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Instagram広告とは|5分でわかる活用事例と出稿方法

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最近話題のInstagram広告。2015年10月から日本にも導入され、低予算から始められるSNS広告として注目を集めています。 Instagram広告とは何か、どんなことができるのかを知りたい方が多いのではないでしょうか? 本記事では、Instagram広告でどのようなことができるのかという基本的なことから、Facebook広告との特徴の違いを分かりやすく説明し、Instagram広告を活用した事例まで紹介します。 [topbluelink] [toc]

Instagram広告とはInstagramユーザーのフィードに表示される画像・動画広告

Instagram広告とはユーザーがフォローしているアカウントと同じように、Instagramのフィードに画像・動画で掲載される広告です。 従来、企業はInstagramに企業用のアカウントを開設し、フォローしてくれたユーザーに対してブランディング訴求していくというのが一般的でしたが、2015年10月より、セルフサーブ型(自社で予算設定や配信期間を調整できる広告の広告)としてInstagram広告の利用が始まりました。 本来、最低出稿額が500万円かかったのですが、運用型広告に変わったことで、下限としては1日500円×30日で月1万5千円ほどで出稿可能です。 参考:広告主様向けヘルプセンター|Facebook for Business

特徴:若年層ユーザーが多く、細かなターゲティング設定ができる

Instagramのユーザーは若年層が圧倒的多く、20代までのユーザーが60%を占める

男女年代別比率
引用:LINE、Facebook、Twitter…5つのメジャーSNSの男女別年代比率の徹底比較!|FULLER(フラー)株式会社 App Ape Laboratoryが行った調査によると、Instagramのユーザーは圧倒的に若年層に偏っています。男性では20代までのユーザーが56.92%、女性では63.20%です。若年層の女性の利用率が最も高く、アパレルブランドやコスメブランドなど、女性をターゲットとする企業を中心にビジネス活用が進められています。

ハッシュタグを使いこなすことで自社のブランド認知を高めることが可能

Instagramではハッシュタグという独自の文化があります。投稿に関連する複数のワードを、ハッシュタグに付けて投稿します。Instagramでは、キーワードで投稿を検索する機能がないです。なので、ハッシュタグをいかに使いこなすかが、自社の商品・サービスをユーザーに認知できるかのポイントとなります。ユーザー同士が同じハッシュタグによって共通の趣味や状況を共有し、共感を促すための重要な手段なので、写真や動画に添えるテキスト文と同時に考えることが必要です。 例えばファッションブランドの広告の場合は、「#アウター」「#デニム」「#トップス」「#エスニック」などとハッシュタグをつけていきます。

親会社のFacebookやInstagramのユーザーデータを用いた細かなターゲティングが可能

Instagram広告はFacebookやInstagramのユーザーデータを用いて、細かなターゲット設定ができます。例えば、「ニューヨーク在住の18-25歳女性」のようなターゲット設定ができるので、消費者に身近な商品・サービスを提供する企業は相性がいいと考えられます。逆に商品が消費者の生活にとって身近でない企業は、相性が良いとは言えません。 ターゲティングについての詳しい説明はこちら:オーディエンスのターゲット設定オプション|facebook business

ユーザーと相性の良い企業

・スモールビジネス ・一般消費者向け製品を販売するブランド

ユーザーと相性の悪い企業

・B to Bビジネスの形態を取る企業 ・商品が消費者の生活にとって身近でないもの(ソフトウェア等)

Instagram広告の広告形態には、写真広告、動画広告、カルーセル広告の4つがある

Instagram広告には以下の4つの広告形態があります。 1. 写真広告 2. 動画広告 3. カルーセル広告 4. Stories広告 それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1. 写真広告

写真広告
引用:Instagram広告の基本|facebook business その名の通り、写真投稿の形式で配信される広告メニューです。①の箇所に広告アイコンがあり、②の箇所にユーザーのアクションを促すボタンが有ります。このアクションボタンはCTA(Call To Action/コールトゥアクション)という機能で、具体的な機能については後ほど紹介します。 写真広告で注意するのは以下の二点です。 ・説明: テキストのみ、300文字以内(125文字を推奨) ・広告画像の20%以上をテキストが占めてはならない

2. 動画広告

動画広告
引用:Instagram広告の基本|facebook business こちらは、動画投稿の形式で配信される広告メニューです。広告アイコンとCTAボタンについては写真広告と同じ場所にあります。 動画広告で注意するのは以下の二点です。 ・説明:テキストのみ、125文字以内を推奨 ・動画の長さ:最大30秒(30MB)

3. カルーセル広告

カルーセル広告
引用:Instagram広告の基本|facebook business カルーセル広告は、1つの投稿に2~5個の画像や動画を表示できる広告メニューです。カルーセル形式を使えば、自分が販売している製品や自分が所有するアプリを紹介したり、特定の製品やパッケージ、アプリの詳細を提示したり、連続するカルーセルカードを入れてストーリーを展開させたり、1つの長い画像を表示したりすることができます。

4. Stories広告

Stories広告引用:Instagramストーリーズ広告 | Instagram for Business Stories広告は、instagramのフィード上部に表示されるStoriesに写真や動画を配信できる広告メニューです。Stories広告では、全画面表示の縦長フォーマットを使って、見る人の注意を散らさずに特定の情報を伝えることができます。 Stories広告で注意するのは以下の2点です。 ・写真の再生時間:デフォルトで5秒(30MB) ・動画の再生時間:最大15秒(4GB) Instagram広告についての基本的なことは以上になります。続いて、CTAボタンについて見ていきましょう。

広告の目的に合わせたアクションタイプの設定が可能

アクションボタン
引用:Instagram広告の基本|facebook business 先程も述べましたが、写真の右下にあるアクションボタンはCTA(Call To Action/コールトゥアクション)という機能です。広告の内容や目的に合わせて以下の中から選んで設置することができます。 ・詳しくはこちら ・お問い合わせ ・予約する ・購入する ・登録する ・インストールする ・ダウンロード ・申し込む ・他の動画を視聴 ・音楽を聞く ・ゲームをプレイ ・アプリを利用 ・動画を見る Instagram広告は従来、イメージ写真を利用したブランディング訴求のイメージが強かったですが、アクションボタンの設置によりユーザーのアクションを引き出せるようになりました。

Instagram広告の課金方法はCPM、CPC、CPIの3種類

課金方法は以下の通りになります。 ・CPM Cost Per Mill(1,000インプレッション単価)では、広告が1,000回表示された段階で課金 ・CPC Cost Per Click(クリック単価)では、広告のCTAボタンがクリックされた段階で課金 ・CPI Cost Per Install(インストール単価)では、アプリ広告の場合に適用され、広告経由でアプリがインストールされるごとに課金

Instagram広告を活用した5つの成功事例

1. 【THE ICONIC】 Facebook広告とInstagram広告を組み合わせコンバーション23%、購入金額25%アップ

THE ICONIC THE ICONIC|Instagram https://www.instagram.com/theiconicau/ オーストラリアを代表するアパレルブランド。ターゲット層にインスピレーションを与え、認知を高めて秋冬コレクションの販売を促進するためにInstagramを活用しました。オーストラリアの大自然の中で秋冬コレクションをまとったモデルたちの写真や動画は、ターゲット層に印象的に届き、コレクションの認知を高めたところで、Instagram広告を見たユーザーにダイレクトレスポンス型のFaceboook広告を配信しました。 Facebook広告とInstagram広告を組み合わせて、コンバーション23%、購入金額25%アップしています。

2.【土屋鞄製造所】リーチ数50万人、広告想起率29%、ブランド認知度6%それぞれアップ

土屋鞄製造所|Instagram 土屋鞄製造所|Instagram https://www.instagram.com/tsuchiya_kaban/ 革鞄や革小物を製造販売している小売店。ブランド認知の向上を目的に広告を配信しました。作り手と使い手の両方から愛される製品というストーリーを伝えるための工夫として、以下の4種類のクリエイティブを用意しました。 ・土屋の鞄を愛おしそうに抱きかかえる持ち主の写真 ・「こいつが、好きなんです。」というキャプション ・「このこが、好きなんです。」というキャプション ・他の文房具と並べた名刺入れの写真と「仕事に欠かせない、わたしの相棒。」というキャプション これらのクリエイティブは非常にシンプルですがInstagramユーザーに強く響き、リーチ数50万人、広告想起率29%、ブランド認知度6%それぞれアップしました。

3.【フィラデルフィア】前年同期比売上41.8%アップした食品メーカー

フィラデルフィア フィラデルフィア|Instagram https://www.instagram.com/phillyaus/ クリームチーズでおなじみのオーストラリアメーカー。商品のラインナップの一つである「Pourover」のイメージチェンジを目的に、Instagram広告を配信しました。 楽しい形をしたクリームチーズや、夏をテーマにしたアイテム(サングラスなど)をかたどったクリームチーズの写真を配信。それにより、ブランド認知を高めることに成功し、「Pourover」と「楽しいおもてなしレシピ」の相関が強まり、前年同期に比べ、売上が41.8%アップしました。

4.【Snail Games】広告ありグループとなしグループでは前者の指標がそれぞれインストール数339%、アプリ内購入1.5倍に

Snail Games Taichi Panda|Instagram https://www.instagram.com/taichipandaen/ 中国のゲーム会社。Instagramのクリエイティブな環境を活かして、アクションRPGモバイルゲーム「Taichi Panda」の認知度を、米国に居住する15歳〜40歳の男性の間で高めたいと考え、広告を配信しました。 放映中のTVCMに出演の人気女性格闘家Ronda Rouseyを動画広告でも起用し配信した結果、ターゲット層のうち広告ありグループとなしグループで比較したところ、インストール数で339%、アプリ内購入で1.5倍と大差をつけての好結果となりました。

5.【READ DOG BOOKS】広告費用対効果7倍、有料会員数3倍

READ DOG BOOKSREAD DOG BOOKS|Instagram https://www.instagram.com/readdogbooks/ 毎月新しい本が届く定期購入サービス。ターゲット層の関心をかきたて、登録者を増やすためにInstagramを利用しました。 おすすめの本が入ったボックスや関連グッズなど、明るくカラフルな製品写真を配信。このキャンペーンをInstagramとFacebookに配信したところ、広告費用対効果7倍という素晴らしい成果をあげ、Instagram経由だけでも有料会員数3倍を達成しました。 参考:ビジネス活用事例 READ DOG BOOKS|instagram business

成功ポイントはInstagram広告を活用して自社のブランド認知を高めた点

これらの成功事例で共通する成功のポイントは、Instagram広告を活用して自社のブランド認知を高めたところにあります。例えばファッションブランドTHE ICONICの大自然の中で秋冬コレクションをまとったモデルたちの写真や動画や、食品メーカ―フィラデルフィアのアイテムなどをかたどった楽しい形をしたクリームチーズの写真は、商品がInstagram広告にマッチした例となります。 これらの成功事例から、B to Cのビジネス形態を取る企業が向いているといえますが、その中でも、スモールビジネスや一般消費者向け製品を販売するブランドはInstagram広告で自社の強みをより発揮できるでしょう。また、土屋鞄製造所などに見られる、こだわりを意識したブランド商品はInstagram広告と相性が良いです。 参考:さまざまなビジネス指標に有効なInstagram広告|facebook business 参考:Instagramでの広告展開における成功事例まとめ〜Facebook For Businessより〜|ソーシャルメディアラボ

Instagram広告を出稿する方法

広告を出稿する方法を簡単にまとめています。

事前準備

・Facebookページを用意する ・Instagramアカウントを取得する

広告出稿方法

1.InstagramアカウントとFacebookのアカウントをリンクする 2.広告マネージャー/パワーエディタのどちらかでInstagram広告を作成する それぞれのやり方については以下のようになります。

広告マネージャーの場合

①Instagramアカウントあり:ビジネスマネージャに追加するか、ページ設定から追加  Instagramアカウントなし:FacebookページをInstagram広告の発信元として使用可 ②広告作成に移動 ③Instagramに対応している広告の目的を選択 ④ [次へ]をクリックし、広告のターゲット設定、予算、掲載期間、素材など広告の詳細を入力 ⑤注文を確定する前に、広告作成の[広告プレビュー]セクションで[Instagram]の隣がチェックされていることを確認 ⑥チェックされていれば、Instagramで広告が表示される

パワーエディタの場合

Step1 広告のキャペーンを作成する
①パワーエディタに移動して、ページ上部にある[広告を管理]タブをクリック ②ページ左側の をクリックして、[キャンペーンを作成]をクリック ③[キャンペーン名]を入力し、[購入タイプ]で[オークション]を選択し、Instagram広告に対応している広告の目的を選択
Step2 広告の広告セットを作成する
①ページ上部の [広告を管理]タブをクリック ②ページ左側の をクリックして、[広告セットを作成]] をクリック ③[広告セットを作成]ページで、既存のキャンペーンを使用するか、新しいキャンペーンを作成するかを選択 ④広告セット名を入力し、[作成]をクリック ⑤ページの右側で新しい広告セットを選択し、[ 編集]をクリックして、予算、スケジュール、ターゲット層、配置(広告の掲載場所)、価格などの詳細を設定 この広告セットに含めた広告をInstagramで掲載するには、[配置]セクションで[Instagram]を選択する
Step3 広告を作成する
①ページ上部の[広告の管理]タブをクリック ②ページ左側の をクリックして、[広告を作成]をクリックします。 ③[広告を作成]ページで、既存のキャンペーンを使用するか、新しいキャンペーンを作成するかを選択 ④広告名を入力し、[作成]をクリック ⑤素材を含む、広告の詳細をすべて入力 ⑥緑色の[変更を確認]ボタンをクリックして変更を公開

Instagram広告を出稿する際に気を付けたい4つの注意点

1. Instagramアカウントは必須ではない

セルフサーブでは配信時にFacebookページを指定する必要があり、Instagramアカウントは必須ではありません。Instagramアカウントなしで配信した場合、アカウントネームはクリックできず、また広告のコメント削除などはできません。

2. 広告画像に占めるテキストは20%まで

広告の種類のところでも述べましたが、画像と動画のサムネイルはテキスト20%ルールに沿う必要があります。

3. 遷移先は外部URLである必要がある

遷移先は外部URLである必要があります。遷移した時、iOSはアプリ内ブラウザ、Androidはデフォルトのブラウザで表示されます。

4. キャプションの文字数は半角300字まで

キャプションの文字数には制限があり(半角300字以内)@ハンドル名、ハッシュタグ等、空白を含みます。キャプション中で改行、機種依存文字は利用できません。また、セルフサーブでは絵文字は利用できません。 facebookヘルプセンター|facebookにも詳しい解説が記載してあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。2015年10月に始まったばかりのInstagram広告ですが、現在の盛り上がりは一過性のものではなく、今後更に勢いを増すことでしょう。これからの動向に注目し、最新の事例が上がり次第、ご共有したいと思います。 [bottombluelink]

遠隔での会議がスムーズに!ビジネス向けテレビ会議システム10選

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場所を選ばずに対面のような打ち合わせが可能になるテレビ会議システム。導入してどこでも快適に会議をしたい人も多いのではないでしょうか? 今回はテレビ会議システムの特徴や、システムを選ぶ基準をご説明した上で、実際に良く使われているツールを10種類紹介します。 どんな企業の利用におすすめかも合わせてご紹介していくので、本記事を参考にテレビ会議システムへの理解を深めてみてください。 [toc]

テレビ会議システムとは?

テレビ会議システムとは、テレビなどのモニターやパソコン、スマホを使用し、画面を通して、遠隔の人と会議ができるシステムを指します。導入をすれば、音声だけでなく、映像、資料を共有したり、1対1ではなく、グループ会議もできます。

近年は遠隔でやり取りをする機会が増えました。例えば、ビジネスでは、遠隔にいてもネット回線を通じて打ち合わせをする場面があります。

このように、リモートのやり取りが増え、テレビ会議システムの需要も増してきています。

テレビ会議システムを選ぶ基準

テレビ会議システムを選ぶ基準は以下の2点です。

テレビ型か?Web型か?

テレビ会議システムには2つのタイプがあるため、自分のオフィスの規模にあったものを選ぶ必要があります。 テレビなどモニターを使用するテレビ型会議システムとパソコンでも使えるWeb型会議システムです。

テレビ型会議システムは設備が搭載されている会議室で利用するのに対して、Web型会議システムは、インターネットが利用できる環境であれば使えます。

また、必要な機材も異なります。テレビ型会議システムでは高価な集音機材や専用機材を使用します。一方、Web型はPC用のWebカメラやイヤホンなどで済ませられます。

大企業の場合は、MTGでの参加人数も多数になるのでテレビ型会議システムの方が良く、少人数の会議の場合は、機材などもいらないためPCのみですぐに会議を始められます。

共有機能があるかないか?

会議の際に共有機能があると資料や映像、画面の共有が可能となりますが、システムによっては入ってない場合もあります。機能があると会議がスムーズに進むためどのような会議をするかによって判断すると良いでしょう。

テレビ会議システムを導入するメリット・デメリット

テレビ会議システムにはメリットとデメリットがあります。導入する前に知っておくと参考になるでしょう。

テレビ会議システムのメリットとは?

メリット①どこでも打ち合わせができる

働く方の中には外出の機会が多い人もいますが、外出先にいながら本社に繋いでの会議も可能です。また、自宅からでも会社にいる社員と会議ができるので、外出できない社員も自宅にいながらにして会議に参加できます。

また打ち合わせなどの際、直接相手に会って伝えたくても遠くにいるなどの理由で難しい場合もあります。もしテレビ会議システムを導入すれば、遠く離れた人と顔を見ながら身振り手振りで内容を伝えられるので便利です。

メリット②社内教育の効率化

テレビ会議システムを導入して得られるメリットには、社内教育の効率化もあります。日本の企業の中には、営業所や支店などが日本全国に点在しているところも少なくありません。このような企業が社内教育をする時、新入社員が各都道府県にいるので、教育期間だけ本社に出張してもらったり、教育担当者が新入社員がいる支店に足を運ぶ形になります。

そのため、交通費などのコストがかかります。しかしテレビ会議システムを購入すれば、各支店や営業所に新入社員がいる場合でも、本社からリモートで教育ができるので、コスト削減を実現できます。

テレビ会議システムのデメリットはあるの?

テレビ会議システムのデメリットは、音声トラブルが発生する可能性があります。そのため、音声の品質が高いテレビ会議システムを導入するのをおすすめします。

また、相手の雰囲気まで読み取れない場合もあります。実際に1つの会議室に集合したほうが、相手の顔色や雰囲気を伺いやすいでしょう。

テレビ会議に必要なもの

テレビ会議システムを使って会議をするためには、必要なもの揃えなければなりません。そのため、あらかじめ必要なものを知っておくと、参考になるでしょう。

モニター

テレビ会議システムに必要なもののひとつとして、モニターは欠かせません。モニターで相手の顔を映し出し、顔を見ながら話すほか、資料共有などに必要です。

カメラ

カメラも準備しましょう。カメラがないと撮影ができないので、会議をしている相手に映像を届けられません。

マイク

マイクも必要なもののひとつです。現在ではパソコンで会議ができる製品もあります。パソコンにスピーカーは内蔵されていても、マイクはない場合もあるので注意しましょう。 その他、インターネット回線も準備する必要があります。インターネットを利用して映像や音声を届けるため、インターネット環境は必ず必要です。

テレビ会議システム比較10選

時間がない人、簡単にそれぞれの製品を比較したい方もいるので、確認がしやすい表を作成しました。そのため、簡単に比較したい人はチェックして下さい。(「テレビ会議システム」で検索し、上位10サイトから比較しました)

テレビ会議システム比較

1.Live On

テレビ会議システム1Live On

運営会社:ジャパンメディアシステム株式会社
価格:3,000円(月額)

Live Onは高品質、高機能、簡単操作が魅力的なテレビ会議システムです。音声遅延と音切れを極力回避する独自の機能を採用しています。

また、機能が豊富で、例えばさまざまな形式の資料を共有できます。例えば下記のような形式です。

  • Excel
  • Word
  • PowerPoint
  • PDF

さらに安全な通信を実現するために、セキュリティが強化されているため、重要な議題の会議でも安心して利用できるテレビ会議システムです。

ブラウザで立ち上げられて、簡単に操作ができるようにレイアウト配置がされているため、使いやすいです。

価格も月額3,000円となっており、ほかのテレビ会議システムよりも非常に安価になっています。

こんな企業におすすめ

会議システムを重要な話し合いに利用したい企業

2.東和の会議システム

テレビ会議システム2東和の会議システム

運営会社:株式会社東和エンジニアリング
価格:不明

東和の会議システムは株式会社東和エンジニアリングが開発したテレビ会議システムです。会議にはプロジェクターやマイクまざまな機器が必要ですが、東和の会議システムを利用すれば、テレビ会議システムに必要な機器を一括で揃えられます。ほかのテレビ会議システムと比較して導入が手軽です。

価格はホームページなどに記載されておらず、メールや資料請求をする必要があるでしょう。

こんな企業におすすめ

ゼロからテレビ会議システムの導入を検討をしたい企業

3.Polycom

テレビ会議システム3Polycom

運営会社:Polycom, Inc.
価格:数万円から数百万円

Polycomは1人〜12人まで使えるテレビ会議システムです。価格は数万円〜数百万円となっており、機能や利用人数によって変動します。Polycomは販売台数が1位で、多くの人から選ばれるシステムです。

高品質の音声や画質を提供してくれる点、拡張が可能でカスタマイズ性が高い点、スケジュールを前もって予約しておき、会議を開始できる機能が搭載されている点などがシステムの特徴として挙げられます。

こんな企業におすすめ

大規模での運用を検討している企業

4.RICOH Unified Communication System

テレビ会議システム4RICOH Unified Communication System

運営会社:株式会社リコー
価格:268,000円(本体価格)

RICOH Unified Communication Systemは株式会社リコーが提供するテレビ会議システムです。こちらは月額制ではないため、一度購入すれば再び費用が発生することはありません。

RICOH Unified Communication Systemの特徴はほかの製品よりも操作性に配慮があるため、直感的な操作が可能です。また、セキュリティ対策も万全で安心して利用できます。

こんな企業におすすめ

簡単な操作でのテレビ会議を実現したい企業

5.SHARPの会議システム

テレビ会議システム5SHARPの会議システム

運営会社:シャープ株式会社
価格:不明

SHARPの会議システムの価格は不明なため、お問い合わせや資料請求が必要です。液晶テレビのメーカー、SHARPが作る会議システムということもあり、なめらかな映像を実現します。映像の途切れが少ないので、遠隔でもスムーズな会話ができます。

また、大型液晶ディスプレイを採用しているので、リアルなコミュニケーションを実現してくれます。

こんな企業におすすめ

テレビ会議映像の画質にこだわりたい企業

6.V-CUBE

テレビ会議システム6V-CUBE

運営会社:株式会社ブイキューブ
価格:カスタマイズにより価格変動あり

V-CUBEはカスタマイズが可能で、導入企業によって価格が変動します。

V-CUBEの特徴は世界中から利用できる点です。ほかの製品の中には日本国内にしか対応していないものもあるので、グローバルなお付き合いをしている企業におすすめです。

また、マルチデバイスに対応しているので、ほかの製品と比較してさまざまな人と会議がスタートさせやすいです。

こんな企業におすすめ

海外とのテレビ会議をする機会がある企業

7.SONYのVision Exchange

テレビ会議システム7SONYのVision Exchange

運営会社:ソニー株式会社
価格:オープン価格(具体的な金額は不明)

Vision Exchangeはソニー株式会社が開発をしたテレビ会議システムです。具体的な価格は決まっておらず、見積もりをとる必要があります。

会議資料を同じ画面を複数人で共有できる機能があります。また、ホワイトボードに書かれた内容を保存できるので、メモや会議を振り返る時に使用できます。

こんな企業におすすめ

会議内容の振り返りをしやすくしたい企業

8.Skype for Business

テレビ会議システム8Skype for Business

運営会社:マイクロソフト
価格:無料

Skypeのテレビ会議システムは無料で使えますが、ビジネス版のシステムも用意されています。こちらはOffice 365 Business Essentialsにユーザー登録すると使えます。

無料版では1つのグループの最大参加数が25人なのに対し、ビジネス版を利用すれば250人まで同時参加が可能になります1対1ではなく、グループで画面を共有するのも可能です。

こんな企業におすすめ

Office365を利用している企業

9.Googleハングアウト

videoconference9Googleハングアウト 運営会社:Google .inc
価格:無料

GoogleハングアウトもSkypeと同様、無料で利用できるテレビ会議システムです。無料で利用できますが、Googleアカウントは必要です。

Googleハングアウトはブラウザはもちろん、スマホアプリにも対応しているので、スマホからのテレビ会議参加もできます。

こんな企業におすすめ

Googleアカウントを利用している企業

10.Appear.in

videoconference10Appear.in 運営会社:Telenor(ノルウェーの電話会社)

価格:無料

Appear.inも無料で利用できるテレビ会議システムです。グラフで書かれた資料などを複数人で共有もできますし、さまざまなデバイスから会議に参加もできます。十分な機能が搭載されているので、無料でテレビ会議をしたい人におすすめです。

こんな企業におすすめ

無料で海外のとのテレビ会議をする機会がある企業

まとめ

近年は働く場所を選ばない時代になりました。必ずしも会社ではなく、テレワークや在宅ワーク、リモートワークなどもよくある話です。 テレビ会議システムを導入すれば、そのようなフリーランスの人と働く時や、海外の人とやりとりする時に便利なので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

LPOのスペシャリストが活用するヒートマップ機能搭載アクセス解析ツール「Ptengine」。ヘビーユーザーが語るその魅力とは?

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全世界登録数13万アカウントを超えるユーザーが利用する、ヒートマップ付きアクセス解析ツール「Ptengine」。今回は「コンバージョンラボ」を運営するLPOのスペシャリスト、株式会社ポストスケイプ代表取締役の近藤悦彦さんに、ユーザーの視線からPtengineの魅力を伺いました。 また、Ptengineを提供する株式会社Ptmindから河野致彦さんに、開発者サイドからも解説していただきました。 LPOに力をいれているポストスケイプ社が、Ptengineのどんな機能を活用してランディングページの分析や改善を行っているのか、詳しく解説しています。 ヒートマップ付きアクセス解析ツール「Ptengine」の資料ダウンロードはこちら(無料) [toc]

※本記事は株式会社Ptmind提供によるスポンサード・コンテンツです。

スマホLPOを強化するために導入

-まずはポストスケイプ社での業務について教えてください。 PTengine1 株式会社ポストスケイプ代表取締役 近藤悦彦(こんどう・えつひこ) 近藤さん: 弊社はLPO(ランディングページ最適化)に完全特化した企業で、ランディングページの制作から分析・改善まで手がけています。 また、自社で運営している「コンバージョンラボ」というサイトで、LPに関しての記事や事例などを公開しています。 -Ptengineを導入したきっかけは何でしたか? 近藤さん:コンバージョンラボを約6年前に立ち上げました。5~6年前は、世の中でスマートフォンへのシフトが進んだタイミングです。スマホのLPOも強化しなければと思っていたときに、あるWeb記事でPtengineを知りました。 記事を読んで、スマホでもPCでもヒートマップが取れる点に惹かれました。当時はスマホのヒートマップを取れるツールが無かったと記憶しています。さらに無料で使え、敷居が低かったのも魅力でした。そんな経緯で、2014年からPtengineを使っています。

反復して毎日活用しても、ストレスのない使いやすさが魅力

—実際に導入したときの感触はいかがでしたか? 近藤さん: Ptengineの管理画面を開いたときに、まずUI(ユーザーインターフェイス)がとても分かりやすいと感じました。とにかく無駄な機能がなくてシンプルで分かりやすい。反復して毎日使ってもストレスがない点が弊社のニーズとフィットし、すぐに有料プランに申し込みました。 ヒートマップ付きアクセス解析ツール | Ptengine —開発したPtmindとしては、使いやすさにはこだわりがあったのですか? PTengine3 右:株式会社Ptmindマーケティング部マーケティングスペシャリスト 河野致彦(こうの・よしひこ) 河野さん:使いやすく、改善にも繋がりやすいように、敷居を全体的に下げて間口を広くしています。 とはいえ、アクセス解析とサイトの改善に直結するような機能は、きちんと備えています。機能を絞っているというよりは、UIやUX(ユーザー・エクスペリエンス)の使い勝手の良さを追求して開発しました。 すごく勉強しないと使えない玄人向けのツールにしてしまっては、ユーザーの間口を狭めてしまう。BtoBながらフリーミアムにしたのも、体験してもらえれば効果を実感してもらえるという自信があったからです。 —マーケットとしても幅広い層を想定しているのですか? 河野さん:そうですね。少しでも多くの方に使っていただき、結果に結びつけて欲しいと思っています。GoogleアナリティクスとGoogleタグマネージャーでも、Ptengineと近いことができます。しかし、使いこなすにはまだまだ敷居が高いと思います。かなり詳しい知識がなければできない。その点、Ptengineは、成果に直結する部分を分かりやすく提供しています。 近藤さん:Googleアナリティクスで深い分析をしようにも、カスタマイズする段階で挫折することが多いと思います。難しい用語もたくさん出てきます。分析を強化したいときに、Ptengineは非常にとっつきやすいです。

