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インフルエンサー×アフィリエイトの新しいマーケティング手法を徹底解説

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インフルエンサーアフィリエイト
インフルエンサー・アフィリエイトをご存知ですか?その名の通り「インフルエンサーマーケティング」と「アフィリエイト」を合わせたマーケティング手法のことを指します。 コスト的に大きなリスクを回避できるアフィリエイト(成果報酬型広告)に、影響力の強いインフルエンサーを起用できれば理想的ですよね。 この記事を読めば、成果報酬型のインフルエンサーマーケティングについて、そのメリットや具体的な利用方法も分かります。また、インフルエンサーマーケティングの課題を、アフィリエイトの手法で解決できる理由も説明していきます。 「インフルエンサー×アフィリエイト」という新しいマーケティング手法に関する理解を深め、それを導入し、ターゲット商品やサービスのプロモーションが成功すれば幸いです。 [toc]

インフルエンサー×アフィリエイト(成果報酬型)の新しいマーケティングの形

インフルエンサーを起用するマーケティングと、アフィリエイト方式が融合したものが登場し、そのPR効果が期待されています。 SNS上で若年層を中心に人気を集めているインフルエンサーの投稿・影響力を活用し、商品やサービスの認知度を上げ、ブランディングにも有効なインフルエンサーマーケティングですが、費用対効果を考えると導入できないケースが少なくありません。 そこにアフィリエイト(成果報酬型広告)の手法を導入すると、従来のインフルエンサーマーケティングの問題が改善するという、新しいマーケティング手法が「成果報酬型インフルエンサーマーケティング」です。 インフルエンサーマーケティングは現在、20代から30代前半の女性をターゲットとしたファッションや美容、また性別関係なくゲーム・アニメ・映画などのPRに適しています。しかしSNSに慣れ親しんだ世代が中高年になっていくことを考えると、成果報酬型インフルエンサーマーケティングの手法が、現在は向いていないと思われている分野にまで広がる可能性があります。

インフルエンサーマーケティングの抱える2つの課題

ここでは、インフルエンサーマーケティングの課題を2つ見ていきます。ひとつは「費用の問題」、もうひとつは「投稿内容の問題」です。

1.費用の問題

依頼できるインフルエンサーの人数が予算の都合で少なかったり、企画やキャスティングなどのディレクション費用(中間マージン)が高くてインフルエンサーのPR効果を試すことすらできなかったり、金銭的な問題があります。 ご参考までに、一般的なインフルエンサーマーケティングにかかる費用を紹介します。

初回登録料・月額固定費

「インフルエンサープラットフォーム」「マッチングプラットフォーム」など、インフルエンサーを探し、アプローチするためのシステム(およびサイト)を利用する際に支払う費用です。会員登録すれば無料で利用できるものもあります。

インフルエンサーに支払う報酬

基本的には「フォロワー数×設定した価格」が報酬になります。
  • 一般的なインフルエンサー:1フォロワー2〜3円
  • 人気インスタグラマー:1フォロワー4〜6円
  • 参考:インフルエンサーマーケティング|費用はどれくらい? 1万人のフォロワーがいるインフルエンサーに「5円」と設定した場合、支払う報酬は5万円。同じ条件のインフルエンサーを20人起用すると、報酬の総額は100万円ほどになります。

    ディレクション費用

    代理店タイプの会社に、マーケットの調査やインフルエンサーのキャスティング、結果の分析などを依頼する場合は、サービス内容次第で費用がかかります。

    2.投稿内容の問題

    フォロワーが多いインフルエンサーを起用したにもかかわらず、エンゲージメント(ライクやコメント)がいまいちだったり、投稿してもらった写真のクオリティーがあまり高くなかったり、“期待したPR効果が得られなかった”という問題も起こり得ます。 マーケティングやWEB広告に関する知識や経験値が少なめの企業(担当者)が、直接インフルエンサーを探してPRを依頼した場合、なかなか費用に見合った効果が現れづらいという現実があります。

    アフィリエイトの仕組みを融合させる理由

    アフィリエイトの仕組みをインフルエンサーマーケティングに取り入れれば、上記のような問題が解消されます。その理由は、企業側は成果があったPRに報酬を支払うのでコスト的に納得でき、インフルエンサーもPR内容(写真や文章などのコンテンツ)にこだわり、成果アップを重視するからです。 また、従来のインフルエンサーマーケティングでは、一度の投稿に対して報酬を支払うのが一般的でしたが、同じ商品やサービスに対して複数回投稿される可能性も高いです。 さらに、企業とインフルエンサーが公平な取り引きを行えるように、PRによる成果数を正確に反映することも重要です。

    成果報酬型インフルエンサーマーケティングの具体的な利用方法

    まず、成果報酬型インフルエンサーマーケティングを展開している、マッチングプラットフォームサービス「buzzil(バジル)」の企業側の利用方法みていきます。サービスを提供する会社によって詳細は異なりますが、流れをつかめると思います。 参考:buzzil(バジル) 1.プロモーションを申請 商品やサービスのプロモーションを申請します。その際、初回登録料や月額利用料は発生しません。ただし、申請が通らない商品やサービスもあります。 2.インフルエンサーの選考・依頼 プロモーション内容に合わせて、適したインフルエンサーがピックアップされます。企業側はピックアップされたインフルエンサーの中から投稿を依頼したい人を選び、商品を発送(またはサービスを提供)します。 3.インフルエンサー用のクーポン発行 インフルエンサーへの商品提供や、クーポンに適用する特典(割引)など、自社の販促コストを考慮して報酬金額を設定できます。 4.インフルエンサーがSNSなどで投稿 商品やサービスを利用したインフルエンサーが、そのときの写真・動画や感想などを、InstagramなどのSNSに投稿するという形でPRします。 5.企業サイトでのクーポン利用 インフルエンサーのPR投稿を見て共感したフォロワーが、その商品やサービスが掲載されている企業サイトに誘導され、クーポンを利用します。 6.成果報酬の支払い インフルエンサーへの報酬も、利用されたクーポン(成果)で決定されます。 そのほか、成果報酬型のインフルエンサーマーケティングを展開しているのが「expause(株式会社 Lxgic)」です。成果報酬アカウント(発行無料、1か月以内に1回以上の募集を行うことが必須)を取得すれば、Instagram上でインフルエンサー×アフリエイト型のPRが可能です。 参考:expause(エクスポーズ) 1.「 いいね!」の数だけ費用が発生 「1 いいね!」を1円から依頼でき、完全な成果報酬型で支払いが発生します。 2.アフィリエイト方式でPR 販売につながった商品数をベースに、インフルエンサーへの支払額が決まります。 【例】商品の成果報酬単価を2,000円と設定した場合、インフルエンサーのPR効果で100個売れたときの支払額は「2,000円×100=200,000円」 3.クリック数課金 クリック数をベースに、インフルエンサーへの支払額を決めることも可能です。 【例】クリック単価を100円と決めて、起用したインフルエンサーのPR効果により1000クリックをカウントした場合は「100円×1,000=10,0000円」

    まとめ

    今回は、インフルエンサー×アフィリエイト(成果報酬型)の新しいマーケティングの形を紹介しました。インフルエンサーマーケティングを試してみたかった企業に役立つ情報だったのではないでしょうか。 この新しいマーケティング手法を導入して、商品やサービスのプロモーションが上手くいくことを願っています。

書類保管サービス【13選】各社サービスの特徴・費用を徹底比較!

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書類 保管
企業が活動する上で、年々保管しなければならない書類が増えています。しかし、社内のスペースは限られているため、書類の保管スペースがなく困っているという方も多いようです。そのような方には、外部の書類保管サービスを活用するのがおすすめです。 この記事では、「書類保管サービスではどのようなことが出来るのか」「書類保管サービスのメリット」「おすすめする書類保管サービス」「各社の強みや費用」まで紹介します。是非、自社に合うサービスを探すのにお役立てください。 [toc]

書類保管サービスを利用する3つのメリット

書類保管サービスを利用するメリットを3点紹介します。

書類をWEB上で検索できる

多くの書類保管サービスでは、預けた書類をシステムで管理しているので、WEB上で簡単に検索することができます。管理倉庫との面倒なやり取りもなく、組織としてのルールも統一しやすいので、保管書類を簡単な操作で検索することが可能です。

WEB上から書類の配送が可能

保管している書類の中で配送したい書類がある場合は、WEB上で申請するとピンポイントで出庫して配送できます。全てWEB上で完結するため、無駄な時間をかけずに配送を行うことが可能です。

機密を保持したまま書類を破棄できる

年々保管して増えた書類の中には、保管期限が切れているものもあります。破棄を希望する書類は、機密を保持したまま破棄することが可能です。破棄の方法はさまざまで破砕処理や溶解処理などがあります。

【徹底比較】書類保管サービス13選

それでは実際に書類保管サービスをご紹介していきます。 書類保管サービスも特徴や金額感が大きく変わってきます。今回13ものサービスをご紹介しますので、自社にマッチしたサービスを探してみてください。 なお、重要度を客観化するために書類保管サービスを紹介した3サイトを調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しています。

1.三井倉庫(書類保管.com)|大手企業および金融機関2,000社の実績有!

三井倉庫(書類保管.com)

特徴

  • 大口需要向けサービスは月額使用料100円/箱
  • 入出庫や手続きは全てWEBで対応できる。配送は指定業者が対応する
  • 統合書類管理システム(無料)を使用すると倉庫と事務所内の書類を一緒に管理できる。1 都3県(東京・埼玉・神奈川・千葉)と大阪市内に限定

料金

  • 初回預入時 保管箱 300円/箱 預入料 500円/箱
  • 月額保管料 100円/箱
  • 入出庫料 出庫料 無料 再預入料 500円/箱
  • オプション 溶解廃棄量 500円/箱

2.丸八倉庫|温熱感知器装備でセキュリティ万全!閲覧室も利用可能

丸八倉庫

特徴

  • 月末時に在庫表・保存期日一覧表などを発行する
  • 閲覧室は営業時間内いつでも利用できる
  • 専用配送車で入出庫する
  • 破棄希望の書類は未開封のまま溶解処理する。廃棄証明書の発行もある
  • 指定文書はPDF化し、メール送信するシステムの利用が可能

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • オプション 要問合せ

3.書類管理ドットコム|1箱あたりの保管料金が安い

書類管理ドットコム

特徴

  • ネットで会員登録でき、すぐに利用できる
  • 集荷・発送依頼は24時間手配可能
  • 全国均一の保管料金と集配料金(北海道、沖縄、離島など一部除く)
  • 1日単位の保管料金設定

料金

  • 初回預入時 50円/1箱
  • 月額保管料 60円(2.0円/1日1箱~)
  • 入出庫料 50円/1箱
  • 送料 700円/1箱~(サイズにより変動、集荷手数料は1回+300円)

4.セービングBOX|閲覧頻度で利用タイプを選べる

セービングBOX

特徴

  • 利用頻度により選べるコースが2つある
  • 小ロット1箱あたり月額120円(税別)で利用可能。ロットが多い時は割引になる
  • 防火・防犯などに優れた倉庫で書類をバーコードシステムで管理

料金

  • 月額120円/箱(税別5箱~)
  • 閲覧頻度が多いコースは月額50円/箱(税別50箱~)
  • 入出庫料 「段ボール預かり型」120円/箱(税別)閲覧頻度が多いコースは50円/箱(税別)
  • 片道配送料 800円/箱(一部地域を除く)

5.住友倉庫|WEB上ですべて一元管理!気密性が高い閲覧室も用意

住友倉庫

特徴

  • セキュリティの整った頑丈な倉庫で書類を保管する
  • 書類を専用Webシステムで一元管理する
  • 配送は指定業者が対応する
  • 機密環境の整った閲覧専用の部屋を完備している

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • オプション 要問合せ

6.株式会社セキュリティリサイクル研究所(SRI)|箱単位だけでなくファイル・書類単位でも保管できる

SRI

特徴

  • 書類保管は「箱単位」「ファイル単位」「1件単位」と用途に合わせて対応可能
  • セキュリティ万全の頑丈な倉庫で書類を保管する
  • オンデマンド電子サービスから依頼文書を検索でき、暗号化PDFでダウンロードできる
  • WEB管理システムからアクセスして、書類の在庫管理や手続きが可能

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • オプション 要問合せ

7.佐川急便|指紋認証・静脈センサーで徹底したセキュリティ

佐川急便

特徴

  • 引き取りから保管、溶解処理まで、一貫して対応する
  • 指紋認証・カラー防犯カメラなど、セキュリティ環境の整った状態で書類を管理する
  • WEBサイト内で保管文書の閲覧、溶解処理などを依頼可能。サイト内で溶解処理証明書の発行ができる

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • 文書保管箱 A3対応1枚396円(税込)・A4対応1枚336円(税込)

8.旭倉庫|耐震・耐火構造で安心・バーコードで徹底管理 旭倉庫

特徴

  • 防火・防犯などに優れた倉庫で書類をバーコードシステムで管理
  • WEBやメールで管理や集荷などを簡単に依頼できる
  • 一社貸切の閲覧室で安全に作業ができる。室内には100箱程度置くことができ、コピーや  FAX送信も可能

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • オプション 要問合せ

9.大塚商会(デジ倉)|カルテ・レントゲン専用の保管箱まで用意

大塚商会(デジ倉)

特徴

  • 預けている書類をメールに添付(PDFファイル)して届けてくれる。WEBシステムからの依頼の場合、約30分で対応
  • セキュリティ環境の整った外部倉庫で書類を保管する
  • 書類管理から廃棄までトータルサポートしている。不要書類は安全抹消処理

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 18000円(5箱)
  • 入出庫料 要問合せ
  • オプション 要問合せ

10.東日本倉庫|国土交通省が優良トランクルームと認定

東日本倉庫

特徴

  • ダンボール箱1箱やクリアケース単位などでも預かる
  • 書類はFAXや郵送、メールで送付する
  • 首都圏へは依頼の翌日届けが可能

料金

1ケース内寸:幅40cm X 奥行30cm X 高さ27cmの場合
  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • 配送料 郡山市内基本料金1,500円(3箱まで)+1箱につき500円~(郡山以外は要問合せ)
  • 廃棄量 1箱500円~

11.富士防災警備|常に最新の警備システムを導入!

富士防災警備

特徴

  • 入出庫・破棄などの依頼はWebでできる。Webが使用できない場合はFax対応もできる
  • 集配専用車は防犯装置が完備され、GPS監視システムが付いている警備会社仕様
  • 定期的な集配は、集配スケジュールを組んで対応する。365日24時間集配可能(休日・夜間 など集配送は別途料金)

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • オプション 要問合せ

12.東武デリバリー|24時間365日配送対応可能!

東武デリバリー

特徴

  • 1箱からでも預け入れ可能
  • 防火・防犯などに優れた倉庫で書類をバーコードシステムで管理
  • 入出庫は、電話・FAX・WEBで申込み可能。24時間365日体制
  • 集配専用車は防犯設備のある特装車両

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • オプション 要問合せ

13.アズコムデータセキュリティ|CD・書籍・カルテ・絵画など幅広く保管できる

アズコムデータセキュリティ

特徴

  • 預けている書類全てのリストを毎月発行。廃棄期限の近い書類は満了3ヶ月前に案内する
  • 各種保管物は、保管要件に従い、バーコードシステムによって一元管理する
  • 機密性の高い情報の媒体(書類・磁気媒体)を盗難防止装置付きの専用車両で運搬する

料金

  • 初回預入時 要問合せ
  • 月額保管料 要問合せ
  • 入出庫料 要問合せ
  • オプション 要問合せ

書類保管サービスの注意点

書類保管サービスを利用する上で、いくつか注意点があります。

すぐに使う書類は預けない

多くの書類保管サービスの倉庫は郊外にあり、オフィスから遠い場所であるケースも多いです。また書類を出し入れする度に時間も費用も掛かるので、頻繁に閲覧する書類の預け入れは避けたほうが良いでしょう。

自社に合った機能の書類保管サービスを選ぶ

企業により、保管する書類の量や内容も異なります。保管する単位も箱・ファイル・クリアケースなど様々ですので、自社にとって利用しやすい内容か確認しましょう。

まとめ

企業向けの書類保管サービスは日々進化を遂げています。WEBシステムを使用し24時間対応可能なものや、万全な防犯・防災対策をしている倉庫もあります。オフィスのスペースを圧迫していた書類は、書類保管サービスを利用することで管理コストを抑え、必要な書類を探す手間も時間も減らすことが可能です。 良心的な価格のサービスも多いので、上手く利用すれば、書類の保管で圧迫されたオフィスを整理整頓された快適な空間にできます。ぜひ自社に合う書類保管サービスを見つけてください。

参考にしたサイト

書類保管サービスの5つのメリット|比較jp 文書保管(書類保管)|住友倉庫 機密文書の保管・検索業務・保存年限管理・廃棄処分のアウトソーシング‐SRI‐ 文書保管サービス|自社の重要・機密文書管理に最適な7選‐文書管理システム|ボクシルマガジン 重要な文書・書類を安心安全な倉庫に預けられる「セービングBOX」大塚商会 大塚商会の書類預かりサービス「セービングBOX」を紹介|機密文書廃棄 完全ガイド 書類保管|保管サービス|サービス紹介|東武デリバリー株式会社 株式会社アズコムデータセキュリティ

オフィス備品の管理方法を徹底解説|備品を管理するメリットから管理のコツまで紹介

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オフィス備品 管理
オフィスの備品は節税や経費削減に直結するので正確に把握しておく必要があります。しかし、備品管理は単調な作業が多く、管理が雑になってしまうケースも珍しくありません。ポイントをおさえるだけで正確な管理が可能になりますし、業務効率も改善されます。優先的にテコ入れしていきましょう。 今回の記事ではオフィス備品を管理する目的を再確認した上で、管理のコツを解説していきます。 [toc]

オフィス備品を管理する目的

そもそもなぜオフィス備品を管理する必要があるのか、目的を把握しておくことが大切です。

無駄な出費を抑える

使用頻度が少なかったり高額な商品のストックは無駄になりやすく、できるかぎり避けたいものです。しかし、管理が煩雑だとすでにある商品を購入してしまう可能性があります。 また、備品は法人税に直結するため、誤って計上すると申告にずれが生じる可能性があるので注意が必要です。申告内容に誤りがあった場合、延滞税などを納める必要が出てきます。これらのような出費を未然に防ぐためにも、備品管理が必要です。

業務効率の向上

オフィスの備品は従業員がシェアして使うものも多いです。そのため、備品の所在がわからなくなることがあり、その備品を探し回ったりと時間を浪費する可能性があります。また備品の状態を把握できておらず、故障などで使用ができない場合は本来の業務が遂行できません。オフィス備品を管理することでこれらのような無駄を排除できます。

オフィス備品管理を始めるタイミング

オフィスの備品管理は、オフィス移転・レイアウト変更時などと同時に始めるとよいでしょう。オフィスの備品管理といっても、思い立ってすぐできるというものでもありません。大きな企業になればなるほど、備品も膨大です。不用品を削減するタイミングを上手に使えばスムーズに着手できます。

オフィス備品管理の8つのコツ

オフィスの備品管理を正確に、かつ効率的におこなうためのコツを8つほどご紹介します。

1.購入から納品・管理までの流れをフロー化する

効率的にオフィスの備品管理したいなら、一連の流れをフロー化することをおすすめします。一般的な流れは、「見積⇒稟議⇒発注⇒納品⇒検収⇒固定資産台帳入力⇒現物管理」です。 管理フロー

2.物品管理に関するルールの構築する

複数の従業員が利用するオフィスの備品管理では、明確なルールを設定することが大切です。全社共通のルールを作成することで、現場の従業員から経理担当者までルールに基づいて備品を管理することができるようになります。 ルールを決めなかったり、ルール自体が間違っていると、台帳の情報と現実が乖離しかねません。特にオフィス備品の取得・廃棄は、物品管理コストに直結するので、明確にルールを規定するようにしましょう。

3.組織全体に周知する

物品管理のルールを決めたら、組織全体に周知させます。組織全体で共有できなければ、仕組みとして機能しません。オフィス備品の使用状況・所在が、すべてのスタッフに周知できていれば業務効率化にもつながります。 備品の状態を共有することで、返却忘れ・紛失等を防止し、廃棄時期の判断もつきやすくなるでしょう。保険や損害賠償関連のトラブルが多い「リース資産」の管理にも有効です。状態を共有できれば、満期契約の終了時期・保険適用条件などを把握したうえで、適切に処理できます。

4.物品管理用の台帳を作成する

物品管理用の台帳を作成すれば、オフィス備品を一元管理できます。備品情報を一元管理することで、物品の移動・削除といった作業も簡略化できます。会計処理上の台帳しか用意していない場合は、新たに物品管理用の台帳を作成しましょう。 物品管理用の台帳を作成することで、監査があっても慌てる必要がなくなり、現物の備品管理も楽になります。備品の写真や図面などを添付すれば、視覚的に把握しやすくなり、棚卸しのミスも減らせるでしょう。節税対策である減価償却分の把握にも役立ちます。

5.管理ラベルを物品に貼付する

管理ラベルをそれぞれ物品に貼り付ければ、オフィスの備品管理を視覚化できます。管理ラベルとは、備品の識別番号を記載したラベルのことです。ICタグやバーコード付きラベルなどを貼りつけることで、取得日や保管場所などを効率的に把握できます。 手動で作成したい場合は、ラベルプリンターがおすすめです。ラベルプリンターなら、備品情報と紐づけられた識別番号を印字するだけで、管理ラベルを発行できます。バーコード情報を一緒に添付すれば、目視での確認作業も省略可能です。

6.備品の所在や使用者を明確にする

備品の所在や使用者を把握することは、備品管理の目的の一つです。所在を正確に把握することで、オフィス備品を効果的に活用でき、棚卸し業務も効率化できます。使用者を把握できれば、備品の私物化も防止可能です。 例えば、めったに動かすことのない備品なら、位置情報を記載したファイルに、物品情報を紐付けるだけで所在を把握できます。デスク単位で細かく管理したい場合は、備品ごとに管理番号を振り分ければよいでしょう。

7.定期的に備品の状態を確認する

オフィス備品を管理する際は、備品の状態を確認しましょう。使おうと思った時に限って故障・破損が発見されれば、業務が停止することにもなりかねません。 高額の備品であれば、紛失すること自体が大きな損失になります。社外で紛失して機密情報が漏洩すれば、会社の存続も危ぶまれるでしょう。そのような事態を防ぐためにも、オフィス備品の稼働状況を定期的に把握することは大切です。

8.定期的に棚卸しを実施する

定期的に棚卸しを実施することで、台帳に記載されている情報と、現実のオフィス備品に差異がないかを確認できます。備品の位置情報を正確に把握できれば、棚卸し業務の効率化も可能です。大体の位置を把握するだけでも、台帳と備品を紐付ける作業が楽になるでしょう。 棚卸しコストを削減するためにも、登録情報は間違えないようにしましょう。名前・型番・取得価格・取得年月日・管理責任者などを、正確に入力することが大切です。備品の写真・保証書などを添付すれば、視覚的に管理しやすくなりミスも減らせます。

備品の管理はシステムを使えば効率化が可能

物品管理システムを使えば、オフィス備品をデータとして効率的に管理できるようになります。物品管理台帳と相互参照できる機能を利用すれば、位置情報・責任者・使用状況などを、一括で把握できますし、棚卸し作業のコスト削減も可能です。 システムによっては、メールやアラート機能を使ってリース商材の返却期限・廃棄計画などを情報共有することもできます。消耗品なども「現状在庫量の把握」「適正在庫量の算出」「計画的な在庫調整」などが達成しやすくなるでしょう。適正在庫量を維持できれば、その場しのぎではない効率的な備品管理が可能です。 システム導入の際は、目的を明確にし自社に合っているものを選ぶことが大切です。場合によっては、何がしたいかを明確にするために現状の棚卸し作業も必要になるでしょう。

まとめ

オフィス備品は「使用可能年数が1年以上」または「取得価額が10万円以上」のものを指します。数が多い場合は、オフィス移転・レイアウト変更時などを機会に管理体制を検討するとよいでしょう。さらには一連の流れをフロー化し、明確にルールを決めることも大切です。 ルールを全員に周知できれば、組織全体で連動した仕組みを作れます。現物と物品管理台帳との間に差異がでないようにすれば、コスト管理にも有効です。自社だけでは難しいと感じるなら、物品管理システムも検討するとよいでしょう。

参考にしたサイト

固定資産と消耗品について理解しよう!判断する基準や例題を紹介 消耗品、備品、固定資産とは?それぞれの違いと判断基準はこれだけ覚えよう まもりの種|備品管理 物品管理のはじめ方は? 効率的に運用するには? これだけは知っておきたい!管理入門  第4回 固定資産管理 固定資産物品の管理、始めませんか? 固定資産管理の基礎知識|業務内容から運用のポイントまで

失敗しないノベルティならうちわ!おすすめのうちわ制作会社5選

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いまや夏の定番ノベルティのうちわ。しかしなぜどの企業もPRグッズとしてうちわを採用しているのか。 そんな疑問にお答えします。 本記事では、ノベルティグッズとして配布するメリット、活用方法や実際に注文する場合のコツや注意点を細かく解説し、またおすすめのうちわ制作会社をご紹介していきます。 ネット通販でも安心!実際のうちわサンプルが無料!
[toc] ※本記事は平林印刷株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

うちわがノベルティグッズとしてオススメの5つのポイント

ノベルティグッズというとさまざまありますが、本記事ではうちわについて紹介します(ノベルティグッズとは?人気のある制作事例と活用する際の注意点‎)。 まずはうちわをオススメする5つの理由を解説しましょう。

理由1.コストパフォーマンス抜群

うちわは1本あたりのコストが安く、広く配布するにあたって非常にコストパフォーマンスに優れています。 一般的にノベルティグッズを作成する場合は名入れのボールペンなどであれば1本あたり100円前後します。 一方、うちわの場合は1000本作製で1本あたり30円前後と3分の1の費用で作成が可能です。

理由2.保管期間が長い

うちわに関するアンケートで、うちわを受け取った人のうち、なんと60%以上の人が3か月以上保管しているという結果が出ています。 何かに使えるだろう、また来年使おうと長期保存している方が多いのも、うちわの大きな特徴です。そのため他のノベルティグッズに比べて保管期間が長く、それだけ長期間の宣伝効果も期待できます。 参考:うちわアンケート | オリジナルノベルティ専門店

理由3.広告効果範囲が広い

うちわの場合、両面かつフルカラーで印刷ができるので、広告を掲載できる範囲が他のノベルティより非常に広く、多くの情報量を掲載できます。 手にもって仰ぎながら歩けば周りの人の目に自然と入りますし、うちわを持っている人も待ち時間にうちわの広告面をふと見る機会があるでしょう。

理由4.デザインテンプレートが豊富

うちわを選ぶお客さんの層は印刷のプロから、うちわで初めてノベルティグッズを作るという方などさまざまです。そのような初めてのデザイン作成ができない方向けに各社デザインテンプレートを用意している会社が多いです。 夏らしい既成柄から、会社名や学校名、団体名だけ入れられるようになっているテンプレートなど豊富に揃っています。

理由5.納期プランが豊富

うちわ制作会社の中には納期に応じて料金プランを用意しており、最短営業2日で納品できる会社があります。 例えば、「来週の夏祭りに合わせてうちわを配りたい!」と急に社内で決まっても対応できる制作会社があります。そのためスケジュールと予算に合わせて選べるようになっています。 以上の5つのポイントに注目して次はおすすめのうちわ制作会社をご紹介します。

おすすめのうちわ制作会社5選

ご紹介するうちわ制作会社は、検索結果の上位表示サイトや広告の露出度をスコアリングした上位5社をご紹介していきます。

販促花子

販促花子 販促花子は業界最安値でデザインテンプレート完備、またセクセルデータでの入稿も可能です。他社に比べて特殊骨の種類はあまりありませんが定番骨のカラー骨や、納期プランも7プランと豊富なラインナップになっています。

特徴

デザインテンプレートが豊富に用意 エクセルデータでの入稿可能 選べる納期プラン(7プラン) コンパクトサイズの色骨あり

最低可能発注数

100本~

価格

14,800円~

製作日数

最短2営業日発送

グラフィック

グラフィックグラフィック グラフィックは特殊骨のラインナップが豊富で手作りうちわキットにも力を入れています。通常うちわのプランも片面無地か両面で選ぶこともでき、片面にイラストなどを描いてもらうイベントのときにピッタリです。

特徴

会員特典が豊富で学割やポイント付与あり プラタイプ以外にも紙タイプのうちわのラインナップ豊富

最低可能発注数

100本~

価格

19,200円~

製作日数

最短14営業日発送

販促応援.com

販促応援.com販促応援.com 販促応援.comは最低可能発注数が他社と比べて小ロットで注文可能です。他社が100本~のところ、50本から発注可能となっています。また、印刷色も金銀といった他社ではあまりやっていないオプションも可能です。

特徴

小ロットからの制作可能 金銀などメタリックでの印刷可能

最低可能発注数

50本~

価格

16,000円~

製作日数

最短9営業日発送

P'Sネットワーク

P'SネットワークP'Sネットワーク P'Sネットワークは6タイプの骨型のうちわを販売しています。特にハート型タイプは100本からの小ロットで可能で骨色も白以外に3色あります。また、自分で好きな絵柄や印刷物を貼って作りたい方のためにうちわの骨のみの販売もしています。

特徴

色骨の取り扱いあり ハート型タイプの骨の取り扱い 骨のみの販売も可能

最低可能発注数

100本~

価格

16,980円~

製作日数

最短2営業日発送

うちわ印刷キング

うちわ印刷キングうちわ印刷キング うちわ印刷キングでは初心者の方にも優しいWeb上でデザインが作成できるようになっています。素材も揃っており手軽に作りたい方向けになっています。また手作りうちわキットについても1セットから購入可能です。

特徴

Web上でデザイン作成が可能 特殊骨あり(UVうちわ、蓄光骨うちわなど) サイズ展開が豊富

最低可能発注数

100本~

価格

17,800円~(データ確認代別途1,000円)

製作日数

最短5営業日発送

以上がおすすめのうちわ制作会社です。 また、制作会社を選ぶ際には実際のうちわサンプルを確認しましょう。 Web上での商品写真の確認も可能ですが、インターネット通販では、うちわサンプルを取り寄せることが可能です。実際に手にすることで、色味や質感、サイズがわかるので、うちわの制作イメージをより具体的にできます。 実際のうちわサンプルを手配し、確認されることをおすすめします。 うちわサンプルを無料で手配!

