「動画の会社多すぎる!」 動画制作について調べていて、思った方は多いのではないでしょうか?
最近、色んな所で動画を目にする機会が増え、そろそろ始めてみようかな、と思いつつも 「どうやって始めたら良いのかよく分からない」 「動画制作会社が多すぎて選べない」 そんなお悩みをお持ちの方は少なくないと思います。
今回は、まだ動画制作に取り組んだことが無いという初心者の方に向けて、
・会社の選び方
・気になる料金から効果の出る制作
・動画の活用方法
といった動画に関する基本的なことを分かりやすくお伝えします。
動画制作に興味がある、やってみようか迷っている、という方の参考になれば幸いです。
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動画ってどう使うの?効果はある?
まず最初に、事例をご紹介しましょう。今回は、自社で制作していない動画も含まれていますが、分かりやすい事例をピックアップしています。
Facebook:静止画よりも動画のほうが効果よし?!
デジマラボでは、なんと静止画と比べて動画は半分のコストで目標(「Facebookでのいいね」)を達成できるようになったそうです。
静止画広告の平均CPA(獲得単価)は213円でしたが、1時間ほどで簡単な動画を制作し、1週間運用してみたところ、動画の平均CPAは139円まで下がりました。
引用:
【実録】20%ルールがしんどすぎてFacebook広告に動画を使ったらCPAが半分くらいになった話 - BITA デジマラボ
弊社でも、最近動画広告に取り組み始めたばかりですが、 静止画と比べ、動画はクリック率が2倍ほど良いという結果が出ています。
参考:
動画広告って効果あるの?データから分かる市場規模や活用するべき業界
YouTube:最初の5秒で惹きつける
YouTubeの動画はスキップすることができるので、ユーザーが5秒以内に続きを見たいと思うようにひきつけないといけません。
最初の5秒間でどれだけ惹きつけられるかが勝負になっています。
スキップしないでくれ
最近じわじわ増えている、「スキップしないで」とお願いしてくるユーチューブ動画広告。
引用:
【悲劇】主婦の悩み Shufoo! 前編
チラシの上でスキップする自分の息子に対して、「スキップしないでくれ」と話しかける父親。 シュールな描写がユーザーを「続きをちょっと見ても良いかな」という気持ちにさせます。
参考:
動画広告の成功事例を学べ!企業コラボ連発のYouTuber劇団|Viibar
制作した動画は広告やサイト内のコンテンツとして活用する
動画の使い方について大きく3つに分けました。
動画広告として利用する
Facebook、YouTube、ツイッター、インスタグラム、LINE… ありとあらゆるところで動画の広告を目にするようになりましたね。 静止画よりも圧倒的に動画のほうが効果がよいため、今がチャンスです。
動画制作は高いものという認識が強く、難しそう、と敬遠している企業が多いためまだそこまで広告にかかる金額は高くありません。 始めるのであれば、できるだけ早く始めたほうが良いでしょう。
サイト内コンテンツの一つとしてユーザーのCVRを高めるために利用する
サイト内に動画を入れるとそのサイトに興味を持って訪れたユーザーをより惹きつけ、お問合わせや購入が増える可能性が高くなります。
引用:
OMAMO
動画が入っていることで住職の願いと商品の魅力が十分に伝わってきますね。
サービス紹介で利用する
特にわかりづらいサービスの場合、動画を利用するとわかりやすく伝わるものになります。
▼「NP後払い」紹介動画
引用:
【NP後払い】サービス紹介映像
NP後払いの紹介とそのメリットがわかりやすくアニメーションで紹介されていますね。
動画制作会社はどう選ぶ?3つの選びかた
どこの会社が良いのか比較することって難しくありませんか? 色々な企業を見ているうちに、よくわからなくなってしまい、「ま、許容できる値段とそこそこのクオリティがあれば良いか。」といい加減に選んでしまいがち。
そこで最低限抑えておきたい、動画制作会社の3つの選び方をお伝えします。
選び方①:動画作る目的と、求めるニーズに合っているか?から選ぶ
まずいちばん大事にしたいのが、「動画を作る目的」を明確にすること。 なんとなく効果が良いと聞いたから作ってみようかな、という場合にはまずはこれを明らかにするところから始めましょう。
・自社のブランディングのためなのか?