細かなスクロール率と、セグメント分けしたヒートマップで分析を強化

-Ptengineの具体的な活用事例を教えてください。 近藤さん:Ptengineは、主に3つの機能に分かれています。 ①クリックヒートマップ:リンクやボタンなど、どこをクリックしたかが可視化される ②アテンションヒートマップ:どのセクションをよく見ているかが分かる ③スクロール率:①②のどちらにも備わっている 1 クリックヒートマップ:リンクやボタンなど、どこをクリックしたかが可視化される PTengine4 2 アテンションヒートマップ:どのセクションをよく見ているかが分かる PTengine5 3 スクロール率:①②のどちらにも備わっている PTengine6 基本的にはこの3つを使って、ページ内の何が良くて、何が悪いのかを考えています。スクロール率の刻み方が細かい点も非常に良いです。 LPはさまざまな要素を盛り込んだ長いページになりがちですから、スクロール率の計測がざっくりしていると分析しにくいと思います。その点Ptengineではスクロール率が細かく数字で見れます。 Googleアナリティクスでも、ページの総合的な成果やスクロール率なども分かるのですが、Ptengineはさらに該当のページ上でユーザーがどう動いていたのかを一目でわかるビジュアルで教えてくれます。 -スクロール率が細かく分かることは、どのようなときに活かせるのですか? 近藤さん:ファーストビュー直下でスクロール率がグッと落ちていたら、広告とLPがミスマッチしていると一目で分かりますし、ページ内のどのセクションで、スクロール率が極端に落ちているのか?を見れば、その地点にあるコンテンツに問題があるのではないかと当たりをつけることもできます。 そこから視野を広げ、広告側のキーワード・広告文で流入したユーザーの期待に応えるシナリオ展開がLP上でできているのか?実は、こういうニーズなんじゃないのか?など認識のズレやミスマッチを比較的早い段階で検証したり、軌道修正したりすることができます。 Ptengine導入前までは、成果が思ったほど良くないときに、ページのどこを改善すれば良いのか?効率的にアタリをつけること自体が難しかったのですが、今ではこの分析を行うことで「このスクロール率の落ち方は不自然だ」と判断し、すぐに手を打つことができます。 -他によく使う機能はありますか? 近藤さん:「広告流入のみ」「総合のセッションのみ」などのフィルターをかけてヒートマップを見る機能をよく使います。「広告流入、かつ入口ページはこのページ」といったように、条件を組み合わせてヒートマップを見ることも簡単にできます。媒体毎にどうか、広告文やバナー毎ではどうかなど流入とLPとの相性をみるために、状況に応じて分析しています。 PTengine7 たとえば限られた予算の中でGoogleとYahoo! JAPANの両方で運用しているときにパフォーマンスのCVR(成約率)や獲得単価の成果とあわせて、ランディングページ内の行動プロセスを媒体ごとに分析し、Googleから入ってきている人と、Yahoo! JAPANから入ってきている人の動き方はどう違うのか、どちらがよりページを読んでいるかなどを比較したりします。 それで、最終成果のCVRとPtengineから得られたデータの相関性など傾向を分析し、広告の配信比率や予算比率を調整、ランディングページ上で改善する施策立案の手がかりにしています。 河野さん:「セグメントフィルター」ですね。Googleアナリティクスでもセグメントを探れるようになっていますが、よほど知識がなければ、そこから仮設を立てて比較するのは難しい。 Ptengineはヒートマップとして可視化されるため、CVに至ったモチベーションが高い人とそうではない人の違いを視覚的に比較できます。 近藤さん:「CVした人はどこを見ているのか」「スクロール率はどこまで到達しているのか」を見られるのは、ある意味、答を見せてもらっているようなもの。それを、CVしていない人のヒートマップと比較していきます。 たとえば、CVしている人はページ下部に配置しているコンテンツを、ヒートマップが真っ赤になるほど見ていたとします。一方で、途中でスクロールを諦めた人もいるかもしれない。だから、コンテンツを「スクロールの負担をかけずに見られる上の位置に移動してみよう」といったアイデアが出てきやすくなります。

数字をもとにした、成果を上げるための会話ができるようになった

—ヒートマップを提供しているツールの中でも、特にPtengineが使いやすいのはなぜなのでしょうか? 近藤さん: ヒートマップ分析ツールは、定期的に繰り返すランディングページの分析・改善の中で効率よく使いたいツールです。具体的な作業としては、ヒートマップを見て改善アイデアを出し、現行のページAと、ヒートマップを基に分析して変更したページBを1/2の確率で表示させてABテストをします。 データを蓄積し、またヒートマップを見て検証する。この一連のサイクルを繰り返すため、ヒートマップを見るのに使いづらかったり、必要な詳細データがすぐに取り出せないとなるとスピーディーに分析することが難しくなってしまいます。 手間がかからずに済むPtengineは、継続的に分析・改善をし、PDCAをストレスなく回していく業務に非常に適しています。 また、クライアントと同じヒートマップを見ながら打ち合わせができます。「ユーザーはここでモチベーションが上がっているが、途中のここでトーンダウンしている。このコンテンツよりもここを変更した方がそのまま申し込みにつながる率が上がる可能性があります」といった合理的な話ができます。 -合理的な会話ができることのメリットをもう少し教えてください。 近藤さん:たとえば「このデザインが好きか、嫌いか」や「なんとなくインパクトが足りない」などといった感覚的な話ではなくて、ユーザー行動を数値化したデータをもとに、成果を上げるための建設的な会話を自然とできます。これは今までブラックボックスになっていたのではないでしょうか。特に、デザインの領域は判断軸が感情軸になりがちです。しかし、それでは合理的な成果検証にはつながりません。 ヒートマップ分析によって、ユーザーにとっての良いデザイン・クリエイティブ・シナリオとは何かが分かります。もちろんブランドイメージは大事です。その上で成果も出していくためには、合理的に検証するしかありません。 -視覚化されることで、コミュニケーションにも役立つということですね。 近藤さん:クライアントから、「このページは結果が出たが、何が良かったの?」と聞かれることもあります。そういうときに、「前のページからこう変えて、ヒートマップを見るとこういう結果になっているので、ここが成果につながったのだと思います」と、分かりやすく説明できるのが良いですね。 河野さん:どこかのタイミングで成果について説明しなければいけなかったり、もしくはディレクターやプロデューサーの意思決定に対して、実際にクリエイティブを制作するのは別の担当者や外部だったりしますよね。 そうしたときのコミュニケーションに、感覚だけではない材料を提供できるのはPtengineの強みです。並べて「これを見てください。こうです」と言えますから。 近藤さん:弊社では社内のミーティングにも使っています。デザイナーやコーダーとヒートマップを見ながら、「今こうなっているからここを改善しないといけない」「ここはスクロール率がすごく落ちている」「なぜなのだろう」と、社員の教育も兼ねてアイデアを出し合っています。 パフォーマンスの高いページを作るにはどうしたら良いかという、社内のコミュニケーションツールとしても役立っています。

Ptengineを活用した、LPOのハウツー本を発行

-1月に発行された書籍『ランディングページ 成果を上げる100のメソッド』(エムディエヌコーポレーション、2018/1/17発行)についてご紹介ください。本の中でPtengineが採り上げられています。 近藤さん:『ランディングページ・デザインメソッド WEB制作のプロが教えるLPの考え方、設計、コーディング、コンテンツ制作ガイド』に続いて、二冊目の本になります。2015年に出した『ランディングページ・デザインメソッド』はLPの作り方を体系立ててまとめた本です。2015年以降、LPを使ったマーケティングが普及し、今では作ったページをどう分析・改善し、成果につなげるかという需要が増えています。 そこで、今回は「成果を出すためにはどう分析・改善していくか」にフォーカスし、GoogleアナリティクスやPtengineを採り上げて、実戦で使える知識を分かりやすくまとめました。 河野さん:本をパラパラ見るだけで、Ptengineのヒートマップのキャプチャ画像が目に入ります。赤くなっている部分など、視覚的な利便性を実感していただけると思います。

「いかに良質なツールを使いこなせるか」がカギの時代へ

-Ptengineの新機能をご紹介ください。 河野さん:現在でも新機能や細かなアップデートを継続していますが、昨年末に実装された新機能が「ヒートマップアーカイブ(ページ保存)」です。他社ツールのようにキャプチャではなくHTMLソース自体を保存していますので、単に写真を見比べるのではなく、分析自体を過去に遡って行えます。 PTengine8 つまり、過去のヒートマップにもフィルターがかけられますので、ABテストを経て変更する前後のタイミングに遡って比較するなど、フィルターの掛け算ができます。 -他にはどんなものがありますか? 河野さん:直近で実装されたのが、フィルター機能の充実、「直帰フィルター」です。すぐに帰った人、帰らなかった人の分析は重要ですし、直帰した人とCVした人とで比較すると「なぜ?」を分解しやすくなります。 PTengine9 1ページだけ見て帰ってしまう人は結局どこまで見ているのか、どこに差があったのかを分解すると、入口ページやLPの価値を高めやすいはず。これは「あったら良いな」な機能だったのではないかと。しかもPtengineは直帰したページの平均滞在時間も正しく計測できるので、直帰された方が、本当に読んでいないのかどうかも分析可能です。1ページ勝負のLPや、メディアなどには特にオススメ、使ってほしい機能です。 近藤さん:直帰フィルターはありがたいですね。「どこまで行ったか」「どこを長く見たか」が見えるのは嬉しい。構成を入れ替える、シナリオを変えてみるなど、改善案を出しやすくなると思います。 -最後に、近藤さんは今後のLPOはどう進むとお考えですか? 近藤さん:ネット広告の運用費は毎年上がっており、運用型広告費は6,000〜7,000億円にもなります。その金額を受け止めているのがLPですので、LPのパフォーマンス改善の重要性はより高まっていきます。 いち早く課題を見つけ、合理的な判断と改善をスピーディーに展開できるか?いかに良質なツールを使いこなすかがカギを握るはずです。 -ありがとうございました。

ヒートマップ付きアクセス解析ツール「Ptengine」

全世界登録数13万アカウント以上のヒートマップ付きアクセス解析ツール「Ptengine」。 ヒートマップ機能が搭載されており、数値だけでなく、ユーザーの行動をサーモグラフ化。イベントトラッキングや、コンバージョントラッキングも管理画面から設定できる誰もが簡単に使えるアクセス解析ツール。 気になる方は、まずは資料をダウンロードしてみてください。Ptengineの機能詳細や活用事例をまとめています。 ヒートマップ付きアクセス解析ツール「Ptengine」の資料ダウンロードはこちら(無料)

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Webサイトの成果が瞬時に分かる!AIアナリストの成果管理機能とは?

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Webサイトを人工知能が分析し、改善策まで自動的に提案してくれる「AIアナリスト」。 そんなAIアナリストに「毎日の成果管理」という機能が追加されました。今回は、AIアナリストを提供する株式会社WACULに新機能の話を伺いました。 「毎日の成果管理」とは、実際のCV数と毎月の見込みCV数をAIが自動で算出し、成果の推移を可視化して報告する機能です。現在Webサイトの成果管理ができていないとお考えの方や、Googleアナリティクスで分析を行う手間にお悩みの方の助けとなる機能なので、是非ご一読ください。 AIアナリストの資料ダウンロードはこちら(無料) [toc]

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1. 流入・チャネル別のCV数を常に把握できているか?

Webサイトの運営における「成果管理ができている状態」とはどのような状態を指すのでしょうか。 Web担当者の方にとっての成果とは、WebサイトのCV数です。それぞれのWebサイトによって目標は「購入」「問い合わせ」「PV数」などさまざまですが、「CV数を増やしていく」という使命は変わりません。 それゆえ、「成果管理ができている状態」とは、「CV数を増やしていくために必要な情報を持っている状態」を指します。 具体的には、
  • 流入元別、集客施策別のCV数を常に把握できている
  • 現状から今後のCV数推移の見通しを持てている
これらが「成果管理ができている状態」であると言えます。

2. 成果管理ができれば「異常の原因」「施策を打つべき時期」「効率的な予算配分」が分かる

Webサイトを運営するにあたって、なぜ成果管理をするのが重要なのでしょうか。 主な理由は以下の3つです。
  • 想定と異なる推移をしている場合に、迅速に原因にたどり着いて対策を打つため
  • このままの推移で目標達成が可能か見通しを持ち、最適なタイミングで施策を実施するため
  • 施策を打つべきポイントを明確にし、効率的な予算配分をするため
サイト全体のCV数だけを見て「今月は目標達成が厳しそうだなあ」という認識では、なぜ目標に届かないのか、いつ・どのような施策を行うべきなのか判断できません。 流入元別のCV数の推移を管理して把握できていれば「広告からのCV数が想定よりも伸びていない」という課題にすぐ気が付いて、「広告の予算配分を見直す」など、必要な施策を必要なタイミングで実施できます。 しかし、Web担当者の方が、流入元別のCV数のデータにいつでもアクセスできる状態でなければ、施策の検討がぶれてしまったり、異常への対応が後手に回ってしまいます。 効率的にCV数を増やしWebサイトを成長させていく上で、土台となるのが成果管理であると言えます。

3. データ集計に時間がかかり、成果管理ができている人は意外と少ない

Webサイトを運営している方にとってCV数の推移は大きな関心事です。しかし、成果管理が適切にできている方は意外と少ないのが現実です。 理由は、Googleアナリティクスのデータ集計にかける工数を確保できていないからです。 Googleアナリティクスで流入元別・集客施策別の日々のCV数をそれぞれ把握するためには、「CV」の項目と「集客」の項目を期間ごとに確認してExcel等でそのデータをまとめた上で、目標との乖離を計算しなければなりません。 また、今後どのように推移する見込みなのかを考えるには、上記のデータと前年同月のデータをもとにさらなる分析を行う必要があります。 日々の業務の中でそれら全てを確実に実施するのはなかなか骨が折れるので、サイト全体のCV数の管理のみをしている方が多いのではないでしょうか。

4. AIアナリストなら、工数0で成果管理が可能に

大きなメリットはあるものの非常に手間がかかってしまう「成果管理」ですが、AIアナリストを使えばすぐにでも実施が可能です。 AIアナリストの実際の画面を使って紹介します。 AIアナリストの成果管理画面 表示されているグラフの左側は前年同月の日ごとのCV数です。 濃い青色のグラフは今月のCV実績で、先の日付の薄い青色のグラフはAIが算出したCV数の見込みです。黄色のラインが今月の目標です。 このグラフから一目で「今月の進捗把握」「今月の目標達成見込み」「前年同月との比較」が確認できます。 さらに、このグラフはサイト全体のCV数だけではなくて「自然検索」や「広告」など、流入元別での表示も可能なので、集客施策別の成果管理も簡単にできます。 AIアナリストの画面を開くだけで
  • 目標達成のためにどのような集客施策をいつ打てばよいのか
  • Webサイトの成果に異常があった際には、いつのどの施策が原因なのか
  • 施策がCV数に与えた影響を瞬時に把握し、最適な施策はどれなのか
といった重要事項を考えるための基礎となるデータを、管理工数無しで手に入れられるという、Web担当者の役に立つ機能です。

5. AIアナリストの資料を無料ダウンロード

成果管理機能が加わり、AIアナリストはより役立つツールとなりました。 「成果管理には興味があるが、そもそもGoogleアナリティクスでCVの設定ができているか不安」「自社サイトで使えるか試してみないとイメージが湧かない」という方もご安心ください。 導入までに、「Googleアナリティクスで基本的な設定ができているか」という点まで確認して、不備があった場合にはサポート担当が問題点を見つけて修正する方法をお伝えしてくれます。また、有料版の分析では具体的な課題解決の方法を提示してもらえる「無料診断」も提供していますので、是非ご活用ください。 AIアナリストについて気になった方は、まずは以下の資料ダウンロードをしていただければと思います。今回紹介しきれなかった機能についても触れているので、ご確認いただければと思います。 工数ゼロでWebサイトの成果管理ができるAIアナリストの資料ダウンロードはこちら(無料)

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AIアナリストでnot providedの中身が分析可能に!SEO対策に使える新機能とは?

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Webマーケターなら、一度は見たことがあるであろうGoogleアナリティクス上の「not provided」の文字。SSL対応の観点から、Googleアナリティクスではユーザーが何と検索したかが分からないようになっています。 しかしSEOやコンテンツマーケティングをする上では、今ユーザーが何と検索してサイトを訪れているのか、どんなキーワードで検索しているユーザーがCVしているのかを知るのは重要です。なんとかしてこのnot providedの中身を知る方法はないのかお悩みの方もいるのではないでしょうか? そんな中、株式会社WACULが提供する「AIアナリスト」に、not providedの中身を明らかにする新機能がリリース。具体的にどういった機能・画面なのかお話を伺ってきました。 not providedの中身も分析できる!AIアナリストの無料登録はこちら [toc]

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AIアナリストならnot providedの中身がわかる!?

Googleアナリティクスでは検索キーワードがわからない

Googleアナリティクスは、サイト内のありとあらゆるアクセスデータを集計できるツールです。Webマーケターの多くが利用しているのではないでしょうか。 Googleアナリティクスを使うと、「自然検索で流入したユーザーはどのページにアクセスしているか」「CVRは何%か」などSEOやコンテンツマーケティングに必要な情報を知れます。 便利なGoogleアナリティクスですが、上述の通り検索キーワードに関しては95%近くがnot providedと表示されており、調べられません。 Googleアナリティクス これは、2013年9月からGoogle、2015年8月からYahoo! JAPANの検索でSSL対応がなされた結果としてこのような表示となり、今後も基本的にほぼすべてのユーザーの検索キーワードはnot providedに振り分けられます。 Webサイト上にどんな情報を掲載してユーザーに何を訴求するかを考える上で、検索キーワードを調べるのは有効です。しかし、Googleアナリティクス上ではそれができなくなってしまっています。

Google Search ConsoleではどのキーワードからCVしているかわからない

Googleアナリティクスでは知れない検索キーワードを知るためのツールもあります。それがGoogle Search Consoleです。 Google Search Consoleでは、検索キーワード毎の表示回数・クリック数・CTR・掲載順位などの情報を知れます。そのため、Googleアナリティクスではnot providedとなっていた検索キーワードを把握できます。 しかし、Google Search Consoleにも欠点があります。サイト内のデータがとれず、どのキーワードからCVが出ているかわからない、という点です。 あくまで自然検索でサイト内に入ってくるまでのデータを集計できるのがGoogle Search Consoleなので、流入時のキーワードはわかっても、そのキーワードで検索したユーザーがCVしたかどうかという情報はこちらにはありません。CVしたかどうかの情報はGoogleアナリティクスに頼らなければならないのです。

AIアナリストは2つのデータを組み合わせてCVしているキーワードを明らかに!

CVに関するデータを持っているGoogleアナリティクスと、キーワードに関するデータを持っているGoogle Search Console。それぞれのデータを組み合わせると、今どういうキーワードで今サイトに人が入ってきて、どういうキーワードでCVしているかを把握できます。 それを可能にするのがAIアナリストです。 Googleアナリティクス上には「入口ページ別にどれだけのCVを獲得できているか」という情報があり、一方Google Search Console上には「入口ページ別にどういったキーワードで流入してきているか」という情報があります。 AIアナリストは、この「入口ページ」という両方が持っているデータに着目すると、各キーワード別のCV数を予測できます。その結果、今どういったキーワードからCVが取れているかが明らかになり、not providedの中身を予測できるようになったのです。

not providedの中身がわかるとどんな良いことがあるのか

AIアナリストを使ってnot providedの中身がわかると、どんな良いことがあるのでしょうか。

1. サイトにどういう情報を載せるべきかわかる

not providedの中身が明らかになると、どんな検索キーワードで流入しているユーザーが多いのかを把握できます。 例えばAIアナリストのサービスサイトであれば、「AIアナリスト」などサービス名を指名して流入するユーザーの他に、「Googleアナリティクス 使い方」などのキーワードで流入するユーザーが多いです。 サイトの目的はAIアナリストの認知と無料登録の獲得です。前者のユーザーにはすぐに「AIアナリストがどういうサービスなのか」「何ができるのか」などを説明すればいいのに対して、後者のユーザーにはいきなりAIアナリストの説明をしても読んでもらえません。 「Googleアナリティクス 使い方」と検索しているので、まずはGoogleアナリティクスの使い方を実際の画面などを用いて紹介しつつ、「面倒そうだからもっと楽に使いたいなら…」といった形でAIアナリストを紹介する必要があります。 ユーザーの検索キーワードを知るのはユーザーがどういう情報を求めているのかを知るのと同義です。それをもとにサイト上で掲載する内容を精査すると、サイトに来るユーザーのCVにも繋がりやすいでしょう。

2.今後どういうキーワードでユーザーを獲得すべきかがわかる

上記1に関しては、一応Google Search Consoleのデータだけでも可能ではあります。 しかし、自然検索経由でCVしているユーザーの検索キーワードを把握すると今後どういうキーワードでユーザーを獲得すべきかの方針が立てられる、という点に関してはnot providedの中身を把握できる大きな価値といえます。 集客のためにコンテンツマーケティングに取り組んでいる方は多いでしょう。その中で大抵の方が「訪問数は増えたけどCV数が全然増えない」課題を抱えます。 コンテンツマーケティングでは、訪問数を増やす目的でサービスへの興味・関心が低い潜在層へアプローチするコンテンツを増やす場合が多いです。その中でそもそもCVには結びつかない、サービスから遠すぎるキーワードでコンテンツを増やしているケースがよくあります。 こうした「訪問数は増えたけどCV数が全然増えない」という状況を避けるためにできる対策が、事前にnot providedの中身を明らかにし、CVがとれているキーワードの把握です。 AIアナリスト AIアナリストでは、今CVがとれているキーワードを確認したら、次にそれらのキーワードの類語・関連後を取得します。その中から現在のサイトの順位が20位以下のキーワードを洗い出し、今後狙ってコンテンツを作成すべきキーワードを洗い出します。 その提案の元となっているデータが実際にCVが獲得できているキーワードです。 AIアナリストを使ってコンテンツマーケティングをすると、CVにまでつながる可能性が非常に高いのが特徴です。

AIアナリストを試してみよう

not providedの中身から、狙うべきキーワードの提案まで行ってくれるAIアナリストですが、「本当に役に立つ提案が出るの?」と不安に感じる方もいるかと思います。 AIアナリストにWebサイトを無料登録をすれば、ご希望の方には有料版の機能を使って「狙うべきキーワード」や「Webサイトの改善点」を無料でご提案も可能なので、AIアナリストが本当にWebサイトの改善に役立つのか試してみましょう! 狙うべきキーワードの提案までしてくれる「AIアナリスト」の無料登録はこちら

※本記事は株式会社WACUL提供によるスポンサード・コンテンツです。

顧客情報を簡単に確認できる!問い合わせ管理システム10種類を比較

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問い合わせ管理システムとは、顧客からのお問い合わせ情報を一括で管理してくれるシステムです。 企業が受けた全てのお問い合わせに対して、担当者が1人で対応する企業は少ないでしょう。複数人で対応する場合、二重対応をしてしまったり漏れがないような工夫が必要です。 こういった心配を軽減し、問い合わせに関する業務を効率化できるのが問い合わせ管理システムです。本記事では、問い合わせ管理システムを導入するメリットやデメリット、主要のシステムをご紹介します。 [toc]

問い合わせ管理システムとは?

問い合わせ管理システムとは、お客様からのお問い合わせを管理してくれるシステムです。

例えば、問い合わせ管理がしっかりできていないと、問い合わせの対応漏れや、対応履歴の引継ぎなどができないなど、クレームに繋がる場合もありますし、受注機会を逃してしまうかもしれません。

問い合わせ管理システムを利用すれば、お客様からのお問い合わせを関係者で共有、管理できるので、対応漏れの防止に繋がります。対応遅れゼロ、対応漏れゼロを実現したい人には特におすすめのシステムです。

問い合わせ管理システム利用のメリット・デメリット

問い合わせ管理システムのメリット

情報の一元化によって、業務の効率化を実現できる

問い合わせ業務はサポートセンターや営業担当者が対応する場面が多いですが、システムが一元化されていないとお問い合わせ内容を調べるのに時間がかかったり、履歴を探すのに苦労したりします。その結果効率が悪くなり、多くのお客様の対応が一度にできない場合が多いです。

しかし、問い合わせ管理システムがあれば情報の一元化が可能です。社員全員が過去の履歴をチェックできるなど、業務の効率化に繋がります。問い合わせ1件あたりの処理速度が速くなるので、営業マンやサポートセンターの負担を軽減できます。

対応力やサービスの向上によって顧客満足度アップにもつながる

疑問を抱えたお客様は、できる限り早く解決をしたいからこそ、お問い合わせをします。そのため、お客様からの問い合わせに対して何時間も何日も解決までに時間がかかってしまうと、クレームや不満などに繋がります。 できる限り早く解決するのがカギとなります。問い合わせ管理システムを導入していれば、スマホやパソコンなどですぐに対応マニュアルが閲覧できるので、解決に時間はかかりません。

問題を早く解決できればお客様からのクレームや不満にならず、顧客満足度向上を目指せます。

素早く判断できるため営業活動にも役立つ

問い合わせ管理システムは、過去の取引状況やお問い合わせ情報を全て管理しているので、タイミングを逃さずにお客様に合わせた提案を実行できます。

お客様が必要な情報だけを提案できるので、売り上げアップにもつながる可能性があります。

問い合わせ管理システムのデメリット

導入コストがかかる

デメリットとしては、導入時にコストがかかるという点が挙げられます。問い合わせ管理システムを導入するための費用だけではなく、これまでの問い合わせを管理するために情報を整理してデータ入力をするなどの作業も必要となるので、リソースも費やす形になるでしょう。

セキュリティ上の問題

特にクラウド型の問い合わせ管理システムの場合に注意すべき点が、セキュリティの問題です。企業によって、データを社外に保存するのはセキュリティポリシーに反するなどの理由から問い合わせ管理システムを導入できない場合があります。

問い合わせ管理システムを導入する前に確認したいポイント

システムによってさまざまな違いがあるので、慎重に選ぶのが大切です。問い合わせ管理システムを導入する際には、主に2つのポイントを確認してください。

自社にとって必要な機能があるか?

1つ目にチェックしたいのは、自社にとって必要な機能があるかどうかです。 例えばスマホでも管理をしたい方が、パソコンでしか管理できないシステムを選んでしまうと、会社を離れたときにお客様からの問い合わせに応えられない可能性があります。機能はそれぞれ異なるので、事前にチェックした方がいいでしょう。

近年は、Web接客ツールやCRM(顧客管理システム)の機能を持ち合わせた問い合わせ管理システムも人気です。 Web接客ツールは、LINE連携などを用いていつでもユーザーが質問を送れるのがメリットで、近年多くのサイトが導入しています。ただ、顧客の管理は別のツールを利用しないといけません。

その点、CRM機能を設けている場合、こちらのツール1つで顧客管理まで行えます。気をつけるべき点は、大規模になってくると単純機能のみのCRMでは管理ができなくなってくるという点です。

無料で試せる期間があるか?

2つ目は無料お試し期間の有無です。最近ではほとんどの管理システムに無料お試し期間がありますが、中にはないものもあるので注意が必要です。初めは無料で試してみたい!と思っている方は、忘れずにチェックをしておきましょう。 問い合わせ管理システムは、顧客対応を担当している方にとって使いやすいものでなければなりません。実際に業務を担当している人に無料で使ってもらって、使いやすさを確認するのも重要です。

問い合わせ管理システムを紹介

以下の記事では、主要10種類のシステムをご紹介します。主要システムに加え、チャットで問い合わせを受けれるツールも紹介しています。(「問い合わせ管理システム」で検索し、上位10サイトから比較しました) 問い合わせ管理システム比較表

1.kintone

inquirymanagementkintone

運営会社:サイボウズ株式会社
月額:1ユーザー780円~

特徴

お客様からのお問い合わせ内容や対応履歴をアプリ1つで記録できるシステムです。パソコンだけではなく、スマホからも全ての機能が使えます。
kintoneはアプリの作成やカスタマイズをしやすいのが特徴です。初心者でも使いやすいため、多くのユーザーが導入をしています。

2.メールワイズ

inquirymanagement2メールワイズ

運営会社:サイボウズ株式会社
月額:1ユーザー500円

特徴

メールワイズとkintoneは運営会社が同じなので、サービスの連携ができます。例えば、既にkintoneの契約をしているユーザーは、メールワイズも契約すればkintone をCRM(顧客管理システム)として活用することも可能です。

もちろん、メールワイズ単体でも注文やサポートの問い合わせ情報を管理したり、営業での案件を共有したりできます。

3.STYLISH SYSTEM

inquirymanagement3STYLISH SYSTEM

運営会社:BUONO株式会社
初期費用:500,000円
月額:50,000円

特徴

STYLISH SYSTEMは社内の情報共有をスムーズにし、効率よく作業ができるように作られた問い合わせ管理システム。
商品管理もできる他、ワンクリックで請求書や納品書などの各種書類が発行できる機能もあります。 STYLISH SYSTEMは操作性にもこだわっており、初心者の方でも操作できるように情報を入力するだけで見たい指数をグラフや数値で確認できたり、書類もワンクリックで発行が可能など誰でも操作できます。

4.Dynamics 365

inquirymanagement4Dynamics 365

運営会社:Microsoft
月額:1ユーザー22,839円

特徴

Dynamics 365は、役割や業種などに合わせて設計されたアプリケーションを選べます。

また、大企業だけあって信頼性も高くセキュリティ面も安心できます。

5.Customa!

inquirymanagement5Customa!

