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ネイティブアドの基本と、抑えておくべき3つの注意点まとめ

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1-ネイティブアド
Webマーケティングに関わる方は、「ネイティブアド」という言葉を聞かない日は無いかもしれません。しかし、これだけ使われていても「ネイティブアドって何?」という問いかけの正確な回答は、意外に難しいものです。 そこで本記事では、「そもそも、ネイティブアドって何なの?」という疑問に対して、その答えを初心者でも分かるように実際の事例と図をつかって解説し、実際のネイティブアドの活用方法から注意点までプロの視点でお伝えいたします。

※本記事は株式会社GeeeN提供によるスポンサード・コンテンツです。

ネイティブアドは、「通常のコンテンツと同じ見た目、状態で表示される広告枠やリンク先」

JIAA(日本インタラクティブ広告協会)の「ネイティブ広告の定義と用語解説」 によるとネイティブアドとは、「デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと⼀体化しており、ユーザーの情報利⽤体験を妨げない広告」とされています。 もう少し噛み砕くと、「ネイティブアド=情報メディアの中に、通常のコンテンツと同じ見た目、状態で表示される広告」のことです。見出しだけではなく、クリックして見えるリンク先なども含みます。 Image may be NSFW.
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1-ネイティブアド
引用:JIAA(日本インタラクティブ広告協会)の「ネイティブ広告の定義と用語解説」 見た目が、他の通常のコンテンツ情報と同じであれば良いので、例えば、ニュースのキュレーションアプリや、SNSの間などに表示されるものなども含みます。

【事例】ネイティブアドを活用して、新規顧客を獲得率が120%に!

ネイティブアドは、現在多く使われており、さまざまな成果を出しております。 例えば、ある美容化粧品の会社では、ネイティブアドを活用したことで、実際のコンバージョンに繋がるユーザーの獲得率が120%と大幅に上がりました。 また、申し込みページの前に「商品の理解を深めるページ」をネイティブアドとして作ったことで、化粧品の商品名での購入が110%~115%増加しました。 Image may be NSFW.
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2-ネイティブアド
つまり、ネイティブアドをつかったことで、 ①新規顧客の獲得 ②商品名での獲得増加(ブランドリフト/アトリビューション) の両方に成功したのです。

ネイティブアドは大きく3種類。具体例と基本用語を総ざらい!

それでは、具体的にネイティブアドの種類を解説していきます。 ネイティブアドには、大きく3種類です。しかし、どこにも含まれないような広告形態もあります。 Image may be NSFW.
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3-ネイティブアド

①インフィード広告

インフィード広告とは、ネイティブアドの中でよく利用される形式の1つです。 JIAAでは、インフィード広告は、「ネイティブ広告の一種で、記事・コンテンツと一体感のあるデザイン、フォーマットで設置された誘導枠」とされています。 Image may be NSFW.
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4-ネイティブアド

特徴

・コンテンツの間に、他の広告とおなじフォーマットで表示されている。 ・広告、PRなどの記載がされている 例) ・Yahoo!JAPANスマートフォン版トップページに掲載されている広告 ・GunosyやSmart Newsなどの記事の見出しの間に出る広告 ・TwitterやFacebookのタイムラインに現れる広告 参考:インフィード広告|5分でわかる意味と6つの攻略法

②レコメンドウィジェット広告

レコメンドウィジェットは、メディアの記事などのコンテンツのページの中に、「レコメンド枠」(関連コンテンツや、recommended byと表示されることが多い)として表示される広告の誘導枠のことです。一般の記事とレコメンドウィジェット広告が並んで表示されることもあります。 Image may be NSFW.
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5-ネイティブアド

特徴

・提供リンク、広告などの表記があります。 ・写真と短い文章がセットになっています。 例) ・Yahoo!JAPANコンテンツディスカバリー ・美容系のメディアの記事の下部や右側に、関連記事の中に、表示される他の広告コンテンツ

③タイアップ

タイアップとは、広告の商品の内容を記事な形で紹介する広告枠です。タイアップでは、メディアの特性に合った広告商品を扱い、他のコンテンツと連動する企画になることが多いです。 また一般的に、「記事広告」と呼ばれることもあります。JIAAでは、通常のコンテンツとは違い、広告であることを読者に明確に示すために、「広告」や「PR」という表記をすることが推奨されています。 Image may be NSFW.
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6-ネイティブアド

特徴

・広告・PR・ADという記載がある場合が多いです。 ・広告を、メディアの中に自然に馴染むコンテンツとして作成されています。 例) ・事例紹介 | エキサイト 広告掲載記事企画「Special」 | 広告・法人向けサービス紹介 | アイティメディア株式会社

④その他のネイティブアド形式

これまで紹介したもの以外にも、「ユーザーが自然に見る形で提供される広告」ネイティブアドとすると、新しくさまざまなネイティブアドが登場することが考えられます。 例) ・企業がコラボして作っているLINEのスタンプ 等

※注意!※インフィード広告やタイアップ広告は、「ネイティブアド」の種類の一部!

よく、ネイティブアド=タイアップや記事広告、と認識されることもありますが、実はそれだけではありません。ネイティブアドというのは、それらをすべて含む大きな概念です。

ネイティブアドに向いているのは、コンテンツにしやすい商品

ネイティブアドの特徴を踏まえ、ネイティブアドを出稿するのに向いている企業の特徴をまとめました。

①コンテンツとして、魅力的にみせることができる商品

特にタイアップ広告などのネイティブアドは、コンテンツとして、ユーザーを楽しませたり、興味を持ってもらったりすることで力を発揮します。メディアによっては「面白コンテンツ」として展開され、想定以上の層に届けることもできます。 ただし、どんな商品であっても打ち出し方によっては、魅力を引き出すことも打ち消すこともできます。その点、広告のコンテンツや写真などのクリエイティブにはこだわることをおすすめします。

②移動時間などの余暇に、購入の検討をされる商品

ネイティブアドがよく配信されているニュースなどのWebメディアは、通勤時間中や昼休み、寝る前などの余暇時間によく見られているという調査があります。 また、そのように短時間の関心で見るので、無料サンプルや会員登録のように、コンバージョンを比較的容易にできる商品の方が、向いています。 ただし、BtoBの場合も、ビジネスマンがよく見るメディアを選び、コンテンツを作成すれば、効果を出せます。

ネイティブアドを活用するための3つの注意点

①広告と明示しないと、「騙された!」と思われる可能性もある

そもそもユーザーが、情報メディアに来る理由は「そのメディアの情報」を見るためです。 それなのに、いつものように楽しく記事を読んでいて、期待してクリックしたリンク先が全く違う体裁・文面であったら印象は悪くなります。場合によっては、「ステルスマーケティング」「ステマ」と言われ、ネットで悪い意味で話題になることもあるので、表記には注意が必要です。 参考:ステマって何?|5分で分かるステマの意味と有名事例6選

②商品に合ったメディアはどれ?媒体の選択には要注意!

それぞれのメディアには、狙っている読者がいます。そのため、そのメディアやそのメディアが持つ流入ルートではどういった顧客層が来て、それが自社の商材にあっているのか?の見極めは非常に重要です。 しかし、人気メディアの枠は少なく、枠の確保や調整が難しく、出稿のハードルが高い場合もあります。さらに、ネイティブアドは、広告の内容をメディアごとにカスタマイズする必要があり、広告を出すときには工数がかかる場合も多いです。

③ネイティブアドは「商品に強い興味がない人」にも届く

ユーザーが検索したキーワードと関連性が高い広告を出すリスティング広告とは違い、ネイティブアドはあくまで「そのメディアにもともとある情報」を見に来ているユーザーへ配信をしているので「商品に強い興味がない人」にも届きます。そのため、すぐに購買につながるユーザーが大半ではありません。 ただし、下記の記事にもある通り、自社のユーザーを理解し、ネイティブアドの役割をしっかりと定義した上で、ユーザーに合ったメディアやリンク先コンテンツを選定すれば有用な広告枠となりえます。 参考:ネイティブ広告の成功事例から見るその活用方法と4つの注意点

ネイティブアドを配信できる主なDSP・アドネットワーク・メディア4選

いざ、ネイティブアドを配信したい!という時に抑えておきたい4サービスをご紹介いたします。

①Gunosy

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7-ネイティブアド
http://gunosy.co.jp/ ネイティブアドの形式:インフィード広告

特徴

・情報キュレーションアプリ「グノシー」内に記事を掲載 ・グノシーのユーザー属性は、50%以上が20~30代 ・男性約60%、女性約40% ・会話のネタ集めや、生活に役立つ情報の収集を目的に利用するユーザーが多い。 男性は社会、政治やパソコン、金融関連に関心があり、女性は料理、グルメ、美容に関心があり ・年収は600万円以下が半数以上を占めている。 ・利用時間は通勤中や仕事の休憩時間など隙間時間に集中している。 参考:Gunosy Media Guide

②X-lift (クロスリフト)

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8-ネイティブアド
https://www.x-lift.jp/ ネイティブアドの形式:レコメンドウィジェット

特徴

・ユーザーの行動解析データと、記事解析データを独自アルゴリズムで解析し、広告を掲載できる ・コンテンツの制作までをしてくれる。

③サムライト

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9-ネイティブアド
http://somewrite.com/somewrite-ad/ ネイティブアドの形式:インフィード広告

特徴

・コンテンツの制作までサムライトが行える ・不動産、金融、男性向け商材も向いている。 ・インフィード広告、レコメンドウィジェットができる。

④PlaCo(プラコ)

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10-ネイティブアド
http://www.placo.jpネイティブアドの形式:インフィード広告

特徴

・良質で豊富な配信面に接続されたネイティブアド、ディスプレイ広告、リターゲティング及びDMP配信を一元管理できる。 ・新規顧客の流入から獲得まで、広告主の業種に合わせた効率的運用が可能 ・ネイティブアドを初めての広告主様の、予算、メディア選定、コンテンツ作成等のご相談が可能

まとめ:ネイティブアドは、活かすも殺すも使い方次第

いかがでしたでしょうか。いまだ様々な定義が存在する「ネイティブアドってそもそも何?」という疑問と、広告を運用する上での課題と活用法が理解できたのではないでしょうか? 今後、ますます広がっていくであろうネイティブアド。活かすも殺すも、使い手次第です。 ぜひ、ネイティブアドを活用していってください。

広告主の業種に合わせた効率的配信が可能な総合型アドマネージメントプラットフォーム!(広告)

PlaCoは、インフィード広告のアドネットワーク、独自のDMPデータを活用しつつ、良質で豊富な配信面と接続されたRTB配信、最先端の独自開発エンジンによるレコメンド広告(フィードバナー)等を一元管理にて、広告主の業種に合わせた効率的配信が可能な総合型アドマネージメントプラットフォームです。運用面では詳細なメディア選定、リターゲティング、DMP配信、クリエイティブ最適化等でクライアント様が求める費用対効果を厳守しつつ、売上の最大化を目指します。 http://www.placo.jp

※本記事は株式会社GeeeN提供によるスポンサード・コンテンツです。


One to Oneマーケティングとは?成功例と4手法まとめ

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one to oneマーケティング
One to Oneマーケティングとは一人ひとりの消費者のニーズや購買履歴に合わせて、個別に展開されるマーケティング活動です。ITによる自動化が進むことで大勢に向かったマスマーケティングから、個人に合わせたOne to Oneマーケティングに時代は変化しています。 しかしまだ変化に対応できていない、何からやったらいいのかわからない、やってみたけど最適な手法なのかわからない、そんな方も多いと思います。 この記事ではそもそもOne to Oneマーケティングがどんなものなのかということから、成功例や具体的な手法を紹介していきます。 [topbluelink] [toc]

One to Oneマーケティングは一人ひとりに合った情報発信

そもそもOne to Oneマーケティングとはどんな意味の言葉なのでしょうか。
「マスマーケティングという多数をターゲットとする一律のマーケティング手法に対して、顧客一人ひとりを意識したマーケティングを行うこと。製品単体ではなく、提供の仕方やサービスなど、顧客の体験から差別化を図るものである。」 引用:ワントゥワンマーケティング|ウィキペディア
もともとは一人ひとりに合わせたマーケティング方法という意味ですが、最近はITが発達したことにより煩雑な作業がなくなり自動化しておこなうことができるようになりました。顧客の一人ひとりに違うクーポンを配信したり、異なったwebページを表示する施策をしたりすることで購買率があがります。

顧客を判断できるCookieにより個人に合わせた発信が可能に

ITの発達によりOne to Oneマーケティングの手法が変わりました。特にCookieの登場です。Cookieはゼッケンのようなものと考えるとわかりやすいです。あなたがパソコンやスマートフォンなどのブラウザから、特定のサイトにアクセスしたとします。そうするとあなたのブラウザにゼッケンのようなものが貼られ、その後の行動を追跡することができます。
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cookieの仕組み
実際にはサイトを訪問した際、サイト側がCookieという情報をブラウザに送りCookieの情報をブラウザが記憶しています。同じブラウザが2度目にサイトを訪れた時は、ブラウザ内にあるCookie情報をサイトが読み取り2度目以降に訪れた人として初めて来た人とは違うランディングページを見せることが可能です。   Cookieのシステムはネットショッピングで多く使われています。商品を購入する際2度目の場合は、入力フォームを省略できる場合があります。これはCookieが顧客を2度目に商品を購入すると判断しているためです。このようにCookieの登場によって消費者に合わせた情報を提供できる時代になりました。

メリット:コストをかけず効果的なアプローチができる

では個人に合った情報を提供することでどんなメリットがあるのでしょうか。 ・ユーザーが求めている情報を配信するので、広告でもユーザーにしつこいと思われない。 ・カタログ印刷やDM印刷と違ってコストがかからない ・購買意欲の高いユーザーに適切なタイミングでアプローチができ、購買につながる確率も高い ・ITの活用により、導入の手間やコストも少ない 個人に合った情報を提供し、効果的にアプローチができることで購買の結果にも繋がりやすくなります。

アプリ、自社サイトを活用しOne to Oneマーケティングを実現した2つの成功例

事例1:広告費を10%以上削減しながら売上高は上昇【すかいらーく】

すかいらーくは全国に約1300店ファミリーレストラン「ガスト」を展開しています。同社は2014年上半期の広告宣伝費を前年同期比で10%以上削減しながら、売上高39億円2.9%の成長がありました。これはPOSデータからブランド別にキャンペーンの成果を集計、分析、改善した結果です。 POSデータとはレジで入力したデータをサーバに貯めることで、何が・いくつ・いくら・どのように売れたのか分かるシステムです。売上高を把握するような基幹事業に使用されています。しかしこのPOSデータは基幹事業に使用するだけではなく、データを分析することが大切なのです。すかいらーくは実施する各種キャンペーンやクーポン施策のさらなる精度の向上と効率化のために膨大なデータを分析しました。   その大きな成果が2014年に自社開発した「ガスト」のスマートフォンアプリです。リリースから半年で約300万件のユーザーにダウンロードされ、収益に繋がりました。
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公式モバイルアプリ「ガストアプリ」
  このアプリの大きな特徴は、配信する内容が一人一人異なることです。年齢や性別、子供の有無などユーザーがアプリの登録時に設定した内容に合わせてクーポンを配信しているのです。例えば未成年のユーザーにお酒のクーポンを配信しても意味がないです。また配信する時期もユーザーによって異なります。来店した次の日にクーポンが届いても行こうとは思いませんよね。ユーザーが行きたいと思い出す頃を見計らってクーポンを配信しています。   アプリでのクーポン配信による来店率はメルマガの約10倍。コストは新聞広告の100分の1ほどでマーケティングは大きな成功を収めました。 参考:ブレインパッド、すかいらーくのビッグデータ分析基盤として「SAP® InfiniteInsight®」を導入|brainpad

事例2:配信するメルマガを個人で変え、購買率で約12.6倍に【リンナイ株式会社】

リンナイはガスコンロを取り扱う会社。メーカーのOne to Oneマーケティング成功例として知られています。メーカーとしては珍しく「リンナイのある暮らし」というコンテンツサイトを開設しており、商品だけではなくガスコンロに関連するレシピやコラム、暮らしに対する情報などを提供しています。また「リンナイスタイル」というECサイトも運営し自社商品など販売しています。
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リンナイのある暮らし
こうした背景には、メーカーでありながらも消費者と積極的に接点を持ちたいという気持ちがありました。今では(2016年1月時点)、ECでの売上はリンナイ株式会社全体の部品売上の20%を超え、また会員数は35万人を超えています。 リンナイはこの自社サイトの登録ユーザー情報を分析し、行動履歴に基づいたメール配信をしています。行動履歴を分析することによって、例えばある商品に反応しそうな顧客を抽出し、高い反応を示しそうな顧客だけにメールを配信することができます。無作為抽出をした場合と比べて同じメールを配信したところ、開封率で約3.7倍、クリック率で約2.4倍、購買率で約12.6倍もの差が生じました。顧客の行動にオウンドメディアとECサイトを連携させ誘導することで、顧客との関係性を構築した例です。   以前のリンナイは同じ内容のメールを顧客全員に一斉に送っていました。しかし顧客は特別求める情報ではないメールが何度も届くことによって、押し付けがましいと感じることも多かったようです。メルマガを退会してしまう顧客も少なくありませんでした。現在では売り上げを上げつつ退会者を減らすためには、顧客一人一人にあったメールを配信することが重要だと考えています。 参考:[CD 2014]「メーカーEC成功の鍵は、目的を明確にすること」---リンナイの福本氏|日経BP社

実践できる4つの具体的な手法

1.レコメンデーション

これはAmazonなどで知っている人は多いと思います。特徴的な「あなたにおすすめ」機能では、買ったことのある商品に関連した商品をおすすめされます。その商品を買った別の人たちがチェックや購入をした商品を、あなたに似ている嗜好を持つ人だと捉えて、興味を持ちそうな商品としておすすめしてくれます。 ルールベース 予め決められたルールに従って商品をおすすめする。 例商品Aを買った人には商品Bを推奨すると予め決めておく施策 コンテンツベース 類似性をもとに関連性の高いコンテンツを含む商品をおすすめする。 健康食品Aの購入者に対して類似の効用を謳うサプリメントBを推奨するなど 協調フィルタリング 行動・購買履歴をもとにしたユーザーやアイテム間の特徴を元に、対象者と類似したユーザーが購買しているアイテムをおすすめする。 「この商品を買った人はこんな商品も買っています」 ベイジアンネットワーク アイテムの属性やユーザーの属性、行動・購買履歴等の様々な情報をもとに、複雑に絡みあった因果関係の確率を計算し、対象者の購買確率の高いアイテムをおすすめする。

こんな方におすすめ

ECサイトやニュースサイトなどの情報料の多いサイト。ユーザーの嗜好に合う情報を自動化して提供することで、購買率も高くなります。 参考:One to Oneマーケティングの分かりやすい事例と導入しやすい実践法

2.マーケティングオートメーション

興味・関心や行動が異なる個別な顧客との個別なコミュニケーションを行うデジタルマーケティングにおいて、その煩雑な業務を自動化するために開発されたツールや仕組みです。 簡単な例で解説してみましょう。
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マーケティングオートメーション事例
ある企業がECサイトを持っています。ここを訪れた複数の潜在顧客は商品Aをカートに入れたが購入しませんでした。 この人は購買意欲がある人ですね。しかし、迷っています。時間がなかっただけかもしれません。他の商品と比べたいと思ったかもしれません。なので、カートを離脱した翌日にリマインドメールを送付してみます。その結果、何人かはこのリマインドメールを見て購買に至りました。中には、メールを開封したけれども購買に至らなかった人もいます。なんらかの理由があるのでしょう。   私たちはその理由を特定できませんが、メールを開封したという事実はカートに入れたが購買にいたらなかった理由と同様であると考えることができます。そこでメールを開封したが購買しなかった人だけに、一日後にそれらの人のクッキーIDを追いかけディスプレイ広告を出稿、いわゆるリマーケティングをします。   この繰り返しで、それをクリックしたが、購買しなかった人には、その2日後に特別オファーをメールで送付します。その結果、反応がなければ、プログラムは終了とします。ただし、もちろんプログラムの途中で購買が発生した場合は、プログラムをその時点で終了します。マーケティングオートメーションはこの一連の流れを自動化して行うことができます。

こんな方におすすめ

購買までにユーザーが検討したり、段階を踏んだりじっくり時間をかけるような商品を展開している企業はマーケティングオートメーションを取り入れると複雑な業務を簡単に自動化できます。 参考:第三回:マーケティングオートメーションを拡大したキャンペーンマネージメントへ|salesforce 参考:マーケティングオートメーションとは|BtoB企業が具体的な活用イメージを持つためのヒント2

3.リターゲティング広告

上記のプログラムでも出てきましたが、リターゲティング広告について詳しく説明します。広告主のwebサイトを訪問したことあるユーザーをターゲティングして、再来訪を促す手法です。前述のCookieを使用したマーケティングです。   リターゲティング広告のメリットは、ユーザーのモチベーションに合わせた広告を出すことができる点です。例えば広告主のwebサイトを訪れたユーザーでも、ただTopページを見ただけのユーザーと、商品のページまで見たユーザーではその商品に対するモチベーションが違うと考えられます。なので、商品ページまで見ていたユーザーにはより商品の購買を訴求する内容の広告を出しアプローチすることが可能です。特にwebサイトを訪れてから3日以内の高倍率が高く、効果的にアプローチできます。

こんな方におすすめ

通販、金融機関、旅行代理店、不動産、中間材メーカーなどのBtoB業種まで、様々な業種でリターゲティング広告が活用され、一定の成果が上がっています。リスティング広告をはじめたばかりの人、はじめようと思っている人もぜひリターゲティング広告を取り入れてみてください。 参考:リターゲティング広告活用で効果改善!ネット広告代理店だけが知っている成功事例5選

4.LPO(ランディングページ最適化)

サイト訪問者が最初に訪れるwebページを工夫し、訪問者の会員登録や購買率を高める方法。最近ではサイトを訪問するユーザー個々に合わせたページの設定も可能です。 例えばユーザーが訪れる時期や時間ごとにサイトに表示するメッセージを変えたり、ユーザーのプロフィールに合わせた個別のランディングページを設定するツールがあります。またサイトが検索されている地域に合わせたページの設定もできますよ。多数の地域に店舗などがある場合は、ユーザーがいる場所に合わせて表示されるので来店率が上がります。

こんな方におすすめ

不動産検索、ECサイト資料請求が目的のサイト、問い合わせが目的のサイト 参考:ランディングページ最適化(LPO)で学ぶ問い合わせ10倍の方法

顧客分析、行動履歴などのデータをOne to Oneマーケティングに活かす

One to Oneマーケティングを活用することで、顧客も必要のない情報を何度も受け取ることはなくなり、自分が欲しい情報を受け取ることができます。企業にとっても顧客にとっても、情報がOne to Oneに向かっていくのはいいことですね。 成功例や具体的な手法を紹介してきましたが、One to Oneマーケティングでは情報を集めて分析することも欠かせません。ユーザーのことを知らなければ、一人一人にあったマーケティングをすることはできませんよね。ユーザーと企業を繋ぐことができるのが、情報なのです。今まで活用していなかった基幹事業に使用していたデータや、顧客情報、行動履歴など分析をすることで、顧客一人一人に合ったアプローチが可能です。それは登録数や購買率のアップに繋がります。 ぜひ自社のデータを活用してOne to Oneマーケティングに活かしてみてください。   [bottombluelink]

Yahoo!コンテンツディスカバリーとは?5分で分かる基本【事例付き】

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6-YCD
昨年リリースされた「Yahoo!コンテンツディスカバリー」は、これからのコンテンツ流通の主流となるであろうマーケティングソリューションです。Yahoo!ニュースのパートナーである良質なメディアサイトが配信面であるため、リリースされてから出稿される企業・掲載枠がともに増え、マーケティング業界でも注目されています。 そこで本記事では、Yahoo!コンテンツディスカバリーの概要とそのメリット・デメリットに合わせて、弊社で実際に行ったYahoo!コンテンツディスカバリーで行ったABテストの結果も合わせて解説します。 [toc]

Yahoo!コンテンツディスカバリーとは?