うちわの種類:「大きさ」と「骨の色」を選んで組み合わせられる

ほとんどの制作会社ではうちわの大きさや骨の色を選ぶことができます。 宣伝したい内容や企業イメージなどをもとに選ぶことが主ですが、どういう目的でどのサイズを選ぶか、事前に決めておけるとスムーズに発注できます。

うちわの大きさは主に3サイズある

うちわの大きさにはどの会社も大きく分けて3種類あります。

レギュラーサイズ・・・345×243㎜

一般的なサイズのうちわです。野外ライブなど暑さが厳しい場所や物販場などで好まれるサイズでしょう。

コンパクトサイズ・・・280×195㎜

A4サイズ(297×210㎜)にピッタリ入るため、A4サイズの封筒に入れて発送することも可能です。

ミドルサイズ・・・240×170㎜

コンパクトサイズより小さいうちわで、B5サイズ(257×182㎜)に収まります。 カバンにすっぽり入るサイズなので女性に人気です。女性向けのイベントでは特にオススメです。 ※各社名称、サイズは若干異なる場合がございます。 ※ほとんどの制作会社はどのサイズを選んでも同額で販売しています。

骨の色は白黒以外にも選べる場合がある

通常持ち手となる骨色は白または黒がメジャーとなっています。ただしオプションとしてカラー骨を出している制作会社もあります。 デザインしたいイメージがあればそのデザインに合うような骨色や、会社のイメージカラーがあるのであればその骨色を選んで作成するとより効果的に作れます。

失敗しないためのうちわ注文時の注意点

いざ注文するときに何に気をつければいいのか、失敗しないための注意点などをご紹介します。

注意点1.金額表記は「総額」か別途手数料込なのか

注意して見るべきポイントとしては下記の通りです。
  • 印刷代、版代が別途になっていないか
  • デザインもやりますと表記がある場合はデザイン代は込みか別途になっているか
  • データチェック代は別途必要かどうか
  • 送料は込みか別途か(北海道、沖縄、離島の場合は別途送料のところが多いです)
心配であれば発注前に見積書を出すなど事前に確認をしましょう。

注意点2.混み合う時期の前の発注がオススメ

うちわの配布時期で多いのは7月~8月お盆あたりまでが一般的です。そのため注文時期で混み合うのは7月2週目あたりがシーズン中一番混み合う時期になります。 発注時期としては5月のゴールデンウィーク明けから徐々に増えていくので、ねらい目としては5月~6月中旬頃までの発注がおススメです。 混み合う時期の発注で納期がギリギリの場合、データを再入稿しなければならなかったりするとデータ確認に時間がかかったりする場合があるので早めの発注がおススメです。

注意点3.作成時の注意点:デザインデータには作成方法別に注意点が異なる

では発注先、作成時期も決まったら次はデータ作成です。 データを作成するにあたって「イラストレーター」、「エクセルデータ」、「手書き」の3種類の作成法があるので、方法別に注意点をご紹介します。

イラストレーターでの作成時の注意点

イラストレーターでの注意点は大きく3つです。 1.色の選択・・・カラーモードはCMYKにて作成してください。 2.文字はアウトライン化すること・・・アウトライン化されていないと文字化けします。 3.配置画像に注意・・・リンク画像を揃えてイラストレーターファイルと同じフォルダに入れてください

エクセルデータでの作成時の注意点

1.エクセルデータでは色がRGBでしか作成できず、印刷データにする場合にCMYKに変換します。その際に色が暗くなる場合があります。 カラーイメージ 2.印刷用のデータに変換作業が発生するため納期が延びる場合があります。 3.スクリーンショットを必ず添付・・・お客様の見ているフォントと制作会社で見ているフォントなどが異なる場合があります。見本として送ってください。

手書き原稿の場合の注意点

1.エクセルデータ同様、変換作業が発生するため納期が延びる場合があります。 2.手書きで書く場合は、必ず真っ白の紙にはっきりと書いてください。 3.下書きの後がある場合は必ず消してください。 4.郵送する場合は折り曲げたり濡れないように送ってください。 上記2~4に関しては、手書き原稿をそのままスキャンして作成するため下書きや折り目がついてると印刷時にも忠実に再現されてしまいます。 データ作成ガイドについては各社異なる場合がありますので詳しくは各社HPのガイドをご参照ください。

うちわを使った宣伝をより効果的にするための活用術

うちわのデータもできて発注が終わりました。でもここからが本番です。 どういった時期にどうやって配布していけばいいのか。どうやって来店してもらえばいいのか。作って終わりではなくあくまでノベルティグッズは企業やお店を知ってもらう1つのキッカケの道具に過ぎません。 そのためにより効果的に配る活用術をご紹介していきます。

ポイント1.うちわの配布時期は6月初旬から始めるのが効果的!

こちらは2018年の東京の気温のグラフです。
気象庁気象庁|過去の気象データ検索
例年7~8月が最も暑い時期になるため、配布時期としてはこの2か月が最も有力候補になります。宣伝効果の期間を考えると少し早めに6月初旬から配布するのもよいかと思います。

ポイント2.配布方法はシチュエーションに合わせる

業種などによってさまざまですが、配布方法としては
  • お祭りで企業と協賛で配布
  • 企業などの展示会で来場者に手渡しで配布
  • 来店者様にご自由にお持ち帰りくださいとして配布
  • コンパクトサイズ以下であれば封筒等に入れてDMとして発送
特にお祭りやイベントで配布しているものを受け取る人が多いようです。もちろんターゲット層によっても異なってくるので、自社のお客様になってほしい層がいるような場所で配布をしましょう。

ポイント3.来店してもらうための工夫

過去にうちわを作ったがあまり効果なかったという方にはぜひ試していただきたい活用術です。
  • うちわをスタンプラリーにする
  • うちわにクーポンをつけて来店時に持ってきてもらう
こうすることで配布して終わり、ではなくそのうちわを活用して来店のきっかけになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 街中でよる見るうちわ。実際に作るとなるといろんな会社が販売しており、種類もさまざまです。 自社にあったターゲット層に有効的にうちわを活用して売上アップ、来店アップに活かしてください。 ネット通販でも安心!実際のうちわサンプルが無料! ※本記事は平林印刷株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

おすすめWAF製品比較15選|選び方や各製品の導入実績・サポート体制などを紹介!

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近年、企業のWebアプリケーションの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が多発しています。これらのセキュリティ対策として、WAF(ワフ)を導入する企業が増えてきました。 この記事では、おすすめのWAF製品を15個厳選して紹介しています。また、WAFの3つのタイプや導入するWAFを選ぶためのポイント、各製品の導入実績や導入後のサポート体制、料金なども紹介しているので、自社へのWAF導入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 国内で使えるセキュリティソフト会社一覧≫ [toc]

WAFとは?

WAF(ワフ)とは、Webアプリケーションの脆弱性を狙ったサイバー攻撃を防ぐためのセキュリティシステムのことです。Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃の例として、「クロスサイトスクリプティング」「パラメータ改ざん」「SQLインジェクション」「Cookieの濫用」などがあります。 ショッピング・ゲーム・インターネットバンキング・SNSなどのWebサイトは、サイバー攻撃を受けやすく、被害も大きくなります。WAFは、Webアプリケーションの通信内容に流出すべきでないデータを検出・遮断し、サーバー攻撃を受けるリスクを減らします。

例| Webアプリケーションの脆弱性を狙ったサイバー攻撃

  • クロスサイトスクリプティング:悪意のあるスクリプトを埋め込むことで、不正にアクセス
  • パラメータ改ざん:アプリケーションのロジックの書き換え
  • SQLインジェクション:悪意のあるSQLを送信することで不正にアクセス
  • Cookieの濫用:Cookieの改ざん

WAFには3タイプある

WAFには、「アプライアンス型」「ソフトウェア型」「クラウド型」の3つのタイプに分けられます。ここでは、それぞれのタイプについて説明します。
型名 メリット デメリット
アプライアンス型 ・独自のWAFシステムを構築可 ・サーバーの性能に依存しない ・サーバー数が多いとコスパがよい ・高コスト ・専門的な運用スキルが必要 ・設置スペースが必要
ソフトウェア型 ・低コスト ・カスタマイズ性あり ・専用機器が不要 ・複数のサーバー運用では高コスト ・専門的な運用スキルが必要 ・維持・運用コストが必要
クラウド型 ・専門的な運用スキル不要 ・初期費用・運用コストが安い ・簡単に導入できる ・セキュリティが十分でない ・サービス障害時に運用停止

1.アプライアンス型WAF

アプライアンス型は、専用機器を自社に設置して運用するタイプのWAFです。機器の購入費用がかかるため、予算に余裕のある場合におすすめです。

メリット

  • 自社に最適なWAFシステムを独自に構築できる
  • Webサーバーの性能に依存しない
  • サーバー台数が多い場合にコストパフォーマンスがよくなる

デメリット

  • ハードウェアの購入・維持費などコストがかかる
  • 自社で運用するため専門的なスキルが必要
  • 専用機器の設置スペースが必要

2.ソフトウェア型WAF

ソフトウェア型は、自社でソフトウェアを購入し、インストールするタイプのWAFです。専用機器が不要なため、導入コストが低いです。ただし、サーバーごとにインストールする必要があるため、設置台数が多いと高コストとなります。

メリット

  • 導入コストが低い
  • WAF設定などを自由にカスタマイズができる
  • 専用機器が不要

デメリット

  • 複数のサーバーで運用する場合はコストがかかる
  • 運用のため専門的なスキルが必要
  • 維持・運用のためのコストが必要

3.クラウド型WAF

クラウド型は、サービス使用料を支払うだけで、簡単に導入・運用できるWAFです。自社に専用機器を設置する必要がないので、コストも抑えられます。

メリット

  • 運用・管理のための専門的なスキル不要
  • 初期費用・運用コストが安い
  • 簡単に導入できる

デメリット

  • 十分なセキュリティが確保できない
  • サービスに障害があれば運用が止まる

WAF製品を選ぶ際の4つのポイント

ここでは、WAF製品を選ぶポイントについて、4つに分けて紹介します。

ポイント1.導入コスト・運用コスト

まずは、導入コストと運用コストを合わせた、総合的なコストを考慮する必要があります。どのタイプのWAFを導入するかによって、コストは異なるため、「企業の規模、サーバー数、従業員の運用スキルの有無」などを考慮した上で、自社に最適なWAFを選択しましょう。

ポイント2.セキュリティ面

WAF製品が、「自社が求めるセキュリティレベルを満たしているか」を確認しましょう。セキュリティレベルが低いと、導入しても意味がありません。また、求めているレベルより高すぎると、正常なアクセスも遮断してしまう可能性があります。

ポイント3.サポート体制

WAFのサービス会社のサポート体制が、しっかりしているかを確認しましょう。「何かあればすぐ相談に応じてくれるか」といった緊急時のサポート体制や、サポート費用の有無を事前に確認した上で、選ぶことをおすすめします。 WAFの導入によって、最新の攻撃パターンを把握し、不正アクセスを効率的にブロックするためには、専門家のサポートが必要不可欠です。

ポイント4.導入実績

WAFを選ぶ際には、必ずその製品の導入実績を調べましょう。導入実績が豊富な場合、最新のセキュリティに対応するノウハウ・経験が蓄積されています。導入実績を調べるときは、具体的な導入数や導入企業の規模・業態などを参考にするとよいでしょう。

おすすめのWAF製品

ここでは、おすすめのWAF製品を15個紹介し、重要なポイントを解説します。なお、重要度を客観化するためにおすすめのWAFを紹介したサイトを調査し、検索結果をスコアリングして上位表示の製品から順に掲載しています。
アプライアンス型
製品名 セキュリティ サポート体制 導入実績 おすすめの人 料金
Imperva SecureSphere セキュリティ研究機関で、日々防御力の強化 要問い合わせ 要問い合わせ 高い精度で確実にサイバー攻撃を防ぎたい人 要問い合わせ
FortiWeb 常に最新のセキュリティ情報を把握 要問い合わせ 筑波大学・ECCコンピューター専門学校など 多面的な攻撃からアプリケーションを守りたい人 要問い合わせ
Barracuda WAF マルウェアや親子のランサムウェアを検知 要問い合わせ 大阪商工会議所・大日本明治製糖株式会社など コストを削減したい人 要問い合わせ
SecureSoft Sniper DDX 8つの複合型防御エンジンでDDoS攻撃防御 要問い合わせ IDC・金融会社など DDoS攻撃を防ぎたい人 要問い合わせ
SiteGuard 独自のカスタムシグネチャ作成可 開発エンジニアによる迅速で高品質なサポート 官公庁・金融機関等など100万以上 シンプルで使いやすいソフトウェア型WAFを探している人 252,000円 /1ライセンス~
ソフトウェア型
製品名 セキュリティ サポート体制 導入実績 おすすめの人 料金
SiteGuard 独自のカスタムシグネチャ作成可 開発エンジニアによる迅速で高品質なサポート 官公庁・金融機関等など100万以上 シンプルで使いやすいソフトウェア型WAFを探している人 252,000円 /1ライセンス~
Clearswift SECURE Web Gateway Web経由のアンチマルウェア機能・フィルタリング機能あり 要問い合わせ 要問い合わせ 文書などのデータを秘匿化したい人 要問い合わせ
SmartCloud ソフトウェアWAF 強固なシグネチャへと柔軟なカスタマイズ可 セキュリティの専門家が最適な設定を提案 要問い合わせ 導入設定などの手間をかけたくない人 要問い合わせ
クラウド型
製品名 セキュリティ サポート体制 導入実績 おすすめの人 料金
Cloudbric ・DDos攻撃などの防止 ・無料のSSL通信を提供   ホワイトハッカーによる24時間365日の監視 要問い合わせ 手厚いサポートを受けたい人 28,000円/月 ~
Scutum SSTの技術者が運用代行 24時間365日のフルサポート ECサイト金融機関・公的機関など 低価格で柔軟なシステムを構築したい人 29,800円/月~
攻撃遮断くん 防御パターンを自動アップデート 開発者が24時間365日サポート可能 NTTドコモ・SBI証券など5,000サイト以上 サイバー保険によるサポートを受けたい人 要問い合わせ
シマンテック クラウド型WAF 常に防衛シグネチャに更新 24時間サポート 要問い合わせ 高度なセキュリティシステムを導入したい人 33万9720円/年〜
Imperva Incapsula セキュリティログを監視 セキュリティアナリストが24時間365日サポート 要問い合わせ 経験豊富なサポートを受けたい人 要問い合わせ
AEGIS Security Systems ・24時間365日監視し ・攻撃を検知したら即通知  セキュリティアドバイスプランあり ECサイト・研究機関・Webサービス事業者など 詳細なセキュリティ情報が知りたい人 5万円/月~
WAF BENKEI 高品質なセキュリティを実現 要問い合わせ 要問い合わせ 自社専用サーバーでWAFを運用したい人 2万円/月〜
AIONCLOUD ウェブサイトトラフィックを永続的に監視 要問い合わせ 要問い合わせ クラウド型WAFサービスを実験的に導入したい人 要問い合わせ

アプライアンス型WAF製品【4選】

アプライアンス型1. Imperva SecureSphere

Imperva SecureSphere Imperva SecureSphere

特徴

利用者のアクセスを確保しながら、攻撃は高い精度で確実に阻止

セキュリティ

Imperva社のセキュリティ研究機関で、日々防御力の強化にあたっており、Webアプリケーションの脆弱性による攻撃を防ぐ

サポート体制

要問い合わせ

導入実績

要問い合わせ

料金

要問い合わせ

おすすめの人

高い精度で確実にサイバー攻撃を防ぎたい人

アプライアンス型2. FortiWeb

FortiWebFortiWeb

特徴

AIを活用した多層プロテクションを実現

セキュリティ

常に最新のセキュリティ情報を把握し攻撃に備える

サポート体制

要問い合わせ

導入実績

筑波大学・ECCコンピューター専門学校など

料金

要問い合わせ

おすすめの人

AIの自動検知システムを用いて、多面的な攻撃からアプリケーションを守りたい人

アプライアンス型3. Barracuda WAF

Barracuda WAFBarracuda WAF

特徴

ブロックリストシステムにより最新の攻撃に即対応できる

セキュリティ

Barracuda ATP(Advanced Threat Protection)を用いて、マルウェアや親子のランサムウェアを検知する

サポート体制

要問い合わせ

導入実績

大阪商工会議所・大日本明治製糖株式会社など

料金

要問い合わせ

おすすめの人

脆弱性に関するコストを削減しつつ、不正アクセスや情報漏洩を防ぎたい人

アプライアンス型4. SecureSoft Sniper DDX

SecureSoft Sniper DDXSecureSoft Sniper DDX

特徴

独自の防御エンジンを持ち、不審な通信を検知する

セキュリティ

8つの複合型防御エンジンにより、多数の攻撃者が行うDDoS攻撃を防ぐ

サポート体制

要問い合わせ

導入実績

IDC・金融会社など

料金

要問い合わせ

おすすめの人

強固なセキュリティで、DDoS攻撃を防ぎたい人

ソフトウェア型WAF製品【3選】

ソフトウェア型1. SiteGuard

SiteGuardSiteGuard

特徴

高品質な定義ファイルを供えた純国産のWAF

セキュリティ

独自のカスタムシグネチャを作成でき柔軟なセキュリティ対策が可能

サポート体制

開発エンジニアが迅速で高品質なサポートを約束

導入実績

官公庁・金融機関等を始め、国内利用サイト数は100万超

料金

25万2,000円/1ライセンス ~

おすすめの人

シンプルで使いやすい高品質なソフトウェア型WAFを探している人

ソフトウェア型2. Clearswift SECURE Web Gateway

Clearswift SECURE Web GatewayClearswift SECURE Web Gateway

特徴

URLフィルタリング、ウイルス対策などの包括的なセキュリティ機能を提供している、オプションでデータの秘匿化が可能

セキュリティ

Web経由のアンチマルウェア機能・フィルタリング機能など高度なウェブセキュリティシステムを備えている

サポート体制

要問い合わせ

導入実績

要問い合わせ

料金

要問い合わせ

おすすめの人

包括的なセキュリティ対策をしつつ、文書などのデータを秘匿化したい人

ソフトウェア型3. SmartCloud ソフトウェアWAF

SmartCloud ソフトウェアWAFSmartCloud ソフトウェアWAF

特徴

高度なセキュリティ診断による、顧客ごとの柔軟なWAF設定が可能

セキュリティ

Webアプリケーションの脆弱性情報から、強固なシグネチャへと柔軟なカスタマイズが可能

サポート体制

セキュリティの専門家が最適な設定を提案

導入実績

要問い合わせ

料金

要問い合わせ

おすすめの人

導入設定などの手間をかけずに、柔軟なセキュリティ対策がしたい人

クラウド型WAF製品【8選】

クラウド型1. Cloudbric

CloudbricCloudbric

特徴

独自の防御エンジンを搭載し、さまざまな脅威を排除する

セキュリティ

Webアプリケーションの脆弱性への攻撃・DDos攻撃などの防止し、無料のSSL通信を提供

サポート体制

ホワイトハッカーによる24時間365日の監視、専門家による手厚いサポート

導入実績

要問い合わせ

料金

2万8,000円 /月~

おすすめの人

手厚いサポートを受けつつ、Webアプリケーションへの脅威を排除したい人

クラウド型2. Scutum

ScutumScutum

特徴

仮想サーバー上のウェブサイトなどにも導入可能

セキュリティ

アプリケーション診断会社であるSSTの技術者が運用代行してくれる

サポート体制

自動アップデート、24時間365日のフルサポートを提供

導入実績

ECサイト・金融機関・公的機関・B2Bサービスへの豊富な導入実績あり

料金

2万9,800円/月~

おすすめの人

低価格で柔軟なWAFシステムを構築したい人

クラウド型3. 攻撃遮断くん

攻撃遮断くん攻撃遮断くん

特徴

最大1,000万円まで保証してくれるサイバー保険を提供、国産WAFで最短翌営業日から導入可能

セキュリティ

防御パターンを自動アップデートしてくれるので、担当者なしで最適なセキュリティシステムを構築できる

サポート体制

自社開発なので万が一のトラブルの際も、開発者が24時間365日サポート可能

導入実績

NTTドコモ・SBI証券・官公庁・大手金融機関など、サービス導入数は5,000サイト以上

料金

要問い合わせ

おすすめの人

サイバー保険によるサポートを受けつつ、WAFを導入したい人

クラウド型4. シマンテック クラウド型WAF

シマンテック クラウド型WAFシマンテック クラウド型WAF

特徴

WAFセンターを経由するので、既存のシステムを変更する必要がない

セキュリティ

常に防衛シグネチャに更新し、開発技術者なしに最新のセキュリティを導入できる

サポート体制

24時間サポート

導入実績

要問い合わせ

料金

初期費用:9万8,000円〜、年額費用:33万9,720円〜

おすすめの人

高度なセキュリティシステムで、アプリケーションの情報漏洩などの被害を防ぎたい人

クラウド型5. Imperva Incapsula

Imperva IncapsulaImperva Incapsula

特徴

何百万というデータポイントで高度な学習能力を発揮する

セキュリティ

セキュリティログを監視し、最適なWAF設定を提案する

サポート体制

専門のセキュリティアナリストが24時間365日サポート

導入実績

要問い合わせ

料金

要問い合わせ

おすすめの人

経験豊富な専門セキュリティアナリストにWAFを運用してもらいたい人

クラウド型6. AEGIS Security Systems

AEGIS Security SystemsAEGIS Security Systems

特徴

さまざまな仮想サーバーに導入できるフルオートセキュリティシステム

セキュリティ

24時間365日監視し、攻撃を検知したら即時に通知してくれる

サポート体制

セキュリティアドバイスプランあり

導入実績

ECサイト・研究機関・Webサービス事業者など

料金

5万円/月~

おすすめの人

月次証明書など詳細なセキュリティ情報が知りたい人

クラウド型7. WAF BENKEI

WAF BENKEIWAF BENKEI

特徴

停滞域から広帯域まで、サイト別に専用のWAFソリューションを提供

セキュリティ

1社ごとに専用WAFサーバーを提供、高品質なセキュリティを実現

サポート体制

要問い合わせ

導入実績

要問い合わせ

料金

初期費用:7万円〜、月額費用2万円〜

おすすめの人

自社専用サーバーでWAFを運用したい人

クラウド型8. AIONCLOUD

AIONCLOUDAIONCLOUD

特徴

シンプルな設定で、無料でサービスを開始できる

セキュリティ

ウェブサイトトラフィックを永続的に監視

サポート体制

要問い合わせ

導入実績

要問い合わせ

料金

要問い合わせ(月間トラフィック量5GBまで無料)

おすすめの人

クラウド型WAFサービスを実験的に導入したい人

まとめ

WAFは、Webアプリケーションの脆弱性を狙った不正なアクセスを防止するためのセキュリティシステムです。導入する際は、自社が求めるセキュリティレベルを明確にし、コスト・セキュリティ・サポート体制を確認した上で、選ぶことをおすすめします。 多発するWebアプリケーションへのサイバー攻撃に対して、無防備なままで被害にあえば、企業の信用にも関わります。まだ導入していない方は、この記事を参考に、ぜひ一度検討してみてください。 国内で使えるセキュリティソフト会社一覧≫

参考サイト一覧

クラウド型WAFを導入するメリットとデメリットをそれぞれまとめてみた|CyberSecurityTIMES WAFの役割=Webアプリケーションに潜む脆弱性の“無害化”|Scutum WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)の種類と選び方のポイント|サイバーセキュリティ.com WAF製品の比較21選 | 選び方や導入のポイントも解説|ボクシルマガジン FortiWeb 新たな脅威に対して先進の技術でプロテクションを展開|キーマンズネット Web アプリケーション ファイアウォール FortiWeb|ITトレンド

リファラル採用が注目を集める理由と3つのメリット、導入までの流れ

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日本で会社に就職するとなると、面接を受けて内定を獲得するのが一般的です。一方で、アメリカでは採用方法の3割がリファラル採用です。日本においてはリファラル採用を取り入れている企業は多くありません。しかしリファラル採用は、コストをおさえつつ社員の定着率も高いため、注目度が増している採用方法です。 この記事では、リファラル採用の概要やメリットについて解説しています。リファラル採用が効果的なケースや時期、導入時のポイントも紹介しますので、ぜひ役立ててください。 [toc]

リファラル採用とは?

リファラル採用とは、自社の社員に知り合いなどを紹介してもらい、採用につなげる方法のことです。社員自ら自社にマッチすると思う人材を紹介することで、ミスマッチが起こりにくく定着率も高いといった特徴があります。 また、人材紹介会社などを利用するより採用コストをおさえられるのも大きな特徴です。

「縁故採用」と「リファラル採用」の違い

社員による人材紹介というと、縁故採用をイメージする人もいるでしょう。ただ、縁故採用とリファラル採用は全くの別物です。 縁故採用は、社員の血縁関係や特別な人間関係などを持っている人材を採用することを意味します。この際、スキルなどは考慮されないことが一般的です。 一方のリファラル採用は、採用にあたって一定の基準を満たしているかどうか、自社の社風に合う人材であるかどうかなどを踏まえたうえで採用を行います。友人、知人を紹介するといっても、採用にあたっては明確な基準を設けているのがリファラル採用です。

リファラル採用が注目される背景

リファラル採用が注目されている理由としては、主に以下の点が挙げられます。
  • 人手不足、採用競争の激化
  • 採用しても人材が定着しない
2019年現在の採用は売り手市場となっているため、企業は募集をかけても十分な応募者を獲得することが難しくなっています。また、少ない応募者の中で適切なスキルを持った人材を採用することは容易ではありません。 仮に採用できたとしても、社風とのミスマッチなどによって離職するなど、定着率の低さも課題となっています。 このような採用競争の激化、社員を定着させることの難しさから、リファラル採用が注目されているのです。

リファラル採用の3つのメリット

リファラル採用を導入するメリットはさまざまですが、特に以下の3つが主なメリットとして挙げられます。

1.企業に合う人材に接触でき、採用後も定着しやすい

リファラル採用は、候補者の性格や強みなどについて詳しく知っている人が紹介者となるため、企業の求める人材にピンポイントで接触できるという特徴があります。 『Source of Hire 2016 (Infographic)』によると、リファラル採用による採用率は22.2%と他の採用手段に比べて比較的高い割合であることが明らかになっています。 また、企業と候補者との間に社員が入り、企業理念や社風、仕事内容などを事前に詳しく説明できるため、入社後のミスマッチを防ぐことができます。そうすることで、既存社員の定着率を高めることにもつながります。 リファラル採用は、企業、求職者の両者にとってメリットがある採用手法です。 参考:Source of Hire 2016 (Infographic)│SocialTalent

2.採用コストをおさえられる

日本の企業が人材を募集する場合、求人サイトや人材紹介会社を利用するケースが少なくありません。これらのサービスを利用するには、当然費用がかかります。 一方のリファラル採用の場合、人材を紹介してくれた社員に対して報酬を支払うことはありますが、外部サービスを利用することに比べればはるかに費用をおさえることができます。また、面接の回数を減らすなど採用プロセスをカットできるため、結果的に人件費をおさえることも可能です。 このように、リファラル採用を活用することで、採用にかかる時間、費用ともに節約できます。

3.転職活動をしていない人材にもアプローチできる

求人サイトや人材紹介会社に登録するのは、転職活動や求職している人であるため、企業は転職を考えていない潜在的な層にアプローチできません。 しかし、リファラル採用であれば、転職を考えていない優れた人材にもアプローチできるため、費用をおさえて優秀な人材を採用することも可能です。

リファラル採用が効果的なケース

リファラル採用は、企業にとってもメリットの多い採用方法ですが、以下のような場面では特に効果的です。
  • 採用後のミスマッチと離職率を減らしたい
  • 採用のコストをおさえたい
リファラル採用の場合、入社後のギャップが少ないという特徴があり、離職の可能性が低くなるため、離職率を減らしたい企業に向いている方法です。また、発生する費用は紹介した社員に対する報酬のみなので、採用コストを大幅におさえることができます。

リファラル採用が効果的な時期

リファラル採用は、活用する時期によってもその効果が大きく変わってきます。 新卒採用なら、就職活動が本格的に始まる前の段階がおすすめです。また、内定者に対して、後輩に自社への応募を促してもらうことも可能です。 中途採用の場合は、友人や知人と顔を合わせる機会が多くなるタイミングが最適です。例えば、年末は忘年会や地元への帰省などで旧友に会うことも多くなると考えられるため、声をかけやすいタイミングだといえます。また、転職市場が活発になる6月、12月(ボーナスの後)もリファラル採用に向いているタイミングです。

リファラル採用導入までの3つのチェックポイント

実際にリファラル採用を行う際の流れをご説明します。最低限、以下の3つのチェックポイントをおさえておきましょう。

1.リファラル採用メンバーを厳選

まず「リファラル採用」というプロジェクトメンバーを集めましょう。最初は全社員を対象にするのではなく、一部のメンバーのみを対象に行っていくのが安全です。人数は10人以内におさえておくと良いでしょう。 プロジェクトメンバーは無作為に集めるのではなく、例えば「求める人材に近い年齢層」など基準を設けるようにしてください。

2.制度設計

プロジェクトを発足したら、リファラル採用の制度設計です。設計が曖昧なままだと、本来求めている人材とは異なる人材が紹介される恐れがあります。 設計にあたっておさえておきたいのは以下の点です。
  • 募集条件
  • どういった人を採用したいのか
  • 紹介してくれた社員に対する報酬
  • 制度の窓口の設定
これらの点を中心に、制度の細かい部分まで内容を詰め、明文化していきましょう。

3.従業員への告知・インナーブランディングも行う

プロジェクト内でリファラル採用が浸透してきたら、少しずつプロジェクトを拡大し、最終的に全社員を対象にしていきましょう。 リファラル採用は、社員の存在が鍵となるため、実施の際は制度について社員に告知を行うことが大切です。採用によってどのくらいの報酬があるのか、どういった基準で採用するのか、細かい部分まで告知してください。 また、紹介を行う社員の帰属意識が低いと、十分な協力を得られない可能性があります。そのため、インナーブランディング(従業員に企業の価値や目標を理解させるブランド構築活動)を行うことも大切です。 リファラル採用は、社員が自社に誇りを持ち、自分の友人、知人にも働いてほしいと思えることが重要なため、会社として社員一人ひとりを大切にすることが欠かせません。

リファラル採用を始める前におさえておきたい3つの注意点

リファラル採用は効果が高い採用法ですが、決して万能ではありません。あらかじめ注意点を把握しておきましょう。特に以下の3つは導入後にありがちなので要注意です。

1.人間関係に影響を与える可能性がある

紹介してもらった人材を結果的に不採用とした場合、紹介してくれた社員と候補者の関係が悪化することで社員の心証が悪くなることがあります。また、入社に至ったとしても紹介者と候補者の仲が悪くなると、最悪の場合どちらかの離職につながる可能性もあります。 こういった事態を防ぐために、紹介してくれる社員には不採用になる可能性があることをあらかじめ伝えておくようにしましょう。また、不採用であったことを伝える際には、候補者だけでなく紹介してくれた社員にも最大限の配慮をし、伝え方にも気を付けなければいけません。

2.似たような人材が集まりすぎないよう配慮する

友人や知人関係をベースにした紹介が多いため、スキルや特徴が似たような人材が集まる可能性があります。リファラル採用は、自社の雰囲気を踏まえて、社員の友人、知人に声をかけてもらうため、こういった事態が起こるのは仕方のない部分もあります。しかし、注意しておかないと似たような人が多くなり、思考が硬直するなど、生産性が落ちることも予想されます。 そうならないためにも、定期的にリファラル採用の振り返りを行い、同じような人材によって派閥ができていないかなど、入社後の影響を意識するようにしましょう。

3.他の採用方法と併用して行う

リファラル採用はミスマッチの減少、コスト削減など企業にとってメリットの多い採用方法です。一方で、制度を導入しても、社内での認知度向上や実際の採用といった成果を上げるまでには時間がかかります。一定数の人材を一気に採用したいときなども不向きです。 そのため、リファラル採用のみに頼るのではなく、採用枠のうち一部をリファラル採用するなどし、複数の採用方法を活用するようにしましょう。

まとめ

今回はリファラル採用の概要からメリットや導入時のポイントなどについて紹介しました。人材の確保が簡単ではない売り手市場の近年において、社員の定着率向上、コスト削減が期待できるリファラル採用は企業の選択肢の一つです。 実施にあたっては、制度設計をしっかり行うことと社員への周知徹底のほか、社員が自分の友人、知人に紹介したいと思えるような会社づくりを心がけることが大切です。

参考にしたサイト

リファラル採用の意味とは?メリットや組織に根付かせるポイントを解説│BizHint(ビズヒント)- 事業の課題にヒントを届けるビジネスメディア リファラル採用とは?メリットや費用、社内で定着させるポイント│duda(デューダ)中途採用 リファラル採用とは?社員紹介・推薦による採用方法のメリットとデメリット | Beyond(ビヨンド) リファラル採用とは?メリットや運用方法、事例を解説!勝手に人が集まる会社へ│TUNAG 新卒採用でできる、リファラル採用のメリットと効果的なやり方│新卒WATCH 知って納得!リファラル採用はこの時期に力を入れるべき?! リファラル採用に効果的な時期3選|MyRefer リファラル採用とは?導入手順とコスト、メリット・デメリットについて徹底解説│リファラルリクルーティング株式会社

BtoB領域でのマーケティングオートメーション活用事例5選と5つのおすすめツール

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近年、新たな顧客を獲得しようとマーケティングオートメーションを積極的に活用する動きが広まりつつあります。そこで本記事では、BtoB領域でマーケティングオートメーションの導入を検討している方に向けて導入事例とおすすめのツールを紹介します。 BtoBにおけるマーケティングオートメーションの活用について理解を深め、ぜひ御社の事業に活かしてください。 [toc]

BtoBにおけるマーケティングオートメーションの役割

BtoBにおけるマーケティングオートメーションの役割は、大きく分けると次の3つです。

1.マーケティング活動の効率化と自動化

ある行動から次のアクションへと誘導するシナリオ実行そのものを自動化することができます。例えば個別の見込み顧客の興味や関心の度合いに応じ、カスタマージャーニーを設計することが可能です。

2.行動データ取得の自動化

見込み顧客のタッチポイントデータを個人情報と自動で紐づけし、行動データとして取得できます。これにより商談につながった企業の情報を自社にとっての成功事例として把握でき、マーケティング施策を最適化できます。