運営会社:Cross & Crown 合同会社

ライトプラン初期費用:19,960円
プレミアムプラン初期費用:35,600円
ライトプラン月額費用:9,980円
プレミアムプラン月額費用:17,800円

特徴

問い合わせ管理システムの中でも低価格なのが魅力的です。アカウント無制限で、ライトプランなら月額9,980円で利用できます。

お客様の問い合わせ内容が一覧で表示され、優先順位などを決めてくれるので、お客様を待たせることなく、対応できます。また、サポートが発生した場合には通知で知らせてくれるので、対応が遅れる心配もなく安心です。

6.レストランボード

inquirymanagement6レストランボード

運営会社:リクルートライフスタイル
初期費用:基本無料

特徴

iPadを利用し、お客様の情報を簡単に管理できる予約台帳アプリです。顧客からの問い合わせを簡単に対応できます。

7.CRMate

inquirymanagement7CRMate

運営会社:富士通株式会社
費用:月額5,500円/1ユーザ

特徴

紙や表計算ソフトで管理している情報の蓄積・情報共有が可能なシステムです。ソフトウェアの準備は不要で、申し込み後すぐにシステムを利用開始できます。

8.desknet's CAMS

inquirymanagement10desknet's CAMS

運営会社:株式会社ネオジャパン
利用料:150,000円~

特徴

desknet's CAMSはセキュリティに優れています。例えばチーム内で情報を管理する場合、管理者はユーザーに機能制限をかけられるので、情報漏洩などを防げます。今は情報漏洩などが頻繁に起きる時代ですので、会社の信頼をなくさないようにするためにも管理は徹底した方が安心です。

9.KREISEL

inquirymanagement11KREISEL

運営会社:トライコーン株式会社
初期費用:50,000円
利用料:50,000円~

特徴

KREISELは機能が豊富ですが、操作は簡単で初心者でも簡単に使えます。

機能の一部にはコンタクトサービスがあります。この機能はお客様の対応状況に応じて画面を切り替えてくれるので、問い合わせ内容を瞬時に確認することが可能です。お客様とやり取りした内容も全て履歴に残るので、次に何か問い合わせがあった時でもすぐに対応できるのが魅力になっています。

10.メールディーラー

問い合わせ管理ツールメールディーラーメールディーラー

運営会社:株式会社ラクス
費用:要問合せ ※無料トライアルあり

特徴

メール対応の効率化に必要な機能が揃っています。過去の対応履歴が確認できるため、担当者交代等による引継ぎ業務の簡略化にも役立ちます。 また対応中のメールに対してロックがかかる二重返信防止機能、テンプレートによる対応の統一など、問い合わせに対する返信機能が充実しています。

まとめ

問い合わせ管理システムの導入によってお客様の情報を管理できるので、従業員の負担は少なくなりました。さらにサポートセンターだけでなく外出の多い営業マンまで、どこにいても情報を見られるようになり手厚いサポートも可能になります。

また、今回紹介した問い合わせ管理システムの中には、セキュリティにもこだわっているものが多く存在しています。顧客情報を大切に管理するためにも、このようなタイプの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

登録後すぐに使えるアンケートツール10選!無料・有料ツールの違いもご紹介

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アンケートツールの利用を検討している企業の中には、ツールが多すぎて何を使えば良いかお悩みの方もいるかと思います。 また無料ツールと有料ツール、どういった基準でどちらを選べばよいかが分からないという人もいるのではないでしょうか? 今回は、アンケートツールのメリットや選ぶ基準を挙げた上で、実際によく使われるアンケートツールをご紹介します。

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アンケートツールのメリット

アンケートツールの利用には3つのメリットがあります。

メリット①アンケートツールを使うと大幅なコストカットが実現できる

アンケートツールはWebで情報を収集するのをサポートしてくれるツールです。企業の中には今でも用紙でアンケートを実施しているところもありますが、アンケートツールを利用すると、用紙や印刷代を削減できるので、アンケート実施にかかるコストを下げられます。

メリット②スピーディーにアンケートを実施できる

アンケートツールを利用すれば、テンプレートなど、制作時間を短縮できる機能がたくさん搭載されています。そのため、アンケートを開始するまでの時間を短縮できます。

メリット③分析ができる

分析機能によって収集した情報をすぐに活用できます。自分でデータを読み解くのは時間がかかるという人にはぴったりです。

アンケートツールを選ぶ基準

アンケートツールを選ぶ基準となるのは料金です。まず、アンケートツールは無料で利用できるものと、有料で利用するサービスがあります。また、無料で利用できるアンケートツールでも、有料オプションを購入しないと、機能が制限されるものもあります。 有料のアンケートツールの中でも、一度の購入で、ずっと利用できるものから、月額制でサービスを提供している業者も少なくありません。このように、それぞれのアンケートツールで価格や支払い方法が異なるので、会社の予算に合ったものを選択するようにしましょう。

無料のツールを使うか、有料にすべきかは「どこまでの情報を集めたいか」によって変わってきます。無料ツールの場合は、簡単にアンケートを取れますが、複雑な条件を設けたり、大規模なデータを取れない可能性があります。 また、無料ツールは、自動でユーザーを指定してアンケートを取ってくれません。そのため、ある程度の母数にアンケートをとりたいという時は、アンケートモニターユーザーを抱えているツールを選ぶと求めた属性のアンケートが集まります。

また、大規模の場合は数値分析も必要になりますが、有料ツールの場合は自動で分析してくれます。数値分析が苦手な方は、有料のツールを検討すると良いでしょう。

アンケートツールができること

アンケートツールにはたくさんの機能が搭載されています。そこで今回は、アンケートツールでできることを詳しく紹介します。

レスポンシブデザインに対応したアンケート作成

アンケートツールを利用すれば、レスポンシブデザインに対応したアンケートを作成できます。レスポンシブデザインとは、端末に合わせてレイアウトを最適化できるデザインを指します。 例えば、パソコンとスマートフォンでは画面の大きさが異なります。もし、パソコンの画面に合わせたデザインをスマートフォンで見ると、入力フォームが小さくなるので、回答者がアンケートに答えづらくなります。そのため、回答率にも影響を与えます。 アンケートツールを利用すれば、レスポンシブデザインでアンケートを作成できるので、それぞれの回答者の端末(PCやスマホ)に合わせて見やすいアンケートを準備できます。

リアルタイムの集計

アンケートツールを利用すれば、リアルタイムに結果を集計できます。集計ができれば、現在回答を得られたアンケートの数をリアルタイムに把握するのが可能です。

手間なく意見やアイデアを集める

たくさんの意見やアイデアを集められるのもできることひとつです。アンケートツールによっても異なりますが、無料で利用できるサービスもあります。無料でアイデアや意見を集められるので、予算をかけずにアンケートで得た情報をサービスや商品の開発、改良に役立てられます。

アンケートツールの注意点

アンケートツールを選ぶ時は注意点も見ておくといいでしょう。アンケートツールを選ぶ時の注意点は、ある程度の母数があるかどうかです。

もし母数が少ないと、意見やアイデアに偏りが生まれる可能性があります。偏りが生まれると信憑性が低くなり、正しい情報を集められなくなります。そのため、アンケートツールを選ぶ時には、ある程度の母数があるかどうか確認してから利用するようにしましょう。

以下に、各ツールを比較してまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

アンケートツール比較

実際に使われているアンケートツールをご紹介します。 今回は無料でも使えるツールと、有料ツールを分けてアンケートツールをご紹介します。 アンケートツール比較表

無料で使えるアンケートツール7選

アンケートツールはそれぞれ備わっている機能が異なります。無料でアンケートツールを使いたい方はチェックして下さい。

1.Questant

アンケートツール1Questant

運営会社:株式会社マクロミル
価格:無料(有料プランが複数あり)

Questantは株式会社マクロミルが提供しているアンケートツールです。無料プランから使いたい機能に合わせたグレード別のプランが用意されています。

  • 無料プラン 無料
  • 通常プラン 月額2,980円(月払い)
  • 通常プラン 年間29,800円(年払い)
  • ビジネスプラン 年間99,800円 
  • プレミアムプラン 年間99,800円 

無料プランはほかのプランに比べてメール配信や回答数が少なくなります。機能制限があるため、まずは無料プランを利用し、徐々に有料プランに移行したり、プランの価格を上げていくのも可能です。

QuestantはYahoo! JAPAN IDやGMOと連携しており、これらの連携企業が抱える会員に調査できるのが魅力です。これらは会員数が多く、ある程度の母数を確保できるので、アンケート結果の信頼性が高くなります。

また、商品購入満足度アンケートや、お客様満足度アンケートなど、さまざまなテンプレートを準備してくれるため、多くの企業が利用しやすいでしょう。

2.ミルトーク

アンケートツール2ミルトーク

運営会社:株式会社マクロミル
価格:無料(有料プランあり)

無料で利用できるアンケートツールです。無料でありながら、100件までアンケートを実施できるので、予算をあまりかけられない方でも、利用すれば数多くのアンケート結果を入手できます。

また、無料プランに有料のオプションをつけると利用できる機能が増えます。オプション内容は以下の通りです。

  • 掲示板オプション 7万円
  • プレミアムオプション 9万円
  • プロフェショナルオプション 13万円

また、無料プランだけでなく、有料プランもあるので、あらゆる機能を使いたい人におすすめです。

  • ベーシックプラン 月額198,000円
  • プレミアムプラン 月額298,000円
  • プロフェショナルプラン 月額498,000円

有料プランに加入すると、無料プランで利用できる掲示板オプションやプレミアムオプションが使えるので、機能制限が少なくなり、アンケート集計までをトータルでサポートしてもらえます。

3.SurveyMonkey

アンケートツール3SurveyMonkey

運営会社:SurveyMonkey
価格:無料(有料プランあり)

データ分析機能が多数備わっているツールです。アンケートを取るだけではなく、獲得したデータを次に繋げたいという人におすすめです。

  • ベーシック 無料
  • 標準 月額5,500円
  • アドバンテージ 月額70,000円
  • プレミア 月額175,000円

有料プランの場合、多言語アンケートもついているので、外国語でもアンケートを取りたい方はSurveyMonkeyを先に利用して使い慣れておくと拡張性があり、良いかと思われます。

4.MOMONGA

アンケートツール4MOMONGA

運営会社:エクスウェア株式会社
価格:無料(有料プランあり)

BtoBでの利用に特化したアンケートツールです。公式サイトにサンプルアカウントが載っているので、申し込み前に簡単に使用感をチェックできます。

  • フリープラン 無料
  • オープンプラン 月額10,000円
  • クローズドプラン 月額30,000円
  • イベントパック 150,000円

登録アンケート数に制限がないため、たくさんのアンケートを取りたい方にはおすすめです。

5.忍者アンケートフォーム

アンケートツール5忍者アンケートフォーム

運営会社:株式会社サムライファイクトリー
価格:無料

忍者アンケートフォームはアンケートを取りたい場所にタグを貼り付けるだけで表示されるという便利な機能を備えています。重複アカウント防止機能も標準搭載されているため、ひとりの人がたくさん回答するなどの恣意的なアンケート結果にはなりえません。

また、他のツールにはあまりないアンケート検索機能があるため、気になるアンケートを調べられます。

6.Googleフォーム

questionnairetool6Googleフォーム

運営会社:Google LLC
価格:無料

GoogleフォームはGoogleが提供するアンケートツールで、Googleアカウントがあれば利用できます。Googleフォームに搭載されている機能はたくさんあります。

その中でも選択形式での簡単なアンケートを作成できる点や、クラウドなので外出先でもアンケートの作成が可能な点は特徴的でしょう。

また、デザインも豊富なので、企業のイメージに合ったデザインでのアンケート作成ができます。

7.DIPSurvey-Free

アンケートツール7DIPSurvey-Free 運営会社:有限会社ディアイピィ
価格:完全無料

アンケート集計後の結果解析機能・アンケートを回答していない人への催促メールを送る機能が搭載されるなど、無料ツールとは思えない機能が備わっています。

操作方法がわからない場合は、有料ですがサポートが受けられます。

有料利用のアンケートツール3選

次に有料のアンケートツールを比較していきましょう。

1.スマートアンサー

アンケートツール有料1スマートアンサー

運営会社:株式会社コロプラ
価格:10,000〜420,000円(プランによって変動あり)

スマートアンサーはスマートフォンゲームアプリや、VRで有名な株式会社コロプラが提供するアンケートツールサービスです。複数のプランが用意されています。

  • セルフリサーチ型プラン 10,000〜300,000円
  • あんしんサポート型プラン 30,000〜420,000円

プランやサンプル数、設問数で料金が変動します。予算に合わせてプランを選択するようにしましょう。

スマートアンサーにはほかのアンケートツールとは異なる特徴としてリアルタイムでの集計機能が可能であったり、年齢層が10代〜30代のモニターが中心である点が挙げられます。 また短期間でデータを集められるので、即座にアンケート作成をしたいときにおすすめです。

2.アンとケイト

アンケートツール有料2アンとケイト

運営会社:株式会社マーケティングアプリケーションズ
価格:10,000〜300,000円(設問数やモニターの数で価格変動あり)

スマートアンサーと同様に、件数やモニターの数で価格が変動します。本ツールは有料アンケートツールの中で多くの人に選ばれています。

低価格でスピーディーにデータを収集できる点や、専門スタッフが完全サポートしてくれる点から、多くの人が利用しています。

3.Fastask

questionnairetool9Fastask

運営会社:株式会社ジャストシステム
価格;10,000〜1,190,000円(設問数やサンプル数によって価格変動あり)

Fastaskの特徴は、アンケートの質問などを専門家がチェックしてくれる点です。はじめてアンケートを実施する企業の中には、どのような質問であれば答えやすいのかわからない人もいます。また、時間に余裕がなく、アンケートの質問を見返す余裕がない人もいるでしょう。 Fastaskでは専門家のチェックを受けられるので、アンケート調査に慣れていない企業はこちらを利用してみると良いでしょう。

ほかのツールにはない特徴としては簡単にアンケート作成ができる点や、回答してくれるモニターのリスト化ができる点があります。

まとめ

いかがでしたか?アンケートツールはデータ収集を楽にするためのツールのため、データをどう活用するかを考えるかによって選ぶツールも変わってきます。 アンケートの目的に沿ってアンケートツールを選んでみてください。

 

「Flipdesk(フリップデスク)」の説明を受けてみた!CVRが1.3倍に改善したWeb接客の施策とは?

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サイト運営をしていて、Webサイトで売り上げを上げたい、会員登録数を増やしたいなどお悩みの方も多いのではないでしょうか? そんなサイト運営担当者の方にぜひご紹介したいのがWeb接客ツールです。今回は、Web接客ツール「Flipdesk」を提供しているSupership株式会社に、機能の詳細を伺ってきました。 タグを設置するだけで簡単に導入でき、シンプルな管理画面で直観的に接客施策の設定ができます。また、管理画面内でレポートを見ることができるので、効果の検証も簡単。 この記事で御社サイトでのFlipdeskの利用イメージを掴んでみてください。 Web接客を簡単な操作で実現!Flipdesk(フリップデスク)の資料ダウンロードはこちら [toc]

※本記事はSupership株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

Flipdeskとは?

Flipdesk1 Flipdesk Flipdeskは、Webサイト上でユーザーひとりひとりに合わせた接客を実現して、売り上げアップやリピーター増加に役立てるWeb接客ツールです。2014年にサービスを提供しており、Web接客ツールの先駆けとなっています。 Web接客ツールはECサイトのみで導入されるシーンが多いと思われがちです。しかし、ECサイトに限らずWebサイトを運用しているお客様の間でも、Web接客ツールが利用されています。

会社概要

Flipdesk2 Flipdeskを運営するSupershipは、KDDIのオープン領域を推進するグループ会社です。 弊社では国内最大級のDMPデータを保有しており、こちらをWeb接客の配信ターゲティングとして活用することができます。 訪問回数やどのページを閲覧しているか、という通常のWeb接客のターゲティング条件に加え、例えば、「東京都に住んでいる20代女性だけにクーポンを表示させたい」等の他のWeb接客ツールでは実現できないWeb接客が可能です。

Flipdeskで解決できること:ユーザーひとりひとりに合わせたWeb接客

Flipdesk3 Flipdeskで実現できるのは、ユーザーそれぞれに合わせた接客です。 これまでは新規顧客、優良顧客、離反顧客に全て同じ情報を表示して訴求していました。 しかし、Flipdeskを使うと、同一のサイト上で以下のような接客が可能になります。 新規顧客:送料無料のご案内で購入を促す 優良顧客:メルマガ登録、新商品情報をご提供してWebサイトへの囲い込み 離反顧客:割引のクーポンを表示して、もう一度囲い込み 店舗では、スタッフがお客様を接客しますが、Webサイト上でも実店舗のようにユーザーに合わせた接客ができるのです。 これによって離脱防止や売り上げ向上につなげることが期待できます。

Flipdeskの導入に必要なこと

Flipdeskを開始するには、基本的にサイト内にタグを設置するだけとなり、もちろんGoogleタグマネージャー、Yahoo!タグマネージャーそれぞれに対応しております。 タグを設置したら、後は「どんな風に接客するか」を管理画面で設定します。 早ければ、タグ設置から配信開始まで1日でスタートすることができます。

Flipdeskの特徴

Flipdesk4

マルチな接客機能

バナーやポップアップ、チャット機能があり、Flipdeskひとつで自由度の高い接客が実現可能です。

使いやすい管理画面

初心者でも簡単に操作できる管理画面です。 たとえWeb接客ツールとして使える機能が充実していても、接客施策の作成が難しいと運用担当者の負担が大きくなるため、すぐに接客が開始できるシンプルな管理画面をご提供しております。

運用サポート

弊社のコンサルタントが二人三脚でシナリオのPDCAサイクルを回して、効果最大化のためのサポートをするプランもご用意しています。運用リソースがない、運用を委託したいとお考えのお客様におすすめしているサービスです。 それでは具体的にどのように接客施策を設定するのかご案内します。

シナリオ設定の手順:「誰に」接客するかを決める

Flipdesk5 施策の設定では「誰に」対して「何を」するのかを決めていきます。 なお、Flipdeskでは施策のことをシナリオと呼んでいます。管理画面内にはマニュアルやテンプレートもございますので、これまでWeb接客ツールを運用されたことのない方でもご利用いただけます。 まずは「誰に」接客を行うのかを設定します。 「誰に」を指す配信ターゲットは、
  • 訪問回数
  • 流入元
  • 年齢
  • 配信地域
等の条件があるので、これらを掛け合わせて直感的にターゲットを絞り込むことができます。 このように「誰に」を決めたら次は、「何を」するかを設定します。「何を」とは、サイト上でユーザーにどんなアクションを使って接客をするのかを指します。

アクション機能について

Flipdesk6 Flipdeskのアクションは2種類です。
  • 条件が適した人にボタンを出す
  • バナーなどサイトの一部を書き換える
なお、ボタンを出した後には以下の挙動が設定可能です。 1. 直リンク 2. ポップアップ 3. チャット 今回はボタンの中でも使用頻度の高い、直リンクのシナリオの設定方法をご紹介します。

シナリオ設定の手順:「何を」するかを決める

Flipdesk7 ここでの設定は、ボタン内に表示されるテキストを入力し、リンク先のURLを指定するだけです。もちろん、テキストの文字サイズや色や表示位置を変更することができ、設定をしながらプレビューで確認もできるので、サイトのイメージに合ったシナリオに自由に変更してみてください。 これで「何を」の設定が終わり、シナリオの設定が完了しました。 なお、ページ読み込み10秒後にボタンを表示させたり、土日の夜のみ表示させるなど、細かなチューニングも可能となっています。 このように接客をしたいターゲットに合わせてシナリオを作り、ユーザーに実店舗にいるような体験をスタートしてください。

ABテストについて

Flipdesk8 Flipdeskでは「何を」の動作部分でABテストが実施できます。 ABテストでは、表示させるバナーのクリエイティブを変えた比較や、一方のシナリオで接客を行わないように設定し、接客した場合としていない場合の効果の検証として活用いただけます。 設定方法は非常にシンプルで、先ほどご紹介したシナリオの設定手順において、以下を行うだけです。 1.シナリオ作成時にABテストでの作成を選択 2.「何を」の設定の際に、A/Bそれぞれのシナリオを設定する。

導入効果

Flipdesk9 導入効果についてご紹介します。 Flipdeskを利用では、シナリオごとにレポートの表示ができます。クリック率やコンバージョンも表示されて、CSVに抽出することも可能です。 Flipdesk効果 上記の図をご覧いただくと
  • デモシナリオ4のB(Webサイト内接客をしていない)CVR 1.22%
  • デモシナリオ4のA(Webサイト内接客をしている)CVR 1.56%
Flipdeskの導入効果は約1.3倍となっています。 ※こちらはデモ画面ですが、実際の画面でも同様の効果が見られます。

料金体系

Flipdesk10 最後にご料金のご案内です。FlipdeskではサイトのPV数に応じて月額料金が変動します。 月額料金は10万PVごとに5,000円という価格設定で、導入しやすいとご好評いただいております。 例)30万PV→月額15,000円 100万PV→月額50,000円 となります。 運用リソースがない、運用を委託したいというお客様に向けて、運用コンサルタントが導入から効果改善までをサポートするプランもご用意していますのでお気軽にご相談ください。 すぐに導入ができ、接客の設定もタイムリーに実現できます。Flipdeskの詳細を知りたい方は以下の資料ダウンロードページをご覧ください。 Flipdesk11Supership株式会社の中川浩二さん 今回ご紹介したのは、Flipdeskの機能のごく一部です。お客様の課題ごとに解決策を提案しますのでお気軽にご相談いただければ幸いです。 我々の強みは、さまざまなお客様の課題に応えられる、幅の広さです。いただいた課題に対して、お客様にぴったりの解決策をご案内いたします。 Web接客を簡単な操作で実現!Flipdesk(フリップデスク)の資料ダウンロードはこちら

※本記事はSupership株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。


「ユーザグラム」の機能を解説!CV140%の事例も出たデータ活用法とは?

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サイトやアプリのユーザ行動を一人ひとり観察することができる「ユーザグラム(Usergram)」。 各ユーザがどのようにサイトを見ているのか分かるので、サイトの課題が直感的に把握できます。Googleアナリティクスの分析が苦手な方や、サイト運営初心者の方でも、自社サイトの改善を効率的にできます。 とはいえ、1人1人の行動をずーっと見ていくなんて時間はない、自分が活用できるのかイメージがつかないと思う方も多いと思います。 そこで今回は、具体的なユーザグラムの活用方法や機能を紹介します。ツールの利用イメージに加えて、ご自身の業務の中での活用方法も掴んでみてください。 ユーザグラムの資料ダウンロード(無料)はこちら [toc]

※本記事は株式会社ビービット提供によるスポンサード・コンテンツです。

ユーザグラムとは

ユーザグラムは、サイト上のユーザ行動を一人ひとり表示します。主に2つの機能があります。 (1)見たいユーザ行動の抽出・観察 例えば商品Aを購入したという条件に当てはまるユーザのサイト内での行動(どこから流入し、どのようなページをどの順番で何秒ずつ閲覧したのか)を観察することができます。 (2)定量検証 あるユーザに見られた行動の全体に占める割合を把握することができます。 例えば、動画を見て購入した、という行動がどのくらいの方に共通する行動なのかどうかを知りたいとき、それを算出できます。

会社概要

ここで少し弊社のご紹介をします。弊社はビービットという18年目の企業です。「ユーザビリティのビービット」として知っていただいている方もいらっしゃるかもしれません。 なぜそのビービットが「ユーザグラム」というソフトウェアを提供しているのか。 弊社は、創業以来「顧客体験の向上をマーケティングの成果につなげる」ということを行なってきました。 一人ひとりの顧客を観察することで、顧客体験をどう改善するかを検討し、CV数や売り上げの向上につなげるというコンサルティングです。 今もコンサルティング事業は行なっていますが、18年のコンサルティングの経験から、「顧客を見ることで、ビジネス成果を上げることができる」と確信しました。 そこで、その手法を、お客様社内でも実施していただけるとより良いのではと考え、ソフトウェアの開発を10年前からしています。そして昨年、今回ご紹介する「ユーザグラム」というソフトウェアをリリースしました。 参考:アクセス解析では顧客は見えない?デジタル行動観察ツール「Usergram」がWebマーケティングを変える

解決する課題

ユーザグラムを活用していただいているお客様は主に「データを活用しきれていない」とお困りだった方です。具体的には以下のいずれかに当てはまる方にオススメです。 (1)Googleアナリティクスを設定しているけれど数値データを見るのが苦手な方 (2)Googleアナリティクスを見るものの、その数値をどう解釈していいのか悩む方 (3)データを出しても、その解釈の議論に社内で時間がかかり苦労している方 例えば、Googleアナリティクスを見ると、商品Aの画面のセッション数は●●で、流入元の32%はリスティング広告。12%はカート画面に遷移、5%は商品一覧画面に遷移、34%は直帰...ということが分かりますよね。 でも、これら数値をどう解釈するのか、難しいと感じたことはありませんか? ユーザグラムは、アクセスログのデータを一人ひとりのユーザ単位で表示します。そのため、サイト上で何が起きているのかを直感的に把握することができます。 何が起きているのか、そしてそれがなぜ起きているのかを推測できるので、どのようにサイトを改善すれば良いのか考えやすくなります。また、データの解釈が簡単にできるので、社内の議論がスムーズに進んだ、という声を多くいただいています。

ユーザグラムが教えてくれる「一人ひとりの行動」とは

Googleアナリティクスがサイトのアクセスログをページ単位で表示するのに対し、ユーザグラムはアクセスログをユーザごとに表示します。 例えば、あるユーザは、リスティングから商品Aのページに流入し、その後決済方法の説明ページを閲覧。その後、メルマガ登録をして離脱。2日後にリターゲティングバナー広告から流入して、商品Aページを閲覧後、よくあるご質問ページを見た後に商品Aを購入をした、といった行動がわかります。 ただし、1人1人をずーーーーーっと見ていくわけではありません。広告やキャンペーンなど、実施している施策を閲覧したという条件を満たすユーザ行動を見ることがポイントです。 施策が狙い通りにワークしているのか、狙い通りにワークしていない場合はその原因を探りにいくイメージです。ユーザの状況の理解が深まるので、うまくいっていない場合にも、精度の高い改善施策を考えることができます。

導入実績

こちらはユーザグラムを導入している企業様の一例です。 大企業様から、ネット専業企業様まで幅広く活用していただいています。業種もさまざまです。 サイトの種類も多岐に渡り、フェリシモ様などのECサイトでもご活用いただいていますし、ベルリッツ様など体験レッスンや資料請求に繋げることが役割のサイトでも活用していただいています。 リリースから1年でユーザグラムを導入しているサイトは120社を超えました。

機能1.閲覧したいユーザの絞り込み

ここからユーザグラムの画面を見て、実際にどのように使用するのか見ていきましょう。 まず、特定の広告から流入したユーザやあるページを閲覧したユーザなど、見たいユーザを抽出します。期間指定も可能です。 自社のデータベースと紐づけると、会員番号を指定することも可能です。昨日コールセンターに問い合わせをした会員番号●●番のAさんの行動を見る、ということも可能です。

機能2.特定の行動のボリューム算出

あるユーザに見られた行動の全体に占める割合を把握することができます。 例えば、キャンペーンページを閲覧して1週間以内に会員登録をした、という行動があったとします。それが一人の行動なのか、多くのユーザに共通する行動なのかで、発見した課題への優先度が変わりますよね。 ユーザグラムでは、ある特定の行動をとったユーザのボリュームを算出することができます。

機能3.アプリ行動などチャネル横断の観察

サイト内だけでなく、アプリ内のユーザ行動も観察することができます。 アプリと共通のユーザIDを発番している場合は、アプリ・ウェブを横断したユーザ行動の観察も可能です。

機能4.Slackでの共有

特定のユーザ行動を社内のメンバーに共有したい時、Slackで共有ことができます。 観察画面のパーマリンクを取得することもできるので、Slackでなくても、メンバーに見てもらいたいユーザ行動を送ることができます。

機能の仕組み

計測の仕組みは、一般的なアクセスログ解析ツールと同様です。それをユーザ単位で表示しているだけです。 生ログを辿れば見れるデータですが、生ログはよっぽど熟達した人でない限り活用しづらいのではないかと思います。 そこで、誰でも直感的にユーザ一人ひとりの行動を把握できるよう、「ユーザグラム」を開発しました。

事例紹介:ユーザグラムを活用しCV140%を達成したECサイト

コスメEC「DAZZ SHOP」様の事例をご紹介します。 DAZZ SHOP様では、肝いりの春商品のキャンペーンページをリリースし、トップページの上部にキャンペーンページへの誘導バナーを大きく置いていました。 しかし、あまり結果が思わしくなかったので、何が起きているのかユーザグラムで確認しました。 キャンペーンページを閲覧したユーザを抽出して、行動をユーザグラムで見てみると、ユーザは想定していなかった行動を取っていました。 ユーザの多くはトップページに流入したとしても、トップページでの滞在時間はとても短かく、一目散に左上のハンバーガーメニューをクリックしていました。そこから購入履歴やいつも購入する商品カテゴリページを閲覧したのです。たまたま、その後にトップページに戻ったユーザだけがキャンペーンバナーをクリックしていたという状況でした。 このユーザの行動の発見を元に、担当者はキャンペーンページへのバナーを商品カテゴリページに置くことにしました。 すると、キャンペーン商品の売上が40%アップしました。

サポート体制

使い方に困った場合は、平日10時~18時にサポート窓口が電話でご質問に対応します。 また、マニュアルやサポートページのコンテンツも用意しています。 さらに、単にユーザグラムを使えるだけでなく、業務に活用し、結果を出す必要があると思いますので、活用支援イベントも定期的に開催しています。(2018年5月時点) <入門プログラム> 少人数制の実習を交えた入門プログラムです。ユーザグラムの基本的な使い方をご説明した上で、その場で実際に貴社サイトのユーザの行動観察を行なっていただきます。その場で担当者に質問することも可能です。 <事例セミナー> 最新の事例を5~6社分を1時間ほどのセミナーで紹介しています。さまざまな業界や担当者の方の立場(集客担当/サイト運用/メルマガ担当など)の事例を紹介しているので、「あなたの場合」の活用方法のヒントになります。

導入方法

導入時には、発行する2種類のタグをサイト内のページに設置するだけです。 1)共通タグ:サイトの全ページに共通タグを設置します。 2)CVタグ:CVを示すページにCVタグを設置します。 設置自体はお客様社内で行っていただくことになりますが、担当者がサポートしますのでご安心ください。

料金体系

料金は月額5万円からで、サイトのPV数によって変わる従量課金制です。なお、初期導入費用は無料です。 また、先ほどのサポート制度のご利用もすべて無料です。 株式会社ビービット アカウント・マネージャの西脇純平さん 貴社サイトの場合の料金、その他の活用事例を知りたい方は、資料請求をしていただければと思います。 ユーザグラムの資料ダウンロード(無料)はこちら

※本記事は株式会社ビービット提供によるスポンサード・コンテンツです。

リスティング広告による治療院の集客事例!集客のポイントとWeb施策まとめ

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低予算から始められる広告として根強い人気があるリスティング広告。 リスティング広告を活用し、集客を効率的に行いたいと考えている治療院経営者の方も多いのではないでしょうか? 本記事では、弊社で実際にリスティング広告を配信して集客に成功した治療院の事例や、リスティング広告の基本、他の集客手段との特徴の違いを分かりやすくご紹介します。 リスティング広告初心者に役立つガイドブックをダウンロード(無料) [toc]

腰専門の個人整体「pivot」のリスティング広告活用事例

リスティング広告 治療院 事例腰専門の整体Pivot

背景

pivotは愛知県日進市にある腰専門の個人整体。「1人でも多くの腰痛患者さんを救いたい」という院長・高崎さんの強いこだわりが魅力です。 高崎さんは新たな集客方法としてホームページを開設しましたが、アクセス数に伸び悩み集客が思うようにいかない時期がありました。しかし、広告に多くの予算は割けない状況でした。

課題

低予算でホームページに集客する方法の検討。

効果

短期間でリスティング広告の配信を実施したところ、1週間である程度のアクセスを集められて、「見込み顧客がどのようなキーワードで検索を行っているか」を把握できました。 その結果を踏まえ、ホームページ改善を行ったところ来店につながるアクセスが大幅に増えました。今では代理店の手を離れ、自らリスティング広告の運用をするまでに。

何が起こったのか?

人々がインターネットで検索を行うとき、そこには何らかの知りたいこと(=ニーズ)があります。その「ニーズ」は検索キーワードとしてユーザーの気持ちを代弁するかたちで検索されます。例えば、おすすめの花火大会について知りたいユーザーは「花火大会 おすすめ」と検索すると予想できますよね? pivotの場合、ホームページにアクセスするユーザーが「腰痛」「腰痛専門」といったキーワードで検索しているとわかったので、積極的に腰痛専門店をアピールし、来店数の増加に成功しました。

「pivot」はなぜリスティング広告で成功したのか?

pivotがリスティング広告で成果を出せたポイントは、ただひとつ! 選ばれる理由を訴求できたことです! pivotは、以前まではたくさんのお客様を呼びたいという思いから、誰にでも受けるような内容のサイトでした。しかし、これでは逆に誰にも刺さりません。「誰でもいいから結婚してくれ!」と言われても誰も結婚しないですよね? ユーザーのニーズがわかったことでそれに併せてサイトを改善し、最終的に選ばれる理由、pivotじゃなきゃダメな理由(腰に特化している)を訴求できました。 腰痛に悩んでいる人は、腰痛専門の治療院を探す傾向があります。そのため、患者さんが求めてくるポイントである、腰痛特化を全面的に押し出すべきです。 他にも立地条件や、完全個室制、女性整体師などが差別化のポイントとして挙げあげられます。他の治療院との差別化をし、何か尖らせたほうがいいでしょう。

治療院がリスティング広告を始めるべき3つの理由

改めてリスティング広告のメリットをご紹介します。

1.治療院を探しているユーザーに広告を出せる

リスティング広告は検索連動型広告とも言われ、ユーザーの検索したキーワードと連動して広告が掲載されます。つまりユーザーが「治療院」と検索した場合に、治療院の広告を出せるのです。チラシやビラと違い、治療院を探しているモチベーションの高いユーザーにアプローチできます。 また、広告の配信地域も指定できるため、自身の商圏内のユーザーだけに広告を配信することも可能です。

2.安価かつ短期間でも始められる

リスティング広告に限った話ではありませんが、Web広告の大半は安価かつ短期的に始められます。「Web広告とかよく分かんないし、いきなり始めるのは怖いなぁ」という方でも、お試しで1週間からの配信が可能です。この点はテレビなどのマス広告とは大きく異なる点です。

3.広告の効果を正確に評価できる

新聞に広告を掲載したけど、どのくらい結果が出たのか正直分からないという経験はありませんか? Web広告は掲載結果をすべてデータとして把握できるので、予算に対してどれほどの収益が得られたのかなどを定量的に評価できます。この点もチラシやビラなどと異なる点です。

治療院と相性のいいマーケティング手法

「ビラやチラシを配っているが、ちゃんと来店につながっているか分からない」 「広告に割く予算がない」 などのお悩みを抱えている治療院経営者の方は多いのではないでしょうか? リスティング広告をはじめとして様々なオンライン広告が存在し、それぞれにメリットやデメリットがあります。 以下に主なWeb広告についてまとめましたので、あなたのお悩みに合わせたツールを試してみてはいかがでしょうか?