Yahoo!コンテンツディスカバリーは、「メディアサイトの記事や動画といったコンテンツを最適なユーザーに届けることができるコンテンツ・レコメンドソリューション」です。 コンテンツ・レコメンドソリューションといってピンとこない方は、下記のイメージ図をご覧ください。
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1-YCD
ニュース記事やブログ記事等を読んでいると、記事の下や横にさらなる記事がレコメンドされていることがあります。そのレコメンドの形で、Yahoo!ニュースをはじめとしたメディアサイトにコンテンツを掲載できるのが、Yahoo!コンテンツディスカバリーです。 またコンテンツの配信先を決めるには、グローバルでの 実績豊かなTaboola社の技術を使っており、コンテンツが最適なユーザーに配信されます。 Yahoo!コンテンツディスカバリーを実施するメリットとデメリットをまとめると、以下のようになります。第2章以降、順々に説明していきます。

Yahoo!コンテンツディスカバリー2つのメリット

Yahoo!コンテンツディスカバリーには、大きく2つのメリットがあります。 ①従来のネット広告でリーチできない顧客が獲得できる ②低クリック単価のコンテンツ配信が可能

①従来のネット広告でリーチできないユーザー層が獲得できる

Yahoo!コンテンツディスカバリーを使うと、通常のネット広告経由では獲得できないようユーザー層の獲得が可能です。 その理由は、下記の2つです。 理由1:Yahoo!コンテンツディスカバリーがコンテンツ・レコメンドソリューションであり、ユーザーからはコンテンツの1つとして見なされるため。 理由2:アルゴリズムにより、ユーザーにとって最適なコンテンツが表示されるため。 このような理由から、通常は広告をクリックしない層、いわゆる「広告が嫌いなユーザー」に対してコンテンツを訴求することができます。のちほど紹介する弊社の事例でもこのことを裏付けるような結果は出ています。

②低単価の広告配信が可能

Yahoo!コンテンツディスカバリーは、クリック単価9円という低価格で配信を始めることが可能です。 そのため、オウンドメディアへの新規ユーザー獲得や自社情報のさらなる拡散、新商品の認知拡大にYahoo!コンテンツディスカバリーを使う企業もいるようです。

Yahoo!コンテンツディスカバリー2つのデメリット

続いて、デメリットについても2点に分けて説明します。 ①コンテンツページの準備に工数がかかる ②入稿時審査が厳しい

①コンテンツページの準備に工数がかかる

Yahoo!コンテンツディスカバリーに出稿する際はコンテンツページが必要ですが、ユーザーにとって「新しい気付きがある」・「楽しめる」・「課題を解決する」コンテンツを提供することが大切です。 そのため、コンテンツマーケティングのノウハウを持った人材の確保や専門の制作会社への依頼が必要になるため、ある程度の工数が必要です。

②入稿時審査が厳しい

苦労してコンテンツページを作成した後もすぐ入稿してコンテンツを配信できるわけではありません。配信するには、ヤフーが行う入稿時審査に通らないといけません。 Yahoo!ニュースの掲載面に配信された際、ユーザーに不快を与えない記事かどうかなどを厳しく審査されます。

事例:LISKUL運営会社「ソウルドアウト」がYahoo!コンテンツディスカバリーをやってみた

ここからは、弊社で実施したYahoo!コンテンツディスカバリーの事例をご紹介します。弊社では、資料ダウンロードを成果地点として合計3つの記事を配信しました。

前提

・コンバージョン地点は、10,000ダウンロード突破とご好評頂いている、「リスティング広告スタートアップガイド」のダウンロード ・Webマーケティング関連の記事であり、尚且つ「リスティング広告スタートアップガイド」のコンバージョン率が高い3記事をYahoo!コンテンツディスカバリーで配信 参考値:既存の取り組みのリスティング広告でのクリック単価:2,500円

実際の配信でおこなったこと

・配信期間は1週間 ・下記のABテストを実施 ①記事のABテスト(記事を3つ配信した結果) ②サムネイル画像のABテスト(男性・女性・オリジナル記事のアイキャッチでやってみた)

Yahoo!コンテンツディスカバリーの全体結果:獲得単価はそこそこ

さて、結果はどうだったかといいますと、3つの記事合計の数値は下記です。
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※クリック単価は、Fee抜き価格です。 リスティング広告での獲得単価が2,500円ということを考えると、それぞれの商品単独でだけを目的とした場合はあまり良い獲得単価とはいえません。しかし記事別に見てみると面白いことがわかりました。
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3-YCD
なんと資料がダウンロードされた記事は「リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎」のみ。しかも、この記事の獲得単価は¥2,000とリスティングの獲得単価を下回るという結果になりました。 この結果から読み取れるのは、成果地点と記事の整合性が取れる場合、成果が上がりやすいということです。今回の成果地点は「リスティング広告スタートアップガイド」のダウンロードでしたが、その成果地点と一番整合性が取れていたのが、「リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎」ということだったのです。実際、この記事はオーガニックの流入からもコンバージョン率が一番高いものです。 また興味深いのは、獲得できた8人中7人は今までLISKULを見たことがない、初回訪問のユーザーでした。つまり、Yahoo!コンテンツディスカバリーを使うことで、普段リーチできていないユーザーを獲得することができたのです。

サムネイルのABテストの結果:すべてで女性が勝利

続いて、男性・女性・元の記事のアイキャッチと、サムネイル画像を変えたABテストの結果を見てみましょう。 いずれの記事でも、女性を使ったサムネイル画像のクリック率一番高くなりました
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4-YCD
※赤字にしているのが一番高いクリック率が出た画像です。 バナーは女性の写真を使うとクリック率が高いといわれますが、Yahoo!コンテンツディスカバリーでも同じ傾向があるのかもしれません。ちなみに男性や女性のサムネイルはこのようなものを使いました。 ▼女性
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ぱくたそ 落ち着いて考えるスーツ姿の美人広報 [モデル:河村友歌] https://www.pakutaso.com/2015104928945srtfghd.html
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6-YCD
虫眼鏡を覗きこむOL [モデル:Lala] https://www.pakutaso.com/20140414104ol-7.html ▼男性
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7-YCD
ウィルスを監視する外国人 [モデル:Max_Ezaki] https://www.pakutaso.com/20140830234post-4482.html
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8-YCD
考えるスーツ姿の男性 [モデル:大川竜弥] https://www.pakutaso.com/20140554140post-4189.html

実際にYahoo!コンテンツディスカバリーを始める前にやっておきたいこと

これからYahoo!コンテンツディスカバリーをやってみたい!という皆様に、弊社の実施経験から、これだけは準備しておいた方が良いということをまとめました。

①成果地点と整合性のある良質な記事の作成

今回、「リスティング広告とは|今さら聞けないリスティング広告の基礎」以外の記事での獲得は0でした。この結果から、成果地点と整合性のある良質な記事がYahoo!コンテンツディスカバリーを実施する上で不可欠ではないかと考えます。 今回のYahoo!コンテンツディスカバリーの実施のために、受け皿となる記事を書いたわけではありませんが、もともと、弊社の記事は1記事1記事にターゲットが設定されおり、ターゲットがクリックしたくなるような記事タイトル、ターゲットが抱えるニーズが解決されるような内容と構成にしてあります。 実際にダウンロードされた「リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎」の記事は、リスティング広告初心者を想定して、リスティング広告をわかりやすく丁寧に解説しています。そのため、今回の成果地点であった「リスティング広告スタートアップガイド」のダウンロードにつながりやすいユーザーを集めることができ、資料ダウンロードへ誘導できたと考えられます。

②審査に落とされても負けない心

広告配信やコンテンツ配信には媒体の審査や基準が必ずあります。Yahoo!コンテンツディスカバリーはコンテンツ・レコメンドソリューションであり、Yahoo!ニュースの掲載面に配信された際、ユーザーに不快と思われないために、他の広告商品よりも審査が厳しいです。尚弊社が出稿した時も、一度審査落ちをしました。この審査は、記事内容はもちろんのこと、飛び先ページのサイトの仕様も審査の対象になるようです。 審査落ちによる再入稿は非常に手間なので、コンテンツ事前相談という記事内容・サイトの仕様の審査を入稿に先立って行ってくれるオプションを使うと良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Yahoo!コンテンツディスカバリーの理解を深めていただけましたでしょうか。新たに顧客獲得のチャネルを見つけたい方、既存の広告での集客手法が頭打ちになっている方にとっては、メリットが大きいソリューションだと思いますので、ぜひご検討ください。 参考:地方・中小企業が続々トライするYahoo!コンテンツディスカバリーとは?(ヤフー株式会社 宇都宮氏インタビュー)

【PR】ソウルドアウトのYahoo!コンテンツディスカバリー代行サービス

当サイトLISKULを運営するソウルドアウト株式会社では、Yahoo!コンテンツディスカバリーを注力サービスとして扱っています。 ・ユーザーとのコミュニケーションファネルに応じたコンテンツ ・コミュニケーション設計 ・Yahoo!コンテンツディスカバリーのレギュレーションに対応したコンテンツ制作チーム ・リターゲティング広告も交えた広告配信戦略 など、Yahoo!コンテンツディスカバリーの効果を最大限に活かすためのノウハウを蓄積しています。 Yahoo!コンテンツディスカバリーの詳細についてはこちら

[bottombluelink]

SEOキーワードを5つの無料ツールで効果的に選定する方法

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SEOキーワード
SEOをはじめてみようと思ったら、まずはじめにどのようなキーワードで対策をするかを決めるキーワード選定を行います。しかし、このキーワード選定は、非常に重要度が高いにもかかわらず、うまくできないケースが多いです。 【よくある失敗パターン】 ・キーワード選定ができずに、ここから先に進めない ・誤ったキーワードを設定してしまい効果が出ない 自社のWebサイトでSEOをやってみたいと考えている経営者・Web担当者が、どういった視点で選べばいいのか把握できるように、今すぐ実行できるキーワード選びについて詳しく解説します。 [topbluelink] [toc]

キーワード選定はターゲットを定めるということ

そもそも、なぜキーワード選びが重要なのでしょうか?キーワードというのは「ユーザーのニーズ」であり、キーワード選びは「狙いを定める」ということです。 例えば「英会話」というキーワードの場合、 ・「英会話」の勉強法を探している ・「英会話」の教材を探している ・「英会話」の学校を探している 等、いろいろなニーズが考えられますが、 ・「英会話 札幌」 となった時点で、想定できるニーズは絞られてきます。 そして、札幌で英会話スクールを開校しているとしたら、「英会話 札幌」というニーズを持った人にサイトに来てほしいはずです。つまり「英会話 札幌」は狙えるキーワードになるわけです。 この狙いを定めることをしなかった場合、どうなるか?もちろん、キーワードによっては、わざわざ狙いを定めずとも検索結果の上位に表示されるということはありますが、例えば、「うちのスクールが提供しているサービスは、今まで英会話とは異なる新しいサービスなんだ。だから英会話という名称は使わない。」というコンセプトのもとWebサイトを作っていったら、「英会話 札幌」では上位に表示されない可能性があります。少し極端な例ではありますが、それでは来てもらいたいユーザーの目に留まらない結果になってしまいます。 お客様は誰で、自社をサービス/商品を見つける際にどういうキーワードを使うのか?をきちんと考えるというのが、まず重要となってくるのです。

キーワードタイプは「情報型」「案内型」「取引型」の3つのタイプに分類される

みなさんも当たり前のように使う検索エンジン。検索エンジンに何らかのキーワードを入力し、検索をしますが、実はその「何らかの」キーワードには大きく分けると「情報型」「案内型」「取引型」の3つのタイプに分類されると言われています。

1.方法を知りたい、悩みを解決したい、知ることが目的の「情報型」キーワード

「情報型」キーワードは方法を知ることや悩みを解決することが目的のキーワードです。英会話の例で見てみましょう。 「英会話 学習法」 「英会話 独学」 「英会話 コツ」 などのキーワードは情報型に分類されます。ユーザーの疑問や悩みを解決するためのキーワードです。

2.アクションを起こすための「取引型」キーワード

「取引型」キーワードはユーザーが何かをほしい時、何らかの行動をしたい時に使うキーワードを指します。 「英会話 スクール」 「英会話 教材」 「英会話 札幌」 などは行動をするための情報を探しているキーワードです。

3.Webサイト名、ブランド名などを直接検索する「案内型」キーワード

は既にWebサイト名、ブランド名、ショップ名を知っていて、その名称そのものズバリのキーワードを指します。 「シェーン英会話」 「イーオン」 「ベルリッツ」 指名キーワードとも呼ばれるものがここに分類されます。 もちろん全てのキーワードがこの3つに分類できるわけではありませんが、大まかにはこの分類によって施策が変わってきます。

まずは「取引型」キーワードでSEO対策をする

キーワードには3つのタイプがありますが、まずは「取引型」のキーワードで対策をしましょう。「情報型」キーワードは対策に時間やお金などのリソースが必要になってしまうためです。

「情報型」キーワードはコンテンツが必要

長期的に見れば「情報型」キーワードでの施策も必要です。しかしユーザーが情報を探しているときに使う「情報型」キーワードでSEOをやるためには、情報型のコンテンツを用意しなければいけません。 さきほどの「英会話」の例でみてみましょう。 もし自社のWebサイトに「英会話 学習法」「英会話 コツ」等の「情報型」コンテンツがない場合、それを作る(=ライティングする)ことをしなければなりません。 ・自社でやろうにも、じっくり書く時間が取れない、書き方がわからない ・外部に依頼したら、結構なお金がかかるし、どこに頼んだらいいかわからない ・ライティングだけでなく、ページのデザインやら、サイト構造も変えなきゃいけない やることがいろいろありすぎて、相当の覚悟がないと先に進めません。たいてい、ここで止まってしまいます。 「では、どうすればよいか?」「リソースもない、お金もない中小企業にSEOは向かないのか?」そんなことはありません。さきほどの「情報型」「案内型」「取引型」のキーワードのうち、「取引型」キーワードを狙いましょう。

「取引型」キーワードはニーズが顕在化し、購入や申し込みにつながりやすい

「英会話 教室」「英会話 学校」などの「取引型」で検索しているということはニーズが顕在化しており、購入や申込みにつながりやすいからです。「取引型」の中でも検索数の多いキーワードは競争が激しいので、テールワードと呼ばれるような2語の組み合わせを狙います。ひとつひとつの流入数は多くはないですが、対策したキーワードと関連したキーワードでも上位表示されるケースも多々あります。地味ですが、ホームランを狙わず、ヒットを重ねることで確実に得点する方法を選びましょう。 「英会話」にあたる部分は、自社の基本サービスのキーワードになります。(英会話学校なら「英会話」)激戦区のキーワードの場合は、上記のような2語であっても戦いが厳しいので、その場合は3語にしたり、他のキーワードを探すという作業が必要になります。

無料ツールを活用したキーワードの探し方

それでは具体的にキーワードをどうやって探したらよいか「英会話」を例に出しながら解説します。ありがたいことにネット上には様々な無料ツールがあります。これらツールをうまく使い分けることで選定ができます。

【ステップ1】どんなキーワードが検索されているか知る

利用するツール:関連キーワード取得ツール

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「英会話」で検索した時の画面イメージ

世の中では、どんなキーワードで検索されているか?を調べたい時に使えるツールです。関連キーワードだけでなく、「教えて!goo」などの情報も表示してくれるので、ユーザーがどういった情報を求めているかもわかります。

探し方のポイント

「取引型」キーワードに注目しましょう。ただし、このキーワードは「情報型」か「取引型」か、迷うものも多く出てくると思います。迷ったものはリストに加えるようにしましょう。 「英会話」の例では、組み合わせのキーワードとしては「場所(エリア名、駅名、路線名」がメインとなりますが、その他「対象者(キッズ、ビジネスマン、主婦、法人)」や「時間帯(早朝、夜間)」や「やり方(マンツーマン、研修、グループレッスン)」なども候補に入ってくるでしょう。

【ステップ2】キーワードの需要の大きさを知る

利用するツール:キーワードプランナー

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どのくらいの検索数があるのか?を調べたい時に使えるツールです。Googleが提供しているツールで、Adwordsのアカウントでログインしないと使うことができません。ログインすれば、複数のキーワードの検索数が一覧で見たり、ダウンロードできます。 参考:【徹底図解】キーワードプランナー使い倒し術

Adwordsのアカウントを持っていない場合

利用するツール:キーワード検索数チェックツール(aramakijake)

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ディーボ提供の無料のキーワード検索数チェックツールです。無料で手軽に使えることがメリットですが、1キーワードずつ検索しないといけないことが面倒かもしれません。

探し方のポイント

検索数の多さ=需要の多さといえますので、まずは需要の多いキーワードを探しましょう。ただし検索数が多いということは競争も激しくなることでもあることを知っておいてください。目安は、検索数が1000もあれば十分と覚えておきましょう。逆にそれ以上は難易度が高いと考えたほうがいいでしょう。 「英会話」の例では、「英会話 札幌」は(1900)あります。これでは難易度が高いかもしれません。さらに別のキーワードを探してみると、「英会話 教室 札幌」 (210)「英会話 スクール 札幌」(110)と「教室」や「スクール」を入れると検索ボリューム数は急激に減ります。数は若干少ないですが、「教室」や「スクール」というキーワードを含めた対策のほうが狙い目です。

【ステップ3】競合サイトを知る

利用するツール:SEOチェキ!検索上位サイトチェックツール

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競合は何位くらいだろうか?を調べたい時に使えるツールです。また、狙っているキーワードでは、どういったサイトが上位に表示されているかを教えてくれるツールです。

見方のポイント

検索結果上位に表示されるサイトが、Wikipedia、用語説明や用語集、公共団体のサイトなど情報提供系サイトが多い場合、そのキーワードは「情報型」キーワードの可能性が高いです。逆に企業サイト、ECモール、比較サイトなどが多い場合、そのキーワードは「取引型」キーワードの可能性が高いです。 Amazonのような巨大ECサイトやその業界で著名なメディアサイト、比較サイト、ポータルサイトで上位が埋め尽くしてされているようなキーワードでの上位表示は難しいです。そのキーワードでの勝負は避け、別のキーワードにするか、さらに絞り込んだキーワードを検討しましょう。 GoogleにはQDD(Query Deserves Diversity)とアルゴリズムがあり、様々な検索ニーズに対応できるように多様なタイプのWebサイトを検索結果に出す場合があります。検索結果にいろいろなタイプのWebサイトが表示されている場合、自社サイトが表示される枠が少ない可能性があるので、注意が必要です。 「英会話」の例では、「英会話 個人レッスン」「英会話 マンツーマン」で検索すると、「オンラインサービス」「情報サイト」「書籍」など競合サイトにはいってきます。英会話スクールも検索結果にありますが一部です。逆に「英会話 キッズ」だと、ほぼスクールが検索結果に出ていると思います。

自社Webサイトを整える

こうして候補となるキーワードを選定した後は、自社のWebサイト側を整えることはが必要です。

キーワードにふさわしいコンテンツはあるか?

せっかく、いいキーワードをみつけても、そのキーワードに合致するコンテンツがなかったのでは上位表示されません。例えば、「○○ 料金」で対策しようと思っても、Webサイト内に料金に関する記載がなければ上位表示されることはありません。情報が不足しているなと感じたら、まずは既存のページに書き足してみましょう。

最低限の検索エンジン最適化はできているか?

titleタグやmeta descriptionタグ等、最低限の検索エンジン最適化は行うようにしましょう。最低限やっておくこととして、Google提供の「検索エンジン最適化スターターガイド」に目を通しておくようにしましょう。 参考:検索エンジン最適化スターターガイド 特に気をつけたいのは、titleタグ、meta descriptionタグです。この2つは検索結果に表示される内容です。上位表示された後も重要な要素(ユーザーがクリックしたくなるようなコピーになっているか)ですので、しっかりと対応しましょう。

サーチコンソール(Search Console)への登録はできているか?

施策を開始したら、計測することが大切です。サーチコンソール(Search Console)というツールに登録(無料)すれば、どのようなキーワードで自社のサイトが何位に表示され、どのくらいクリックされているかが計測できます。 狙ったキーワードで、どのくらいの順位になっていて、どのくらいクリックされているかが簡単に調べられるわけです。 アクセス解析ツールのGoogleアナリティクスを設定しているWebサイトは多いものの、サーチコンソール(Search Console)は登録されていないWebサイトが多いようですが、まだ登録していなければ登録しましょう。 参考:Serch Consoleとは|Google Search Console アカウントを設定する|Search Console ヘルプ

キーワードの選定はユーザーのニーズを探ること

いかがでしたでしょうか?これなら実現できそうでしょうか?キーワード選定はSEOをする上での一工程と考えてしまいがちですが、選定する過程でユーザーの様々なニーズが見えてくることもあります。 冒頭でも書きましたが、キーワードというのは「ユーザーのニーズ」です。たかが「キーワード選び」とは考えず、「ユーザーのニーズを探ること」と捉えて、ぜひ一度試してみてください。 参考:初めてでもすぐに使える!初心者向け無料SEOツール10選 [bottombluelink]

Web接客ツール6種類を比較!自社に合うツールを見極める

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リアルタイム接客
昨年よりジワジワと注目を浴びだした「Web接客」というマーケティング用語をご存知でしょうか?既にツール会社各社がオリジナルなWeb接客ツールをリリースし、多くのECサイトがこのツールを導入し購入率を改善しています。 恐らく今後はこのWeb接客ツールの導入によりWebサイトにおける個々のユーザーへの最適化合戦が始まります。本記事ではそもそも「Web接客」とは何かから各ツールの違いを徹底的に分析し、自社サイトに導入するならどのツールが最適かを丁寧に解説致します。この動きに遅れないよう概念理解や今市場にどのようなツールがあるのかを知っておきましょう。 [topbluelink] [toc]

「Web接客」とはWebサイトでも個々のユーザーごとに接客をおこなうということ

Web接客(別名:リアルタイム接客)とは、一言で言うと「Webサイトでもリアル店舗と同様に個々のユーザーごとにおもてなしの接客をおこなうこと」です。 リアル店舗では必ずお客様がご来店されたら「いらっしゃいませ」というご案内ではじまり、未会員の人には「今会員になっていただくと今回のお買い物から10%割引になりますよ」であったり、何か商品を探していると「何かお探しですか?よろしければご案内いたします」といった接客対応がされているはずです。 リアル店舗ではこのようにお客様によってそれぞれコミュニケーションが最適化されていますが、これをそのままWebサイト上でも実施していこうというものが” Web接客”という概念です。
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web接客
図のようにWeb接客ツールを用いると、同じサイトを見ているユーザーでも、個々のユーザーに合わせて異なるページを表示できます。リアルタイムで来訪パターンや会員情報を用いてユーザーを分析し、サイト上でも一人ひとりに合った接客をすることでCVに繋がります。サイトを離脱後に、メールなどでプッシュ通知をしユーザーとコミュニケーションをとることができます。

今「Web接客」が注目されている3つのポイント

1.BtoCのEC市場規模が急成長し競争が激化している

経済産業省が2015年5月に2014年の日本のEC市場などに関する市場調査を発表しています。この調査によると、BtoC-EC 市場規模は前年比 14.6%と急成長していることがわかります。
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EC市場推移
引用:平成 26 年度我が国経済社会の情報化・サービス化に 係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査)|経済産業省 EC市場は成長していますが、その分競合も増加しています。なので、新規ユーザーの獲得が難しい状況です。そこで各企業はWeb接客ツールを導入することで、ユーザーをサイト上でおもてなしをし自社サイトを選んでもらおうとしています。 具体的には来訪者の行動を分析し、各ユーザーセグメントごとにオススメ商品やキャンペーンのご案内を自動化し、最終的なCVRを向上することが目的です。

2.高齢者のECサイト利用率も5倍に向上した

平成 27 年9月 20 日に総務省が発表した「統計からみた我が国の高齢者(65 歳以上)」調査によれば高齢者世帯のネットショッピングの利用は12 年間で5倍に増加したと報告されています。
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ネットショッピング世帯割合
引用:統計からみた我が国の高齢者(65 歳以上)|総務省 高齢者は若い人と比較して自由にサイトを閲覧・回遊・購入することがまだまだ難しい状況です。そこでWeb接客ツールを用いることで高齢者をスムーズにサイト内を案内するできるため、導入が増えています。

3.IT技術の進歩により細かいユーザー情報の取得・分析が可能となった

今来店しているお客さん全員の属性や購買モチベーションが全く同じということはありえません。もしもリアル店舗で30人のお客さんがいたとしても全員に対して同時に接客対応することは不可能でしょう。しかし今のITの技術を使えばサイト上で30人を性別・年齢・来訪回数・購入有無・会員/非会員・滞在時間の取得・可視化がリアルタイムで可能です。このWebならではの特徴を活かすことで最終的な新規ユーザーの獲得やCVRの向上が期待されているのです。

2つのメリット:CVRの向上と離脱率の低下

1.ユーザーに最適な接客を行うことでCVR30%向上

皆さんの中には「接客ツールを導入することで本当に成果が改善されるの?」と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。サイトへの訪問者をリアルタイムに可視化し、会員登録や購買に繋げるためのWeb接客「KARTE」を提供しているプレイド社が公開したデータによればWeb接客ツールを用いることで「ユーザーのサイトへのロイヤリティーに関わらず、CVRが平均30%高い」という結果が出ています。つまり個々のユーザーに最適な接客を行うと成果が改善されるということを証明していると言えます。
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CVRの変化
引用:【速報】KARTE TALKリリース!サイトの外でも個客最適化を実現|ECのミカタ

2.離脱率が40%低下

代表的なWeb接客ツールの1つである「Flipdesk」の実績の一つとして離脱率が約40%減少したデータがあるそうです。例えばユーザーがブラウザを閉じようとした際にポップアップを表示することや「購入を迷っているユーザーのみにクーポンを配布できることも可能です。このようにWeb接客ツールは離脱率の低下にも貢献できると期待されています。 引用:ECサイトのコンバージョン率アップの切り札となるのか - Web接客サービスの究極の「おもてなし」|ECCLab

「ポップアップタイプ」と「チャットタイプ」2つのWeb接客ツール

ユーザーをリアルタイムでセグメントし、ユーザーごとに最適な接客をする「ポップアップタイプ」

Web接客ツールの種類には「ポップアップタイプ」「チャットタイプ」の2種類が存在します。まず「ポップアップタイプ」とは、ユーザーの属性・購入履歴・閲覧履歴・利用デバイス・SNS情報・滞在時間・IPアドレスなどをリアルタイムで可視化・セグメントし、それらユーザーごとに最適な接客(ポップアップ)を実現するツールです。
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ポップアップ例 2

※ポップアップ例

例えば未会員ユーザーには会員登録のご案内・滞在時間3分以上のユーザーにはクーポン配布等、複数のユーザーに対して複数の接客を行うことでCVRを改善します。

ユーザーの質問に素早く対応する「チャットタイプ」

一方「チャットタイプ」はサイトの右下にチャットを実装し、今来訪しているユーザーに対して接客(対話)を実現するツールです。Webサイトはリアル店舗とは異なり、分からないことがあっても店員さんが存在しないためそのまま離脱してしまう可能性があります。まさにこの課題を解決するのがチャットでユーザーの質問に対して素早く対応することで離脱を防ぎ、CVRを改善します。
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チャット例

※チャット例

引用:Chamo

6種のWeb接客ツールを徹底比較

それではいよいよ今市場で話題沸騰中のWEB接客ツールを比較してみていきましょう。下記に比較表にまとめましたのでご覧ください。1つ1つ紹介していきます。
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接客ツール比較表

自由度が高く、様々な機能が使用できる”KARTE”

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KARTE2
KARTE https://karte.io/

ここがポイント

今サイトに来訪しているユーザーをリアルタイムで可視化

こんな人にオススメ

・多少運用コストをかけてでもしっかりとユーザーを分析し成果を改善したい ・クーポンのみならず多種多様な接客アクションを実現したい

特徴

・顧客分析に優れ、ユーザーを来訪パターンや会員情報・訪問履歴・アクセス情報等のセグメントに分類し、それらユーザーごとに接客アクション作成することができる。 ・KARTE接客ありなしのABテストが実施可能で導入の貢献度が明確。 ・接客アクションのテンプレートも豊富で表現が自由自在 ・ECサイト以外にも導入可能 ・zopimやLINEビジネスコネクト等の外部サービスと連携可能 ・KARTE TALKでサイト離脱後もLINEやメール・プッシュ通知・チャット等で個々のユーザーとコミュニケーションが可能 ・ただし豊富な機能が故に、人によってはツールを十分に使いこなせない可能性もあるため導入検討の必要あり

購入を迷っているユーザにのみオファーを出せる、無駄打ちの少ないZenclerk”Zenclerk”

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Zenclerk
Zenclerk https://www.zenclerk.com/

ここがポイント

人工知能が自動的に購入を迷っているユーザーを察知しクーポンを配信してくれる

こんな人にオススメ

・あまり運用コストをかけたくない ・接客アクションはクーポンのみで良い

特徴

・ツールのロジックより運用が半自動的であるため、運用がラク。 ・購入を迷っているユーザーのみにクーポンを配信するため、バラマキコストを削減できる。 ・クーポン配信ありなしのABテストを実施するため導入貢献度が明確。 ・クーポン配信ありなしのABテストの結果を元に成果報酬金額が決まるため安心。 ・ECサイト以外は導入不可。

ポップアップ接客とチャット接客の両方が可能な”Flipdesk”

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Flipdesk
Flipdesk https://flipdesk.jp/

ここがポイント

・クーポン配布・情報の告知等のポップアップ接客とチャット接客の両方が可能。 ・株式会社Intimate Merger(株式会社フリークアウト子会社)の保有するオーディエンスデータを活用して訪問者の性別・年代・趣味関心などの属性を特定し、セグメントごとに最適な販促・接客を実現。 参考:Socket「Flipdesk」、Intimate Merger社が提供するDMPと連携し、オーディエンスに最適化した販促活動を可能にするサービスをリリース|Socket

こんな人にオススメ

・ポップアップのみならずチャットでも接客をおこないたい。 ・「旅行が好き」「独身50代男性」とうより個人にフォーカスして接客をおこないたい。

特徴

・KARTE同様、個々のユーザーにごとに複数の接客シナリオを設定できる ・それに加え、「オシャレ好き」や「ロイヤリティ高め」「ファミリー」といった趣味や関心等のサイコグラフィックを元にユーザーをセグメントし、接客を実施できる。 ・完全従量課金制で月額5,000円~から利用可能。

ユーザーの離脱を徹底的に防止する”Ve Platform”

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VePlatform
Ve Platform http://www.veinteractive.com/jp/platform/

ここがポイント

・ユーザーの離脱前後に接客アクションを実現 ・離脱時のポップアップのみならず、離脱後にメールを自動送信するといった複数機能あり。

こんな人にオススメ

とにかくユーザーの離脱に特化した接客アクションをおこないたい。

特徴

・カートに商品を入れたまま離脱したユーザーに対して後程メールを自動送信できる ・流入してきたユーザーが離脱しようとするとキャンペーン情報やサイトに訪れた検索ワードを利用して類似商品などをレコメンドする機能もあり。 ・一度離脱したユーザーに対してリターゲティング広告で再来訪を促す機能もあり。

多言語対応によりグローバルな接客可能なチャットツール”zopim”

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zopim
zopim https://zopimjp.com/

