ファッションに対する好みや感じ方は、人それぞれが感じるエモーショナルな部分。それは、ショッピングの場面でも同じです。その情報を得るチャネルは、テレビや雑誌が主流でしたが、今ではECサイトやSNSなどのネット上で商品や情報を知る事が多くなってきました。代表的なものの1つに “インフルエンサー”と呼ばれるSNS上で大きな影響力をもつ人々の存在があります。
そんなインフルエンサーの力を活かしたサービスとして登場したのが、「ライブ配信 × コマース × インタラクティブ」を特徴としたソーシャルライブコマース「
Live Shop!」です。このサービスを開発した株式会社Candeeの代表取締役副社長 CCO新井拓郎さんと執行役員の椙原誠さんに、お話を伺います。
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※本記事は株式会社Candee提供によるスポンサード・コンテンツです。
インフルエンサーが生放送中に商品を紹介!ソーシャルライブコマース「Live Shop!」とは?
新井拓郎 (あらい・たくろう)大学在学中よりエイベックス・グループにて、デジタルメディアを活用した音楽情報やアーティストに関する企画、制作、運営を行う。その後デジタル領域の音楽配信、アーティストのデジタルファンクラブ、BeeTV、dビデオ、UULAといった定額制映像配信、映像コンテンツのマルチユース展開、企業アライアンスなどの新規事業立ち上げを担当。2015年に株式会社Candeeの立ち上げに参画し、映像制作事業及びメディア事業責任者として常務執行役に従事。2016年12月より代表取締役副社長 CCOに就任。
そもそも「Live Shop!」とはどういうサービスなのでしょうか?
新井さん:「Live Shop!」は、Instagramなどで活躍するインフルエンサーが、お気に入りのアイテムをライブ配信の動画で紹介し、視聴者は気に入った商品をその場で購入ができるサービスです。コンセプトは、アイテムを紹介するインフルエンサーとのインタラクティブなコミュニケーションをしながら、買い物ができること。
現在はインフルエンサーによるファッションのコーディネート提案やメイクのコツ、ブランド、メディアの公式チャンネルなどをライブ配信し、インフルエンサーのファンを中心に視聴されています。まずはターゲットを10〜20代に絞っていますが、今後はブランドやインフルエンサーの幅も広げターゲットも拡張していく予定です。
これまで日本で積み重ねてきたライブ動画制作の実績を活かして、日本の市場に合わせた開発を
椙原 誠(すぎはら・まこと)2002年に株式会社 NTTドコモに入社。2社のベンチャー企業参画を経て、2009年株式会社ミクシィに入社。mixiアプリをはじめとする様々な新サービスの立ち上げに携わった後、UX 統括部及び、コミュニケーションサービス開発部の部長に就任。2012年に株式会社ディー・エヌ・エーに入社後は、ソーシャルプラットフォーム本部長に就任し、Mobage事業を担当。その後、マンガボックスを担当するIPプラットフォーム事業部 開発一部 部長、IPプラットフォーム事業部長に就任し、DeNAのエンターテインメント事業分野を統括。在籍中には、株式会社AMoAd取締役、株式会社エブリスタ代表取締役社長、MyAnimeList, LLC CEOも兼務。2017年 2月より、株式会社Candee執行役員として参画。
株式会社Candeeで、Live Shop!を開発しようと思った背景を教えてください。
椙原さん:これまでCandeeでは、ライブ動画を受託で制作してきました。 2年間で500本以上のライブ配信動画を作っており、LINE LIVEなどでも配信をしてきました。このライブ動画制作の実績は日本トップクラスだと思います。
今までのライブ配信はFacebook LIVEやLINE LIVE等のプラットフォーム上で配信していたので、それぞれのプラットフォームの仕様に最適化して配信するノウハウを蓄積してきました。
しかし制作側として、他に「こんな機能があれば、もっと面白い番組が作れるのに」と思っても、その機能が開発されるかどうかはわかりません。なので、いっそのこと自分たちでそういった機能を自由に開発できる独自の配信プラットフォームを提供した方が、コンテンツの作りの幅も広がるし、今までのノウハウが活かせると思い、「Live Shop!」というプラットフォームを自社で開発することを決めました。
ライブ配信の魅力の1つは、出演者に質問のコメントをするとすぐに回答してもらえたり、視聴者が面白かったらいいね!をつけたり、出演者と視聴者がリアルタイムにインタラクティブなコミュニケーションができる点です。その魅力をうまく伝えられるプラットフォームにしたいですね。
中国では3億円分の商品を2時間の生放送で売ったインフルエンサーの実績も
インフルエンサーを使ったライブ通販は、インフルエンサーマーケティングの主流なのでしょうか?
新井さん:日本ではまだ広まっていませんが、実はすでに中国では、こういったライブ通販の成功事例が生まれています。
例えば、中国通販サイト、タオバオの「淘宝直播」では、ファッション関係インフルエンサーの女性が2時間で約3億円の売り上げています。ライブ配信で自身の新作ブランド発表とその製作過程などを実況中継し、41万人が視聴、100万いいね!を獲得したそうです。
アパレルの小売り店舗の売上が、1日100万円くらいだとすると、販売力の高さは圧倒的です。こんなふうに、動画ECでものを売る時代は“いつか来る“のではなく、もう日本にも来ていると思っています。
参考:
2時間で3億円を売り上げるタオバオ生中継(淘宝直播)とは?