1.できるだけお金をかけずに集客を行いたい方

お金をかけずにできる集客方法としては以下の3つが挙げられます。

Googleマイビジネス

初めて聞かれた方も多いのではないでしょうか?しかし、うまく使いこなすと非常に強力なツールとなります。 基本的な会社情報を登録するだけで、ユーザーがあなたの治療院や同業他社を検索したときに、Google検索の画面に表示されたり、Googleマップなどのアプリにも表示されたりします。しかも完全無料!さらには自身のホームページを持っていない場合にも使えます。事業を始めたら、すぐに設定をしましょう。 デメリットとしては、会社情報の登録が煩雑な点が挙げられます。 参考:Googleマップ 登録完全マニュアル!

SEO対策

検索エンジンにサイトが評価されると、表示される順位が上がっていき、ユーザーからたくさんのクリックを無料で集められます。しかし、専門的な知識が必要だったり効果が表れるまでに時間がかかったりなどのデメリットもあります。 参考:サイトリニューアルしてもアクセス数を減らさないSEO対策まとめ

SNSアカウントの作成

TwitterやFacebook、Instagramなどで自身の治療院の情報を発信していきます。SNSを通じてユーザーとコミュニケーションがとれるメリットもありますが、いかにフォロワーを増やすかなど難しい点もあります。根気強く続けるのが大事です。

2.お金をかけてもいいから、とにかく集客をしたい!と思っている方

広告予算がある程度ある人向けの施策を3つご紹介します。

リスティング広告

本記事で紹介してきたリスティング広告です。 さらに詳しく知りたい方は、リスティング広告の基本をまとめた当サイトの記事をお読みください。 参考:リスティング初心者必見!絶対知っておきたいリスティングメリット・デメリット

ポータルサイトへの登録

ポータルサイトには「新規顧客が集まってくる(すでに治療院に通っている人はわざわざポータルサイトで探さないため)」「治療院を探しているユーザーが集まってくる」などのメリットがあります。 デメリットは「掲載料が高額(の場合が多い)」「ポータルサイト自体の知名度に依存する」などが挙げられます。 治療院の場合、「Therappy」というポータルサイトがおすすめです。 参考:ヘルスケア セラッピー| 整骨・接骨・鍼灸・整体の治療院検索サイト

SNS広告

SNS広告とはTwitterやFacebookのタイムライン、フィードに現れる広告を指します。最大のメリットとしてはユーザーの拡散、シェアによって広告が自動的に広がっていくことです。また、運用を除けば比較的安価で行えます。 しかし、広告の広がりをコントロールできないというデメリットもあり、長期的に運用を行っていく根気強さが必要です。 参考:かんたん!Facebook広告の出稿・設定手順・ポイント   Instagram広告とは|5分でわかる活用事例と出稿方法 listing-clinic1※円の大きさは成果のインパクトの大きさを表します

まとめ

いかがでしたでしょうか。 今回は、リスティング広告を導入した治療院の事例や、様々な集客手法についてご紹介しました。あなたの治療院にぴったりの集客方法はありましたでしょうか。 リスティング広告を実践する際は、結果が出たらそのままにするのではなく、細かい施策を積み重ね、ユーザーニーズと訴求方法を学んでいくのが大切です。

また、リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、予算の少ない中小企業でもリスティング広告で効果を出す方法について、60ページにわたり丁寧に解説しています。

無料でダウンロードできるので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

リスティング広告初心者に役立つガイドブックをダウンロード(無料)

サイトやアプリの利用率を上げる!無料・有料のプッシュ通知サービス7選

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アプリやWebサイトの再訪率アップのためにプッシュ通知サービスの利用を検討されている方も多いのではないでしょうか。しかし、代表的なプッシュ通知サービスにはどんなものがあるのか分からない方もいらっしゃるでしょう。 今回はそんな方のために、おすすめのプッシュ通知サービス7個について、特徴・価格・導入実績を徹底比較します。 なお、重要度を客観化するために既存のプッシュ通知サービスを紹介したサイト9個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく良質なプッシュ通知サービスを探すことができます。 ※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

プッシュ通知サービスとは?

プッシュ通知サービスとは、スマホのアプリやパソコンのソフトなどで何かお知らせする必要があるときに、アプリ側から自動的に表示や音で通知する機能を提供するサービスです。 最近ではWebブラウザ上にも表示されるようにもなってきています。普段、スマホやPCを使っている方は一度は見たことがある機能だと思います。 プッシュ通知を送ったところ、1日のアクティブユーザーに15〜20%影響があるという結果が出たアプリもあります。 参考:アクティブユーザーに15~20%は影響する。アプリ「ボケて」がプッシュ通知をユーザーに毎日送りつづけている理由とその活用事例。|アプリマーケティング研究所

プッシュ通知サービスを利用するメリット

プッシュ通知サービスを使用するメリットは、アプリのアクティブ率・Webサイトへの再訪率を上昇させられることです。 メ―ルの場合は、メールボックスの確認→メールの開封→メール中のURLクリック、の3ステップでアプリ・Webサイトを開き情報を得ます。 プッシュ通知では、ユーザーはプッシュ通知をクリックするだけで、アプリ・Webを開き情報を得られます。よって、プッシュ通知の方がユーザーにアプリ・Webサイトにたどりついてもらいやすいのです。

プッシュ通知サービスを選ぶ際に着目すべきポイント

具体的なプッシュ通知サービスの比較に入る前に、選ぶ際に着目すべきポイントを3つ説明します。

アプリ用か?Web用か?

プッシュ通知にはアプリ用のものとWeb用のものがあります。アプリとWebサイトどちらにプッシュ通知を導入したいのかに応じて、適切なサービスを選びましょう。

無料トライアルはあるか?

プッシュ通知サービスの中には、無料トライアルプランが用意されているものも多いです。インターフェース・操作性などがわかるので、複数サービスを無料トライアルなどで利用した上で選ぶとよいでしょう。

無料でどこまで使えるか?

有料か無料かの違いは主に配信数・ユーザー数です。有料版になると解析機能などが付加されます。無料トライアルを検討される場合は、無料でどの機能を使えるのかを確認したうえで導入しましょう。

おすすめプッシュ通知サービス7選

プッシュ通知サービス

1. ECサイトのカート落ち・フォーム離脱対策に使える「Pushnate

PushnatePushnate

概要

Pushnate(プッシュネイト)は、ショッピングカートやフォームのコンバージョン率を改善できるWebブラウザ向けプッシュ通知配信サービスです。 ECサイトのショッピングカートやお問い合わせフォームから離脱してしまったユーザー向けに、Webプッシュ通知を配信できます。コンバージョンに近そうな人に通知を配信することでコンバージョン率を上げられます。

特徴

  • 月間5,000配信まで無料で利用できます
  • ECサイトのショッピングカートやお問い合わせフォームから離脱してしまったユーザーにプッシュ通知することで再来訪を促します
  • あらかじめ設定したスケジュールでプッシュ通知を配信できます

価格

  • 無料(5000配信まで)
※有料プランは現在検討中なのでご相談ください

導入実績

未公開

こんな人にオススメ

ECサイトを運営している方

2. Google Chrome・FireFox・Androidに対応、無制限にプッシュ通知配信「PushCrew

PushcrewPushCrew

概要

無制限にプッシュ通知を配信できるWebプッシュ通知サービスです。Chrome、Firefox、Android Browserなど幅広いブラウザに対応しています。 HTTP、HTTPSサイト両方に実装可能で、WordPressのプラグインもあります。

特徴

  • 通知の到達率はほぼ100%です
  • 定期配信やセグメント配信、RSSフィードと連携した自動配信が可能です
  • ツール・新機能活用サポートや技術サポートからプッシュ通知コンサルまで全て完備されています
  • WordPressのプラグインがあります

価格

  • スタンダードプラン:15,000円〜(初期費用なし)
  • エンタープライズプラン:ご相談ください(初期費用100,000円)

導入実績

産経ニュースなど国内外導入実績2,500サイト以上

こんな人にオススメ

PC・スマホの両方に通知を配信できるWebプッシュサービスを探している方

3. PCブラウザやAndroid,iOS端末に対応「Push7

Push7Push7

概要

Push7は、PCブラウザやAndroid,iOS端末に対して、直接プッシュ通知が可能なWebプッシュ通知サービスです。ご利用になるウェブサイトに数行のJavaScriptを貼り付けるだけで導入できます。

特徴

  • 数行のJavaScriptを貼り付けるだけで導入は完了です
  • Windows、Mac、Android、iOSに対応
  • WordPressプラグインがあります

価格

  • Personal: 無料
  • 配信数、Enterprise版などについてはお問い合わせください

導入実績

RICOH、マクロミルGMOなど5,000サイトに以上に導入されています

こんな人にオススメ

PC・スマホの両方に通知を配信できるWebプッシュサービスを探している方

4. 国内初のWebプッシュ通知サービス、現在はオープンソースで無料使用可能「bpush

bpushbpush

概要

bpushは国内初のWebプッシュ通知サービスとして登場しました2017年3月にサービスが終了し、現在は、オープンソースソフトウェア(OSS)として公開、無料で使用できます。

特徴

  • オープンソースのプッシュ通知サービスです
  • ChromeとFirefoxで利用可能です
  • 日々の送受信数などの統計ページを表示できます
  • ユーザーをタグ付けするAPIが用意されています

価格

無料

導入実績

オープンソースなのでなし

こんな人にオススメ

無料サービスの使用でコストを抑えたい方

5. 端末数が100台を超えるまでは完全無料、定額制の「CORE PUSH

CORE PUSHCORE PUSH

概要

CORE PUSHは端定額制のプッシュ通信サービスです。端末数が100台を超えるまでは、プッシュ通知を何通配信しても無料です。 プッシュ通知後のサーバへのアクセス集中を防ぐ時間別通知による負荷分散機能があります。

特徴

  • 定額制の料金サービスです
  • 端末台数100以内であれば無料で利用できまリアルタイム通知・送信ステータス確認・A/Bテスト・セグメント通知・位置情報通知など、通知機能が充実しています
  • プッシュ通知の送信確認や24時間問い合わせサポートなど、充実した導入サポートがあります

価格

  • フリープラン:無料(ユーザー数100まで) 
  • スタンダードプラン:11,800円/月(ユーザー数101〜25,000まで) 
  • プロフェッショナルプラン:28,800円/月(ユーザー数 25,001〜100,000まで)
  • エキスパートプラン:114,800円/月(ユーザー数 100,001〜)

導入実績

ソフトバンク、PEACH JOHN、リンクバルなど 600社突破

こんな人にオススメ

定額制で使えるツールを探している方

6. 1分間に150万通の配信が可能な「Growth Push

GrowthPushGrowth Push

概要

Growth Pushは、アプリ開発者のためのプッシュ通知解析・配信サービスです。 プッシュ通知のセグメント配信や、ユーザーの行動を解析して継続率を高めていくことができます。

特徴

  • 1分間に150万通のプッシュ通知を配信できます
  • 配信対象を特定したセグメント配信ができます

価格

  • Trial: 無料(〜1,000,000配信)
  • Enterprise: お問合せ下さい(1,000,001配信~)

導入実績

株式会社サイバーエージェント、Gulliverなど、12,000アプリ以上で活用中

こんな人にオススメ

一度に大量のプッシュ通知を配信できるツールを探している方

7. MAツールとの連携でターゲットを設定して通知を配信できる「Push MAJIN

PushMAJINPush MAJIN

概要

Push MAJINは、株式会社ジーニーが提供するマーケティングオートメーションツール「MAJIN」の機能のひとつです。狙った属性のユーザーにのみ配信できる機能があります。

特徴

  • 狙った属性のユーザーにのみ配信できます
  • 指定した日や時間に配信する「配信予約」、毎週金曜日に配信といった「繰り返し配信」ができます
  • gifアニメーションや動画など、メディアファイルを添付できます
  • 絵文字の送信ができます

価格

  • 50,000円/月(初期費用なし)
※無料トライアルあり

導入実績

DMM.com、YAMAHA music mediaなど、2,000以上の登録パートナー

こんな人にオススメ

ターゲットを設定して通知を配信できるサービスを探している方

まとめ

いかがだったでしょうか。無料で使用できるサービスから、サポート付きの有料のサービスまで様々あることがわかっていただけたと思います。 ECサイトを運営している方には「Pushnate」「Push MAJIN」をおすすめします。サイトへの誘導を導きたい方には「PushCrew」「Push7」を、アプリ用のプッシュ通知サービスをお探しの方には「Growth Push」を、コストをおさえたい方には「bpush」「CORE PUSH」をおすすめします。 プッシュ通知は再訪問を促しCVRをアップさせる有効な手段なので、アプリ開発者やECサイト運営者の方々は、これを機に是非導入を検討してみてください。

おまけ:出現頻度が低かったサービス一覧

参考にしたサイト

【2017年版】国内のWebプッシュ通知サービス7選とその効果|Pantograph Push通知を自前でつくるか、SaaSを使うか - Amazon SNS Urban Airship PushWoosh CORE PUSH Fello を比較してみた | API比較.com 無料で使えるプッシュ通知サービス5選 | hifive開発者ブログ Webプッシュ通知サービス9選(+有効であろう利用方法) | NAVER まとめ 【2017年度最新版】リテンションを高めるプッシュ通知サービスを徹底比較 | App Ape Lab 評判の高いプッシュ通知ASP一覧 リテンション率に大きく影響する!プッシュ通知のメリット・デメリットを解説|ferret [フェレット] 国内のブラウザ向けプッシュ通知配信 5サービスの比較まとめ(2016年2月版) | Webプッシュ通知マーケティングガイド powered by Pushnate 海外のWebプッシュ通知6つのサービス比較。決定版はこれだ! | Webプッシュ通知マーケティングガイド powered by Pushnate

おすすめの動画制作サービス7選|低予算での制作からクオリティ重視まで

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近年Webサイト上で動画を見かける回数が多くなりました。自社で動画を配信したいと思う方も多いでしょう。しかし、1から動画を作るのはとても大変です。 この記事ではそんな方のために、動画制作を制作・外注できる動画制作サービスを厳選して7つ紹介します。それぞれのサービスの料金・特徴から、どんな方におすすめかということまで解説します。 なお、重要度を客観化するために既存の動画制作サービスを紹介したサイト6個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく動画制作サービスを探すことができます。 ※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

動画制作サービスを活用するメリット

動画制作サービスを活用するメリットは2つあります。

メリット1:自社制作するよりも映像のクオリティが高い

最近はスキルが高くなくても使えるような撮影機器もあるので、自社で制作するという方も増えています。 しかし、動画を制作する目的が人に見せるため・広告効果を得るためでしたら、やはりプロの動画制作サービスに依頼した方がいい場合もあるでしょう。 「アイデア」「撮影技術」「編集技術」などの点においては、プロにはかなわないと言ってよいでしょう。

アイデア

プロは、いきなり撮影を開始するのではなく、動画を作る目的・コンセプト・ターゲットなどを最初に明確にします。 映像を人に見てもらうためには、人を惹きつけることのできるストーリー性が必要です。 動画制作のプロの方は、このための企画・構成などのアイデアを豊富に持っている方が多いです。

撮影技術

素人の撮影した動画は平坦なものになりがちですが、プロが作成すると、同じものを撮影してもインパクトが違います。プロは撮影するものの魅力を最大限に引き出すための技術、機材、編集ソフトを使用します。 プロならではの工夫があるので、素材がより印象的に見え、効果的な動画を作成できます。

編集技術

一般的な編集ソフトとプロ仕様の編集ソフトでは、引き出せる効果が異なります。そこにプロの技術が合わさることで、より効果的な動画が作成されることになります。

メリット2:自社制作する場合にかかる時間・労力を軽減できる

動画の目的が人に見てもらうためのものなら、そこには高いクオリティが要求されます。映像を流せる時間内にきちんと収まるように編集することも大変な作業です。 素人作業では、結局満足のいく動画を作成することは難しい上、かなりの時間と労力を割くこととなってしまいます。手間をかけずにクオリティの高い映像を作りたいなら、動画制作サービスに依頼した方がよいでしょう。

動画制作サービスを選ぶ際に着目すべきポイント

具体的な動画制作サービスの比較に入る前に、選ぶ際に着目すべきポイントを5つ説明します。

クラウドソーシングか?非クラウドソーシングか?

動画制作サービスは、「クラウドソーシング」と「非クラウドソーシング」の2つに分けられます。自社の予算と追求するクオリティーによって、どちらに依頼すれば良いのかは変わってきます。どちらがいいかをよく検討した上でサービスを選びましょう。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは、Web上で不特定多数の人に仕事を委託するサービスで、低コストでスピーディに仕事を依頼できるケースが多いです。 動画制作サービスでは、カメラマン・映像編集者などのクリエイターを選定した上で動画制作の管理をしてくれます。コストを抑えることができますので、予算に制限がある場合には良いでしょう。ただし、明確な目的とイメージを持ち、しっかりと伝える必要があります。

非クラウドソーシング

制作会社専属のカメラマンや映像編集者などのスタッフが対応してくれますので、コミュニケーションも取りやすく、安心して任せることができるでしょう。コストは高めになります。

自社が目的とする動画を作成するスキルがあるかどうか?

動画を作る目的や、作成したい動画のイメージによっては、それを実現するのが難しい制作会社もあります。 制作会社毎に、特化したスキルがありますので、自社が作りたい動画を実現できる会社かどうかは見極めましょう。動画制作会社のスキルとしては、以下の3つに大別できます。
  • 映像に強い
  • アニメーション・CGに強い
  • 映像、アニメーション、CG、すべて対応できる

動画専門会社としての実績はあるか?

サービスを提供している会社のホームページでは、実績紹介ページがあり、今まで制作した動画を掲載しています。ホームページに制作動画が掲載されていなくても、問合せをすると動画を送ってくれることがあります。 必ず実際に制作された動画を確認した上でサービス会社を選びましょう。動画を依頼している企業情報を確認するのも良いでしょう。

担当者とのコミュニケーションは取りやすいか?

制作開始する前に、しっかりと打ち合わせをしてくれる会社を選びましょう。しっかり話を聞き、こちらのイメージをくみ取ってくれることで、こちらのイメージ通りに仕上がるかどうかにかかわってきます。 また、企画・構成・撮影・編集・修正などの際にも気軽にコミュニケーションが取れる担当者がいる会社を選びましょう。

見積金額内でどこまでやってくれるのか?

よさそうな会社を2,3ピックアップできたら、それらの会社から見積もりを取りましょう。 料金だけではなく、その際の応対などもよく観察し、会社の特徴・実力を見極めた上で、制作会社を決定しましょう。その際には、見積もり範囲内で、どこまでやってくれるのかは必ず確認しましょう。できれば、完成後のアフターフォローまでしてくれる会社もあります。

主要動画制作サービス7選

主要動画制作サービス

1.アニメーションに強いクラウドソーシング「Crevo

crevoCrevo

サービス概要

CrevoはCrevo株式会社の提供する動画制作サービスです。動画制作プラットフォームを利用した実写からアニメーション、3DCGまであらゆる動画制作・映像制作を手がけています。 世界100ヶ国以上、3000名以上のクリエイターのデータベースから最適なチームを選出してくれた上で、Crevoの専属スタッフが企画から納品までをフルサポートしてくれます。現在はアニメと実写の両方を扱っていますが、元々はアニメを扱っており、アニメの実績が豊富という特徴があります。

タイプ

外注型(クラウドソーシング)

特徴

  • 多数のクリエイターからマッチング
  • アニメ動画制作に強い
  • 大手上場企業からスタートアップまで実績多数

価格

  • エントリープラン: 29万円~
  • スタンダードプラン: 49万円~
  • プレミアムプラン: 79万円~
  • オーダーメイドプラン: お問い合わせ

導入実績

Yahoo!、リクルート、パルコなど600社以上

こんな方にオススメ

アニメーション動画を作成したい方

2.海外撮影に強い、世界最大級のネットワーク「90 Second

90Second90 Second

サービス概要

90 Secondsは、全世界で16,000人以上のプロフェッショナルな映像クリエイターと提携し、ネットワーク化を実現した、世界最大級の動画・映像制作クラウドソーシングサービスです。 海外のクリエイターを多数抱えているため、国内と同じ予算感で海外撮影が可能な点を強みとしています。

タイプ

外注型(クラウドソーシング)

特徴

  • 海外在住クリエイターが多数在籍
  • 海外での撮影に強い
  • 17,000本以上の映像・動画制作実績

価格

要見積もり

導入実績

富士フィルム、カネボウ、コクヨなど世界100ヶ国以上、1200社以上

こんな方にオススメ

海外のクリエイターに動画作成をしたい方

3.動画クリエイターネットワーク × 最先端のテクノロジー「Viibar

viibarViibar

サービス概要

Viibarは株式会社Viibarの提供する動画制作プラットフォームです。動画の企画・制作から配信まで、動画活用を総合的に支援してくれます。3000人超が所属する動画クリエイターネットワークを有しており、企業は指名やコンペ形式で最適なクリエイターに動画制作を依頼できます。 動画制作プラットフォームという意味では先述のCrevoと似ていますが、Crevoがアニメに強いのに対して、Viibarの方が実写に強い傾向が見られます

タイプ

外注型(クラウドソーシング)

特徴

  • 3000人超のクリエイターから指名やコンペ形式で選べる
  • 大企業からスモールビジネスまで実績多数
  • 実写に強い

価格

要見積もり

導入実績

Yahoo!、イオン、ANAなど600社以上

こんな方にオススメ

最先端のテクノロジーを使い、実写の撮影を依頼したい方

4.4K・5K動画など、ハイスペックな動画制作の「ARTTV

arttvARTTV

サービス概要

ARTTVは株式会社アートテレビの提供する動画制作サービスです。テレビCM・テレビ番組の制作からプロモーションビデオ・ネット広告用動画まで制作しています。 中でも注目すべきは、4K・5Kカメラによる撮影・編集に対応している点です。ハイスペックな動画制作を依頼したい時に検討したいサービスとなっています。

タイプ

外注型(クラウドソーシング)

特徴

4K・5Kカメラによる撮影・編集

価格

要見積もり

導入実績

洋服の青山、福山大学など多数

こんな方にオススメ

4K・5K動画など、ハイスペックな動画制作を依頼したい方

5.誰でも簡単に、プロ並みの動画広告が作成できる、動画広告制作ツール「CocoMovie

cocomovieCocoMovie

サービス概要

CocoMovieは株式会社スプラシアが提供する動画広告制作ツールです。テンプレートを選び、写真や動画といった素材を挿入するだけで、誰でも簡単に、プロ並みの動画広告が作成できます。 完成した動画広告はその場で確認することができ、満足いくまで何度でも制作することができます。テンプレートには「製品紹介」「セール情報」など様々な利用シーンが用意されています。

タイプ

内製型

特徴

  • 3ステップで簡単に動画広告が制作できる
  • 気に入るまで何度でもやり直せる

価格

動画1本5000円~

導入実績

非公開

こんな方にオススメ

自分で簡単に動画を作成し、コストを抑えたい方

6.予算内で満足のいく高品質映像の動画を提供してくれる、コンサル型動画制作「プルークス

prooxプルークス

サービス概要

プルークスは経営コンサルティング会社出身のメンバーが立ち上げた動画制作会社です。効果の出る動画制作を行うために、企業の課題やサービス概要を把握した上で、相場よりも低価格・高品質で提供し、予算内で最適な映像制作プランニングを提案してくれます。 東証一部上場の大企業の動画制作実績も多数あります。

タイプ

外注型(非クラウドソーシング)

特徴

  • 業界最安値でありながら、豊富な実績と満足のいく高品質映像
  • アニメーションから実写・CG制作まで多種多様な幅広い動画に対応
  • 制作だけでなく動画広告の配信・運用までサポート/li>
  • 大企業の顧客実績多数

価格

  • エントリープラン 20〜35万:基本的なアニメーション・実写・撮影
  • スタンダードプラン 35〜70万:フルアニメーション・演出から編集・ナレーション収録
  • プレミアムプラン 70〜100万:線画アニメーション・CGやハイクオリティの演
  • グレードプラン 100万〜:セルアニメ・TVCM品質のクオリティ・バズ・バイラル動

導入実績

リクルート、富士通、ファミリーマートなど有名企業多数

こんな方にオススメ

予算内で満足のいく高品質映像の動画制作をお願いしたい方

7.アフターフォローで動画をフル活用、料金プランが明解な「UGOKIE

ugokieUGOKIE

サービス概要

UGOKIEは明解な料金プランが魅力の動画制作会社です。4つの料金プランが用意されており、見積もりによるオリジナルプラン以外の3つのプランは、あらかじめ制作費が決定しています。 そのため、難解な見積書に目を通す必要はありません。また、アフターフォローにも力を入れており、納品後の修正にも対応しています。

タイプ

外注型(非クラウドソーシング)

特徴

  • 料金プランが明解
  • アフターフォローが充実

価格

  • シンプルプラン:29.8万円(動画編集1分、映像に最低限必要な要素
  • スタンダードプラン:39.8万円(動画編集3分、動画撮影とナレーション)
  • ディレクターズプラン:49.8万円(動画編集3分、専属ディレクターによる映像プラン)
  • オリジナルプラン:お問合せ下さい

導入実績

三井不動産レジデンシャルなど多数

こんな方にオススメ

制作後のアフターフォローまで、一貫してクオリティ管理を依頼したい方

まとめ

以上、主要な動画制作サービス7個を紹介してきました。サービスによって価格も強みも様々ですので、あなたの目的にあったサービスを選んでください。動画を利用してマーケティングでより大きな成果を目指していきましょう。

おまけ:出現頻度が低かったサービス一覧

参考にしたサイト

低価格で動画制作ができるクラウドソーシングサービス18選|ferret [フェレット] 動画制作サービス25選!おすすめ | 比較 | 高機能 - 動画・映像制作 | ボクシルマガジン 人気の動画・映像制作33選比較。価格・特徴・口コミの比較やランキング | 【ボクシル】 動画制作系のサービス比較(10件) | 料金・資料請求・サービス比較【マケスト】 ツールの最新情報や基礎知識 | 知る・学ぶ | Marketing Bank (マーケティングバンク) 映像・動画制作業者を比較、無料で一括見積

業務の効率化に繋がる情報共有ツールとは?|主要7ツールを比較

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「社内での情報共有を効率化するために情報共有ツールを導入してほしい」と上司に言われたけど、そもそも情報共有ツールとはどんなものかも知らないし、ましてやどのツールが自社に合っているのかなんて分からない、という方も多いのではないでしょうか。 本記事では、情報共有ツールとは何かという基本の説明から、主要な情報共有ツールとそれぞれの機能・価格・特徴の比較まで丁寧にご説明します。 なお、重要度を客観化するために既存の情報共有ツールを紹介したサイト9個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく情報共有ツールを探すことができます。 ※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

情報共有ツールとは?

情報共有ツールとは「LINE」や「Facebook」といった日常で使われるコミュニケーションツールのビジネス版です。 業務を円滑に進めるためには社内コミュニケーションが重要です。情報共有ツールはメールなどに比べてスムーズかつ気軽に情報共有できるのが特徴。 これまではメールでしていた社内での連絡やファイル共有などが、ツールを使えばもっとスムーズになることがあります。社内のコミュニケーション活性化につながるなど、情報共有ツールを導入するメリットは多いです。

ビジネス用の情報共有ツールの特徴

  • セキュリティが強化されている
  • 大きなファイル共有に対応している
  • 様々なBtoB向けのMA / SFA / CRMツールなどと連携できる
ただの文章のやりとりだけなら、ビジネスシーンでもLINEでいいかもしれませんが、ビジネス用の情報共有ツールは実際の複雑な企業の情報を共有、管理しやすいように設計されています。無料版がある場合は試して見るとよいでしょう。

情報共有ツールの主な機能

  • チャット
  • ドキュメントの共有
  • スケジュール管理
  • タスク管理
  • 電話
  • Web会議

情報共有ツールを導入する3つのメリット

メリット1:業務知識・マニュアルなどが共有・活用しやすくなる

資料などのファイルを簡単に共有できるため、情報の整理・閲覧が容易になり、社内全体で活用しやすくなります。 メールではCCに設定して関係者に送っていましたが、情報共有ツールでは予め共有したいメンバーをグループとして設定できるため、一度グループを作ってしまえば、そのあとはファイルをグループに共有するだけです。 また、情報を時系列で残せるため、後任の人に共有するのにも役立ちます。

メリット2:スケジュールの共有が容易になる

従来は職場のカレンダーに記載したり個人の手帳に記載したりでしたが、情報共有ツールには複数の人のスケジュールを登録してそれをリアルタイムに把握できる機能があります。 チームで共有することで、チーム全体のスケジュール管理ができることになります。

メリット3:複数のデバイスからアクセスできる

大抵の情報共有ツールは、多様化するユーザーのニーズに合わせてPC・タブレット・スマホとデバイスを問わず楽に使えるように設計されています。営業のように外出の多い社員とも簡単に情報共有ができますし、休憩時間などに他のメンバーとコミュニケーションを取ることができ、社内のコミュニケーション活性化にもつながります。

情報共有ツールを選ぶ際に着目すべき3つポイント

具体的な情報共有ツールの比較に入る前に、選ぶ際に着目すべきポイントを3つ説明します。

何の機能が必要か?

上述したように、情報共有ツールの機能には、主に、チャット・ドキュメントの共有・スケジュール管理・タスク管理・電話・Web会議などがあります。 チームの状況によっては、必要な機能もあれば必要ない機能もあると思います。情報共有ツールを利用する目的や、情報共有ツールに求めるものが何かを検討し、働く環境に合ったツールを選ぶ必要があります。 必要のないツールに高いコストをかけてしまわないように、自社にとって必要な機能を把握した上でツールを選びましょう。

すべての端末に対応しているか?

情報共有ツールの多くはすべての端末に対応しています。 オフィス内だけでの情報共有で問題ないのか、それともスマホと連動して使用できるものを使用したいのかを検討した上で、ツールを選びましょう。

自分のチームでも使いこなせそうな操作画面か?