3.データ管理の自動化

日々複雑化するデータの自動統合・名寄せができるようになり、見込み顧客に関する情報や仮説がさらに確かなものになります。

BtoBでのマーケティングオートメーション活用事例5選

ここではBtoBでマーケティングオートメーションを活用している5社を取り上げ、その具体的な取り組みを解説します。

1. NEC:スコアリング機能による分析でメールのクリック率が約7倍に

社内の各システムにおけるデータの一元管理やプロセス・指標の可視化、個別作業による負荷を課題としていたNEC。課題解決を目指してマーケティングオートメーションを導入し、マーケティングプラットフォームを一元化・統合しました。 導入後はスコアリング機能を用いた属性やエンゲージメントの分析で、より確度の高い見込み顧客にメールを配信できるようになりました。その結果、クリック率(CTR:Click Through Rate)が約7倍にまで向上しています。 NECではさらに、こうしたマーケティング活動で得た顧客情報を活用しつつ、海外市場におけるブランド認知度の向上・海外拠点での情報管理を目標に掲げています。 今後はアジア地域を中心として新規案件獲得に向けた事業を展開する予定です。そして当該事業で蓄積したノウハウを顧客への提案に活用し、顧客との関係性をさらに深化させようとしています。 参考:メールのクリック率を7倍、PDCAサイクルを2分の1に向上 NECが導入したマーケティング・オートメーション | Oracle 日本

2. 近畿日本ツーリスト:新旧データの活用で法人営業を効率化

自治体や企業・学校など、団体向け旅行を多く取り扱う近畿日本ツーリスト。これまで約1,000名の法人営業担当者が在籍し、それぞれの顧客への電話や訪問を担っていました。そのため団体旅行特有の細かなカスタマイズへの対応や見込み顧客の創出、受注に至るまでのプロセスなどにおいて時間的な制約が生じていました。 こうした業務の効率化を目指して、マーケティングオートメーションを導入しました。 マーケティングオートメーションには、見込み顧客の確度の高さを数値化する機能があります。これによって営業が優先すべき顧客の精査や、顧客の関心事の分析データを蓄積するといった業務が自動化されました。 加えて既存の基幹システムとシームレスに提携することで、これまでの営業データを新しいデータと統合することも可能となりました。その結果、顧客ニーズに即した商品情報を適切なタイミングで発信できるようになり、顧客満足度の向上につながっています。 参考:近畿日本ツーリスト、法人営業にマーケティングオートメーションを採用 - ITmedia エンタープライズ

3. VAIO:KPIや施策の見直しに活用

2014年7月にソニー株式会社から独立したVAIOが掲げたビジネスモデルは、BtoCを基軸にしたものでした。しかしその一方で、BtoBを強化することも視野に入れていました。 創業当時、VAIOはマーケティング業務をソニーマーケティングに委託していました。そこで課題になったのが「VAIOのブランディング」「顧客へのよりダイレクトなアプローチ方法」「長期かつ継続的なコミュニケーション」の3点です。そしてこれらを解決すべく導入したのが、マーケティングオートメーションでした。 マーケティングオートメーションの導入によって業務フローの整備・連携の強化、顧客の関心が高まったタイミングをはかって営業からアプローチをかけるという取り組みをスタートさせたところ、営業プロセスの「見える化」に成功しました。 現在ではプロセスごとにKPIを設定し、施策の見直しや目標数値の調整などにも活用しています。現場のエンジニアの意識が変わったことで予算配分やチャネルの強化なども容易になり、結果として当初掲げた目標を大きく上回る成果を得ています。 参考:VAIO丨導入事例丨マーケティングオートメーション(MA)ならマルケト

4. Sansan:導入3ヶ月で新規獲得が3倍、受注率が10%増加

クラウド名刺管理サービスを提供するSansanは、見込み顧客のDB管理やデータの整理に課題を抱えていた中で、2016年1月からマーケティングオートメーションの導入に踏み切りました。 この導入で受注につながりやすそうな見込み顧客を抽出できた結果、営業担当者が注力する見込み顧客の数を減らすことに成功し、有効メールの配信対象者数も2倍に拡大しました。 インサンドセールスの生産性を高める仕組みづくり・PDCAサイクルの高速化によって、本格運用の3ヶ月後には月間の新規獲得見込み顧客数が約3倍に、受注件数も約1.5倍に増加。受注率としては約10%の伸びとなりました。営業一人ひとりが顧客にかける時間が増え、1件あたりの受注額も伸びています。 さらに商談に至らなかった見込み顧客に適切なタイミングでメールを送信できるようになり、「成功パターン」が可視化されました。その結果、そのパターンを自動でアクションできるようにツールを活用するという良好なサイクルが生まれています。 参考:MA導入3ヶ月で新規獲得3倍と受注率10%UP!Sansanが徹底するマーケティングの『当たり前』 | Ledge.ai

5. 富士通クラウドテクノロジーズ(旧ニフティ株式会社):見込み顧客の課題に合わせたコンテンツで会員数増加

富士通クラウドテクノロジーズが提供するサービスの中に、スマホアプリの開発者支援があります。しかしそこで課題となったのが「会員数の伸び」でした。その原因が手つかずのWeb施策にあるという気づきから、富士通クラウドテクノロジーが導入したのがマーケティングオートメーションです。 導入によって、Web施策への注力や複数あるツールの一元管理だけでなく、見込み顧客一人ひとりの行動履歴・会員登録に至るプロセスなどが分析できるようになりました。特にアクセス情報の解析・流入経路などの分析から、見込み顧客それぞれの興味・関心に寄り添ったマーケティング体制を確立できたのが大きなメリットとなっています。 こうしたマーケティングの体制づくりが企業と見込み顧客との接点を築くことにつながり、会員数の増加という結果を導きました。見込み顧客のレベルに合わせた多彩なコンテンツを配信すると共に施策の効果を分析することで、現在も売上が拡大し続けています。 参考:インバウンドマーケティングでセールス&マーケティング体制を確立 富士通クラウドテクノロジーズ様|事例紹介|株式会社24-7

おすすめのBtoB向けマーケティングオートメーションツール5選

将来的にマーケティングオートメーションツールを導入したい、導入を前向きに検討したいという方に向けて、おすすめのツールを厳選して5つご紹介します。BtoBマーケティングと相性が良いツールに絞ってご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
ツール名 特徴 価格
Pardot Sales Cloudと連携可能 \150,000~480,000/月額
HubSpot インバウンドマーケティングに注力している企業向け \0~96,000/月額
Marketo 豊富な導入実績と手厚いサポート 要問い合わせ
Oracle Marketing Cloud 基本性能のカスタマイズ・外部システムとの連携が可能 要問い合わせ
SATORI ・アンノウンマーケティングが可能 ・導入・運用のハードルが低い \100,000/月額

1.salesforceと一体化したマーケティングオートメーションツール「Pardot

Pardot

特徴

「Pardot」はsalesforce社が提供するマーケティングオートメーションツールです。ダッシュボードのカスタマイズやデータソースとの連携、あらゆるデバイスからのインサイト共有などを通して、営業効果の最大化を目指せます。 Pardotが有力な見込顧客を営業に通知し、迅速なフォローアップを促してくれます。またキャンペーン専用のページや申込みフォームも簡単に作成できるため、ターゲットを絞ったメールと組み合わせてそれぞれの顧客に合わせた最適なキャンペーンが展開できます。 また同社が提供するSFAツール「Sales Cloud」との連携が可能なので、すでにSales Cloudを利用している方は迷わずこちらを選びましょう。

価格

  • Growth:150,000円
  • Plus:300,000円
  • Advanced:480,000円

2.豊富な機能を備えた統合型プラットフォーム「HubSpot

HubSpot

特徴

複合型プラットフォーム「HubSpot」は、完全無料のCRMを中核にマーケティングやカスタマーサービス・セールスなどの各種ソフトウェアをつなぎます。無料ソフトウェアを複数組み合わせることで、コンタクトについても管理や情報取得が可能になるため、顧客との関係が深化するのがメリットです。 自社ウェブサイトへの呼び込みや訪問者の顧客への転換などに役立つマーケティングソフトとして、セールスサイクルの短縮・生産性向上に効果のあるセールスソフトとして、また顧客との関係を深めるカスタマーサービスソフトとしてなど、多彩な利用方法があります。

価格

  • CRM Free:無料
  • Marketing Hub Free:無料
  • Marketing Hub Starter:6,000円~/月
  • Marketing Hub  Professional:96,000円~/月
  • Sales Hub:6,000円~/月
  • Professional:48,000円~/月
  • Service Hub Starter:6,000円~/月
  • Professional:48,000円~/月
※他にもプランあり。詳しくはHPをご覧ください。

3.世界で6,000社以上が採用「Marketo(マルケト)

Marketo(マルケト)

特徴

「Marketo」は世界39ヵ国、6,000社以上の企業で導入されている、国内外最大手のエンゲージドマーケティングプラットフォームです。マーケティングでの導入事例が豊富で、実際の導入に至るまでのサポート体制も整っています。 機能的な設計がなされており、PDCAを回すのが容易でCRMとの連携もスムーズです。各種名刺管理サービスにおける名寄せ機能などとも連携できるため、見込み顧客の重複排除・タイムリーなマーケティング施策の実施などが可能になり、効果的なフォローを行えます。

価格

要問い合わせ

4.外部システムとの柔軟な連携が可能「Oracle Marketing Cloud

Oracle Marketing Cloud

特徴

「Oracle Marketing Cloud」は外部システムと柔軟に連携できるマーケティングオートメーションツールです。 基本機能のカスタマイズやチャネルごとのデータ統合が可能で、有望な見込み顧客の発見・顧客ごとに最適化されたプロモーションの実現に力を発揮します。またコンテンツの分析とパーソナライゼーションを通して、最適化された顧客体験を提供できるのも強みです。 「Oracle Marketing Cloud」によって自動化されたナーチャリングフローは、見込み顧客の確度を高めて営業の成果向上につながります。

価格

要問い合わせ

5.国産認知度No.1!集客に強い「SATORI

SATORI

特徴

「SATORI」は匿名の見込み顧客の集客から育成(アンノウンマーケティング)に長けたマーケティングオートメーションツールです。 ポップアップ・リターゲティング広告・プッシュ通知などを活用し、見込み顧客のデータを獲得します。確度の高い見込み顧客への自動的なアプローチや案件化しなかった場合の再アプローチなどを視野に入れた顧客情報の一元管理、高度なマーケティング施策も「SATORI」の得意とするところです。 機能がシンプルなので、導入後最短1日で運用を開始できます。手ごろな初期費用と月額利用料に加えてマーケティングセミナーが随時開催されているなど、導入・運用のハードルが低いのも魅力の1つといえるでしょう。

価格

  • 初期費用:100,000円
  • 月額:100,000円

まとめ

BtoBにおけるマーケティングオートメーションの役割と具体的な導入事例、良質なツールを5つご紹介しました。本記事における成功事例を参考に、御社の課題解決に最適な活用方法とツールを選択してください。マーケティングオートメーションの導入と最適な活用は、御社の業務改善・業績向上に大いに役立つことでしょう。

参考サイト

BtoBマーケティングとマーケティングオートメーション(MA)|MarketingBase マーケティングオートメーションとは|BtoB企業が具体的な活用イメージを持つためのヒント|LISKUL BtoB企業がマーケティングオートメーション(MA)を導入前に押さえるべきポイント|SynergyMarketing NEC、「Oracle Eloqua」でマーケティング・プラットフォームを統合|マイナビニュース MAツール導入事例まとめ[Eloqua / Pardot / HubSpot編]|MarketingBase 近畿日本ツーリスト、法人営業サイトにオラクルの「Oracle Marketing Automation (Oracle Eloqua) 」 を導入。新旧データの有効活用を促進|デジキャリ MA導入3ヶ月で新規獲得3倍と受注率10%UP!Sansanが徹底するマーケティングの『当たり前』|Ledge.ai 「人を増やして売上を伸ばす」時代は終わった。Sansanが見据える、MAと「名刺」の未来|SELECK ツール別で見る!BtoB企業向けのマーケティングオートメーション導入事例|24-7

ダイレクトリクルーティングの解説とおすすめサービス13選ご紹介

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人材不足が深刻になっている現在は、これまでの採用方法では優秀な人材を確保することが難しくなってきています。そこで注目を集めているのが、企業側から積極的に人材を探す「ダイレクトリクルーティング」です。 本記事では、これまでの採用方法と大きく異なるダイレクトリクルーティングのメリット・デメリットや成果をあげるポイント、また新卒・中途採用で利用できるおすすめサービスまでを解説しています。これから人材を採用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ダイレクトリクルーティングとは

ダイレクトリクルーティングは企業の方から求職者に向けてモーションをかけ、求める人材の採用を目指します。これまでは求人広告や人材紹介会社を利用して、求職者からの応募を待つ採用活動が主流でした。しかし年々労働人口が減少し、いかに良い人材を確保できるかが企業の課題になっています。 また、人材紹介会社は、紹介した人材が企業に採用された際のマージンが利益となるので、求職者が魅力を感じるような企業に優先して人材を紹介するのが現状です。そのため企業自ら人材データベースや転職マーケットで人材をスカウトする、ダイレクトリクルーティングが必要になってきているのです。

従来の方法とダイレクトリクルーティングとの違い

従来の採用方法である求人広告や人材紹介会社を利用する方法とダイレクトリクルーティングの違いについて見ていきましょう。

求人広告を利用した場合

  • 幅広い層の求職者にアプローチをかけることができ、応募者の数を多く見込める
  • 応募後は、企業側で応募者が自社の採用基準を満たしているかを慎重に判断する必要がある

人材紹介会社を利用する場合

  • 自社の希望に合った人材を紹介してくれるので、採用活動にかける時間が比較的少なくて済む
  • 応募者の数が限定される
  • 人材紹介会社に支払う手数料が高い

ダイレクトリクルーティングの場合

  • 人材データベースの中から、自社が求める人材をピックアップしてスカウトできる
  • 候補者の数も自ら決めることができ、採用コストも比較的安く抑えることができる

ダイレクトリクルーティングの4つのメリット

ダイレクトリクルーティングの4つのメリットについてそれぞれ解説します。

メリット1.採用コストを抑えられる

従来の採用方法である求人広告や人材紹介会社を利用した場合は、求人広告なら求人の掲載期間や内容に応じて、人材紹介会社なら紹介された求職者を雇った時に、それぞれ費用が発生します。ダイレクトリクルーティングの場合は、企業が人材データベースを利用して自ら求職者をスカウトするので、かかる費用はデータベースの利用料のみとなります。

メリット2. すぐに転職を想定していない層にもアプローチできる

ダイレクトリクルーティングは、自社の魅力を発信することで今すぐ転職や就職を考えていない人にも採用のアプローチをかけることができます。また、企業が自らスカウトしていくタイプの求人サイトやSNSを活用するので、より自社の求める人材の採用につなげることができます。

メリット3. 人材会社が普段推薦しない人材層の中から自社に合った人材を見つけることができる

人材紹介会社は、人材を紹介することで紹介手数料(成功報酬)として利益を得ます。紹介手数料の算出方法は主に採用が決定した人の想定年収×数十%が一般的です。また、求人広告枠を購入してもらうことで利益にする会社もあります。 このことから、採用決定時の年収が高ければ高いほど人材紹介会社の利益も上がるので、人材紹介会社は高い賃金を払える企業に優先的に優秀な人材を紹介する傾向があります。しかしダイレクトリクルーティングは企業が人材データベースの中から自ら求める人材にアプローチできるので、年収に関わらず優秀な人材に出会える可能性が高くなります。

メリット4. 自社の採用力を高めていける

求人広告や人材紹介会社を利用すると、なぜその採用がうまくいったのか、いかなかったのかを分析することは難しく、採用活動のデータが自社に蓄積しません。 ダイレクトリクルーティングの場合は企業が自ら採用活動を行うため、自社のどの取り組みが採用活動の成功につながったのかを分析することができます。この分析したデータを今後の採用に活かすことができます。

ダイレクトリクルーティングの課題

ダイレクトリクルーティングには課題もあります。しかし、メリットに対するコスト・投資とも考えられる面もあるので、自社の体制に合わせて対応するとよいでしょう。

課題1. 採用業務の負荷が増える

従来の採用方法では、応募者に対して企業が主に実施することは「書類選考」「面接」「採用可否の判断」でした。しかしダイレクトリクルーティングを利用する場合は、上記の項目に加え、これまで人材紹介会社が対応していたことをすべて自社で行わなければなりません。候補者の選定、コンタクト、自社の魅力を伝えるスカウトメールの作成、面接日程の調整など、採用活動にかかる業務がこれまでより増えます。

課題2. 長期的な視点で取り組む必要がある

ダイレクトリクルーティングは、企業の採用に向き合う姿勢や努力が結果に直結します。自社の課題は何なのか、これからどうすべきなのかを試行錯誤して、採用活動を繰り返し行いながら、長い目で見て採用力を養っていく必要があります。 候補者にアプローチをかけるときも、まずは自社の情報や魅力を伝えることから始めて、自社に興味をもってもらえるように、徐々に関係性を構築していく必要があります。

ダイレクトリクルーティングで成果をあげるための3つのポイント

ダイレクトリクルーティングのメリット、デメリットを踏まえたうえで、実際にダイレクトリクルーティングで成果を上げるためにはどうすればいいのか、ここでは成果をあげるポイントを解説していきます。

ポイント1. すぐに結果を求めない

ダイレクトリクルーティングは従来の採用方法と異なるので、これまで採用を求人広告や人材紹介会社に頼っていた会社ほど成果が出るには時間がかかります。 「一度やってみたけどダメだった」「時間がかかりすぎて面倒だ」と感じて途中でやめてしまうのではなく、長期的な視点でじっくりと時間をかけて改善と分析を繰り返して採用活動に取り組む必要があります。

ポイント2. 適切な採用戦略を行う

ダイレクトリクルーティングを行う際、候補者となる人は必ずしも転職を考えていないかもしれません。そこで大切になるのは、適切な採用戦略です。 例えば、やみくもにスカウトメールなどを送っても大きな効果は見込めないでしょう。候補者の経歴や自社の雰囲気などから、自社に興味のありそうな人の人材プールを作り、その中の候補者に対してアプローチをするほうが効果的です。このような採用戦略や採用フローの管理は非常に大切です。 また、スカウトメールを送った候補者には、継続的かつ積極的な自社の情報発信や開示が欠かせません。誰にどのようにして連絡を取ったのか、誰がどの段階まで自社に興味を示しているのかなど、候補者の情報を管理し、適切なタイミングで必要なアプロ―チができるような体制を整えておくことも大切です。

ポイント3. 全社的な理解と協力を得る

ダイレクトリクルーティングは、人事部や総務部など採用部門の対応だけで成功させることはなかなか難しいです。なぜなら、自社の魅力や理念について熱意を持って伝えられる現場の担当者が候補者に直接コンタクトをとるほうが採用に繋がりやすいからです。会社の一部門だけでなく、全社的に協力して採用活動に臨むこともダイレクトリクルーティングで成果をあげるポイントです。

ダイレクトリクルーティング中途向けサービスおすすめ8選

ここでは、中途採用向けのダイレクトリクルーティングサービスのおすすめを8つ紹介します。 なお、重要度を客観化するために中途採用向けのダイレクトリクルーティングサービスを紹介した5サイトを調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、自社に適したダイレクトリクルーティング中途向けサービスを見つける参考にしてください。

1. BIZREACH(ビズリーチ)

BIZREACH(ビズリーチ)

特徴

BIZREACHには応募者が登録する際にも審査があるため、優秀なスキルを持ち即戦力となる人材をスカウトできます。また、専任のサポートがつくので、初めてダイレクトリクルーティングを利用する方も安心して利用することができます。

価格

  • スタンダードコース
     利用期間 6ヵ月
     スカウトメール可能総数 400通
     求人掲載/案内 無制限
     85万円+成功報酬(採用者の年収の15%)
  • プレミアムコース
     利用期間 6ヵ月
     スカウトメール可能総数 800通
     求人掲載/案内 無制限
     140万円+成功報酬(採用者の年収の15%)

こんな人におすすめ

ダイレクトリクルーティングの利用が初めてで、しっかりとしたサポートを受けながら、即戦力となる人材を確保したい人

2. doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)

doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)

特徴

転職サイト大手の「doda」が運営するダイレクトリクルーティングサービス。同社に登録している人の中からスカウト機能を許可している人に、直接採用活動を仕掛けることが可能です。登録人数は業界最大級の120万人を超え、幅広い業種、職種、年齢などから求めている人材をピックアップすることができます。

価格

お問い合わせ後見積もり。無料トライアル可能

こんな人におすすめ

幅広いデータベース、選択肢の中から人材を選びたい人

3. Wantedly Admin(ウォンテッドリー・アドミン)

Wantedly Admin(ウォンテッドリー・アドミン)

特徴

Wantedly Adminは主にSNSを活用し、様々な業種、採用形態にも対応したダイレクトリクルーティングサービスです。SNSを使って自社の情報や魅力を広げることができ、求人を掲載するのも簡単かつ短時間で行えます。

価格

プラン 求人掲載数 スカウトメール
可能数
価格 契約期間
ミニマム 無制限 不可 3万5000円 6ヵ月(12カ月・24カ月プラン有)
ライト 無制限 求人応募者に対してのみ可能 6万円 6ヵ月(12カ月・24カ月プラン有
スタンダード 無制限 200通 10万円 6ヵ月(12カ月・24カ月プラン有
エンタープライズ 無制限 400通~ 50万円~ 6ヵ月(12カ月・24カ月プラン有
※無料トライアル30日可能

こんな人におすすめ

SNSを活用して自社の情報発信をしたい人、様々な職種、採用形態で人材を確保したい人

4. キャリトレ

キャリトレ

特徴

BIZREACHが運営する20代の若い世代をターゲットにしたダイレクトリクルーティングサービス。企業が求める人材と的確にマッチングできる人工知能によるサービスも活用できます。専任のコンサルタントもつくので、サポートも安心です。

価格

  • ベーシックコース
     利用期間 12ヵ月
     スカウトメール可能総数 1400通
     求人掲載/案内 無制限
     月額5万円+成功報酬(採用者の年収の20%)

こんな人におすすめ

積極的に若い世代を採用したい人

5. リクナビNEXT

リクナビNEXT

特徴

転職大手のリクナビが運営するダイレクトリクルーティングサービス。認知度が高く、いろんな業種、職種の人材データがそろっていて、様々なアプローチをかけることが可能です。中小企業の採用にも強く、サポートも充実しています。

価格

お問い合わせ後見積もり

こんな人におすすめ

優秀な人材の確保を考えている中小企業

6. LinkedIn(リンクトイン)

LinkedIn(リンクトイン)

特徴

世界最大のネットワークを持つダイレクトリクルーティングサービスです。全世界で利用者は4億人を超え、日本国内だけでなく、海外にいる人にも採用のアプローチをすることができます。簡単な手順で、すぐに求人広告を出すこともできます。

価格

予算をあらかじめ設定し、自社の求人広告へのクリック数に応じて課金。

こんな人におすすめ

海外にいる人にもアプローチをしたい人

7. Daijob(ダイジョブ)

Daijob(ダイジョブ)

特徴

二か国語以上の言語を話せるバイリンガルの人材の登録が95%を超えている、グローバル人材に特化したダイレクトリクルーティングサービス。言語は英語だけでなく、中国語にも対応し、グローバル化が進む現代で必須の語学スキルを持った人材に採用のアプローチをかけることができます。

価格

お問い合わせ後見積もり

こんな人におすすめ

二か国語以上を話せるバイリンガル、グローバルな人材を採用したい人

8. MIIDAS(ミイダス)

MIIDAS(ミイダス)

特徴

幅広い人材データの中から、自社が希望する条件の人材にアプローチできるダイレクトリクルーティングサービスです。希望条件は保存しておくことができるので、二度目からは自動で希望条件にあった人材を探すことできます。また料金も定額制なので、安心して利用することができます。

価格

お問い合わせ後見積もり。無料トライアル可能。

こんな人におすすめ

手間とコストを抑えて人材を採用したい人

ダイレクトリクルーティング新卒向けサービスおすすめ5選

次に新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスを5つ紹介します。 選定基準は先ほど紹介した「中途向けサービスおすすめ8選」と同様に、ダイレクトリクルーティング新卒向けサービスを紹介した5サイトを調査、出現頻度をスコアリングして出現頻度の高いものから順番に掲載しています。

1. JOBRASS新卒(ジョブラス新卒)

JOBRASS新卒(ジョブラス新卒)

特徴

就職活動中の学生に限らず、大学1年次から登録可能なダイレクトリクルーティングサービスです。また登録する際の項目が多いので、自社が希望する人材に合わせて細かく振り分けてアプローチをかけることができます。インターンシップで採用することも可能です。

価格

お問い合わせ後見積もり

こんな人におすすめ

細かな条件の中から、自社に合った学生をピンポイントで採用したい人

2. iroots(アイルーツ)

iroots(アイルーツ)

特徴

国内で最初にできた学生向けダイレクトリクルーティングサービスです。学生が持つ能力や希望はもちろん、性格や価値観に至るまで細かく数値化しており、企業と学生のマッチングをより高めるサービスを提供しています。

価格

お問い合わせ後見積もり

こんな人におすすめ

学生の能力だけでなく、人間性や価値観を採用基準にしたい人

3. OfferBox(オファーボックス)

OfferBox(オファーボックス)

特徴

登録学生数10万人を突破している国内最大級の学生向けダイレクトリクルーティングサービスです。希望する人材探しに人工知能がアシストしてくれます。成功報酬型の料金プランも用意されているため、手間とコストを抑えた採用活動が可能です。

価格

  • 早期型  利用期間 年度ごとの学生の就職活動開始~終了まで
     オファーメール可能総数 無制限
     サービスの利用内容は契約により異なる
     30万円~+成功報酬(契約内容により異なる)
  • 成功報酬型
     利用期間 1ヵ月~3ヵ月
     オファーメール可能総数 無制限
     期間中すべてのサービスを利用可能
     システム利用料5万円+成功報酬38万円

こんな人におすすめ

手間とコストを極力おさえて自社にマッチする学生の採用活動をしたい人

4. キミスカ

キミスカ

特徴

年次を問わず登録できる学生向けダイレクトリクルーティングサービス。企業からのスカウトを希望する学生のみが登録しているので、オファーに対してレスポンスがとても良いのが特徴です。また大企業から中小企業、ベンチャー企業に至るまで幅広い採用の実績があります。

価格

お問い合わせ後見積もり

こんな人におすすめ

就職活動早期の段階から学生にアプローチを開始したい人

5. ニクリーチ

ニクリーチ

特徴

BIZREACHが運営する学生向けダイレクトリクルーティングサービス。学生とオープンなコミュニケーションをとることを目的に企業がランチやディナーに学生を誘い、採用活動につなげていきます。フランクに学生からの本音を聞き出せる場、自社の魅力を直接アピールできる場として活用できます。

価格

お問い合わせ後見積もり

こんな人におすすめ

堅苦しくなく、本音で学生と向き合いながら採用活動したい人

まとめ

従来の求人広告や人材紹介会社を利用する方法とは違い、企業が自社の魅力を自ら発信し、自社が求める人材に積極的にアプローチをかけるのがダイレクトリクルーティングの特徴です。 ダイレクトリクルーティングは長期的な視点で採用活動をしなければならないなど、採用部門の負荷はかかりますが、従来の採用方法ではカバーしきれなかった転職希望者・学生と企業の間の採用の不一致を抑え、優秀な人材を採用するために必要になってくる新しい採用のアプローチです。 優秀な人材が集まらなくてお悩みの場合は、ぜひこの記事で紹介したダイレクトリクルーティングサービスを参考にして、導入を検討してみてください。

テストマーケティングで“売れる商品”をつくる!最適な手法の紹介と注意点について

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新商品や新サービスを世の中に出す場合、本格的に資金調達や予算を獲得して商品、サービス開発をする前に、まずは「テストマーケティング」をしたほうがよいといわれています。 それは、できる限り大きな失敗はせずに、成功確率を高めるためです。テストマーケティングの必要性に気づき、この記事をみつけていただいた時点で、大きな失敗をするリスクが確実に軽減できています。 しかし、テストマーケティングってそもそもどのように行えばいいのか?どうすれば上手くいくのか?そもそも本当に実施すべきなのか?わかるようでわかっていないということがありませんか? 本記事では、テストマーケティングについての全体像から、お客様の業態に合わせた手法について、最新のやり方も踏まえて紹介します。実際に、上場企業で新規事業開発を行い、新規事業に取り組む多数の企業経営者や担当者に話を聞いたうえで、新規事業、新サービスをスタートさせた担当者が書いた記事です。 この記事を最後まで読み終えて頂ければ、ご自身のこれからチャレンジされる事業のテストマーケティングについて、最新の情報や注意点についてご理解されたうえで計画の方向性を決められるようになっているはずです。 新規事業をテストマーケティング・資金調達・販路開拓までサポート!KASOKU株式会社
[toc] ※本記事はKASOKU株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

テストマーケティング=試験販売

テストマーケティングによって「売れる商品」がつくれるようになる!

