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ノンデザイナー必見!自社サイトをぐっと見やすくする3つのコツ

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ノンデザイナー

「格好良いホームページにしたいけど、デザイナーに頼むお金がない」
「どうせセンスがないから無理だ」
と思っていませんか。

ウェブデザインはセンスではありません。基本的な法則があり、おさえるべきポイントがあります。

本日は、あらゆるサイトの中から厳選した、ウェブサイトを見やすくするための、今すぐできる4つコツをお教えします。

ユーザビリティを無視した配置になっていないか?

①一般的な配置か?(奇をてらっていないか?)

【失敗例】
サイト構成失敗例

【成功例】
サイト構成成功例

(引用:http://liskul.com/site_mend10-2325

ユーザーにとって見慣れた構成にしましょう。「面白みがなくなるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、奇をてらった構成はアクセスを下げる要因にはなっても上げる要因にはなりません。どうしたらユーザーにとって使いやすいページになっているかを意識し、自己満足にならないようにしましょう。

②視線の流れ(Z型、F型)を意識しているか?

「Zの法則」と「Fの法則」
(引用:http://basicdesign-note.com/easytoread-layout/

ウェブサイトでは通常「上から下」へ順番に情報を見ていくと思います。人の視線移動には「Zの法則」と「Fの法則」の2つがあり、どちらも共通して、視線は「左上」から始まり、右上→左下→右下へと移っていきます。この視線移動を意識して、コンテンツの重要度を考えながら配置すると良いでしょう。

③画像や文字をそろえているか?

【失敗例】
画像や文字のレイアウト失敗例

【成功例】
画像や文字のレイアウト成功例

(引用:https://ferret-plus.com/641

不規則な配置ではユーザーにストレスを与えてしまいます。中央揃えは使わず、基本的に見えない線で、左揃えにすることを意識しましょう。

色を使いすぎていないか?

【失敗例】
サイトの色の使い方失敗例

【成功例】
サイトの色の使い方成功例

(引用:
http://parkn-park.com/webdesign/%E3%80%8C%E7%B4%A0%E4%BA%BA%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%81%84%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%8B%E3%82%89%E6%8A%9C%E3%81%91%E5%87%BA%E3%81%99%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E3%80%81%E3%83%87/

色は、彩度(鮮やかさ)明度(明るさ)色相(色み)の3種類で決められます。上図では、青・白・緑・黄・ピンクを並べているのですが、下の配色は明度と彩度がバラバラで、この配色で同じサイト内に色が散らばっていると、統一感がありません。「分かっているけど、配色を考えるのが面倒くさい」という人は、便利ツール:kulerがおすすめです。

ツール:kuler https://color.adobe.com/ja/
kuler

このツールは、コンセプトに合わせて自動的に配色を決めてくれます。以下簡単な使い方をまとめておきます。

【ステップ1:基準の色を決める】

まず、基準の色を1色決めます。自社カラーがある場合はそちらを設定しましょう。

【ステップ2:コンセプトを設定する】

次にコンセプトを設定します。以下、よく使うコンセプト設定の概要と使用例を抜粋したので、参考にしてみて下さい。

★コンセプト設定の概要と使用例

○類似色…似たような色。洗練された、上品な配色

類似色
デメリット:全体的に平穏でインパクトに欠けてしまう。
改善策:明度や彩度に差をつけて印象づけすることが大事。
【使用例】サントリーウイスキー 山崎
http://www.theyamazaki.jp/

○モノクロマティック…静かな・穏やかな配色

モノクロマティック

※コーポレートサイトやポートフォリオサイトに多い。
【使用例】サイバーエージェント キャリア採用サイト
https://www.cyberagent.co.jp/recruit/career/

○トライアド…にぎやかで勢いのある配色

トライアドトライアド

デメリット:色が多いために統一されずにごちゃごちゃになりやすい
改善策:トーン(明度や彩度)を統一する
※鮮やかな色の美味しそうな食べもののサイトが多い印象
【使用例】日清 ラ王
http://www.rao.jp/

○コンパウンド…印象づけしやすくインパクトのある配色

コンパウンド
※ブランドの印象づけをしたい。
【使用例】SWAROVSKI
http://www.swarovski.com/Web_JP/ja/index

(引用:http://unguis.cre8or.jp/design/1063/2

■文字は見やすいか?

