増やしたい「Web広告」の種類とは? | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディアWebマーケティングの実施状況調査で分かった「これからの広告」〜ソウルドアウト調べ〜|ECのミカタソウルドアウト、2018年予算を増やしたい「Web広告」の調査を実施 | RTB SQUARE最も予算を増やしたい広告は「Instagram広告」 | 通販通信マーケティング・販促・広報の仕事をしている735名に対して、2018年予算を増やしたい「Web広告」の調査を実施 | 調査のチカラ2018年に予算を増やしたいWeb広告はB2C、B2BともにInstagram【ソウルドアウト調べ】 | Web担当者Forumマーケティング・販促・広報の仕事をしている735名に対して、2018年予算を増やしたい「Web広告」の調査を実施。 - プレスリリース:MarkeZine(マーケジン)2018年に予算を増やしたいWeb広告はB2C、B2BともにInstagram【ソウルドアウト調べ】|Yahoo!ニュース2月の主要SNSニュースまとめ! Facebookに「よくないね」ボタン導入? テキストのみのストーリー投稿可能に!|ソーシャルメディアラボ

初動のPV数が5倍になったのは、SNSで話題になったため

今回初動のPV数が通常の5倍までのびたのは、SNSで話題になったことが大きな理由です。 リサーチ記事は、リサーチ結果自体にオリジナリティや話題性があるため、SNSで反響のある記事を簡単に作れます。また他メディアからも引用元として使われやすいです。

リサーチ記事を作成して分かったメリット

初めてリサーチ記事を作成してみて、下記のようなメリットがあることも分かりました。

他のコンテンツ作成に応用が利く

リサーチ結果は、記事だけではなく他のコンテンツに応用が利くと分かりました。よくホワイトペーパーの作成に時間がかかるという声を聞きますが、リサーチ結果をまとめるだけで簡単にホワイトペーパーが作成できます。企画や情報集めをする必要がありません。

ネットリサーチを使えば、安価に取り組めて費用対効果がいい

取材を外注する場合、5~10万ほどかかる場合が多いと思います。調査記事もセルフ型のネットリサーチを活用すれば、安価に取り組めます。今回利用したセルフ型ネットリサーチのファストアスクも1万円から活用できます。 事前の準備にもそれほど時間もかからず、費用対効果はいいと思いました。また、安価かつスピーディーに実施できるので、旬なネタも即座に取り組めますね。

外部メディアに取り上げられるリサーチ記事の作成手順

SNSで話題になったり、外部メディアに取り上げられたりする記事の作成方法には、いくつか押さえておくべきコツがあります。 LISKUL編集部が気を付けていたポイントや、ジャストシステムが運営するオウンドメディア「マーケティングリサーチキャンプ」編集長の庄子さんからのアドバイスをまとめました。

リサーチ内容にはメディアのターゲット層が興味のあるテーマ、かつSNSでも話題になるものを選ぶ

まずはターゲットとゴールをはっきりさせましょう。 一番の理想は、自社のオウンドメディアのターゲット層が興味のあるテーマで、かつSNSでも話題になりそうなものがいいでしょう。 LISKUL編集部では今回、下記のように設定しました。 ・ターゲット:中小・ベンチャー企業のWeb担当者 ・ゴール:中小・ベンチャー企業が取り組むべきWeb広告が何か分かる。 もともとわたしたちは、Webマーケティングのノウハウに関するメディアを運営しているので、Webマーケティングに関するテーマにしようとは思っていました。 ただバズを狙おうとすると、最近の「女子高校生のSNS活用の実態」や「女子高生のInstagramの使い方」などのテーマになりがちに。話題性はあっても、自社の事業ドメインに関係あるものや、自社のターゲットにとって価値のあるものでないと意味がありません。そこで、中小・ベンチャー企業のWeb担当者のためになるコンテンツになるか?という視点で考え直しました。 結果、爆発的にバズる記事はできないかもしれないが、当社が支援している中小・ベンチャー企業が取り組むべきWeb広告は何かをリサーチすることにしました。

調査設計のポイント:記事のタイトルから考える

ターゲット・ゴールが定まったら、いよいよ調査設計をしていきます。調査設計や分析方法については、LISKUL編集部では分からないことが多かったため、マーケティングリサーチキャンプ編集長の庄子さんからアドバイスをもらいました。 マーケティングリサーチキャンプ編集長の庄子さん 調査設計は、記事のタイトルから先に考えるのが重要と、庄子さんはいいます。
庄子さん:●●の調査を実施→■■という調査結果が得られた→なので▲▲というタイトルにしよう、という流れでは、調査結果ありきになってしまい、「よくある(見たことがあるような)」内容の記事になってしまいがちです。 そのため、最初に「どんなタイトルであれば見てもらえるだろうか、バズる可能性があがるだろうか」を考えます。そうすれば、同じような内容の調査を実施したとしても、調査結果は全く異なります。 こんなタイトルにしたいから、選択肢には●●を追加しようと考えるようになります。これが「ありきたりな調査結果」にならないために大切です。

編集部で考えたタイトル

中小・ベンチャー企業が取り組むべきWeb広告は○○○。企業規模や業種別で見る活用すべきペイドメディアとは? このタイトルに関連した調査をするためには、下記の質問事項などが必要と分かります。 ・効果を感じているWeb広告は何か? ・企業規模は? ・業種は? ・毎月のマーケティング予算は?