実際に操作していく上での使いやすさは重要ですので、操作画面をよく見た上で、自分で使いこなせそうどうかを見極めてください。 ほとんどのツールは無料プランが用意されています。一度試しに使い、操作性を確認することをおすすめします。

おすすめの社内情報共有ツール7選

社内情報共有ツール

1.QiitaのIncrements社発、エンジニアに人気の「Qiita:Team

Qiita:TeamQiita:Team

概要

Qiita:Teamはプログラマのための情報共有ツールのQiitaを運営しているIncrements社が提供しているサービスです。Markdown記法に対応しているなど、エンジニアに人気のツールです。

特徴

  • Markdown記法に対応にも対応しています
  • プレーンテキストを書くだけで読みやすく綺麗な記事になります
  • フォーマットのある記事作成のために自分のチーム用のテンプレートを整備することができます。
  • Slack、ChatWorkなどのツールと連携することができます

料金

メンバー上限に応じて複数のプランがあります
  • 3人:1490円
  • 7人:4800円
  • 10人:6900円
  • 17人:15000円
※いずれも(税込)/月 ※30日間無料トライアルもあります

導入実績

サイバーエージェント・スマートニュースなど

こんな方にオススメ

エンジニアの方 ツールの詳細な使い方については、以下記事で解説されているので参考にしてみてください。 参考: Qiita:Teamで生産性UP!Qiita:Teamを活用する4つのポイント | 生産性を向上させる情報共有ツール - キータチーム(Qiita:Team)

2.初心者の方でも使いやすい「Chatwork

ChatworkChatwork

概要

チャットワークは業務の効率化と会社の成長を目的とした、メール・電話・会議に変わるコミュニケーションツールです。 個人事業から大事業まで複数の料金プランがあり、規模や用途に応じて柔軟にプランを選ぶことができます。また、セキュリティ性能も高く、官公庁での導入事例もあります。

特徴

  • フリー:無料
  • パーソナル:400円/月
  • ビジネス:500円/月
  • エンタープライズ:800円/月
いずれもユーザー1人当たりの価格です。 ※プランによってセキュリティ体制・使える機能などが変わります

導入実績

大日本印刷・富士薬局など

こんな方にオススメ

情報共有ツールを初めて使う方 ツールの詳細な使い方については、以下記事で解説されているので参考にしてみてください。 参考: チャットワークの使い方|基本ガイドと生産性を劇的に改善する5つのコツ

3.多数の外部サービスと連携可能で、チャット・電話・Web会議もできる 「Slack

SlackSlack

概要

Slackは米国サンフランシスコに拠点を置くSlack Technologies, Incが提供しているチャットツールです。特にIT業界、スタートアップ・ベンチャー企業を中心に人気のツールです。

特徴

  • 画像や資料の共有がドラッグ&ドロップでできる上、サムネイルも表示されます
  • 多数の外部サービス(例えばGoogleカレンダー)と連携できます
  • コードを投稿できるsnipet機能があります

料金

料金プランは以下の通りです。
  • フリープラン:無料
  • スタンダード:年払いでユーザー一人当たり$6.67(月払いは$8)
  • プラス:$12.5(月払いは$15)
※プランによってセキュリティ体制・サポート体制などが変わります

導入実績

日本経済新聞社・DeNAなど

こんな方にオススメ

外部サービスと合わせて使いたい方 ツールの詳細な使い方については、以下記事で解説されているので参考にしてみてください。 参考: Slackの使い方で最も必要な12選!現場で使えるテクニックを紹介 | ビジネスチャットマスター

4.経理業務も可能「Chatter

ChatterChatter

概要

いつでもどこでも社員全員が必要なデータにアクセス可能でき、生産性の向上やイノベーションの加速を図ることができます。

特徴

  • 経費申請の承認、サポートケースの作成、注文書の更新などを全てのフィードから実行が可能です
  • あらゆるトピックに関してアンケート調査の投稿が可能です
  • 自分のアクティビティや興味のある分野に基づいて、関係のある人物やファイル、情報を表示するおすすめ機能を搭載しています

料金

要問合せ

導入実績

エバラ・JALなど

こんな方にオススメ

経理業務をされている方 ツールの詳細な使い方については、以下記事で解説されているので参考にしてみてください。 参考: SFDC:Chatter承認機能の使い方について | tyoshikawa1106のブログ

5.チームメンバーとのやり取りが1つの場所でできる「サイボウズ Live

サイボウズ Liveサイボウズ Live

概要

サイボウズLiveは、オンライン上でグループチャット・掲示板・ファイル共有など、複数のメンバーでの情報共有ができるコラボレーションツールです。 メンバー全員で掲示板にコメントを書き込んだり、スケジュールを登録したりして、プロジェクトの進行やサークルの運営などに役立てることができます。ただし、2019年4月15日(月)でサービス終了することが決定しています。

特徴

  • ファイルをバージョン管理でき、修復も可能です
  • イベントカレンダーでいつでもプロジェクトの予定を確認できます
  • ToDoリストで役割分担が明確になります
  • 全画面SSL暗号化されているのでビジネス用途でも安心して利用できます
  • あらゆる端末に対応しています

価格

無料(2019年4月15日(月)でサービス終了予定)

導入実績

大学、PTA、自治会等200万人が利用

こんな方にオススメ

チームでの情報共有をしたい方 ツールの詳細な使い方については、以下記事で解説されているので参考にしてみてください。 参考: サイボウズLive の手引 - これを抑えると超便利! | アルケミスタの住人

6.情報の共有スピードや浸透度が向上する「DocBase

DocBaseDocBase

概要

さまざまな人やツールに散らばっていた情報を一元化し、必要な情報を必要なメンバーの中で共有できる情報共有サービスです。 1つのメモを、複数人で同時に編集できる機能があります。

特徴

メモの作成がリアルタイムにプレビューされるため、その場のみんなで一緒にドキュメントを作り上げていくことができます。社内の情報の共有スピードや浸透度が向上します。

価格

スターター:900円/月 ベーシック:4,500円/月 レギュラー:9,000円/月 ビジネス100:19,500円/月 ビジネス200:39,500円/月 ※プランにより、ユーザ数、ストレージが異なります

導入実績

株式会社サイバーエージェント、シナジーマーケティング株式会社など

こんな方にオススメ

社内でリアルタイムに情報共有をしたい方 ツールの詳細な使い方については、以下記事で解説されているので参考にしてみてください。 参考: 情報共有にどんなツールを使ってる?DocBase、esaの使い方 | SELECK

7.セキュリティ性能が高い「Yammer

YammerYammer

概要

Yammerはマイクロソフト社が提供している情報共有ツールです。不特定多数ではなく、組織内や組織のメンバー、指名されたグループの間でプラウベートなコミュニケーションを取るために利用されるエンタープライズ向けのソーシャル・ソフトウェアです。 Yammer内へのネットワークのアクセスは利用者のメールアドレスのドメインによって決定されます。

特徴

  • 母体は大手のマイクロソフトで安心です
  • グループ横断でのファイル共有が可能です
  • 電子メールアドレスのドメインによって認証を行うのでドメインによって管理ができます

料金

料金プランは以下の通りです。
  • yammer Basic:無料
  • yammer Enterprice:一人当たり300円
※プランによって使える機能が変わります

導入実績

シャープ・伊藤忠商事など

こんな方にオススメ

セキュリティ重視の方 ツールの詳細な使い方については、以下記事で解説されているので参考にしてみてください。 参考: Yammerのコミュニケーション(基本編) | おみちねっとのブログ

まとめ

以上、おすすめの情報共有ツールを紹介してきました。これまではメールで行っていた社内での連絡やファイル共有などがスムーズになったり、社内のコミュニケーション活性化につながるなど導入するメリットは多いです。 とはいえ新しい技術は誰もがすぐに使いこなせるとは限りませんので機能が多ければいいというわけでもありません。使いやすさなどを含めたそれぞれのツールの特徴を理解し、自社の状況と照らし合わせてから導入しましょう。無料版がある場合は試してみるのも大切です。 自社にあった情報共有ツールを使って生産性の向上を図りましょう。

おまけ:出現頻度が低かったサービス一覧

参考にしたサイト(一部)

社内コミュニケーションを活性化!社内情報共有ツール22選 | 無料・無料プランあり - 社内SNS | ボクシルマガジン 円滑な情報共有のために!オススメの社内情報共有ツール10選|ferret [フェレット] 効率よく社内情報共有を進めていくためのポイント エンジニア向けの社内情報共有ツールの紹介 – FiNC Engineering Blog – Medium 【使ってみた】チーム内の情報共有を加速させるWebサービス6選 全力レビュー | Webディレクターズマニュアル 社内用情報共有ツールになにを選ぶ?一般職からエンジニア向けツール比較 | DX LEADERS 知っておくと便利!ビジネスが加速する情報共有ツール8選 | kakizakiyuzi.com 【保存版】チーム内で情報を共有し活かすためのオススメWebサービス9選 | SEKAI LAB TIMES(セカイラボタイムス) 情報共有ツールを徹底比較!社内の情報共有を円滑に! | 業務効率化ガイド

オンライン商談システムのメリット・デメリットは?上手な活用法とは

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営業といえば、対面でコミュニケーションをとる「訪問営業」をイメージする人が多いのでは。直接顔を合わせる安心感がある反面、リードタイムが長くかかったり、移動に時間をとられて訪問件数が伸び悩んだりと課題も多く存在するものです。 そこで、従来の手法の非効率な面をクリアできる方法として、多くの企業がオンラインの商談システムを取り入れ始めています。そのメリット・デメリットはどんな点が挙げられるでしょうか。成功事例とあわせてご紹介します。 オンライン商談システム「ベルフェイス」の資料ダウンロードはこちら(無料)

※本記事はベルフェイス株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

オンライン商談システムとは?

オンライン上のコミュニケーションツールを使って商談ができるのが「オンライン商談システム」です。顧客とのやり取りがオンライン上で完結するため、社内にいながらにして、あらゆる場所の顧客と商談ができます。 日程調整も画面上ででき、早ければ当日や翌日など、スピーディに商談を進められることもあるため、オンライン商談システムの活用によって、リードタイムを大幅に短縮できるようになりました。 商談の場では、テレビ電話のようにこちらの顔を見せて安心感を与えられるだけでなく、必要な資料を画面上で共有して話を進められたり、相手側にあわせて訴求ポイントを絞った商材を必要なタイミングで見せられたりと、対面と変わらないセールスを展開できます。 そのため、訪問営業のクオリティを維持しながら、商談ができるのです。

オンライン商談システムのメリットとデメリット

社内にいながら対面感覚の商談が可能となるオンライン商談システム。メリットとデメリットを細かく見ていきましょう。 オンライン商談システムのメリット

オンライン商談システムのメリット

メリット1:移動にかかる時間やコストを削減できる

訪問営業では、先方へ赴くまでの移動時間とコストが必要となります。場合によっては、「商談時間よりも移動時間のほうが長い」「移動コストが高く利益率が下がる」といったことも。 オンライン商談システムでは、たとえ遠方の顧客であっても社内にいながら商談が進められるため、移動にかかっていた時間とコストをまるまるカットできます。

メリット2:人員数を抑えられる

移動時間を要する訪問営業では一日に回れる件数に限度があるため、できるだけ多くの商談をおこなうには人員数を増やさなければなりませんでした。 オンライン商談システムを利用すれば、これまで移動に費やしていた時間で新たな商談やフォローができるようになるため、一人が請け負える件数が増え、人員数を抑えられます。

メリット3:一人あたりの商談数増加

移動時間を削減することによって、リソースやフォローに充てられる時間をその分増やせます。 関心度の高い顧客へ効率的にアプローチできるようにもなり、一人あたりの一日のアプローチ件数を増やせます。

メリット4:コストを最小限にしながら、成果を最大にできる

オンライン商談システムでは、移動コストや、飛び込み営業や再三の訪問といったケースで発生していた無駄足のコストもカットできるようになります。 また、これまで紙で用意していた資料などをすべて画面上で提示できることでペーパーレス化を実現できるため、コストを最小限に抑えながら成果を上げられます。

メリット5:リードタイムを短縮できる

訪問営業では、日程調整などの都合から、アポイントから商談に結び付くまでにはそれなりの日数を要します。例え関心度の高い顧客であっても、間が空くことで熱量が下がり、思うように進まなかったというケースも往々にしてあるでしょう。 オンライン商談システムではリードタイムを短縮でき、その場で商談が成立した場合には手続きまで一貫して進められるため、スピーディなクロージングが可能になります。

メリット6:相手の負担を減らせるため、アポイントを取りやすい

訪問営業では、商談場所の確保やお茶出しなど、少なからず相手側へ負担をかけてしまいます。また、アポイントに日程調整、商談と、時間を割いてもらう面も多いでしょう。 オンライン商談システムなら、約束の時間にパソコンの前へスタンバイしてもらうだけOK。対面より気軽に受けてもらいやすく、ストレスフリーの環境を提供できることで商談への集中力も高まり、話がまとまりやすくなるかもしれません。

メリット7:営業メンバーの商談履歴が可視化

オンライン上でやりとりできるのは、営業担当者と顧客以外にもメリットが。商談の履歴が可視化されるので、いつ・誰とやりとりをしているのか把握できます。 営業が自分の仕事を管理しやすくなるのはもちろん、管理職の負担も減らせるでしょう。

オンライン商談システムのデメリット

デメリット1:接続状況が不安定だと中断する

インターネット回線を使用するオンライン商談システムでは、接続状況が不安定になりやすく、商談の途中で会話が途切れてしまう可能性があります。

デメリット2:ユーザーエントリーが大変

オンライン商談システムによっては相手方に事前登録やインストールなどをしてもらう必要があり、商談前の手間がかかってしまうこともあります。 ただこれらのデメリットは、使用するシステムによって改善できます。

オンライン商談システムを活用した成功事例

では、実際にオンライン商談システムを利用している企業では、どのような成果が見られたのでしょうか?オンライン商談システム「ベルフェイス」を利用している3社を例に、その様子を見てみましょう。

事例1:営業リソース不足でも商談・受注数アップ【株式会社ユーザベース】

BtoBにおける業界情報のプラットフォームやデータベースなど3つの事業を中心に展開するユーザベース。Webマーケティングの強化に伴って新規商談が増え、初回提案の訪問に追われて営業リソースが追い付かなくなってしまいました。 そこで、効率的に新規商談を実践できるオンライン商談システムを導入。その結果、商談を上げるためのPDCAを高速で回せるようになり、商談数も受注率もアップしました。

事例2:訪問回数の削減【CKCネットワーク株式会社】

オンラインによる学習サポートをおこなっているCKCネットワークでは、指導開始前に訪問による初期説明をしていました。 顧客が一般家庭のため、オンライン商談システムの導入には端末や接続環境の問題がありましたが、ベルフェイスは対応するブラウザや端末の幅が広いため、9割以上を訪問せずに説明できるようなりました。 素人でも操作しやすい使い勝手の良さも、オンライン商談システムの効率が上がった理由の一つだそうです。

事例3:接続の不安定が改善【Sansan株式会社】

クラウド名刺管理サービスを提供するSansan。6~7年前から無料のオンライン商談システムを導入していましたが、ネット回線に繋がりにくかったり、画面がフリーズしてしまったりといった不具合から、商談が中断してしまうことも多々ありました。 接続の安定したシステムへの切り替えを検討していた中、ユーザーエントリーの容易さが決め手となってベルフェイスを導入。システム案内に時間がかからない上、顧客側の接続も数秒で済むため、限られた時間を商談にフルに使えるようになり、遠方の顧客を含む全体のアポイントのうち、半数ほどをオンライン商談システムで対応しています。

オンライン商談システムのデメリットをカバーできる「ベルフェイス」とは?

オンライン商談システム2ベルフェイス これらの企業で使用されていた「ベルフェイス」は、BtoBセールスに特化したオンライン商談システムです。 多くのオンライン商談システムでマストとされる相手側のID登録やログイン、事前インストールなどは必要なく、ネット環境があれば5秒で接続できます。 また、音声通話は電話を使用しているため回線の断絶も起こりにくく、安定した環境でスムーズに商談を進められます。つまり、接続の不安やユーザーエントリーの手間もかからないため、オンライン商談システムが抱えるデメリットも解消できます。 画面共有や資料のダウンロード、名刺プロフィール表示など、商談をより円滑にする機能も豊富で、リリース2年で600社以上に導入されています。 ベルフェイスの詳しい機能説明は、下記から資料をダウンロードして参考にしてみてください。 ベルフェイスのサービス資料ダウンロードはこちら(無料)

まとめ:生産性の上がるオンライン商談システム

オンライン上で商談をクロージングできるオンライン商談システムなら、これまでの課題をクリアしながら、効率的に商談を進められます。 時間を有効に使えることで営業リソース不足を補えたり、見込み顧客へ十分にフォローできるようになったりと、生産性アップにもつながり、よりクオリティの高い商談が可能になるでしょう。 営業リソースに課題を抱えている企業は、オンライン商談システムの導入を検討してみましょう。 オンライン商談システム「ベルフェイス」の資料ダウンロードはこちら(無料)

※本記事はベルフェイス株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

バズ部の厳選5記事で学ぶSEO上位表示するブログの書き方7ステップまとめ

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バズ部」とは、SEOの上位表示を独占し圧倒的な集客を実現するための本質的なノウハウが書かれている、記事を執筆する上で必ず参考にすべきブログです。バズ部自身のみならずコンサルティングした先の100社以上のコンテンツマーケティングで大きな成果を上げています。(参考:成功事例集

ただ、バズ部には現時点で206本もの記事があり、1記事あたりの文章量もかなり多いため、読み解くためには、相当な労力がいります。「いつか、時間を取ってバズ部の記事をちゃんと読もう」と思ったまま、今に至る、という方も多いのではないでしょうか?

じつは、記事執筆においてのノウハウは、バズ部の中でも特定の5記事の内容をしっかりと理解できれば、十分に身につけることができます。

筆者は、バズ部のノウハウを学びオウントメディア(LISKUL)の立ち上げと執筆と監修を行い、主要なキーワードでSEO上位表示と月間70万PVを実現。さらに、バズ部と提携し、そのノウハウをもとに地方・中小企業のコンテンツマーケティングを支援するサービスも提供しています。(参考:見込み顧客に対して真剣になれば、マーケティングはうまくいく。バズ部×LISKULが考えるコンテンツマーケティングとは?

これまでの実体験に基づき、バズ部の全記事から執筆において特に重要な5記事を厳選しました。記事作成の手順に沿って、バズ部の記事からポイントとなる箇所を引用し、補足しながら解説していきます。

本記事を読めば、バズ部のノウハウを理解し、SEOで上位表示を実現する記事を執筆できるようになります。

【はじめに】かならず読むべきは、この5記事

最初に、バズ部の206記事の中から厳選した、SEOで上位表示させるための記事を執筆する上で、かならず読むべき5記事を紹介しておきます。

選定にあたって、改めてバズ部の全記事に一通り目を通しました。バズ部のノウハウは本質的には、シンプルなものです。理解を促すために様々な角度から解説しているため、重複している内容も多く含まれています。出来る限り重複を避け、執筆のノウハウを学ぶ上で必要十分な記事を選んでみました。

十分に時間が取れるのであれば、まずこの5記事をしっかりと読み込んで理解することをおすすめします。

記事執筆の全体像を把握するための記事

SEOコンテンツの作り方

記事の執筆に特化すると8割程度のノウハウは、この記事だけでカバーできています。良質なコンテンツの定義から、SEOコンテンツの作り方、チェックポイントまで手順に沿って説明されています。バズ部のノウハウを身につける上で1記事だけ選ぶのであれば、この記事になります。

本記事でも最も引用が多く、これ以降の挙げる4記事はこの記事の足りない情報を補完する目的で選定しています。

2014年に私がLISKULを立ち上げた際、バズ部にそれなりの金額をお支払いして学んでいたノウハウが、そのまま記事として公開されてビックリしたのをよく覚えています。それくらい価値のある記事です。

キーワードについての理解を深めるための記事

狙ったワードで検索上位を達成するためのSEOキーワードの基礎知識

バズ部のノウハウで特に重要な「キーワードの考え方」について書かれている記事です。SEOで成功するためには、対象となるキーワードにおいて、どのようなコンテンツが求められているか?を理解しておく必要があります。

私はずっとリスティング広告が専門だったので、キーワードをCPCやCVRなどの「数字」で捉えていましたが、この記事ではSEOではキーワードをニーズとして捉えていくという考え方を学びました。また、キーワードを3種類に分類して体系的に整理してあるため、応用の効きやすい知識として身につけることができます。

ライティングにおけるコツやポイントを理解するための記事

たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術

具体的なライティング方法について書かれた記事です。トップコピー・ボティコピー・ボトムコピーの3つに分類し、それぞれの役割と重要なポイントが解説されています。

この記事から学ぶべきは、トップコピー、タイトルと書き出しの重要性と、実際に作る際の「型」です。この記事を読んで、私はこれまで読んで魅力を感じて来たWeb上の記事の多くが、この「型」を踏襲していることに気づけるようになりました。

逆にいえば、この「型」を踏襲できていない記事は、少なくともSEOという観点に限れば「イマイチ」な記事であることがほとんどです。この判別がすぐに付けられるようになったことは、その後のコンサルティング活動においてアドバンテージとなっています。

基本文章術!説得力が一瞬で10倍になる誰にでもできる文章の書き方

バズ部の中では文字数が少ない記事ですが、基本が丁寧に解説されています。「主題」「理由」「論証」「結論」の4つのパーツに分類し、説得力の高い文章を書く上で必要なポイントがまとまっています。

2012年というバズ部でも初期のコンテンツですが「文章の書き方」というテーマの記事では頻繁に参照されている記事です。

私は、この記事で紹介されている「骨組」を理解したことで、日常のビジネスにおいても「理由」や「論証」が抜けている、というチェックができるようになりました。

タイトルのつけかたを理解するための記事

数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」

バズ部のクライアントの実績をもとに、成果を出したタイトル作成の方法を解説しています。

正直、かなり長いコンテンツではありますが、タイトル1つで、ここまで考えるのか!と衝撃を受けた記事です。実績数値や具体例も多く、何度も読み返すとともに、今もなお、頻繁に参考にしています。

0.記事を執筆する上で、前提となる考え方

ここからは、実際に記事を執筆する際の手順に沿って、バズ部の記事を引用しながら、重要なポイントを解説していきます。

まず最初に、記事を執筆する上での前提となる考え方を紹介していきます。

Googleは良質なコンテンツを上位表示する

Googleは、あるSEOキーワードで検索する人が求めている情報の中で、最も良質なサイトやページが上位表示されるようにしようとしているのだ。

しかし、現状では、本当に検索ユーザーのニーズを満たすコンテンツはほとんどない。きっと、あなたも何か目的を持って検索をしたのに、WEB上には求めている情報がなくて諦めた経験を何度もしてきているはずだ。

(引用元)狙ったワードで検索上位を達成するためのSEOキーワードの基礎知識

検索ユーザーのニーズを満たす良質なコンテンツを作ればGoogleが上位に表示してくれる、ということです。

ゆえに、良質なコンテンツを作ることに徹底的に向き合う、というのが大原則となります。

このことは、Googleの目指す世界観と一致しているので、アルゴリズムの変更など細かな変化があろうとも、本質的には変わらない原理原則です。

良質なコンテンツとは?

Googleが上位表示する「良質なコンテンツ」についてバズ部は以下のように定義しています。

バズ部では以下の3つの条件を満たすものを、良質なコンテンツと定義している。

  1. その人が求めているどんぴしゃりの情報を届け、
  2. その人の潜在的な悩みや願望を完璧に解決させ、
  3. さらに120%満足してもらえるページ

(引用元)SEOコンテンツの作り方

特に重要なのは、その人の「潜在的な悩みや願望」まで迫り「120%」の満足を目指すことにあります。

この「潜在的な悩みや願望」のことを「潜在ニーズ」と呼んでいます。この「潜在ニーズ」を捉えることが、バズ部のノウハウの核にある、と私は理解しています。「潜在ニーズ」については後ほど解説していきます。

ちなみに、バズ部では「競合」の観点についてはあまり触れていません。価値の絶対値を高めればよいので、競合は関係ない、という考え方によるものだと解釈しています。また、競合はあくまで現時点の競合であるため、競合を意識しすぎると、短期的には検索で上位表示できても、中長期的に上位表示できるコンテンツになりにくいと理由もあります。

ただ、実際の現場では、競合となる既存の検索上位表示コンテンツをどう上回るか?という相対的な視点を持って取り組むこともあります。

Webの特徴を理解する

もう一つおさえておきたいのはWebの特徴です。

  • 紙媒体を読むきっかけ:お金を払って読んでいる
  • WEB媒体を読むきっかけ:たまたま目にとまった

紙のメディアは、ほとんどの場合、”購入”を前提としているため、読むことに対する読者の目的意識が高い。

一方、WEBメディアの場合、読むきっかけは「googleで検索した時にたまたま出て来たから」だとか、「FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアでたまたま流れて来たから」という突発的なものだ。

つまり、読むことに対する目的意識が紙のメディアに比べて低いのだ。

(引用元)たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術 

「めんどくさい」「興味がない」「信用できない」いずれかの感情を抱くと、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。これがWebの特徴です。

また、多くの場合、最初から読むと決めておらず、記事を「見るモード」で読むかどうか判断し、読もうと決定したら「読むモード」に入ります。この「見るモード」の時に読むに値する記事である、と思ってもらうこと、また「読むモード」を阻害しないようにストレスを与えないことが、特に重要になってきます。

具体的には、「書き出し」の工夫だったり「見出し」で細かく区切り、キャッチコピーのように書いていく、という工夫をしていきます。こちらも後ほど解説します。

記事執筆の全体像

では次の章から、執筆の手順に沿って具体的な手法を解説していきます。その前に、各ステップの概要と重要なポイントについてご紹介します。

1.キーワードの選定

バズ部では、記事の「テーマ」や「ネタ」ではなく、キーワードを最初に決めます。

Googleキーワードプランナーを活用し、実際の検索ボリュームや見込み顧客の想定含有率や想定の収益性を踏まえて、どのキーワードに対してコンテンツを制作するかを決定します。

2.事前リサーチ・ユーザーニーズの追求

リサーチを通じて、ユーザーのニーズを追求し、提供できる価値を探っていくステップです。

「潜在ニーズの追求」「検索ユーザー像を明らかにする」というリサーチを通じて、ユーザーの真の悩みや願望を明らかにしていきます。

3.アウトラインを作成する

アウトラインはコンテンツの目次にあたるものです。

リサーチによって明確にしたユーザーニーズを踏まえ、コンテンツを読み終えた時に、何ができるようになっているとユーザーが喜ぶのか、そのために具体的に必要な情報にはどんなものがあるか?を洗い出して、アウトラインを作成していきます。

4.書き出しの作り方

書き出しの目的は、読み手のモチベーションを最大限に高めることにあります。

書き出しがうまく作れるかどうかで読んでもらえるかどうかが決まると言っても過言ではありません。ここでは、はじめての人でも、読み手のモチベーションを高める書き出しが作れるテンプレートを紹介します。

5.本文執筆の注意点

本文執筆の注意点は大きく3つあります。

①小見出しを効果的に使う②説得力のある文章構成にする③とにかく読みやすく・わかりやすく。この3つのポイントを実例を交えて解説します。

6.タイトルの付け方

タイトルは記事を読んでもらえるかを左右する重要な要素です。

ユーザーが得られるベネフィットをストレートに表現して、クリックされやすいタイトルを決定します。

7.記事のレビュー・チェックポイント

最後に記事のレビューを行います。

レビュー時に必要なチェックポイントと、初心者が陥りがちなポイントを踏まえて記事を仕上げます。

それでは、次からは、この手順に沿って、1つ1つ丁寧に解説していきます。

1.キーワードの選定

最初に実施するのは、キーワードの選定になります。

記事の「テーマ」や「ネタ」ではなく、キーワードから入るのがバズ部の特徴の1つです。

サイトやブログでどういうコンテンツを作るべきかは全てSEOキーワードから考える。

前述した通り、良質なコンテンツの第一の条件は、ユーザーが求めている情報をどんぴしゃりで提供することだ。そこで、あなたがコンテンツを作る前に知っておかなければいけないのは、「ユーザーは何を求めているのか?」ということだ。

それを知るためには、キーワード選定が必須だ。

(引用元)SEOコンテンツの作り方

つまり、1キーワードに対して、1記事を書いていきます。最初にキーワードを決めたら、そのキーワードを検索しているユーザーに向けて記事を執筆するのです。複数のキーワードを狙うということはしません。

また、キーワードを選定する際には、Googleキーワードプランナーを使います。

Googleキーワードプランナーから得られるデータからは2つの重要な指標を得ることができる。

  • 検索エンジンからの将来的なアクセス数:
    まず一つ目は、そのキーワードで上位表示された時にどれぐらいのアクセス数を得られるかを予測することができる。
  • その情報がどれぐらい求められているか:
    次に、こちらの方が遥かに大切なのだが、その情報がどれぐらい多くの人に求めているか( = ユーザーニーズの量)を把握することができる。

(引用元)狙ったワードで検索上位を達成するためのSEOキーワードの基礎知識 

ビジネスにつなげる上では、検索ボリュームに加えて、そのキーワードにおける自社の「見込み顧客の想定含有率」と「想定収益性」を踏まえて、記事を執筆するキーワードの優先順位を決めていきます。

そのキーワードで上位表示できた時に、どれくらい自社の見込み顧客が含まれていて、その見込み顧客はどれくらいの購入単価やLTVが期待できるか?ということを想定していきます。この想定には、サービスサイトの現状のSEO流入のコンバージョンレートやリスティング広告のキーワードレポートを参考にすることもあります。

実際には「書き手のモチベーション」も品質に影響するため、執筆者が書きたいと思えるキーワードや、一定の専門性を発揮できるキーワードを選ぶということも現場では考えています。

ちなみに、LISKULの場合、初期段階では、以下の条件から「リスティング広告 費用」「リスティング広告 効果」「リスティング広告 代理店」のような、リスティング広告掛け合わせキーワードから執筆していきました。

  • サービス提供において軸になる一般ワードの掛け合わせ
  • 検索数が月間300以上
  • 見込み顧客が含まれている可能性の高いキーワード

なお、どのキーワードから取り掛かるか、については「コンテンツプランニング」のテーマとなりますので、本記事では深く触れません。詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。

ブログを始める前に必ず行いたいコンテンツプランニングの3ステップ

2.事前リサーチ・ユーザーニーズの追求

執筆対象とするキーワードを決定したら、次に事前リサーチを行います。執筆に入る前に、ユーザーニーズの追求を目的としたリサーチをしっかり実施することがバズ部のノウハウにおける大きな特徴です。

表面ニーズ(顕在ニーズ)と潜在ニーズの明確化

ニーズには、

  • 表面ニーズ:検索ユーザーが求めている情報そのもの。
  • 潜在的ニーズ:その情報を知ることによって、そのユーザーが解決したいと思っている悩み、又は実現したいと思っている願望。

の2つがある。

(引用元)SEOコンテンツの作り方

この、表面ニーズと潜在ニーズの違いをしっかり理解できると、良質なコンテンツの作成にグッと近づきます。

ちなみに、マーケティングについて知見がある方はピンと来ているかもしれませんが、この「潜在ニーズ」は、マーケティングで「インサイト」と呼んでいるものにかなり近いです。また、クリステンセン教授のジョブ理論における「ジョブ(顧客が片付けたい用事)」(特に感情的・社会的なジョブ)にも近い考え方です。

「インサイト」や「ジョブ」について知見を持っている方であれば、この考え方が本質的かつ実践的であることを理解すると同時に、そんなにすぐに出てくるものではない、と思われるのが当然です。一般に「インサイトを洞察する」というと、プロジェクトにコンサルティング会社がアサインされ、数百万円、数千万円のコストを投じたリサーチを通して得られるものだったりもします。

バズ部のノウハウでは、そのキーワードを検索する状況に徹底的にフォーカスすることで、Web上の情報をリサーチを通じて、潜在ニーズを導出していくというアプローチを可能にしてる、というのが私の解釈です。一般的に洞察の難しい潜在ニーズも、特定のキーワードを検索するという状況の1点に限定すれば導き出しやすくなるのです。(それでも結構難しいのですが。)

一番重要なポイントなので、いくつか例を引用し解説していきますので、理解を深めていきましょう。

例えば、「ワックス つけ方」で検索する人は、自分に似合うカッコいい髪型にするために、自分にもできるワックスのつけ方を知りたいと思っている。なので、ワックスのつけ方を教えて上げるページがあれば、検索ユーザーから感謝される。

しかし、それだけではまだ足りない。

例えば、「ワックス つけ方」で調べる人の本当の願望は何だろうか?