ここがポイント

・日本初の多言語対応。 ・導入・運用支援が手厚い。

こんな人にオススメ

・外国人のインバウンドを想定し、日本語にならず多言語対応機能を求める。 ・運用体制や知識・ノウハウがないため運用が不安である。

特徴

・初期費用0円/月額費用3,780円~から導入可能。 ・日本国内で2300サイト導入突破。全世界でも260,000サイトに導入実績 ・チャット画面の表記が簡単に言語設定(30言語)ができる ・翻訳機能、そして時差がある国からのアクセスにも対応出来るようにタイムゾーン設定によってオンラインやオフライン状態を調整できる営業時間設定が標準装備されている。 ・運用体制や知識・ノウハウがないため運用が不安な人のためのサービスである「ゾピムコンシェル」や「オペレーター代行」がある。 ・「導入したけど、チャットが来ない」等の悩みを解決する「Chat LP」サービスもあり。

豊富な自動話しかけ機能に優れる”Chamo”

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Chamo
Chamo http://chamo-chat.com/

ここがポイント

訪問中のページ、参照元、訪問回数、時間などを元に、ユーザーに自動で話しかけることができる。

こんな人にオススメ

少しでも運用をラクにしたい。

特徴

・初期費用0円/月額費用2,980円~から導入可能。 ・送料のページを1分以上見ているユーザーに「何か送料に関してご不明点ございませんか?」等の豊富な自動話しかけ機能あり。 ・iPhone / Android用の管理用アプリも用意されており、外出中でもリアルタイムでチャット対応可能である。

どのツールも1週間で導入可能

導入までの流れを紹介します。 Webで申込→サイト全ページにタグ設置→管理画面で接客シナリオ設定→配信 実施する施策によりますが、どのサービスもタグをサイトの全ページに設置すれば自動的にサイト情報をトラッキングします。無事管理画面でサイトのデータが取得できていれば、各ツールの管理画面で接客シナリオ(誰に・何を・どのタイミングで)を設定すれば施策開始となります。ツールによってはタグ設置後に1週間程度のデータ計測期間が必要な物もありますが、おおよそどのツールも1週間程度で導入可能です。

自社に合うツールを見極めることが大事

いかがでしたか?Webにおける接客の重要性と各ツールの違いをご理解いただけたのではないかと思います。今後も今以上に様々なツールが開発されるともいますが、ツール選定時に一番重要なのは自社に合うツールはどれかを見極めることです。価格や目的・運用コストなどを考慮した上で最適なツールを導入し成果を改善していきましょう。 参考:CS向上2つのポイント│顧客満足度をあげる最新Webサポート4選 [bottombluelink]

広告グループでリスティング広告の効果が決まる!5つの設定ポイント

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広告グループ
リスティング広告を作成、運用するためのアカウントやキャンペーンの概念については理解しているが、具体的にどのように広告グループを作成したら良いかお悩みの方も多いのではないでしょうか? ここに記載しているポイントを参考にキーワードを選定し、より良い広告グループを作成すればあなたのリスティング広告の成功にきっと繋がります。広告グループの重要性を初め、効果の出る広告グループ作成の考え方を、広告代理店で勤務する筆者が詳しく解説します。 [topbluelink] [toc]

広告グループは「キーワード」と「広告」で構成される

広告グループとは、ユーザーが検索エンジン上で実際に目にするリスティング広告のことを指します。まずは、リスティング広告のアカウント構成において、広告グループがどこに位置しているか説明していきます。リスティング広告のアカウントは下記の「アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」広告グループ内の「キーワード」「広告」で構成されています。一つのアカウントに複数のキャンペーン・広告グループが存在します。
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広告グループ図
各階層で設定できる内容について説明します。 キャンペーン:入札価格・予算設定・地域配信・時間曜日配信設定・デバイス等 広告グループ:入札価格・スマートフォン入札価格調整率・対象外キーワード キーワード :入札価格・マッチタイプ 広告    :タイトル・広告文・表示URL・リンク先 このように各階層で、設定できる内容は異なりますので注意が必要です。今回取り上げる広告グループは、「キーワード」「広告」で構成されています。例えば、検索エンジンで「広告」と検索すると、下のようなリスティング広告が出ます。
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アドワーズ広告
上記の場合だと、ユーザーは「広告」と検索しており、広告に関連するリスティング広告が表示されています。この「広告」のように、ユーザーが検索する語句に該当するよう設定するワードを[キーワード]と呼びます。 設定方法によっては設定されたキーワードと同様の意味合いの内容のリスティング広告が表示されます。次に表示されているリスティング広告を細分化して説明していきます。

タイトル/表示URL

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アドワーズ広告 タイトル
表示URLのリンク先には、広告と整合性の取れたランディングページであることが重要です。

説明文

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アドワーズ広告 説明文
このように何の広告なのか説明しているのが、[説明文]です。 *広告文には文字数の制限があります (Yahoo!スポンサードサーチの場合) ・タイトル:15文字まで ・説明文:19文字 × 2行まで ・表示URL:29文字まで (Google アドワーズの場合) ・タイトル:全角15文字、半角30文字まで ・説明文:全角19文字 × 2行、半角38文字×2行 ・表示URL:半角35文字まで 参考:【社内資料公開!】 リスティング運用担当者は必見!最新のYahoo!、アドワーズ入稿規定まとめ タイトル、説明文がユーザーの求めているもしくは魅力的な内容であって初めてリスティング広告はクリックされます。よって、広告グループの作成における、広告の作成次第でリスティング広告の効果を左右します。それでは、これより広告グループを作成するにあたってのポイントをご説明致します。

広告グループ作成時の5つのポイント

広告グループの構成要素の「キーワード」「広告」「表示URL先」の関連性を上げることで品質スコアが上がり、広告掲載順位が上がります。広告掲載順位が上がることによって、検索エンジンの上位に表示され、クリック率が上がります。クリック率を上がることで品質スコアがも改善されます。結果、広告の掲載順位が上がります。上記のサイクルを図にしてみるとこのような形になります。
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広告グループ
よって、良い広告グループとはキーワードと広告、URL先の関連性が高いものです。逆に、悪い広告グループとは、キーワードと広告、URL先の関連性が低いものです。それでは、良い広告グループと悪い広告グループをサッカーに関する広告グループを例に説明していきます。

ポイント1: キーワードの属性毎に広告グループを作成

例えばあなたがスポーツ用品店を営んでおり、下記のようなサッカーの広告グループを作成しました。
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広告グループ 悪い例
ピンク:広告グループ  オレンジ:キーワード この広告グループは典型的な悪い広告グループです。なぜなら、「サッカーシューズの値段」、「サッカーシューズの通販」そして、「サッカーボールの値段」を求めているユーザーに同じ広告を出しているからです。訴求が弱くなります。 ましてや「サッカーシューズ」と「サッカーボール」では、そもそものユーザーのニーズが異なります。そこで下記のようにキーワードの属性によって、広告グループを作成することでユーザーが求めている商品の広告が表示されます。
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広告グループ 良い例
ピンク:広告グループ  オレンジ:キーワード 広告文は1広告グループで複数個設定できますが、表示されるものは1文なのでよりユーザーの検索している内容と一致していることが好ましいです。なので、キーワードの属性ごとに分けることは重要となってきます。 キーワード作成に迷ったら、こちらを参考にしてください。 参考:代理店おススメ!リスティング運用時の便利ツール8選 参考:キーワード選定で失敗しないための8つのポイント|リスティング広告

ポイント2: 広告文のタイトルにキーワードの語句を含める

上記の「サッカーシューズ 格安」という広告グループの広告文を考える際、「サッカーシューズ」そして「安い」というニュアンスの語句は、できる限り入れましょう! 理由については、良い広告グループと悪い広告グループで見比べていきます。ユーザーが「サッカーシューズ 激安」と検索したとします。
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サッカーシューズ激安

良い例

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広告良い例
この広告文を読めば、サッカーシューズそして激安販売していることがわかります。

悪い例

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広告悪い例
この広告文を読んでも、激安で販売されていることはわかるが、サッカーシューズが置いてあるかはわからないですよね。よって、広告作成時にキーワードと広告の関連性を高めることが重要なのです。 また、「広告にキーワードの語句を加えることは効果的」と言えます。広告にキーワードを加えることでメリットとして、

1.ユーザーニーズの明確化

ユーザーの求めているものを明記し、このサイトなら必要な情報がありそうと思ってもらいます。

2.視覚的訴求

検索キーワードと広告内の語句が一致すると太字になって表示されるため、ユーザーに視覚的に訴求できます。そうすることで、クリック率が上がります。

ポイント3: 説明文は2ステップアプローチを心がける

先ほども説明したように、広告文には文字数の制限があります。Yahoo!スポンサードサーチの場合だと説明文は19文字以内を2つ作成するのが標準的です。 作成するポイントとして 説明文①で広告商材のメリット・訴求ポイントを伝える 説明文②でユーザーをクリックへと導く    などがあります。 これより、上記の広告を例に説明していきます。 《19文字×2の場合》 ①「新作から定番の人気商品まで激安販売」 で広告商材の強み・自社の強み、そしてユーザーにとってのメリットを伝え、興味を持ってもらいます。 ②「まずは商品検索から!」や「お買い得セール実施中!詳細はこちら」のような行動アクションを促すような言葉を加えることで、ユーザーをクリックへと導きます。 この他にも、「まずは資料請求から」「無料相談受け付け中」などがあります。広告文は他社の広告も参考にしながら、自社の強みを活かせるよう差別化を図ることが効果的です。

ポイント4: ABテストを実施する

いざ広告文を考えても広告商材をアピールするために、その広告がユーザーにささるか疑問に思いますよね。そこで実施するのがABテストです。ABテストは、複数個の広告を同時期にローテーションで配信し、クリックされている広告とクリックされていない広告を判別する方法です。 例えば、先ほどのサッカーシューズを例に考えてみると、ユーザーが「サッカーシューズ 格安」と検索した場合に、価格訴求をしている広告を掲載することが望ましいと言えます。

悪いABテスト例

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悪いABテスト例
上記のABテストが悪い理由として、タイトル、説明文がバラバラでどの訴求が効果あったのか検証しにくいという点が挙げられます。

良いABテスト例

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良いABテスト例
良いABテスト例の広告だと、すべての広告のタイトル、説明文2は同じにし、説明文1の赤くなっている部分を変えて配信します。そうすることで、配信後のクリック率を見れば、ユーザーが何に魅力を感じてクリックしたのかを判別することが可能となるのです。もしこれが、タイトルも説明文もバラバラでABテストしたら広告のどの要素が影響して、クリック率が他広告より高いのか判別できないからです。 ABテストを実施する上で注意しなければいけないのが、 ・広告の内容をバラバラにしすぎないこと ・ある一定期間配信する必要がある クリックされている広告とクリックされていない広告、その2つの違いが何かを知ることは、リスティング広告を運用する上で大きなヒントとなります。

ポイント5: URL先の内容と広告文の内容に整合性を持たせる。

いざ、ユーザーが広告に興味を持ちクリックしてくれたとしてもURL先(ランディングページ)が全然関係ないページだったら、すぐ離脱してしまうでしょう。よって、ランディングページは広告の内容と関連性の高い内容にすることが肝心です。
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ランディングページ
例えばWebサイト上で商品Aと商品Bを扱っていたとします。 ◯商品Aの広告をクリック  →  商品Aについてのランディングページ だと内容は、等しいのでユーザーはそのまま読み進めると考えられます。 ◯商品Bの広告をクリック  →  商品Aについてのランディングページ ですとユーザーは商品Bの情報を知りたくて広告をクリックしたのに、違う商品のランディングページにいってしまうことになります。そうするとユーザーの求めている情報ではないので、すぐに離脱してしまいます。なので広告文とURL先の内容に整合性を持たせることが重要です。 リンク先に関わらずこれまで述べてきた、広告グループを構成している「キーワード」「広告文」「表示URL」の関連性を高めることは広告掲載順位を決める品質スコアに影響します。 この5つのポイントを守ると広告の費用対効果が上がるので、上記のような点に気をつけていきましょう。次に広告グループ作成時に、陥りがちな失敗パターンをご紹介します。

広告グループ作成時に陥る失敗パターン

広告グループ作成時におけるポイントだけでなく、失敗パターンも押さえておく必要があります。注意すべきパターンは下記の3点です。

失敗パターン1:一つのキャンペーンに広告グループが多すぎる

悪い例

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キャンペーン悪い例
各キャンペーンには、日予算が設定してあります。その日予算を広告グループで配分されるわけですから、広告グループが多すぎると広告が掲載されるチャンスが限られてしまいます。

良い例

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キャンペーン良い例
このように、検索ボリュームにおける日予算消化を考えた上での、1キャンペーンあたりの広告グループ数を決める必要があります。 1キャンペーンあたりの最適な広告グループ数は、キャンペーン内容によって異なりますが、広告グループを分ける基準としては、広告商材のカテゴリ数・リンク先の数で決めることが出来ます。もしあなたが家具ショップを営んでおり、「ソファ」というキャンペーンにどのくらいの広告グループを入れるか悩んでいるとすると、ソファの訴求ポイントごとの種類により、広告グループを分けることになります。

失敗パターン2:一つの広告グループ内にキーワードが多すぎる

広告グループ内には、属性の類似したキーワードを設定することが重要であると上で述べましたが、1広告グループに多数のキーワードを登録しすぎると検索数の多いキーワードに予算が集中し、あまり表示されないキーワードが出てきます。またキーワードの属性が広がってしまうので、訴求点も弱くなってしまいます。 1広告グループに対する最適なキーワード数は、多くて20個と言われています。20個以上となると、キーワードの属性がバラついてしまう傾向にあるからです。 対処法として、 ・さらに広告グループを細分化する ・表示回数が少ないキーワードを登録解除する などが考えられます。

パターン3:1広告グループ、1キーワードでは運用に手間がかかる

「1広告グループ、1キーワード」は、訴求力としては理想な形ではありますが、運用に手間がかかります。 広告グループは、ABテストなどを繰り返し継続的に管理、運用していくことが必要なので、自分で管理できるように量を調整する必要があります。

まとめ

いかがでしたか。今回は、広告グループ作成時のポイントついて説明しました。広告グループは、ユーザーが実際に目にする広告文の表示に影響するのでティング広告の肝といっても過言ではありません。 作成時のポイントを参考にして、ユーザーがクリックしたくなる魅力的な広告のための広告グループ作成を行ってください。 [bottombluelink]

直帰率とは?定義から改善ポイントまで徹底解説!

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直帰率
直帰率とは、「サイトを訪れたユーザーのうち、1ページしか閲覧せずにサイトから離脱したユーザーの割合」です。Googleアナリティクスを始めとするアクセス解析ツールを普段からご覧の方などは、よく目にする言葉かもしれません。 今回はGoogleアナリティクスの分析サービスを3000社以上(2016年5月現在)に提供し、様々なサイトの直帰率を分析・改善してきた私の知見をもとに、直帰率の定義から、改善のためのテクニックまでをお伝えします。

※本記事は株式会社WACUL提供によるスポンサード・コンテンツです。

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直帰率とは?定義と「離脱率」との違い

直帰率とは「1ページのみを見て、サイトから離脱する行動の割合」

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直帰率
「直帰」とは、ユーザーがサイトを訪れた際に、1ページだけ見てそのままサイトから離脱する、という行動を指します。そのため「直帰率」とは、あるページやサイト全体について、全体のセッション数(訪問数)のうち直帰したセッション数の割合を指す数値です。 (例)あるサイトの先月のセッション数が10,000で、そのうち1ページしか見なかったセッション数が4,000の場合、直帰率は40%になります。

離脱はサイトから出ていく行動を示す

Googleアナリティクスなどを見ていると、「直帰率」という言葉とは別に、「離脱率」という言葉も出てきます。非常に紛らわしいので「何が違うの?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。「離脱率」というのは、サイト内のあるページを見て離脱したセッションの割合を指します。つまり、そのページを最後に見てサイトから出て行ったセッションの割合を意味します。 (例) ページAについての直帰率と離脱率は、それぞれ以下のとおりです。 Image may be NSFW.
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直帰率と離脱
直帰率→ページAから始まったすべてのセッションのうち、ページAだけ見てサイトから出て行ったセッションの割合 離脱率→ページAを見たすべてのセッションのうち、ページAを見た直後にサイトから出て行ったセッションの割合 ページAについて離脱率を計算するとき、そのページを見たすべてのセッションが分母になります。それに対して直帰率を計算するときは、そのページから始まったセッションのみが分母となることがポイントです。「直帰」は「離脱」の一種なのです。

サイトへの集客を無駄にしないためにも、直帰率の改善は必須

Webマーケティング施策としてSEOや広告などの集客対策に力を入れている方も多いかと思います。しかし、SEOや広告によってサイトの集客力がアップしたのに、直帰率が高くユーザーにすぐに離脱されるようだと、せっかく集客した意味がなくなってしまいます。サイトに訪れたユーザーを確実にコンバージョンに繋げるためにも、直帰率の改善は必須です。 直帰率が高いとSEOや広告に充てたコスト・工数がすべて無駄になってしまうので、CPA(コンバージョンを1件獲得するのにかかるコスト)が大幅に増加してしまいます。集客対策の成果をコンバージョン数増加に直結させ、CPAを下げていくためにも、直帰率の改善をしていきましょう。

直帰率は他社ではなく、自社サイト内のページを比較する

直帰率の基準値はサイト状況によって変わる

よくアクセス解析やサイト改善についてWeb担当者様とお話しする際に、「うちのサイト直帰率○%なんだけど、これって高い?」のように基準値や目標値について質問を受けるケースが多々あります。しかし誤解を恐れずに言うと、世間一般で言われている直帰率の基準を意識したところで、何の意味もありません。なぜなら、直帰率はページの流入状況や構造によって大きく異なるためです。 例えば、トップページが検索を促している不動産賃貸の物件紹介サイトで直帰率が80%と言われれば、非常に高いという印象を持ちます。ユーザーが検索することで他のページも訪れるためです。それに対し遷移できるページが主にフォームしかない1枚もののLPで直帰率が80%と言われれば、比較的低いという印象を持ちます。 1つの同じページをとってみても、そのページの主な流入方法が、指名検索(社名・サービス名での検索)であれば、直帰率が50%と言われると「高い」と思いますが、主な流入方法が、サービスの潜在顧客向けのディスプレイ広告であれば、直帰率50%は妥当と考えられます。 つまり、すべての状況にあてはまる直帰率の基準など、存在しません。では、どのように直帰率と向き合えば正しくサイトの分析ができるのか解説します。

自社サイトの流入元やランディングページを分析して比較

直帰率は前述の通り、サイトの流入状況とページの構造に大きく影響を受けます。つまり、流入状況や構造が全く異なるサイトと比べたところで、有意義な結果は得られません。そのため、直帰率の比較は自分のサイト内で比較することをおすすめします。「サイトの流入状況」「ランディングページ」のどちらかを固定した上で、比較しましょう。 具体的な例を紹介します。ある婚活サイトでは、トップページの直帰率が70%でした。このままでは直帰率の高さを判断する明確な基準がないので、流入状況を比較する場合とランディングページを比較する場合の2パターンで見てみます。

流入状況を比較する場合

トップページの流入状況を細分化してみました。すると主な流入は3つあり、そのそれぞれの直帰率が、以下のとおり表示されました。
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流入元
この結果を見ると、ディスプレイ広告からの流入は他の2つの流入と比べて「直帰率が高い!」と判断できます。ユーザーが見たページを「トップページ」と固定することで、原因がディスプレイ広告にあるということが推定できます。そのため、ディスプレイ広告からの流入した場合の直帰率を改善する施策を考えられます。具体的には、ディスプレイ広告の訴求文言を変えるか、そのディスプレイ広告用に新たにLPを作成するなどの施策を打つことができるでしょう。

ランディングページを比較する場合

次は1つのディスプレイ広告から複数のLPにリンクに飛ばしてみます。以下のように流入状況を固定して、ページ別に直帰率を比較することで、どのLPに問題があるのか分かります。
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LP問題
この比較の結果、直帰率が低いLP(またはCVRが高いLP)にディスプレイ広告からのリンクを集中させるべきと判断できます。

直帰率を改善するための4つのチェックポイント

では実際に直帰率を改善しようと考えたときに、どこから手をつければよいのかわかる、代表的な4つのチェックポイントをご紹介します。

1.流入時の訴求と、ファーストビューの訴求が一致しているか

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ファーストビューの訴求
まず、流入時の訴求と、ファーストビュー(サイト上で最初に目に入る部分)が同じことを伝えているか確認します。 例えば、「直帰率の下げ方をご紹介します!」というタイトルでサイトへ集客したのに、ファーストビューに「直帰率の課題はプロのコンサルタントにおまかせ!」と表示されると、「単なる宣伝サイトか」と思われて、直帰してしまいます。「直帰率の下げ方をご紹介します!」というタイトルで集客したのであれば、ファーストビューで「すぐ効果につながる直帰率の下げ方」のような文言とイメージ画像が表示されることで、直帰率の低下に繋がります。

2.ユーザーの行き先が明確になっているか

ユーザーがページを見たときに、次にどのようなページに移るべきか直感的に判断できることも重要です。ECサイトでよくあるのが、選択肢が多すぎるというケースです。売り手側からすると、「自社の商品はすべて魅力的に紹介したい!」と思ってしまいますが、ユーザー側からすると、「選択肢が多くて、どこを見ればいいか分からない」という印象を抱いてしまいます。
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ユーザーの行先
もし、遷移できるページ数が多すぎる場合、その選択肢を絞ることが有効です。上記のように、ランキング形式でユーザーが見るポイントを明確にすることで、Webサイト内の回遊性が高まり、直帰率の低下に繋がります。

3.スマートフォン画面に対応しているか

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スマートフォンへの対応
Webサイトがスマートフォン画面のサイズで表示できているかも重要なポイントです。右側の図はPC専用のページで、スマートフォンから見ると拡大しなければならず、見ずらいです。左側の図はスマートフォン用の画面に対応していて、適切なサイズの画面表示になっています。スマートフォンからPC専用のページを見ると、スクロールや拡大の手間が発生します。「このサイト見づらいな」と感じてしまうと、すぐにユーザーは直帰してしまいます。スマートフォン対応をしていない場合、Webサイトがスマートフォンから見られる割合を調べて、専用ページを設けるべきか検討しましょう。

4.ページの読み込み時間は適切か

最後に、Webサイトを開いてからのページ読み込み時間も重要です。サイトに入ってから、なかなかページが表示されないと、ページからの離脱に繋がりやすいです。一般的に、操作開始時間の理想的な数値は3秒以内と言われています。
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ページの読み込み時間
Googleアナリティクスを使用すれば、[行動]→[サイトの速度]→[ページ速度]から気になるページの読み込み時間を調査できます。もし継続的に3秒以上の結果が出る場合は、表示速度を上げるための施策を検討しましょう。 以上のように、直帰率の改善に影響が強い、4つのチェックポイントをご紹介しました。ぜひサイト改善に活かして、コンバージョン数を増やしていきましょう。

直帰率の改善を人工知能がお手伝い(広告)

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人工知能がWebサイトを分析
直帰率に課題を持っていても、なかなか改善アクションにうつせていない、という方には「AIアナリスト」というサービスがおすすめです。AIアナリストは、Googleアナリティクスのデータを連携するだけで、直帰率やCV数などのアクセス解析データを人工知能が分析します。分析結果をもとに、効果的なWebサイトの改善方針を提案するので、何から実施すべきかの意思決定が簡単になります。無料で登録できるので、お気軽にお試しください。 直帰率の改善を手伝う人工知能「AIアナリスト」

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【徹底比較】動画広告の主要5種類メリット・デメリットまとめ

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動画広告比較
「動画広告」が流行り始めてから早くも数年が経ちました。ネット業界にいる私としては、日々沢山の情報更新を耳にし、配信方法も最新のものになっているように感じます。 ただ一方で、実は動画広告をやっているひとはまだまだ多くないように思います。私自身も見慣れたリスティング広告と比較すると、動画広告はあまり馴染みのない媒体が色々あるように思えていざ始めるのもどこか不安・・・。 そこで今回は「動画広告」の基本的なおさらいから、具体的に導入した時の媒体ごとのメリットやデメリットをまとめて、どんな人・場合に適しているのかをまとめて行きたいと思います。 [toc]

なぜ動画広告が流行っているの?動画が注目される3つの理由

そもそもなぜこれほどまでに動画広告がもてはやされるようになったのか?3つの理由をまとめました。

理由1:市場が5倍に!アメリカでも日本でも、動画市場が拡大中

マーケティングでは数年日本より進んでいると言われているアメリカで、動画市場の拡大が見込まれています。2011年では$20億だった市場が、2017年には4倍の$80億円に達すると言われており、インターネット広告のシェア自体も大きく占めて行くことが予測されています。 Image may be NSFW.
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1.動画広告比較
引用:動画広告市場の盛り上がり | video-ad.net 日本でもその勢いは変わらず、2013年に132億円だったのが、2017年には640億円まで達すると予測されています。   Image may be NSFW.
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2.動画広告比較
引用:動画広告市場の盛り上がり | video-ad.net このように、アメリカでも日本でも、動画市場がそもそも拡大してきていることがわかりますが、その要因として下記の3つの要素が考えられます。

①動画の視聴がテレビからネットにシフトしてきていること ②Youtubeなど動画視聴サービスが拡大・充実したこと ③スマホの利用が拡大したこと

この3つが相互に関係し合い、動画広告が拡大しやすい環境になってきています。

理由2:動画は他の広告よりも圧倒的に印象に残りやすい!?

動画広告の特徴として、ユーザーの印象に残りやすいというものがあります。下の調査では、一度広告を表示させて見てもらったユーザーに対して、再度広告を見せ、覚えているかどうかを検証した実験です。 その結果、バナー広告は8.9%の人しか覚えていなかったにも関わらず、動画広告見たユーザーは14.7%と、およそ1.6倍もの差がついてきました。 動画広告は、普通のバナー広告以上に印象に残りやすいようです。 Image may be NSFW.
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3.動画広告比較
引用:【2015年も注目】今、流行りつつある動画広告の概要について | WEBマーケティングの神様|SEOからリスティング広告運用まで

理由3:動画を見たユーザーは広告よりも購入につながりやすい!?