見出し画像などの文字組みや文字詰めに気は使っていますか。
「本文よりもタイトル文のフォントを大きくしただけ」という人も多いのではないでしょうか。他サイトと差をつけるためにも、以下の5つのポイントに気を付けてみましょう。

①カタカナ・ひらがなの文字をつめる。

ひらがなとカタカナの文字間隔を詰める

漢字はそのままベタ組み(文字間調整なし)でも良いと思うのですが、ひらがな、カタカナは原則として詰めましょう。

②句読点などの記号も詰める。

句読点などの記号も詰める

前後に間隔が空いてしまう記号(、。・「」など)は適度に詰めましょう。

③括弧は一番細いフォントを選ぶ。

括弧は一番細いフォントを選ぶ

この話をすると、大抵「えっ!?」と言われますが、文字組みのきちんとした雑誌をよく見てください。大きな見出し文字は括弧が細くなっているはずです。
そして、括弧を細くしたほうがより上品に見えます。

④単位は小さな文字サイズにする。

単位は小さな文字サイズにする

例えば「100円」という文字列の場合、「円」より「100」の方が小さく、バランスが悪くなってしまいます。その場合、まず「100」の文字サイズとベースラインを他の文字に合わせ、さらに「円」の文字サイズを約2分の1から3分の2のサイズにすることで見やすくなります。スーパーなどのチラシを参考にすると良いでしょう。

⑤助詞は一回り小さいフォントサイズにする。

助詞は一回り小さいフォントサイズにする

「◯◯の」や「◯◯は」などの助詞や、それほど重要でない文字は一回り小さいフォントサイズにした方が、大切な部分がより強調されます。

実際のサイトでは以下のように使われています。
実際のサイトでの使用例

実際のサイトでの使用例2

(引用:http://stocker.jp/diary/typographic/

【結論】

いかがでしたか?このように少し工夫をするだけで、サイトはぐっと見やすくすることができます。なんとなくで配置や文字を決めるのではなく、明確な「理由」を持ってサイトを作成していきましょう。

※参考サイト
http://parkn-park.com/webdesign/%e3%80%8c%e7%b4%a0%e4%ba%ba%e3%81%a3%e3%81%bd%e3%81%84%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%80%8d%e3%81%8b%e3%82%89%e6%8a%9c%e3%81%91%e5%87%ba%e3%81%99%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab%e3%80%81%e3%83%87/


効果を上げるランディングページ制作から改善までの全手順

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ページ制作

ネット広告の効果を上げるために、ランディングページを制作したい。
どこか格安で良い制作会社はないものかと思っていませんか。

ランディングページは、商品の売上にダイレクトに影響するものです。それだけに、安く済まそうとし過ぎずに、じっくりと時間をかけて、高い成果をあげられるものにする必要があります。

本記事では、ネット広告の中でも多くの予算が投下されているリスティング広告を例に、ランディングページの制作から改善までの全手順をご紹介します。
この記事を読めば、ランディングページ制作を自社で内製する場合にも、外部業者に発注する場合にも、効果を上げるために押さえておくことがわかります。

※本記事は無料Ebook「リスティング広告スタートアップガイド」より、一部抜粋し再構成した記事です。

「穴の空いたバケツ」に水を流しても、広告費が無駄になるだけ

誘導先のページを適切に改善せずに、リスティング広告をとりあえず開始してしまうのは、「穴の空いたバケツに水を流す」ことと同じです。広告費を垂れ流すだけで、ビジネス上の成果には、ほとんどつながりません。

リスティング広告で成果をだすためには、誘導先の「ランディングページ」を制作・改善することが必須です。当社のクライアントでも、事前に設定されている誘導先があまり良くない場合、ランディングページを制作することで、コンバージョンレート(申込率)が3~5倍程度改善することも珍しくありません。

仮コンバージョンレートが5倍になるということは、単純に言えば「同じ広告費で5倍売れる」もしくは「同じ売上を上げるのに1/5の広告費で済む」ということです。

リスティング広告には専用の飛び先であるランディングページを設定すること

リスティング広告「専用」のランディングページ制作が必要な理由

ランディングページは本当に必要なのか?公式サイトに誘導すれば十分ではないか?という疑問の声を頂きますが、当社では必ずリスティング広告「専用」のランディングページ制作を推奨しています。理由は大きく3つあります。

【理由1】流入文脈に応じた最適なコミュニケーションを成立させるため

リスティング広告の最大の特徴である、検索キーワードを指定して広告を表示するというメリットを最大に活かすには、検索キーワードに応じたページを準備すべきです。

「雑炊 ダイエット」と検索して流入する人と、「ダイエット 方法」と検索して流入してくる人では、購入していただく上で必要な説明が全く異なることは明らかです。流入文脈に応じて、コミュニケーションを変える必要があれば、ページを分けて、それぞれのキーワードの流入時のニーズや心理に特化したページが必要です。

【理由2】顧客を迷わせず対話を「なるべく」思い描いた順番で実現するため

ランディングページは一般的に、ページ外へのリンクを極力少なくし、縦長の1枚のページでコミュニケーションを完結させます。そうすることで、上から順番に読んでもらいやすくなり、思い描いた対話が実現しやすくなります。もちろん、スクロールされてしまうことも多く、必ずしも順番に見てもらえるわけではありません。それでも、一般的なサイトのように見たいページをリンクから自由に選ぶよりは、見て欲しい情報をみてもらいやすくなります。