Live Shop!では、どのようにこれまでのノウハウが活かされているのでしょうか?
椙原さん:中国で流行っているサービスとの違いは、ただ自撮りをライブ配信するだけではなく、日本の女性が好むように Candeeの制作スタッフが撮影・編集を行なった上で、番組配信までを担っている点です。
視聴者が見て楽しめる動画を配信するには、出演するインフルエンサーのパフォーマンス力が必要ですが、動画の制作までをするわけではありません。「Live Shop!」 はインフルエンサーの力をより活かしつつ、撮影のテクニックを駆使して番組として仕上げています。例えば、カメラワークやスイッチングで様々なアングルやカットを盛り込んだり、CGを使って背景を加工したり。
これはインフルエンサー側にとっても他のインフルエンサーとの差別化になりますし、私たちとしてもその人自身の価値を一緒に高めていきたいと思っています。
インフルエンサーが自分の好きなものを売っているからこそ、プラットフォームは信用される
出演するインフルエンサーの方が販売しているのは、広告として出稿している企業の商品ですか?
新井さん:いえ、販売する商品は、インフルエンサー本人が選んだ視聴者に紹介したいアイテムがメインとなっています。
もし企業が売ってほしい商品をインフルエンサーが紹介すると、どれだけ頑張っても視聴者には「宣伝」だと見透かされてしまうと思っています。だから、インフルエンサーには自分が本当に視聴者に紹介したいアイテムを売ってもらっています。その結果、Live Shop!は多くの人が集まる場になります。
お伺いをした時も、同じビル内のCandeeスタジオで、ライブ配信の準備中でした。
生放送にはどのような魅力があるのでしょうか?
通常のECサイトに動画を載せるのとの違いはなんでしょうか?
新井さん:これまでは何か欲しい商品があっても、ECサイトで情報を調べて、レビューを見て買うというのは手間だし、エネルギーが必要でした。
ところが、自分が憧れていたり、好きな人がその商品を紹介していて、生放送で自分の質問に答えてくれる…となると、購入の後押しをされるんですね。これは「ウインドウショッピングの新しい体験」になっていくと思います。
それでは企業にとってLive Shop!はどのような活用方法があるのでしょうか?
新井さん:企業が自社商品を紹介できる「ブランドチャンネル」をLive Shop!に設けています。 ブランドの商品をブランドの店員やインフルエンサーが紹介をする、というイメージですね。
自社コマースに切り替えたいが、一般的なECサイトには頼りたくないアパレルブランドが多いとよく耳にします。そんなブランドにとって視聴者の方へブランディングやコミュニケーションを行える場所を提供していきたいと考えています。
このままアパレルブランドのEC化率が上がり、リアル(小売店舗)での販売が減少すると、ブランドと顧客との接点も減ってしまいます。Live Shop! はその問題を解決する顧客接点としても使えますし、すでにインフルエンサーと一緒にマーケティングをしているブランドにとっては、その関係性を活用できるプラットフォームになると思っています。
Live Shopで、新しいショッピングの形をつくりたい
Live Shop!の今後の展望を教えてください。
椙原さん:今はコメントやアンケート機能を楽しみながら商品を購入できますが、今後はオークション、クイズなどで勝ち抜いた人だけ買える機能など、ライブ配信の特性を活かした販売機能をもっと開発していきます。それによって番組の作り方も変わっていくと思います。
新井さん:2017年の6月下旬には、アソビシステム所属タレントの個人チャンネルを配信するほか、Live Shop!にかかわるインフルエンサー、ブランド、メディアを増やし、サービスを拡張していきたいと思っています。Live Shop!でしか買えないプライベートブランドの開発者、Candee独自のメディアも制作していきます。また、長期的にはLive Shop!以外にも、Liveプラットフォームを作っていきたいと考えています。
Candeeで、今までにない新しい形のプラットフォームを一緒につくりたいエンジニア、デザイナー、動画メディアのディレクター、動画制作メンバー、アカウントプロデューサー、コーポレートスタッフなど、幅広い職種でメンバーも積極的に募集しています。ぜひ、興味のある方は
こちらまでお問い合わせください。
Live Shop!とは?
■「Live Shop!」4つの特徴(
YouTube)
1:出演者がお気に入りのアイテムをライブ配信(生配信)で紹介
2:ライブ配信中に、その場で簡単に購入ができる
3:出演者と視聴者が、コメント欄やハートを通じてコミュニケーションできる
4:視聴者アンケートや抽選販売など、リアルタイムで楽しめる参加型企画
■チャンネル開設について
Live Shop!は、出演者がお気に入りの商品を紹介する「個人チャンネル」の他、各ブランドやメディア独自の世界観を表現できる「ブランドチャンネル」「メディアチャンネル」を開設する事ができます。視聴者と コミュニケーションをとりながらライブ配信していくため、販売機会の新規創出だけでなく、EC普及による “顧客との直接的な接点の減少”という課題も解消する事ができ、販売員やインスタグラマーのサービス力や コミュニケーション力を活かした販売が可能になります。今後、続々と新しいチャンネルの開設を予定して います。
■アプリ詳細
サービス名 : Live Shop!™ (ライブショップ)
カテゴリ :ショッピング
内容 :ライブコマースアプリ
価格 :無料
推奨環境 :【iOS】iOS8.0以降。IPhone、iPadおよびiPod touchに対応
【Android】Android OS 4.4以降が動作する端末
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