さらに、最終的な購入の面で見た場合も、動画広告は力を発揮しています。下では、バナー広告、検索連動型広告と比較していますが、動画広告はそれら2つの広告手法よりも2.2倍ものユーザーを購入につなげることができていました。 Image may be NSFW.
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4.動画広告比較
引用:【2015年も注目】今、流行りつつある動画広告の概要について | WEBマーケティングの神様|SEOからリスティング広告運用まで 動画広告のイメージはこれまで「認知」の気色が強かったですが、それだけでなく「購入」まで結びつけることの出来る広告手法であるといえます。

動画広告の主要6種類のメリット・デメリットまとめ

ここまで動画広告が重要になってきた背景をまとめてきましたが、いざ始めようと思ったどのサイトに動画広告を表示したらいいのでしょうか? そこでここからは、それぞれの配信面ごとにどんなメリット・デメリットがあるのかをまとめていきます。

媒体別基本情報

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動画5種類比較
参考:YouTubeのスマートフォンからの利用者は3,000万人超 ~ニールセン、「ビデオ/映画」カテゴリの最新利用動向を発表~ | ニュースリリース | ニールセン株式会社 参考:「Instagram」アプリの利用者数が2016年4月に1,000万人を突破 ~ニールセン、スマートフォンアプリの利用動向を発表~ | ニュースリリース | ニールセン株式会社

1.圧倒的リーチ数を誇るYoutube

圧倒的再生回数を誇るのがYoutube。1日の再生回数はなんと40億回を超えます。年代は10代から50代まで、幅広い年齢に対してリーチをかけることが可能です。動画をしっかり見せるためには相性が良いですが、WEBに誘導するとなると、ユーザーは動画視聴を目的に来ているので難易度は上がります。

◎こんなひとに向いています

・大規模にリーチしたいと考えている人 ・動画をしっかり見せてメッセージを伝えたい人 ・動画広告費を押さえたいと思っている人(視聴単価3~40円程度で推移) ・長期的に動画コンテンツを配信したいと思っている人

×こんな人には向いてません

・強制的な動画スタートにから悪い印象を持たれたくない人 ・WEBサイトに誘導したいと思っている人 ・細かいターゲティングをしたいと思っている人

2.細かいターゲティングが可能なFacebook

Youtubeの次に再生回数が多いのがFacebook。タイムラインで自動的に再生されるタイプの動画広告になります。地域、年齢、性別、興味関心の事柄など、かなり細かいセグメントを切った動画の配信が可能です。「シェア」や「いいね」で爆発的に広がることも多く、WEBサイトへの誘導に相性が良いのも特徴の一つです。

◎こんなひとに向いています

・セグメントを詳細まで切りたい人 ・WEBサイトに誘導したい人 ・動画のインパクトから爆発的な拡散を狙いたい人 ・お手軽な出稿金額から始めたい人

×こんな人には向いていません

・動画をしっかり見せたい人

3.「テレビ」との親和性が高いTwitter

海外では不調が伝えられているTwitterですが、日本では以前ユーザー数は増加中です。Twitterは「テレビ」と高い親和性があります。ユーザーの5人の4人がテレビを見ながらツイッターを使っており、そのうち75%がテレビ番組に関係するツイートをしたことがあると回答しています。 ・「テレビを見ながらツイート」が多いように、テレビとの親和性が高い。 ・ツイート内容からユーザーの興味関心を特定するなど、独自のターゲティング

◎こんなひとに向いています

・テレビと連動した広告を出稿したい人 ・スマホユーザーをターゲットに出稿したい人

×こんな人には向いていません

・長期的に動画をアップしていきたい人(チャンネル性の低さ)

4.20~30代女性に強いInstagram

最近急成長中のInstagram。Instagramでは15秒の動画出稿が可能で、写真と同様、フィルターやフレームを利用することが出来ます。ボリュームゾーンは20~30代の女性のため、他の媒体とはユーザーを明白に分けた利用が可能です。

◎こんなひとに向いています

・お手軽な出稿金額から始めたい人(1000円から出稿が可能) ・スマホユーザーをターゲットに出稿したい人 ・ブランディングをしたい人・リスティング広告からの獲得現状に悩んでる人(新規ユーザーの獲得が可能)

×こんな人には向いていません

・BtoBの商材など、インスタ上にユーザーがいなさそうなサービスを持っている人 ・動画をしっかり見せたい人

5.若者中心に拡大中!Snapchat

日本で今後大流行するのではと噂されているSnapchatですが、その広告事例はまだ非常に少ないようです。特徴としては10秒間スマホ全体に表示させる広告で、ユーザーは主に10~20代の若者が中心で、今後のアプリ自体の広がりとともにリーチ数や事例も増えていきそうです。

◎こんなひとに向いています

・新しい広告面に挑戦したい人 ・若者ユーザー(特に高校~大学生)に広告出稿したい人

×こんな人には向いていません

・30代以降のユーザーがメインのサービス ・動画のクオリティをある程度の担保が難しそうな人

動画の作成、内製と外注するならどっち?

では実際に動画広告をやってみようと思った時に、「どうやって動画をつくるか」?は悩みどころ。最後に、比較的費用を抑えながらできる「内製」と「外注」方法と、おすすめのツールやサービスをご紹介します。

費用を抑えたいならフリーソフトで内製

敷居の高かった動画作成も、最近はiMovieやFinal Cutなど様々なソフトで誰でも簡単に動画を作れるようになってきました。その中でも無料で作成できるツールもあり、まずはこちらでためしてみるのも良いかもしれません。

操作のしやすさで評判の高い「VideoPad

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8.動画広告比較
参考:大人気の動画編集ソフトVideoPadを無料ダウンロード。本格的なビデオ作品が簡単に作れる無料動画編集ソフトです。

Macユーザーには必須「iMovie

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9.動画広告比較
参考:iOSのためのiMovie - Apple(日本)

手早く作りたいならクラウドソーシングに外注

今自分にリソースや編集技術もないのであれば、外注して制作してしまうのが最短で仕上げる方法の一つです。簡単なものであれば5000円前後から作成してもらうことが可能なため、選択肢の一つとしてはかなり有効です。

クラウドワークス

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10.動画広告比較
参考:日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

まとめ

いかがでしたでしょうか。それぞれの配信面には特徴があり、あなたの製品やサービスに合わせて最適な面を選択する必要があります。うまくハマれば他の広告手法には出来なかったユーザーへのリーチの仕方が可能なため、それぞれの特性を見極めてうまく動画広告を活用していきましょう。 さらに、動画広告について知りたい方は下記記事もご覧ください。 参考:動画広告を始める前に知っておくべき2つの基本事項

リスティング広告と相性の悪い商品・サービスとは?

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リスティング広告 相性

リスティング広告は、あらゆる広告手法の中で最も費用対効果が良い手法と言われています。しかし、実は一部相性の悪い商品・サービスが存在するため、もし相性が悪い場合には、事前の対策やリスティング広告以外の手法を検討する必要があります。

本記事では、当社の2,500社以上のリスティング広告運用実績から、リスティング広告と相性が悪い商品・サービスの中でも典型的な5パターンについて、傾向と対策を整理しました。

※本記事は無料でダウンロードできる「リスティング広告初心者向けのガイドブック」より、一部抜粋し再構成した記事です。
※本記事は2014年12月12日に公開された記事を再編集したものです。

[topbluelink] [toc]

リスティング広告と相性が悪い商品・サービス、典型的な5パターン

まず、最初に結論を言うと、以下の5パターンはリスティング広告と相性が悪いと言えます。

・ニーズ型商品かつ、ブランドが弱い
・全く同じ商品が他にあり、優位性が無い
・利益が小さく、リピートも期待できない
・未認知の新ジャンル
・Web上のゴール(CV地点)が未設定

もちろん、対策をすれば効果を出すことが可能ですので、リスティング広告をやってはいけない、という意味ではありません。しかし、実施する場合には、注意が必要です。 具体例と理由・対策をまとめたものが以下の表です。

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(補足)ニーズ型は欠乏感を満たしたいという欲求、ウォンツ型は商品名など具体的な対象への欲求

上記の表に「ニーズ型商品」という言葉が出てきているので先に補足しておきます。ユーザの欠乏感を充足したいという欲求をニーズ型、商品名など具体的な対象をイメージした欲求をウォンツ型と呼んでいます。例えば、「喉が渇いたので潤したい」というのはニーズで、「スーパードライを飲みたい」というのはウォンツです。 ウォンツに応える商品は、欲求が明確なため売りやすい反面、サイト訪問後のコミュニケーションによる改善余地は小さいです。一方でニーズに応える商品は売りづらい反面、サイト訪問後のコミュニケーションによる改善余地は大きいという傾向があります。リスティング広告を実施する際には、ニーズ型商品なのか、ウォンツ型商品なのかを区別して考えることがとても重要です。

相性が悪い1:ニーズ型商品で、ブランドが弱いもの

ニーズ型商品とは先程説明した通り、ユーザに満たしたい欲求(ニーズ)はあるものの、具体的な対象のイメージ(ウォンツ)が弱いものです。具体的には、食品やアパレルや雑貨などのファッション系、家具・インテリアなどです。 例えば、「何か甘いものが食べたい」というニーズはあっても、特定の何かが食べたいという具体的なウォンツがない場合には、複数商品の集まるモールの中で探そうという行動が自然です。自社の商品名などで検索される可能性は低く、リスティング広告に向いているとは言えません。

具体的な商品

食品、ファッション、家具、インテリアなど

対策案:モール出店をして自社のブランドを高めることを優先すべき

店舗や商品にブランドがあれば、ウォンツ型に近づくので、リスティングも有効ですが、ブランドも弱い無名の食品や洋服などは、まずはモール出店で顧客を増やし店舗や商品のブランドを高めていくことを優先すべきです。

相性が悪い2:全く同じ商品が他社にあり、優位性が無い

当たり前ではありますが、他社で全く同じ商品を扱っていて優位性がない場合には、リスティングでも売れません。ネット通販は場所や空間を超えて比較されます。

具体的な商品

本、CD、iPhone 、エビアン(水)、コカ・コーラ、ニンテンドー3DSなど

対策案:値下げや特典など比較優位性を作ってからリスティング広告を実施する 逆に優位性が明確な場合、例えば明らかに他社よりも価格が安い場合や、在庫が自社にしかない場合などは、リスティングで売りやすいです。この考え方を応用して、特定の商品を大幅値下げして顧客に一度買ってもらいユーザ登録で接点を作るという戦略があります。一度接点を作り、そこからメールなどでリピートにつながるコミュニケーションを取っていくことで、優位性を持つことができます。とにかく、他社でも売っている商品は比較優位性がなければ売れない、という事はしっかり押さえてください。

相性が悪い3:利益が小さく、かつリピート前提でもないもの

こちらも当たり前ですが、1回あたりの購買による利益が小さくて、リピート購入も期待できない場合、リスティングの広告費が赤字になってしまいます。

具体的な商品

ひとつ100円の商品など

対策案:1回あたりの購買単価やリピートによるLTVなどを設計した上で実施

具体的には、リピート購入からの収益を期待しない前提だと、1販売あたりの許容広告費用が1000円未満の場合、難しいと考えてください。(CVRのレートを高めに設定し5%、平均CPCの最低を50円と計算しています。) これまでチラシや看板広告をやっていて効果が出ないので、ネット販売やリスティング広告をやりたい、という店舗の担当者の方など、「広告」という感覚が強い場合には、このような明らかに赤字になってしまうオーダーをいただくケースもありますので、念のため確認しておいてください。

相性が悪い4:ブランドもカテゴリも認知されていない、全くの新サービス・新商材

これまで世の中になかった新機軸の商品、サービスは、商品名どころか商品が属するカテゴリさえも、認知されていないので、キーワードで検索という行動が期待できません。したがって、リスティング広告とは相性が悪いと言えます。

具体的な商品

未知なるウェアラブルデバイスなど

対策案:検索連動には向かないが、コンテンツ向け広告には相性が良い

リスティング広告とは相性が悪いですが、「コンテンツ向け広告」(ディスプレイネットワーク広告)のように、受動的なユーザにもアプローチできる広告であれば効果が期待できるため、相性が良いと言えます。 (参考)「検索連動広告」と「コンテンツ向け広告」 リスティング広告には、2つの種類があります。検索連動型広告とコンテンツ向け広告です。本記事では一般的に効果の出しやすい「検索連動型」について触れています。詳細については以下記事も参考にしてみてください。 検索連動型広告とは│リスティングとの違いと低リスクのはじめ方 ディスプレイ広告を手堅く始める為の3ステップ

相性が悪い5:Web上のゴール(CV地点)が設定できていない場合

商品、サービスではありませんが、Web上にゴールを設定できていない場合も、そのままリスティング広告を実施するのは危険と言えます。なぜなら、リスティング広告の最大の特徴である、「運用しながら改善する」という強みが活かせないためです。

具体的な店舗

店舗誘導が目的のレストラン、大半が電話予約の歯医者など

対策案:暫定でも良いのでWeb上のゴールを設定してから実施

リスティング広告を開始する前に、必ずWeb上のゴールを設定しましょう。来店誘導であれば地図ページの到達数、電話予約の場合は、電話予約用の注意事項などのページを新設して、そのページの到達数など、実際のビジネス成果との相関性がありそうなページへの到達をWeb上のゴールと設定しましょう。

まとめ:漫然とリスティング広告を実施するのではなく、商品・サービスの特性を踏まえた最適な手法を選択する

いかがでしょうか?もちろん上記に当てはまるからと言って、必ず失敗するというわけではありません。ただし、一工夫がないと失敗しやすいというのは事実です。漫然とリスティング広告を実施するのではなく、実施前に自社の商品・サービスの特性を理解し、しっかり作戦を練ってから相性のよい手法を活用することをおすすめします。

なお、本記事の内容は、無料でダウンロードできるリスティング広告初心者向けの資料「リスティング広告スタートアップガイド」より抜粋したものです。「リスティング広告スタートアップガイド」では、リスティング広告の小手先のテクニックだけではなく、リスティング広告以前の上流の考え方も数多く紹介しています。
もし、ご興味をお持ち頂けたら、無料でダウンロードできますので、ぜひ入手してお読みください。

参考:リスティング初心者必見!絶対知っておきたいリスティングメリット・デメリット 参考:リスティング広告を始めようか迷っている方/運用初心者の方にオススメ!《厳選27記事》 参考:【完全ガイド】0から学べるリスティング広告|入門講座 [bottombluelink]

LTVをWeb広告の評価に活かす3つのポイントと成功事例

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LTV
最近、ECや通販会社でLTVをWeb広告の評価に取り入れたいという企業が増えてきています。多くの企業がWeb広告に出稿し、競争が激化しているため、より売上に繋がる広告施策を把握したいという理由でLTVが注目を集めています。 しかし、「広告をLTVで評価した方がいいとなんとなく知っているけれど、実際にどうすればいいのだろう?どんなメリットがあるのだろう?」という方が多いのではないでしょうか。そこで本記事では、成功事例を交えながら実際の利用イメージを持ってもらうとともに、LTVを広告評価に活かすポイントを解説します。

※本記事は株式会社beBit提供によるスポンサード・コンテンツです。

「LTV」とは顧客一人が生涯で商品やサービスに対して払う売り上げのこと

最初に、LTVとは何かを改めておさらいしておきましょう。LTVとは、日本語では顧客生涯価値(Life Time Value:ライフタイムバリュー)と言われ、顧客一人が企業と取り引きを始めてから終わるまでの期間に、その企業が提供する商品やサービスに対して支払った合計金額(売上)を指します。売上ではなく、顧客一人が出す利益を指すこともあります。 ECや通販などのように、何度もリピート購入するような商品やサービスを提供している場合、LTVは顧客がどの程度継続して購入しているのを把握するための重要な指標です。一般的にLTVは、下記のように計算します。 LTV = 「購入1回あたりの平均購入額」×「年間の平均購入回数」×「平均の継続年数」 ただし、Web広告の評価にLTVを使う場合、例えばリスティング広告経由、アフィリエイト広告経由などと経由別に顧客のLTVを計算します。そうすることで、実際の売上に繋がりやすい広告施策が分かり、広告予算をより最適に配分できるようになります。
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広告施策別のLTV
そこでまず、LTVを広告評価に取り入れた事例を通じ、広告予算の最適化や集客施策の改善にどのように役立てればいいのかを具体的に解説します。

事例:LTVによるリスティング広告の最適化をし、CV数が7倍に

英会話やカメラなどのプライベートレッスンを提供する「Cyta.jp」を運営するコーチ・ユナイテッドでは、リスティング広告、アフィリエイト広告、ディスプレイ広告、Facebook広告、Twitter広告などでWebサイトに集客し、無料体験レッスンの申込でコンバージョン(CV)を獲得するということをおこなっています。
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LTVの流れ
コーチ・ユナイテッドでは、A/Bテストによるランディングページの改善などを繰り返すことで、CV数7倍、CPA2/3という大きな成果をあげています。そして、その成果の大きな要因の一つが、リスティング広告をLTVで評価して最適化したことです。 Webサイトのコンバージョンが無料体験レッスンの申込なので、コンバージョン数だけをKPIとして見ていたのでは、実際に売上につながっているのかが分かりません。広告の費用対効果を考えるには、CV後に本入会して、継続してレッスンに通ってもらうところまで見る必要があります。 そこで、コーチ・ユナイテッドでは広告をCV数やCPAだけではなく、LTVやサービス継続率でも評価することで広告運用を大きく変えました。以下では、そのポイントを解説します。 参考:コーチ・ユナイテッド株式会社様: ABテストによるランディングページ改善と正確な広告投資で、 広告経由のCV7倍、CPA2/3を実現|beBit

キーワードごとにLTVや継続率を評価して予算を最適化

リスティング広告はキャンペーン単位で評価しがちですが、キーワード単位でLTVを使って評価しました。例えば、「カメラ教室」と「写真教室」というキーワードごとに、獲得した顧客のLTVを見ることにしました。 その結果、キーワードごとに成果がかなり違うことが分かりました。「カメラ教室」の方が、「写真教室」よりも、サービスの継続率が圧倒的によかったのです。そこで、売上向上の機会を損出しないように、継続率がよいキーワードに予算を多く配分しました。

LTVが高い要因が分かると、Web施策にも活かせる

さらに、キーワード「カメラ教室」のLTVが高い原因も合わせて分析しました。 分析の結果、以下のことが分かりました。 ・お客様には「趣味としてカメラを楽しみたい」というニーズの方と「高度な写真技術の習得をしたい」方がいる。 ・「趣味としてカメラを楽しみたい」方はキーワード「カメラ教室」から、「高度な写真技術の習得をしたい」方は「写真教室」から流入している。 ・「趣味としてカメラを楽しみたい」ニーズとサービスがマッチしているため、継続率が高い。 結果、自社のサービスとマッチした顧客を獲得できるキーワード「カメラ教室」の方が「写真教室」よりもLTVが高いと分かりました。そこで、リスティング広告の予算だけでなく、WebサイトやLP(ランディングページ)も、趣味としてカメラを楽しみたい方のニーズに合わせて改善を実施しました。 このようにLTVで見ることで、継続してサービスを利用している顧客を分析し、その結果を広告施策を紐付けられるというメリットもあります。特にECや通販サイトの場合、リピート購入するユーザーほど購入履歴のデータが貯まるので、そこから発見が得られやすく、Web広告の改善に活かすことができます。

LTVでWeb広告を評価する3つのポイント

それでは、Web広告をLTVで評価するポイントをご紹介します。

ポイント①:広告接触データと購入履歴データを顧客IDで紐付けて集計する

多くの場合、LTVを算出するために、例えばリスティング経由ユーザーの購入1回あたりの平均購入額や年間の平均購入回数、平均の継続年数を把握していることは少ないでしょう。そこで、広告運用でLTVを集計する場合は、顧客一人ひとりに対して広告接触と購入金額を出し、それを集計することが現実的です。そのために必要なものは、「広告接触のデータ」と「購入履歴のデータ」の2つです。
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データの紐づけ
購入履歴データは、顧客データベースから顧客ごとの購入額の一覧か、顧客IDが振られた購入履歴の一覧です。一方、広告接触のデータは、CVしたユーザーがこれまでにどの広告に、どの順番で接触しているのかという情報が一覧になったものです。 広告接触データは、自社のシステムで取得できない場合、広告効果測定ツールを導入することで取得することができます。これらのデータを、顧客IDで紐付けて、広告施策ごとにLTVを集計します。

ポイント②:広告施策ごとにLTVを集計する

LTVはWeb広告経由全体で集計せず、必ず広告施策ごとに集計するようにしましょう。Webサイト全体のPV数やユニークユーザー数を見ても改善できないのと同じように、広告経由全体のLTVだけを見ても、予算配分を最適化したり、集客施策を改善することはできません。 ポイントは、効果を把握したい施策の軸でLTVを集計するということです。例えば、リピート顧客が多い広告媒体を把握したい場合は広告媒体ごとに、リスティング広告の刈り取りを最適化したい場合はキャンペーン単位・キーワード単位ごとにLTVを集計しましょう。

ポイント③:目的に応じて、広告の初回・最終接触を評価する

広告のアトリビューション分析(広告を含めた接点・アクションの成果への貢献度を正当に評価するための分析手法)と同じく、ユーザーが何度も広告に接触している場合、どのタイミングでの広告接触を評価するのかはLTVでも考える必要があります。 つまり、CVの手前の最終接触のみをLTVで評価するのか、初回・中間での接触も評価するのかは考えた方がいいでしょう。ここでは、複雑な評価方法ではなく、シンプルな方法を2つご紹介します。
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初回最終回別のLTV評価

最後に接触(最終接触)した広告をLTVで評価する

LTVの広告評価で一般的に行われている方法で、売上最大化ために広告予算を最適化したい時に行います。特に、刈り取りのためだけに広告を出稿していたり、最初に広告接触してからCVまでのリードタイムが短い場合に有効です。

最初に接触(初回接触)した広告をLTVで評価する

この方法は、何度もリピート購入してもらえるような顧客に、どの広告媒体でリーチすべきかを分析するために行います。主に新規顧客、特に売上につながる新規顧客へのリーチを拡大するため、バナー広告などの認知施策を行っている時に行うとよいでしょう。

簡単に見ることができる、LTVに近い評価指標

ここまではLTVでの広告評価をご紹介してきましたが、Webサイトや自社システムの状況によっては、LTVでの評価に時間がかかる場合があります。そこで、LTVに近い評価指標で、簡単に見ることができ、広告運用の改善につながるものをご紹介します。

定期購入の獲得数

1回限りの商品の単発購入だけではなく、定期購入がある場合に有効です。

購入回数(リピート回数)

定期購入がなくても、同じユーザーが何度購入しているかも重要な指標になります。

本購入数・本入会数

WebサイトのCVがサンプル購入やお試し購入であり、その後、本購入・本入会へ誘導する場合に有効です。

退会数

例えば、月額課金の動画配信サービスやゲームなど、Webでの退会が計測しやすい場合に有効です。退会日時も合わせて取ることで、CV数は獲得しても利用期間が短い施策を見つけることができます。

新規/既存別の購入数

既存向け、新規向けに施策を分けて実施している場合に有効で、CVを新規顧客の購入と既存顧客の購入とに分けて計測します。 このような指標をビジネスやサイトの状況に合わせて使い分けることで、より簡単に、より適切に広告運用が回せるようになります。

まとめ:売上に直結する指標「LTV」なら、成果をさらに改善できる

Web広告を評価する際のポイントは、ビジネス成果につながる指標を使うことです。CVよりもLTVや継続率を使うことで、広告予算の最適化ができ、売上向上に繋げることができるようになります。また、LTVが高い顧客を分析し、広告やLP・Webサイトの改善するために活かしましょう。

LTVで簡単に広告評価したいなら、広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」(広告)

この記事で紹介したように、広告評価にLTVを使う場合は、顧客IDの情報が入っている「広告接触データ」を用意する必要があります。Googleアドワーズなどのリスティング広告やDSPなどの広告配信ツールの多くでは、顧客IDの情報を取得できないため、LTVでの広告評価はできません。 そのため、自社システム以外で行う場合は、広告効果測定ツールのご利用をオススメします。
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webアンテナ
とくに、広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」は、基本的な広告効果測定の機能に加えて、以下の特長を持っています。 ・顧客ID、購入額、CVユーザーの属性情報が取得できる ・CVユーザーの広告接触データを一覧でダウンロードできる ・アトリビューション分析(間接効果分析)に強い LTVでの広告評価に悩んでいましたら、コンサルタントのご相談も無料で受けられますので、ぜひお問い合わせくださいませ。 広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」公式サイト 「ウェブアンテナ」の資料ダウンロードはこちら

※本記事は株式会社beBit提供によるスポンサード・コンテンツです。

リスティング広告の運用|最低限押さえておきたい運用7つのポイント

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CVRアップ

リスティング広告の掲載を試みるも、実際に"運用"とは何をすればよいのか分からない...という方も多いのではないでしょうか。今まで何百というクライアントのアカウントをチェックしてきましたが、必ず確認するポイントが7つあります。 このポイントをおさえていないと基本の運用で躓いているため、改修する事で効果が簡単に上がる可能性が高いです。 具体的なチェックポイントをご紹介しますので現在の運用を見直してみて下さい。

※今回の記事は予算が10~100万以下程度の広告規模で運用している方に最も参考になるように書きました。規模がそれ以上大きな場合は代理店にお任せする方が時間も効果も結果的に得する事もあるので検討してみて下さい。

※本記事は2014年1月28日に公開された記事を再編集したものです。

[topbluelink] [toc]

まずは日々の入札や予算管理をし、成果が上がらない場合はアカウント構成の見直しをする

リスティング広告の運用でチェックすることは大きく2つあります。日々のルーチンで確認する入札管理や予算管理と、アカウント構成に関することです。

①日々のルーチンで確認する入札管理や予算管理

・入札調整を確認 ・日予算が抑制されていないかチェック

②アカウント構成に関すること

・獲得上位の5~10つの注力ワードを見極める ・キーワードに合わせたマッチタイプの見直し ・獲得に繋がっていないクエリは除外ワードに設定 ・品質スコアを最低でも7以上にする ・グルーピングの見直し まずは予算管理や入札管理をしっかりおこないましょう。もしそれでも成果が上がらない場合は、アカウント構成自体を見直す必要があります。日々の運用でチェックするポイントから順番に解説していきます。

日々の入札や予算管理でチェックする2つのポイント

1.入札調整は目標とのかい離で判断する

まずは入札調整からチェックします。日々の入札調整は管理では、当たり前ですが成果が良いワードは入札を上げ、成果が悪いワードは入札を下げます。下げても悪いままなら停止をします。成果が良い・悪いは事前に立てた目標とのかい離で検討します。一般的にはCPAやROASといった目標指標で判断する事が多いです。

新キーワードの追加後と繁忙期は入札調整をする

新キーワードの追加直後 見極めを実施するためにもできれば1ページ目の7位以内には掲載したいところです。その後、デイリーペースで獲得・コストを確認し掲載位置を調整していきます。 繁忙期 繁忙期は競合も入札を強化するため、市場全体でCPCは上昇傾向になります。市場の入札価格の上昇に対し、獲得効率が比例して上がっているかどうかがチェックポイントとなります。 デイリーペースで変化を確認し、獲得効率が下がってきているようであれば、どのキーワードで落ちているのか?を把握し、調整していく必要があります。また、繁忙期でもある程度、市場のCPCが落ち着いたら入札調整は週に一度程度でも充分だと思います。

入札の上げ下げは30%程度、週に1回を目安に

入札の上げ下げについては一基準としては30%程度を目安として調整してみて下さい。ただし、大幅に順位が上がってしまった場合、コストが一気に跳ね上がる事も考あるため検索が多い事が想定される広義なワードに関しては入札後に順位とコストをリアルタイムで確認するのが良いでしょう。 ある程度、毎日の獲得やコストが落ち着いてきたら商材や競合状況、予算にもよりますが、基本的には、週に一回程度の入札調整で充分です。自動入札機能(Googleのみ)やレポートの予約機能もあるため、このような機能を使う事でより時短も図れますので是非試してみて下さい。

2.日予算が抑制されていないか要チェック

運用で最も獲得を損してしまうのが、目標内CPAで獲得が取れているのに日予算が制限されているため、件数が取れてない場合です。 目標内のCPAで獲得出来ているにも関わらず日予算により掲載が抑制されているワードがないかどうかを確認して下さい。もし抑制されてるキーワードがある場合は、日予算を上げることで目標CPA内で簡単に獲得数を伸ばす事ができます。

Googleでの確認

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日予算
Googleは[ステータス]で予算による制限という項目が表示され、[検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)]で、0%以上のものは日予算で抑制がかかっています。

Yahoo! JAPANでの確認

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Yahoo! JAPAN日予算
Yahoo! JAPANでは、Googleのように[ステータス]はないですが、[インプレッション損失率(予算)]で0%以上のものは日予算で抑制がかかっています。管理画面をチェックし、抑制されているキャンペーンがあったら予算配分を見直しましょう。日予算に掛っているかどうかの確認は管理画面でチェックが出来ます。管理画面をチェックし、抑制されているキャンペーンがあったら予算配分を見直しましょう。

アカウント構成で見直すべき5つのポイント

1.獲得上位の5~10つの注力ワードを見極める

まず、運用を効率的にする際には「力を入れて運用するべき”注力ワード”」を選定します。多くのアカウントでは、コンスタントに獲得に繋がる本当に必要なキーワードは10ワード程度、という事がほとんどです。その獲得に繋がるワードに注力し運用する事で効率が2~10倍に跳ね上がる。という事例も多くあります。まずは注力するべきキーワードを選定して、集中してそのワードを改善していきましょう。注力ワードの選定は、下記を参考にして下さい。