テストマーケティングとは一言でいえば、『試験販売』のことです。テストマーケティングを行うことが、「必要とされず、売れない商品」を大量につくってしまうリスクを軽減することにつながり、商品やサービスの成功確率を高めます。 世の中にこれまでになく、販売実績もない新商品や新サービスは「本当に売れるか」「どれだけ売れるか」はわかりません。実際に商品を手元に届け、買うか買わないかの意思決定をさせることで「本当にユーザーが買ってくれるのか?」「ユーザーニーズがあるのか」が初めてわかるのです。 試験販売であれば、売れなかったとしても、材料や設備、人員への投資は限定的なため損失を抑えられます。その後は、売れるように商品を改善することもしやすく、その商品の販売をやめて撤退する判断や対応も柔軟に行いやすくなります。  

テストマーケティングをしないと準備が無駄になることが多い

テストマーケティングをしないで、本格的に資金調達・設備投資や生産体制を確保してしまってから売れないことがわかった場合、準備したコストはすべて無駄になってしまいます。 コストを出来る限り回収するために価格を下げてでも無理して販売活動を続けなくてはいけなくなるかもしれません。売れないもの、必要とされないものを無理して売ることは、組織としてはモチベーションも下がります。避けたいことです。 このような状況に陥るリスクを軽減するために行うのが「テストマーケティング」なのです。
テストマーケティングとは、新商品発売の際にリスクを軽減するため地域や期間などを限定してその商品を試験販売し、消費者の反応を実験することをいう。 引用:テスト・マーケティングとは - コトバンク
開発された新商品を本格的に販売する以前に、限られた地域で少数に対して販売するということ。これが行われるのは消費者からの新商品に対する評価を収集するためのテストという意味合いが大きく、テストマーケティングでの評価が高かったならばその商品は広範囲で大規模に販売されるようになるということである。逆にテストマーケティングを行った結果の評価が良くなければその商品は広く販売されること無く、テストマーケティングで終わるというわけである。テストマーケティングを行えばリスクを減らすことができたり、今後のマーケティング活動に向けての計画を効果的、効率的に行えるようになるといったメリットが存在する。 引用:テスト・マーケティング - Wikipedia
テストマーケティングとは、商品やサービスの販売にあたり、予め決められた地域や流通チャネルなどを用いてテスト的に行うマーケティング手法。 テストマーケティングでは、初動やリピート率、広告への反応、販売促進の方法などを測定し、全国展開したときの状態を予測する。そして、全国展開していくにあたっての商品仕様、販売・生産計画、さらにはその商品自体の訴求ポイントなどを、その結果を反映しながら追加・修正する。主な目的は、商品やサービスの販売を行っていく上でのリスクを最小化すること、生産計画を効果的、効率的に行っていくことである。 テストマーケティングを行う候補地は、全国展開をふまえ、人口分布や市場規模などを基準にして、できるだけ異常値の出にくい地域を選ぶことが重要になる。 引用:テスト・マーケティングとは・意味|MBAのグロービス経営大学院

テストマーケティングで「早く」「小さな」失敗を積み重ねることが、成功への近道

ここまで説明してきたテストマーケティングの実施有無の違いを下記に図で整理してみました。 テストマーケティングで重要なのは、売れるのか、売れないのか?の二者択一の理解だけではありません。ユーザーからフィードバックを受け、売れるための改善点を模索することが重要なのです。どんな人が買ってくれているのか?売れる理由、商品の中身か、値付けなのか、コンセプトなのか、パッケージデザインなのか、ここの仮説を検証することが重要です。 商品化が決定し資金調達や事業化をする前に、テストマーケティングを行うことでユーザーニーズを見極めることができます。早めに問題に気付き、小さな改善を繰り返すことで、商品をアップデートすることができるようになります。 こういったアプローチによって、いざ売り出した際に売れる確率を高めることができます。しない場合はある意味一発勝負なので、売れないリスクが高まるのです。
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ユーザーヒアリングで「買う」と答えたユーザーは、実際には「買わない」

テストマーケティングを行わなくても、アンケートや質問といった手法でユーザー調査を十分に行えばいいのではないか?といった問いがあるかもしれません。しかし、ユーザーはアンケートや質問で「買う」と答えても、実際には買わないことが多いのです。 確かに、グループインタビューやアンケートで質問に回答してもらう調査を行うなど、ユーザーニーズを調査する方法は様々あります。 とくに質問形式であれば、具体的に商品の情報を伝えたうえで「買いますか?」といった問いを投げかけ「買う」「買わない」の回答を得ることが出来ます。ただし、この調査だけでは本当に「買う」か「買わない」を把握するうえでは不十分なのです。
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ユーザーヒアリングと実際に「買う」場面ではユーザーを取り巻く環境が異なる

その理由に、状況の違いの問題があります。実際にリアル店舗やネットショップの店頭に商品が並ぶ際、お店によって並ぶカテゴリ、並列する商品の種類や数、また値段も異なります。ユーザー調査の段階では持っていなかった情報が増えることで、判断も変わるかもしれません。 また、そもそもユーザーインタビューなどでは実際にお金を出すわけではないので、回答者は本気でその状況を想定しては回答していません。実際に財布からお金を出すか出さないかという状況にならないと本当の答えはわかりません。 その商品自体は欲しく買いたくても、全く異なるカテゴリで他にも買いたいものがあればその優先順位を下げられ見送られてしまうかもしれません。そんな状況でも「こういう商品が欲しいか?」と聞かれれば、「買いたい」と答えてしまうユーザーは多いでしょう。 実際に、早稲田大学の学生が研究した調査結果(※1)がありますので引用して紹介いたします。「買いたい」と言って「買った人」よりも「買わなかった人」のほうが多いという実績が出ています。
引用:購買意向と購買行動のズレの研究 ‐「買う」と言ったのに「買わなかった」人たち

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事実、新規事業の撤退理由の50%以上は「テストマーケティング」の問題である

実態としてテストマーケティングの必要性は明らかです。中小企業庁の調べによると、中小企業が新規事業を撤退する大きな理由が2つあり、「期待したほどの市場性・成長性がない」(50.6%)、「販路開拓が困難」(42.1%)となっています(※1)。これは言ってしまえば「“必要とされないもの”をつくってしまった」ことになります。 これらはテストマーケティングである程度は解決できる問題です。実績からみても、テストマーケティングの必要性は明らかです。
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テストマーケティングを実施しない場合に陥る3つの問題

仮にテストマーケティングを行わなかった場合に陥る問題が3つあります。 1.在庫リスク  2.資金供給元からのプレッシャー 3.内の雰囲気悪化 以下ではそれぞれについて解説します。
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1.在庫リスク

「必要とされていない」商品は売れないので、在庫として残ってしまい、売上になりません。在庫処分のために、無理して値下げをしたり、場合によっては売りきることを諦めて、特損扱いとしてPLでマイナスをつけなくてはいけなくなるリスクがあります。
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2.資金供給元からのプレッシャー

銀行や信用金庫などの資金の貸し手や、親会社や株主などのことです。ユーザー調査をもとに説得している場合、資金の出し手からすれば、『言っていることと違う、どうするんだ?!』と指摘を受けることになります。 彼らにとっては資金が戻らない不安が生じます。そうすると、本来は事業運営や営業活動、お客様の対応に割きたい時間を、資金供給元への報告のための資料作成や訪問対応などに時間を割かざる負えなくなってしまいます。精神的なダメージも大きくなるでしょう。
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3.社内の雰囲気悪化

新規事業をやっている人は元々、既存事業の売上を元手にしている場合が多いと思います。そうすると既存事業に対しては気を使うものです。 そのような状況下で資金を投じてつくったものが売れないとなれば、既存事業からは冷たい目でみられますし、新規事業チームとしても自信を失います。新しい挑戦自体が会社全体としてネガティブに受け取られるようになってしまうかもしれません。   このような状況に陥らないためにも、テストマーケティングを行うことで、極力不要に大きな失敗をしないようにすることが大切です。
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テストマーケティングでは購入動機・訴求内容・商品、価格の需要把握を

テストマーケティングでは、様々な項目が把握できます。
  • 「なぜ購入したのか?」という背景、動機
  • どんな訴求内容が刺さるのか?刺さらないのか?
  • 商品はどの程度の価格であれば購入してもらえるのか?
  • 同じ商品でも、色や機能についてどれが人気で、どれは不必要なのか?
  • どういうユーザーに最も評価されるのか?されないのか?
設計する際にはどこを把握したいのか?仮説をたてて取り組みましょう。
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テストマーケティングの“共創”効果

また新たな視点としてテストマーケティングには“共創”効果もあるのではないかと考えられます。テストマーケティングの段階でユーザーは開発に関与することになります。ある意味自分がその商品の開発に関与した、商品をつくった、と思えるかもしれません。 そうなれば似たような商品が並んでいた場合、関与した商品への愛着により選択されやすくなるという効果もあるのではないかと考えています。
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テストマーケティングの手法は3つの軸で考える

ここからは具体的なやり方について説明していきます。テストマーケティングの手法を考える際には3つの選択がポイントになります。 ①既存顧客か新規顧客 ②どの場で販売するのか? ③その場にどうやって集客するのか 結論から言えば、①新規顧客に ②オンラインで ③SNSを活用してアプローチすることをおすすめします。理由は「テスト結果を活用しやすい」「データ」「コスト」です。1つずつ、説明していきましょう。
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「既存顧客」はコストがかからないが、「新規顧客」をターゲットに

「既存顧客」はコストを抑えられますが、効果に条件がつくためテストマーケティングとしては十分ではありません。最終的には「新規顧客」で実施する必要があります。「既存顧客」→「新規顧客」と段階的に実施してみることが良いでしょう。
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「既存顧客」を活用すれば、低コストでテストマーケティング可能

「既存顧客」を沢山抱えている場合、「既存顧客」へは広告費などのコストをかけずにアプローチできるので、そのリストを活用すればテストマーケティングの費用を抑えられます。コストを考えれば断然「既存顧客」です。
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「既存顧客」はテストマーケティングの役割としては不十分

ただし「既存顧客」へのアプローチにもテストマーケティングとしての課題があります。注意しなくてはいけないのは、ブランドとの関係値、ブランドへの認知があるかないかで新商品や新サービスへの反応も変わってくる点です。そのため、既に関係値がある既存顧客で実施したテスト結果を関係値のない新規顧客には転用しづらいのです。最終的に顧客の幅を広げることを目的とするのであればこの点は注意する必要があります。 テストマーケティングの目的を考えると、最終的には既存顧客に絞らずに、新規顧客向けに出すほうが良いわけです。最終的には新規顧客でテストマーケティングを行うことは必須としながら、まずは既存顧客ではじめるという2段階で実施してみるのはありかもしれません。
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「販売する場」はオンラインがオススメ

販売する場については、「リアルな店舗」と「オンライン」の2択があります。業種業態によりますが、データが取得できる「オンライン」がオススメです。 テストマーケティングはテストとはいえ、今後の主戦場になりそうな販路で行うことがが実売に近い環境なのでよいと思うかもしれません。一方、コストを抑えて、結果やプロセスを計測可能な環境で行う点を意識することも重要です。理由は、テスト内容を次に活かしていくためです。 コストを抑えて、次に活かすとなればオンラインでまず実施することがお勧めです。メーカーや小売店であれば、店舗にかかるコストは実店舗より抑えられますし、テストマーケティングを行った際に細かいデータを取得しやすいためです。 飲食店や実店舗型のサービス業などについては、実際店舗を構えないとテストマーケティングできないといった指摘があるかもしれませんが、Webサイトをつくってそこで利用チケットを先に販売してみるといった手法でテストマーケティングを行うこともできます。 オンラインであれば「各カテゴリのポータルサイト」に掲載料や手数料を支払って出店する、「小売店のECショップ」に掲載してもらうよう交渉する、「自社サイト」でECを構築する、等の手法があります。現在では「クラウドファンディング」も注目されています。オンラインショップのシステムでは販売手数料や決済手数料のみしかかからないような低コストのツールもありますのでこういったものを活用していただくのが良いでしょう。    一方、注意点として、ポータルサイトやモールだとアクセス解析や後述するインターネット広告の成果を計測するためのタグが設置できずにデータの取得ができないこともありますので、その点はタグが設置できるのか?そもそもどのようなデータが取得できるのか?を事前に確認することは重要です。 参考:ASPカート比較10選|ECサイト運営に必要なショッピングカートの選び方

売り場への集客はSNSの活用でコストを削減

テストマーケティングも場を用意して待っているだけではいけません。その場にユーザーを呼び込む努力が必要です。ここでの選択肢としては、「自力」で行うのか、「広告」で行うのか、です。 まずはコストのかからない「自力」で、Facebook、Twitter、instagramなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用してみることをおすすめします。 詳しくは他の記事に譲りますが、SNSはコストをかけずに運用できます。SNSでは“シェア”する文化があるので、つながっている人にお願いすることで、あなたの知らないその人の知人にシェアをしてもらい、お金をかけずに集客を拡げていくことができる可能性があります。 自力で集めるのが難しければ、広告を少額で試してみる選択肢もありです。その場合は仮説をたててターゲットを絞ることをお勧めします。 オンラインであれば、エリアや性別、嗜好性などターゲットを細かく設定できるものも少なくありません。ニーズが顕在化していて、検索数が多いキーワード経由での集客が期待されるのであればGoogleやYahoo! といった検索連動型広告を出すのもよいでしょう。していないけれどもターゲットユーザーのイメージができているのであればターゲット設定が細かく可能なFacebook広告が良いかもしれません。   もちろん、これ以外に集客方法はたくさんありますので、気になった方は1つ1つお調べください。
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クラウドファンディングできるテストマーケティング

ここまで、販売する場は「オンライン」で集客は「SNS」がオススメというお話をしてきました。コストが抑えられて、データが取得できる点が理由です。具体的に今、おすすめしたいのが『クラウドファンディング』です。その中でも購入型(購買型)といわれるクラウドファンディングサイトへ掲載することがおすすめです。
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クラウドファンディングをおすすめする5つの理由

オススメの理由は5つあります。 1つ目は、クラウドファンディングは現在「新しい挑戦や商品を提示する場所」と一定数のユーザーに認識されているということです。そのため、いわゆるオンラインショッピングのサイトで販売されている状況とそもそも差別化されています。 2つ目は、クラウドファンディングは「挑戦、スケールの意思表明」でもあるので、周囲の人が心理的にSNSでシェアをしやすいということがあります。色々な人に届くことが重要なのでこの点はポイントです。 3つ目はリターン(言い換えれば商品ですが)を複数設計できる点です。ここが購入型のクラウドファンディングの特徴です。リターンの中でどの商品設計(価格・色・機能等)に人気があるのかを把握することが可能になります。 4つ目は、掲載に初期費用、月額費用などがかからないことです。クラウドファンディングのプラットフォームによっては費用がかかるかもしれませんが、かからないところも多くあります。 5つ目は、待ってくれるということです。クラウドファンディング自体がそもそも、支援者が集まることを条件に、それから製造して販売するというものなので、売ってから届けるまで余裕を持つことができます テストマーケティングのポイントはフィードバックなので、感想をしっかりと求めることも必要です。SNSで拡散する際に支援だけではなくフィードバックを求めるコメントを入れたり、支援してくれたひとにもメッセージの中で実際に店舗を訪れた感想を聞くことも可能です。
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業態別のオススメのテストマーケティング手法

これまで一般的な視点で新規顧客をオンラインにSNSで集客することが良い。そして今ならクラウドファンディングがおすすめだというお話をさせていただきましたが、業種による最適な手法を整理しました。
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小売店、飲食店

【SNS×クラウドファンディング】 小売店、飲食店ではクラウドファンディングがおすすめです。最近は飲食店のクラウドファンディングへのチャレンジも増えております。クラウドファンディングでお店のアイデアを起案して、ユーザーにそもそもこんな店舗があったら行きたいですか?ということを問うことができます。実際には店に行ってみて体験しての評価にはなりますが、まず1回来てくれるのかどうか?については店舗を出す前に問うことができます。 集客もSNSを活用して、知人から知人へ拡散されることを狙いましょう。シェアしてくれている人の傾向をみたり、コメントを分析することから、ニーズを把握することもできます。 リターンとしては、お食事券やコースの予約券を用意できます。自分たちが想定する単価を設定してみることで、その価格でこのコンセプトや場所、メニュー、内観イメージのお店に来たいと思ってもらえるか?テストすることができます。場合によっては複数の価格帯を提示してみて、どれぐらいの価格帯であれば行ってもいいと思ってもらえるのか?も把握できます。
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メーカー、商品

【SNS×クラウドファンディング】 メーカーも同じくSNSとクラウドファンディングの活用をおすすめします。基本的には飲食店、小売店と同じです。 商品のアイデアや機能、デザインを、在庫を抱える前に世の中にクラウドファンディングを通して、需要を問うというやり方です。クラウドファンディングではメーカー系の商品は多いです。明らかに新規性がある商品などは、商品スペックそのものを動画などを使ってアピールするのが良いでしょう。そうでない場合は、ものづくりへの想いやストーリーを訴求することでコンセプトに共感してくれるのか?を問うことが重要です。 集客もSNSを活用して、知人から知人へ拡散されることを狙いましょう。シェアしてくれている人の傾向をみたり、コメントを分析することから、ニーズを把握することもできます。 リターンとしては、商品自体を用意することがおすすめです。その商品自体がその価格で買ってもらえるのか?をテストできます。色や大きさなどに複数のアイデアがあればそれを複数並べてみることでテストすることができます。メーカーの場合のリターン設定のテクニックとしては、卸先となる小売店向けの複数個のパックを用意しておくことです。  
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Webサービス

【SNS×クラウドファンディング】 WebサービスもSNSとクラウドファンディングの活用をおすすめしますが、難易度は高まります。Webサービスの課金に必要なサービスを売るというものです。課金に値する機能なのか?をクラウドファンディングを通して問います。 リターンについては、例えば月額1,000円のサービスであればそれを年間使用料というかたちにして、年間契約にする分、例えば2か月分は無料にして10,000円を設定するといったことができます。 難易度が高いというのは、Webサービスの前提がフリーミアムモデルで、多くは無料で使っているユーザーがその利用体験のなかでもっと便利に使いたいと感じる結果、課金サービスを求めるという傾向があるためです。また、解約も1か月単位や3か月単位で出来ます。いきなり課金で、かつ1年分してくれるのか?ハードルは高くなるかもしれません。
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BtoB

【催事への出店】 ここまでクラウドファンディングをおすすめしてきましたが、BtoBについてはクラウドファンディングが相性はあまりよくはありません。複数社から見積もりをとる必要があったり、検討者と意思決定者が異なったり、経済合理性などが重視されることが多いので、一般消費者のように1人の判断で、気軽にネットで買うということがしづらいためです。BtoBでも、小規模のオーナー社長をターゲットにするなら公私の感覚が近いので相性は悪くない可能性はありますが。 BtoBでもデジタルを活用する方法はありますが、テストマーケティングという視点では、特定の業種のカテゴリの集まる催事への出店がスピード、コストという点を考慮しても最適なのではないかと思います。 いくつかの事例を紹介いたしましたが、こちらにない業種については、上記の記事を参考に方法を検討してみてください。
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テストマーケティングを行うにあたっての注意点

テストマーケティングは期間ではなく、アクション数をKPIに

何を基準にするのかはテストマーケティングの目的により異なりますが、期間を基準にするのではなくアクション数を基準にするようにしましょう。    オンラインで商品を販売する場合、集客方法や集客するターゲットによりますが、商品ページに訪問したうち実際に購入するのは多くは1%以下です。であれば最低でも100人はサイトに来させないとそもそも購入はされません。あとは検証のために必要な購入数がどの程度なのか?を逆算して最適な集客数を目安として算出しましょう。そして集客に対しての反応、つまり購入率がひとつの評価目安になります。    アクション数については企業の規模や目標数値によって異なってくると思いますが、商品やサービスが良いか悪いのか、改善すべき点が何か?参考にして次のアクションにつなげられるだけの説得力のあるボリュームが取れることが大切です。
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テストマーケティングは、実施前に「模倣」対策を要検討

ここまで「テストマーケティングを実施すべき!」という話をしてきましたが、最後にテストマーケティングを実施することで発生するリスクと注意点についてお伝えしたいと思います。それは「模倣」されるリスクです。 テストマーケティングとして試験的とはいえ、世の中のサービスを販売することになるので、商品情報がオープンになります。競合他社や同じような商品・サービスを検討している企業の目にも入ることになります。自分たちが試験販売をしている間に、商品のアイデアやネーミングを真似されて、大量に資金を投下されてまるで自分たちの商品のように販売されてしまうリスクがあります。 場合によっては、消費者から、真似したブランドのほうが最初からあった商品のブランドと思われてしまう可能性も出てきます
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「特許」と「商標」の2つに気を付ける

これを守るのが特許であり、商標です。特許申請や商標登録によって真似されるリスクを軽減できます。特許は商品のアイデア、つまり商品自体のこと。商標はネーミングやパッケージのデザインのことです。詳しくは特許庁のウェブサイトをご覧いただくか、顧問弁護士さんにご相談ください。 ちなみに、特許庁のウェブサイトに記載されているポイントは①技術的思想の創作である「発明」が保護の対象 ②権利の対象となる発明の実施(生産、使用、販売など)を独占でき、権利侵害者に対して差し止めや損害賠償を請求できる。 ③権利期間は、出願から20年。があります。 ともに、コストはそれなりにかかります。テストマーケティングの段階でどこまでコストをかけるかはそれぞれの判断になりますが、重要なポイントとは理解してください。 商標は、サービス名やロゴの権利のことです。特定の業種のなかで1社だけに使用が認められます。業種が異なれば同じサービス名やロゴでも認められます。 ただし、そもそもの考え方としては、ビジネスモデルは真似される可能性が高く、真似をされるものだという前提で向き合っていただくことも、正しい姿勢かもしれません。
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テストマーケティングでの実績は偶然かもしれない

テストマーケティングで仮にうまく販売ができたとしても、それをそのまま世の中のニーズとは受け取らないように注意をしましょう。あくまでも、「なぜ買ってくれたのか?」「誰が一番買ってくれたのか?」「どういうシチュエーションだから買ってくれたのか?」「何が違ったら買っていないのか?」などをしっかりと考える機会ととらえ、結果を分析し次につなげましょう。
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まとめ

大変長文となってしまいましたが、最後にもう一度整理します。
  • 新しい挑戦にテストマーケティングは必要
  • テストマーケティングで「早く」「小さな」失敗を積み重ねることが、成功への近道
  • テストマーケティングをやらないことで発生する3つのリスク  ①在庫リスク ②資金供給元からのプレッシャー ③社内の雰囲気悪化
  • テストマーケティングの手法は3つの軸  ①既存顧客か新規顧客 ②どの場で販売するのか? ③その場にどうやって集客するのか
  • オススメは「新規顧客」を「SNS」を活用して「オンライン」に集客する
  • クラウドファンディングがおすすめだが、BtoBや小売店は別の方法が良い
  • テストマーケティングをする際に、「模倣リスク」だけは気を付けよう
この記事を読んでいただいた人が、新商品、新サービス開発に際して大きな失敗をする可能性が軽減でき、少しでも新規事業の成功確率が高められれば記事としてこれ以上の喜びはありません。 新規事業をテストマーケティング・資金調達・販路開拓まで徹底サポート!KASOKU株式会社 ※本記事はKASOKU株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。

マーケティングオートメーションの選び方のポイントと導入までの5ステップ

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マーケティングオートメーション 選び方
「マーケティングオートメーションの選び方がわからない」 国内には、多数のマーケティングオートメーションツールが存在しており、どれを選んだら良いかわからない人も多いでしょう。 そこで今回は、マーケティングオートメーションツールの選び方のポイントを紹介します。 また、マーケティングオートメーションツールの導入方法やオススメのマーケティングオートメーションツールについても紹介しています。 マーケティングプロセスを自動化して、効率的な運用を目指しましょう。 [xbm id="35971"] [toc]

マーケティングオートメーションの選び方は「6つのポイント」を意識

まず、マーケティングオートメーションの選び方のポイントを紹介します。 ポイントは大きく分けて、以下の6つです。
  1. 導入の目的と機能の一致
  2. 運用スキルの確認
  3. 費用対効果の確認
  4. 他社の導入実績
  5. 運用体制
  6. セキュリティ体制
今回紹介する流れに沿って、マーケティングオートメーションを選んでいただければ、自社にあったマーケティングオートメーションを選ぶことができます。

1.導入の目的と機能の一致

まず、マーケティングオートメーションツールを導入する前に、目的と機能を確認しましょう。導入する目的と機能を一致させないと、効率アップに繋がりません。 導入する目的としては、以下の目的で導入する企業が多いです。
目的 概要
見込み客の創出 (リードジェネレーション) 潜在顧客の興味を獲得するプロセス
見込み客の育成 (リードナーチャリング) リードジェネレーションで創出した見込み客に対して、購買決定に必要な情報を提供することで、製品やサービスに、より関心をもってもらうプロセス
見込み客の分類 (リードスコアリング、リードクオリフィケーション) リードナーチャリングで育成した見込み客を、属性や興味度合いなどによって分類して、確度の高いリストのみを営業部門に渡すこと
見込み客のリスト管理 (リード管理) リードの情報を、使いやすく正確なデータベースにすること
マーケティングオートメーションツールの主な機能は以下のようになります。
機能 概要
リード情報管理 サイトなどで集めたリード情報を、一元的に管理する機能です。個人の登録情報だけでなく、Web訪問履歴、流入経路などの記録もできます。
スコアリング 蓄積された情報をもとに、リードをスコアリングして、セグメントごとに分類する機能です。個々のリード対してに最適な手法をとることができます。
ソーシャルマーケティング ソーシャルネットワークサービス(SNS)を使ったマーケティング活動の運用や管理ができる機能です。
顧客管理システム連携 SFAやCRMといった顧客情報を管理するシステムとデータを連携し、見込客の段階から取引開始後まで、同じ顧客に関しての情報を共有することができます。
事前にマーケティングオートメーションツールを導入する目的を明確化しておき、ツールにきちんと必要としている機能が備わっているか確認しましょう。 例えば、自社で化粧品を販売しており、化粧品を掲載しているLPの購入ボタンをクリックしたけど、購入には至らなかった顧客に対して、ディスプレイ広告を出稿して、リマーケティングをかけたあとの分析を行いたいとします。 ディスプレイ広告を出稿した際に、「どの広告が何回クリックされたか」「クリック数に対して何件が成約したか」「どのデバイスからの接触が多かったか」といったデータを管理したいため「Web行動解析」の機能が必要になります。

2.運用スキルの確認

マーケティングオートメーションツール導入後に、きちんと運用できるスキルがあるかどうかの確認をしておきましょう。 運用スキルがないと、費用対効果が低くなってしまいます。

マーケティングオートメーションツールの運用担当者に求められるスキル

  • 戦略設計スキル
  • データマネジメントスキル
  • コンテンツ企画・サイト設計・編集・ライティングスキル
  • 進行管理、調整能力
  • 分析スキル
マーケティングオートメーションの多くはアメリカから輸入されているツールが多いため、アメリカの優秀なマーケッターが使いこなせるレベルで設計されています。 日本にマーケティングオートメーションツールが導入されたのは数年前なので、企業のマーケティング担当者の中には、マーケティングオートメーションツールを使ったことがない人が大半でしょう。 企業のマーケティング担当者が使いこなせるレベルのマーケティングオートメーションツールを導入する、もしくは、マーケティングオートメーションツールの運用スキルを持つ人材を確保することが必要となります。

3.費用対効果の確認

導入するマーケティングオートメーションツールの費用対効果の確認も行いましょう。 マーケティングオートメーションツールには高価格から低価格まで、さまざまなツールが揃っています。 基本的には、高機能なマーケティングオートメーションツールは高価格ですが、高価格だからといって費用対効果が良いわけではありません。 マーケティングオートメーションツールを導入するときには、ツールの費用だけで考えるのではなく「削減できるコスト」「期待できる売上や利益」をあらかじめシミュレーションしましょう。費用対効果の良いマーケティングオートメーションツールを導入できます。

4.他社の導入実績

マーケティングオートメーションツールを導入するときは、他社に導入実績があるかどうか確認を行いましょう。 他社でも同ツールが導入されていれば、信頼性が上がるからです。 マーケティングオートメーションツールのホームページを見れば、導入事例が公開されています。 導入事例を確認して、実績(お客様の声)を確認しておきましょう。

マーケティングオートメーションツール(HubSpot)を導入したお客さんの実績

・コンバージョン数が、数ヶ月で300~400件に増加し、集客の効率が向上しました。 ・ハブスポットを導入後、ウェブ経由で月数百件の資料請求・問い合わせを獲得しています。 ・オンラインでのリード獲得は月に100件以上、メールマガジンの開封率が3~4割(一般的な開封率は、1割程度)に上昇。 参考:インバウンドマーケティングソフトウェアのサクセスストーリー|顧客ケーススタディ

5.運用体制

マーケティングオートメーションの運用体制が整備されていないと、運用が滞る原因になります。 マーケティングオートメーションの運用体制は、以下のいずれかに当てはまる人を中心に構成していきましょう。
  • マーケティングに関する知識やノウハウ
  • マーケティングオートメーションツールに関する知識
  • 自社の顧客についての理解度
  • 自社のバリューチェーンについての理解度
  • 運用改善をしていく忍耐力
運用体制が決まらないまま、導入や運用を始めてしまうと、効率よく運用ができません。 マーケティングオートメーション運用のスタッフは、自社のサイト運用チームから選ばれることがよくあります。 しかし、サイト運用のスキルやノウハウだけでは対応しきれない業務も多いため、すぐマーティングオートメーションの運用を行うのは困難です。 「運用スキルの確認」の章でもお伝えしましたが、運用スタッフに専門知識がないと、運営が滞りやすいです。マーケティングオートメーションツールを導入する前に、運用スタッフを中心に体制を整えておきましょう。

6.セキュリティ体制

セキュリティ体制がしっかりしているマーケティングオートメーションツールを選びましょう。 マーケティングオートメーションツールは顧客の個人情報をクラウド上で管理します。セキュリティ体制が甘いと、顧客情報の漏洩に繋がります。顧客情報の漏洩は、コンプライアンス違反(法律違反)にあたり、企業の信頼性が大きく下がります。マーケティングオートメーションツールのホームページを見れば、セキュリティ体制に関する情報が記載されていますので、導入前にしっかりチェックするようにしてください。 参考:マーケティングオートメーション15種比較!利用のメリットと失敗しない選び方とは?

マーケティングオートメーション導入の5つのステップ

次にマーケティングオートメーションツールの導入ステップを紹介します。
  1. 目的とゴールの設定
  2. 見込客のペルソナ設定
  3. 見込客とのコミュニケーションフローの策定
  4. 自社サイトへの導入
  5. 運用フローの構築
上記の流れで、比較検討していただければ、マーケティングオートメーションツール導入による効果を実感できます。

1.目的とゴールの設定

マーケティングオートメーションツールを導入する際は、導入する目的とゴールを設定しましょう。 マーケティングオートメーションツールを導入する目的が、「売上を上げたい」「見込み客と良い関係を築きたい」といった抽象的な内容では、導入してもうまく運用できない可能性が高いです。 例えば、「売上を上げたい」「見込み客と良い関係を築きたい」では曖昧です。 「サイトに訪問してきた見込み客を一元管理して、顧客の興味関心によって最適なアプローチ(メールマガジンなど)をする事で、見込み客と良い関係を築き、売上を上げたい」 ここまで具体的に目標とゴールが設定されていれば、導入すべきツールも絞られます。

2.見込客のペルソナ設定

マーケティングオートメーションツールを導入するにあたって、ペルソナ設定をしっかり行いましょう。 ペルソナとは、見込み客の具体的なイメージ像です。 例えば、シミが気になる女性のペルソナを設定するとなると、以下のようになります。
  • 34歳の既婚女性、旦那と子供2人の4人家族
  • 上の子が春に小学校に進学する
  • 鏡を見るたび、顔のシミが気になる
  • 小学校の入学式までにどうにかしたいけど、毎日忙しい
  • 自分の時間なんてない
  • 何か時間をかけず、手軽にできるようないいものがないかと探している
より具体的にイメージできるところまで落とし込むことで、ターゲット像が鮮明になり、適切な見込み客にアプローチすることができ、売上アップに繋がります。

3.見込客とのコミュニケーションフローの策定

ペルソナを設定したら、次に見込客とのコミュニケーションフローを考えましょう。 先ほどのシミが気になる女性のペルソナに沿って、見込客とのコミュニケーションフローを考えると、
  • Webサイトへの訪問
  • WebサイトからECサイトへ移動
  • ECサイトの商品を閲覧
  • ECサイトのシミに関する商品をカートに入れる
  • ECサイトから商品を購入
  • 関連商品が記載されたメールマガジンを発行
のようになります。 見込客のペルソナに沿って、自然な形で行動を促すようなコミュニケーションフローの設計することで、見込み客の購買意欲を高めることができ、売上アップに繋がります。

4.自社サイトへの導入

ペルソナ設定とコミュニケーションフロー策定が終わったら、実際にマーケティングオートメーションツールを自サイトへ導入しましょう。 マーケティングオートメーションツール導入にあたり、サイト上にタグを埋め込むなどの技術的な作業と使い勝手が良いように管理画面での設定が必要となります。 マーケティングオートメーションツールには、導入マニュアルが添付されていますので、詳しくは各マーケティングオートメーションツールのマニュアルをご覧ください。

5.運用フローの構築

マーケティングオートメーションツールの導入が完了したら、運用フローの構築を行いましょう。 マーケティングオートメーションツールの運用者が日々の業務で行うことはもちろん、マーケティングオートメーションツールの分析結果をもとに、サイト内のコンテンツの質やメール配信のタイミングなども改善していく必要があります。 マーケティングオートメーションツールを導入したからといって、すぐに売り上げが上がるわけではありません。 しっかりPDCAサイクルを回し、改善を繰り返して、費用対効果を上げていきましょう。

まとめ

マーケティングオートメーションツールの選び方を紹介しました。 2018年を境に、日本にも多数のマーケティングオートメーションツールが揃い始めました。高価格なツールほど、さまざまな機能が揃っていますが、高いツールを選べば良いわけではありません。 マーケティングオートメーションツールの選び方の章で紹介した
  • 導入の目的と機能の一致
  • 運用スキルの有無
  • 費用対効果の確認
  • 他社の導入実績
  • 運用体制
  • セキュリティ体制
これらのポイントを意識して、ツールを選ぶようにしてください。効率アップに繋がるマーケティングオートメーションツールを選び、自社の売上を上げていただければ幸いです。 [xbm id="35971"] [toc]

ホームページの作り方|トップページの3つの役割と12の極意

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企業やお店のホームページで、最初に目にすることの多いトップページ。人との出会いにおいて第一印象が大切なように、ホームページも第一印象が重要です。トップページをひと目見て「見にくいな」と思われたり、「自分とは関係ない」と思われたりしては、せっかく訪れてくれた顧客を逃してしまいます。 ところが、「内容が薄い」「ごちゃごちゃしている」「おしゃれだけど何のホームページかわからない」といった印象を与えてしまっているWebサイトが多いのが実情です。そこで今回の記事では、機能的で成果の期待できるトップページを作るための極意を紹介します。 弊社では、これまで8,772社(2019年2月時点)のホームページを制作してきました。今回は、これらの制作実績から導きだしたノウハウをふまえ、わかりやすくお伝えします。この記事を読めば、訪問者の心を掴んで離さないトップページを作ることができるでしょう。これからホームページを制作する方や、トップページしか見てもらえない(直帰率が高い)と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。 企業経営者必読の「社長のホームページ入門」をプレゼント中(無料)
[toc] ※本記事は株式会社WEBマーケティング総合研究所提供によるスポンサード・コンテンツです。

トップページの3つの役割

トップページとは、ホームページの階層構造のいちばん上に位置する、拠点となるページです。ホームページでは、この拠点から各ページへと移動することから「玄関」にたとえることができます。 たとえば、お店の玄関を見て、雰囲気が暗かったり何のお店かわからなかったりすると、中に入ってみようとは思いませんよね。あなたのホームページも、トップページ(玄関)がきちんと役割を果たしていなければ、訪問者が素通りするかもしれません。 では、トップページが果たすべき3つの役割について考えていきましょう。