表面的には「ワックスのつけ方を知りたいだけでしょ。」と思うかもしれない。しかし、それはあくまでも表面的なもので、その背景には、デートやパーティー、プレゼンテーションなどのために「髪に変化を加えることで今の自分よりもカッコ良くなりたい」という願望がある。

(引用元)SEOコンテンツの作り方

この「ワックス つけ方」の例をまとめると

  • 表面ニーズ:ワックスのつけ方を知りたい
  • 潜在的ニーズ:髪に変化を加えることで今の自分よりもカッコ良くなりたい

となります。なんとなく掴めてきたでしょうか?もう一つ例を見ておきましょう。

例えば、「コンテンツマーケティング」で検索する人の表面的ニーズは、コンテンツマーケティングの方法や効果などを知ることだ。そして、潜在的ニーズは、PPCの効果や、検索エンジンからのアクセスがどんどん下がり、売上が落込みつつある現状を打破することだ。

つまり、コンテンツマーケティングというキーワードの場合は、このようになる。

  • 表面ニーズ = コンテンツマーケティングを知りたい
  • 潜在ニーズ = 従来の手法よりも、さらに売上を劇的に増やす方法を知りたい。

(引用元)SEOコンテンツの作り方

いかがでしょうか?

これらの例を聞いて「そういわれれば、確かにその通りだけど、自分で考えるとなると、どうしていいかわからなくなってしまう」という方も多いのではないでしょうか。私も実際そうでした。

「センス」に依存する部分は確かにあるのですが、潜在ニーズに到達するために重要なのは「検索しているユーザー像を具体的に理解する」という点にあります。こちらについて説明していきます。

検索ユーザー像の作成

検索ユーザー像とは、「どのような背景でどのような経路で、今、その記事に訪れたか?」を明確にしたものだ。参考までに、以下は、バズ部が、『コンテンツマーケティング』のブログ記事を作った時に想定したユーザー像だ。

商品力に自信があるし、今のやり方でうまくいってる会社に勤めていて、うまくいっている。

しかし、今のままのやり方で3年後はどうだろうと考えると、「まずいよなぁ」と思っている。そう思う根幹は、現在のマーケティングに対する強い違和感。CMや交通広告、リスティングなどの広告手法を現在やっているが、実際に、表面的な小手先のテクニックに終始していて、さらに広告費も湯水のように出て行く。まぁ、確かに今は売り上げに なっているが、潜在客をいらいらさせてしまったりネガティブな反応も多々ある状態。

そういう現状を見て、「こんなんが本当にマーケティングなの?もっと潜在客からも感謝されて、しかも今まで以上に売り上げにつながるマーケティングがあるんじゃないか?」と毎日強く思っている。毎日、色々な情報を見て、参考にして、自分が試してみたことは、(テストなので規模の小さい成果だが)非常に高いものが出ている。

例えば、メルマガやDMに、自分が思うユーザーから感謝されるコンテンツを入れてみたりなど、コンテンツマーケティングに自分なりに取り組んでみたことがある。売上という結果にはさほど繋がらなかったが、今までにない反応が返ってきた。

だから、自分の考えが正しいという認識が強烈にある。これを、会社でもチームを作って、もっともっと深めていきたいし、その確信もある。でも、時間的な問題やリソースの問題もあるから、上司や会社に提案して、それが採用されるほどの結果には、自分だけでは持っていけない現状がある。

そのため、これを会社でやろうとするための材料となる情報や実績を探している。「インバウンドマーケティング」や「SEO」などの情報収集をしている中で、やっぱりコンテンツ・イズ・キングという確信はもっと強くなっている。

だが、これを行うには、全社的な理解と協力体制、仕組みがなければ成果が出ない。さらに、自分自身も、本質的な意味では、まだまだコンテンツというものを分かっていない。今、コンテンツの本質も、テクニックも、成果に繋げるための道筋も、全て探している。そうやって、本物の会社を探している中で、今、たまたま「コンテンツマーケティング」というキーワードで調べて、バズ部に行き着いた。


このように想定することで、その検索ユーザーが本当に求めているコンテンツとは何なのかを、かなり高い精度で見抜くことができる。

(引用元)SEOコンテンツの作り方

ポイントは、「背景」と「経路」です。例として引用されている「検索ユーザー像」が、かなり長文のため、面食らってしまった方もいらっしゃると思いますが、「背景」と「経路」を押さえられれば長文で無くても大丈夫です。

背景とは、主に検索ユーザーの価値観に影響を与えている要素です。どんな生活を送り、どのような願望・悩みを抱えていて、どういう思考の傾向を持っているのか?です。

経路とは、何がきっかけで、何が知りたくて、そのキーワードで検索しているのか?ということ。検索ユーザーの置かれた状況、といってもいいかも知れません。

この背景と経路を、超具体的にその状況がありありと思い浮かべられるようになると、コンテンツを読み終えた時に、何ができるようになっているとユーザーが喜ぶのか、そのために具体的に必要な情報にはどんなものがあるか?を洗い出すことが容易にできるようになります。

検索ユーザーの背景と経路を理解し、潜在ニーズを捉えるためのリサーチ方法

では、ユーザーの背景や経路(状況)を理解し、潜在ニーズを捉えるために、実際、どのようなリサーチをしていくか説明します。この部分は元の記事SEOコンテンツの作り方では明示的に触れられていませんので補足していきます。

現在の検索順位上位の記事を手がかりにする

1つ目の方法は、そのキーワードをGoogleで検索して上位表示されるサイトを見まくって傾向をつかむことです。

現在の検索順位は「Googleによってユーザーニーズを満たす順にスコアリングされ、世界中のWebコンテンツを並べたもの」です。もちろん、Googleはまだ完璧ではありませんし、サイトのドメインによる影響など、コンテンツ以外の要素も含まれるので、必ずしもユーザーニーズを満たすものが上位にあるというわけではありません。しかし、上位10位~20位のコンテンツに目を通していけば、どういうコンテンツが上位に来やすいか、という傾向は掴めます。

例えば、「リスティング広告」というキーワードの場合、1位~10位に表示されているのは、ほとんど「リスティングとは何か?」という基礎知識についてのコンテンツです。ゆえに「リスティング広告を活用して売上を上げる超絶テクニックを知りたい」というニーズはこのキーワードを検索している人には多くなさそう、ということがわかります。

関連キーワードとその違いを手がかりにする

例えば、「ニキビ 治し方」というキーワードがあるが、ニキビがあってもわざわざ治し方を調べようとしない人もいるし、「ニキビ 皮膚科」「ニキビ 漢方」など、別の類似キーワードで検索する人もいる。

その中で、なぜ「ニキビ 治し方」で検索しているのだろうか?

例えば、「ニキビ 治し方」は、まだ症状が軽いため、すぐに改善できる治し方を求めているかもしれない。一方、「ニキビ 漢方」で検索する人は、今まで、色々なニキビ治療を試して来たが、何をやっても改善されないので、今度は漢方をためしてみようとしている人が検索しているのかもしれない。

また、「ニキビ 皮膚科」も、症状が重く、市販の薬では効果がなかったから、重度なニキビを改善する方法を求めて検索しているのかもしれない。

このように、似たキーワードでも、ユーザーの状況も求めているコンテンツも全く違う。

(引用元)SEOコンテンツの作り方

この例では、「ニキビ 治し方」と「ニキビ 漢方」「ニキビ 皮膚科」を比較しながら、ユーザーのニーズを捉えようとしています。

具体的には「ニキビ 治し方」と「ニキビ 漢方」「ニキビ 皮膚科」の検索結果に、どのようなコンテンツが並んでいるのか?関連検索ワードはどのように違うのか?を実際に見比べていきます。

実際に検索結果を見てみると「ニキビ 治し方」の関連ワードには「即効」や「思春期」といった掛け合わせワードがあったり、思春期に関する情報が多めにあったりします。これは、「ニキビ 漢方」「ニキビ 皮膚科」に比べても顕著な傾向です。

このような情報から「ニキビ 治し方」で検索しているユーザーは、急いでいるのではないか?思春期ではじめて出来たのではないか?という類推をして状況をつきとめていきます。

また、なぜわざわざ検索したのか?というのも重要な視点です。個人的な話になりますが、私もよく鼻の頭などにニキビができることがあるのですが、「ニキビ 治し方」とは検索したことがありません。なぜならば、放おっておけば1週間くらいで治る、ということ経験上知っているからです。しかし、そんな私でも、もし自分の結婚式が3日後に迫っていたら「ニキビ 治し方」と検索する可能性があります。一生残る記念写真にニキビが残ってるのは残念だからです。

このように「わざわざ検索する人と検索しない人の違い」を考察していくと、ユーザーの状況がわかってくることも多いです。

Q&Aサイトを手がかりにする

Yahoo!知恵袋などのQ&Aサービスで検索することも、ユーザーが置かれている状況を想像するために非常な有効な手段です。必ずチェックするようにしましょう。

Yahoo!知恵袋の検索結果を見ていくと、検索の裏にある悩みや実際に置かれている状況が直接書かれていることも多いです。直接書かれていなくても、はじめてなのか、急いでいるのか、ずっと悩んでいるのか、という情報から、イメージをふくらませることができます。

また、どんな回答がベストアンサーになっているのか、という視点もヒントになります。質問には直接の回答になっていないが、本質的な回答がベストアンサーになっている場合もあります。質問者がその回答をベストアンサーに選んだということは、質問者が言葉にはできなかった、本当に欲しかった情報であることが多いです。これは潜在ニーズであることが多いです。

その他に有効なリサーチ手法

上記3つが代表的なリサーチ手法ですが、その他のユーザーの状況を想像し、潜在ニーズを知るためのリサーチ手法も列挙しておきます。知りたいことは、そのキーワードで検索しているユーザーが、どんな状況に置かれていて、どんな悩みや願望を持っているかです。

  • はてなブックマークで検索する
  • SNS(Twitterやインスタ)で検索する
  • Youtubeで検索する
  • メルカリで検索する
  • Googleトレンドで時期による検索量の変化を調べてみる
  • 実際に検索したことありそうな人に話を聞いてみる

実際には、リサーチ、潜在ニーズ、検索ユーザー像を行ったり来たりしながら考える

このパートでは、表面ニーズ(顕在ニーズ)と潜在ニーズの明確化、検索ユーザー像の具体化、そのために有効なリサーチ手法を紹介しました。

実際に記事を作る際には、リサーチしながら、ユーザー像と潜在ニーズをいったりきたりしながらイメージを膨らませていきます。ニーズが想定と違いすぎる場合には、この段階でキーワードをニーズにあわせて変えることもあります。

ここで説明したことが、バズ部のノウハウにおける核にあたると私は考えています。

説明を読んだだけで、すぐに実践できる人はほとんどいません。何記事か試行錯誤を繰り返して実践できるレベルに理解が進んでいきます。あきらめずに、ぜひ何度も取り組んでみてください。

3.アウトラインを作成する

検索ユーザー像と表面ニーズ(顕在ニーズ)と潜在ニーズが明確になったら、コンテンツを読み終えた時に、何ができるようになっているとユーザーが喜ぶのか、そのために具体的に必要な情報にはどんなものがあるか?を洗い出して、アウトラインを作成していきます。

アウトラインは、コンテンツのあらすじ、目次にあたるものです。アウトラインを作成する前に、記事の構成要素をご説明します。

ブログ記事やサイトコンテンツなどのWEBメディアは、下図のように、

  1. トップコピー
  2. ボディコピー
  3. ボトムコピー

の3つのパートで構成される。

(引用元)たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術
※画像についてはバズ部運営元の株式会社ルーシー同意の元引用しています。 

アウトラインの段階では、トップコピー(タイトル・書き出し)は仮で設定しておき、目次となるメインコピーの見出しを作っていきます。

アウトラインを作る上でのポイント

バズ部には、アウトラインのフォーマットやテンプレートはありません。「どのような流れで説明していけば、検索ユーザーに120%満足してもらえるだろうか。」を検討して組み立てていきます。

それだけでは難しいので、補足として私が実務上、意識しているポイントをいくつか紹介します。

表面ニーズに早めに応える

これまでずっと「潜在ニーズ」の解説をしてきました。実際の執筆のシーンでも潜在ニーズのことで頭がいっぱいになっていることが多いです。しかし、実際に検索しているユーザーは「表面ニーズ」の解消を表面的には求めているので、その回答が得られないと離脱してしまう可能性があります。

特に、言葉の意味がわからなくて検索している場合などには、冒頭や最初の見出しで「~とは」の完結な説明をしておかないとコンテンツを読んでもらえません。

最も魅力的な部分を最初の段落に配置する

切れ味鋭い主張や数字や具体例を伴う事例や体験談など、そのコンテンツの中で、最も魅力的な部分を最初の段落に配置することも重要です。Webコンテンツは読まれないことが前提であるため、出し惜しみしていると読まれる前に離脱されてしまいます。

コース料理でいえばメインディッシュ、歌謡曲でいえばサビの部分にあたる内容を出し惜しみせずに最初の段落に持ってきてください。

主張を軸に考えていく

主張とは、そのコンテンツで最も伝えたいことです。潜在ニーズと検索ユーザー像のリサーチによって得られた、ユーザーが解決したい悩みや実現したい願望に応えるために提示する提案になります。

ゆえに、アウトラインは主張を軸に構成していくことになります。

(1)主張が1つの場合には、本文冒頭に持ってくる

その記事の主張が1つの場合には、主張を本文冒頭に持ってきて、理由ー証拠ー具体例、という順番でアウトラインを作ります。重要な1つの主張を伝える場合に利用しやすいアウトラインです。

(2)主張が複数ある場合には、並列に配置する

「リスティング広告運用の4つのコツ」など、複数の主張を並列で行う場合には、並列に配置します。それぞれの段落で主張ー理由ー証拠(具体例)というパターンで配置していきます。

LISKUL(当ブログ)では特によく活用しているアウトラインのパターンです。

(3)主張を手順で伝える場合には、順番にならべる

「リスティング広告で成果を出す7ステップ」など、手順が必要な場合には、その順番に並べます。その際、手順が有効な理由や証拠は書き出し部分に記載します。

こちらもLISKULではよく活用しているパターンです。

参考に、いま読んで頂いているこの記事のアウトラインを解説すると、(1)と(3)の組み合わせです。

メインの主張は「バズ部の5記事を読めばSEOで上位表示する記事執筆のノウハウが学べる」
サブの主張は「この手順に沿って進めれば、実際にSEOで上位表示する記事が書ける」となります。

(2)や(3)のパターンは書きやすいのですが、主張が複数あるので、主張のインパクトが弱くなりがちです。特にオウントメディア全盛の今の時代に多くある記事のパターンなので、差別化が難しいことがあります。

そこで最近のLISKULの記事では(1)+(2)や(1)+(3)というアウトラインで構成することで、あえて強い主張を1つ打ち出すという形式を増やしています。

このように、主張の数や強弱に応じて(1)~(3)のパターンを組み合わせてアウトラインを作ることもあります。

4.書き出しの作り方

あなたが、フック(書き出し)を書く時は以下の型を参考にして欲しい。

①問題提起:読者が抱えている悩みや問題を明確にする。例えば、「お店に人が集まらなくて困っていますよね?」「どんなダイエットをやっても、失敗ばかりしていませんか?」など。そして、その理由は「間違った集客をやっているからですよ」「逆効果のダイエットをやっているからですよ」と伝える。ここで、読者が「そうそう、そうなんだよね?」という共感を得ることを意識しよう。

②結果の明示:あなたの記事を読むとどうなるのかを具体的に伝える。例えば、「ランディングページのコンバージョン率を○○%改善できます。」「3ヶ月で○○kgほどシェイプアップできます。」など。忙しい時間を割いてまで、記事を読む理由を与えてあげるイメージ。

③結果の根拠:②で示した結果が出る根拠を伝える。例えば、「実際に私は、これから紹介するダイエット方法で1ヶ月で5kg減りました。」「このトレーニング方法を半年間続けたら、マラソンを3時間以内で走れるようになりました。」など。ここでは説得力を高めるために数字が入っていることが望ましい。

(引用元)たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術

書き出しは、検索ユーザーがその記事を読むかどうかを判断するための重要なパートです。書き出しで「どれだけ読み手のモチベーションが高められるか」が勝負です。「続きは有料」と書いてあってもユーザーが課金してしまうくらいモチベーションを高められれば成功です。

これまで準備してきた、潜在ニーズや検索ユーザー像を踏まえて、上記に引用したテンプレートに沿って書けば、初めての方でも、読み手のモチベーションを高める書き出しがつくれます。

もちろん、前提条件を説明したり、詳細な説明が必要なこともありますが、最低限、上記の①~③の要素は抜けもれなく入れられるように意識しましょう。

(参考)本記事の導入文を具体例に解説

ちなみに、本記事の導入文もこのテンプレートで書かれています。引用しながら見ていきましょう。

バズ部」とは、SEOの上位表示を独占し圧倒的な集客を実現するための本質的なノウハウが書かれている、記事を執筆する上で必ず参考にすべきブログです。バズ部自身のみならずコンサルティングした先の100社以上のコンテンツマーケティングで大きな成果を上げています。(参考:成功事例集

ただ、バズ部には現時点で206本もの記事があり、1記事あたりの文章量もかなり多いため、読み解くためには、相当な労力がいります。「いつか、時間を取ってバズ部の記事をちゃんと読もう」と思ったまま、今に至る、という方も多いのではないでしょうか?

ここまでが「問題提起」です。「バズ部」とは、の段落で前提を説明した上で「読み解くには労力がいる」問題提起をして共感を得ようとしています。

じつは、記事執筆においてのノウハウは、バズ部の中でも特定の5記事の内容しっかりと理解できれば、十分に身につけることができます。

ここが「結果の提示」にあたります。「特定の5記事で(少ない労力で)バズ部の記事執筆のノウハウが身につけられる」ことで興味を引こうとしています。

筆者は、バズ部のノウハウを学びオウントメディア(LISKUL)の立ち上げと執筆と監修を行い、主要なキーワードでSEO上位表示と月間70万PVを実現。さらに、バズ部と提携し、そのノウハウをもとに地方・中小企業のコンテンツマーケティングを支援するサービスも提供しています。(参考:見込み顧客に対して真剣になれば、マーケティングはうまくいく。バズ部×LISKULが考えるコンテンツマーケティングとは?)

この部分が「結果の根拠」ですね。「LISKULで月間70万PV」「バズ部と提携しサービス提供」という具体的な数字や実績を提示して期待を醸成します。

これまでの実体験に基づき、バズ部の全記事から執筆において特に重要な5記事を厳選しました。記事作成の手順に沿って、バズ部の記事からポイントとなる箇所を引用し、補足しながら解説していきます。

本記事を読めば、バズ部のノウハウを理解し、SEOで上位表示を実現する記事を執筆できるようになります。

書き出しの最後には「本文の要約」と「読み終えた時に得られること」を書いてあります。ここまであると、概要把握と目的意識の再確認ができるので読みてのモチベーションが上げられます。

5.本文執筆の注意点

書き出しが作れたら、アウトラインに沿って本文を書き進めていきます。

本文執筆時の注意点は3つあります。

小見出しを使って流し読み読者の興味を引きつける

■小見出しを効果的に使っているパターン

■小見出しを使わず文章のみで構成しているパターン

全く同じ文章だが、小見出しを効果的に使っている前者の方が読みやすいことに異論の余地はないだろう。また、タイトルと同じように魅力的な小見出しにすることによって、一つ一つの段落毎に、読者の興味をキープし続けることもできる。

従って、小見出しは第二のタイトル(キャッチコピー)と呼ぶことができる。

(引用元)たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術

小見出しをうまく使って、流し読みしている読者をひきつけ、本文を読んでもらえるように促していきます。

本文を読むまでには、タイトルを見て興味を持ってクリックをしてもらい、書き出しでモチベーションを上げてもらいます。それでもユーザーは、上から丁寧に読んでくれるとは限りません。見出しや太字や画像を中心に流し読み・拾い読みしながら、読む価値のある記事なのか見極めていく、という行動を取ります。

小見出しがキャッチコピーのように魅力的であれば、その箇所だけでもしっかり読んでもらえる可能性が上がります。

このように、本文は「読んでもらえない」「すぐに読むのをやめてしまう」という前提を忘れずに、どうすれば興味を維持して離脱されずに済むかを意識して書いていく必要があります。

「主題」「理由」「論証」「結論」のパーツで説得力を持たせる

説得力の高い文章は、以下のように、「主題」「理由」「論証」「結論」の4つのパーツで成り立っている。そして、これらの4つのパーツは下記のようなピラミッド構造になっている。

そして、文章を書く前に、それぞれのパーツを準備しておくと、自然と説得力の高い文章を書き上げることができる。

(引用元)基本文章術!説得力が一瞬で10倍になる誰にでもできる文章の書き方 

説得力のある文章の説明の時に必ず出てくるのが「ピラミッド構造」です。実際には、頭ではわかっていても、なかなか実行に移せない技術、というのが私の実感です。しかし、説得力のある文章であることは重要なポイントです。

そこで、初心者の方には、何か意見や主張を書いたら「なぜならば(理由)」という接続詞を置いてみる、というコツを紹介しています。説得力のない文章は、ほとんどの場合、理由が抜け落ちているからです。理由が抜け落ちていると、その主張の説得力は極端に下がってしまいます。

あなたの主張を納得してもらうには、もちろん理由が必要だ。

理由を言うことの重要性を示すアメリカの大学が行った次の実験をご存知だろうか?飛行機のチケットを買う行列に並んでいて、30分以内に出発時刻が迫っているという状況を仮定して行われた実験だ。

この時、ただ、「列を譲って頂けませんか?」と言った場合と、「私の飛行機は30分後に出発してしまいます。その飛行機に乗り遅れてしまうと大事なミーティングに遅れてしまいます。失礼ですが、私に席を譲って頂けませんか?」と言った場合とでは、列を譲ってくれる確率が3倍も違った。

(引用元)基本文章術!説得力が一瞬で10倍になる誰にでもできる文章の書き方

逆にいえば、多少強引な主張でも、理由が書いてあって、具体例まで提示されていれば、一定の説得力を持ち得るということです。厳密に論理的か、というよりも、「論理的風に書かれている」ということが重要と捉えると、書く時のハードルが少し下がるかもしれません。

とにかく読みやすく・わかりやすく書く

読みやすい本文には以下の3つの特徴がある。

  • 簡潔:必要なことだけを最少の文字数で伝えていること。テーマと関係のない文章や余談が多いと、それだけで読者はページから離脱してしまう。
  • 具体的:一つ一つ具体的に伝えていること。専門用語を乱発していたり、難解な表現のオンパレードで、理解するために努力が必要な文章だと、読者は途中で疲れてしまう。
  • リズム:文章一つ一つが短いこと(最大5行まで)長い文章がひたすら続いていると、読む気を減退させてしまう。文章を書き終えた後に、実際に声に出して読み、リズム感が良いかどうか確認しよう。

(引用元)たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術

読みづらく、わかりにくい文章を書いてしまう、というのは、その領域の専門家で知見を持っている方に多いです。

「内容のレベルが高く、わかりづらい」記事より、「内容のレベルが低く、わかりやすい」記事の方が検索で上位表示されることがほとんどです。もちろん「内容のレベルが高く、わかりやすい」記事がベストなのは言うまでもないのですが、専門家の方だと、どうしても初心者にとって難解な文章になってしまう方もいらっしゃいます。

多少内容のレベルが下がったように感じられても構わないので、とにかくわかりやすく書いてください、とお願いすることもあります。本当に理解している専門家は、実はわかりやすく説明できるものです。わかりやすく書くことを意識しても、実際に内容のレベルが下がることはそれほどない、というのが体感です。

6.タイトルの付け方

最後にタイトルをつけます。

Webの記事はタイトルをクリックされないと読まれもしないため、タイトルが最も重要なります。ほどんとの読者はタイトルだけで読むかどうか判断しているからです。

タイトル重要性と作成の具体的な手順については、こちらの記事に丁寧に書かれています。ぜひ目を通してみてください。

数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」

本記事では、特に重要な4つのポイントに絞って引用しながら補足していきます。

ベネフィットをストレートに

記事を読んだことで得られるベネフィットをできる限りストレートに表現しよう。捻った表現や難しい言葉は必要ない。ユーザーは、ほんの数秒で直感的にクリックするかどうかを判断するからだ。ユーザーが日常的に使っている言葉、直感的にイメージできる言葉でストレートにベネフィットを書かなければならない。一つの事例を見てみよう。どちらがよりストレートにイメージできる言葉かは一目瞭然だ。

× 今時のスーツ男子の選択
○かっこいいスーツの着こなし方
 

(引用元)数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」

タイトルでは、ベネフィットをストレートに伝えることが何よりも大切です。叙情的だったり婉曲的な表現はWebでのクリックに結びつきづらいです。とにかくベネフィットをストレートに、というのは何度いってもいい足りないくらい大切なことです。

検索ユーザー像や表面ニーズ、潜在ニーズから、ユーザーがシンプルに調べていることやコンテンツのゴールを元に書き出していきます。

(参考)機能・メリット・ベネフィットの違い

機能とメリットとベネフィットを混同してしまう方も多くいらっしゃいます。

機能はファンクション、メリットは効果で、ベネフィットは効能です。

ダイエットのサプリメントで例えると「代謝を促進する」は機能、「5キロやせる」はメリット、「痩せてモテる」はベネフィット、となります。

機能ではなく、メリットやベネフィットまで考えて盛り込んでいくことが重要になります。

具体的な言葉、特に数字を活用する

抽象的な言葉は抽象的なイメージを形成する。するとユーザーは漠然とした判断しかできず、明確な期待を形成できない。できる限り具体的な言葉をたくさん集めよう。具体的な言葉や数字はとても強いパワーがあるのだ。

抽象的:お坊さんをお呼びした家族葬がとても安く出来た 
具体的:お坊さんをお呼びした家族葬が総額42,360円で出来た

抽象的:プログラマーがネットワークについて覚えておくと便利なことまとめ 
具体的:プログラマーが「ネットワーク怪しくない?」と思った時に覚えておくと便利なことまとめ

抽象的:そんなに甘くない!現役VCが語る、成功する起業の勘所 
具体的:「土日休みとか甘えだと思う」 現役VCが語る、成功する起業の勘所  

(引用元)数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」

具体性があると、ユーザーはコンテンツを読むことによって得られることをより具体的にイメージできます。具体的にイメージできると、期待がグッと高まります。上記引用の例を見ていただければ、その違いは明らかです。

具体的な表現を見つけるためのヒントは以下の通りです。

  • 数字を活用できないか?
  • ユーザーが日常的に使っている言葉は何か?
  • 直感的にイメージできる言葉は何か?
  • 最もシンプルに言うとどうなるか?