注力ワードの選定ポイント

獲得数がコンスタントに月間10件以上出来るワードから選ぶ
ある程度母数があるキーワードに絞る事で、検証等をした場合に結果を早く出す事ができPDCAが素早く回せるメリットがあります。
獲得上位の5~10ワード程度絞る
注力ワードが多すぎると施策が散漫になるため、数を絞って施策を集中して行っていきましょう。
獲得数がない場合は半年や1年間等の長期レポートから選定する
月にコンスタントに獲得数上がらない場合は半年や年間のキーワードレポートから獲得数の多いベスト5程度のワードを選びましょう。 この注力ワードで試して効果があった施策に関しては、アカウント全体に展開する流れが一番効率的な運用方法です。

2.キーワードに合わせたマッチタイプの見直しでコストを節約

全キーワードを部分一致のみで登録している人は要注意の項目です。拡張機能で関係の薄いキーワードでも上位表示されてしまいコストが必要以上に掛ってしまっている事があります。獲得の中心となる注力ワードは上位表示をするため入札は強めていきたいところですが、CPC(クリック単価)を上げてコストが掛りすぎてはCPA(獲得単価)が上がってしまいます。 そこで、マッチタイプを使い分け拡張範囲をコントロールする事でコストを節約しつつ獲得数は最大化を狙う運用する方法をご紹介します。ちなみに、現在マッチタイプには「完全一致」「部分一致」「フレーズ一致」の3つがあります。マッチタイプの詳細については下記URLを参考にして下さい。 参考: キーワードのマッチ タイプについて| AdWords ヘルプ

上手なマッチタイプの設定方法

完全一致⇒拡張させず、狙ったワードで上位掲載し獲得数の最大化を狙う。 部分一致/フレーズ一致/絞りこみ部分一致⇒低CPC広く表示させる事でロングテールワードからの獲得を狙う。 [参考:登録例] Image may be NSFW.
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登録例1
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登録例2
※この時に部分一致の拡張で完全一致の検索結果に表示されないように、部分一致のグループには完全一致でキーワードを除外設定しましょう。注力ワード以外は低CPCで部分一致での掲載をする事をおススメします。マッチタイプを使い分けての設定は注力ワード以外で実施すると、同じワードが複数登録されるため、逆にワード数が増え管理が煩雑になる事も考えられます。 参考:フレーズ一致|プロが教える、今さら聞けない意味と効果的な3つの使い方

3.獲得に繋がっていないクエリは除外ワードに設定する

クエリワードを確認し、もし獲得に繋がっておらず、コストが掛っているキーワードがあれば、そのワードには広告を配信しないように「除外ワード」を設定します。下記に具体的な設定ポイントを記載するので、当てはまる場合はすぐに設定してみて下さい。

除外ワードの選定ポイント

・獲得件数が0件でコストが目標CPAの2倍以上掛っているワード ・「とは」などの概要を調べるための組み合わせワード(獲得に繋がる可能性が低い) ・半年以上運用し、平均掲載順位が10位以内だが獲得件数が0件のワード ロングテールワード(複合キーワード)は1件でも獲得ができれば、目標CPA内に収まる優良ワードになる可能性があるものもあるので、獲得が0件=すぐに除外とはせずにある程度様子をみる事も必要です。運用初期であれば、月一ペースを目途に。運用が安定してきたら半年に一度程度見直しをしていきましょう。 参考:ベテラン運用者も意外と知らない 除外キーワードの正しい使いみち

4.品質スコアを最低でも7以上にする

※品質とは、Googleでは「品質スコア=QS」、Yahoo! JAPANでは「品質インデックス=QI」と呼ばれています。この記事では纏めて「品質」という記載とします。 ※品質についての詳細は下記からご確認下さい。 参考:品質スコアについて|AdWords ヘルプ 参考:品質インデックス|Yahoo! JAPANマーケティングソリューション この広告の品質を見直す事でCPCを改善する事ができます。とはいえ、キーワード全ての品質を日々意識し改善するために施策を実施するのはなかなか時間的にも難しいかと思いますので、ここでも注力ワードのみ品質を意識しましょう。品質向上のためには非常にCTRが重要であると言われています。注力ワードの品質が『6』以下であれば、広告文を追加しCTRの上昇を目指して検証をしてみて下さい。もし、検証パターンに困るようであれば下記の広告パターンでまずは試してみて下さい。

CTR上昇のために数字を用いてメリットを示し、検索ワードを含める

パターン1:数字を用いて明確にメリットを謳う →数字の根拠が明確になっている事で信頼度が上がり、ユーザーが瞬時にメリットを判断出来ます。 パターン2:競合と差別化できるメリットは"タイトル"に挿入する →広告文は、アイキャッチの強い「タイトル」でほぼ勝負が決まります。どんなにいい訴求をしても、見てもらえなければ意味がないので、見せたいメリットはタイトルに入れ込むようにします。 パターン3:検索キーワードを含める →検索ワードはユーザーが「今」興味がある事なので、検索ワードを広告に取り入れる事でユーザーの目を引く効果が期待できます。 社名や商品名等の固有名詞ワードであれば『8~10』を。その他の注力ワードの場合は、『7』以上を合格目安として目指して繰り返し検証をしてみて下さい。※キーワードと実際のLP内容等がマッチしていない場合にはどんなに検証しても低品質の場合もあります。 参考:品質スコアの改善ガイド|メリットと具体的施策

5.グルーピングの見直しをして運用の効率を上げる

グルーピングも非常に重要です。同じ意味を持つキーワードでまとめてしまいがちですが、注力ワードに関しては、同義のキーワードでグループをまとめずに別のキャンペーン・グループとする事で日予算や入札コントロールがしやすくなります。入札をコントロールしやすくなることにより、獲得数最大化を効率的にできる運用が可能となります。キーワードのまとめ方の悪い例と良い例と、具体的な改善方法を紹介します。

目標CPA:3,000円以下/予算20万円の場合

【悪い例】
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グルーピング悪い例
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日予算悪い例
キャンペーンが1つにまとまっているため、ワードごとの日予算の配分が不可 ・上記の例ではCPAや獲得数・コスト感が異なるものが全て同じキャンペーンになってしまっているため、日予算等のコントロールがしにくい。 ・ 同グループ内にコストのかかるワードが混ざっているため、そのワードの表示ばかりがされ効率の良いワードが圧迫されている状態。 ・施策を実施した際にも改善を把握するのに詳細レポートを出さないと数字の変化が分かりづらいため分析に時間がかかる。 ▼同じワードでグルーピングを見直した結果 【良い例】
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グルーピング良い例
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日予算良い例

改善のポイント

注力キャンペーンは分けて管理 獲得が10件以上出来ており、CPAが目標以内の「リスクル塾」「個別指導塾」は注力ワードに選定しキャンペーンを分けて管理。 この時に指名ワードと一般ワードは特性が違う事から獲得効率や施策がそれぞれ異なる場合が多いため、注力キャンペーンの中でも更に2つに分けて構成する事をおススメします。 コストが多く掛るワードは分けて管理 コストを多く利用する「塾」等のBigワードは日予算を単独でコントロールできるようにキャンペーンを分けて管理。 獲得が月0~数件でコストもあまり掛らないワードは関連性のあるワード同士を括って管理 ロングテールワードは関連性のあるワード同士を括って管理する。コストや獲得数があまりにも異なるワードが混じらないように注意する。運用の途中で数値が突出するものが出てきた場合は別管理になるように変更をする。 獲得数・コストがアカウント全体で飛びぬけて多いキーワードの場合は1グループ、1キーワードにし、キャンペーンに「注力」等と名前を付けておきましょう。 頻度高くチェックし改善していくべきワード群をまとめておく事で運用の効率が非常に上がります。

まとめ

いかかでしょうか。まずは自分の把握できる限りの注力ワードを絞り運用をしてみて下さい。なお、リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、中小・ベンチャー企業でもリスティング広告で効果を出す方法について60ページに渡り丁寧に解説しています。

無料でダウンロードできますので、興味のある方は参考にしてみてください。

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Yahoo!コンテンツディスカバリーの審査基準とは?よくある8つの失敗と対策まとめ

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YCD 審査
Yahoo!コンテンツディスカバリーとは、「Yahoo!ニュースなどのメディアサイトの記事の下や横へ、ユーザーに最適なコンテンツを掲載できるコンテンツ・レコメンドソリューション」です。Yahoo!コンテンツディスカバリー(以下、YCD)は、中立性の高いYahoo!ニュースなどにも掲載されるため、コンテンツの審査があります。 そこで今回は、YCDの審査を円滑にパスするために知っておくべきポイントと対策をまとめました。ポイントを押さえて、YCDを活用していきましょう。 [toc] [topbluelink]

「ベース審査」と「エディトリアル審査」の違いと配信面まとめ

大前提として、YCDでは出稿したコンテンツが掲載メディアの記事とあまりにもなじまないものは掲載が難しいです。 その前提を抑えたうえで、YCDの「ベース審査」「エディトリアル審査」という2つの審査基準をご紹介します。 シンプルにまとめるとそれぞれの審査は、下記のようなものです。 ①ベース審査=基本的な審査基準 ②エディトリアル審査=ベース審査に加えて「各掲載面(サービスやメディア)で定めている独自の掲載基準」

審査と配信面の関係とは?
~通った審査で、配信できる面が変わる~

ベース審査のみ受かった場合はYCDの配信面の一部にだけに配信され、さらにエディトリアル審査を通過すればYCDの配信面の全てに配信がされます。  
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YCDの審査の流れ
2つの審査をまとめると下記のようになります。
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YCDの審査の種類一覧
ベース審査だけでも、YCDに配信をすることはできます。しかし、YCDの特性をしっかりと活かすために、エディトリアル審査も合格できるようなコンテンツをつくることをオススメします。

できてなかったら即審査落ち!構成・内容・表現チェックリスト

まず、そもそもそのページはYCDで配信ができるページでしょうか?できてなかったら、即審査に落ちる内容をまとめました。 ①ページ構成  ②コンテンツ内容  ③表現 ここでは各項目ごとに、一般向けに公開されているYCDのガイドラインに沿って、「明らかに掲載基準違反となるもの」をまとめました。YCDの審査に出す前に、まずはご自身のページが下記の項目に当てはまっていないことをご確認ください。

①掲載できない9つの「ページ構成」

1.Facebook、Twitter、Pinterest、Flickrのページ

2.RSS形式のページ

3.HTML上にないもの

 →動的に変化するページなどは要チェックです。

4.ディレクトリ、商品ページまたはインデックスページ

→目次の役割とだけになっているようなページ(サイトトップページ、カテゴリトップページ等)や、商品を列挙しているカタログのようなページを指します。 ※明確なテーマがあると考えられる場合や、コンテンツのはじめに内容が棚だしされたテキストや動画などがある場合には、掲載可となる場合があります。

5.ユーザーの意思確認なく、ソフトウェアのダウンロードを開始したり、アプリケーションを起動したりするもの

6.ユーザーのコンテンツ閲覧を妨げる広告などが存在するもの

→スクロールするとついてくるオーバーレイ広告やユーザーの視界を妨げるほど大きなバナー広告などが掲載されているページ、ポップアップなどが出てくるページは、ベース審査ではすぐに消せるものではないとNGです。エディトリアル審査では、こういったユーザーのコンテンツ閲覧を妨げる広告は全てNGとなります。

7.コンテンツページを閉じる際に広告やアフィリエイトリンクが表示されるもの

→ページが閉じられる際の動きにも注意が必要です。

8.コンテンツすべてを閲覧するのに、登録やSNSでシェアなどのアクションが必要なもの

→会員登録(有料・無料を問わない)や、会員登録後の動作(ログインやSNSへのシェア、レビューの投稿など)を伴わなければ対象のコンテンツ全てを閲覧できないものも、審査でひっかかることがあるようです。

9.自動で音声が出るもの

②掲載できない3つの「コンテンツ内容」

1.法令、社会規範、公序良俗に反するものや、他人の権利を侵害し、または、他人の迷惑となるもの

薬機法、医療広告ガイドライン、公職選挙法などに準拠したコンテンツである必要があります。また、コンテンツ内で使用する画像なども権利処理したもののみを使用するようにしてください

2. 違法またはヤフー株式会社が不適切と判断する商品、サービスの利用を勧めるもの

3. 特定の思想を表現したもの

その他にも、掲載できない表現やコンテンツ内容があります。特筆するほどイレギュラーな規制はありませんが、電子タバコや情報商材などは掲載できないコンテンツとなっております。詳細は別途ガイドラインをご確認下さい。

③掲載できない7つの「表現」

最後に、表現の問題で掲載ができなくなる場合をまとめました。 (1) 文法の誤りがあるもの (2) 日本語が主体となっていないもの (3) 事実に反する、または誇張したもの (4) 誘導元とコンテンツタイトルとコンテンツの関連性が低いもの (5) ユーザーに不快感・嫌悪感を与えるおそれのあるもの (6) 雑然としていて、視線が定まらないもの (7) 色などのコントラストが強いもの いかがでしたか?まず、上記に当てはまっているものは掲載ができません。

具体的にどんなLPがいいの?審査落ち理由8選と対策まとめ

しかし当てはまっていないけど審査に落ちる!という方のために、YCDのガイドライン上で曖昧な掲載基準の表現となっている「第4章 コンテンツ内容に関する注意事項」を、「ベース審査」と「エディトリアル審査」に分けて弊社事例を元に徹底解説します。

ベース審査編:商品の訴求・信ぴょう性・適時性・コンテンツ

理由1:バナーが繰り返し出てくる

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【対策】 購入ボタン自体を削除する必要はありませんが、客観的な情報をメインに置きましょう!また、購入バナー等が段落ごとに出てくると審査落ちの可能性が高いため、繰り返しのバナーはやめましょう NG例)家電通販 B電機店 ページタイトル:B電機のオススメ掃除機「サイクロン式スイトール」特集 コンテンツ内容:今話題のオススメ掃除機「サイクロン式スイトール」とは?購入はこちら! 修正案) ページタイトル: サイクロン掃除機は何がいいの?紙パック掃除機との違い コンテンツ内容:サイクロン掃除機と紙パック掃除機の比較→サイクロン掃除機のメリットデメリット→サイクロン式スイトールの購入はこちら

理由2:ランキング内のその他の項目についての記載がなく、公平に比較がされていない

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ランキングサイトの体をなしていても、自社が訴求したい商品ばかり厚めに訴求してありその他の商品への言及が少なかったり、自社商品のみ商品ページへのリンクを貼っていたりすると、公平な比較がなされていないとしてNGになる可能性があります。 【対策】 ランキングサイトにする場合は、各項目を均等な情報量で記載しましょう!

理由3:タイミングや時期が合ってないなど適時性に乏しい

NG例:早くも発表!2013年ベストアプリ100選(現時点では適時性はない) NG例:今年こそ富士山登頂(登山シーズン終了後は適時性はない) NG例:○○の利用者数が1万人を突破(数値情報等が最新ではなく、適時性はない) 【対策】 「適時性」というのはYCDで重要な指標です。季節感や情報の鮮度について細心の注意を払いましょう。

理由4:見出しに対して明確な回答が存在しないなど、コンテンツとしてテーマ/メッセージが不明瞭

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【対策】 コンテンツがタイトルの解となるように、タイトルの付け方やコンテンツ内容を工夫しましょう。

理由5:コンテンツに関連したリンクがデッドリンクとなり、閲覧できない

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【対策】 リンクは、リンク切れになっていないことを確認しましょう。

エディトリアル審査編:過度な購入への誘導・客観性・読者への価値提供

理由6:過度に商品やサービスの宣伝文句、価格訴求があり、購入を誘導している

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明らかにコンテンツよりも商品やサービスの宣伝が優位になっているものや、冒頭に購入や申し込みのバナー等があるものは審査落ちの可能性があります。 【対策】 商品やサービスの宣伝を控え、情報提供をメインにしましょう! NG例)旅行代理店 Aトラベル ページタイトル:GWにお得!○円以下の旅行プラン特集! コンテンツ内容:弊社が組んだ旅行プラン、今ならオトクな○円! 修正案) ページタイトル:100人に聞きました、GWに使うご予算とその理由は? コンテンツ内容:GWはいくらご利用、理由は◯◯→Aトラベルで○円以下のプランはこちら

理由7:筆者が感じたメリットばかりを記載していて、コンテンツ内容に偏りがある

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YCD7
【対策】 第三者視点での質的・量的データを盛り込み、情報に対して客観性と説得力を持たせましょう!

理由8:常識や一般教養に照らし合わせて、新しい発見やユーザーにとって役に立つ内容が少ない

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誰でも知っているような常識や一般教養を記事にしても、ユーザーメリットは少ないため掲載不可とされる可能性があります。 【対策】 広く知られておらず、ユーザーが読む価値のあるコンテンツ作りに気をつけましょう。

YCDの審査基準は今後もアップデートされます

YCDは2016年7月時点で比較的新しいソリューションのため、今後も審査基準などが変更される可能性があります。 その度に本記事をアップデートできればと考えておりますので、まずは本記事の内容を押さえ、掲載に向けた準備をしてみてください。

【PR】ソウルドアウトのYahoo!コンテンツディスカバリー代行サービス

当サイトLISKULを運営するソウルドアウト株式会社では、Yahoo!コンテンツディスカバリーを注力サービスとして扱っています。 ・ユーザーとのコミュニケーションファネルに応じたコンテンツ ・コミュニケーション設計 ・Yahoo!コンテンツディスカバリーのレギュレーションに対応したコンテンツ制作チーム ・リターゲティング広告も交えた広告配信戦略 など、Yahoo!コンテンツディスカバリーの効果を最大限に活かすためのノウハウを蓄積しています。 Yahoo!コンテンツディスカバリーの詳細についてはこちら

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【2016年度版】ビッグデータ活用事例15選|売上向上・コスト削減方法とは

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「ビッグデータ」というワードがビジネス界で飛び交うようになって数年がたち、最近はデータを活用した事例も増えてきたように思います。 そこで、今回はネット上に存在する売上向上やコスト削減につながる最新のビッグデータの活用事例を集めてみました。ビッグデータに詳しい方は利用方法のいちアイディアとして、ビッグデータの内容を知らない方はどんなものなのかを理解するために、ご一読いただければと思います。
※本記事は2014年9月16日に公開された記事を再編集したものです。

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事例1. ダイドードリンコ:アイトラッキング分析と
購買データの組み合わせで売上が前年比1.2%増

消費者の視線を分析し、商品の配置を変更

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ダイドードリンコはZの法則に従い、主力シリーズ「ブレンドシリーズ」を左上に配置していました。しかし、自動販売機にアイトラッキングを取り付けて調査したところ、自動販売機に限っては下段に視線が集まることが分かりました。 その後、下段に主力製品を配置したところ、売り上げが前年比1.2%増となりました。このように常識と考えられている事柄も、ビッグデータを分析することで覆る可能性があります。

参考:これまでの常識をくつがえすビッグデータ分析シリーズ ~第一回:常識にとらわれない発見で売り上げ増加~|ビッグデータマガジン

事例2. TRUE&CO:自分の体ににあったブラをオンライン購入できるシステムを開発

TRUE&COは、過去の顧客の注文と返品データを分析することで、メーカーによるサイズのばらつきなどを数値化し、オンラインで、自分の体にフィットするブラジャーを購入できるシステムを開発しました。ユーザーは初回アクセス時に日頃着用しているブラジャーのブランド名とサイズ、好みのフィット感、服のサイズなどの情報を入力することで、以降は、その人にフィットする商品のみが表示されます。 このように、精度の高いパーソナライズを実現するためにもビッグデータは活用されています。

参考:ビッグデータ活用で売上を伸ばすオンライン小売業の成功事例|JNEWS.com

事例3. スシロー:皿にICタグをとりつけ、レーンに流れる寿司の鮮度や売上状況を管理し売上向上

スシローはすべての寿司皿にICタグをとりつけ、レーンに流れる寿司の鮮度や売上状況を管理しています。どの店で、いつどんな寿司がレーンに流されいつ食べられたのか、どのテーブルでいつどんな商品が注文されたのかなどのデータを毎年10億件以上蓄積することで、需要を予測し、レーンに流すネタや量をコントロールしています。 スシローのケースのように需要を予測することは、ビッグデータの代表的な使い方のひとつと言えます。需要を予測するということは、機会の獲得や無駄コストの削減につながるため、直接的に利益に跳ね返ります。 参考:ビッグデータの高速分析で、隠れていた課題や問題点を可視化回転寿司業界のNo.1を支える迅速な経営判断と店舗オペレーションを実現|アシスト|

事例4. GEO:王道的なビッグデータのクラスタリングでテコ入れ

GEOは会員向けアプリをリニューアルすることでビッグデータを取得し、他社のネット通販やVOD(ビデオ・オン・デマンド)などの攻勢に立ち向かっています。具体的なデータの利用方法としては、会員を「趣味別」及び「売上貢献別」にクラスタリングすることで、趣味に応じたクーポンの発行やメールを送付し売上の向上を測ったり、新作DVDの仕入れを最適化しています。 このケースでは、個人の趣味と、同じ趣味を持つ人の傾向を蓄積することで、各々に最適なレコメンドを提供するCRMの一部としてビッグデータが活用されています。 参考:マーケティングにおけるビッグデータの位置付けを整理する(ゲオホールディングスの場合)|IDEAim|BusinessMemo4

事例5. ローソン:売上31位のほろにがショコラブランを売り続ける理由

ローソンはポンタの導入により、ビッグデータの分析が進んでいます。分析の結果、例えばほろにがショコラブランが「1割のヘビーユーザーが6割の売り上げを占めている」と分かりました。その分析結果をもとに、リピート率の高いほろにがショコラブランは、今も継続的に販売されています。 このケースでは、ビッグデータを活用することで、短期的に見ると売上の低い商品を、他の商品と比較しつつ長期的に観察することで、仕入れの最適化を行っています。扱う商品数が増えれば増えるほど、仕入れの管理は困難になるため、効率よく仕入れの最適化を行う上で、ビッグデータを活用が重要性を増してきます。 参考:今注目をあつめる「ビッグデータ」活用事例|feedforce全力ブログ

事例6. 大阪ガス:コールセンターの依頼内容から修理に必要な部品を割り出す

大阪ガスは、過去数百万件にわたる修理履歴や機器の型番データを保有しています。また、コールセンターに寄せられる給湯器などの修理依頼の内容も同時に蓄積しています。これらの情報を組み合わせることで、ケースごとに必要となる部品を自動的に割り出すことに成功しました。 このケースでは修理作業員が行う作業を自動化するためにビッグデータが活用されています。人件費はサービス業においてウェイトが重いため、非常に有効な活用法であると考えられます。 参考:ビッグデータを価値につなげる活用事例15(その1)IT Leaders|

事例7. 城崎温泉:観光客のニーズをつかみ売上増

城ヶ崎温泉は、携帯電話やスマートフォンをお財布代わりに使えるシステムを導入することで、観光客の利用履歴を蓄積し、定量的な分析を行いました。何時頃に観光客が多いか、人の組み合わせは親子連れが多いのか、男女ペアが多いのか、また、どこの外湯が一番人気なのかなどを分析することで、より効果の高い施策を実施したり、温泉街の街づくりやサービス、広報の方法などの改善につながりました。 また、花火など観光客が立ち止まって楽しむイベントよりも、灯篭流しなど観光客が街を歩くイベントのほうがお店の売上増に貢献するという発見もされました。このケースでは、ビッグデータを活用しユーザのニーズを見極めることで、彼らに対して行う施策の取捨選択や最適化を図っています。 参考:ビッグデータ活用の本質とその進め方~城崎温泉の事例にみるデータ活用のポイント~|salesforce

事例8. 株式会社開園システム:タクシー乗務員用アプリで機会獲得&業務効率化

株式会社開園システムは、タクシー業界向けにビッグデータを活用したアプリを提供しています。GPSで蓄積された過去の乗車位置を、月・曜日・時間帯別に地図上に表示したり、リアルタイムの実写位置を表示したりすることで、どこで顧客が増えているのかが把握できます。 また定期的に長距離の乗車する顧客の曜日や時間を割り出すことで、長距離乗車目的の顧客を効率よく獲得することができます。稼働中の車両の位置、状態を地図上に表示し、条件にあった車両の検索、お客様からの迎車依頼に対して、お客様に近い順の通知することで配車係のコストも削減しています。 上記のケースでは、ビッグデータをスマホやタブレット向けのアプリと組み合わせることで、GPSを活用した情報を取得しています。 参考:ビッグデータ有効活用で売上はまだ伸びる! 論より証拠。発案者自身が乗務し、結果を出した仕組みの提供開始|IT批評

事例9.カルフォルニア州オークランド:犯罪データを蓄積して、未然に予防

アメリカ カルフォルニア州オークランドは全米屈指の犯罪都市で、観光客や、市民が犯罪に巻き込まれないための注意を呼びかけるシステムにビッグデータを活用しています。犯罪の種類別(殺人・強盗・から泥酔まで様々)、日にち別、時間別に、フィルタが可能で色別に確認することができ、一見してその日その時に危険な場所を特定できるため、利用者は危険を避けることが可能となります。 このように一般人が利用する公的なシステムにもビッグデータは活用されています。 Oakland Crimespotting: Map

参考:犯罪をゼロにできる!?場所や種類が一目でわかる犯罪MAP|OptDataScienceLab

事例10. 楽天:レコメンドだけでなくランキングの更新頻度とジャンルの細分化で売上向上

代表的なレコメンド機能を活用するだけで30%の売上向上が可能と言われていますが、楽天は更新頻度の短縮と、ジャンルの細分化を試みて大きな成果をあげました。これはビッグデータを分析することで、ランキング頻度が高いほど売上は増加し、ジャンルが細かいほど全体の売上があがるという結果に基づいた改善施策です。 情報の更新頻度が高いほどサイトへの信頼感が増すことは利用者の誰しもが漠然と感じているかと思いますが、それを数値として確認できるのもビッグデータの恩恵といえるでしょう。 参考:流通BMS.com|楽天の執行役員がビッグデータでEコマースの売上げを急伸させた秘策を公開 ――流通システム標準普及推進協議会 2014年度通常総会――

事例11.ホームセンター:従業員の配置を調整して売り上げ15%アップ

ホームセンターの売り上げデータと従業員の行動データや、商品の陳列データを蓄積したところ、顧客単価の高いスポットの特定に成功しました。そしてそのスポットに従業員を重点配備したところ、売り上げが15%もアップしたという、まさに予測通りの結果となったそうです。 参考:ビッグデータ+人工知能と人間の幸福感がビジネスの業績を向上させる|WEB担当者Forum

事例12.コールセンター:休憩中のスタッフ同士の雑談を増やして売り上げ27%アップ

受注率の異なるコールセンターのスタッフにセンサーを取り付けてデータを検証したところ、受注率の高いコールセンターのスタッフの方が低いコールセンターのスタッフよりも休憩中の活動が活発だということが判明しました。また休憩中にスーパーバイザーがスタッフに声をかけていくとスタッフの雑談が盛り上がるということもわかりました。 そこで休憩中にコミュニケーションを活性化させるような施策を1年間実施したところ、コールセンターの売り上げが27%増加したとのことです。 参考:ビッグデータ+人工知能と人間の幸福感がビジネスの業績を向上させる|WEB担当者Forum

事例13.ヤクルト社:自社商品による顧客の奪い合いを解消して売り上げ20%増加

ヤクルト社の商品は1つのカテゴリに150点も存在し、店頭で顧客を奪い合っていました。またその組み合わせを分析し最適化しようにも、俗人的に作成されたスプレッドシートが社内に分散していました。 そこでそれらのデータを一元管理し分析したところ、15本パックと7本パックは購入する顧客層が異なるため、並べて販売すると両方の売り上げが増加するということを発見しました。そしてこのような分析と改善を繰り返した結果、20%の売り上げ増につながりました。 参考:ヤクルトの売り上げを大幅に伸ばしたデータアナリティクスの秘密|ITmedhiaエンタープライズ