1.ユーザーにとって必要なホームページかどうか、ひと目で理解させる

トップページがまず果たす役割は、ターゲットであるユーザーに「このページには求めている情報がある」と思ってもらうことです。 ユーザーは「誰をターゲットにしているのか」「自分が読みたい内容があるか」「どんな利益(ベネフィット)があるか」を即座に判断しようとします。訪問したユーザーの約5割がファーストビューで離脱すると言われているため、ひと目で内容を伝えられないトップページは、今すぐ改善が必要です。「ちゃんと内容を読めば、わかってくれるはず!」という、作り手側の言い分は通用しません。

2.ユーザーが必要とする情報への導線をわかりやすく示す

ユーザーが必要とする情報へスムーズに移動できるように、わかりやすく導線を示すこともトップページの大切な役割です。「キャンペーン情報はここ」、「問い合わせフォームはここ」など、ストレスなく遷移できるように示すことが大切です。 つまり、クリックしてみないとユーザーが必要としているページかどうかわからない、下層ページを探さないと見たい情報が見つけられないようでは、簡単に離脱を招いてしまうのです。 よくありがちな失敗として、「ユーザーが見たい情報」ではなく、「作り手側が見せたい情報」に誘導して離脱させてしまうケースがあります。ユーザーは、作り手が見せたい情報を見たいとは限りません。まずは、ユーザーが見たい情報へと誘導し、共感や信頼を獲得することが先決です。

3.お得な情報やイベントを目立たせ、周知させる

体験イベントやセミナーなど、ユーザーにとってお得な情報を周知させることも役割のひとつです。イベントやセミナーでは、見込み度の高いユーザーを獲得できるので、上部にスライドギャラリーを配置して、告知のバナー画像を目立たせるといった工夫もおすすめです。ただし、検索エンジンのクローラーは画像の内容までは読み取ってくれませんので、キーワードとなる文言はテキストでも掲載しましょう。

トップページ作りの12の極意

ここからは、これら3つの役割を担うトップページを作るためのコツを解説します。手っ取り早く、今いちばん知りたい極意を読みたい方は、下記を参考に読み進めてみてください。
トップページのお悩み この極意を必読!
1 どんなコンテンツを載せてよいか悩んでいる 1~4
2 デザインやレイアウトに悩んでいる 5~8
3 SEO対策で悩んでいる 9~10
4 公開後の運営や更新が不安 11~12

掲載コンテンツの極意

まずはテキストや画像など、トップページに掲載するコンテンツについて、極意をお伝えします。ここでは、どんな画像やテキストを掲載すれば効果的なのかご説明します。

極意1.ファーストビューに載せる主要情報は1~2個に絞るべし

市川眼科医院 ファーストビュー(ホームページを訪れた時にスクロールせずに最初に目に入る部分)に載せる主要情報は、1つか2つくらいに絞りましょう。なぜなら、ユーザーはファーストビューの情報量が多過ぎると、読む気を失ってしまいがちだからです。そうするとスクロールすることも、他ページに遷移することもなく、ホームページから離脱してしまいます。 上記のWebサイトの例では、シンプルなメニューと医院の優しさと実績が伝わるメインビジュアルで構成されています。情報量は限られていますが、信頼できそうな雰囲気がしっかりと伝わってきますね。 よくある失敗として、ファーストビューですべて伝えようとして、多数の写真や長文のテキストを載せてしまうケースが挙げられます。トップページの中でも、特に大事なのがファーストビューですが、欲張ってあれこれ詰め込み過ぎては逆効果です。 写真は、いちばん載せたい写真1枚に絞るかスライドを使い、ファーストビューに入りきらないテキストは序文だけを掲載し、矢印で続きへの導線を目立たせるなど、工夫してみるのも良いでしょう。興味を持ったユーザーは、導線に従って読み進めてくれるはずです。 イギリス企業のCXパートナーズ社の調査では、「ファーストビューのコンテンツが少ないほうが、ユーザーはスクロールして他のコンテンツを見ようとする」、という結果が出ています。

極意2.掲載する写真(画像)の解像度は、72dpi程度にすべし

ホームページ上で使用する画像の解像度は、72dpiがお勧めです。なぜなら必要以上に高画質な画像を大量に使うと、表示速度が遅くなり、離脱の要因となるからです。また、検索エンジンからの評価を下げてしまう可能性もあるので注意が必要です。粗すぎる画像は問題ですが、72dpi程度にしておけば、PC・スマホとも、いずれの表示でも十分です。 使う画像についてですが、画像は文章よりもはるかに短時間で、多くの情報を伝えることができますので、訪問者の心を掴む画像をよく吟味して選びましょう。 ホームページに掲載する画像データの解像度については、下記のWebサイトに詳しく書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。 参考:Webページに使う画像は高解像度でなくてもいい理由|株式会社アテンド

極意3.ホームページの要約は、100~200字を目安にすべし

福田交易株式会社 ファーストビュー内に掲載するホームページの要約は、100〜200字程度に収めるようにしましょう。なぜならこれ以上長いと、ひと目では理解できず、また100文字以下では十分に伝えきれないからです。 上記Webサイトの例では、キャッチコピーと事業内容が端的に記されており、さらに沿革や実績などが記載された「私たちの強み」へと赤い矢印を配置して、わかりやすく導線が示されていますね。 トップページの役割には、「どんな内容のホームページなのか」をひと目で示すことがありますが、この程度の文字数であれば、瞬時にホームページの内容を理解することができます。伝えたい内容を書ききれなくても、「続きはこちら」などリンクを設定すれば自然な流れで回遊してもらえます。

極意4.ターゲットの抱える悩みを刺激する文言を掲載すべし

株式会社メディアケア・リハビリ トップページには、ターゲットとなるユーザーが抱えている悩みや疑問などを刺激する内容を書きましょう。なぜなら、こうした文言を目にした訪問者に対し「ターゲットが自分である」ことを認識させ、「自分の悩みが解消できるかもしれない」と期待感を持ってもらえるからです。 上記のWebサイトの例では「住み慣れた自宅で暮らせるか不安」な高齢者やその家族に安心感を与えるシンプルな文言が印象的です。ユーザーの悩みに寄り添うことで、ユーザーは安心して問い合わせることができるでしょう。 同時に、「〇〇で第1位を獲得」「創業〇年」「満足度99%」「無料開催中」など、商品(サービス)の訴求力を強めるフレーズを加えると、説得力も増し、さらなる成果が期待できます。ただしその際は、誇大表現にならないように注意が必要です。

デザイン・レイアウトの極意

トップページのデザインの中でも、ホームページ全体を印象づけるファーストビューは特に重要です。ここからはデザイン・レイアウトの極意について解説していきます。

極意5.不要な情報や画像は削除すべし

佐久間徹設計事務所  もし自社のトップページをひと目見て、「ごちゃごちゃしている」と感じるなら、無駄な部分をそぎ落とすことを考えてみましょう。なぜなら、余計なものを削れば、より洗練された印象を与えられ、ホームページの目的や企業のイメージもはっきりと伝えやすくなるからです。 上記のWebサイトの例は、設計事務所ならではの最大限シンプルなデザインが特徴です。社名以外のすべての要素をそぎ落とすことで、社名がはっきりと目に入ります。下へスクロールすると、過去の建築写真がずらりと目に飛び込んでくる、というレイアウトで、たいへん洗練された印象を与えています。 よくある失敗としては、ファーストビューにいろんな要素を詰め込んでしまい、ひと目ではどんな会社なのか伝わってこないケース。バナーやボタン、写真、テキストなど多くの要素を詰め込み過ぎると、企業のイメージを掴みにくくなり、導線も複雑になりがちです。初めてホームページに訪れたユーザーが、ひと目見てホームページの内容を掴める、シンプルなデザインを心がけましょう。 下記のWebサイトでは、シンプルなWebデザインが一覧で見られるので、参考にしやすいでしょう。ぜひご覧になってみてください。 参考:タグが「シンプル」のWEBデザイン一覧|WEB DESIGN GALLERY FOR WEB DESIGNERS

極意6.レスポンシブデザインでは、スマホ表示を重視すべし

きふね歯科 最近では、モバイルファーストを意識して、「レスポンシブデザイン」を使うのが基本となってきました。ウィンドウの大きさによって自動的にデザインを切り替えてくれるレスポンシブデザインでは、パソコンだけでなく、スマホなどのレイアウトを必ず確認して、モバイル端末で最適な表示になるよう構築しましょう。なぜなら、パソコン表示と同じ比率でスマホに表示すると、デザインが崩れてしまう可能性があるからです。 上記のWebサイトの例では、ウインドウサイズにあわせて画像の左右や上下を非表示になるように設定されているので、左のパソコン、右のスマホ、どちらで表示しても違和感はありません。 よくある失敗としては、パソコンでは適切だった横に長いメインビジュアルを、スマホ表示でも同じ比率にしてしまい、小さくなり過ぎてしまうというケース。こうなるとメインビジュアルとしての機能を失ってしまい、トップページの印象はがらりと変わってしまいます。 レスポンシブデザインでサイトを構築する場合は、スマホなど、ほかのデバイスでの表示も確認しながら作成するのが基本です。そして必要に応じて表示サイズを設定することが必要です。 下記のWebサイトでは、レスポンシブデザインでの画像比率について詳しく書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。 参考:レスポンシブの基本をおさらい:画像の見せ方とレイアウトのパターンを把握しよう|SINAP

極意7.ビジュアルデザインよりもレイアウトを重視すべし

トップページでは、ビジュアルデザインよりも、レイアウトを重視しましょう。なぜなら、知りたい情報がどこにあるか迷ってしまうレイアウトでは、ビジュアルデザインが優れていても、自ずと離脱率が高くなってしまうからです。 よくある失敗としては、ビジュアルデザインに凝り過ぎてしまい、ユーザーの混乱を招いてしまうケース。企業のイメージや目的にマッチした洗練されたデザインは大切ですが、離脱率の高いホームページでは成果が期待できません。 コンテンツの並び順(レイアウト)を改善するだけで、成果が大きく改善される例もありますので、各ページへの遷移に悩んでいるなら改善を検討してみましょう。SEO対策においても、デザインが直接評価の対象になることはありません。 また、ホームページの目的によってレイアウトの向き不向きが変わります。下記のWebサイトでは、目的別のデザインやレイアウトのコツが書かれているので参考にしてみるとよいでしょう。 参考:これで完璧。目的別Webデザイン・レイアウト8選

極意8.企業イメージを意識して配色、基調となる色は他ページと統一すべし

ENECHANGE株式会社  トップページの背景色やメニューの色は、ホームページ全体の基調となる色です。他のページでも色調は統一させましょう。なぜなら、ページごとに違う色になっていると、ちぐはぐで落ち着かない印象を与えてしまうからです。 上記のWebサイトの例では、背景色が白、基本色が黒、強調色として赤でアクセントをつけています。社名や見出しに目がいくように、どのページも統一された見やすい配色がされています。 配色を決めるときは、お客様に感じて欲しい企業イメージを意識しましょう。たとえば治療院なのに不健康な印象を与える暗い色だったり、士業なのにカラフルな配色だったりすると、見ている人に不安感を与えてしまうかもしれません。 よくある失敗としては、鮮やかな色があちこち使われていて、どこに重要項目があるかわかりにくく混乱させてしまうケース、また文字が薄くて読みにくいケースなども挙げられます。 明るく温かいイメージを与えたいのなら、背景色に薄めの暖色系の色、クールでカッコいいイメージを与えたいのなら、黒や紫を使ったりするのもおすすめです。ホームページの色選びについては、下記のWebサイトに詳しく書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。 参考:【成果を上げる色の選び方】色彩心理学から学ぶ サイトカラーの「正解」

SEO対策の極意

ホームページを作ったからには、検索サイトの上位に表示されるようなサイトに成長させたいですよね。ところが、どんな施策を講じても、なかなかトップページが検索結果の上位に表示されない、と悩んでいる方も多いようです。ここからは、SEOに関連する極意をお伝えします。

極意9.トップページの順位だけにこだわってはいけない

ばかりに目を向けてしまいがちですが、実際には、トップページ以外からも多くの流入があります。魅力ある下層ページをコツコツと更新してサイト全体の評価を上げていくことが、トップページの順位を引き上げる秘訣なのです。

極意10.タイトルの文字数は、「ビッグキーワード」を含めて30字以内にすべし

SEOの効果を最大化するためのトップページのタイトルは、「ビッグキーワード」を含ませ30字以内にしましょう。「ビッグキーワード」というのは、検索回数が多い人気キーワードを指します。ホームページの制作会社であれば、「ホームページ」や「Web制作」などが、それにあたります。 タイトルは訪問者にサイトの内容を知らせるだけでなく、検索エンジンにその内容を伝える役割があります。検索結果で表示されるタイトルの文字数は30字程度と決まっているので、その範囲内でもっとも効果的なタイトルを作成しましょう。 たとえば「あきばれホームページ」を例にとってみると、 “ホームページ作成・制作なら自分で更新できる【あきばれHP】” と表示されます。これで29文字です。社名が含まれていなくても、サービス内容やその特徴がひと目よくわかりますよね。 効果的なタイトルをつけるコツは以下の2点です。
  • 具体的でわかりやすいタイトルを付けること
  • キーワードを羅列せず、意味の通る文章にすること
タイトルをひと目見ただけで内容が理解できるので、クリックされやすくなるでしょう。

ホームページ公開後の極意

企業やお店のホームページは、完成したら終わりではありません。トップページに限ったことではありませんが「商品(サービス)の問い合わせを増やしたい」「採用活動で応募者を増やしたい」といった目的を達成するには、自社を正しく分析したり、他社と比較したりしながら、常に改善していくことが大切です。

極意11.公開後はアクセス解析ツールを活用し、常に最適化をはかるべし

ホームページ公開後は、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用して、改善すべきポイントをみつけて「最適化」をはかりましょう。ホームページは公開してからが本当のスタートです。自社のホームページを解析して、どこを改善すべきなのか分析し、常に最適化していくことが成功への近道です。 改善すべきポイントは、「集客数」「回遊率」「コンバージョン率」の3つです。もし「集客数」が少ないのなら、SEO対策を見直してみましょう。「回遊率」が低いのならトップページのデザインや導線(レイアウト)に問題がないか検討しましょう。また「集客」と「回遊率」が問題ないのに、「コンバージョン率」が低いのであれば、入力フォームに何らかの問題があるのかもしれません。 失敗しがちな例としては、データに基づかない、見た目ばかり気にして改善してしまうケースです。 どんなに見た目が良くなっても、見る人が増えなければ意味がありません。 サイト内を回遊させる方法については、下記に詳しく書かれていますのでぜひ参考にしてみてください。 参考:【直帰率改善】ページの直帰率を下げ、サイト内を回遊させる方法|デジ研

極意12.「新着情報」を見せるなら、ファーストビューから外すべし

トップページによくある「新着情報」ですが、多くの企業のホームページにあるからといって、軽い気持ちでファーストビューに載せるのは危険です。なぜなら、初めて訪問したユーザーとって「新着情報」はあまり重要とは言えないからです。 はじめにお伝えした通り、トップページには、訪問者にひと目でどんなホームページであるかを伝える役割があります。それなのに「〇〇を更新しました」といった新着情報が、トップページのいちばん重要な場所を堂々と占拠していたら、その役割を邪魔することになります。「新着情報」は、ファーストビュー以外の場所に配置するようにしましょう。 新着情報の更新は、活発な企業活動を印象付けることができますが、ユーザーにとっては必ずしも重要な情報とはいえません。もし、解析結果を見て、自社のユーザーには必要がないと判断するなら、「新着情報」を外すことを検討してもよいでしょう。

【ホームページの作り方】トップページの役割と12の極意まとめ

今回は、トップページの役割と極意を紹介しましたが、いかがでしたか? トップページは、ホームページ全体の拠点となる重要なページですが、検索結果から流入してくるユーザーの中には、下の階層のページからやってくる人もたくさんいます。そのため、トップページ以外のページを作成する時もこれら12の極意を意識すれば、より成果を発揮できるホームページになるでしょう。 今回ご紹介したトップページの3つの役割と12の極意を、ぜひ今後のホームページ作りに役立ててください。 企業経営者必読の「社長のホームページ入門」をプレゼント中(無料)
※本記事は株式会社WEBマーケティング総合研究所提供によるスポンサード・コンテンツです。

ユーザーの4つのフェーズから考えるCVR改善のポイント

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あらゆるWebサイトにおいて、CVRの改善は永遠の課題です。ただ一概にCVR改善と言ってもその手段は数多くあり、実際にどこから手を付ければいいのかの判断は難しいものです。今回の記事では、ユーザーがCVに至る動線から効果的な施策についてご提案します。 【LISKUL特集(2019年版)】CVR改善ツール一覧はこちら>>(無料)
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CVRの復習

CVRを説明する前に、CV(Conversion)について知っておく必要があります。CVとは、Webサイトにおいて目標到達となるユーザーの行動のことです。そしてCVRとは、Conversion Rateの略で、コンバージョン率つまり目標到達の割合を意味します。 このCVRを求める計算式は「CV数÷サイトの訪問者数×100」であることから、CVRの改善には「訪問者数をそのままにCV数を増やす」と「CV数はそのままに、訪問者数を減らす」のどちらかになります。

ユーザーがCVに至るまでの流れを再確認

次に、あなたが作成したサイトにユーザーが訪れ、CVに至るまでの流れを3つのフェーズにわけて説明します。

1.存在を認知する

CVに至るための最初のフェーズは、「認知してもらう」ことです。Webの世界は果てしなく広大であるため、サイトを作成しただけでは、サイトの訪問者数は増えません。どんなに素晴らしいサービスや製品があったとしても、サイトへの訪問者が0人ではCVも0です。そのため多くの企業がコストをかけて宣伝をします。 ここで気をつけなければならないのは、宣伝の目的はあくまでも「CV数を増やすこと」という点です。このフェーズで闇雲に宣伝をしてCVの見込みのないユーザーをサイトへと招いてしまうと、CVR悪化の原因となってしまいます。0から集客を始めるならばある程度広い層へと宣伝する必要がありますが、予算は無尽蔵ではありません。定期的に宣伝対象とサイトのターゲットがずれていないかチェックしましょう。

2.興味を持つ

サイトの存在を認知してもらったら、次には「興味を持ってもらう」必要があります。宣伝活動によって一定のユーザーにあなたのサイトの存在が知られたとしても、それだけでCVが発生するとは限りません。なぜならユーザーにとって「存在を知る」ことと「興味を持つ」ことは別の問題だからです。 街中で広告を見かけた全てのお店を訪れる人はいないように、Web上で存在に気づいたからといって、誰もがサイトへと訪れてくれるわけではありません。つまり、宣伝内容は興味を持ってサイトを訪問してもらえるものでなければなりません。サイトを訪れることで、ユーザーになんらかのメリットがあることを伝えるのも良いでしょう。 このフェーズでCVしないユーザーの興味を引いてしまうと、CVR悪化の原因となってしまいます。例えば、男性向け商材を売っているサイトなのに、女性がクリックしたくなる内容の広告を配信してしまうと、サイトへの流入は増えたとしても、CVは発生しづらくなります。実際にサイトを訪れた際にユーザーのイメージとギャップがあると、離脱につながりCVRが低下してしまうのです。

3.検索する

CVに至るまでの3つ目のフェーズは「検索」です。ユーザーは存在に気づき、興味を持ったものについて、検索してさらに詳細を知ろうとします。「検索する」という能動的なアクションを行っていることから、このフェーズまで来たユーザーは、サイトを訪れて内容に納得すればCVする可能性が高いでしょう。つまりこのフェーズでのCVR悪化の原因は、ユーザーが検索でサイトにたどり着けないことです。 具体例を挙げると、ページの評価が低いために検索結果の上位にサイトが表示されない、ページタイトルが適切ではないために気づいてもらえないなどです。競合の多い商材では、せっかくユーザーが検索しても、他社サイトでCVしてしまう可能性もあるため注意が必要です。

4.行動する

4つ目のフェーズは「行動する」です。サイトを訪れたユーザーがその内容に納得すると、CVのための行動に移ります。この段階まで来たユーザーは問答無用でCVすると考えてしまいがちですが、実際にはそうではありません。ここまでたどり着いたユーザーであっても、「面倒ならやめよう」と思っているのです。 そのため、サイトの構造がわかりにくくてCVにたどり着きにくい、入力フォームの項目が多い、わかりづらい、入力エラーで何度も修正させられるといったストレスがあると、ユーザーはCVの途中でもサイトを去ってしまいます。CVする意思のあるユーザーを離脱させてしまうことは、ここに至るまでのコストを考えても大きな損失です。

5.共有する

ユーザーがCVした後のステップなので今回の本筋とは少しズレてしまいますが、長期的なCVR向上に重要なフェーズなので触れておきます。 5つ目のフェーズは「シェアする」です。SNSが普及した現代において、すべてのユーザーは少なからず情報を拡散する力を持っています。一部のユーザーは、製品やサービスの感想を直接、あるいはSNSで周囲に広めます。良い評判が広まれば当然ユーザーは増え、悪い評判が広まれば減っていくでしょう。 このことを念頭に置き、ユーザーがCVすることだけを目的にするのではなくCVしてくれたユーザーが満足してくれるようなサポート体制を整えましょう。このようなブランド価値を上げる施策にはコストがかかるかもしれませんが、長期的に見ればブランド価値が高まってファンが増え、ファンの発信によりさらなる顧客を呼びよせ、結果としてCVRが向上します。理想的な好循環を作るきっかけになることを理解しておいてください。

CVRを改善するための4つの方法

サイトを訪れたユーザーがCVに至るまでの流れを確認したので、次にサイトに訪れたユーザーがCVにつながり、CVRを改善するための施策をご説明します。

1.認知

極論を言うと「CVしてくれる人だけにサイトを知ってもらう」事ができればCVRは限りなく100%に近くなります。もちろん現実には不可能なのですが、Web広告はこの考えに近い「よりCVしてくれる人が多い層へと広告を配信する」という調整で成果を改善しています。最初は幅広い層へと広告を配信し、その反響からターゲットを絞り込んでいくのが一般的です。 もともとある程度顧客がいる場合はその顧客属性を元にターゲットを作ることも良いですが、CV数を大きく増やすためには新たな顧客層の開拓も必要です。CVRを高めるという観点で言えば、堅実にターゲットを絞り宣伝していくことが求められますが、Webサイトの成果を最大化するためには一時的にCVRが落ちる宣伝方針を取ることもあると覚えておきましょう。

2.興味

サイトの存在を知った人々に興味を抱いてもらうには、サイトを訪れる前にユーザーが得られるメリットを伝える必要があります。広告であれば複数の訴求・デザインでクリエイティブを用意して、ユーザーの反応を確認しながら選別していく方法が一般的です。比較検証を繰り返すことで「ユーザーが求めるもの」を探ることができます。 注意しなければならないのは、クリエイティブにも流行り廃りがあるため、一度成果の高いものが見つかったとしても永久にはパフォーマンスを維持できないという点です。ユーザーの興味を引きつける訴求を見つけた上で、複数のクリエイティブを配信することでCVに至りやすいユーザーを確保し、CVR改善へとつなげましょう。

3.検索

理想の状態は、あなたのサイトを求めて検索したユーザーが、確実にあなたのサイトにたどり着けるようになることです。広告、口コミなどから興味を持ったユーザーは「サイト名」「商品名」「サービス名」などで検索してサイトを探します。このとき検索結果の表示内容を決めているのはGoogleを始めとする検索エンジンです。 基本的にはサイトのタイトル・ディスクリプション・コンテンツが正しく設定されていれば、問題なく表示されるでしょう。検索結果は完全にコントロールできませんが、そのかわり検索結果に広告を出稿することで、ユーザーがたどり着きやすくなります。また、CVR改善という観点で言えば、あなたのサイトを「指名」して検索しているユーザーにのみ検索結果として表示されれば良いでしょう。 しかしサイトの成果を最大化するという観点では、多様なキーワードの検索結果に表示される方がサイトへの流入増加対策としては効果的です。その場合、関連性の低いキーワードからの流入も増えることでCVRが低下することも十分考えられます。

4.行動

せっかくユーザーがCVする意志があるのに、フォームに問題があるせいで離脱してしまうというのは最も「もったいない」状況です。対策を一言にまとめると「サイトの構造をわかりやすく設計し、ユーザーがサイトに訪れてからCVに至るまでのストレスを無くすこと」となります。シンプルに聞こえますが、流入数が置いのになぜかCV数が伸びない場合は、フォーム改善が急務です。 各フェーズの中で最も重要な部分であるため、もう少しここを深掘りしていきましょう。

最初に入力フォームから改善するべき理由

ユーザーがCVする際に必ず通過するフォームはサイトの核です。 フォームの存在が他のページと大きく異なるのは、フォームを操作する人にはCVする意思があるという点です。あなたのサイトの存在を知り、興味を持ち、アクセスし、内容に納得してCVのアクションをとってくれた人がフォームに問題があるせいで離脱してしまうというのは、広告のLPに訪れた人が離脱することとは意味が異なり、CVより上の階層のすべての施策を無意味にしかねません。 フォームを実店舗でいうところのレジだと想像してみてください。広告費をかけ、赤字覚悟のセールをしている時に、広告を見てお店まで来てくれた人が商品をもってレジにたどり着いたというのに、レジ前が長蛇の列で購入を諦めて帰ってしまったら、広告費もセールも無意味になってしまいますよね。 つまり、どれだけ努力してフォームまで来てくれるユーザーを増やしても、フォームに問題があれば離脱が増え、CVRは向上するどころか悪化していく可能性があるのです。まずはあなたの「お店のレジ」=「サイトの入力フォーム」から「行列」=「課題」を取り除きましょう。

ユーザーに嫌われるフォームの特徴と、4つの改善ポイント

フォームの平均離脱率は約70%と言われています。しかし、ユーザーは怪奇現象のように忽然といなくなるわけではなく「離脱する理由」があるから去ってしまうのです。ここでは実際にあったフォームの問題点を例に挙げ、改善ポイントをご紹介します。 全てのサイトで応用できるとは限りませんが、あなたの管理するサイトでも離脱の原因になっていないか、ぜひ一度ご確認ください。

1.フォームの項目数を減らす

基本的に、ユーザーは面倒な入力はしたがりません。そのため、フォームの項目数の多いと、離脱率が高くなる傾向があります。任意項目も可能な限り減らしましょう。ユーザーの傾向を掴むアンケートとしてCVフォームを利用したくなりますが、ユーザーが入力時に負担を感じる原因となります。 任意項目と不要な項目を削ってもサイトの特性上からフォームが長くなってしまう場合は、フォームの分割も検討してみましょう。入力フォームを2~3ステップに分割すると1ページあたりの入力項目数が少なくなるため、ユーザーの心理的な負担が軽くなります。 実際にフォームを分割することで、確認ページへの遷移率が125%改善した事例があります。

 

2.入力方法をわかりやすくする

「入力にストレスを感じる」と言っても複数の問題が含まれています。
  • 半角、全角の指定がない →全角で入力し終わった後に半角で打つよう求められた。
  • どれが必須項目でどれが任意項目かわかりづらい →必須項目を埋めたと思って遷移しようとしたら「必須項目が埋まっていない」というエラーが表示された。
  • 正しく入力できているかわからない(エラーが表示されない) →入力し終わってボタンを押したところで誤りを指摘される。
こういった小さなイライラの積み重ねでユーザーは離脱します。 上記のようなフォームの細かな問題に対して、個別に修正対応するのは骨が折れます。対応が難しい場合は、EFOツールと呼ばれるフォームの入力支援機能がパッケージ化されたツールの導入を検討してみても良いでしょう。多少の費用が発生しますが、タグ設置などの簡単な工程で様々なフォームの問題が一気に解消できます。 とある人材系サイトでは、各種入力補助機能の導入によって会員登録フォームから確認ページへの遷移率が最大146%改善したという事例もあります。

 

3.画面上のリンク数は最低限に抑える

グローバルメニューやバナーなどが常にサイトの上部に表示されているサイトでは、入力フォームも同様のデザインで様々なリンクがページ内に存在するケースがあります。 一度フォームまで到達したユーザーでもページ内にリンクがあることで注意がそれてしまい、リンクを踏んで他のページへと遷移した結果、購入を思いとどまることも起こりえます。フォームまで来てくれたユーザーには「購入すること」に集中してもらうべきです。 見落とされがちな要因ですが、実際にグローバルメニューなどのリンクを削除することで、会員登録フォームから確認ページへの遷移率が105%改善したという実例もあるため、ぜひ一度確認してみてください。

 

4.フォームをスマホ対応にする

PCサイトの入力フォームをベースにしたスマホの入力フォームにありがちなのが、スマホ対応されていないという落とし穴です。入力欄や注釈の文字が小さ過ぎる、タップ領域が近すぎて誤タップが起きてしまうなど、ユーザーにストレスを与えるケースが多々あります。 近年はスマホからの流入が大きくなってきているので、実機でフォームを確認し挙動や大きさに問題がないかを確認するようにしましょう。 食品通販サイトの会員登録フォームをスマホ対応したことにより、確認ページへの遷移率が123%改善した事例もあります。

まとめ

今回の記事では、CVR改善にはフォーム改善「から」始めることを勧めていますが、フォーム改善はあくまで対策の始まりに過ぎません。フォーム最適化が完了してもそこで終わらずに、次の階層へと順に施策を行っていくことでサイトの総合的なCVR改善が行われます。本文内でも一度触れましたが、工数をかけすぎないためにもEFOツールの導入はおすすめです。 工数を減らすだけでなくフォームの新たな課題を見つけられるというメリットもあるからです。みなさんもコストと成果のバランスを取りながら、サイトのCVR改善を進めてみてください。 【LISKUL特集(2019年版)】サイトのCVR改善に役立つツール一覧>>(無料)

BtoB製造業のWebサイト参考事例9選と、ホームページ作成の3つのポイント

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製造業 ホームページ
製造業のホームページを制作するにあたり、必要となるものが何かがわからない方も多いのではないでしょうか。 本記事では、BtoB製造業のWebサイト参考事例と、押さえるべきポイントを解説します。 製造業のWebサイト制作の参考にしてください。 [toc]

BtoB製造業のWebサイト参考事例9選

BtoB製造業のホームページ制作にあたって参考にすべき、Webサイト事例9選を紹介します。

キーエンス 」徹底したユーザー視点で作られたサイト

キーエンス 全てのBtoBマーケター・Web関係者が参考にすべきなのが、キーエンスのWebサイトです。一見シンプルなサイトですが、徹底的にユーザー視点で作られており、使えば使うほど、かゆいところに手が届く先回りした情報提供には見習うべき点が多くあります。

ホームページの目的

見込み顧客の獲得

ターゲット

工場を持っておりセンサーや測定機器などが必要な全ての企業

優れている点

  • 掲載されているカタログ・ホワイトペーパーの質と量
  • ホワイトペーパーがお客様視点で書かれている
  • 1つの製品に対してさまざまな切り口で接触できるサイト構造
  • 社内稟議に必要なマテリアルから、提案書のフォーマットまで、かゆいところに手が届く情報提供

参考にすべき点

徹底したユーザー視点 参考:キーエンス
   キーエンスのWebマーケティングが凄すぎるので、解説してみた | DOER NOTE

有限会社宮崎製作所」人物写真を積極的に採用


有限会社宮崎製作所 ユーザの心理状態に答えることを第一優先に作成された株式会社宮崎製作所のWebサイトです。工場内の雰囲気が伝わる写真のを掲載し、「制作可否判断サービス」ページも作成して、見積もり前のユーザーがもつ不安をなくす工夫がなされています。

ホームページの目的

樹脂切削の利益率の高い優良顧客の獲得

ターゲット

樹脂加工の製品や部品などの導入を検討している企業の担当者。

優れている点

  • 樹脂加工でどんな加工手法が可能かを顧客に訴求している。
  • 「顧客への対応力」をPRするため、人物写真を多用した「製作可否判断サービス」ページを作成

参考にすべき点

  • 問い合わせのハードルを下げるため、人物写真を積極的に活用して安心感や親しみやすさを出す。
  • 2次加工の対応も含めコンテンツ分けしたページを設置し、提供可能な製品を紹介。
  • 自社コンセプトを体現するようなWebサイト制作を実施。
参考:有限会社宮崎製作所
   ホームページ制作事例(有限会社宮崎製作所)

株式会社昌和精機」医療業界特化であることをトップページでアピール


株式会社昌和精機 特定の業界をターゲットに、専門性の高さを強調することでユーザーの信頼を得ることを目的として作成された株式会社昌和精機のWebサイトです。業界特有のキーワード対策と、専門性の高さ・技術力を伝えられるコンテンツの掲載により、新規顧客獲得の成功へと導いています。