・商品購入を促すためなのか?
・サイトに訪問させるためなのか?
・Facebookに「いいね」をたくさんつけてもらい、認知度アップを目指すのか?
・自社サービスの紹介のためなのか?
「こちらの求めていること」と「相手の強み」が同じだったら一番良いですよね? 動画会社にはそれぞれの強みや実績があります。 制作の目的を明確にしたら、同じような事例があるか、その実績はどうかを動画会社に確認してみましょう。
問い合わせに使えるフレーズ
例)FacebookでWebサイトに訪問する人を増やすために動画広告を制作したいと考えています。御社でそのような制作をされた実績はありますか? あれば見せてもらえませんか?
選び方②:制作の優先順位と合っているか、をチェックする
・料金が安いところがいいのか?
・急ぎの案件でとにかく速いところがいいのか?
・多少金額がかかっても、良いクオリティを重視するのか?
その時々によって、制作の優先度は違います。 例えば速さを優先する場合、 いくら安くて良いな、と思っても納品してほしい時期に間に合わなければ意味がありません。
また依頼側の素材提供や制作確認が遅れると、その分納期も遅れてしまうため、任せっぱなしにするだけでなく、お互いにそのスケジュールで行けるのかちゃんと確認しておくことがとても重要になります。
後々トラブルにならないためにも今回は何を一番の優先に置くのかを伝え、それが達成できるかを確認しましょう。
問合せに使えるフレーズ
スケジュールの関係上○月○日までに納品が完了しないといけません。その場合、どのようなスケジュールになりますか? 修正が挟まった場合には何日ほど必要になりますか?
選び方③:どこまでその金額でやってくれるのかチェック
よく制作会社の実績のところに〇〇円でこのクオリティというのが載っていますよね? 注意すべきポイントはどこまでやってその金額なのか、という点です。 動画制作にはざっと ・企画 ・取材 ・撮影 ・編集 といった工程が組まれています。
企画までは依頼主に考えてもらうのがこの金額ですよ、という場合も。 または依頼主が撮影した動画の素材を持っていて、「こんなストーリーで編集してほしい」と頼むだけの場合には実績の金額よりも安くできる可能性もあります。
予算が限られている場合、「撮影はこちらで行うので、編集だけお願いできますか?」「修正は1回だけに」など交渉してみると良いでしょう。
問合せの際に使えるフレーズ
この金額はどこまでを含んでいますか?企画から込みですか?
プラスα 動画を自分で作る場合
・予算がない
・いきなり動画会社に頼むのは気が引ける
という場合にはまずはご自身で制作にチャレンジするのも一つの手段です。 ご自身で作る場合のメリット・デメリットは以下。
メリット
・安くすむ
・修正が何度も出来る
・2つ制作してABテストするなど自分の意図に沿ったテストがやりやすい。
デメリット
・機械音痴さんには編集ツールの画面をいじるのがかなり大変。
・逆に、シンプルなテンプレの編集ツールを使うと融通があまり効かなく、思い通りの動画が作れなくなる可能性がある。
・目的に沿った効果的な撮影の仕方、編集の仕方がプロと比べてやはり劣ってしまうため、見栄えが悪くなる可能性がある。
気軽に自分で試したい方はこちらの記事やサイトも是非チェックしてみてください。
参考:
アマチュアからプロまで、動画制作の定番編集ソフト5選 | 動画アカデミー - 動画メディアGoooD
参考:
Yahoo!ビデオクリエイター
まとめ
いかがでしたか。動画制作で重要なことは、動画を制作する目的をはっきりさせてから、同じような事例をもった制作会社に依頼することです。
いままで制作会社が多すぎて選べないと思っていた方は、ぜひ動画を制作する目的から考え、ぴったりの制作会社をみつけてみてください。
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