事例14.アンデルセン:データから製造量を決定し売り上げ増加

広島県でパンの製造・販売事業者であるアンデルセン社では元々、各店舗の店長が自身の経験から製造量を決定していました。そこでアンデルセン社は販売履歴と来店客数をを関連付けて分析し、商品の売れ行きパターンを予測しました。 その予測を取り入れなかった店舗に対して、予測通りに製造量を決定した店舗は2%ほど売り上げが高かったそうです。 参考:第1部 特集 「スマートICT」の戦略的活用でいかに日本に元気と成長をもたらすか|総務省

事例15.石川県羽咋市:農業で人工衛星の画像データを活用して収益アップ

石川県の中部に位置する羽咋市は、地場の民間企業とともに人工衛星の画像データから米の味の計るシステムを開発しました。 そして画像からタンパク質の含有量を測定することで、一般的に美味いと言われる量のタンパク質を含有した米を安定して収穫できるようになり、低タンパク米をブランド化して販売したところ、収益も増加したとのことです。 参考:第1部 特集 「スマートICT」の戦略的活用でいかに日本に元気と成長をもたらすか|総務省

おまけ. データを扱う上での注意点

定量だけでなく定性的なデータも見る必要がある

デ-タを活用する上で定性的なデータも非常に重要な役割を担います。数字だけを分析していても結局何が起こっているのかを正確に把握することは困難です。

定性的なデータを調べるためには行動観察が効果的です。
【LISKUL】行動観察で分かる! ユーザー行動の「なぜ」

相関関係ではなく因果関係が重要

さまざまなデータの変動からその変動の原因を探る際、複数の事象の「相関関係」を探るのではなく、「因果関係」を見出すことが重要です。
一見相関性があるデータも擬似相関である可能性があるので、目的と仮説をもって検証を行い、因果関係を見出しましょう。

参考:達人が教える、わかりやすいデータ分析の考え方|ZDNetJapan|

まとめ

本記事ではビッグデータの活用方法をご紹介させていただきました。ビッグデータは、様々な業界で売上増、コスト削減、業務効率化などの目的のために活用されています。使い方次第で絶大な効果を発揮するビッグデータですが、数字ばかり見ていると一見相関性があるように見える擬似相関などに騙されてしまう可能性があるので、分析には注意が必要です。 活用の際には目的や仮説を持ち、擬似相関に騙されることなく因果関係を見極め、成果につながる施策につなげましょう。

[bottombluelink]

Instagram広告とは|5分でわかる活用事例と出稿方法

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Instagram広告
最近話題のInstagram広告。2015年10月から日本にも導入され、低予算から始められるSNS広告として注目を集めています。 Instagram広告とは何か、どんなことができるのかを知りたい方が多いのではないでしょうか? 本記事では、Instagram広告でどのようなことができるのかという基本的なことから、Facebook広告との特徴の違いを分かりやすく説明し、Instagram広告を活用した事例まで紹介します。 [topbluelink] [toc]

Instagram広告とはInstagramユーザーのフィードに表示される画像・動画広告

Instagram広告とはユーザーがフォローしているアカウントと同じように、Instagramのフィードに画像・動画で掲載される広告です。 従来、企業はInstagramに企業用のアカウントを開設し、フォローしてくれたユーザーに対してブランディング訴求していくというのが一般的でしたが、2015年10月より、セルフサーブ型(自社で予算設定や配信期間を調整できる広告の広告)としてInstagram広告の利用が始まりました。 本来、最低出稿額が500万円かかったのですが、運用型広告に変わったことで、下限としては1日500円×30日で月1万5千円ほどで出稿可能です。 参考:広告主様向けヘルプセンター|Facebook for Business

特徴:若年層ユーザーが多く、細かなターゲティング設定ができる

Instagramのユーザーは若年層が圧倒的多く、20代までのユーザーが60%を占める

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男女年代別比率
引用:LINE、Facebook、Twitter…5つのメジャーSNSの男女別年代比率の徹底比較!|FULLER(フラー)株式会社 App Ape Laboratoryが行った調査によると、Instagramのユーザーは圧倒的に若年層に偏っています。男性では20代までのユーザーが56.92%、女性では63.20%です。若年層の女性の利用率が最も高く、アパレルブランドやコスメブランドなど、女性をターゲットとする企業を中心にビジネス活用が進められています。

親会社のFacebookやInstagramのユーザーデータを用いた細かなターゲティングが可能

Instagram広告はFacebookやInstagramのユーザーデータを用いて、細かなターゲット設定ができます。例えば、「ニューヨーク在住の18-25歳女性」のようなターゲット設定ができるので、消費者に身近な商品・サービスを提供する企業は相性がいいと考えられます。逆に商品が消費者の生活にとって身近でない企業は、相性が良いとは言えません。 ターゲティングについての詳しい説明はこちら:オーディエンスのターゲット設定オプション|facebook business

ユーザーと相性の良い企業

・スモールビジネス ・一般消費者向け製品を販売するブランド

ユーザーと相性の悪い企業

・B to Bビジネスの形態を取る企業 ・商品が消費者の生活にとって身近でないもの(ソフトウェア等)

ハッシュタグを使いこなすことで自社のブランド認知を高めることが可能

Instagramではハッシュタグという独自の文化があります。投稿に関連する複数のワードを、ハッシュタグに付けて投稿します。Instagramでは、キーワードで投稿を検索する機能がないです。なので、ハッシュタグをいかに使いこなすかが、自社の商品・サービスをユーザーに認知できるかのポイントとなります。ユーザー同士が同じハッシュタグによって共通の趣味や状況を共有し、共感を促すための重要な手段なので、写真や動画に添えるテキスト文と同時に考えることが必要です。 Instagram広告では投稿する自社の商品・サービスに関連性が高い、適切なハッシュタグを付けるように心がければ、自社のブランド認知を高めることにつながります。例えば、「#社名」「#商品名」「#商品カテゴリ名」「#ジャンル名」「#キャッチコピー」「#場所」「#地域名」などを追加してみると良いでしょう。 例えばファッションブランドの広告の場合は、「#アウター」「#デニム」「#トップス」「#エスニック」などとハッシュタグをつけていきます。

Instagram広告の広告形態には、写真広告、動画広告、カルーセル広告の3つがある

Instagram広告には以下の3つの広告形態があります。 1. 写真広告 2. 動画広告 3. カルーセル広告 それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1. 写真広告

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写真広告
引用:Instagram広告の基本|facebook business その名の通り、写真投稿の形式で配信される広告メニューです。①の箇所に広告アイコンがあり、②の箇所にユーザーのアクションを促すボタンが有ります。このアクションボタンはCTA(Call To Action/コールトゥアクション)という機能で、具体的な機能については後ほど紹介します。 写真広告で注意するのは以下の二点です。 ・説明: テキストのみ、300文字以内(125文字を推奨) ・広告画像の20%以上をテキストが占めてはならない

2. 動画広告

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動画広告
引用:Instagram広告の基本|facebook business こちらは、動画投稿の形式で配信される広告メニューです。広告アイコンとCTAボタンについては写真広告と同じ場所にあります。 動画広告で注意するのは以下の二点です。 ・説明:テキストのみ、125文字以内を推奨 ・動画の長さ:最大30秒(30MB)

3. カルーセル広告

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カルーセル広告
引用:Instagram広告の基本|facebook business カルーセル広告は、1つの投稿に2~5個の画像や動画を表示できる広告メニューです。カルーセル形式を使えば、自分が販売している製品や自分が所有するアプリを紹介したり、特定の製品やパッケージ、アプリの詳細を提示したり、連続するカルーセルカードを入れてストーリーを展開させたり、1つの長い画像を表示したりすることができます。 Instagram広告についての基本的なことは以上になります。続いて、CTAボタンについて見ていきましょう。

広告の目的に合わせたアクションタイプの設定が可能

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アクションボタン
引用:Instagram広告の基本|facebook business 先程も述べましたが、写真の右下にあるアクションボタンはCTA(Call To Action/コールトゥアクション)という機能です。広告の内容や目的に合わせて以下の中から選んで設置することができます。 ・詳しくはこちら ・お問い合わせ ・予約する ・購入する ・登録する ・インストールする ・ダウンロード ・申し込む ・他の動画を視聴 ・音楽を聞く ・ゲームをプレイ ・アプリを利用 ・動画を見る Instagram広告は従来、イメージ写真を利用したブランディング訴求のイメージが強かったですが、アクションボタンの設置によりユーザーのアクションを引き出せるようになりました。

Instagram広告の課金方法はCPM、CPC、CPIの3種類

課金方法は以下の通りになります。 ・CPM Cost Per Mill(1,000インプレッション単価)では、広告が1,000回表示された段階で課金 ・CPC Cost Per Click(クリック単価)では、広告のCTAボタンがクリックされた段階で課金 ・CPI Cost Per Install(インストール単価)では、アプリ広告の場合に適用され、広告経由でアプリがインストールされるごとに課金

Instagram広告を活用した5つの成功事例

1. 【THE ICONIC】 Facebook広告とInstagram広告を組み合わせコンバーション23%、購入金額25%アップ

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THE ICONIC
THE ICONIC|Instagram https://www.instagram.com/theiconicau/ オーストラリアを代表するアパレルブランド。ターゲット層にインスピレーションを与え、認知を高めて秋冬コレクションの販売を促進するためにInstagramを活用しました。オーストラリアの大自然の中で秋冬コレクションをまとったモデルたちの写真や動画は、ターゲット層に印象的に届き、コレクションの認知を高めたところで、Instagram広告を見たユーザーにダイレクトレスポンス型のFaceboook広告を配信しました。 Facebook広告とInstagram広告を組み合わせて、コンバーション23%、購入金額25%アップしています。

2.【土屋鞄製造所】リーチ数50万人、広告想起率29%、ブランド認知度6%それぞれアップ

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土屋鞄製造所|Instagram
土屋鞄製造所|Instagram https://www.instagram.com/tsuchiya_kaban/ 革鞄や革小物を製造販売している小売店。ブランド認知の向上を目的に広告を配信しました。作り手と使い手の両方から愛される製品というストーリーを伝えるための工夫として、以下の4種類のクリエイティブを用意しました。 ・土屋の鞄を愛おしそうに抱きかかえる持ち主の写真 ・「こいつが、好きなんです。」というキャプション ・「このこが、好きなんです。」というキャプション ・他の文房具と並べた名刺入れの写真と「仕事に欠かせない、わたしの相棒。」というキャプション これらのクリエイティブは非常にシンプルですがInstagramユーザーに強く響き、リーチ数50万人、広告想起率29%、ブランド認知度6%それぞれアップしました。

3.【フィラデルフィア】前年同期比売上41.8%アップした食品メーカー

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フィラデルフィア
フィラデルフィア|Instagram https://www.instagram.com/phillyaus/ クリームチーズでおなじみのオーストラリアメーカー。商品のラインナップの一つである「Pourover」のイメージチェンジを目的に、Instagram広告を配信しました。 楽しい形をしたクリームチーズや、夏をテーマにしたアイテム(サングラスなど)をかたどったクリームチーズの写真を配信。それにより、ブランド認知を高めることに成功し、「Pourover」と「楽しいおもてなしレシピ」の相関が強まり、前年同期に比べ、売上が41.8%アップしました。

4.【Snail Games】広告ありグループとなしグループでは前者の指標がそれぞれインストール数339%、アプリ内購入1.5倍に

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Snail Games
Taichi Panda|Instagram https://www.instagram.com/taichipandaen/ 中国のゲーム会社。Instagramのクリエイティブな環境を活かして、アクションRPGモバイルゲーム「Taichi Panda」の認知度を、米国に居住する15歳〜40歳の男性の間で高めたいと考え、広告を配信しました。 放映中のTVCMに出演の人気女性格闘家Ronda Rouseyを動画広告でも起用し配信した結果、ターゲット層のうち広告ありグループとなしグループで比較したところ、インストール数で339%、アプリ内購入で1.5倍と大差をつけての好結果となりました。

5.【 CCTV NEWS】ブランド認知率4ポイント向上、在米の370万人の若者へのリーチを達成

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CCTV NEWS
cctvnews|Instagram https://www.instagram.com/cctvnews/ 中国の国営テレビ局CCTVが運営する英語ニュースチャンネル。「世界のニュースを中国的な視点で届ける最も頼りになるニュース」とポジショニングしたCCTV NEWSは、タグライン「Taking you further (もっとあなたに伝えたい)」と共にインパクトの強い映像を使った15秒の動画広告を配信しました。 結果、ブランド認知率4ポイント向上、在米の370万人の若者へのリーチを達成しています。

成功ポイントはInstagram広告を活用して自社のブランド認知を高めた点

これらの成功事例で共通する成功のポイントは、Instagram広告を活用して自社のブランド認知を高めたところにあります。例えばファッションブランドTHE ICONICの大自然の中で秋冬コレクションをまとったモデルたちの写真や動画や、食品メーカ―フィラデルフィアのアイテムなどをかたどった楽しい形をしたクリームチーズの写真は、商品がInstagram広告にマッチした例となります。 これらの成功事例から、B to Cのビジネス形態を取る企業が向いているといえますが、その中でも、スモールビジネスや一般消費者向け製品を販売するブランドはInstagram広告で自社の強みをより発揮できるでしょう。また、土屋鞄製造所などに見られる、こだわりを意識したブランド商品はInstagram広告と相性が良いです。 参考:さまざまなビジネス指標に有効なInstagram広告|facebook business 参考:Instagramでの広告展開における成功事例まとめ〜Facebook For Businessより〜|ソーシャルメディアラボ

Instagram広告を出稿する方法

広告を出稿する方法を簡単にまとめています。

事前準備

・Facebookページを用意する ・Instagramアカウントを取得する

広告出稿方法

1.InstagramアカウントとFacebookのアカウントをリンクする 2.広告マネージャー/パワーエディタのどちらかでInstagram広告を作成する それぞれのやり方については以下のようになります。

広告マネージャーの場合

①Instagramアカウントあり:ビジネスマネージャに追加するか、ページ設定から追加  Instagramアカウントなし:FacebookページをInstagram広告の発信元として使用可 ②広告作成に移動 ③Instagramに対応している広告の目的を選択 ④ [次へ]をクリックし、広告のターゲット設定、予算、掲載期間、素材など広告の詳細を入力 ⑤注文を確定する前に、広告作成の[広告プレビュー]セクションで[Instagram]の隣がチェックされていることを確認 ⑥チェックされていれば、Instagramで広告が表示される

パワーエディタの場合

Step1 広告のキャペーンを作成する
①パワーエディタに移動して、ページ上部にある[広告を管理]タブをクリック ②ページ左側の をクリックして、[キャンペーンを作成]をクリック ③[キャンペーン名]を入力し、[購入タイプ]で[オークション]を選択し、Instagram広告に対応している広告の目的を選択
Step2 広告の広告セットを作成する
①ページ上部の [広告を管理]タブをクリック ②ページ左側の をクリックして、[広告セットを作成]] をクリック ③[広告セットを作成]ページで、既存のキャンペーンを使用するか、新しいキャンペーンを作成するかを選択 ④広告セット名を入力し、[作成]をクリック ⑤ページの右側で新しい広告セットを選択し、[ 編集]をクリックして、予算、スケジュール、ターゲット層、配置(広告の掲載場所)、価格などの詳細を設定 この広告セットに含めた広告をInstagramで掲載するには、[配置]セクションで[Instagram]を選択する
Step3 広告を作成する
①ページ上部の[広告の管理]タブをクリック ②ページ左側の をクリックして、[広告を作成]をクリックします。 ③[広告を作成]ページで、既存のキャンペーンを使用するか、新しいキャンペーンを作成するかを選択 ④広告名を入力し、[作成]をクリック ⑤素材を含む、広告の詳細をすべて入力 ⑥緑色の[変更を確認]ボタンをクリックして変更を公開

Instagram広告を出稿する際に気を付けたい4つの注意点

1. Instagramアカウントは必須ではない

セルフサーブでは配信時にFacebookページを指定する必要があり、Instagramアカウントは必須ではありません。Instagramアカウントなしで配信した場合、アカウントネームはクリックできず、また広告のコメント削除などはできません。

2. 広告画像に占めるテキストは20%まで

広告の種類のところでも述べましたが、画像と動画のサムネイルはテキスト20%ルールに沿う必要があります。

3. 遷移先は外部URLである必要がある

遷移先は外部URLである必要があります。遷移した時、iOSはアプリ内ブラウザ、Androidはデフォルトのブラウザで表示されます。

4. キャプションの文字数は半角300字まで

キャプションの文字数には制限があり(半角300字以内)@ハンドル名、ハッシュタグ等、空白を含みます。キャプション中で改行、機種依存文字は利用できません。また、セルフサーブでは絵文字は利用できません。 facebookヘルプセンター|facebookにも詳しい解説が記載してあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。2015年10月に始まったばかりのInstagram広告ですが、現在の盛り上がりは一過性のものではなく、今後更に勢いを増すことでしょう。これからの動向に注目し、最新の事例が上がり次第、ご共有したいと思います。 [bottombluelink]

リスティング広告を少額で始めるべき4つの理由と注意点

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リスティング広告 少額
リスティング広告を始めるか検討してる方は最初に予算のことで悩むことも多いのではないでしょうか。多くの予算をかけれないけれども、リスティング広告などのネット広告を出してみたいという方も多いと思います。少額でも広告を出稿できるのか、やって意味があるのかということをよく聞かれます。 結論から言うと、リスティング広告は少額から始めるべきです。最初は1万でも5万でも少額で試すことで、自社の商品・サービスのネット上での市場感がわかり、適切な予算設定ができるためです。運用するうえで必要なデータを把握していることで、その後の施策も勝率が上がります。 特に広告費に使用できる予算が限られている企業や、初めてネット広告を出稿しようと考えている人、テストマーケティングをしてみたい人は、少額で始めた方がいいので、絶対に読んでみてください。リスティング広告を運用する代理店で勤務する筆者がリスティング広告を少額で始めるメリットや具体的な始め方を解説していきます。 [topbluelink] [toc]

1万円でリスティング広告を始め、問い合わせ獲得に成功した事例

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リスティング広告 事例
A社の場合、もともとサイト制作中に、せっかくサイトを作るなら集客も一緒にしたいと思い、まずは1万円からリスティング広告を出稿してみることにしました。1万円という少ない出稿金額にもかかわらず、実際に広告を通して問い合わせがあり、電話での問い合わせも増加しました。 リスティング広告が自社に合っているとわかったA社はその後広告費を増加させていきます。獲得単価の調整などに苦労することもありましたが、これ以上越えることができないという獲得単価を超えることなく、問い合わせの増加に成功しました。 またリスティング広告で見込み顧客がどんなキーワードを検索しているのかわかったため、サイト改善に活かすこともできました。A社はリスティング広告の結果を他のWebマーケティングにも活かして問い合わせを増やしていったのです。 A社の成功要因は ・少額でもチャレンジして自社のサービスの反響を見てみたこと ・リスティング広告を出稿して把握できたことをサイト改善に役立て、成果に繋げたこと ということが考えられます。 リスティング広告は予算を多額にかけて始めることが正解なわけではありません。むしろ最初は少額からチャレンジし、改善しながら徐々に予算を上げていく方がいいです。

少額で始めるべき理由と注意点

少額で始めるべき4つの理由:自社の商品がネットに合っているのかわかり、他の施策にも活かせる

1.まずはリスティング広告で自社の商品がWebマーケティングに合っているのか確認

広告を出したからと言って、必ずしも成果が出るとは限りません。まずは自社の商品・サービスがネットでおこなうマーケティングに合っているのか確認しましょう。一般的に利益率が高い商品やリピート率が高い商品は、リスティング広告と相性がいいと言われています。 また、まだ広告を出す段階ではない企業もあります。せっかくお金をかけて広告を出してサイトにユーザーを呼び込んでも、サイト自体に問題があると問い合わせなどの成果につながりません。サイトに課題がある場合、広告を出すよりもサイト改善からおこなったほうがいいです。まずは商品とネットの相性や自社でおこなうべきマーケティング施策の段階を把握しましょう。 参考:リスティング広告と相性の悪い商品・サービスとは?

2.広告を出してみることで、実際の検索ボリュームがわかる=市場感がわかる

どんなに広告を出しても、それを求めるユーザー数がほとんどいない場合、広告を出す意味がありません。リスティング広告を出すことによって、自社の商品に関するキーワードを検索しているユーザー数がどのくらい存在するのかわかります。この検索ボリュームの把握をすることによって、ネット上での自社サービスの市場感がわかります。

3.正確なクリック単価を把握できる

指定したキーワードがどれほどのクリック単価、獲得単価になるかわかる無料ツールもありますが、それでは業界ごとの特徴を把握する程度に使用することをおすすめします。これらの単価は主に業界によって傾向が分かれますが、些細な条件の変化や組み合わせの仕方によって、大きな変動があります。 例えば、クリック単価が高く700円ほどかかると言われている人材業界でも、「博多」などの地名を掛け合わせることでクリック単価を200円ほどに下げられます。逆に想定していた単価よりも大幅に高くなってしまうことも多いです。 リスティング広告の各単価は些細な条件によって結果が大きく異なってしまうので、こんなはずではなかった、ということにならないためにもまずは正確な数字を把握することが重要です。 参考:有料広告を始める前に知っておきたい クリック単価の事実と相場とは!? 参考:リスティング広告の予算・目標CPA・獲得件数の設定方法

4.他のWebマーケティング施策にも活かせる

もし広告を出稿した結果を見て、リスティング広告をやめると判断した場合も、このリスティング広告を出稿してわかったキーワードはSEO対策や、他の広告文、チラシ作成にまで活かすことができます。 なぜかというとリスティング広告では見込み顧客の一番顕在的なニーズを把握することができるためです。もっとも顕在的なニーズを把握しておくと、潜在的なニーズにも対応することができます。
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顕在層と潜在層
例えば、ワンピースを購入したい顕在層のユーザーは「ワンピース 購入」と検索します。しかし潜在層ユーザーは「洋服 購入」と検索したり、「20代 女性」というバナーに分類されて広告を見ているかもしれません。ここでワンピースを購入したいユーザーのニーズを把握していると、その下層の「洋服 購入」や「20代 女性」の層にアプローチするときにも活かすことができます。

少額で始める際の注意点:緊急性が高い場合や、キャンペーンなどには向かない

キャンペーンなど集中して集客を行いたい場合は向かない

緊急性が高い場合や、期間を限定している場合は少額からおこなうことをおすすめしません。期間が限られている場合は、高額で始め一気にデータを蓄積する方が望ましいでしょう。

件数を大幅にとることは望めない

少額から始める場合、大幅に問い合わせ数などを増やすことは見込めません。大幅な獲得数増加が必要な場合は、予算も多めに始めた方がいいです。

データをためるのに時間がかかる

少額からスタートする場合、低リスクですがその分データを蓄積するのにも時間がかかります。スピード感をもって施策を変えていきたい場合はデータを蓄積するのに時間がかかるため、施策を判断するのにも時間が必要となってしまうため、少額で始めるのは避けた方がいいです。

リスティング広告の始め方

リスティング広告は自分で運用する場合と、代理店に任せる2通りがあります。代理店に任せる場合は、効果の改善をアドバイスしてもらえるので、結果に繋がりやすいです。逆に自社で運用する場合は固定費などがかからないのがメリットです。
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メリット・デメリット

代理店に任せる:忙しく時間がないけれど、効果を改善していきたい方向き

任せるメリット

・効果の改善をアドバイスしてもらえる。 ・自社に合った他のWebマーケティング施策を提案してもらえる場合もある。 ・細かい設定や管理から解放される。

代理店を選ぶ際のポイント:少額でもしっかりと対応をしてくれ、商材の幅が広い代理店を選ぶ

・基本的な対応をしっかりしてくれる代理店を選びましょう。 少額の予算だと毎月の報告などもなく、アカウントの状況がわからない場合もあるので、初期の段階で現状の報告などをしてくれる代理店か判断しましょう。質問に答えてくれる、現状の報告をしてくれるなどの基本的なことをしてくれるかが重要です。 ・商材の幅が広い代理店 もし自社のマーケティングにかけられる予算が少ない場合、リスティング広告よりも予算をかけた方がいい施策があるかもしれません。その時にリスティング以外の他の商材も含めて提案してくれる代理店の方がいいでしょう。もしも代理店で扱っている商材が少ないと、その中の施策しか提案してもらえないかもしれません。なので、扱っている商材の幅が広い企業を選びましょう。 参考:リスティング広告代理店、成果を出せる代理店を選ぶ11個のポイント

自社での運用:手数料や固定費をとことんおさえたい方は向き

自分でおこなうメリット

・固定費や、初期費用がかからない。 ・手数料(およそ20%)がかからない。 ・スピード感のある運用がしやすい。

少額で運用するときに注意するポイント:ターゲットを絞り込み、商材やキーワードを増やしすぎない

・ターゲットをしっかり把握する 限られた予算の中では無駄うちをすることは余計にできません。ターゲット選定をしっかりして効果的に広告を出せるようにしましょう。 ・複数のキャンペーン、複数の商材を試そうとしない 限られた予算の中でよくばり、多くの商材をアカウント構成に入れてはいけません。クリック数やCV数に差がつかなくなり、何が効果的なのか把握できなくなります。試したい商材を絞り込んで施策をおこなってください。 ・Bigキーワードはいれない Bigキーワードはユーザーの顕在的なニーズではなく、潜在的なニーズを含みます。少額から始める場合は獲得に確実に繋げるため、顕在的なニーズを狙った方がいいです。そのためBIGキーワードではなく、検索回数は少ないが、ユーザーの顕在的なニーズを含むテールワードを入れましょう。 とはいえ、リスティング広告を実際に自分で始めてみても結果に繋がらず、貴重な予算を活かせていない方も多く見てきました。なので、始める際に最初の設定や効果の改善をアドバイスしてもらえると、結果に繋がりやすく予算を有効活用できます。 参考:リスティング広告の運用|最低限押さえておきたい運用7つのポイント 参考:インハウスリスティング|事例で学ぶ成功/失敗を分ける5つのポイント

まとめ:リスティング広告は少額で始めるべき

いかがでしたか。リスティング広告を最初は1万でも5万でも少額で試すことで、自社の市場感がわかり適切な予算設定ができます。まずは少額でもチャレンジして始めてみることで、その後自社がWebマーケティングでどのような施策をおこなっていくべきかがわかります。ぜひ少額から始めて自社のWebマーケティングにリスティング広告を活かしてみてください。 弊社では1万円(手数料込み)でリスティング広告をお試しできるプランがございます。最初のアカウント開設から設定、実施後のレポートも解説しております。ぜひご活用ください。 1万円からできる!インターネット広告お試しプラン [bottombluelink]

ハッシュタグとは|3つのメリットと拡散されやすいタグの付け方

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hashtag
現在、インターネットにおける企業のプロモーション活動として、SNSは欠かせないツールになっています。しかし、いかにSNSユーザーに自社や自社商品を認知させ参加してもらうかという点で悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか?そこで活用すべきなのが、ずばり「ハッシュタグ」です。 ハッシュタグを使えば、関心度の高いユーザーに投稿を見てもらえる可能性が高まり、さらには、ユーザーが自ら御社のプロモーションをしてくれるかもしれません。今回は、今更聞けない「ハッシュタグ」の活用法を紹介いたします。 [topbluelink] [toc]

ハッシュタグとはクリック可能なハッシュマーク「#」で、同じタグがついた他の投稿を閲覧できる

ハッシュタグとは、前にハッシュマーク「#」(半角)がついてタグのようになったキーワードのことです。ハッシュタグはクリック可能であるため、同じハッシュタグがついた他の投稿を閲覧することができます。
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ハッシュタグの例
引用:ローソン|Twitter
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ハッシュタグの例2
引用:トヨタ|Instagram