ホームページの目的

特定の業界をターゲットに新規の顧客獲得。

ターゲット

医療向け商材を扱うメーカーの技術担当者。

優れている点

  • 医療業界特有の素材、部材、技術課題などのその業界ならではのキーワード対策。
  • 医療メーカーが欲しがる専門性のある技術情報を掲載し、専門的な技術力があることをアピール。

参考にすべき点

  • ターゲットのいる業界特有の素材、技術課題、トレンドなどでのキーワード対策。
  • 専門性の高さと技術力をPRするためのコンテンツを掲載。
参考:株式会社昌和精機
   ホームページ制作事例(株式会社昌和精機)

旭スプリング製作所」町工場感を出し親しみやすさを演出


旭スプリング製作所 親しみやすさを持ってもらえるよう工夫して作成された、旭スプリング製作所のWebサイトです。集合写真の掲載で町工場感を出し、色付きバネを掲載することでおしゃれ感をも協調しています。営業活動に人員を割く余裕のない町工場で、Webサイトが営業マンの役割を果たしています。

ホームページの目的

元請け企業からの受注が減少したため、新規の取引先を開拓。

ターゲット

デザイン性の高い製作物を作っている企業、もしくは一般の消費者

優れている点

  • 試作段階からの問い合わせを増やすため、「下町のバネ屋さん」の親しみやすさを出すWebデザインにした。
  • バネのイメージに囚われずデザイン性を出すことで、通常と異なるシーンでバネを活用する連想ができるようにした。

参考にすべき点

  • 自社製品の強みをリブランディングすることで新規顧客開拓できた。
  • 町工場の場合、親しみやすさや親近感が問い合わせしやすさに繋がる。
参考:旭スプリング製作所
   ホームページ制作事例(旭スプリング製作所)

株式会社鬨一精機」事例コンテンツを豊富に掲載

株式会社鬨一精機 事例コンテンツを充実させ、顧客のニーズに応えた株式会社鬨一精機のWebサイトです。ユーザーが検索しそうなキーワードに細かく対応し、加工事例を豊富に掲載しました。高い技術力を訴求できるサイトとなっています。

ホームページの目的

コンテンツ量を増やして新規顧客の獲得へ繋げたい

ターゲット

高精度大物切削加工の技術を必要としている企業

優れている点

  • 顧客が検索しそうなキーワードを含んだ加工事例のコンテンツを充実させている。
  • イラストなどを用いて事例コンテンツを具体的に紹介し、加工技術の高さをPRした。

参考にすべき点

事例コンテンツを充実させることで、顧客が求めている技術情報を網羅しつつ加工技術の高さもPRができる。 参考:株式会社鬨一精機
   ホームページ制作事例(株式会社鬨一精機)

小泉精機製作所」ノウハウ証明する技術コンテンツが充実


小泉精機製作所 自社の技術力の高さを訴求するためのコンテンツを充実させた、小泉精機製作所のWebサイトです。豊富な製品事例の写真を掲載し、自社の技術力の高さを強調することで、検索件数も増え、集客効果に大きく寄与しています。

ホームページの目的

「会社案内」の役割しか果たしていなかったものを新規顧客として獲得するため見込み客を呼び込むツールにしたい。

ターゲット

アルミなどの金属切削加工を導入したい企業

優れている点

  • 自社の強みと競合を分析し、アルミ加工に特化した技術力や情報をコンテンツにした。
  • 製品事例を約40点掲載し、自社の技術力を証明した。

参考にすべき点

  • ホームページでアピールできる自社の強みを分析する。
  • 技術力の裏付けや豊富な製品紹介のために、製品事例を多数掲載する。
参考:小泉精機製作所
   ホームページ制作事例(小泉精機製作所)

城陽ネジ工業株式会社」キービジュアルに動画を採用


城陽ネジ工業株式会社 職場としての工場を見せることを目的に絞り、主に採用のために作られた、城陽ネジ工業株式会社のWebサイトです。工場の規模の大きさを伝えるためドローンで撮影した動画を起用したことで、実際に工場を案内してもらっているような仕上がりになっています。

ホームページの目的

社員の採用を行う際、応募者に働く環境を知ってもらいたい。

ターゲット

城陽ネジ工業株式会社の採用募集に応募する人

優れている点

  • 動画をトップビジュアルに利用し、工場の規模感や明るさが視覚的に伝わってくる。
  • 動画に重なる文字や静止画はシンプルにして、文字の読みやすさを重視する。

参考にすべき点

職場の臨場感や雰囲気を伝えたい時は、動画や写真を利用すると伝わりやすい。 参考:城陽ネジ工業株式会社
   ホームページ制作事例(城陽ネジ工業株式会社)

株式会社ヤスオカ」製造事例やストーリーで技術の高さを表現


株式会社ヤスオカ 技術力の高さを訴求することはもちろんのこと、更新のしやすさ、アイキャッチ効果なども考慮し作成された、株式会社ヤスオカのWebサイトです。コーポレートカラーなどの色彩、製造事例の追加しやすさなど、アクセス解析を考慮したサイトとなっています。

ホームページの目的

製造事例などの情報が常に追加・更新し、技術力の高さをアピールしたい。

ターゲット

機械部品の製造を外注したいと考えている企業の担当者

優れている点

  • 製造事例のストーリーを充実させ、専門技術をわかりやすく噛み砕いて原稿を作成している。
  • 問い合わせボタンのアイキャッチ効果を高めるため、サイト全体は白を基調にしたデザインにしている。

参考にすべき点

技術力をPRするため、製造事例を平易な言葉を用いてストーリー的に紹介。 参考:株式会社ヤスオカ
   ホームページ制作事例(株式会社ヤスオカ)

応用計測サービス株式会社」プロのカメラマンによる製品写真を豊富に使用


応用計測サービス株式会社 ユーザーが製品を探しやすくなるように、製品写真をたくさん使って作成された、応用計測サービス株式会社のWebサイトです。検索機能のあるデジタルカタログの掲載、実際の利用シーンなどを掲載することで、製品をよりイメージしやすくなっています。

ホームページの目的

顧客が製品を検索しやすい情報源にする

ターゲット

  • 既存の取引先の担当者
  • 地質・地盤調査機器や計測機器の利用を検討している企業の担当者

優れている点

  • 顧客が製品を検索しやすくするよう、製品写真を利用し、検索機能を搭載したデジタルカタログを導入。
  • 製品写真の一覧が出せるようにし、視覚的に検索性をよくしている。

参考にすべき点

  • 製品写真を豊富に掲載することで、顧客が製品をイメージしやすくなる。
  • 自社製品の検索性を高めるため、デジタルカタログを導入。
参考:応用計測サービス株式会社
   ホームページ制作事例(応用計測サービス株式会社)

製造業のホームページで押さえるべきポイント3つ

BtoB製造業がホームページを作成する際に押さえておきたいポイント3つを解説していきます。

動画やアニメーションを活用して製品や製造工程を分かりやすく伝える

動画やアニメーションをホームページに上手に使うと、自社製品やその製造工程を簡単にわかりやすく顧客に伝えられます。製造工程や製品の活用方法を動画で見せることで、イメージがつかみやすくなり、顧客からの問い合わせも期待できます。 動画利用には費用がかかることもありますが、より臨場感を持って顧客に製品や職場のイメージを伝えたい際に、動画やアニメーションは有効な手段と言えます。

製造者の顔が見えるようにする

自社で働いている社員の顔をホームページに出すことで、顧客には「安心感」や「親しみやすさ」を伝えることができます。製造者の顔が見えることで「気軽に相談できそう」と顧客に思ってもらうことで、問い合わせや相談の増加につながります。 「技術力はあるのに、ホームページからの問い合わせが増えない」と悩んでいる製造業の企業の場合、製造者の顔が見えるような工夫が必要です。

技術力を証明するために製造事例を豊富に載せる

自社の技術力をアピールするには、その技術力の裏付けとなるような証明が必要です。実際に行われた製造事例をコンテンツとしてホームページに掲載することで技術力を証明できます。 また技術的な情報や具体的な製品事例を多く掲載することで、顧客が製品名や技術名からの検索が増え、集客数も向上します。この結果、問い合わせや相談なども増え、取引へと繋がる率が向上します。

まとめ

BtoB製造業のホームページ参考事例と、押さえるべきポイントを解説しました。自社のWebサイトを、誰に、どのようなことを伝えるためのホームページにするかを明確にし、顧客のニーズに合わせたコンテンツを作成していくことが大切です。「参考事例」の優れた点を上手く活用し、その企業に合ったホームページ制作を作成してください。

参考にしたサイト

ホームページ制作事例(有限会社宮崎製作所)
有限会社宮崎製作所
【成功事例】医療業界をターゲットにしたホームページ戦略で新規顧客の獲得に成功(昌和精機さま)
株式会社昌和精機
親しみやすさは町工場の強み(製造業HP成功事例)
旭スプリング制作所
アイリーラボ|制作実績「株式会社鬨一精機」
株式会社鬨一精機
アイリーラボ|制作実績「小泉精機製作所」
小泉精機製作所
Webドクター|制作実績
城陽ネジ工業株式会社
YASUOKA|株式会社ヤスオカ
Digital Berry|応用計測サービス株式会社様
応用計測サービス株式会社

製造業なら絶対押さえたい展示会10選と効果を最大限高める4つのセオリー

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製造業 テンプレート
製造業の展示会に出展したいと考えているものの、さまざまな展示会があり、どの展示会に出展すれば効果的なのか迷う企業の担当者の方は多いのではないでしょうか。この記事では、おすすめの展示会を紹介します。 製造業なら絶対に押さえておきたい展示会と展示会の効果を高めるセオリーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 [toc]

ものづくり・製造業の展示会は「主催者」に注目

製造業向けの展示会は「主催者」に注目することで、特徴を押さえやすくなります。

展示会専門の民間企業や出版社が主催

リードエグジビションジャパン株式会社や日経BP社など、展示会の開催を専門的に実施している民間企業や出版社が主催する展示会は、新しい顧客開拓に最も繋がりやすい展示会といえます。 幕張メッセや東京ビッグサイトなど、大規模な会場に複数の類似テーマで同時開催されることも多く、集客にも力をいれています。その分、費用もかさむ傾向にありますので、実施するときは万全の体制で臨むべきです。

業界団体や公的な機関が主催

業界団体や官公庁に関連する社団法人などが取材する展示会は、民間企業や出版社主催の展示会に比べると、商業色が抑えめなため、費用も抑えめな傾向になります。 来場者も各社の既存の取引先などが多くなるため、自社のポジションを明確に打ち出し、他の出展企業の顧客にアプローチしていきたい場合に適しています。

その他、シンクタンクや独自団体が主催

その他、シンクタンクや独自団体が主催する展示会もあります。多くの場合は、業界団体が主催する展示会同様、費用が抑えめな傾向があります。主催者によって傾向も変わるため、過去の実施実績なども踏まえて、傾向と対策をつかみましょう。

ものづくり・製造業なら絶対押さえたい展示会10選

ここでは、製造業向けのおすすめの展示会を10個紹介します。各地で様々な展示会が開催されているので、ぜひ参考にしてみてください。

1.「インターネプコン・ジャパン」アジア最大級のエレクトロニクス製造・実装展

インターネプコン・ジャパン引用:会期速報
最新のエレクトロニクス機器の製造技術・実装技術が出展する展示会です。国内外の電子機器、半導体・電子部品、自動車・電装品メーカーなど幅広い関連事業の技術発表と商談の場として定着しています。

開催時期

前回は2019年1月16~18日

開催地

東京、名古屋

主催者

リードエグジビションジャパン株式会社

イベント概要

「インターネプコン・ジャパン」は、東京と名古屋で行われている展示会です。エレクトロニクス製造・実技に関する技術展としてはアジア地域の中でも最大級であり、これらの業種にとっては重要な商談場所となっています。

対象業種

電子機器、半導体・電子部品、自動車・電装品メーカーなど

出展対象品目

実装関連の検査部品、測定関連の部品、パッケージ技術関連の部品、LED・半導体レーザー技術関連の部品など

出展社数

例年約2,500社以上が出展しています。

過去の来場者数

2019年は116,251人でした。 参考:インターネプコン ジャパン エレクトロニクス製造・実装展

2.「エレクトロテスト・ジャパン」エレクトロニクス検査・試験装置を扱う展示会

エレクトロテスト・ジャパン引用:会期速報
検査や試験装置の主要メーカーが一堂に会する展示会です。外観・X線装置、テスタ、環境試験・信頼性試験装置や各種分析装置など、国内外の電子機器、半導体・電子部品、自動車や電装品メーカーなど数多くの関連企業が出展します。

開催時期

前回は2019年1月16~18日

開催地

東京、名古屋

主催者

リードエグジビションジャパン株式会社

イベント概要

検査や試験関連の装置が集まる展示会です。展示会には、X線検査装置、テスタ、環境試験装置、信頼性試験装置など様々な分析装置、検査・試験装置を製造する主要なメーカーが製品を出展しています。

対象業種

電子機器、半導体、電子部品メーカーなど

出展対象品目

分析装置、検査・試験装置など

出展社数

例年約900社が出展しています。

過去の来場者数

2019年は116,251人でした。 参考:エレクトロテスト ジャパン エレクトロニクス検査・試験・測定・分析展

3.「機械要素技術展 (M-Tech)」ネジやバネ・金属を扱う専門技術展示会

機械要素技術展 (M-Tech)引用:前回(2019年)会場風景(M-Tech)
ベアリングやねじ、ばねなどの機械要素、金属、樹脂などの加工技術が集約される専門技術展です。年に3回、東京・大阪・名古屋で開催されています。設計開発、製造や生産技術から勾配、品質管理部門まえ多数のユーザーが来場します。

開催時期

前回は2019年2月6~8日

開催地

東京、大阪、名古屋

主催者

リードエグジビションジャパン株式会社

イベント概要

ベアリング、ねじ、ばねなどの精密機器や金属、樹脂などに関する加工技術、ものづくりに関する各種最先端技術が展示されています。

対象業種

特に指定はありません。

出展対象品目

ベアリング 、減速機、歯車、ベルト、チェーン、潤滑剤 、油圧機器、水圧機器、空気圧機器、シール、各種モータ、ドライバ、コントローラなど

出展社数

2019年度は837社が出展しています。

過去の来場者数

2019年は66,049人でした。 参考:日本ものづくりワールド 2019

4.「設計・製造ソリューション展 (DMS)」製造業向けITソリューションを扱う専門展

設計・製造ソリューション展 引用:前回(2019年)会場風景
CAD、CAE、ERP、生産管理システムなどの製造業向けのITソリューションが数多く出展する専門展です。年3回、東京・大阪・名古屋と場所を変えて開催されています。

開催時期

前回は2019年2月6~8日

開催地

東京、大阪、名古屋

主催者

リードエグジビションジャパン株式会社

イベント概要

イベントでは、CADやCAE、生産管理システムといった製造業の現場では欠かせない各種ITソリューションが出展されます。展示会には、開発期間の短縮、コストダウン、グローバル化などを目的とした企業の情報システム担当者や設計・開発・製造、購買、さらには経営部門の担当者などが来場し、商談を行います。

対象業種

特に指定はありません。

出展対象品目

CADやCAE、生産管理システムなど

出展社数

2019年は139社が出展しています。

過去の来場者数

2019年は66,049人でした。 参考:第28回 Japan IT Week 春

5.「組込みシステム開発技術展」CPUやミドルウェアなどPCに関わる専門展示会

組込みシステム開発技術展引用:前回開催の様子|Japan IT Week 春
自動車・輸送機器メーカー、FA機器メーカー、精密・医療機器メーカー、通信・モバイル機器メーカーなどを対象にCPU/MCU、ミドルウェア、ボード・コンピュータ、開発ツールなど組み込みシステムに関する技術が一堂に会する展示会です。

開催時期

前回は2019年4月10~12日(前期)、5月8~10日(後期)

開催地

関西、東京、千葉

主催者

リードエグジビションジャパン株式会社

イベント概要

MPU/MCU、ミドルウェア、メモリモジュール、画像処理技術、タッチパネルなど各種システムが出展されます。対象となる業種には、自動車・輸送機器メーカー、FA機器メーカー、精密・医療機器メーカー、通信・モバイル機器メーカーなどが挙げられます。

対象業種

自動車・輸送機器メーカー、FA機器メーカー、精密・医療機器メーカー、通信・モバイル機器メーカーなど

出展対象品目

MPU/MCU、ミドルウェア、メモリモジュール、画像処理技術、タッチパネルなど

出展社数

2017年は1,551社が出展しています。

過去の来場者数

2017年は88,725人でした。 公式サイトはこちら

6.「JECA FAIR~電設工業展 ~」国内最大の電気設備に関する総合展示会

JECA FAIR~電設工業展 ~引用:JECA FAIR 2019 ~ 第67回電設工業展 ~
電気設備に関する資機材や、工具・計測器、ソフト・システム等の新製品紹介に加え、電気設備業界の魅力、働き方などを紹介するイベントを行う国内最大の電気設備総合展示会です。

開催時期

前回は2019年5月27~29日

開催地

東京もしくは大阪

主催者

一般社団法人日本電設工業協会

イベント概要

電気設備関連の各種資材や機材、工具、ソフト、システムなど、最新製品の紹介のほか、施工実績の展示、出展者によるプレゼンテーションなどが行われており、業界の最新動向を確認することができます。

対象業種

機械技術、工業技術、電気製品の製造会社、エネルギー関連企業、情報処理、コンピュータ関連企業、空調や照明関連の企業など

出展対象品目

電気設備関連の各種資材や機材、工具、ソフト、システムなど

出展社数

2019年は241社が出展しています。

過去の来場者数

2019年は104,683人でした。 参考:JECA FAIR 2019

7.「 TECHNO-FRONTIER 」メカトロニクス・エレクトロニクスに焦点をあてた技術専門展

TECHNO-FRONTIER TECHNO-FRONTIER 2019|日本能率協会 アジア最大級のメカトロニクス、エレクトロニクス関連の展示会です。この分野のソリューション技術や要素技術などの最新の技術動向が確認できるほか、最新製品が展示されています。各技術に関するシンポジウムも開催されています。

開催時期

前回は2019年4月17~19日

開催地

東京

主催者

一般社団法人日本能率協会

イベント概要

メカトロニクスやエレクトロニクス関連のソリューション技術や要素技術などの最新の技術動向が確認できるほか、最新製品が展示されており、産業用機器や装置のメーカーの開発担当者、研究者、技術者が交流を行う場にもなっています。また、各技術に関するシンポジウムも開催されており、その規模はアジア最大級です。

対象業種

メカトロニクス、エレクトロニクス分野など

出展対象品目

モータ、電源、モーション・エンジニアリングなど

出展社数

例年450社以上が出展しています。

過去の来場者数

2019年は21,237人でした。 参考:TECHNO-FRONTIER 2019|日本能率協会

8.「 INTERMOLD 金型展 金属プレス加工技術展」工作機械や金型・プレス加工メーカーが集結する展示会

INTERMOLD 金型展 金属プレス加工技術展引用:前回会場風景 | 前回実績 | インターモールド名古屋/金型展名古屋/金属プレス加工技術展名古屋
特殊鋼工具や超硬工具、ダイヤモンド工具、研削砥石、研磨など金型加工の最新技術が集まる展示会です。東京、名古屋の二か所で開催されます。

開催時期

前回は2019年4月17~20日

開催地

東京、名古屋

主催者

一般社団法人日本金型工業会

イベント概要

金型加工の展示会であり、特殊鋼工具や超硬工具、ダイヤモンド工具、研削砥石、研磨など金型加工の最新技術が集まっています。

対象業種

工作機械製造や金属加工を行う企業、金属製品や各種産業用の機器、設備を扱う企業など

出展対象品目

特殊鋼工具、超硬工具、ダイヤモンド工具、研削砥石、研磨など

出展社数

2018年は380社が出展しています。

過去の来場者数

2019年は42,585人でした。 参考:INTERMOLD 金型展 金属プレス加工技術展 

9.「 JPCA Show 」電子回路やラージエレクトロニクスの製造を扱う電子機器トータルソリューション展

JPCA Show 電子基板や電子実装、専門加工などの電子回路関連技術、電子回路製造機械の展示や材料に関する企業が数多く出展する展示会です。基調講演やセミナーなども行われます。

開催時期

前回は2018年6月6~8日

開催地

東京

主催者

一般社団法人日本電子回路工業会(JPCA)

イベント概要

電子基板や電子実装、専門加工などの電子回路関連技術、電子回路製造機械の展示や材料に関する情報などが集まります。

対象業種

電子回路を扱うメーカーなど

出展対象品目

モジュール実装基板、電子回路実装基板、検査・評価受託サービス、プロセス資機材など

出展社数

2018年は516社が出展しています。

過去の来場者数

2018年は50,827人でした。 参考:JPCA Show

10.「IIFES」オートメーションと計測の先端技術総合展

IIFES 制御、駆動、計測、配電機器関連のシステムソリューションのほか、IoT ソリューションなど、電機産業、計測産業を中心とした最先端の技術の展示会です。2019年より「IIFES」に名称が変更になりました。

開催時期

前回は2017年11月29~12月1日

開催地

東京

主催者

一般社団法人 日本電機工業会 一般社団法人 日本電気制御機器工業会 一般社団法人 日本電気計測器工業会

イベント概要

「IIFES」は、それまで「システム コントロール フェア/計測展TOKYO」という名称の展示会でしたが、2019年から「IIFES」に変更になりました。制御、駆動、計測、配電機器関連のシステムソリューションのほか、IoT ソリューションなど、電機産業、計測産業を中心とした最先端の技術の展示や情報交換が行われています。

対象業種

電機・計測産業など

出展対象品目

特に指定はありません。

出展社数

2017年は218社が出展しています。

過去の来場者数

2017年は53,243人でした。 参考:IIFES オートメーションと計測の先端技術総合展

展示会の効果を高める4つのセオリー

実際に展示会に出展する場合により効果を高めるために、押さえておきたいセオリーを4つ紹介します。

デモンストレーションと動画を活用してPRを行う

ただ技術や製品を展示しているだけでは、来場者が興味を持たない可能性があります。 そのため、展示の際は実際に製品を利用するなど、具体的なデモンストレーションを行うようにしましょう。もし会場で披露できない技術であったり、持ち込みができない大きな製品であったりする場合は、あらかじめ動画を用意するのも1つの方法です。 デモンストレーションや動画は実際の動きを確認できるので、興味、関心を持ってもらえる可能性が高くなります。また、例えばスピードを売りにしている技術なら実際にその速さを見せることで技術に対する信憑性を高めることもできるでしょう。 デモンストレーションや動画には、客寄せとしての効果だけでなく、実際の商談に繋がりやすくなる効果が期待できます。

技術者を常駐させておく

展示会に来場する企業の担当者の中には技術や製品の詳細を知りたいというケースもあります。そのため、展示会には技術者も同伴させ、期間中は常駐しておくようにしましょう。 営業担当、マーケティング担当のみだと、詳しい説明ができずに来場者のニーズを満たせない可能性があります。技術者がより詳しい説明をすれば、具体的な案件の話に踏み込むこともできます。 また、技術者にとっては、お客さまと直接関わる機会が持てるためモチベーションを高めることもできるでしょう。

見込み客の分類と育成

展示会に来場する企業の担当者の中には、見込み客が存在します。ただし見込み客といっても、すぐに動くことで受注に繋がる可能性の高い場合もあれば、じっくりと関係性を構築していくことで将来的にお客になる場合もあります。 そのため、見込み客の分類を行う必要があります。すぐに動いた方がいい見込み客に関しては展示会直後にアプローチをするようにしましょう。一方の将来的な見込み客については、検討する期間が長くなることが予想されるため、展示会後に改めてフォローを行いましょう。 展示会の来場者は情報収集を主な目的にしているケースが多く、案件発注の決定権を持たない人も少なくありませんが、出会いの場としては十分に活用できます。

事前・事後のWeb連動

展示会の効果を高めるには当日以外の動きも重要です。 事前の自社サイトやブログ・メールマガジンなどでの出展告知や、事後レポートのWeb掲載なども効果を高めるために有効活用できます。 来場前に、出展内容を軽くでも知っておいていただくことで、当日スムーズに商談につなげることができます。

まとめ

この記事では製造業向けのおすすめの展示会について紹介しました。展示会といっても、展示品目や対象としている業種は異なるため出展の際は展示会の詳細を確認することが大切です。 また、出展の際はただ展示をするだけでなく、動画やデモンストレーションを活用したり、技術者を常駐させたりするなどして見込み客を獲得していくようにしましょう。

参考にしたサイト

第34回インターネプコン ジャパン 第34回エレクトロテスト ジャパン 第24回 機械要素技術展 JETRO 第31回 設計・製造ソリューション展 JETRO 2020 Japan IT Week 春 ビッグサイト JETRO JECA FAIR 2019 JETRO 製造業の展示会一覧(2019年1月~12月) リードエグジビションジャパン株式会社 見本市一覧

“モノのクラウド化”を実現する。宅配収納サービス「TRUNK」の魅力

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リモートワーク、フリーアドレス、フレックスタイム、そして副(複)業。 働き方改革に伴って、企業は従業員一人ひとりのライフスタイルに合わせた変化を求められています。これらの変化につれて、多くの企業が抱える課題のひとつがオフィス内の整理整頓。 今回お話を伺った株式会社トランクは、働き方の多様化をサポートする宅配収納サービス「TRUNK(トランク)」を提供しています。 シェアリングを通して“モノのクラウド化”を目指す「TRUNK」がもたらす、私たちへのメリットとは一体どのようなものでしょうか。プロダクトマネージャーの萩原洋之さんに詳しくお話を伺いました。 オフィス備品・書類は預けて整理整頓!個人事業主から大手企業までに活用される「TRUNK」
[toc] ※本記事は株式会社トランク提供によるスポンサード・コンテンツです。

個人利用者の多いサービスを法人にもおすすめする理由

ー今日はよろしくお願いいたします。宅配収納サービスといえば、正直個人利用が多いイメージがありました。現在は、法人利用も増えているのでしょうか。 萩原さん(以下、萩原):そうですね。もちろん母数としては個人の方のご利用が多いですが、法人のお客様のご利用も増えています。現在では、個人利用を目的とした「TRUNK」に加えて、法人利用をご希望される声から生まれた事業者向けクラウド型保管/物流システム「TRUNK X(トランク エックス)」の運営も行っているんですよ。 萩原さん1株式会社トランク プロダクトマネージャー 萩原洋之さん ーーそうなのですね。それぞれの特徴をお伺いしても良いでしょうか。 萩原:はい。「TRUNK」は、月額500円(段ボール1箱あたり)で荷物を預け入れる仕組みを採用しています。一方「TRUNK X」では、パレットごと(約2,280リットル)に預けていただく仕組みです。サービスの中身自体に大きな違いはありませんが、個人に比べて預ける荷物の量の多い、例えば大企業のみなさまにご利用いただいています。 料金表TRUNK X | 事業者向けクラウド型保管/物流システムサービス ーーなるほど。法人のお客様はどのように利用していらっしゃるのか、具体的にお伺いしたいです。 萩原:「TRUNK X」をご利用いただくケースとしては、預けるものが大きかったり、総量が多かったり、などの特徴があります。例えば、ロッカールームやテントなどの大きなものや、大企業の抱える多量の在庫商品などが例に挙げられますね。 これに対し、中小企業やベンチャー企業などのお客様の場合は「TRUNK X」ではなく「TRUNK」をご利用いただくことがほとんどなんです。 預入費用TRUNKとは:TRUNK(トランク)- 宅配収納サービス|箱で預ける自分のトランクルーム ーー法人なのに、個人向けサービスを利用しているのですね。いったい、なぜなのでしょうか? 萩原:簡潔に言うならば、“事足りるから”ですね。今までにご紹介した事例は、あくまでも、ものが大きい・多いなどの悩みを抱えるお客様を対象にしたものです。 一方、中小企業が「TRUNK」の利用を検討する場合、もっとも多いニーズは書類関係を片付けて預けたい、というもの。無理に法人用を利用するほどの規模ではないので、個人用である「TRUNK」を法人名義で契約いただくようおすすめしています。弊社から専用ボックス(縦+横+高さが140cm。20kgまで預け入れ可能)をお届けしており、ユーザーはアイテムを詰めて送るだけなので導入も簡単です。 「TRUNK X」では、1パレット(専用ボックス24箱分。約2,280リットル相当)ごとにお預けいただいています。書類に換算してみると相当な量になるので、基本的には少単位で預けられる「TRUNK」のほうが使い勝手としては良いかなと。 預けたアイテムの取り出しは、アプリやWebからお手続きいただけます。最短で翌日には出荷を行っているので、入り用のアイテムがすぐに取り出せるのもサービスの強みですね。もちろん、運送時の状況などによってお日にちがかかる場合もございます。 預け入れ不可のアイテムは基本的にはありませんが、長期保存による劣化の危険性があるものや、貴重品、劇物などはお断りしております。また先ほどの理由により、取り出しに緊急を要するアイテムも、預け入れをおすすめしていません。

企業によって異なるニーズを丁寧に叶える運営体制

ーー法人のお客様が「TRUNK」を利用する場合、書類関係の整理以外にはどのようなニーズがあるのでしょう。 萩原:企業によってさまざまですね。メーカーであれば、サンプル品、社内在庫、返品/交換品の一時保管など。イベント会社であれば、イベント準備や運営などに必要な備品をまとめて預けておいて、開催日に合わせて取り出しているようです。国内ならどこにでも配送ができる(沖縄・離島を除く)ので、例えば全国を行脚するようなイベントとの相性が良いんですよね。 萩原さん3 ーー確かに、自社倉庫やトランクルームをレンタルすると、イベント開催場所に関係なく自ら取りに行かなければならないので手間がかかりますよね。 萩原:その通りです。ほかにも、個人事業主として働かれているイラストレーターの方であれば、キャンバスや額縁などの大きな仕事道具を預けられていますね。大きい道具を自分自身で運ぶのは困難なため、集荷に来てもらえることをメリットに感じてご利用くださっています。 ーーそういったユーザーの声は、どのように集めていらっしゃるんですか? 萩原:定期的にユーザーヒアリングの場を設けてお話を伺っています。我々のサービスは、リリースしてからまだ2年ほど。これからさらに進化していくために、ユーザーさんのご意見を伺う機会はなくてはならないんですよ。 ーーすごくユーザーフレンドリーですよね。「TRUNK」のサービス開発においても、ユーザーに寄り添う姿勢は意識されていらっしゃるのでしょうか。 萩原:そうですね。お預かりした品物を大切に扱うことはもちろんですが、例えば保証や価格設定の部分でユーザーのみなさんにできる限り還元したいと思っています。 通常のトランクルームサービスだと、荷物保証は1箱あたり最大1万円のケースが多いのですが、我々はその限度額を2万円に設定しています。また、荷物を取り出す場合の配送料も抑えました。普通に宅急便で送ると1,000円以上かかる大きさの段ボールを利用していますが、「TRUNK」では800円で配送できます。 萩原さん4 ーーユーザーフレンドリーというよりも、サービスとして採算が取れるのか心配になってきました。なぜ、そのような運営を維持できるのでしょう。 萩原:頑張っているからです……(笑)。正直なところ、我々のサービスは決して儲かるビジネスモデルではないんですよ。荷物に関しても、取り出すまでの期間が早ければ早いほど赤字ですから。それでも、「TRUNK」として叶えたいことがあるので、サービス運営を続けています。

「TRUNK」はモノのシェアリングプラットフォームになる

ーー「TRUNKとして叶えたいこと」、こちらについてもぜひ教えてください。 萩原“モノのシェアリングプラットフォームを実現する“ことです。今の時代たくさんのモノがあふれていますが、必ずしも必要なモノが必要な人のところに最適配置されているわけではないと思うんです。だから、「TRUNK」を通して、モノが流動的に行き交う世界を作りたい。まだ実現できていませんが、いずれは家族やマンションなど、特定のコミュニティ単位でのアカウント利用も可能にできたらとも考えています。 萩原さん5 ーー家具、自動車、宿などがシェアされる今の時代だからこそ、世の中に受け入れられやすいサービスのようにも感じますね。ちなみに、そのような考えに至った背景にはなにかきっかけがあったのでしょうか。 萩原:東日本大震災が転機でした。弊社の代表と取締役は、震災が起きたときにボランティアスタッフとして被災地に赴いたのですが、そのときに「必要なモノが必要な人のところに渡っていない」と感じたそうです。 例えば、被災された方のもとには物資や食材が十分に行き渡っていません。一方で、亡くなった方の遺品は、悲しいことに使い手がいないまま残っていく。そんな状況をきっかけに構想を巡らせ、誰もがモノを共有できる社会がつくれないかと考えました。 ーービジネスの現場では、資料や書類がデータとしてクラウド上で管理されるようになり、誰でもアクセスできるようになりました。それに対し、実態のある“モノ”も共有できるようにと考えてサービスを生み出されたんですね。 萩原:我々の事業は現状「TRUNK」のみですが、ただの宅配収納サービスだけではなく、サービス上で預けた荷物をフリマのように販売できる機能も追加しています。それも先ほど申し上げたような、立ち上げ時の思想があるからなんです。誰かにとって必要のないモノでも、別の誰かにとっては必要なモノになり得る。その循環がうまく回るような世界を作りたいと思っています。