「簡便性」を追加できないか検討する

簡便性とは「自分にもできそうだ」と感じてもらえるような文言だ。例えば「1日5分で英語ができるようになる」のように、「簡単にできる」、「自分にもできる」と感じることができる言葉はユーザーにとって非常に重要なのだ。なぜなら、ユーザーは常に「自分にとってどうか」という判断軸を中心に物事を見ているからだ。言い換えれば、自分にしか興味がないのだ。「自分にもできそうだ」と感じてもらえるような言葉を探してタイトルに反映させられないかを考えよう。(中略)

簡便性の例:受講者の79%が、1日1時間の勉強を7日続けただけでスコア100点アップ!TOEICで高得点を取る人が抑えている5つの出題パターン

簡便性のヒント:たった、だけ、ほんの、素早く、簡単に、誰でも、私でもできた、苦手な人でも、初心者の、はじめて、少ない金額でも、500円でできる、広告費ゼロで、1万円で行ける

(引用元)数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」

この例では、何をするのか(What)と、どのようにやるのか(How)を具体的にすることで、簡便性を追加しています。

  • 何をするのか(What):5つの出題パターンをおさえる
  • どのようにやるのか(How):1日1時間の勉強を7日続ける

簡便性の追加は基本このパターンです。WhatとHowをブレストしていくと、よい表現が見つかりやすいです。

32文字以内を目安に

文字数は出来れば32文字以内にしよう。その主な理由はGoogleの検索結果に表示される長さが32文字だからだ。ただし、どうしても32文字で表現するのが難しいケースがある。その時は、何とか文字数を削って32文字以内にするという選択肢もあるが、実際に私は最大40字以内にするケースもある。Googleに最適化することも一つの戦略だが、Googleも変化する。ユーザーに最適化していくことを中心に考えた場合、32文字がとても難しい時があるからだ。但し、その時は一つだけ注意することがある。それは、32文字を超えるタイトルを付ける場合は、比較的最初の方にキーワードを入れた方が賢明だということだ。タイトルの中に入っている検索キーワード自体が省略されてしまうと、CTRが大きく低下してしまうからだ。

(引用元)数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」

最後に文字数です。最初の方に狙うキーワードをなるべく完全一致で入れてください。

最近、Googleも進化しているので、タイトルに狙ったキーワードが入っていなくても上位表示する例も出てきていますが、現段階ではタイトルの前半に入っている方が、上位表示される確率も高まります。

また、ユーザーも自分の入力したキーワードを心の中でつぶやきながら検索結果を見ているはずなので、自身で入力したキーワードの有無がクリック率を左右します。

7.記事のレビュー・チェックポイント

コンテンツの制作が終わったら、内容をチェックして校正していきます。以下がチェックリストです。

  • 自分でも読みたいと思えるものになっているか
    その記事は自分でも心から読みたいと思えるものになっているだろうか?もし、その確信がなければ、まだまだ改善の余地があるということだ。
  • セールスやアピールの要素が混じっていないか
    自社の商品を売りたいがための文章や、自分のエゴを満たしたいがための文章は混じっていないだろうか? 記事の読者は、あなたの商品やサービスにも、あなた自身にも全く興味がないことを覚えておこう。心配せずとも、あなたが、検索ユーザーが感謝するようなコンテンツを提供し続けていると、自然と興味を持ってくれるようになる。この辺りの仕組みは、上で紹介したコンテンツマーケティングの記事内で書いているので、興味があればそちらも読んでおこう。
  • ユーザーはこの記事の内容を自分で実践することができるか
    良質なコンテンツの条件の一つは、ユーザーの願望や悩みを解決できるレベルのものになっているかどうかだ。そのためには、全くの素人が見て、自分でも実践できるぐらい分かりやすく丁寧に書かれていることが重要だ。
  • このコンテンツはユーザーの本当の願望や悩みを解決することができるか
    そのコンテンツは、そのキーワードで検索する人の “ 本当の ” 願望や悩みに焦点が当たっているか? たまに、これがずれている場合があるので注意しよう。 
  • 誤字脱字はないか
    誤字脱字があるだけで、読みやすさを大きく損なってしまう。できるだけ、誤字脱字がないようにしておこう。
  • 音読してみて冗長に感じる文はないか
    実際に音読してみることは重要だ。音読するだけで、読みにくい部分や、意味が分かりにくい部分を見つけることができる。
  • タイトルは4つの要素を満たし魅力的なものになっているか
    上でご紹介した『バカ売れキャッチコピーをサクサク作れるプロ直伝の4つのテクニック』で説明している通り、タイトルの4つの要素とは、① ベネフィットがストレートに伝わること。② 具体性があること。③ 簡便性があること。④ 32文字以内であること。だ。この4つを満たしているかどうかを確認しよう。
  • 書き出しは「この先を読み進めたい」と思えるものになっているか
    先を読み進めたくなる書き出しとは、①問題提起があり、②その問題の解決策があることを提示していて、③その解決策が本当に有効であることの証拠を示しているもののことだ。上でご紹介した『たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術』をもう一度確認しよう。
  • 他のサイトのコンテンツよりも遥かに良いものになっているか
    他のサイトにあなたの作ったものよりも良いコンテンツがあれば、将来的には、そのコンテンツの方が上位表示される。従って、他のサイトのコンテンツよりも圧倒的に良いものを作ろう。

(引用元)SEOコンテンツの作り方

このチェックリストに照らし合わせて、しっかり確認しましょう。

記事を書き上げると、書き上げた!という達成感と開放感から、チェックを怠りがちです。むしろ、ここからがスタートである、という気持ちで磨き上げていく必要があります。最後のひと踏ん張りが完成度を大きく左右します。

最後に、私が現場でレビューしている際によくフィードバックしている点を列挙しておきますので、チェックリストとあわせて参考にしてみてください。

キーワードへのフォーカスが不足して、違うキーワードで書くような内容になってしまっている

特に専門領域に詳しい方が、記事を書く時に、ありがちな例です。

  • 「さいたま 教習所」というキーワードを狙って書いているうちに「教習所 選び方」の記事になってしまっている
  • 「出産祝い 人気」というキーワードを狙って書いているうちに「出産祝い 選び方」の記事になってしまっている

書き手の心理として、前提となる概念を説明してから、具体的なモノやサービスの紹介したい、という親切さが裏目に出てしまったケースです。

「さいたま 教習所」で検索しているユーザーは、まず「さいたまにある教習所を見たい」、「出産祝い 人気」で検索しているユーザーは、まず「出産祝いの人気のアイテムを見たい」というニーズが中心にあります。

リサーチの段階では捉えられていたユーザーニーズが、本文を書いていくうちに見失ってしまうことはよくあります。アウトラインの段階でしっかり設計しておいても、書いているうちに、あれも書きたい、これも書きたい、となっていくことは普通にあります。その際、検索ニーズを見直しながら、キーワードからズレないように執筆していくことが大切です。

ユーザーが知りたい事ではなく、セールスを目的とした内容を書いてしまう

これは初期によくある例です。

「ユーザー満足にフォーカスする、というのは建前で、ビジネスでやっているのだから、自社に不利になるような内容は書いてはならない」このような思考回路が染み付いてしまっている方もいらっしゃいます。説明したときには理解していても、実際に執筆すると無意識的に我田引水な記事を書いてしまう方が一定数います。

例えば「年間契約の縛りがある」というユーザーにとってのデメリットを「年間契約にはなっていますが、その分、中長期的な視点でのサポートが可能です」とメリット風に転換して書いてしまうのです。

ユーザーは、セールスの匂いを敏感に嗅ぎ取ります。自社に都合の良いことしか書いていない記事はユーザーに支持されず、Googleの検索結果でも上位表示されることはありません。

特に主張がなく、他の記事に書いてあるような情報が羅列されているだけ

執筆チームに、外注のライターが入るとありがちな例です。

1文字●円、1記事●円、という形式で発注している場合、無難な情報で記事を埋めようという力学が働くようです。外注でなくとも、執筆本数にノルマを設けて、半強制的に量を求めてしまった場合にも、無難な情報で埋められた記事になりやすいです。

ユーザーを満足させることよりも、記事を仕上げる、ということが目的になってしまわないようしましょう。

【まとめ】最もユーザーの役に立つコンテンツをつくる

バズ部のノウハウをまとめると、この3つに集約されると考えています。

  • ユーザーが120%満足し感謝されるような価値あるコンテンツを作れば検索上位に表示される
  • そのキーワードで検索している人が、どのような悩みや願望を持っているか徹底的に深掘りする
  • タイトル・書き出し・小見出しを丁寧に作り、ユーザーに離脱されずに読んでもらう工夫をする

本記事を参考にしながら実際に手を動かして記事を書くことで、バズ部のノウハウは必ず理解できるようになります。

このノウハウをもとに、SEOの上位表示を独占し、圧倒的な成果を手にしてください。


アドテクの基礎用語と主要企業総まとめ

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近年成長が著しいアドテク(インターネット広告関連のテクノロジー)。

多くのウェブメディアでは、下記のような広告を目にすることが多いかと思いますが、メディア側がこれらの広告を表示するには、多くのアドテクが関わっています。

アドテクをきちんと理解できれば、最新のマーケティング手法について知ることができます。
しかし、アドテクの分野では、DSPやSSP、3PASといった様々な専門的な用語が飛び交い、難しい!といったイメージをお持ちではないでしょうか。

今回は、各テクノロジーの代表的なサービスをまとめました。
各用語ごとに図解いたしますので、言葉だけではよく分からない、という方はぜひお読みいただければと思います。

基本的な用語をしっかり把握すれば、アドテクの理解は難しくありません。本記事にて、各アドテク用語の具体的なイメージをぜひ把握してください。

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出典 :Yahoo TOPサイト

動画で体系的にWebマーケティングを学べる『ジッセン!』とは?

※本記事は2014年10月22日に公開された記事をLISKUL編集部にて再編集したものです。

アドテクに関連する登場人物の整理

テクノロジーの話に移る前に、アドテクに関連する3者の登場人物について整理しておきましょう。
アドテクに関連する人々について理解を深めることで、アドテクがどのような思いによって発展していったのかを理解することができます。

アドテクに関連するのは、①メディア(媒体)、②広告主、③ユーザです。

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メディアに広告が掲載されるまで
(メディア側に関するアドテク用語)

アドサーバとは

アドテクが発達していない頃は、広告を掲載したいと思った広告主は、メディアを探して、それらのメディアと取引を行い、メディア運営者が直接、広告掲載を操作しなければいけませんでした。
しかし、それでは広告を変更するのにもいちいちメディア運営者が操作しなければならず、手間がかかっていました。
そこで登場するのが、アドサーバです。

アドサーバとは、メディアに掲載する広告を管理するためのサーバのことを言います。
メディア運営者がアドサーバを導入することにより、広告主がアドサーバに広告素材をアップすれば広告を掲載できるようになりました。
また、アドサーバによって、複数の広告をローテーションで表示することや、広告表示回数やクリック数を計測して詳細なレポートを発行することも可能になりました。

▼アドサーバができる前
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▼アドサーバ導入後
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【アドサーバの代表的なサービス(提供企業)】
DoubleClick for Publishers(Google )
→Googleが提供する無料のアドサーバです。1ヶ月の広告表示回数が 9,000万以下であれば無料で利用できるため、広く使用されています。

iPS-X(DAC)
→DACが提供するアドサーバです。国内350社以上の媒体で使用されています。

アドネットワークとは

ただ、多くのメディアの場合、自分でアドサーバを用意し運営することは難しいですし、広告主としても、いちいち色々なアドサーバの広告素材をアップするのは面倒です。
それを解決したのが、アドネットワークです。

アドネットワークとは、ウェブ上の様々なメディアの広告枠をまとめて管理するネットワークのことを言います。
メディア運営者は、自分でアドサーバを構築しなくても、アドネットワークのタグを埋め込むだけで、広告を表示することができます。
また、広告主にとっては、どのメディアに広告が掲載されるかは不明確ですが、アドネットワークに広告素材をアップするだけで、いろいろなメディアに広告を掲載することが可能となりました。

▼アドネットワーク
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【代表的なサービス(提供企業)】
Google Adsense(Google)
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(Yahoo!)

アドエクスチェンジ

ただ、アドネットワークでは、広告主としては、どのメディアに広告が掲載されるか分からず、どのメディアに広告が表示されても同じ広告料を払わなければならなかったため、不満に思い始めます。
また、メディア側としても、どの広告枠も同じ価格で取引されてしまうので、価値の高い広告枠はアドネットワークに提供したくないと思い始めます。
それらの問題を解決したのが、アドエクスチェンジです。

アドエクスチェンジとは、各媒体・各アドネットワークが抱える広告枠を交換できる仕組みのことです。
アドネットワークは複数の広告媒体サイトを束ねていたのに対し、アドエクスチェンジはさらにその複数のアドネットワークの広告枠をまとめて取引するシステムです。
アドエクスチェンジによって、広告主としては、アドネットワークではできなかった広告枠単位での入札を行うことが可能になり、メディア側としては、広告枠の在庫を一元的に集約し、売買することができるようになりました。

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【代表的なサービス(提供企業)】
OpenX Market Japan(サイバー・コミュニケーションズ) 

SSP(Supply Side Platform)

アドエクスチェンジができると、それを真似して多くのアドエクスチェンジが乱立するようになりました。
メディア側としては、どのアドネットワークやアドエクスチェンジを使えばいいのか、分からないと思うようになりました。
それらの問題を解決したのがSSP(エスエスピー)です。

SSPとは、メディアの最適な広告枠販売を管理・支援するツールのことです。SSPは、主に多くのアドネットワーク・アドエクスチェンジから最適な広告を自動的に選択し、メディアの収益性の向上を図る、といった仕組みが提供されています。
SSPとは、「Supply Side Platform」(サプライサイドプラットフォーム)の略です。広告枠を供給する(Supply)側のプラットフォームのため、そう呼ばれます。

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【代表的なサービス(提供企業)】
Fluct(adingo)

DSP(Demand Side Platform)

SSPが生まれると、広告主側にも、同じように複数のアドネットワークやアドエクスチェンジを管理するシステムが生まれます。
それがDSP(ディーエスピー)です。

DSPは、広告主の広告枠の買い付けから配信、ターゲティングなどを一括して管理できる広告配信プラットフォームのことです。
DSPによって、広告主としては、今までアドネットワークごとに調整をする必要があった広告費の調整なども、自動で最適化されるようになりました。

DSPとは、「Demand Side Platform」(ディマンドサイドプラットフォーム)の略です。広告枠を欲している (Demand)側のプラットフォームのため、そう呼ばれます。

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【代表的なサービス(提供企業)】
MicroAd BLADE(マイクロアド)
FreakOut(フリークアウト)

DMP(Data Management Platform)

DSPが登場すると、インターネット広告の配信は、ほとんど自動化できるようになりました。
DSPが広告主に代わって広告配信を一元的に管理できるようになったためです。
ここで広告主としてはさらに、より自分のDSPの自動配信の精度を高め、狙ったターゲットにのみ広告を配信して、広告の費用対効果を高めたいと思うようになります

そこで導入されたのがDMP(ディーエムピー)です。

DMPは、DSPやSSPにインターネットユーザの情報を提供することで、ターゲティングの精度を高めるプラットフォームのことです。
DMPによって、「この広告枠に広告を出したい」ではなく、「この人に広告を出したい」という広告主のニーズを満たすことができるようになりました。
DMPは、「Data Management Platform」(データマネジメントプラットフォーム)の略です。

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【代表的なサービス(提供企業)】
XrostDMP(Platform ID)

【補足】DMPとプライベートDMP
一般に、「DMP」と言った場合には、本項でご紹介したような広告配信対象を選定するのに利用するデータを一元的に管理するプラットフォーム・事業者のことを指します。
プライベートDMPとは、企業の独自のマーケティングデータを集約したプラットフォームのことです。
自社独自のPOSや営業販売データ、顧客データといった情報を含むデータを扱うプラットフォームであり、単にインターネット広告配信だけでなく、企業のマーケティング活動全体に利用される点で、アドテク用語としての「DMP」と異なります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
本記事を読んで、皆様のアドテクについての理解が促進されれば幸いです。

動画で体系的にWebマーケティングを学べる『ジッセン!』とは?

【完全マニュアル】ランディングページの効果UP|基本6つと+α23個のポイント

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効果を上げるランディングページを作成するためには、最低限押さえておくべきポイントは6つです。その上で、更にこだわるべきポイントが23個あります。

ランディングページを作成する主な目的は「売上」や「申し込み・問い合わせ件数」の向上だと思います。

ただし、”ランディングページ”というものを作成するだけで効果が上がる、というわけにはいきません。ユーザーに商品やサービスの魅力を伝えるにはどうしたらいいか、購入のモチベーションを上げるにはどうしたらいいか、という点に対し工夫を凝らしてこそ”効果が出るランディングページ”が出来上がるのです。

実例を交えてご紹介をしますので、きちんとクリアできているかどうかを判断基準としてチェックしてみて頂ければと思います!

動画でWebマーケティングスキルを学べる『ジッセン!』とは?

※本記事は2014年3月25日に公開された記事をLISKUL編集部にて再編集したものです。

◆効果的なランディングページ作成のために最低限押さえるべき6つのポイント

1、瞬間的に効果を連想できるメインビジュアル

例えば、エステであれば「施術中」や「くびれ」の画像。新築マンションであれば「きれいな内装」画像。等サービスに対し、瞬時に”この商品・サービスを受けたら得られる価値”をイメージできる要素で構成する事が重要です。

ネットは対面で説明する事ができず、ユーザーが単独で理解する「セルフチャネル」ですので伝わりやすいページを意識しましょう。

例を下記に記載します。
瞬間的に効果を連想できるメインビジュアル

どちらのページが直感的にサービスや効果をイメージできますか?①の画像の方がサービスを受けた時のイメージとして「気持ち良さそう」「リラックス出来そう」というイメージが伝わりやすく、エステのページである事がすぐに理解できると思います。対して、②はコピー文があるので、エステであるという事は伝わりますが、女性のアップ写真がユーザーに伝えているメッセージはありません。ランディングページで使用する画像については、なんとなくそれっぽいものを配置するのではなく「何を伝えたいか?」をしっかり考えメッセージ性を考えユーザーにイメージしやすい画像を選びましょう。

 

2、数字などによる権威付け

「満足度●%」「●社導入」「合格率●%」といった要素があれば、メダル等で目立つようにファーストビューに入れこみましょう。数字で示す事でユーザーに強みを具体的に伝える事や安心感を印象づける事もできます。

下記の2つを見比べてみて下さい。どちらも下記の要素はランディングページの中に入れてあります。

・合格率97%
・満足度90%
・実績30年

左はファーストビューに分かりやすくまとめてメダルで要素をいれています。右はファーストビューでは訴求はしていませんが、ランディングページの中の見出しや本文のどこかでは伝えています。
数字などによる権威付け

どちらの方が、安心感やメリットが伝わるでしょうか?

同じ内容ですが、左のランディングページの方が「すごそうだ」という印象を持つユーザーが多いのではないでしょうか。数字は分かりやすくユーザーにメリットを伝えられるため、目立つ位置に訴求すると効果的です。

ただし、自社よりも良い数字的な訴求を多くの競合が訴求している場合は、逆に比較されマイナスポイントとなる事があるので、事前に競合調査を使用した上で検討をして下さい。

 

、ターゲットが明確である

ターゲットは絞って考えておく必要があります。男なのか、女なのか?10代なのか30代なのか?ターゲットによって「ぐっ」とくる訴求はかなり異なります。

そのため、メインターゲット像は明確に検討しておく必要があります。年齢・性別・ニーズ・不安・職業等、一人を思い描いてみて、その人だったらどういう訴求が刺さるかという事を検討する事をおススメします。

逆に、誰にでも汎用できそうな訴求にしてしまうと、当たり障りはないが、どのターゲットにも「ぐっ」とこない訴求になってしまう可能性があります。例を下記に記載してみましょう。

 

■商品:敏感肌用の化粧水。
・値段:4,000円(1カ月程度の使用量)
・効果:敏感肌用化粧水。乾燥肌向け。

上記の情報だけでざっくり作る場合、訴求としては色々な選択肢があります。例えば、

「敏感肌にやさしい化粧水」「高濃度成分配合」「潤う肌になれる化粧水」「今だけお試しキャンペーン中」「4,000円でたっぷり1カ月使用!」等・・・。
上記だと誰に向けてもOKなメッセージですが、「これはまさに私にぴったりでこんな商品をまっていた!」と思うユーザーもいないでしょう。

では、下記のようにターゲットを絞るとどうでしょうか?

例)ターゲット像
明確なターゲット像

ココまでターゲットをイメージすると、、、

「30代、オフィスの乾燥にもう悩まない。夕方まで潤い続ける高濃度化粧水」
「極潤化粧水。乾燥による小じわもしっかりケア。30代からの早めエイジング」
「肌にあうか気になる場合は、まずはお試しセットから」

など、どう口説き落とすか。具体的に見えてきます。

文言については検証をしてさらに良いものを探っていく必要はありますが、まずはユーザーイメージを作成した上で、この人はどういう訴求だったら購入してくれそうかを具体的に検討して下さい。

 

4、コンバージョン導線が目立つように配置されている

既に何度か同じランディングページへ訪問している等の理由から、「購入」や「申し込み」をする事を目的に来訪しているモチベーションの高いユーザーに対してはスムーズにアクション出来るように、導線はファーストビュー内に目立つように配置し、ページ全体の背景色とは異なったトーンや色味を使用し、必ずユーザーに気づかれるデザインにします。

下記を例に見てみましょう。
コンバージョンボタンが目立つ配置

左は背景の色味と異なる色でボタンを作成しているので、目立ちます。
視線も、上から下へ流れる過程で必ず目に付きます。

対して右のページは、ランディングページ右上にボタンが配置されていますが、小さく、視線の流れから外れているのでボタンがある事が認識されない恐れがあります。また、背景色と同系統の色味でボタンが作成されているため目を引きづらいです。

当たり前の事項のように感じますが基本として必ず押さえておきましょう。

 

5、機能ではなく、ユーザーにとっての便益を書く

例えば、柔軟剤であれば「陽イオン界面活性剤の効果が業界トップクラス」と書かれているよりも「肌ざわりばつぐん!綿のようなふわふわの仕上がり」と書かれている方が「欲しい!」と思いますよね?機能については、ユーザー目線で考えてみましょう。

6、無料のアクションには、「無料」の文言が記載されている

「無料」という文言はユーザーからの惹きが良く、コンバージョンする際に「無料ならば・・・」とアクションのハードルを下げる事も期待できます。

そのため、無料である事が当たり前の項目であっても、明示する事でユーザーが安心してアクションに進む可能性があります。

 

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以上が、基本で押さえておくべき6つのポイントです。どれも言われてみると、「それはそうだ!」という当たり前に思える項目ですが、意外とできていない事があります。必ず上記の項目は確認するようにしましょう。

 

+αでチェックするべきポイント23個の紹介

▼ファーストビューでチェックするべきポイント

ファーストビューの見せ方はサイトの設計上最も重要です。ファーストビューエリアには無駄なものをなるべく置かず、絶対に訴求すべきものを厳選して配置するようにしましょう。

【イメージ・印象を効果的に伝えるテクニック】

1、誰にでも分かりやすい内容で書かれている
どこがメリットでどれが詳細説明なのか、分からない・・・。というような事のないようにシンプルに伝えたい事が分かる・目立つ見栄えになっているようにしましょう。また、その際に専門用語が使用されている、コピーが長すぎて逆に印象が薄いなんて事がないかどうかも注意しましょう。

2、左側に伝えたい内容(目立たせたい内容)が配置されている
人の目線は左から右に流れます。そのためファーストビューの左側はページの中で最も目立ちます。コピーなのか、イメージ画像なのか、最も「伝えたい」要素を配置するようにして下さい。

3、主要なモニタサイズである「1024×768」、「1280×800」に収まっている
必ず伝えたい事は上記のサイズ内に必ず押さえるようにしましょう。
スクロースが多くなれば、多くなるほど読まれる可能性は下がるので、ファーストビューでいかに興味を喚起出来るかが勝負です。

 

【画面構成で押さえておくべきこと】

4、下にページがつながる印象を与える
ファーストビューで、ちょうどページが終わっているように見えてしまうと、スクロールしてもらえない可能性があります。
そのため、ファーストビューの途中でコンテンツが途中で切れるように設計する事が望ましいです。

5、画像を置く
ファーストビューに画像を入れると、離脱率が低くなる傾向があります。文字ばかりのページより、画像やイラストがある事で分かりやすい印象になりユーザーが読み進めやすいページに仕上がります。

 

▼ライティングでチェックすべきポイント

紙と比較した時にネット上では可読性は20%下がるといわれています。
そのため、ネットではユーザーは「斜め読み」で見出しのみを飛ばし読みをしたとしても「気になる」「自分の探しているものがある」と思わせるために簡潔にメリットを伝えていく工夫が必要です。

【「ぐっ」とくるメッセージを伝える手法】

6、キーワードは文頭に置く
伝えるべき事は必ず初めに持ってきましょう。まず、文頭でユーザーの興味を得られなければ読み進めては貰えません。

7、1文は1メッセージにする
上記でも記載したとおり、紙で読むよりも可読性は20%程度も下がるため、文章は短く端的に記載しましょう。

8、専門用語、社内用語、英語を使用しない
ページを作成する企業の担当者はその道のプロでも、購入するユーザーは素人である場合が多いです。そのため、理解できない用語等が出てくると、面倒になって離脱してしまう可能性もあります。ライティング後に知識のない人に見てもらい、分からない箇所がないかをチェックする方法もおススメです。

 

【可読性を向上させるためにすべきこと】

9、漢字だけ、ひらがなだけを連続して使用しない
漢字だけを4文字以上続けると、パッと見中国語のような印象になってしまい違和感を覚えます。ひらがなばかりでも、区切りがわかりづらくなってしまうので、どちらも続かないように途中で句読点を入れる、接続詞を入れるなど工夫しましょう。

10、同じ単語を何度も繰り返さない
同じ単語が続くと、文章が読みにくくなってしまいます。そのため、なるべく同じ単語を繰り返す事はやめましょう。特に同じ段落内で何度も出てくると、うっとうしい印象になってしまうので注意が必要です。

11、数字を入れて訴求力を向上させる
数字を使用すると、ユーザーも具体的にイメージしやすくなります。特に見出し等目立つところで使用するとユーザーの目にも止まりやすいです。

12、数字を使用する時に小数点は使用しない。分数表記や四捨五入をして表記する
ぱっとみた印象で「高いか低いか」「多いか少ないか」が判断できるように記載します。
「今までよりも63.56%時間を削減」という記載より「今までの1/3の時間で出来る」という記載の方が分かりやすいですよね。このように同じ数字でも記載方法で印象は変わるため、最も伝わりやすい記載を心がけて下さい。

 

【本文を書くときの注意点】

13、重要な内容から記述する
結論から書き出しましょう。基本的にネットでは全ての情報を隅から隅まで読むユーザーはほとんどいません。そのため、まず言いたい事から書きだし、重要な事からユーザーに伝えてしまうようにしましょう。

14、1行は35〜40文字、1段落は3・4行前後に抑える
文章記述の際の具体的な目安としてはこの程度です。文字サイズや行間等も読みやすさを重視します。

 

文字装飾字のルール】

多くのサイトでこのルールが適用されているため、ユーザーはこのルールを日常のウェブ体験で学習しています。このルール(=学習経験)に反してしまうと、ユーザーの読みやすさは大きく損なわれます。

15、青い文字は未読リンクのみに使用する
青い文字はリンクを喚起するため、通常の文章に使用すると混乱をきたします。

16、紫の文字は既読リンクにのみ使用する
「15」と同様の原則です。

17、下線の文字はリンクにのみ使用する
「15」と同様の原則です。

18、赤字、太字は強調時のみ使用する
赤や太字を多数使用すると、どこを目立たせたいのか分からなくなってしまいます。
強調箇所はページの要素の中で絞り、本当に目立たせたい場合のみの使用するようにして下さい。

 

▼導線でチェックすべきポイント

ランディングページで効果を上げるためにデザイン、構成と合わせて重要なポイントはいかにユーザーをスムーズにゴールまで導くかです。
折角ランディングページの訴求で、魅力を感じ購入したい!とモチベーションが上がっても購入方法がわからない、サービスに対して不明点があり不安が残る、といった場合は離脱してしまいます。

【ユーザーをスムーズにゴールに導く方法】

19、途中でもアクションできるように導線を随時設置
ページの途中で複数回設置する事でユーザーがアクションへのモチベーションが高まったタイミングを逃さずコンバージョン出来るように設計しておきましょう。

20、クリッカブルである事が一目でわかる
ボタンかどうかの判断がつかないとユーザーに気づかれない可能性があります。「押せる」イメージが持てるように立体的にする、カーソルを合わせると色味が変わるなどボタンである事は明確にわかるデザインにしましょう。

 

▼その他のテクニックポイント

21、今すぐ申し込まないといけない理由がある
「あと○日」「限定○名様」などユーザーを煽る文言を入れる事で特別感を出し、申し込みに繋がる可能性があります。
※あまりにも、限定数が少ないと逆に「既にないかもしれない」、等の理由でCVを避けるユーザーもいるため、使用の際には要検討

22、体験談は実名・写真・年齢・出身等のリアルデータを載せており、且つ体験者はターゲットと近しい人物である事が望ましい
セグメントが自分と近しい場合ユーザーは体験者に対し共感をもち、興味喚起に繋がる可能性があります。

23、FAQはユーザーの不安となる事に対し解決する情報を網羅している
疑問を解決するために他サイトへ離脱する事を防ぐためにもFAQはユーザーの不安を解決できるだけの内容を揃える事が重要です。

 

上記がランディングページで効果を出すためのチェックポイントです。
如何でしたでしょうか?ランディングページ作成の際にチェックしてみて下さい。

また、ランディングページで効果を上げるために参考になるサイトを下記に纏めておきますのでこちらも参考にして下さい!

 

◆ランディングページ作成時に参考になるサイトのご紹介

ランディングページで参考にすべき事例を元に4つの定石を解説
→具体的にどのような構成が良いのか、事例と共に紹介しています。

ランディングページ集めました
→業界別・月別に様々なランディングページを見られます。いろいろなテイストのランディングページを見る事ができるので、業界ごとで、どんなランディングページが多いのか、どんな訴求をしている会社が多いのか、等をチェックするのに便利です。

動画でWebマーケティングスキルを学べる『ジッセン!』とは?