ハッシュタグはなぜ使うの?ハッシュタグを使う3つのメリット

1.ハッシュタグを使えば、他のユーザーに投稿を見てもらえる可能性が高まる

多くのユーザーが使っているハッシュタグを利用することによって、自社をフォローしていないユーザーであっても投稿を見てもらうことができます。 なぜなら、同じハッシュタグが付けられた投稿は、ハッシュタグを検索することでまとめて閲覧できるからです。人気ハッシュタグほど話題になっており、検索する人も多いということなのです。

2.タグによって検索性が高まるため、プロモーションに興味を持ちうるユーザーが投稿を見る可能性が高くなる

ハッシュタグをつけることによって投稿はそのキーワードごとにカテゴリ分けされるため、ハッシュタグ検索から、そのカテゴリに興味のあるユーザーが自分の投稿を見てくれる可能性が高くなります。 例えば「#化粧品」というハッシュタグを付けて投稿した場合、自社ブランドの名前を知らなくても、化粧品を買ったという投稿をしているユーザーや欲しい化粧品の投稿をしているユーザー、メイク方法を投稿しているユーザーなど化粧品に興味のあるユーザーが「#化粧品」から簡単にあなたの投稿にたどりつけるのです。

3.ユーザーが参加してくれることによって勝手に自社が拡散されるようになる

ハッシュタグは誰でも簡単につけることができるため使用しやすく、商品名をハッシュタグとして投稿したり、面白いハッシュタグを真似して使ったりすることがあります。思わぬところで自社商品を宣伝してもらえるのです。また、「指定したハッシュタグを付けて投稿」という企業キャンペーンも行いやすいです。 それでは、実際に行われたプロモーションを紹介していきます。

企業がプロモーションとして使った成功事例2選

ハッシュタグを使ったキャンペーンの利点は、ユーザーが簡単に参加でき、かつ企業も自社に関する反応を簡単に集められるというところです。

江崎グリコ:カプリココットって知ってる?Twitterキャンペーン

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カプリココット
引用:カプリココットって知ってる?Twittterキャンペーン|Caplicocot Twitterで指定のアカウントをフォローし、「#カプリココット」を付けて呟くと、カプリココットというお菓子が当たるというキャンペーンです。商品の名前を覚えてもらうということと、投稿を見た他のユーザーに認知させたり興味を持たせるという効果が期待されます。

unico :ROOM GRANDPRIX 2015

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unico
引用:unicoの家具でコーディネートしたお部屋の写真を募集しています!|unico unico公式アカウントをフォローし、「#unicoroom」か「#ウニコルーム」をつけてInstagramにてunicoで買った家具を使ったインテリア写真とコメントを投稿すると、ショッピングチケットが当たるというキャンペーン。
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unico2
引用:ROOM GRANDPRIX 2015|unico Instagramの写真投稿という特性を活かして、自社商品のプロモーションをユーザーが行うという流れをうまく作っています。 下記サイトにも多くの事例が紹介されているので、参考にしてみてください。 参考:大人気!Instagramを活用したキャンペーン事例 業界・活用ポイント別まとめ【第3弾】|ソーシャルメディアマーケティングラボ 参考:Instagram(インスタグラム)キャンペーン・応用事例|Sharecoto

【基本編】ハッシュタグの付け方

ではここからは、ハッシュタグを使う実践編です!まずは基本的なハッシュタグの付け方をご説明します。 といっても、ハッシュタグを作るのに特別な申請や登録は必要ありません。「#」に続けて設定したいキーワードを入力すれば、システム側で自動的にハッシュタグと認識されます。 注意すべき点は ・「#」は半角で入力する ・前後にスペースを空ける ・アルファベットや日本語は利用可能だが、記号・句読点・スペースなどは使えない
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ハッシュタグのつけ方
引用:北欧、暮らしの道具店|Instagram 上記さえ守れば誰でもハッシュタグを作ることができます。

【応用編】3つの効果的なハッシュタグの付け方

次に、より効果的なハッシュタグの付け方をご紹介します。より拡散されやすいハッシュタグを付け、プロモーションにお役立てください。 基本的に、ハッシュタグの種類は2つに分かれます。

1.一般的な名称や固有名詞を用いたもの

例えば、地名や「料理」、「空」、「スイーツ」、「犬」、「朝食」などです。

2.特有の言葉を用いたもの

商品名や企業特有の言葉が該当し、キャンペーンにも向いています。これらを念頭に置いて、ポイントを見ていきましょう。

1.人気のハッシュタグを使う

ただハッシュタグをつければいいというものではなく、多くの人が閲覧しているハッシュタグを選ばなくてはいけません。そこで、便利なのがHashtagifyという無料ツールです。 Image may be NSFW.
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Hashtagify
Flipdesk HashtagifyはTwitter、Instagramで人気のハッシュタグを調べることができます。検索したいキーワードを入力すると、関連するキーワードやハッシュタグを使用した直近の投稿も表示されます。 参考:インスタは11個がベスト?Twitter・Instagramのハッシュタグの使い方と活用法|LIGINC.

2.SNSによって使い分ける

TwitterとInsagram、は両方ともハッシュタグを活用するSNSですが、それぞれその使い方に違いがあります。Twitterでは基本的にハッシュタグは1つか2つ、ネタ系や大喜利のハッシュタグがトレンドになっていることが多いです。 一方Instagramはハッシュタグをたくさんつける傾向があります。インスタは11個がベスト?Twitter・Instagramのハッシュタグの使い方と活用法|LIGINC.の記事によると、Instagramではハッシュタグを11個つけたときがいちばん反応率がよいそうです。

3.ユーザーに刺さるハッシュタグをつける

Twtter、Instagramのプロモーションは20代以下のユーザーに向けておこなう

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Twitterの年齢別ユーザー層
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Instagramユーザー層
引用:【最新版】2016年7月更新。11のソーシャルメディア最新動向データまとめ|Social Media Lab 上記の図によると、Twtterのユーザーは10代が約567万人、20代が約664万人、Instagramのユーザーは男女ともに10代20代の割合が半分以上を占めています。したがって、SNSでのプロモーションで大きなターゲットとなるのは20代以下の若者だと考えられます。

実際の使い方:単語ではなく、文章で作る

そこで、実際にユーザーの中心だと考えられる学生や20代はどのようにSNSを使っているのか、2016年3月まで大学生だった著者のハッシュタグを使う際のポイントを紹介します。(Twitter、Instagramともに複数のアカウントを持ち、通勤電車でチェックするのが日課です) ポイントはハッシュタグを単語ではなく文章で作るということです。例えば、手作りケーキの写真をInstagramに投稿するとき。私ならハッシュタグを#ケーキ #cake #スイーツ #手作り #いちごタルト #妹が作ってくれたよ #おいしかった #ごちそうさまでした #私も久しぶりにお菓子作りしたい とつけます。 実際に、日本でいちばんフォロワーが多いインスタグラマーの渡辺直美さんの投稿でも文章そのものがハッシュタグになっています。
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ハッシュタグ 使い方
引用:渡辺直美|Instagram ハッシュタグを文章にすることによって拡散性はなくなりますが、単語の人気ハッシュタグと一緒に並べて使うことで多くの人の目にふれるようにし、かつ文章のハッシュタグを使うことでユーザーにとって親しみやすい投稿になるのではないかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ハッシュタグは誰でも手軽に使えるため、うまく活用することでプロモーションにも差をつけることができます。キーワード自体にも工夫を凝らして、ユーザーに興味をもってもらえる投稿を目指しましょう。この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。ぜひご活用くださいませ。 [bottombluelink]

リターゲティングメールの始め方と活用する際に気を付ける3つのポイント

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リターゲティングメール
「手間はかけられないが、もっとメールの効果を上げたい」「そもそもメールマガジンが読まれていない」 これらの課題は今なお多くのメール配信担当者を苦しめ続けています。しかしメール配信に限らずマーケティングメッセージにおける重要な要素は非常にシンプルです。それはコンテンツ・タイミング・ターゲット。この3つだけです。つまり「最適なコンテンツ」を「最適なタイミング」で「最適なターゲット」に配信できれば、メールは依然として有効なマーケティングチャネルなのです。 「そういった一連のことができるのは一部の大企業だけじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、もちろんコンテンツ・タイミング・ターゲットすべてをきちんと整備して運営していけるのは、一部の大企業でしょう。しかし、簡単にコンテンツ・タイミング・ターゲットの課題をクリアできる手法があったとしたらどうでしょうか。やってみたいと思いませんか?それが「リターゲティングメール」です。 今回は、その手法リターゲティングメールとは何なのか?実績はあるのか?始めるためにはどうすればいいのか?についてご紹介します。

※本記事は シナジーマーケティング株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

リターゲティングメールとは、“ユーザーの行動をきっかけにメールを配信する”手法

従来のメールマーケティングでは、配信ターゲットの設定条件は「性別」「年齢」「居住地域」、BtoBなら「企業規模」「職種」などの属性情報がほとんどでした。 それに対してリターゲティングメールでは、Webサイトへの「アクセス」や「離脱」、メールへの「開封」や「クリック」などの「行動情報」を条件に配信ターゲットを設定できます。
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リターゲティングメール配信の仕組み
<リターゲティングメールで使われる”行動”の例> ・特定のWebページにアクセスした ・Webサイトにアクセスしたが離脱した(ブラウザ落ち) ・ECサイトで商品をカートに入れたが放置している(カゴ落ち) ・メールを開封、もしくはクリックした 等 ある商品のWebページにアクセスしたユーザーは、商品に対して一度でも興味を持ってくれたことから確度が高い見込み顧客である可能性が高いです。リターゲティングメールでは見込み度の高いユーザーだけに訴求できるため、コンバージョン率も高くなる傾向があります。 特に、オウンドメディアに対して何かしらのアクションをしてくれたという行動情報を活用することで、見込み度の高いユーザーに対してメールでアプローチできるのは、このリターゲティングメールの特徴の一つです。

メリット:ユーザーの興味が高まった瞬間にアプローチが可能

さらに、リターゲティングメールにはもうひとつ、メールならではの特徴があります。それは” ユーザーの興味度が高い、まさにその時にアプローチできる”ということです。 具体的に説明すると、リターゲティングメールはユーザーのアクションがあったその時にアプローチできるのです。例えば、ECサイトで購買した直後に配信される内容確認のための自動配信メールが一般的です。このようなリアルタイムにメッセージングしたメールは、通常のメールと比較して開封率、クリック率ともに高くなるというレポートが報告されています。
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開封率・クリック率の比較
Web広告では広告枠が表示されなければアプローチできません。しかし、リターゲティングメールなら、見込み客の興味度が高まったその瞬間にアプローチすることができるのです。

リターゲティングメールが向いている人の3つの条件

1.専任の担当者がいない、継続するリソースがない

メールマガジンを月1回配信することは想像以上に大変です。また、メール配信の専任担当者を置いている企業はほとんどなく、多くの場合は兼任です。しかし、メールマーケティングは継続しなければ、顧客接点としての地位を社内に認めさせにくい活動でもあります。ここに多くのジレンマが生じています。 リターゲティングメールは「ユーザーの行動をきっかけにメール配信する」手法です。配信条件とコンテンツを一度設定してしまえば、あとは自動で継続されていきます。そこで取得したデータや知見をもとに、段階的にメールマーケティングの取り組みを進めていくことができます。リターゲティングメールなら、多くのリソースをかけずに継続しておこなうことができます。

2.どんな内容を配信したらいいのかわからない、配信するコンテンツにネタ切れを感じている

メールマーケティングを始めたいけど誰に何を送ればいいのかわからない、といった方にはリターゲティングメールは最適です。「特定のWebページにアクセスした人」あるいは「メールをクリックしてくれた人」に対して、「関連するコンテンツ」や「次のアクションを促すコンテンツやオファー」を送るという基本はすでに固まっているからです。あとは、課題や実現したい内容にそって企画を形にしていきます。 例えば「特定の商品に興味のあるユーザーに購入を促したい」という課題があったとします。その場合、「誰に送るか」は「特定の商品に興味のあるユーザー=特定の商品のWebページにアクセスしてくれた人」、「何を送るか」は「期間限定クーポン情報」などが思いつくでしょう。 このように、複雑なコミュニケーションシナリオがなくても、リターゲティングメールなら継続しておこなうことができます。

3.開封率、クリック率の向上、退会率を減少したい方

ユーザーが、購入検討中のある商品に対して興味度が高い瞬間は、その商品情報に触れている時でしょう。リターゲティングメールはユーザーがWebサイトやメールで商品情報に触れている”その瞬間”にメールアプローチができます。そのため、通常のメールマガジンと比較して、開封率、クリック率、コンバージョン率は向上しつつ、退会率を低減できる成果が期待できます。

開封率2倍、クリック率6倍! BtoB企業の成功事例

・担当者1名(兼任) ・<課題1>メールマガジンを全配信しているが、開封率とクリック率が頭打ち  <課題2>なるべくメールの配信数を減らし、コストを削減したい このような企業さまの課題をリターゲティングメールで解決した事例を、メール配信における重要な要素である「コンテンツ」「タイミング」「ターゲット」のポイントからご紹介します。 ・コンテンツ:定期的に配信しているメルマガコンテンツ(一本分) ・タイミング:メルマガ内容に関連のあるWebページにアクセスした ・ターゲット:過去に資料ダウンロードを利用したことがあるユーザー つまり、見込み度の高いユーザー(過去に資料ダウンロードしたことがある)が、興味を持ってくれている瞬間(Webページにアクセスした時)に、適切なコンテンツ(アクセスしたWebページと関連性の高いメルマガ)を配信する取り組みです。 その結果、以下のような成果を上げることができました。 ・開封率とクリック率を大幅に改善 ・メール配信数は1/10以下に抑え、コスト削減 ・不要な人にはメールを送らない仕組みを構築
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効果アップ
本事例では、ユーザーの興味度が高い、まさにその時にアプローチすることの重要性も証明されました。ユーザーの興味度が高い時に届くメールは効果が高いことがわかりました。 次のグラフは、メール開封数をWebサイトアクセスからの経過時間ごとに見た場合のグラフです。このグラフから、Webページにアクセスしてから時間が経過すればするほど、メール開封数が低下していることがわかります。また、Webページへのアクセスから「15分以内」のメール開封数は群を抜いており、全体の37.5%にも達しています。
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開封までの経過時間
このことからも、見込み顧客の興味度が高まっている瞬間(=関連するWebページにアクセスしている時)にリアルタイムにアプローチすることが効果的です。

成功事例から学ぶリターゲティングメールのはじめ方

目的を達成できる機能があるツールを選ぶ

リターゲティングメールを始めるには、何はともあれツールが必要です。しかし、何でもいいというわけではありません。実現したい取り組みやビジネス、お客様に適したツールを選びましょう。 例えば、ECサイトのカートに入ったままの商品の購買促進のためにその商品だけのクーポンを送りたい場合、カートに入っている商品を識別できる機能が必要です。 また、特定のWebページにアクセスされた時にメール配信したい場合にも選定のポイントがあります。例えば、夜間のメールは逆効果だと思われるのなら、時間帯ごとの配信制御ができる機能が重要です。同時に送りすぎを防止する機能などもポイントになります。

最初はコストや利用する機能を広げすぎない

「コスト」の観点も重要です。最近流行りのマーケティングオートメーションツールでは、多機能であるため費用対効果が合わないこともあるので注意が必要です。「このWebページにアクセスした人にはこれを送って、こちらでは……」というように、いきなり大きく展開し始めようとしてしまうと、用意しなければならないコンテンツが増える、導線設計が複雑になるなどの課題が増え、そもそもリターゲティングメールをスタートさせることのハードルが高くなってしまいます。 達成したい目的に対する勝ちパターンや仮説があれば、それを実現できる手法のひとつとしてリターゲティングメールを活用してみましょう。

コンテンツ・タイミング・ターゲットに関連性を持たせる

リターゲティングメールに限らず、効果的なコミュニケーションの基本は、「最適なコンテンツ」を「最適なタイミング」で「最適なターゲット」に届けることです。 「ある商品のWebページにアクセスした時」を配信タイミングとするなら、配信コンテンツは「その商品のキャンペーン情報」にするなどして、関連性を持たせるようにしましょう。

活用するときに気をつけたい3つのポイント

見込み客にダイレクトにアプローチできるリターゲティングメールは、有効なコミュニケーションチャネルです。しかし、普通のメルマガに比べてユーザーにダイレクトにアプローチする手法である以上、気をつけなければならないポイントがあります。ここではその3つのポイントについてご紹介します。

1.深夜は避けるなど、配信する時間帯を考慮する

深夜のメールは誰でも気持ちいいものではありません。深夜から早朝までは配信されないよう設定するなどして、ユーザーのプライベートに配慮しましょう。

2.多くのメールを受け取るユーザーがでないように、配信設定には注意

配信タイミングが複数ある場合、メールが送りすぎにならないよう注意しましょう。例えば、配信タイミングを「WebページAへのアクセス」、「WebページBへのアクセス」、「WebページCへのアクセス」と設定した場合、ABCのすべてのページをアクセスしたユーザーには3回メールが届いてしまうことになります。これではせっかくのタイミングも台無しです。 配信する際は同じユーザーに何度もメールを送らない設定をあらかじめしておくようにしましょう。

3.ターゲティングしていることを強調しすぎない

「○○のページをご覧になってくださり、ありがとうございます」 「このメールは、○○のURLを5回以上クリックした人に配信しています」 例えば上のような言葉が書き込まれたメールを受け取った場合、人によっては「いつの間にそんなデータをとっていたの?」と、不審に思うかもしれません。興味を持ってくれているユーザーの心理を冷まさないよう、表現方法には注意しましょう。

まとめ

多様化する消費者の消費行動に対抗するように、マーケティングテクノロジーは日々進化し、マーケティングチャネルも多様化しています。その中で、メールはPUSH型のマーケティングチャネルとしての重要性が高まっています。 メールマーケティングに限らず、マーケティングメッセージの配信において重要な要素は「コンテンツ」「タイミング」「ターゲット」です。「リターゲティングメール」は、その要素を満たしつつ最小限のリソースでスタートできる手法です。ぜひ企画を検討されてみてはどうでしょうか。

リターゲティングメールは、シナジーマーケティングの”Synergy!”でも実現できます(広告)

今回ご紹介したリターゲティングメールは、シナジーマーケティング株式会社のクラウドサービス“Synergy!”で実現できます。上述した気をつけたいポイントも無理なく守れる、配信時間帯の制御機能や、送り過ぎ防止機能も付いており、初心者の方でも簡単かつスピーディーに運用をはじめられます。 Synergy!に関する資料は、下記リンク先のダウンロードフォームからダウンロードいただけます。 資料ダウンロード

※本記事は シナジーマーケティング株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

リスティングで効果を出すための6つの基本

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効果改善イメージ

リスティング広告について詳しく知りたいけれども、専門用語が多くなかなか理解できない、実際に運用をし始めたけど日予算と入札価格の調整だけになってしまっている...そんな方も多いのではないでしょうか。 本記事ではリスティング広告の基礎的な用語や特徴から、効果改善に必要な6つの基本を説明いたします。

なお、リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、中小・ベンチャー企業でもリスティング広告で効果を出す方法について60ページに渡り丁寧に解説しています。

無料でダウンロードできますので、興味のある方は参考にしてみてください。

※本記事は2014年1月24日に公開された記事を再編集したものです。

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リスティング広告とは検索結果画面に表示される広告

リスティング広告で効果を出すには、まず基本を正しく理解し、正しく効果の分析・改善を繰り返すことが重要となります。そこでまずはリスティング広告の構造や特徴をしっかりと理解しましょう。

リスティング広告とは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで一般ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を検索結果画面に表示する検索連動型の広告です。 参考:リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎
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リスティング広告

特徴:費用対効果が高く、低予算から始められる

狙ったユーザーだけに広告を表示できるので、費用対効果が高い

リスティング広告は登録したキーワードをユーザーが検索した時に、広告が表示されます。 例えば、化粧水を売りたいと考えていてキーワードを登録していると、「化粧水 購入」と検索しているユーザーに広告が表示されます。「化粧水 購入」と検索しているユーザーはすでに化粧水の購入をしたいと考えているので、商品を購入をする確率が高いと言えます。 このようにリスティング広告は商品の見込み顧客に広告が表示されるため、他の広告よりも獲得率がよく、費用対効果が高い広告手法です。

広告をクリックされたときのみに課金

ユーザーが広告をクリックした時にのみ費用が発生するのでクリックされなければ費用は発生しません。クリック課金は広告が表示されただけでは料金が発生しないのが特徴です。

低予算から始められ、1日の予算も設定できる

始める際に多くの費用がかかると思っている方もいるかもしれませんが、リスティング広告は少額から始めることができます。多くの中小企業は1~5万円でリスティング広告を始めて、徐々に予算を上げています。また、1日に使用できる日予算を設定することも可能なので、計画的に広告を運用することができます。 リスティング広告をまだ始めていない方はこちら:1万円からできる!インターネット広告お試しプラン

基本1:リスティング広告の用語を理解する

リスティング広告の管理画面で使用されている基本的な用語を理解し、正しく情報を読み取れるようになりましょう。

  • アカウント:広告運用における最大単位。
  • キャンペーン:1つ以上の広告グループから構成される管理単位。予算設定が行える。
  • 広告グループ:キャンペーンの下の管理単位。キーワードと広告を登録する。
  • キーワード:宣伝したい商品やサービスに関連した1語以上で構成される語句。
  • インプレッション数:広告の表示数。
  • クリック数:クリックされた数。
  • クリック率:広告がクリックされる確率。
  • 平均CPC:1クリック当たりの平均単価
  • 合計コスト:指定した期間での合計費用
  • 平均掲載順位:指定した期間での広告の平均掲載順位
  • 総コンバージョン数:申し込みや、購入の数
  • ユニークコンバージョン数:同一ユーザによる重複を除いた申し込みや購入の数
  • コスト/総コンバージョン数(CPA):獲得単価
  • 興味のある方は下記の記事に説明されているので参考にしてください。 参考:新入社員必見!Webマーケティング業界で最初に使う略語20選

    基本2:リスティング広告の効果を左右する項目をチェック

    実際に運用を始めた方は以下の項目に気を付けて運用をしてみてください。リスティング広告の運用は、主に下記の4つの変数からなりたっています。
  • 出稿キーワード:どんな検索ワードに対して広告を出すか
  • 入札金額:キーワードをいくらで入札するか
  • 広告文:どんな広告文を掲載するか
  • リンク先:広告をクリックしたユーザーをどこのページに飛ばすか

これらの変数を正しく調整することで高い効果を期待できます。具体的には、主に下記の項目をチェックします。実際に運用をしている方はこれらの項目をチェックして改善をおこなってください。

出稿キーワードについて

・提供しているモノやサービスに関連性が高いキーワードが登録されているか? →関連性が高いほど獲得率が高くなります。 参考:キーワード選定で失敗しないための8つのポイント|リスティング広告

入札金額について

・関係のないキーワードに費用を使用していないか? →関連性が低いキーワードは獲得率も低いので除外設定する必要があります。 ・獲得の獲れていないキーワードを高額で入札していないか? →獲得の獲れているものに予算を投下する必要があります。 ・入札額が低すぎて掲載されていなかったり、掲載順位が低すぎたりしないか? →入札額が低すぎると広告が表示されず、もちろんクリックもされません。

広告文について

・キーワードや飛び先の内容とは関係ない広告文になっていないか? →キーワード、広告文、飛び先の関連性が高いほど効果が高まります。

リンク先について

・リンク先がキーワードや広告文と関連性の高いページに設定されているか? →サイトが複数ページある場合、全てのユーザをトップページに飛ばすのではなく、キーワードや広告分の内容との関連性が高いページへと流入させた方が効果が高まります。

基本3:4つのマッチタイプと活用方法

キーワードのマッチタイプには下記の3つがあります。これらをフル活用することがリスティング広告で効果を出すことができます。

部分一致:登録キーワードに対して、類義語や関連性のある語句が検索された場合に広告を表示

部分一致は幅広い類義語や関連される語句に対して広告が表示されるので、考えていなかった関連ワードを発見でき、幅広い層にリーチすることが可能です。

絞込部分一致:語順に関わらず、登録キーワードで検索された際に広告を表示

類義語や関連性のある語句が検索された場合は広告を表示しません。登録キーワードを含む検索語句に対して広告を表示しつつ類義語に対しては広告を表示しないため、無駄なコストを抑えつつ幅広い層にリーチ可能なバランスのよいマッチタイプです。

フレーズ一致:登録キーワードが、検索語句に同じ語順で含まれた場合に広告を表示。

登録キーワードの語順が入れ替わったり、間に別の単語が入った場合は、広告は表示されません。幅広い類義語や関連される語句に対して広告が表示されるので、考えていなかった関連ワードを発見でき、幅広い層にリーチすることが可能です。

完全一致:登録キーワードと、検索語句が完全に一致した場合に広告を表示。

指定したキーワードにのみ広告が表示されるので無駄な費用がかからない反面、関連語句への広がりはないので、低予算で獲得の多いキーワードを狙い撃つ際などに有効です。 参考:絞り込み部分一致 |プロが教える「効果倍増」の使い方 参考:フレーズ一致|プロが教える、今さら聞けない意味と効果的な3つの使い方

基本4:除外ワードで無駄な費用をおさえる

除外ワードを設定すると、指定した検索ワードの検索結果には広告が出稿されなくなります。これは部分一致を使用する際に非常に有効なテクニックです。 例) たとえばノートPCを販売している企業が「ノートPC 格安」を部分一致で入札すると、「デスクトップ PC」などのキーワードにも広告が出てしまいます。 たとえこの広告がクリックされたとしても、ユーザはデスクトップPCを求めているためノートPCが購入される可能性は低く、広告費が無駄になってしまう可能性があります。 このような場合に、完全一致もしくはフレーズ一致で「デスクトップPC」という語句を除外することで、無駄な費用を抑える事が出来ます。これら除外すべきワードを探すには、サイトに流入してきたユーザが検索したキーワード一覧である検索クエリからチェックすることができます。 参考:ベテラン運用者も意外と知らない 除外キーワードの正しい使いみち

基本5:獲得単価が低いものから予算を割り振り、費用対効果を高める

日予算や入札価格の調整を行う上で注目すべき指標はCPA(獲得単価)です。このCPAが低ければ低いほど、効率よく顧客を獲得できているということなので、この数値が低いものから順に予算を割り振っていくことで、費用対効果を高めることができます。 もしアカウント内でもっともCPA低いキーワードでも、目標としている(利益が出せる)CPAを上回っていた場合には、提供しているものやサービスを求めていないユーザをサイトに集客してしまっている可能性があるので、キーワード、入札額、リンク先、広告文を見直す必要があります。

基本6:広告文の改善

広告文を作るにあたり重要な指標は、クリック率(クリック数÷表示回数)とコンバージョン率2つです。

広告のクリック率の改善

クリック率を上げるにはユーザーが検索時に持っているニーズに答えるor超えることが重要です。なぜならユーザーは自分が求めている(気になっている)情報しかクリックしないからです。 具体的なテクニックとしては、 ・ユーザのニーズである検索ワードを広告文に含める ・シンプルに読みやすくを心がける ということです。 「リスティング広告 代理店」で検索するユーザに表示する広告の良い例と悪い例を見てみましょう。

良い例

リスティング広告の代理店 中小ベンチャー企業向けに5万円から運用 リスティング運用実績1000社以上!

悪い例

株式会社ソウルドアウト インターネット上の集客でお悩みの方は、 いつでもお気軽にご相談ください。 上記2つの広告を比べたときに、下の広告からはリスティング広告であることも、その代理店であることもわからないので、ユーザーが広告に興味を持たない=クリック率の低い広告となってしまう可能性が高いです。 改善方法としては、広告に含まれている訴求を一部分づつかえた新しい広告を追加し、クリック率べることで、どの訴求が優れているかを判別することができます。 例)検索キーワード「リスティング広告 代理店」 2行目の文章のみ変更して競います。

クリック率の高い広告文

リスティング広告の代理店 中小ベンチャー企業向けに5万円から運用 リスティング運用実績1000社以上!