「データはクラウド化しているのに、モノはクラウド化しないのか?」

ーーお話を伺っていく中で、「TRUNK」がこれからどのように社会に浸透していくのかワクワクしてきました。今後、働き方やライフスタイルの変化に合わせて、より「TRUNK」の需要は増えていくように感じます。 萩原:そうですね。最近だと、個人事業主でもオフィスを持っていなかったり、コワーキングスペースを拠点にしていたりして、モノの保管スペースの確保に苦労される方もいらっしゃいます。そのような方が仕事道具や資料の保管場所として「TRUNK」をご利用いただくなんてケースが増えていますからね。ユーザー数をさらに拡大して、いずれは生活者のインフラとなれたら嬉しいです。 萩原さん6 ーーインフラですか。あらゆるクラウドサービスがこれだけ浸透している時代ですから、夢のような話では決してないですね。それでは、最後にこれから「TRUNK」をご利用いただく未来のユーザーさんに向けて、メッセージをいただけますか。 萩原シンプルに「データがクラウド化できたのだから、モノもクラウド化しましょう」と伝えたいです。繰り返しになりますが、「TRUNK」が提供するのは、ただの宅配収納サービスではありません。生活に強く根付くインフラとして、これからの多様化する人々のライフスタイルをサポートできる存在になっていきたいと考えています。 ーー「TRUNK」の未来がとても楽しみです。魅力的なお話をありがとうございました! オフィス備品・書類は預けて整理整頓!個人事業主から大手企業までに活用される「TRUNK」 ※本記事は株式会社トランク提供によるスポンサード・コンテンツです。 ライター 鈴木しの 撮影 安井信介

BtoB製造業のマーケティング事例8選!広告・販売促進のデジタル活用術

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製造業マーケティング
デジタル化がすすむ現代、デジタルマーケティングを活用する企業が増える中で、製造業としてマーケティングをどのように進めていくべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 特にBtoBを主とする製造業は、専門性に特化した商品を扱うことも多く、販路拡大に悩むことも多くあります。 本記事を読むことで、製造業がどのようにデジタルマーケティングを活用すべきなのか、成功させるために何が必要なのかを理解することができます。製造業におけるデジタルマーケティングの成功事例と、そのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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BtoB製造業におけるデジタルマーケティング事例8選

まずは具体的なBtoB製造業のデジタルマーケティングの成功事例をご紹介します。

1.WEBサイト改善で問い合わせが3.1倍増加!パーツフィーダを扱う製造会社の事例

最初に紹介するのは、コンテンツをわかりやすく発信することで、6ヶ月で問い合わせを3.1倍にした事例です。 株式会社シマテックは、パーツフィーダの周辺機器や自動組立機、加工機などの製造販売をおこなっている企業です。パーツフィーダとは、生産ラインにおいて必要な小物やパーツを一定方向に並べ、自動的に次の生産工程に搬送する装置のことです。

抱えていた課題

当初はブログやホームページで商品を紹介していましたが、問い合わせはあるものの実際の購入につながることがほとんどありませんでした。

行った施策

なぜ新規受注が得られないのか、現状を分析したところ、今あるコンテンツに課題があることがわかりました。それを踏まえて、自社の技術力の高さという強みをYouTube動画や写真でわかりやすく発信し、ブログにも掲載して一般の人が見ても理解しやすくしました。

得られた成果

新規の顧客からの問い合わせや、東証一部上場の大手企業からの注文が増えました。売上も1年間で1.7倍伸び、1億円を突破しています。

事例の優れている点・参考になる点

改善に着手して気づいたことは、製造業者として普通と思っていた数々の技術が一般的には優れているということがわかったということでした。その気づきを生かして、一般の人にもわかるように発信していくことに注力したことが大きな結果につながりました。 また、シマテックのブログでは製品の製造工程の裏側や他社製品との比較など、商品の情報だけでなく、様々な角度からの自社情報を広く発信することにも努めています。 参考:【完全版】6ヶ月で問合せ3.1倍!製造業ブログ集客27手順

2.SFAにより1年で成約数が2倍!自動車系機械メーカの事例

次に紹介するのは、SFAの導入で成約数を2倍にした事例です。トヨタ自動車の源流となる豊田自動織機の事業のひとつである、フォークリフトの製造販売の事例です。

抱えていた課題

フォークリフトは世界的な経済成長に比例し、需要も高まり発注数が増えていましたが、受注が増えた新興国では営業担当者が不明瞭なままで、同じ顧客で営業活動がバッティングするなどの問題が発生していました。 ダブルブッキングやトラブルの対応などにより主軸の営業業務が中途半端になり、世界のトヨタというブランドイメージをも傷つけてしまうことが懸念されていました。

行った施策

事業内容に合わせて柔軟にシステムをカスタマイズできるSFAを導入しました。SFAは「Sales Force Automation」の略で、営業活動を共有するための営業支援ツールです。このSFAの導入によって顧客情報を一元管理したことで、営業活動の無駄をなくし効率化を図りました。 また、それまで営業任せだった現場を、チーム内で目的や対策をデータ化して見えるようにし、PDCAサイクルを効果的に回すようにしました。

得られた成果

営業に成功することが増え、導入から1年で成約数は2倍に伸びています。

事例の優れている点・参考になる点

SFAの導入によって営業の記録や顧客のデータを見える化し、関係者で情報を共有することができるようになったことで業務の無駄を省き、営業活動にリソースを注力したことが大きな効果を生みました。 参考:クラウド型顧客管理導入事例 - 豊田自動織機 - セールスフォース・ドットコム

3.製造業向けマッチングサイトを用いて販売台数が前年比1.5倍!ファンを扱う自動車系商社の事例

3つ目は、製造業向けのマッチングサイトを上手に活用して、売上を1.5倍にした事例です。

抱えていた課題

豊田通商株式会社では、米国でトップシェアを誇る商品超大型シーリングファン「ビッグアスファン」の輸入販売をスタートしましたが、当初は日本での認知度はゼロでした。 Webサイトやカタログ販売といった販促活動の反響は良かったものの、実際の購入にはなかなか結びつかないことが課題でした。

行った施策

行き詰まっていたときに、外部の製造業向けマッチングサイトからの提案がありシステムを導入しました。それまでは問い合わせしてきた顧客にカタログをひとつひとつ郵送し、そのフォローのため営業担当者が実際に客先まで出向いていました。システム導入後はWebサイトからカタログをダウンロードした見込み客を絞り込んで営業するなど、より効率的な販促活動に変更しました。

得られた成果

2014年の提案施策の導入以降、毎年1.5倍ずつ売上をアップさせることに成功しています。その後、2018年時点でもサイトの閲覧数、売上は伸び続けています。

事例の優れている点・参考になる点

未開拓の製品の認知には時間がかかりますが、マッチングサイト導入によって、ニーズを持つ見込み客を洗い出すし、直接アプローチできるようになったことが大きなポイントです。 参考:豊田通商株式会社様 成功事例 | 製造業・建設業のBtoB販促支援ならイプロス

4.顧客データ統合ツールにより、HP閲覧企業の8.4%を案件化に成功!IT機器メーカーの事例

次に紹介するのは、顧客データを統合して効率的に見込み客を絞り、一ヵ月で約170件の案件化に成功したIT機器メーカーの事例です。

抱えていた課題

あるIT機器メーカーでは、インサイドセールス部門において見込み客にテレマーケティングを実施していました。その際に、対象の企業を選定するにあたっては、セグメント情報を活用していました。 しかし、確度の高い見込み客が絞ることができても、行動までは読めずに買いたいと思うタイミングにアプローチできなかったり、タイミングは図れるもののそのタイミングに合わせてアプローチをかけるためには、膨大な数の顧客に対して人員が不足していることが課題となっていました。

行った施策

外部の顧客データ統合ツール活用しました。既存の顧客と取引がない新規の見込み客とに整理することで、対象企業の絞り込みを容易にしたのです。 さらにはツールの機能を活用し、取引のない見込み客の中でも自社のホームページを閲覧している企業を特定し、テレマーケティングを実施することで具体的な発注につなげました。

得られた成果

1ヶ月で案件化168件、受注数43件にまで伸びました。

事例の優れている点・参考になる点

効率的に見込み客を絞ったことや、実際に自社に興味を持っている企業にピンポイントでアプローチしたことで、実際の受注につなげました。 参考:[製造業][BtoBマーケティング] インサイドセールス事例。WEBマーケティングの変化によって受注率25.6%を実現。 2014年01月31日| マーケティング事例 / 実績 | ランドスケイプ

5.マーケティングオートメーションの導入でコンタクトの取れる新規顧客が1.7倍に!電子計測器メーカーの事例

次にご紹介するのは、マーケティングオートメーションの導入により潜在的な新規顧客が1.7倍に増えた電子計測機器メーカーの事例です。

抱えていた課題

展示会やセミナーで、対面で営業することによって新規顧客を獲得してきたのが、アンリツ株式会社です。しかし、必ずしも顧客の望むタイミングで営業をかけられるわけではなく、より密な顧客との関係性を築くことが課題となっていました。

行った施策

マーケティングからインサイドセールス、従来のフィールド営業へとワンストップでつなげ、部門を横断したプロジェクト化できるようマーケティングオートメーションツールを導入しました。

得られた成果

すでに導入されていたSFAツールや、営業が持っていた既存のマーケティング情報とを合わせて分析することで、コンタクト可能な潜在顧客が1.7倍になりました。

事例の優れている点・参考になる点

社内の部門を連携可能なプロジェクト化したこと、そして既存の情報をマーケティングオートメーションとSFAを利用して可視化したことで、大きな成果につながりました。 参考:お客様事例 : アンリツ株式会社 Marketoでリードナーチャリングを実現した部門横断プロジェクト|Marketo

6.展示会営業からWEBサイトを用いた営業に切り替え、売上が前年比3割増!簡易金型製造会社の事例

次は展示会での営業という直接的な手法からWEBサイトでの営業に切り替え、売上が前年度の3割増になった製造会社の事例です。

抱えていた課題

株式会社テクノマートは、射出成形用簡易金型の製造という一般の方には身近でない業界でもあり、展示会での営業をメインにおこなっていました。しかし、展示会のテーマや目的によって成果にバラつきがあり、受注売り上げの見込みが立てにくいことが課題でした。

行った施策

外部の専門家から、Webマーケティングのサポートを受けることにしました。 SEOなどのWebマーケティングの知識を学び、Webサイトを営業ツールとして使うWeb営業をスタートさせました。

得られた成果

新規顧客からの売上が伸び、前年比3割増の成果を生み出すことに成功し、営業活動をWeb中心に完全にシフトすることができました。

事例の優れている点・参考になる点

ターゲットの狭いBtoB企業ですが、Webマーケティングを利用することで新しい顧客層にアプローチすることに成功しています。 参考:Webマーケティング(Webサイト制作から運営コンサルティングまで)

7.MAツールで問い合わせ件数が10倍!電源製造メーカーの事例

次に紹介するのは、マーケティングオートメーションを活用したことで、問い合わせ件数を10倍にした電源製造メーカーの事例です。

抱えていた課題

電源専業メーカーとして業界の中核を担うコーセル株式会社は、米国、ドイツでの子会社設立に続いて1993年よりアジア地域での販売をスタートさせました。 そこで課題となったのが、アジア市場でのさらなる営業体制の確立でした。 インターネットや携帯電話の普及により、従来のアウトバウンド型の営業が通用しなくなっていたからです。

行った施策

Webを活用して商談につなげるために、マーケティングオートメーションツール(MAツール)を導入しました。 Webページのコンテンツを、製品の紹介だけでなくユニークなセールスポイントに変えることを検討したり、その製品が顧客にとってどのような価値があるのか、といった顧客に伝わりやすい内容に改善しました。またメールマガジンの配信をスタートしました。

得られた成果

問い合わせ件数が導入前に比べて約10倍になり、これまでと違った顧客からもWebを通じて問い合わせがくるようになりました。業務時間の3割を占めていた、データをレポートにまとめる時間も2割程度に削減しています。

事例の優れている点・参考になる点

マーケティングオートメーションツールを導入することで、メルマガなどを活用し顧客に情報を発信しやすくなりました。インターネットが普及したアジア社会に適した営業方法が功を奏した結果といえます。  参考:コーセル - セールスフォース・ドットコム

8.SNSを活用し、ブランディング動画が200万回再生!電気機器メーカーの事例

次はSNSを活用することで、自社のブランドイメージを上げることに成功したコニカミノルタの事例です。投稿した動画は200万回も再生されました。

抱えていた課題

コニカミノルタは、印刷業・ヘルスケア事業をはじめ多くの独自の技術を扱っている企業です。経営者や実業家に向けたブランディングとして、子供たちが実際に夢を持てるようなプロモーションをおこないたいと考えていました。

行った施策

「想いをカタチにする(Giving Shape to Ideas)」というコンセプトのもと、「Dream Printer」プロジェクトを実施しました。 ニューヨークで撮影されたビデオでは、子供たちがユニークなプリンター「Dream Printer」に夢を語り、数分後に夢が叶ったイラストを受け取る様子が映されています。製品リリース情報は一切映し出していないこの動画を、FacebookをはじめCM、電車内のWeb広告などに幅広く展開しました。

得られた成果

この広告動画は200万回再生されています。さらにはFacebook以外の媒体でも展開し、SNSをベースとして多くの拡散効果を得ることもできています。

事例の優れている点・参考になる点

製品のリリース情報などではなく、ブランディングに特化した投稿を、Facebookという拡散しやすいSNSでおこなったことで、大きな成果を生みました。 参考:コニカミノルタ、魔法の「Dream Printer」で子どもたちの想いをカタチに - CNET Japan

BtoB製造業のデジタルマーケティングを成功させる4つのポイント

BtoCのように顧客に向けたものではないため一般の顧客には伝わりにくく、潜在ニーズを探りにくいのがBtoB製造業です。そんなBtoB製造業の販路拡大に有効な、デジタルマーケティングを成功させるポイントをまとめました。

1.マーケティング部門と営業部門の連携

BtoB製造業の営業には、マーケティング戦略は欠かせないポイントです。多くの企業でマーケティング部署と営業部署の連携が取れていないという課題も多くあります。 前述のアンリツ株式会社では、マーケティング部門、インサイドセールス部門、営業部門を連携した部門横断プロジェクトを実施しましたが、それまではマーケティングオートメーションツールを導入しても効果が上がらなかったといいます。 まずは社内のマーケティング部門と営業部門の連携を深めることを目的に業務フローや連携方法を検討する必要があります。そのうえで、より効率的な業務のために必要となるデジタルツールを導入することを検討しましょう。  

2.デジタルを活用したリード獲得を行う

前述の豊田通商やコーセル株式会社は、もともと展示会などでface to faceの営業による新規開拓を強みとしていました。しかし、新しい市場で全くのゼロからスタートしてみると、従来の方法ではうまく行きませんでした。そこでWebサイトを活用したところ、認知度は高まり売上も向上しました。 BtoB製造業にとって展示会での営業は、求めている顧客が訪れているということもあり新規開拓の絶好のチャンスと言えますが、場所の制約のある展示会での営業は限界があります。インターネットを活用してより広い範囲にアプローチすることで、見込み客の方から問い合わせが来るようにするのが効果的です。 

3.MAツールを用いて顧客データを整理し、営業活動を効率化する

インターネット上に多くの情報が存在する現代では、Webを利用した営業活動もより工夫する必要があります。多くの顧客データを管理しきれず、営業活動に無駄があったり、上手にタイミングを得られず営業効果があがらない、という経験をされている企業も多いのではないでしょうか。 前述のIT機器製造業では、データがあっても見込み客の購買タイミングがわからず、営業をかけるのにも人材的なリソースが不足している状態でした。 MAツールを導入することで、顧客データを一元管理し、既存顧客と見込み顧客を整理することで、効率的な営業をおこなうことができるようになったのです。ツールを活用することで、リアルタイムで需要のある顧客を見つけ出すことや、業務の効率化も可能となりました。

4.自社サイトだけにとらわれず、外部の専門メディアを有効活用する

自社サイトの施策だけにとらわれず、外部の専門メディアを活用することも大事なポイントです。 前述の豊田通商では、製造業専門のマッチングサイトの活用で大きな成果を出しています。自社サイト中心で実施可能な施策にとらわれず、外部のWebメディアの力を活用することで、より多くの人に、中立的な視点で魅力を伝えることができます。 最近では、大手製造業とのコラボメディアを実施するなどの動きも盛んになっており、検討すべき選択肢の1つです。 参考:日刊工業新聞ジョイントメディアに新しく2社|ニュースイッチ

まとめ

BtoB製造業のデジタルマーケティング事例を中心に、デジタルマーケティングのポイントをまとめました。
  • マーケティング部門と営業部門の連携をとるなど、デジタルツールを活かすためには部門間の連携が重要
  • 対面の展示会営業から、潜在ニーズの眠るWeb営業も視野に入れる
  • MAツールを活用して、データを一元管理して業務を効率化するなどどのようにデジタルツールを利用するか検討する
  • 外部メディアを有効活用して、リーチできるターゲットを広げる。
多くのデジタルツールが開発される一方で、導入しても活用しきれない企業が多いのも実情です。ターゲット層が絞られるBtoB製造業の販路を広げるために、ツールを導入することを目的とするのではなく、広くターゲットを広げるための手段としてデジタルマーケティングを検討するとよいでしょう。

参考にしたサイト

【完全版】6ヶ月で問合せ3.1倍!製造業ブログ集客27手順|山下裕司公式ブログ 金融業・小売業・製造業の方必見!:SFAを導入した業種別の成功事例を3つご紹介!|データのじかん 前年比1.5倍で販売台数を伸ばし続けている秘訣は?情報発信で見込み客の声をつかむ|IPROS イプロスとは|IPROS CASE / PERFORMANCE [製造業][BtoBマーケティング] インサイドセールス事例。WEBマーケティングの変化によって受注率25.6%を実現。|LANDSCAPE 攻めのIT投資として、マーケティングオートメーションの導入を推進しました。|Marketo お客様事例 : アンリツ株式会社 Marketoでリードナーチャリングを実現した部門横断プロジェクト|Marketo 事例:株式会社テクノマート(簡易金型の製造請負い)|TECHNO-PORT コーセル“他社製品も検討しましたが、もっともユーザーフレンドリーで専門家がいなくても扱えることを評価し、Pardotの導入を決めました”|salesforce Facebook、twitterなどSNSを有効活用している企業の参考事例8選|KNOWLEDGE DEPOT by UNIONNET ◎コニカミノルタ、魔法の「Dream Printer」で子どもたちの想いをカタチに|CNET Japan

製造業なら毎日チェックしたい情報ポータルサイト12選!イプロス・日経クロステック・NCネットワーク

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製造業マーケ向け情報サイト
製造業のマーケティング担当者にとって、日々移り変わる業界の最新情報のチェックは欠かせません。一方で、製造業の情報を扱うサイトには様々なものがあり、何をチェックすればいいか悩んでいる人もいるでしょう。 この記事では、毎日チェックしたい情報ポータルサイト12選を紹介します。ぜひ、参考にして下さい。
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製造業で押さえるべき情報ポータルサイト

ここからは製造業のマーケティング担当者向けに、製造業関連の情報を扱うポータルサイトを下記の3つに分類して、計12個のサイトを紹介します。
  • 総合ポータルサイト
  • 製品・技術検索サイト
  • 領域別WEBメディア
一般的なニュースサイトではなかなか出てこない情報なども扱っているので、ぜひ参考にしてみてください。

製造業全体の情報を網羅!総合ポータルサイト4選

まずは、より幅広く製造業の情報を扱う総合ポータルサイトを4つ紹介します。

日経 xTECH(クロステック)」日経BP社が運営する技術系デジタルメディア

日経 xTECH(クロステック)日経 xTECH(クロステック)」は、IT、自動車、電子・機械、建築などさまざまな産業に携わる全ての技術者とビジネスリーダーに向けた技術系デジタルメディアです。

運営会社

日本経済新聞グループの出版社である、日経BP社が運営するメディアです。数多くの専門雑誌を出版発行しています。

サイトの特徴

「日経 xTECH」は、IT、自動車、電子・機械、建築などさまざまな産業に携わる全ての技術者とビジネスリーダーに向けた技術系メディアです。先端技術の最前線や、技術とビジネスがクロスした領域で起きている新しい動きに着目した情報を伝えます。

@engineer(アットエンジニア)」製造業の総合情報ポータルサイト

@engineer(アットエンジニア)@engineer(アットエンジニア)」は製造業とものづくりを専門に扱うエンジニア向けポータルサイトです。情報を閲覧するだけでなく、コミュニティを作るなど交流の場も提供します。

運営会社

「@engineer」はサイバーナビ株式会社によって運営されています。同社はエンジニア向けの各種ポータルサイトの開発や運営を行っている会社です。

サイトの特徴

「@engineer」は、製造業とものづくりを専門に扱うポータルサイトであり、利用者数は19万人以上に及びます。ニュースや企業に関する情報の閲覧のほかに、コミュニティを作ることもでき、メンバー同士での交流の場にもなります。社外のエンジニアと関わりたいといった場合に便利なサイトです。

icop」製造業向けコミュニティサイト

icopicop」は製造業向けに情報交換ができるサイトです。会員登録をすれば製品情報をアップデートできるので、常に最新の情報を得ることができます。

運営会社

「icop」は、株式会社ジーエージェンシーが運営を行っています。同社は2009年に設立された大阪の会社で、広告企画やWebサイトの運営、販促物の企画などを手がけています。

サイトの特徴

「icop」の特徴は、製品に関する情報をアップデートすることができる点にあります。これを行うには会員登録が必要ですが、メーカーは常に最新の製品情報をユーザーに閲覧してもらうことができます。なお、資料の閲覧や問い合わせは無料です。

MONOist」モノづくりのための情報ポータルサイト

MONOistMONOist」はものづくりの技術者を対象とした専門サイトです。解説記事だけでなく業界における話題のトピックスや展示会情報など幅広い情報が得られます。

運営会社

「MONOist」はアイティメディア株式会社が運営を行っています。同社は1999年に設立されたソフトバンクグループの企業です。

サイトの特徴

「MONOist」は、ものづくりの技術者を対象とした専門サイトです。組み込み開発、オートモーティブ、メカ設計、製造マネジメント、実装設計など様々な技術に関する解説記事のほか、業界における話題のトピックスを扱った記事、展示会情報など、ものづくりに従事する人にとって役立つ知識や情報が得られます。

製品情報を調べるならココ!製品・技術検索サイト5選

次に、製品や技術の検索ができるサイトを5つ紹介します。

イプロス製造業」日本最大の技術データベース

イプロス製造業イプロス製造業」は主にエンジニア向けの製品や技術の情報得られるサイトです。電気、工学機器、半導体、ロボット、製造装置、ITソフト測定器などの最新情報や動向を知ることができます。

運営会社

「イプロス製造業」は、株式会社イプロスが運営しています。イプロスは企業間における販売促進やマーケティングの支援を行っている会社です。

サイトの特徴

「イプロス製造業」の特徴としてあげられるのは、製造業の中でも主にエンジニア向けの製品や技術の情報を扱っている点です。電気、工学機器、半導体、ロボット、製造装置、ITソフト測定器などの最新情報や動向を確認することができます。 また、月間のユーザー数は190万人、出展企業数は38,910社にのぼります。情報自体は誰でも確認できますが、会員登録をすることでカタログの閲覧やCADのダウンロードができるようになります。

製品ナビ」エンジニア向け製品情報検索サイト

製品ナビ製品ナビ」BtoBの企業に特化した製品情報を扱うサイトです。会員登録をすればカタログのダウンロードも行えます。

運営会社

「製品ナビ」は、株式会社インコムが運営を行っている製品情報検索サイトです。こちらの会社は1972年に設立された企業で、サイト運営のほか生産財関連の新製品情報誌の発行などを行っています。

サイトの特徴

「製品ナビ」は、BtoBの企業に特化した製品情報を扱っています。具体的には機械製品や産業用機械をはじめ、作業工具、流体機器などで、取り扱い数は数万点に及びます。最新のニュースや製品情報、カタログの閲覧は無料でも行うことができますが、資料のダウンロードは会員登録を行う必要があります。

Aperza(アペルザ)」製品カタログを無料でダウンロード

Aperza(アペルザ)Aperza(アペルザ)」は間接材などの工業用資材を対象とした価格検索サイトです。数百万点の製品を扱っており、幅広く情報収集ができます。

運営会社

「Aperza(アペルザ)」を運営しているのは、株式会社アペルザです。Aperzaの運営のほかに、アペルザカタログ、アペルザeコマース、ものづくりニュースなどの各種サービスを提供しています。

サイトの特徴

「Aperza(アペルザ)」は、間接材などの工業用資材を対象とした価格検索サイトです。各間接材メーカーから展開されている製品情報や価格などの情報を確認することができます。取り扱う製品数は数百万点以上なので、Aperza1つで多くの情報収集が可能です。

indexPro(インデックスプロ)」日本最大の電子・産業部品ポータルサイト

indexPro(インデックスプロ)indexPro(インデックスプロ)」電子系、制御系の部品選定サイトです。世界中の約4,000のメーカーの製品情報を扱っており月間約27万人のユーザーが利用しています。

運営会社

「indexPro」は、株式会社インデックスプロ社が運営を行っています。インデックスプロ社は長野県に本社を持つ企業です。

サイトの特徴

「indexPro」は、主に電子系、制御系のエンジニアをターゲットにした部品選定サイトです。電子部品や制御部品のほか計測検査機器や流体・機構部品などに関する製品情報の確認ができます。世界中の約4,000のメーカーの製品情報を扱い、月に約27万人が利用しているサイトです。製品を細かく分類しているので検索しやすくなっています。

ファクトリー・マート・ジャパン」生産財の情報ポータルサイト

ファクトリー・マート・ジャパンファクトリー・マート・ジャパン」制御機器、システム、電子部品、通信機器、搬送機器、工作機械などのカテゴリ別で製品検索が行えるサイトです。サイトから直接問い合わせを行うこともできます。

運営会社

「ファクトリー・マート・ジャパン」は、株式会社サンプレジャーによって運営されています。サンプレジャーはファクトリー・マート・ジャパンのほかに、ターゲティングメール配信サービスなども手がけています。

サイトの特徴

「ファクトリー・マート・ジャパン」では、制御機器、システム、電子部品、通信機器、搬送機器、工作機械などのカテゴリ別で製品検索が行えます。また、電機、半導体、自動車、食品、薬品、パルプなどの種別、メーカー別による検索も可能です。気になる製品はお問い合わせも行うことができるので、エンジニア、研究者、資材担当者などの製品調達に活用できます。

PRに活用できる領域別のWebメディア

カタログ情報や製品検索ではなく、現場の知識や知恵などの情報を入手できる領域特化したWebメディアを紹介します。

NCネットワーク」工場向けネットワークサービス

NCネットワークNCネットワーク」は製造案件におけるマッチングサイトです。全国の約18,000社の中から発注先を検索でき、受注した井川が自社にあった案件を探して応募することもできます。

運営会社

「NCネットワーク」は、株式会社NCネットワークが運営しています。同社は1998年に設立された企業で、工場向けの各種インターネットサービスを提供しています。

サイトの特徴

NCネットワークは、製造業者が全国の約18,000社の中から発注先を検索することができるほか、逆に受注側が自社にあった案件を探して応募することもできるサイトです。製造案件に関しては既存の製品だけでなく、ゼロからの製造委託もできます。 なお、案件の掲載は無料で行えますが、案件に応募するには有料会員にならなければいけません。 NCネットワークは、Q&Aサイト「技術の森」も併設しています。 技術の森

サイトの特徴

「技術の森」は、製造業の従事者が抱える様々な疑問に対して同業者が答えてくれるサービスです。材料、素材、設備、工具、機械加工、ソフトウェア、金型、開発、設計、溶接、組み立てなど実際の製造に関する疑問はもちろん、工場経営などについても質問可能です。これまでの質問数は累計約45,000件にのぼり、過去の質問を閲覧することもできます。

製造業の最新情報をキャッチ!WEB情報メディア

続いては、製造業に関するニュースや技術解説など様々な情報を扱うメディアを紹介します。

みんなの試作広場」製造業の情報発信メディア

みんなの試作広場みんなの試作広場」は材料を選ぶ際のポイントやノウハウ、加工技術に関する基本的な知識、技術の活用事例などの記事を読めるメディアです。初心者からベテランまで参考にできる数多くの情報を発信しています。 「みんなの試作広場」は、株式会社日立ハイテクノロジーズが運営しています。同社は日立グループの企業であり、科学、医用システムや電子デバイスシステム、産業システムなどの分野で事業を展開しています。

サイトの特徴

「みんなの試作広場」では、材料を選ぶ際のポイントやノウハウ、加工技術に関する基本的な知識、技術の活用事例など、幅広いジャンルの記事を扱っています。ものづくりを行う際に欠かせない試作版の制作に関する情報も豊富で、職歴の浅い人からベテランまで参考にできる情報が掲載されています。

まとめ

この記事では、製造業向けの情報ポータルサイト12選を紹介しました。サイトには、製品の情報確認や問い合わせができるものから、業界の最新ニュースや技術解説といった知識やノウハウを得られるものなど様々なものがあります。実際に利用する際は、1つのサイトに絞ってしまうのではなく、自社の形態に合わせて複数のサイトを使い分けることでより効果的な使い方ができるでしょう。 無料で利用できるものも多いので、気になるものがあればぜひ一度チェックしてみるとよいでしょう。

参考にしたサイト

イプロス製造業 製品ナビ Aperza(アペルザ) indexPro(インデックスプロ) ファクトリー・マート・ジャパン @engineer(アットエンジニア) icop MONOist NCネットワーク みんなの試作広場 技術の森 【製造業Web担当者必見】製品情報を登録、比較できるWebポータルサイト一覧 製造業Web担当者がチェックしておきたい製造業ポータルサイトのまとめ BtoB企業のWebマーケティング担当者なら押さえておきたい無料登録できる業界サイトまとめ 厳選!BtoBサービスの比較サイトまとめ

業務の品質を引き上げる「5大ビジネスチャットツール」を徹底比較!

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「メールをしたけれど、確認してくれているだろうか?」「メールのマナーを必要以上に気にしてしまって、生産性が低い気がする。」など、メールについて悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。本記事では解決策として、現在多くの企業が導入を始めている「ビジネスチャット」のツールについて、そのメリット・デメリットやおすすめのツールを5つ紹介しています。

また、各ツールのシェア率や機能の比較の他、具体例として企業の導入事例も紹介しているので、ビジネスチャットツール導入の際の参考にしてみてください。

メールの次はコレ!新しいコミュニケーション形態「ビジネスチャット」とは?