「board」請求書・見積書作成+業務・経営管理クラウドの評判が良い理由

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「board」というクラウドサービスをご存知でしょうか? 見積書の作成、請求書の発行、それらに伴う案件管理・売上管理のツールです。 実は、導入している中小企業や個人事業主から評判がよく、熱狂的ともいえる支持を受けています。 有料版の継続率は驚異の99%。一般的には、ちょっと考えられない数字です。 なぜ、このような支持を受けているのでしょうか? そこで今回は、boardを提供しているヴェルク株式会社に、その特徴や機能の詳細を伺ってきました。 なお、今回の説明に使った資料は無料でダウンロードできますのであわせて参考にしてみてください。 クラウド型業務・経営管理システム board紹介資料ダウンロード(無料)

※本記事はヴェルク株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

boardとは?

board1 boardとは、主にスモールビジネス向けに開発された、請求書などの書類作成をかんたんにするツールです。 書類作成だけでなく、業務管理や経営に必要な数値の管理や予測まで1つのツールでできることが特徴です。

請求書などの書類作成の機能に注目した場合の類似ツール

  • misoca
  • mfクラウド請求書
  • MakeLeaps
  • freeeの請求書機能

業務管理の機能に注目した場合の類似ツール

  • セールスフォース
  • 弥生販売
  • 商奉行

専用ツールを使わずに別のソフトで代用しているケース

  • Excel (※これが一番多い)
  • Access
  • FileMaker

会社概要

board2 最初に弊社のご紹介をさせていただきます。 boardを開発・運営している「ヴェルク株式会社」はもともと受託開発専門の会社でした。 会社を運営する上で、バックオフィスの業務は代表の田向自身が創業当時から(今も)行っています。 請求業務が集中する月末月初は、受託案件の納期と重なることも多く、実務に追われながらの請求業務に心理的な負担を感じていました。 また、代表の田向は、かつてITコンサルティング企業で数万人が使う大企業の業務システムの設計や開発をしており、業務管理システムに対する知見はもっていました。 ベンチャー経営の経験と、業務システムの専門知識と経験を活かして開発したのがboardなのです。 受託の会社が、自社サービスに取り組むプロセスに興味を持っていただくことも多く、外部向けにプレゼンしたこともあります。 その時のスライドは40,000回以上も見られていて、はてなブックマークが900以上つくなど、話題になりました。面白いと言ってもらえることも多いので、興味のある方は見てみてください。

boardで解決できる課題・ニーズ

board3 boardは、請求書などの書類作成の作業負担の軽減だけでなく、経営者の感じる心理的なストレスを無くすことを設計思想に置いています。 経営者やバックオフィスの責任者とお話すると、心理的なストレスはこのような場面で感じていることがわかります。
  • 請求書に入れた送付状が別の宛名になっているか心配になって封を開けて確認した
  • 検収書が届かないと請求書送れないので待っていたら、先方手違いで検収書が送られて来ず請求書が漏れた
  • 今期の売上見込の精度が悪く、締めてみると大幅未達になる
  • 案件ごとの粗利率が把握できておらず、非効率な案件が増えている気がしている
boardは、このようなベンチャー経営者やバックオフィスの責任者の不安、心配をゼロにする、という設計思想で作りました。このような悩みを抱えている企業にはピッタリのツールです。 クラウド型業務・経営管理システム board紹介資料ダウンロード(無料)

boardがフィットしやすい企業

board4 boardは、もともと当社(ヴェルク)のような小規模の受託開発の会社が使うために作ったので、同様の会社には特にフィットしやすいです。 それ以外のフリーランスや個人事業主、100名以上の中規模企業においても導入が進んでいて、フィットしやすいケースとフィットしないケースが明確にわかれます。

boardがフィットしやすいケース

  • 一般的な請求書サービスだと、業務管理や分析面では物足りない
  • 中堅向け業務システム・ERPだと、オーバスペックでコスト負担もキツい

boardがフィットしないケース

  • システム上で在庫管理が必須なケース
  • 1000人以上の規模で利用するケース
  • ビジネスモデル・業務が特殊で、独自要件に合わせたシステムのカスタマイズが必要なケース

導入されている主な業種

board5 boardが導入されている業種は、ITやインターネットサービスを中心に、建築、デザイン、小売、コンサルティングなど幅広くなっています。 見積りを出して、受注して、納品する、という業態であれば、ほとんど全ての業種で利用できます。

導入実績

board6 こちらは、ちょっと前になってしまいますが、2015年8月に実施したユーザーアンケートの結果です。
  • 導入前に比べて業務が効率化された:93.81%
  • boardの満足度:92.92%
と高い満足度・導入効果を感じていただいています。 それもあって、有料導入後の継続率は99%を越え続けています。(2018年3月時点) クラウド型業務・経営管理システム board紹介資料ダウンロード(無料)

機能紹介①書類の作成・管理

board7 ここからboardの主要な機能を紹介していきます。 まずは、書類の作成・管理です。 見積書や発注書をエクセルで作っている企業はとても多いです。しかし、その場合、見積書と発注書と発注請書を1つ1つ作成していく必要があり、手間がかかるのと管理が煩雑になります。 実際の業務では、●●会社の△△案件、という案件単位で管理しているはずです。見積書も納品書も、会社名も内訳も全部同じはず。boardは実際の業務にあわせて、案件単位で書類を管理します。 具体的には、見積書を入力すると、発注書・発注請書・納品書・検収書・請求書に加えて、書類送付状まで自動で作成されます。 また、複数案件の複数書類を印刷すると、書類送付状が交互に挟まって印刷されます。これにより、いちいち、書類送付状と請求書を付け合わせて重ねて封筒に入れるという手間が省けます。 board上から郵送したり、PDFの請求書をメールで送信することもできます。

機能紹介②抜け漏れの不安を払拭!通知機能

board8 通知機能は、請求書の未発送(未請求)や未払いなどを通知する機能です。 2営業日前・当日・3営業日後など、任意のタイミングで通知することで、請求漏れを防ぎます。 このように、納品や請求のタイミングの管理をboardに任せて、いちいち覚えなくてもよい、というのは想像以上に心理的なストレスが減ってラクになります。

機能紹介③見込み数字の把握

board9 boardの特に経営者に評判のよい機能に、見込み数字の把握機能があります。 boardには見積もり書を作成しただけの見込み案件から、実際に請求書を送り確定した案件まで、書類の作成・管理するタイミングで金額もステータスも入力できています。 この情報をもとに、今後の売上見込をグラフ化して把握できます。 会計システムでは、確定した数字しか把握できないため、SFAを使うか、エクセルで手集計しているケースが多く、みなさん手間に感じていたり、精度に疑問をもっています。 boardは見積書の数字がそのまま反映されるので、数字もかなり正確で、見込み度合いも反映させることができるので、精度高い数値予測が可能です。

その他の機能

本日紹介した以外にも、boardには様々な機能があります。主要な機能は資料にも記載してありますので、ぜひダウンロードして見てください。 クラウド型業務・経営管理システム board紹介資料ダウンロード(無料)

boardのその他の主な機能(詳細は資料に記載)

  • 請求管理・入金管理
  • 発注管理・支払い管理
  • 案件単位の損益管理
  • メール送信・郵送代行
  • 窓付き封筒対応
  • 合計請求書
  • 会計システム連携
  • 捺印申請
  • 送付状
  • 書類テンプレート
  • 品目管理
  • 予算管理
  • など

事例紹介

board10 実際の導入事例をご紹介します。 こちらの企業では、board導入により、月末業務の時間が70%も削減されました。 boardの導入以前は、見積書はGoogleスプレッドシートに入力し、PDFで出力して、メールでワークフローを回して管理していました。ムダが多かったことに加えて、ミスも多くなっていました。 boardを導入することで、ムダもミスもなくなり「業務をシステム化し、効率化することはすばらしいことだ」とあらためて実感して頂いています。 この他にも、boardの導入企業へのインタビューはサイトに数多く掲載していますので、ぜひごらんください。 board導入事例・ユーザインタビュー board11

料金体系

board12 気になる料金ですが、月額980円からとなっています。 真ん中の、月額1,980円と月額3980円のプランをご利用いただいている企業が特に多くなっています。

導入までの流れ・サポート体制

board13 boardの導入までの流れです。 導入前には、30日間の無料お試し期間があります。この期間に無料の個別相談会やチャットでのサポートを通じて、しっかり活用できるか見極めていただいています。 もちろん、自動的に有料プランに切り替わったり、こちらから営業電話をすることはありません。 安心してお試しください。 board田向さん   代表取締役 田向 祐介 本日お話したことは、boardの機能の半分以下です。個別相談会では、業種業態や企業規模に応じた実務に即した活用方法のお話もしています。 まずは、資料ダウンロードや無料登録してみてください。 クラウド型業務・経営管理システム board紹介資料 無料お試しはこちらから登録できます。 board個別相談会

UIの基本と、設計方法│UI改善で成果6倍!

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UIイメージ

日常的にUIという言葉を耳にしますが、UIについて正しく理解している人は、ごく一部であるように思えます。UIはウェブマーケティングを成功させる上で非常に重要な要素で、UIを改善するだけでも成果が2倍3倍に向上するケースも珍しくありません。

そんなウェブマーケティングにおけるキーファクターであるUIの基本とテクニックに関して、ウェブマーケティングのプロが例を交えながらご説明いたします。

動画でWebマーケティングを学べる『ジッセン!』とは?

※本記事は2014年4月24日に公開された記事をLISKUL編集部にて再編集したものです。

そもそもUIとは?

「UIとは、User Interface(ユーザーインターフェース)の略で、ユーザと企業をつなぐ接点です。」というと、少し難しく聞こえるかもしれませんが、つまりは「誰かに、何かをしてもらうために、何を、どう伝えるか」というウェブページ上でのコミュニケーションの「伝える」部分(ウェブページの画面構成)のことです。

※厳密には、デバイス・家電・アプリなど、消費者が触れる様々なものにもUIは存在しますが、本記事ではウェブマーケティングにおけるUIに絞ってご説明いたします。

UIとはのイメージ

海外ではUIを改善し、成果が6倍にアップした事例もあります。

UI海外事例

参考:This one A/B testing case study will leave you smarter and wiser

良いUIと悪いUI

前述したとおり、UIとはユーザとの接点であるウェブページ上の画面構成なのですが、良いUIを作るためには、伝える以外の部分を深ぼる必要があります。

どんなに良いサービスを提供していても、それが伝わらなければ、または伝える相手を間違えていては何の意味もありません。UIを設計する際にはその「目的」と、それを実行する上で「誰に、何を、どうしてもらうために、どう伝えるか」という事を意識しましょう。

悪いUI

一般的に「UI」と聞くと画面や使いやすさを想像する人が多いと思いますが、それは50点の答えです。ここでいう「画面の設計=伝え方」はもちろん大事ですが、「誰に」「何をしてもらうために」「何を伝えるのか」が不明確なままでは、ろくなUI(画面)が作れません。

一般的なUIのイメージ

悪いUIのイメージ

良いUI

良いUIとは、「誰に」「どうして欲しいから」「何を」伝えるかが明確なので、画面の構成も自ずと決まってきます。

良いUIのイメージ

良いUIの画面イメージ

悪いUIと良いUIのイメージを見比べれば一目瞭然ですが、情報の発信者が言いたいことを適当に並べた画面より、ユーザが知りたい情報に強弱を付けて配置されている画面のほうが内容を把握しやすいですよね。

UIの改善で効果が劇的に変わることもあるため放置は禁物

実際に誰に何を伝えるかをまったく考慮せずに設計されているUI(画面)をよく目にします。弊社でもUIの改善で成約の効果が2倍、3倍になった事例があるので、少しでも気になったら自分のサイトを見なおしてみましょう。 またUIの改善は良いUIの作り方を熟知している、制作のプロに任せた方が費用対効果の良い場合もあります。制作会社の中には、安く早く制作物を仕上げるのが得意な会社もあれば、じっくりとヒアリングを行ったうえで修正を重ねて仕上げていく会社もあります。 制作会社を選ぶ際には、クリエイティブ作成の実績や、作成の流れや修正回数などの情報を必ず確認しましょう。

良いUIを作る方法

ここまではUIの基本について記述しましたが、ここからは本題の「どうやって良いUIを作るのか」についてご説明いたします。ポイントは中身を決めてから、画面を設計することです。

ここではわかりやすく「情報作成テクニック」と「設計テクニック」に分けてご説明いたします。

情報作成テクニック

テクニック1.ユーザをしっかりと選定する

誰にでも使いやすいUIなど存在しません。それはユーザが、それぞれ異なるニーズを持っているからです。ターゲティングは、誰もが知っているマーケティングの基本ですが、性別や年齢などのデモグラフィックで区分しているだけではターゲットの理解が足りず、良いUIは設計できません。

例)

☓30代女性
○最近肌荒れが気になり、予算3000円で化粧水の買い替えを検討している30代女性

また同じユーザでも、利用している状況やデバイスによってもニーズが変わる可能性があります。
⇒PCサイト:サービスの詳細を知りたがっている
⇒スマホ:店舗の地図を求めている等

つまり誰にでも利用しやすいUIは存在せず、特定の状況下でそのサイトを利用する特定のユーザにとって使いやすいUIこそが、良いUIと言えます。

テクニック2.具体的なユーザニーズを深ぼる

ポイント1で選定したターゲットが「何を求めているのか」を深堀ります。これは「何を伝えるか」に直結する非常に重要なポイントです。

上記の例を参考にすると、

ターゲット:最近肌荒れが気になり、予算3000円で化粧水の買い替えを検討している30代女性
ニーズ:肌荒れ⇒うるおい、3000円以内の価格、化粧水、自分に効果があるもの(30代向けのもの)

というニーズが見て取れます。

しかしさらに深掘ると、利用者の声、原材料、成分、使用感、テクスチャ、匂いなどの情報を求めているかも知れません。

お金をかけずに深掘るのであれば、ターゲット層の知人にヒアリングしたり、口コミサイトや、SNS、ターゲット層が購入する雑誌などから情報を収集すると良いです。

もし予算が避けるのであれば、しっかりとしたユーザ調査を行い、実際のユーザの声を集めることをオススメします。

テクニック3.情報に優先度をつける

ユーザに伝えるべきことを明確にしたら、次にその情報に優先度を付けます。この優先度は後の画面設計(伝え方)の部分に大きく関わってきます。

優先度が高い情報とは、「ユーザが強く求めている情報」や、これがないとそもそも何のページなのかわからなくなる「商品やサービスの情報」です。

逆に、ユーザが求めていない情報は全て、比較的に優先度の低い情報となります。

優先度づけのイメージ

 

画面設計テクニック

誰に何を伝えるかが決定すれば、それを画面に落とすことは容易に実行できます。その具体的な方法を、例を交えてご説明いたします。

要素を優先度順に左上から配置する

ユーザの視線は左上から右下へと流れるので、重要度の高いものから左上に、低いものを右下に配置することで、重要度の高いものから見せることができます。まずは、先ほどの例を交えて見てみましょう。

UI視線の流れのイメージ

上記の図を見ていただければわかると思いますが、一番伝えたいコピーは左上から始まり、商品写真や価格を経て、比較的に優先度の低い購入ボタンへと視線が流れると思います。

しかしここで言う購入ボタンは、「目的」に当たる部分なので明確である必要があるため、画面内では右下に配置されていても、色や立体化するなどして気づいてもらえるように設計します。

参考: 目線の動きとWebサイトを流し読みされないために知っておきたい8つのツボ 「右寄せなんてもってのほか?」|イラストノートブログ

デザイン4原則をしっかりと守る

デザイン4原則とは「ノンデザイナーズ・デザインブック」という本で紹介されているデザインのテクニックです。これを守るだけで見やすい画面は作れます。(逆にこれを守れていない画面は非常に見づらいです。)

デザインの4原則とは、「近接」、「整列」、「コントラスト」、「反復」です。それぞれを簡単に説明いたします。

関連性が高いものは「近接」

情報の関連性を示すために用いるテクニックで、簡単に説明すると「情報同士の距離感を調整することで、どの情報がセットで、どの情報がセットじゃないか」を明確にします。

UI近接

テキストや画像はきちんと「整列」

整列とは、その名の通り、テキストや画像などの要素の位置を揃えることです。左揃えで書き出したら、出来る限り左揃えに揃えるほうが、圧倒的に読みやすい画面になります。

UI整列

優先度の高い情報は「コントラスト」を強める

せっかく優先度づけした情報も、視覚的にそれを表現できていなければ意味がありません。色やサイズに変化を持たせることで、重要な情報をしっかりと強調しましょう。

UIコントラスト

全体の統一感を出す「反復」

テキストや画像を一つのくくりとして見た時に、その一つ一つの配置や、列が毎回違うと見づらい画面になってしまいます。

UI反復

大手企業や有名なサイトの真似をする

どんなに格好いいサイトを作っても、ユーザは奇抜なものを求めているわけではなく、自分にとって使いやすいサイトを求めています。

ユーザは作り手ほど詳しい情報を知らず、また詳しく情報を知ろうとも思っていません。「自分が知りたい・利用したい」という目的さえ果たせれば、残りの情報はどうでもいいのです。

大手サイトをベンチマーク

そこで大手企業のサイトをベンチマークすることは非常に有効です。理由は、大手企業のサイトやページは、何度も改善を繰り返した末に作られたものです。したがってデタラメにUIを作成するよりも、はるかに精度の高い構成となっています。

※同業のサイトをベンチマークすると似すぎてしまうので、他業界で近いビジネスモデルのサイトを探しましょう。

学習効果を利用する

学習効果とは、多くのサイトが利用している画面構成に則り設計することで、ユーザにとって何がどこにあるのかがわかりやすい画面になる。例えば、電話番号や検索ボックス、ログイン・ログアウトボタンは右上にある事が多いです。そこでユーザは、それらを探すときに、画面右上を探します。

UI学習効果イメージ

このユーザの経験則に則り情報を配置することで、ユーザが混乱することなく利用できるサイトを設計できます。

ファーストビューはシンプルに、ぱっと見で勝負

ユーザは膨大な数のウェブサイトから、自分の目的を遂行できそうなサイトを選ばなければなりません。その上でもちろん、その一つ一つをじっくりと比較するようなことはしません。この時、ユーザがサイトを有益か判断する時間は3秒と言われています。

つまり作り手としては、「ぱっと見」で勝負する必要があるのです。もう少し具体的に言うと、ユーザがページを開いた時に、モニターに映しだされる画面(ファーストビュー)で、下へと読み進むモチベーションを与えなければなりません。

それでは、どのような画面にすれば「ぱっと見」で勝負できるのかをご説明いたします。

最初のボタンまでを550px以内に収める

最初に開かれるファーストビューは、問い合わせなどのボタンを含めて550px以内に収めてください。このボタンがあるだけで、何を目的としたページなのかが伝わります。

良いUIイメージ:ボタンは550px

550pxという数字は、あくまでも目安です。一般的なサイズのPCモニタ上の、ツールをインストールしすぎて画面が圧迫されているブラウザでも550pxなら表示されるであろうという考えです。

情報を盛り込み過ぎない

せっかく優先度をつけて精査した情報も、盛り込み過ぎてしまうと、どこを見ればいいのかわからない画面になってしまうので注意しましょう。

悪いUIのイメージ:盛り込み過ぎ

前述したUIルールを守っていても、全ての伝えたいことを一気に伝えようとしても何も伝わらなくなるだけです。しかし作り手は、伝えたい情報や想いが多すぎる事が多いのも事実です。

画面のラフを作ったら他の誰かに見てもらうなどして、ぱっと見で理解できるかどうかをチェックしてもらいましょう。

むやみにタブやスライドを利用しない

タブは小さく読み飛ばされる可能性が高いので、むやみに使用せず、伝えたい情報はしっかりと露出しましょう。

UIイメージタブ

UI露出

情報を強調するときに、むやみに立体化しない

平面的な画面上で立体的な情報は非常に目立ちます。しかしむやみに使用すると、肝心のボタンが目立たなくなってしまったり、立体化した情報がクリックできるように見えてしまう危険性があります。

UIイメージ立体化

誰しも「クリックできると思ったのに、クリックしても何もおこらなかった」という経験があると思います。それが大きな問題ではないかもしれませんが、ユーザにストレスを与えうる要因は全て排除しましょう。

まとめ

本記事では、UIとは何なのかと、良いUIを作るための基本的なテクニックをご説明させていただきました。また、繰り返しになってしまいますが、UI設計の出来栄えはウェブマーケティングの成果を大きく左右します。これからサイトやLPを設計しようとお考えの方、じっくりと時間をかけて、しっかりとしたUIを設計しましょう。そしてその際には、ぜひともこの記事の内容を思い出していただければと思います。

しかし本来、UIはもっと奥が深く、今回紹介したものは無数に存在する理論・テクニックのほんの一部です。

そこで、画面設計の際に参考になるLISKULの過去記事を下記にリストアップしてみました。他のテクニックにも興味がある方は、ぜひともチェックしてみてください。

動画でWebマーケティングを学べる『ジッセン!』とは?

バックオフィスの効率化手法9選 |起業してから経理・総務・事務に追われないためのポイント・クラウド活用

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「こういう事業をやりたい!」「こういう働き方をしたい!」という強い思いを持って起業・独立し、その実現のため「バリバリやるぞ」と思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際に起業・独立してみると、経理・総務・人事・営業など、自分の本業以外に様々なバックオフィス業務があり、またこれらは想像以上にたくさんあります。
貴重な時間をこれらのバックオフィス業務に取られ、事業に集中できずに後悔したり、逆にバックオフィス業務を疎かにして、失敗してしまうケースもあるようです。

筆者は現在起業5年目ですが、総務・経理・営業がいない中でこれらの業務を効率的に回してきた経験をもとに、僭越ながら、可能な限り本業に集中する環境を整えるための取り組み・クラウドの活用を紹介したいと思います。
ちなみに、いくつかは最近知ったもの・導入したもので、「起業時から導入していたらもっと楽だったのに」と後悔しているので、ぜひ参考にしてみてください。

バックオフィス業務を効率化!業務・経営管理システム「board」とは?

※本記事はヴェルク株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです ※本記事は2015年4月14日に公開された記事をLISKUL編集部にて再編集したものです。

実はこんなにたくさんある、会社を運営するためのバックオフィス業務

起業してから、「こんなに色々やることがあるとは思わなかった」と思うことがよくあります。
そこで、まずはどんな業務があるか、簡単に見てみましょう。

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ざっと主なものを上げただけでもかなりあります。

起業直後は、まだ事業自体も軌道に乗っていない事が多く、本来は本業に集中したいところです。とはいえ、これらのバックオフィス業務は「決められた期限までにやらなければいけないこと」がほとんどで、どれだけ忙しくても待ってはくれません。

【ポイント1】業務系クラウドサービスを活用

まずは自身で日々利用することになる業務系サービスから見ていきましょう。最近は、バックオフィス業務をサポートするクラウドサービスが多数あります。これらのサービスは、自身の業務・業態にあったものを選択することで、かなり業務負担が軽減できるものもありますので、積極的に活用していくのが良いと思います。

見積書・請求書作成、販売管理

見積書・発注書・請求書等の作成・発行や営業管理(売上管理)など、日々の業務をサポートするシステムもあります。
販売管理の分野の場合、会計や経費精算と違い、業種・業態によってニーズが変わってきますので、自社の業務にあったものを探すのが良いかと思います。
見積書・請求書の作成サービスは数多くありますが、それにプラスαの機能が充実していて、業務を効率化できるサービスを紹介します。

■board board
board」は見積書・請求書等の書類作成に留まらず、売上の見込み管理や経営管理など、バックオフィス業務から経営までを幅広くカバーしているのが特長です。

■MFクラウド請求書
MFクラウド請求書」はMFクラウド会計と同じ会社が出しているということもあり、MFクラウド会計との親和性の高さが大きな特長です。

■弥生販売
弥生販売」は、弥生会計と同じ会社が提供する販売管理システムで、パッケージ型のソフトウェアです。弥生会計との親和性の高さは強みです。

会計

税理士さんと顧問契約を結ぶ場合、使用する会計システムに制約があるケースも多いようですので、事前に税理士さんと相談してから決めた方が良いかと思います。
もし、会計システムを優先する場合は、その会計システムをサポートしてくれる税理士さんを探すという方法でもよいでしょう。
会計システムは、従来型の会計パッケージとクラウド型の会計システムがあります。

■弥生会計
従来型の会計パッケージの場合は、やはり「弥生会計」が最も使われているようです。記帳代行を依頼する場合、税理士さんが弥生会計を指定するケースも多いようです。

■クラウド会計ソフト「freee」
freee」はクラウド会計の中では最もシェアが多く、仕訳の知識がない人でも使いやすくできているのが大きな特長です。

■MFクラウド会計
クラウド会計では「MFクラウド会計」も人気があるサービスです。freeeと比べると、より従来の会計ソフトに近い感覚で使えるようです。

経費精算

特に営業など外回りが多い場合は導入を検討した方がよいでしょう。
最近の経費精算サービスは、スマホから入力できるため移動中にさっと交通費を登録できたり、カメラでレシートを撮影してアップすると、オペレータがデータ化してくれるなど、経費精算の手間を大幅に軽減してくれます。また、会社で使う場合は、申請・承認機能があると、さらにスムーズに業務を進められると思います。
経費精算ソフトはパッケージ型からクラウド型まで様々ありますが、起業直後はあまりコストもかけられませんので、安価に利用できるクラウド型サービスを2つ紹介します。

■STREAMED
STREAMED」は、領収書を写真に撮ってアップすると、オペレータが手作業でデータ化してくれるのが大きな特長です。

■Staple
Staple」は、個人利用だけでなく、チーム利用を想定した機能があるため、社員がいるケースは効率的に経費精算処理ができるようです。

【ポイント2】面倒な会社設立の手続きは
アウトソース

会社設立の手続については、本も出ていますし、検索すればたくさん情報があるので、全て自分でやることは可能です。ただ、初めてのことなので色々とわからないことも多いですし、用意する必要がある書類もたくさんあります。そして何よりもストレスです。
起業前の貴重な時間は、こういう事務手続きではなく、事業計画の策定やサイトの準備、営業準備など、事業に直結する準備に使いたいですよね。

自分で会社設立手続きを行っても、定款認証印紙代(40,000円)・定款認証手数料(52,000円)・登録免許税(150,000円)が必要になりますので、計242,000円かかります。

一方、最近では、会社設立後、税理士の顧問契約を結ぶことを前提に、これらの費用を含め、20万円台で会社設立手続きをサポートしてくれる税理士事務所があります。

自分で手続を行うのと比べて価格差はあまりないですので、専門家に任せた方が確実ですし、貴重な時間を本業の準備に使えますので、積極的に活用した方が良いかと思います。

【ポイント3】会計システムへの登録は
記帳代行を活用

最近は、クラウド会計など会計システムの進化に伴い、記帳はかなり楽になってきています。しかし、全てを問題なく自動的にやってくれるわけではありませんし、社員を雇うなど、ビジネスの拡大とともに、税理士・会計士のサポートが必要になってきます。

税務の顧問契約とセットで記帳代行サービスを行っている税理士事務所が数多くあります。もちろん、使いたいクラウドサービスを使って記帳代行をしてくれる税理士事務所もありますので、会計システム基準で決めても良いと思います。

顧問料にプラス1〜2万円程度で対応してくれることが多いようですので、自分の時間を有効に使うためにも、また慣れないことをやることに伴う不要なストレスを軽減するためにも、記帳代行を検討してみてください。

【ポイント4】銀行関連業務を効率化

まず、オンラインバンキングは必ず利用しましょう。
法人向けのオンラインバンキングは月額費用がかかりますが、銀行の窓口に行く手間を考えると安いものです。

ただ、オンラインバンキングでは完結せず銀行の窓口に行く必要があるものがあります。
例えば源泉徴収や法人税・消費税等の税金関連の納付です。
これらの税金の納付には、銀行の窓口に行って税金用の納付依頼書を記入しますが、毎回どの用紙に書いたらよいかわからなかったり、書き終わるまで順番待ちの番号を取れなかったりと、何かと時間がかかります。また銀行印も持っていく必要があります。

実は、この用紙は、窓口に行ったついでにまとめてもらうことができます。
事前に用紙をもらっておくと、オフィスにいる時に、空き時間にさっと記入できますし、銀行印もオフィスで押印していけるため、銀行印を持ち歩く必要がなく、そういう意味でもお勧めです。

【ポイント5】侮れない行政のオンラインサービス

意外と知られていない行政のオンラインサービス。実はかなり便利です。
会社を運営していると、たまに登記簿謄本が必要になります。登記簿謄本は法務局に行けば取得できるのですが、わざわざ用紙1枚取得するために法務局まで行くのは面倒ですし、なぜか行きにくい場所にあったりします。

登記・供託オンライン申請システム」という法務省がやっているサービスがあり、ここからオンラインで登記簿謄本の申請ができ、数日後に郵送で送られてきます。また、支払も、オンラインバンキングと連携して納付できるため、全てオンラインで完結します。

行政のオンラインサービスは、意外と利用している人が少ないのですが、使いこなせるとかなり便利ですので、ぜひ使ってみてください。

【ポイント6】VC以外にもある、資金調達の方法

特に起業した直後は、キャッシュの不安は常につきまといます。
納品基準で請求をするようなビジネスモデルの場合、入金までの期間が長くなり、数ヶ月分のキャッシュが必要となることが多いです。
十分な資本金があれば問題ないですが、納品までの期間が長い場合などはぎりぎりの場合も多く、キャッシュフローが常に気になってしまいます。そこで、安心して本業に集中できるようにするために、資金調達を検討するのもひとつの方法です。
スタートアップの資金調達というと、ベンチャーキャピタル(VC)が真っ先に思い浮かびますが、それ以外にも資金調達の方法があります。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は財務省の特殊会社で、国民一般、中小企業、農林水産業者向けの融資を行っています。
新規開業資金の融資は最高7,200万円、このうち運転資金の上限は4,800万円となっています。新創業融資の上限は1,500万円です。日本政策金融公庫では、保証人や担保の有無によって融資の額が変わり、1,000万円以上の融資を受けられるかがひとつの壁となっています。
参考:新規開業資金|日本政策金融公庫

民間の金融機関

銀行・信用金庫など民間の金融機関から融資を受ける方法です。ベンチャーの場合、特に初回取引では、信用保証協会を使うことになると思います。
信用保証協会は中小企業、小規模事業者が民間金融機関から融資を受ける時、保証人となって融資を受けやすくしてくれる公的機関です。全国の中小企業385万のうち、146万企業が信用保証協会を利用しています。

地方自治体の起業支援・助成金

地方自治体では助成金などで起業支援を設けているところがあります。
各地方自治体で制度が異なるので条件などは一概には言えませんが、新規事業の資金支援を受けることができます。例えば大阪ではふるさと名物応援事業補助金が利用でき、審査をクリアすれば新商品の開発や生産、需要の開拓に係る経費を補助してくれます。

助成金については「ミラサポ」などで検索することができます。

【ポイント7】インキュベーションオフィス・シェアオフィスの活用

「起業直後からオフィスを構える」といきたいところですが、オフィス物件は、敷金10ヶ月分前後が相場と言われており、初期費用がかなりかかってしまいます。
貴重な事業資金をそこに使う余裕があるスタートアップの会社はあまりないのではないでしょうか。
そこで活用したいのが、インキュベーションオフィスやシェアオフィスです。

インキュベーションオフィスは地方自治体がやっているケースもあり、入居のハードルがかなり低くなっています。
最近は、シェアオフィスがかなり増えてきており、柔軟な価格設定で使いやすいので、固定のオフィススペースが必要ない場合はシェアオフィスも検討してみると良いと思います。

【ポイント8】困った時の士業の活用の仕方

起業したら、多くの場合は税理士さんと関わることはあるかと思いますが、弁護士・社労士・行政書士・弁理士など、ビジネスに関わる分野のその他の士業の方々とは、接点がないケースが多いです。
しかし、士業の方々は、それぞれの分野で専門知識を有しており、ビジネスを有利に進めるためにも、またリスクを回避するためにも、大きな力になってくれます。また、給与計算や変更に伴う手続きなど、関係各省への書類手続きも代行してくれます。

士業の方に依頼する際の重要な点として、「相談しやすい」方を見つけることです。せっかく顧問契約しても、相談しにくかったら効果的に活用することができません。

どうしても士業の分野は堅いイメージがあり、気軽に相談する雰囲気ではない印象があります。しかし、ベンチャー支援を積極的に行っている士業の方も増えてきており、そういう場合はかなり相談しやすくなっています。
士業の方との関係は非常に重要だと思いますので、ぜひ積極的に相談してみると良いと思います。

また、最近は気軽に士業に相談することができるWebサービスも出てきていますので、これらを活用するのもよいでしょう。

■Gozal
Gozalは、各種士業の方にクラウド上で無料のチャット相談ができ、そこから実際に依頼まですることができます。

■Bizer
Bizerは、月額固定で何度でも士業の方々に相談することができるサービスです。

【ポイント9】営業・集客についての取り組みを始める

これまで紹介してきたような「バックオフィス業務」ではないですが、「本業以外」という視点では「営業・集客」も継続的に取り組むことが非常に重要です。
営業会社の場合はそれが本業ですが、それ以外の分野が本業の場合、どうしてもおそろかになりがちです。
しかし、ビジネスを継続するためには集客できる土台が不可欠で、それは一朝一夕では確立できません。自社サイトやブログでのコンテンツマーケティング・SEOなどは、急に効果が出るものではありませんので、初期の頃から意識的にやっておくことによって、いざ必要となった時の財産になると思います。

ただ、「何から始めたらよいかわからない」という場合は、一度、Webマーケティング全般を相談できる人に聞いて、全体像を把握してみるとよいでしょう。

まとめ

このように、起業すると、自分の本業以外で様々な仕事があります。そして、それらは避けられないものです。
最近はクラウドサービスが数多くあり、かなり便利になってきたので、積極的に活用していくのがよいと思います。
ただ、システムだけでは解決できないものも多数あります。そういうものは、アウトソースすることを検討しましょう。最近は、様々な分野でベンチャー向けに利用しやすくなっているものが多いです。

起業したら、本業でやりたいことが数多くあるはずです。そこに時間を使うためにも、可能な限りバックオフィス業務は効率化して、本業に集中する環境を整えていきたいものです。

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また「board」について詳細が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。 バックオフィス業務を効率化!業務・経営管理システム「board」とは?

※本記事はヴェルク株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです

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