クリック率の低い広告文

リスティング広告の代理店 ネット広告代理店最大手のノウハウ リスティング運用実績1000社以上! 上記2つの広告を比べたときに上の広告の方がクリック率が高かった場合、ユーザーは価格に興味を持っていることがわかります。上記検証の後、勝ち残った価格訴求を残し、別の部分を変更していくというような形で改善を繰り返していきます。 参考:いいことづくめ! リスティング広告でクリック率を上げるための3つのポイント

コンバージョン率の改善には広告文とランディングページの整合性が重要

広告でコンバージョン率を向上させるには、飛び先(ランディングページ)との整合性が重要です。飛び先の内容と整合性の高い広告をクリックして流入してくるユーザーは、その飛び先にあるモノやサービスへの購買意欲が高いからです。 たとえば広告のリンク先が価格の安さを訴求しているページの場合には、広告の内容も「○○が格安!」という訴求に合わせた方が「最新の○○を揃えています!」のような別の訴求よりもコンバージョン率が高くなります。これはキーワードの選定と同じく、流入してくるユーザが価格に興味を持っているため、リンク先の価格訴求に魅力を感じてもらえる可能性が高いからです。 参考:リスティングの広告文で効果を上げるために役立つ5+1個の記事

まとめ

リスティング広告は費用対効果が高く、低予算から始めることができるので、まだリスティング広告を始めていない方はぜひチャレンジしてみてください。弊社では1万円(手数料込み)でリスティング広告をお試しできるプランがございます。最初のアカウント開設から設定、実施後のレポートも解説しております。ぜひご活用ください。 1万円からできる!インターネット広告お試しプラン なお、リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、中小・ベンチャー企業でもリスティング広告で効果を出す方法について60ページに渡り丁寧に解説しています。

無料でダウンロードできますので、興味のある方は参考にしてみてください。

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【事例で解説】Webマーケティングでのクラウドソーシング5つの活用ポイント

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クラウドソーシング
ここ数年クラウドソーシングによる外部人材の活用が浸透して、多くの企業が生産性を改善させ、今まで手を出せなかった業務にチャレンジできるようになりました。 しかしまだ具体的にどうやって活用すればいいかわからない、使ってみたいがうまく活用できるか不安という方も多いと思います。そこで本記事では、クラウドソーシングを活用するメリットから活用する際のポイントを説明していきます。特に中小企業や地方の企業の方はクラウドソーシングを活用していくべきなので、ぜひ読んでみてください。 [topbluelink] [toc]

中小企業と地方企業こそクラウドソーシングを活用するべき

メリット1:不足している人材を必要な時だけ発注できる

クラウドソーシングを活用する一番のメリットは不足している人材を必要な時だけ発注できることです。中小企業だとなかなか人材を豊富に雇ったり、専任で雇用するのは難しいです。その際に必要な時だけ発注ができ、人材不足を補完することができます。

メリット2:クラウドソーシングサービスでは受注者の評価機能もついているため、安心して依頼できる

中小企業向けにWebマーケティング支援を行っている会社も徐々に増えてきていますが、悪徳業者の存在に気を付けなければなりません。Webマーケティングに不慣れな中小企業に狙いを定める彼らは甘い言葉を囁きますが、いざ仕事を依頼したら事前の説明と発注後の対応が違った、ほとんど連絡がつかなくなったなど、悲しい話もよく耳にします。 この点、多くのクラウドソーシングサービスでは受注者への評価機能がついていて、これまで行ってきた仕事に対する評価・口コミが公開されています。自分たちと同じ立場の依頼主が書いた口コミは信頼できますし、受注者は評価が下がると次の仕事を依頼されにくくなるため誠実な対応が期待できます。(なお当たり前のことですが、依頼主側にも誠実な対応を心掛けていただく必要があります。)

メリット3:都市部の知識のある人材を味方にするべき

続いて地方企業の場合は、周囲に頼れるパートナーがいないという深刻な問題があります。クラウドソーシングでは、基本的にはオンライン上ですべての業務が完結します。ですので、地方からでも都市部の知識のある人材に仕事を依頼することが可能です。

クラウドソーシングを活用する際の5つのポイントを整理

しかし実際にクラウドソーシングを利用するとなると、依頼内容を書き起こすのが大変、応募者を選べない…など四苦八苦した経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。今回はWebマーケティング関連のクラウドソーシング運営会社が公開している事例から、クラウドソーシングを利用する際に心掛けたい5つのポイントを説明します。 ※クラウドソーシングの受注者については、各サービスで個別に呼び名を付けているかと思いますが、ここでは統一して「受注者」と呼びます。

ポイント1:初期のコミュニケーションを大切に

依頼主は依頼業務に対する知識、受注者は依頼主のビジネスに対する知識がそれぞれ不足しているため、依頼業務の開始前に丁寧な情報収集と合意形成が必要となります。クラウドソーシングはメッセージなどでコミュニケーションが完結することもありますが、不安なことがあったら依頼業務の開始前にすべて確認しましょう。また、お互いの性格的な特徴についても把握しておくことが後のトラブルを避けるためにも重要です。 具体的には依頼する際に、使用する目的やターゲットについては最低限、詳細を確認し合う必要があります。サイト制作の場合、色やページ、素材のことなど確認する内容は多岐に渡ります。

例えばネット広告の運用を代行する場合

ネット広告を始める際にまずは少額やスポットで活用したいと思っても、広告代理店ではなかなか対応してもらえないこともあります。社内の誰かに任せようにも、専門的で煩雑な仕事なので思うようにはいきません。そんな時こそクラウドソーシングの出番です。 下記の例は初動ではコミュニケーション頻度が高くなりつつも、そこでしっかりコミュニケーションをとっていたことで、その後はスムーズに進めていくことができた例です。使用目的やターゲット、ランディングページについては最低限話し合っておく必要があります。

具体例 株式会社アッパーフィールド:自社運用で効果のなかったFacebook広告が予算約3.6万円で500件の「いいね!」を獲得

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Facebook広告
引用:【事例】自前運用で効果なしのFacebook広告、プロに任せて約500いいね!もついた話|techloco <おこなった施策> ・Facebook広告の運用 ・商品のファンを増やすことを目標にし、Facebookページへのいいね獲得 <結果> ・運用期間1ヶ月、広告予算約3.6万円で500件近い「いいね!」がFacebookページにつく ・依頼前はほとんどつかなかった「いいね」が、広告を始めてから1つの投稿でも40件つくようになる
<感想> “初動ではどうしてもコミュニケーション頻度が高くなってしまったのですが、そこでつまずくこともなかったので、それ以降は非常にスムーズに進められました。限られた報酬にもかかわらず非常に高いコストパフォーマンスで、逆に恐縮したくらいです。” “またFacebook広告については、いきなり売上に繋がる広告を実施するのではなく、まずは商品のファンを増やすことにフォーカスする、と最初に目的をすり合せできたのでよかったです。自分でやっていたときは、目標をどこに置いていいのかさえあやふやなまま広告を出していましたから。” 引用:【事例】自前運用で効果なしのFacebook広告、プロに任せて約500いいね!もついた話|techhloco
■事例で使用されたクラウドサービス ネット広告運用代行を中心とした中小企業向けWebマーケティング支援サービス『Draft』https://www.draft.partners

ポイント2:社内コストと比較する

新たな取り組みを始める際に、それを外注する場合には必要なコストが分かりやすく可視化されます。逆に社内のメンバーだけで行おうとする時には、どのようなコストが発生するのか冷静に判断する必要があります。 社内で発生するコストとは、単に時間当たりの人件費だけでなく、取り組みを始めるにあたり必要な知識・スキルを学習するのに必要な金銭的・時間的なコストや、業務の引継ぎにかかるコストなども含まれます。 こうしたことを考えたときに、多少の外注コストが発生するとはいえ、小ロットから早期に始められるクラウドソーシングは、リスクが低いと言えます。

コンテンツマーケティングの場合

近年注目を集めるコンテンツマーケティングですが、社内でコンテンツ作成体制を構築するとなるとそれ相応の準備と投資が必要になり、また必ずしも短期的に目に見える成果が出るわけではないため、実行を躊躇している会社も多いように思います。 こうした時、記事作成に特化しているクラウドソーシングを活用すれば、様々な業種・領域に精通したライターを探し出し、要望に応じたコンテンツを作成することができます。まずは1記事から発注することもできるので最小の投資から始めることが可能です。

具体例 ファッションECサイトのオリジナルコンテンツを作成したことで、PV数が伸び売り上げも増加

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ファッションECサイト
引用:ファッションECサイトを運営しているK社のTさんの場合|Shinobiライティング <おこなった施策> ・ECサイトの商品ページに掲載する記事の作成 ・重複したコンテンツを配信し、検索ページに表示されなくなってしまっていたので、執筆の際は他のコンテンツと重複している点はないか、表現に間違いはないかなども確認してオリジナルコンテンツを作成 <結果> ・オリジナルコンテンツを作成後、検索ページに表示されるようになった ・PV数が増えたこともあり、売上も徐々に伸びている
<感想> ““正直なところ、商品の説明文をライターが代わりに書いてくれるサービスというだけで、 人を雇うのと変わりないんじゃないか?とも思っていました。 だからと言って人員コストもかけられないし、計算をしてみてアルバイトに時給を払うよりお得だったのが決め手になりました。コンテンツに重複がないかの確認もしてもらえたのがよかったです。アルバイトでは同じ人が全く別のコンテンツを書き続けるのも大変だし、目視でいちいち書いたものをチェックするのも途方に暮れますからね。” 引用:ファッションECサイトを運営しているK社のTさんの場合|Shinobiライティング
■事例で使用されたクラウドサービス 多様なジャンルのライターによる記事作成代行サービス『Shinobiライティング』 https://crowd.biz-samurai.com/

ポイント3:依頼主と受注者を繋ぐサポートスタッフを活用する

いざクラウドソーシングを使おうと思っても、課題が整理されていない、依頼の作法が分からない、などの理由で二の足を踏んでしまうこともあるかと思います。 これに対して各クラウドソーシング事業者は、サポートスタッフを配置し、電話やチャットで親身に相談に乗ってくれ、要望に沿った受注者を選定してくれるなど手厚いフォローを実現しています。取引開始後も第三者的な視点があることでトラブルなどを未然に防ぐことができ、依頼主も受注者も安心してサービスを利用することができます。

Webサイト制作の場合

この数年でスマートフォンからインターネットにアクセスする人が急増し、今やWebサイトがスマートフォンに最適化されているか否かが検索結果の表示順位にも影響を与えるようになりました。 これを機にWebサイトの作り直しを検討する企業も増えているようですが、費用相場が不明瞭、制作会社の得意不得意を判断できないなどの理由から発注を躊躇している会社も少なくないとのこと。こうした時に、両社の間に入って発注時の不安を解消し、ミスマッチをなくす中立的なマッチングのサービスが登場してきました。

具体例 年号ワイン.com :スマホ対応・UI改善によりEC部門の売上アップ

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Webサイト制作
引用:三者いるからうまくいく! 制作会社コンシェルジュの重要性|WEB販促の窓口 <おこなった施策> ・サイトのスマートフォン対応 ・アクセス数の多いランディングページの商品を見やすく変更。 ・カート機能を向上させ、実際の店舗で買い物をするようにラッピングや箱を選べるようにした <結果> ・スマートフォン対応(スマートフォンユーザーの割合が半数を超えたタイミングで)でEC部門の売り上げがアップ
<感想> “依頼者と制作会社の間に、ニフティがコンシェルジュ的な立場で入ってくれることがすごく助けになりました。依頼者と制作会社、2社だと綱引きになりやすいのです。でも、ハブとなる第三者(ニフティ)がいてくれると関係が壊れにくかったです。” 引用:三者いるからうまくいく! 制作会社コンシェルジュの重要性|WEB販促の窓口
■事例で使用されたクラウドサービス 全国の優良制作会社のマッチングサービス『@nifty WEB販促の窓口』 https://hansoku.nifty.com/

ポイント4:独自機能があれば+αで活用する

いくつかのクラウドソーシングにおいては、独自のシステムを構築することにより、専門家のスキルをより効果的に活用できるようにしています。専門家のスキルと便利なツールとの掛け合わせによって、生産性を劇的に高めることができるのもクラウドソーシングの見逃せないメリットです。

Webサイト改善の場合

Webマーケティングで重要なことは、分析、発見、仮説立て、実行、検証という循環を絶えず繰り返すことでパフォーマンスを最適化していくことです。Webサイトについても制作してからそのままにするのではなく、仮説検証による改善を行う必要があります。Webサイト改善の代表的な手法としては、デザインやレイアウトなど複数の変更案を交互に表示して反響の良し悪しを確認する『A/Bテスト』があります。 例えばKaizen Platformでは、SaaS型式のA/Bテストが行えるツールの提供と『グロースハッカー』と呼ばれるサイト改善の専門家集団のスキルをセットにして、大掛かりな改修を行わずともWebサイトの継続的な改善ができるような仕組みを整えています。

具体例 株式会社クレディセゾン:カードの会員獲得コストは広告の10分の1以下に

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Webサイト改善
引用:ゴールドカード会員獲得コストが10分の1以下に|Kaizen Platform <おこなった施策> ・ランディングページの改善 ・ABテストを繰り返し実施してUIの改善 <結果> ・A/B テストを開始してから獲得会員数は月に100件増加 ・始める前と比べて獲得件数は月平均比1.3倍にまで伸びた
<感想> “このときの目標は、UI改善のPDCAサイクルを社内で確立することでした。これまでは、改善しようとすれば、改善案を自ら考え、外部の制作会社に提示し、製作してもらっていたため、1ページ変更するのに相当の時間がかかっていた。簡単にUIを変えられなかったので、ランディングページはここ何年もそのままでした。Kaizen Platformを利用することで、メッセージ1行、ボタンの色1つでいいから自分たちでアイデアを出し、A/Bテストを実施しながら、Webサイトの品質を上げていくことができました” 引用:ゴールドカード会員獲得コストが10分の1以下に|Kaizen Platform
■事例で使用されたクラウドサービス SaaSツールとグロースハッカーによりサイトの継続的な改善を実現する『Kaizen Platform』 https://kaizenplatform.com/ja/

ポイント5:自社顧客像に近い視点を取り入れることもできる

クラウドソーシングでは、主婦・シニア世代・大学生などが仕事を受けており、自社商品・サービスのユーザーに限りなく近い個人をマッチングすることも可能です。発注企業では気づけないユーザー視点を手早く調達して、商品・サービスの価値を“共創”していくのが新しいマーケティングの在り方ではないでしょうか。

YouTube プロモーションの場合

2015年8月に(株)サイバーエージェントが行った調査によると、日本の10代においてはスマートフォンからのオンライン動画接触率は80%で、これはテレビ接触率85%にも迫る勢いです。オンライン動画の中でも圧倒的なシェアを誇る動画投稿サービスYouTubeには、多くのファンを獲得している“YouTuber”と呼ばれる投稿者がいます。 多くのYouTuberは“●●●●してみた”と題した体験型の動画を投稿していますが、動画内で商品やサービスを取り上げると大きな反響があるようです。今ではタレント事務所のようにYouTuberを束ねて企業とマッチングするサービスも増えてきているので、その中から事例を1つピックアップしました。

具体例 株式会社moba:人気のYouTuberがアプリの使い方を動画配信し、1週間で1,600のインストールを超える

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YouTube プロモーション
引用:写真投稿数200%へ激増!自撮りアプリ「 Agate(アゲート)」のYouTuber PR事例|BitStar <おこなった施策> ・YouTuberが実際にサービスを使用しておすすめの使い方かなどを動画を通して伝える <結果> ・動画の初回配信時は1週間でアプリのインストールは1,600超える
<感想> “初めての試みということもあり「自社サービスの紹介にマッチする方がいるのか」そして「サービスの情報を的確に伝えて頂けるのか」という不安もありましたが、事前に参加希望のYouTuberの方をご紹介頂き、動画制作の依頼するかどうかをこちら側で判断出来たり、動画制作の段階でどういう事を伝えるかを詳しくヒアリングして頂けたので安心して取り組むことが出来ました。” 引用:写真投稿数200%へ激増!自撮りアプリ「 Agate(アゲート)」のYouTuber PR事例|BitStar
■事例で使用されたクラウドサービス YouTuberと企業のマッチングプラットフォーム『BitStar』 https://bitstar.tokyo/

クラウドソーシングサービスを選ぶ際には、総合型ではなく特化型のサービスを選ぶ

クラウドソーシングサービスは大きく総合型と特化型とに分かれます。総合型クラウドソーシングの場合に注意したいのが、受注者への評価内容が必ずしも自分が依頼したい業務領域での評価とは限らないということです。 たとえ良い評価が100件以上ついている受注者であっても注意が必要です。依頼主は、その評価がどんな仕事についてのものなのか慎重に精査しなくてはなりません。例えば、ネット広告の専門家として登録している人でも、実際にやっているのは短文で映画の口コミを書く仕事ばかりであった、ということが往々にしてあり得るのです。 この点、特化型クラウドソーシングの場合には、依頼される仕事は特定領域に絞られ、受注者は当然その道のプロだけになるため、上記のような心配はありません。クラウドソーシングを活用する際には、特化型サービスを探し出して仕事を依頼しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Webマーケティングのはじめの一歩を踏み出す時に、クラウドソーシングなら低コスト・低リスクで始めることができます。今回お伝えした5つのポイントに留意し、積極的に活用してもらえればと幸いです。 Draftでは少額から始めるネット広告運用・Webマーケティングに関するクラウドソーシングサービスを提供しています。Webマーケティングの支援を求める中小事業主様とWebマーケター、ライターをマッチングするサービスです。 ネット広告やアクセス解析の資格を持つ300名超の専門家が登録しており、ネット広告運用、バナー・LP制作、アクセス解析、ライティングなど様々な角度からWebマーケティングを支援します。 サービスの詳細はこちら Draft  https://www.draft.partners [bottombluelink]

3ヶ月で問い合わせ数が6倍!初めてのWebマーケティング成功の裏側とは?(株式会社BNGパートナーズ様インタビュー)

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Webでのマーケティングの必要性は感じつつも、なかなか挑戦できないという方は多いのではないでしょうか?投資する費用やかかる時間や人材を考えると、その一歩を踏み出すのは勇気がいるものです。 そこで今回はWebでのマーケティングに取り組み始めて3ヶ月で、Webからの問い合わせ数を6倍と大きく伸ばすことに成功した株式会社BNGパートナーズの代表取締役社長の藤田健太郎さんとWebマーケティングのサポートをしている藤城さつきさんに、Webマーケティングへの挑戦の裏側を伺ってきました。 LISKUL編集部:株式会社BNGパートナーズ様は、一体どういう事業をされているのでしょうか? 藤田さん:BNGパートナーズのBNGとは、「馬鹿が日本を元気にする」の頭文字です。私たちBNGパートナーズのミッションは、「一人に一つの志を持ってもらうこと」。志というのは「人生を懸けてでも成し遂げたいこと」だと定義しています。 私たちはビジネスの市場を「志を知らない人」「志を知っているけど、持つ楽しさを知らない人」、そして「志を持っている人」の3つに分けております。そして志を持っている人をベンチャー企業の経営者と定義しております。ベンチャーの経営者はまさに、「やる気が溢れでてしまって起業してしまった馬鹿な人」という感じですね。 そういった経営者の志実現を支えることで、一緒に働くメンバーやサービスを受け取った消費者、メディアでその社長の生き方や考え方を知った方などに志を持つきっかけになれば、と考えています。 そんな志を持つ人を支えるために、同じ志をもつ仲間の採用を支援するヘッドハンティング事業、そして資金調達や認知度向上のためのマーケティング支援、M&A支援などの経営戦略を支援する事業も行っています。 Image may be NSFW.
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2_BNGパートナーズ様
BNGパートナーズ様では、名刺の真ん中にそれぞれの志を書いているそう。藤田さんの名刺に書かれている志は、入社した当時から変わらないそうです。 LISKUL編集部:その中でも、今回はヘッドハンティング事業に絞ってWebマーケティングに取り組まれたと伺いました。具体的にはどのような課題を感じて、Webマーケティングに力を入れるという決断にいたったのですか? 藤田さん:感じていた課題はいくつかありますが、まずは「従来の候補者集客構造に限界を感じていたこと」です。具体的には、自社のホームページやイベントによる集客と、提携先のデータベースを活用した候補者集客になります。 これまではヘッドハンティング業界の中でもニッチャーだったので、良いサービスを展開することで市場シェアを獲得してきました。しかし、ここ1~2年で、ベンチャー企業のヘッドハンティングではトップシェアを誇るにまで成長し、顕在化している候補者獲得だけでは事業拡大が望めません。その課題を解決するため、マーケティングに取り組んだのがきっかけになります。 Image may be NSFW.
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3_BNGパートナーズ様
行動していく中で一番の気づきは、「市場シェアに合わせてマーケティング戦略を変えなければならない」ということです。 詳細は非公開ですが、年間の転職者数は約300万人のうち、弊社のターゲットであるベンチャー企業の経営幹部(年収1000万円以上)の比率はとてもわずかなのです。   先ほども申しあげましたが、「ベンチャー企業の経営幹部(年収1000万円以上)」というニッチな市場においてBNGパートナーズの市場シェアはリーディングカンパニーと呼べる比率にまで達しており、顕在している市場を開拓していくだけでは成長余地が見込めない状況に陥りつつあるということです。 実際、ベンチャー界隈では高い知名度を誇っているものの、これからベンチャーに飛び込もうと考えている潜在候補者にとってはまだまだ認知度が低い。 そこで、私たちの感じているベンチャーの良さや、志、人生をかけて働く価値観を対面だけではなく、多くの人に見てもらえる形で伝えるためにはどうしたらいいのか?を考えて、Webマーケティングへ取り組むことを決めました。 その後、初めは専門家であるCMO(最高マーケティング責任者)を自社で採用をしようと考えていました。結果としては、なかなか戦略と実行、そしてベンチャーへの理解などの能力を兼ね備えた方にお会いすることができませんでした。最終的には、以前に仕事でご縁があったWebマーケティングのプロの方にお声をし、Webマーケティングの代理店も交えたチームをつくり、本格的にこの取り組みをスタートさせました。

サイトリニューアルとネット広告で、問い合わせ数は6倍になり、質も向上

LISKUL編集部:実際にWebマーケティングに取り組んでみて、結果はいかがでしたか? 藤田さん:結論から言えば、「ものすごく良かった!」です。 Image may be NSFW.
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5_BNGパートナーズ様
まず今回のWebのマーケティング施策を行う前後を比べると、3ヶ月で問い合わせ数が6倍と大幅に伸びました。 さらに、Webからお問い合わせを頂く方は僕達の想いや志、という考え方をご存知の方が多い傾向がでました。これはWebでしっかりと情報を伝えたことにより、弊社の考え方と合わない方がスクリーニングされたからなのではないか?と考えています。 LISKUL編集部:短期間で素晴らしい成果ですね!具体的にはどういった施策を行われたのでしょうか? 藤田さん:行ったことは、「Webサイトのリニューアル」と「ネット広告」の2つです。 自分たちが押し出したいメッセージを考え、①魅力的な独自の求人 ②“志“というキーワード の2つのメッセージでの効果を、ヒートマップツール(※Webサイトのどこに注目がされているか?を調べるツール)を使って検証しました。   Image may be NSFW.
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4_BNGパートナーズ様
実際に行われたヒートマップの図。赤くなっているところほど、注目が集まっています。 検証の結果、Webサイトに来る人はまず「掲載されている求人の内容」に注目し、その後で「志という価値観」のページを見る、という流れが弊社の勝ちパターンであるとわかりました。そもそもヒートマップツールの存在も知らなかったので、ここまで調べられることに驚きました。 そのあとは広告で流入を増やすための、自分たちのターゲットに刺さる表現の選定を行いました。最初は年収・案件のポジション・面接の同席率などを押し出していましたが、最終的には自分たちのお客様に合った訴求を知ることができました。
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バナー
実際に使われていたバナー。訴求を変えたことにより、Webからの問い合わせの質がぐっと上がったそう。

「スペシャリストの意見に反対をしないこと」と「仮説をもつこと」

LISKUL編集部:Webマーケティングの成功のために意識したことはありますか? 藤田さん:2つあります。1つ目は、「スペシャリストの意見に反対をしないこと」です。 これまでの経験から現場感覚がある方がちゃんとしたジャッジができると考えていましたし、外部のプロフェッショナルの方の意見に余計なことを言ってうまく行かなくなる、ということはよくあります。はずせない部分や基本はきちんと伝えた上で、「スペシャリストの意見に反対をしないこと」には気をつけていました。 また外部の専門家の方々が入ることで、「私たちが言いたいこと」ではなく、常にターゲットである「応募者がどう感じるか?」という視点でアドバイスをいただけたのも非常に良かったです。 2つ目は、「仮説をしっかりともつこと」。 Webマーケティングでは、仮説の検証が重要です。どれだけデータが取れても、それがどういう仮説に基づいたものなのか?が明確でなければ、検証ができません。今回は、外部のプロフェッショナルの方の意見もあり、仮説を持てたのがとても良かったと思います。

Webマーケティングの取り組みで生まれた、会社全体への好影響

LISKUL編集部:今後やりたいことや、Webマーケティングにこれから取り組みたい企業さんに向けてのメッセージがあれば、お願いします。 Image may be NSFW.
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BNGパートナーズ様
  藤田さん:まず、Web上の求人票の内容を充実させて魅力的にしていきたいと思っています。あと、実は一度広告を止めてみようと考えています。それは弊社の「広告を出さない状態だとどれくらいの人が来るものなのか?」という自社の自然なWebでの存在感を測りたいから。その結果アクセス数が伸びていたとしたら、広告による認知が伸びた、などと考えることもできます。あとはWebサイト自体も、多くの方がもっと自分から使いたくなるようなものになるように構想を考えています。 実際に取り組んでみて感じたのは、Webでのコミュニケーションは、「正直」だということ。例えば、対面営業では、話が面白くなくても、聞き手が盛り上げてくれたりして「うまく行っている」と勘違いすることもあります。 しかし、Webではユーザはつまらなかったらすぐにページを離脱しますし、その行動データがとても正確に取れます。そのデータをから、実際の対面営業に活かすこともできます。それだけでも、良い投資だった、と思います。 また問い合わせ数の伸びだけではなく、社員もWebサイトやランディングページのために写真を撮られたり、自分のプロフィールを外に載せたりしたことで、少し意識が変わりました。弊社の認知度が上がれば、さらに社員の自覚も上がっていきますよね。ぜひ、そういうお得な効果もあるので、悩んでいるならばWebマーケティングには取り組んでみればいいと思います。 今回のWebマーケティングへの取り組みは、私たちがこれから目指すより高い目標への下準備、重要な第一歩となりました。 LISKUL編集部:ありがとうございました。

まず10,000円でWebマーケティングに挑戦。Webマーケティングスターターパックとは(広告)

いかがでしたか。初めてWebマーケティングに取り組む場合でも、成果を出すことは無理な話ではありません。 LISKULを運営するソウルドアウトも、またWebマーケティングに取り組んだことがない方でも低リスクでWebマーケティングに挑戦することができるように「1万円からリスティング広告を試せるサービス」を行っております。 まず1万円ほどリスティング広告をお試し利用することで、自社の市場感や適切な予算設定、またその後自社がWebマーケティングでどのような施策をおこなっていくべきかをプロが診断します。 今後、Webマーケティングに挑戦したいとお考えの方は、ぜひご活用ください。 1万円からできる!インターネット広告お試しプラン
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