2016年頃から政府主導で進めてきた働き方改革。その一環として、仕事の生産性向上のために「テレワークの導入」や「ワークスタイルのフレキシブル化(柔軟で融通が利くスタイル)」を推奨する動きがありました。その流れの中で「ビジネスチャット」という言葉も、TVやインターネットでよく見かけたのではないでしょうか。

ビジネスチャットとは、SNSのような手軽さとタスク管理などの業務サポートを主な機能として、以前までの連絡方法(メールや音声通話)以上の利便性を持った「次世代コミュニケーションツール」といえます。

当サイトLISKULでも、昨年末にビジネスチャットの普及の背景とメリットを紹介しました。今では、多くの企業がビジネスチャットを導入し、一般的なビジネスツールとしての地位を確立しています。

参考:話題のビジネスチャットとは?今後も普及していく3つの背景とメリット

社内外で使い分けよう!クラウド型・オンプレミス型ビジネスチャットツールとは

ビジネスチャットツールには、主に2つのタイプがあります。1つは、インターネット通信でコミュニケーションが取れる「クラウド型」ビジネスチャットツールです。ハードウェアやソフトウェアは無く、サービスとして利用する特徴があります。

もう1つの「オンプレミス型」と呼ばれるビジネスチャットツールは、ネットワークを自社内のみと限定し、より強固なセキュリティの中でコミュニケーションを取る「自社内構築」型のツールです。自社内のみで利用するため、オフライン環境でも利用ができます。

また、カスタマイズ性の高さもオンプレミス型の特徴の1つとして挙げられます。システム環境を自社で構築し、社内のIT部門でカスタマイズができるため、それぞれの企業に合った、より最適な環境を構築することができます。

参考:オンプレミス、クラウドで利用できるビジネスチャット、テレビ会議ツール|Chat&Messenger

ビジネスチャットの3つのメリット

ここではビジネスチャットが持つ3つのメリットについて紹介します。ビジネスチャットツールの導入すべきか迷っている方は、メリットを確認してみてください。自社の課題解決に直結するようなメリットもあるかもしれません。

1.迅速なコミュニケーションが可能(スマホとの連携がある)

2017年にパソコンよりもスマートフォンの保有率が上回る社会になり、ビジネスチャットによって、素早いコミュニケーションを可能とする土壌が整ったといえます。ビジネスチャットを用いれば、「インターネット環境のある場所でPCを開いてメールを確認する」という手間を省き、スマートフォンで即座に受信・返信することができます。

2.会議・打ち合わせにかかる時間を削減できる

議事録などを、会議や打ち合わせをしている間に共有しながら進めれば、終了後の業務時間も減らせるので、生産性の向上が望めるでしょう。

3.ファイルやタスクを管理する機能がある

ビジネスチャットのツールによっては、業務に関わるファイルやタスクを管理する機能も備わっています。そのため、会議をしながら必要なファイルの共有ができ、資料を忘れる心配もありません。

メリットと合わせて覚えておくべきビジネスチャットの3つの注意点

ビジネスチャットの利用で得られるメリットを紹介しましたが、次に注意すべきポイントについても把握しておきましょう。メリットに合わせ、3つほど注意点をまとめました。

1.対面のコミュニケーションの減少

ビジネスチャットを導入すると、チャット上のメッセージのやり取りでコミュニケーションが完結するため、取引先や社内で実際に顔を合わせる機会が減ってしまうという懸念もあります。業務のテレワーク化を推進できるポイントであるものの、やはり社内外のコミュニケーションも大切です。例えば、言いづらいことを伝える時や急な依頼の時には、直接会ったことがある相手だと話しやすいのではないでしょうか。

そのため、必要な打ち合わせだと判断した場合は、時間を惜しまずに、対面でコミュニケーションを取るのがおすすめです。

2.想定外のコミュニケーションが発生

ビジネスチャットは、メール以上に手軽に使えることから、ビジネスとプライベートの境目が曖昧になってしまいがちです。また、情報の重要度の判別が難しく、チェックをして返信するのに、メールでの返信以上に時間がかかってしまう場合もあります。

対策として、情報の重要度に合わせて「グループチャット機能」などで、整理をするのがおすすめです。ビジネスチャットの仕様によっては、グループを複数作成することが可能です。

3.大事な連絡を見逃しがちに

チャットの機能により「既読表示」が示されることで、「相手も自分も情報を全て伝え合っている」と思い込みがちです。重要なメッセージを見逃してしまわないように、2と同じく「重要度などで分類する」などの対応をすると、より快適かつ安全に使えるでしょう。

実際に利用して分かったこと

ここまで、一般的なビジネスチャットのメリット・デメリットを紹介しました。後述しますが、ビジネスチャットツールにも、さまざまな特徴があります。そのため、自社の業種に合ったツールを選ぶように注意しましょう。

また、さまざまな業種の顧客と仕事をしている場合には、使用するツールが増えすぎてしまうこともあります。その結果、不要なツールを管理するストレスが生じてしまうことも少なくありません。導入前に、各ツールのシェア率なども調べると良いでしょう。

参考:ビジネスチャットのメリット・デメリット|知っておきたい8つのポイント|Torteo magazine

これを使えば間違いない!ビジネスチャットツール5選

ここでは、ビジネスチャット業界で高いシェア率を誇る5つのビジネスチャットツールを厳選し、紹介しています。導入の際にチェックするポイントとして、それぞれの特徴やシェア率・導入にかかるコスト・事例などを挙げて、比較しています。

本記事で紹介しているツールの他にも、多くのビジネスチャットツールがあります。導入を検討する際は、ぜひ他社のツールも確認してみてください。

 

1. Slack


Slack

特徴

2013年8月にリリースされた、アメリカ産のクラウド型ビジネスチャットツール。「ワークスペース」と呼ばれるグループを作成し、共有のアプリケーションなども統一を図りながら業務をサポートしてくれる、拡張性の高いアプリケーション。

ビデオ・音声通話も搭載している他、Google DriveやDropboxなどのフォルダ共有サービスやカレンダーなど、1,000種類以上の外部機能と多彩な連携ができるのが最大の魅力です。

導入企業・ユーザー数

日本でのユーザー数は50万人強で、アメリカに次いで世界2位を誇っています。日間アクティブユーザー数は50万人、内有料ユーザーは15万人以上。

世界では100カ国以上で使用され、日間アクティブユーザー数は800万人以上、内有料ユーザー300万人以上。

参考:日本のSlackユーザー数は50万人強で世界2位、「コミュニケーション効率化で日本の労働生産性を変える」|INTERNET Watch

タイプ

クラウド型のみ

こんな人・会社におすすめ

導入時にツール統一の必要がないため、部署ごとにさまざまな外部機能を利用する企業では、手間を減らせるでしょう。ビジネスチャットツールをまずは試してみたい、という方にもおすすめです。

2. Chatwork


Chatwork

特徴

クラウド型のビジネスチャットツール。主要な機能として、個人用のメモやタスク管理のできる「マイチャット機能」やグループチャットのメンバーとタスク管理を共有できる機能などがあります。さらに、一括で過去のメッセージを検索できる機能があるため、マイチャット機能と掛け合わせてミスを軽減できるでしょう。

他のビジネスチャットツールとは異なり、ユーザー検索の機能もあり、名刺交換をしたお客様のメールアドレスや登録名、IDなどでコンタクトを申請することが可能です。

導入企業・ユーザー数

2018年11月時点で導入企業が20万社を突破。

参考: ビジネスチャット導入社数20万社突破でロゴも刷新 - Chatwork|マイナビニュース

タイプ

クラウド型のみ

こんな人・会社におすすめ

多くのお客様に接する機会が多く、タスクが増えてしまう会社の方々におすすめです。スケジュール管理が難しい場合にも、タスク管理によって優先順位を明確にできるため、非常に便利です。

3. Workplace by Facebook


Workplace by Facebook

特徴

他のクラウド型ビジネスチャットツールとは異なり、企業向けのチャット機能が搭載されています。また、普段からFacebookを利用するユーザーにとって、使い勝手が良いツールでしょう。フリープランと月3ドルのプレミアムプランがあり、低コストでの利用が可能です。

導入企業・ユーザー数

2016年に正式公開された、比較的新しいビジネスチャットツール。2018年時点で、すでに導入企業が1万4,000社に及ぶ。月間アクティブユーザーは、2,800万人。

参考:使いやすいのはどっち?ワークプレイスとSlackを比較|ビジネスチャットマスター

タイプ

クラウド型のみ

こんな人・会社におすすめ

1,000人を超える社員がいる場合、導入人数に応じて安くなるため、企業規模の大きな会社におすすめです。

4. InCircle


InCircle

特徴

クラウド型・オンプレミス型のどちらにも対応しているビジネスチャットツール。複数のビジネスチャットツールを使う手間を緩和してくれます。また、チャット機能だけでなく、「チャットボット機能」があるため、より効率的な業務の実現ができるでしょう。

無料プランはありませんが、優秀なセキュリティ技術を導入しているため、情報漏洩対策は万全です。導入実績として、大学や銀行・IT企業などがあります。

導入企業・ユーザー数

国内では、1,000社以上のリーディングカンパニーが導入しています。2017年からは、スマートフォンよりも低コストで利用できるガラホ(折りたためる形で、スマートフォンの高機能を備えたもの)のニーズへの対応を始めました。新たなデバイスにも対応できる特徴から、今後の成長が見込まれています。

参考:導入事例|InCircle

タイプ

クラウド型・オンプレミス型あり

こんな人・会社におすすめ

機密性の高い情報を扱う業種など、セキュリティに重点を置きたい会社におすすめです。

5.Talknote


Talknote

特徴

開発当初はオンプレミス型のみでしたが、2011年にクラウド型のサービスも開始しました。コミュニケーション基本機能の他、「HR機能」と呼ばれる独自のAIで、コミュニケーションを分析し、会社全体を管理することができます。オーバーワーク検知の機能によって、ビジネスチャットツールのデメリット2で紹介した「コミュニケーション量の増加」を調整することも可能です。

また、業務への意欲を数値化できるアクションリズム解析の機能もあり、社内の生産性向上までも管理できます。

導入企業・ユーザー数

2010年に設立されたトークノート株式会社より提供されている国産ビジネスチャットツール。日本で2万社を超える導入実績があり、SlackやChatworkと並び国内トップクラスの社内SNSといわれています。

参考:エンゲージメントクラウド 「Talknote」の機能説明を受けてみた!特徴から料金まで徹底解説
   Talknote(トークノート)|ボクシルSaaS

タイプ

クラウド型・オンプレミス型あり

こんな人・会社におすすめ

生産性の管理やオーバーワークの調整ができるため、支社の多い会社への導入がおすすめです。

参考:グループチャット・ビジネスチャットツール比較おすすめ24選【社内用】|ボクシルマガジン

こんなに変わった!日本国内の企業での導入事例

2017年の調査で、大手企業の28.1%がビジネスチャットの導入をしている実態が明らかになりました。また、放映されているSlackのCMにより、導入後のイメージがしやすくなったようです。

最後に、各ビジネスチャットツールの導入事例を紹介します。

1.社内300人がSlackユーザーに! 日本経済新聞社の事例

当初は、日経電子版の開発チームのために導入を始めました。その後、他部署にも拡がっていき、社内ユーザー300人までになりました。

社内の透明性を高めるためにも、社内に公開されないプライベートチャンネルの作成を申請制にしました。これが功を奏して、7割の情報がパブリックチャンネルでやり取りされています。そのため、「欲しい人が、欲しい情報に自由にアクセスできる」状況が生まれました。

参考:NIKKEI | カスタマーストーリー | Slack

2.Chatwork利用で会議時間の50%カットに成功した東洋アルミニウム株式会社の事例

製造所内での時間外労働や1日300件以上のメール、会議が毎回2時間など多数の問題を抱えていました。特にメールでは、誰に関係した内容なのかを把握するのにも時間がかかり、業務時間を圧迫していました。

導入後は、メンション機能などで各自のタスクを確認することが簡単になり、会議の時間も50%カットすることができました。

参考:導入事例:東洋アルミニウム株式会社 | Chatwork

3.Workplaceで新人研修の時間を32時間短縮したSpyglass Realty社の事例

新人エージェントの研修用の動画やリソースなどを、Workplace内のグループに投稿し、予習をしてもらえる環境を構築しました。これにより、研修にかかる時間を月32時間減らすことに成功し、顧客のサポートに必要な時間を補填できました。さらに、チャットの活用により、会議にかかる時間の月4時間の短縮も実現しました。

参考:Spyglass Realty: Workplace導入の成功事例 | Workplace by Facebook

4.InCircleで新規サービスの売上を3倍に拡大した株式会社バッファロー・IT・ソリューションズ社の事例

営業担当との連絡方法を、メールからビジネスチャットに移行しました。導入前には、営業の現場で判断できなかった内容を上司がすぐにチェックできるなど、ビジネスチャットを最大限に有効活用している事例といえるでしょう。結果として、業務効率は1.5倍に、新規サービス売上が3倍と大幅な生産性の向上ができました。

参考:導入事例:株式会社バッファローITソリューションズ | InCircle

5.支社の見える化と採用コストの3割削減に成功した株式会社NATTY SWANKYの事例

従業員のコミュニケーションを円滑化し、全ての支社を「見える化」したいという目的のために導入しました。支社の多い飲食業では、コミュニケーションの円滑化と支社の見える化に、Talknoteのアクションリズム解析機能が上手く働き、他店舗とのコミュニケーションも改善しました。

また、採用応募の通知をグループ内に共有することで、採用情報の掲載や採用代行などにかかっていた採用コストが3割削減できました。

参考:[活用事例] NATTY SWANKY | エンゲージメントクラウド「Talknote」

まとめ

機密性の高い情報を扱う企業や、システム環境を自社にとってより良く構築したい場合は、オンプレミス型のビジネスチャットツールがおすすめです。対して、外部サービスを使うクラウド型のビジネスチャットツールを検討している場合には、導入前に無料トライアルから始めてみてください。

今後は、社内外でビジネスチャットツールを用いる人々が増え続け、新しいコミュニケーションのかたちへと加速していくでしょう。本記事を参考にぜひ一度、ビジネスチャットツールの導入を検討してみてください。

参考にしたサイト(一部)

ビジネスチャットのメリット・デメリット|知っておきたい8つのポイント|Torteo magazine
オンプレミス、クラウドで利用できるビジネスチャット、テレビ会議ツール|Chat&Messenger
グループチャット・ビジネスチャットツール比較おすすめ24選【社内用】|ボクシルマガジン
ビジネスチャットのシェアと市場規模は?大手企業のチャット導入状況・注目サービス解説|ボクシルマガジン
【2019年2月更新】人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ(Facebook、Twitter、Instagram、LINE)|We Love Social

コールセンターが抱える「人手不足問題」の解決にAIを活用すべき7つの理由

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AI コールセンター
人手不足が問題となっているコールセンター業務。人手不足を解消しようと、コールセンターへAIの導入を検討していても、「AIでなにができるのか」「人と全く同じことをしてくれるのか」「本当に役に立つのか」といった不安は付き物です。 本記事では、人工知能ソフトウェア開発を行っている自社知識を元に、コールセンターで使用されているAIについての解説や、AIを使用するとどんなメリットがあるのかをわかりやすくまとめました。 コールセンターの人手不足は一人当たりの時間を増やすことで解決
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コールセンターこそAIを利用すべき

物が溢れる時代となった今、お客様の声が重視されており、顧客のサポートを行うコールセンターに注目が集まっています。 しかし、企業の要となるコールセンターは離職率も高く、人材の確保が困難で頭を抱える管理職の方が多いのも事実です。人手不足によってサービスの質が落ちてしまっていては、企業にとっては大きな損害と言えるでしょう。 そんな人材確保が難しくなっているコールセンターこそ、AIを利用すべきです。

コールセンターにAIを導入する7つのメリット

AIの導入が具体的にどのような形でコールセンターに役立つのか、コールセンターにAIを導入した際に得られる7つのメリットを以下で解説します。

1.人手不足解消

AIでお問い合わせの自動化をすることで、人手不足という問題を解決することが可能です。 コールセンターは離職率が高い仕事です。また、少子高齢化の流れを加味すると、コールセンターの人手不足は今後も続くことが想定されますので、今のうちからAIの活用に踏み切りましょう。 よくある質問や、誰でも返答ができるような内容をAIに返答させることで、従業員の時間を確保することができます。従業員はAIでは対応が難しい、いわゆる「コア業務」に時間を割くことができるようになります。

2.職場環境の改善

全てのお問い合わせを処理するコールセンターでは、似たような質問が多く、従業員のモチベーションが低下しやすいです。このような単調な業務こそAIに処理させましょう。単純に従業員のモチベーションを管理できますし、その他の対応にも時間をかけることができるので、問い合わせに対する対応の質の向上にもつながります。

3.お客様満足度の向上

コールセンター全体のレベルアップは、顧客満足度の向上に直結します。 また、有人では聞きにくいことでも、無人であるAIには聞けるという顧客も存在します。このように今までコールセンターを利用してこなかった顧客に対してもアプローチできるのは大きなメリットです。AIを利用することでより多くの顧客の課題の視覚化とソリューションの提供が可能になります。

4.全体的なコスト削減

コールセンターは対応の遅れや漏れを少なくするため、そもそも必要な人数が多いです。24時間対応しているようなコールセンターであれば、特に人件費が大きくなります。また離職率が高く、採用や育成にもコストがかかります。 AIを導入して業務を自動化することによって、今までよりも少人数でコールセンターの運営が可能になります。また、一度導入してしまえば、何度も人材を確保する必要がないのも特徴です。AIが急に辞めてしまうなんてことはありえませんので、コスト削減と合わせてリソース管理も今までより楽になります。

5.24時間365日対応

AIは機械であるため、時間に縛られることはありません。 お問い合わせを行おうとした時間にコールセンターが閉まっていた、お問い合わせを行おうとしても時間が合わない、といった要因で顧客が離れてしまうことを防ぐことが可能です。

6.AI自体が学習する

AIは人と同じように学習します。はじめはできなかったことでも、覚えさせることでできるようになります。そして機械であるため、一度与えた情報を忘れることはありません。これまで、オペレーターが手入力をしていた情報や、顧客との会話を自動で取得することが可能になります。

7.データの取得

AIはデータの蓄積が可能です。顧客のお問い合わせ内容や、ユーザーデータを自動で取得し、必要に応じて情報を閲覧することが可能です。

コールセンターでのAI活用事例2選

コールセンターを活用するメリットは伝わったと思いますので、ここでは実際に活用されているAIの事例をご紹介いたします。事例を通して、自社で利用する際の成功イメージを固めてください。

1. お問い合わせ件数を35%削減し、コールセンターの負担を削減

お客様からのお問い合わせが増加していたため、単調な質問や、よくある質問をAIに覚えさせることで、自動返答を可能としました。それにより、お客様が自己解決できるようになり、コールセンターへのお問い合わせ件数がおよそ35%削減。従業員の負担が軽減されたことで、ミスが減り、結果的にお客様満足度の向上につながりました。 また、無人対応を希望する人と、有人対応を希望する人のふるい分けも可能となりました。有人対応を望まないため、お問い合わせをする前に離脱してしまっていた顧客をつなぎ止めることも可能となり、結果的に顧客満足度の上昇へとつながりました。 参考:【全解説】業務効率を35%も改善!チャットボットの事例・価格・選び方

2. お問い合わせ内容を事前に把握することで、業務の効率化

自動音声システムによって、お問い合わせの内容を事前に把握し、適切な担当者に対応を行ってもらうといったことが可能となりました。 これまで、お問い合わせを受けてから内容を伺っていましたが、AIが事前に内容を伺うことで、確認する時間や担当者へ変わる時間が削減され、業務効率化へとつながるようになりました。 参考:音声自動応答(IVR)がAIで変化する | U-NEXTマーケティング

AIシステムを導入するなら、まずこの3つから選ぼう!

実際にAIを導入しようと思っても、AIシステムの種類はさまざまで、どれを選べばいいか判断がつかないこともあるでしょう。 今回はコールセンターと特に相性の良い3つのシステムをご紹介します。この3つを入れるだけでも、十分AIの効果を実感できるでしょう。

1. チャットボット

チャットボットは自動対話プログラムです。顧客とチャット形式で会話をし、質問や雑談に返答いたします。 チャットボットはホームページに搭載することはもちろん、LINEやFacebookと連携することができるものも多く存在します。電話やメールでの問い合わせの前に、チャットボットで解消することで、お問い合わせの件数を削減することが可能です。

2. IVRシステム

IVRシステムは自動音声応答システムです。電話でのお問い合わせを自動音声が受け取り、要件に合わせて電話の数字を押してもらうことで、あらかじめ録音してある音声を再生します。それにより、お問い合わせの内容によって対応する者を変更することや、そのまま自動音声で返答することができ、業務効率化が狙えます。

3. VOC分析システム

お客様の声を意味するVOCを利用したVOC分析システムは、お客様の声を分析し、マーケティングに役立てることができます。 VOC分析にも複数種類がありますが、代表的なものとしては、音声マイニングがあります。音声マイニングはお客様の声をテキスト化し、多くの情報が含まれている音声データをより分析しやすくします。音声データを細かく分析することで、顧客がどういったものを求めているのか、どう感じているのかといった情報を収集することが可能になります。 また、クレーム対応などをリアルタイムで確認することもできるので、顧客が何に対して不満を感じているのか、それに対するコールセンターの対応などを即時把握することが可能になります。

コールセンターにAIを導入する際に気をつける3つの注意点

AIにもできないことというのは存在します。AIにできること、できないことの認識を合わせておくことで、効率よくAIを利用することができます。AIを導入する際に気をつけるべきことは以下の3つです。

1.最初にデータを準備しなければならない

AIも人と同じく、はじめにある程度の知識や情報を与えておく必要があります。 人でもAIでも、何もないところから自動で返答するといったことは、現状難しくなっております。AIに使用するデータは、AIにどういった業務を行わせるかで分かれます。お問い合わせの自動化を行うのであれば、コールセンターにあるお問い合わせの回答リストを導入するAIに合わせて作成する必要があり、そのための工数を考え、人材を割り当てる必要があります。

2.育成に時間がかかる

AIを導入すれば、すぐに人の手を離れ自動化できるかというと、そうではありません。 AIは情報を登録することでその実力を発揮します。一度与えた情報を忘れることはありませんが、新たな情報は日々生まれていくため、多くのお問い合わせに対応できるAIを作るには時間がかかることがあります。

3.学習項目の分別が必要

現在の技術では、必要な情報と必要ではない情報をAIが分別することができません。必要かそうでないかを分けるには、企業の情報や理念、製品の情報などを深く理解する必要があり、その情報の分別は人が行うため、AIが自動で情報を学習することが難しくなっています。

AIによってコールセンターの仕事がなくなることはない

AIの利用を検討する上で、「AIによって仕事がなくなってしまうのではないか」という潜在意識が芽生えることがあります。それにより、モチベーションが低下してしまう従業員も出てくるでしょう。 しかし現状では、AIによってコールセンターの仕事がなくなってしまうことはありません。

コールセンターがなくならない2つの理由

1. AIは決められたことしかカバーができない

AIを利用するにはあらかじめデータが必要となります。AIがカバーのできる範囲は、そのデータ内となり、予測不能の事態への対応は難しくなっています。想定外の質問に対応するには、人の手が必要となります。AIが担うことのできる業務は、回答の決まっている単調な質問であり、すべてを自動化することは現状不可能と言えるでしょう。

2. クレーム処理が難しい

AIでお客様の声を蓄積することは可能ですが、感情の伴うクレーム処理は、AIで対応するのは難しくなっております。クレームの内容は単調なものではなく、思考のいる作業となります。現段階では人と同じように考えることは、AIには難易度が高く、これも人の手で行う必要があります。

今後コールセンターで働く人材に求められるスキル・能力

AIが活躍するようになってくると、コールセンターでは共感力とコミュニケーション力が求められるようになるでしょう。これまでは決められた回答を行うことが多かったコールセンターですが、マニュアル型の対応はAIが行うようになっていきます。AIは決められていることに対応することを最も得意としております。 したがって、今後コールセンターはマニュアル的な会話よりも、顧客が何を求め、どう感じているのかを考えながら話すという、これまでのやり方とは真逆な、より人間らしさを感じる対応を求められるようになります。 真心のこもった対応というのは、機械であるAIには難しく、人にしかできません。物が売れない時代だからこそ、顧客との接点を持つコールセンターの役割はより重要なものとなっていくでしょう。

まとめ

AIによってコールセンターの抱える人手不足といった問題は解消することができます。それに従って、今後コールセンターにAIを導入する企業は増えていくでしょう。 コールセンターにAIを導入する際には、AIのメリットと注意点をよく理解し、自社にあった適切なシステムを選択しましょう。 コールセンターにおすすめチャットボット。開発会社に仕組みを聞いてみた!
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単月4,000社が閲覧。上質な記事を生み出し続ける「みんなの試作広場」の制作体制とは

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技術の衰退や後継者不足など、あらゆる課題が浮き彫りになりつつあるものづくり業界。株式会社 日立ハイテクノロジーズの運営するサイト「みんなの試作広場」は、企業と潜在顧客をつなぐことで業界活性化を目指すプラットフォームです。 今回は、2017年11月のリリース以降、驚くべきスピードで成長を遂げている「みんなの試作広場」の取り組みや思いを伺いました。
BtoB企業必見!10,000社以上の研究開発者に届く日本最大級の「ものづくりWebメディア」 ≫
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リリース4ヶ月で8.5万UU。オリジナルのPR記事に手応えを感じた

-- よろしくお願いします。まずは、サービスの立ち上げ背景からお伺いしたいです。 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 宮川卓也さま
宮川さん(以下、宮川):「みんなの試作広場」 は、2017年11月に弊社で運営を開始したWebメディアです。ものづくりに関わる人々に有益な情報を届けるためのサービスとしてリリースしました。研究開発者をターゲットに、ものづくりの際に欠かせない材料、加工、計測などの知識を幅広く取り扱っています。 「みんなの試作広場」イメージ ※株式会社 日立ハイテクノロジーズ提供
実は、もともとメディアの立ち上げ前にEC(イーコマース)事業を構築できないかと考えていたんです。それにはまずWebの知見を身に付けることが必要だと考え、テストサイトとして立ち上げたのが「みんなの試作広場」でした。
みんなの試作広場 トップページ ※株式会社 日立ハイテクノロジーズ提供 - もともとはEC事業を始めるためのテストという位置付けだったのですね。どのような経緯で、事業化に至ったのでしょうか?
宮川:リリース後しばらくは中小規模の加工事業社さんを中心にお声がけし、各社の製品やサービスを紹介する取材記事を掲載してみたのです。するとその反響は、予想を大きく上回るものでした。運営から4ヶ月で累計4万UU(ユニークユーザー)を目標にしていたのですが、実際には8.5万UUと、目標の倍以上の数値が出たんです。
- リリースから4ヶ月で8.5万UUですか。すごいですね。それほど、業界のみなさんは必要としてくださっていたのですね。
宮川:そうですね。「みんなの試作広場」から各社のコーポレートサイトに遷移したユーザーについても分析した所、「みんなの試作広場」経由のユーザーは他のユーザーに比べ圧倒的に滞在時間が長く、回遊率も高かったんです。しっかりと興味やニーズを持った未来の顧客層、いわば届けるべき人達に届いている実感があったので、テストサイトではなく本格的に事業として運用することにしました。おかげさまで掲載記事数は130を超え、アクセス数も単月で15万を超えるまでに成長。毎月4,000社以上の企業様が閲覧してくださっています。
- 当時掲載した企業様は驚かれたのではないでしょうか?
宮川:「みんさくの記事を見たユーザーは熱量が高いですね!」という言葉をいただいたときは嬉しかったですね。他にも問い合わせや会員登録、それこそ試作の引き合いに繋がったお話も伺い、業界のお役に立てるサイトであることがわかったので、4ヶ月の検証で得たものは大きかったです。

仕様書には組み込めない価値を伝える。取材記事の強みとは

- 「みんなの試作広場」では、その後も企業の取材記事を積極的に掲載されていますよね。
宮川:そうですね。業界では「うちは良い技術があるのに知名度が低い」と悩んでいる会社さんも、結構多いと思うんです。そんな会社さんも含めて、ものづくりに関わる企業がもっと適切にPRできる場づくりのために、取材記事に力を入れていますね。 もちろん「みんなの試作広場」は、ものづくりに必要な情報を幅広く得られる場所でもあります。しかしそれだけではなく、企業と顧客の出会いを生み出し、ものづくり業界全体を活性化することも目的。アナログでは生まれなかった出会いの創出を目指しています。 また、取材を行う理由としては、顔が見える記事を作りたいから。発注の効率化が進んでいくと、どうしても価格、設備、技術面で判断してしまいがちになります。もちろん、ものづくりを行う上では切り離せないポイントですが、本当にそれだけなのかと疑問を抱いて。たとえば、仕様書の中には組み込めない、製造時の細やかな対応や大事にしている理念などが、企業ごとにあるんですよね。私共は日頃から対面の営業活動を通して、そういった人肌の部分を見てきている。ただ、それってなかなか情報として伝えるのが難しいじゃないですか。 だから、取材記事なんです。スペックだけで見るのではなく、人柄や想いも含めて伝えることで、企業と出会える新しいきっかけを作れるはずですから。取材を通して私達がいろんな角度から質問することで、仕様書には書けない魅力を引き出すよう心がけています。

専門知識のあるライターが取材。現役研究者も編集として参画

- 本当に一社一社のお話を深掘りし、専門知識も含めてしっかりと解説された上質な記事ばかりが掲載されている印象です。なぜ、このような記事が制作できるのでしょうか。
宮川:1つ目の理由は、技術媒体での執筆経験があるプロのライターを採用していること。ただ記事を制作するだけではなく、業界のことを理解している者が取材や執筆を手がけるからこそ、ものづくり企業の想いに寄り添った記事を作ることができます。 2つ目は、現役の研究者が編集チームに参加しているからだと思います。取材対象者の方が感じている自社の強みと、外部から見た企業の強みは必ずしも一致するわけではありません。研究者が編集や記事企画に深く関わることで、メインの読者層である研究開発者の方々に刺さる魅力を伝えられるようになるのです。 この「プロのライター×現役研究者の編集」という制作体制が、うちの最大の強みだと思います。
- 徹底的な業界理解と社内外の目線をバランスよく持ち合わせることが大切なのですね。ほかにも、密度の濃い取材記事を制作するために意識していることはありますか?
宮川:記事の制作において、一番意識しているのは、事前の情報共有をしっかりと行うことなんです。技術をPRしたいのか、認知度を上げたいのか、ブランド価値を高めたいのか、お客様によって抱えている課題は異なります。出稿の目的や内容をお客様とすり合わせる会議の場を取材前に設けておくことで、漏れのない充実した取材ができていると感じます。 ちなみに、出稿料をいただく取材記事のみならず、ものづくりの情報を幅広く届けるための数多くのノウハウ記事も社内で作成しています。こちらも同様に業界理解のあるライターや編集が担当し、サイト内の回遊率を高めるためのコンテンツとして掲載しています。ぱっと見で広告記事ばかり並んでいると、ユーザーが離脱してしまうこともあるので、最も見てほしい取材記事への呼び水として、ユーザーが流入しやすい導線を意識的に作っているんです。

デジタルとアナログの掛け合わせで、リーチを最大限に広げる

- ゼロからWebメディアを立ち上げて運用するとなると難しい点もあったかと思うのですが、これまでにどのような改善を行ってきましたか?
宮川:運営体制のアップデートには力を入れてきました。もともとはものづくりのプロ達で構成していましたが、昨年の秋から下山が加わり、現在の運営にはWebのプロとしての視点も反映されています。
下山さん(以下、下山):私は、ずっとWeb制作会社で広告出稿の営業を行っていたんです。業界は異なりますが、運営は今と似たスタイルでしたね。「みんなの試作広場」は大変丁寧に作り込まれているメディアだと思いましたし、すでに持っている経験を活かせるならと入社を決めました。
株式会社 日立ハイテクノロジーズ 下山温子さま - ものづくりをよく知る宮川さんや編集メンバー、そしてWebをよく知る下山さん、それぞれの強みを活かして強固な体制作りができているのですね。下山さんから見て「みんなの試作広場」の強みはどのような点だと思いますか?
下山:「みんなの試作広場」の運営に加わって驚いたのは、とにかく親切すぎるくらい親切だということ。最初の頃は「そこまで一社一社に時間をかけて大丈夫かな?」と思ってしまうくらいでしたから(笑)。でも、だからこそ信頼も得られていますし、リピートしてくださるお客様もいらっしゃるんです。自社でサービスを紹介しようと思うと、概要をまとめたPR一本で終わってしまいがち。一度「みんなの試作広場」の取材を受けた企業様が、「次回は別のポイントも記事にしてください」と、何度かご依頼をくださることもあります。
- 一度効果を実感すると、どんどん前のめりになりますよね。
下山:ものづくり業界はまだWebが浸透していないと思われがちですが、実はそうではありません。実際に企業の方にお話を伺うと「検索で自社を見つけてもらえるようにSEOを強化したい」なんて具体的なご要望もあるくらいで。「みんなの試作広場」の記事は試作関連のビッグワード上位をキープしています。いきなり自社コンテンツの順位を上げようとするよりも、一度出稿いただくことで効率的にユーザーとの接点を増やせるため、そのようなニーズも寄せられています。
宮川:新しいことを始めるのはコストもかかるし、不安もあるはずなんです。私共も最初から「Webを100%活用して」と言いたいわけではありません。例えば年5回展示会に出展する計画があるのなら、そのうち1回分の予算をWebに使ってみれば、展示会では出会えないお客様にもリーチできるかもしれない。そんな風に、デジタルとアナログの良いところを組み合わせることが大切だと思っているんです。まずはWebマーケティングの必要性をしっかりと理解してもらい、「ものづくり×Web」のカルチャーを当たり前に存在するものとして浸透させていくのが、私達のやるべきことだと考えています。
- ありがとうございました。 撮影 安井信介
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