気を付けるべきポイント

回答者の離脱を防止するために、下記のような基準で作成しましょう。 ・回答時間は10分以内におさまるように ・合計質問数は35問以内 ・マトリクス形式の質問は6問以内 ・自由回答形式は3問以内
引用:調査票作成の基本|Fastask
庄子さん:作った後は自分で一度答えてみると良いと思います。自分で答えて「長いなぁ」と思ったら、回答するモニタも「長い」と感じています。また、「この設問の意味わかりづらいな」「これ答えづらい聞き方だな」と感じれば、モニタもそう感じています。モニタの立場に立って回答する事でよりよい設問設計ができます。 また、旬な質問はないか考えてみましょう。LISKUL編集部の場合は、年末にリサーチしたので、翌年の「2018年に予算を増やしたいWeb広告は?」という質問を入れました。 時期的な内容や流行、注目をあびている内容が入っていたほうがSNSでは拡散されやすいため、何か1問は旬な内容に関する質問を入れることができないか考えてみるといいです。 季節イベントや、流行している事柄などから考えていくとすぐに見つかりますよ。
下記から無料の調査票のテンプレートをダウンロードできます。 ネットリサーチの活用と作成方法 | セルフ型ネットリサーチならFastask

分析のポイント:同類のデータをまとめて母数を確保する

リサーチ結果が分かったら、データの分析をします。
庄子さん:まずは単純集計で結果を見ることが多いと思いますが、その後は「クロス集計」での分析もおすすめします。例えば、男女別で分析したり、世代別、年齢別、または性年代で掛け合わせてしてもいいと思います。 単純集計とは異なった結果になっている項目もあると思いますので、当初は想定していなかった「意外な結果」が得られることも多いです。

分析のポイント

・まずはExcel上で特徴のあるデータを洗い出す。 特徴のあるセルに色をつけて見ていくと見やすいです。 ・母数は3桁はあるデータを目安に活用する 母数が少なすぎるとデータとして信憑性がありません。目安として3桁の母数があるデータを活用しましょう。 ・母数が少ない場合はデータをまとめてみる 活用したいけど母数が少なくなってしまったというデータは、同類のものをまとめて数値を出してみると母数を確保できる場合があります。

記事化のポイント:タイトルには多くの人が興味を持つ内容を入れる

タイトルには多くの人が興味を持ちそうな内容を入れる

タイトルは記事を読んでもらうために重要な部分。タイトルに伝えたい内容を入れるというよりも、多くの人が興味を持ちそうな内容を入れます。伝えたい内容は記事の本文に入れて読んでもらいましょう。

客観的なデータと考察を述べる部分は分ける

データと考察が混ざらないように注意します。データは客観的なものですが、考察には主観も含まれます。客観的なデータと主観が含まれる考察は分けて書くように意識しましょう。

考察に悩んだら、その分野に詳しい人に話を聞く

データをただ並べるだけなら簡単なのですが、データに関連した考察を書くのは、意外と難しい場合もあります。もし難しいと感じたら、その分野に詳しい人にリサーチ結果を見せてみましょう。「こんな結果になったんだけど、どうしてだと思う?」と私も社内の詳しい人に意見をもらいました。

リサーチ結果に関連して読者の役に立つ情報を記載する

リサーチ結果に関連して、読者の役に立つ情報を肉付けしていきましょう。LISKUL編集部ではWeb広告についての調査だったので、調査のポイントとなったWeb広告については特徴を簡単にまとめ、詳細を解説している関連記事のリンクを記載しました。

まとめ

企業名やサービス名の認知度を上げたいという方は、一度リサーチ記事の作成をしてみるといいと思います。 実際にリサーチ記事を作成し、下記のようなメリットがありました。 ・SNSで拡散され、反響も可視化される ・他のコンテンツ作成に応用が利く ・安価に取り組めて費用対効果もいい 他にも社内からも「勉強になった」と声があり、通常発信している記事よりも反響が大きかったと感じています。 記事を作成となると、どんな記事を書けば良いか、という段階でなかなかスケジュールが進行しないこともありますが、リサーチ記事は「自社ターゲットが興味を持ちそうなジャンル」の調査をするだけでコンテンツネタが完成するので非常に取り組みやすいです。

リサーチ記事作成に役立つ資料を無料配布中(広告)

リサーチ記事作成に役立つマーケティングリサーチに関するガイドブックを無料で配布中です。リサーチに取り組む前に、まずはじめに知っておくべき情報を、1冊にまとめています。 ・マーケティングリサーチの代表的な手法 ・成功させるための重要なポイント ・具体的な活用事例 ・主要ネットリサーチサービスの比較表 リサーチ記事作成に役立つマーケティングリサーチガイドブックをDL(無料)

※本記事は株式会社ジャストシステム提供によるスポンサード・コンテンツです。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1789

Trending Articles