【理由3】制作・改善のハードルを下げて、継続的に改善を繰り返すため

ランディングページ制作を推奨する最も重要な理由は、改善がしやすいことにあります。流入文脈別にサイトを個別に作っていたら、膨大な費用と手間が必要です。だからと言って、様々な流入文脈に1つのサイトで対応しようとすると、難易度が非常に高くなり、これも時間と手間がかかります。

たしかに状況によっては、1枚モノのランディングページよりも、構造体であるサイトに誘導した方が効果が良いケースもあります。しかし、流入文脈に応じて複数準備し、かつそれぞれを継続改善する前提であれば、費用と手間の両面から、1枚モノのランディングページを制作した方が圧倒的に費用対効果が高いと言えます。

(参考)ランディングページ制作を外注する場合の費用相場について

ランディングページは自社で制作機能を持っていない場合には外注となります。その場合の費用感について補足しておきます。単純にランディングページ制作の費用と言っても、一概には言えません。ランディングページ制作・改善のプロセスは大きく5つに分けられます。
1.戦略策定:誰をターゲットにどのキーワードに対してどんなページを作るか?
2.構成案作成:大枠のレイアウトや配置について整理する
3.デザイン:Photoshopなどでビジュアルデザインを作成する
4.コーディング:HTMLやCSSでブラウザに表示できるように作成する
5.ABテスト・改善:運用結果を見て成果が上がるように改善する。

一般的には、2~4のプロセスをまとめて実施して20万円~30万円というのが相場です。2のプロセスを大幅にカットして、デザインも既存テンプレートを流用する形だと、10万円前後が相場です。

ただし、リスティング広告で実際に成果につなげようとすると、1~5を一気通貫で実施する必要があります。その場合、40万円~90万円程度が相場です。

モノとしての費用の絶対額ではなく、改善に対する投資対効果で判断する

ランディングページ制作を外注する場合の費用は制作費用の大小よりも投資対効果で判断すべきです。
例えば、リスティング広告予算が50万円で平均クリック単価100円の場合、

A:CVRが1%のLP(15万円):獲得件数:50件 獲得単価:13,000円
B:CVRが3%のLP(60万円):獲得件数:150件 獲得単価:7,333円

このように、ランディングページの外注費用を加味しても獲得単価は安くなるため、制作費用は簡単に元が取れてしまいます。さらに翌月以降は差が開いていきます。

金額の絶対的な大小よりも、どれだけ改善に寄与するかの投資対効果でランディングページを捉えないと大きな損失になってしまいますので、注意が必要です。

1枚モノのランディングページの基本テンプレート

ランディングページを社内で制作する場合でも外注する場合でも、成果を上げるための重要なポイントは、戦略策定および構成案の作成にあります。

これまでのプロセスで得てきた顧客視点による、キーワードで検索した時の心理に基づく、訴求点や障害物、不安や疑問の解消(戦略)を上手く構成案に反映していくことが重要になります。社内で制作する場合でも外注する場合でも、以下の基本テンプレートを参考に顧客視点を盛り込んだ構成案になるように、しっかり確認してください。

ランディングページの基本テンプレート

勝負はファーストビューの3秒で決まる

ランディングページにおいて最も重要なのは「ファーストビュー」です。ファーストビューとは、検索結果画面をクリックして、モニタ上に最初に表示される部分です。

ユーザはファーストビューを見て、約3秒程度でそのページを見るべきかどうか判断しています。スクロールしないと見えないページの下の方にどんなに良いことが書いてあっても、ファーストビューを見て離脱されてしまえば離脱されてしまうのです。

では、具体的なファーストビューの範囲はどのくらいなのでしょうか?PCの場合には一般的に普及しているモニタサイズの1024×768に対応させようとすると縦550pxの範囲、1280×1024に対応させようとすると縦850pxの範囲となります。モニタサイズが大型化しているとはいえ、ノートPCなどの比率も高いため、80%のユーザをカバーしようとすると、縦550pxの範囲をファーストビューと認識しておくべきです。

ファーストビュー

ファーストビューでユーザを惹きつけるための3つのポイント

これまで説明してきた通り、ファーストビューの目的は大きく2つあります。

・「見るモード」で入ってきたユーザを「読むモード」に転換すること ・申し込む意欲の高いユーザをそのまま申し込みに誘導すること

その目的を実現するためのファーストビューのポイントを説明します。

読まないと理解できない文章ではなく、ぱっと見て理解できる「UI」を設計

ファーストビューは「読まずに見てわかる」ことが最も重要です。

なぜなら、検索結果から流入したユーザは、ページを「読もう」として流入してくるのではなく、読むべきページなのか判断しようと「見に」来ているケースが大半だからです。文字中心の説明ではなく、見てわかるUIを設計すべきです。

パッと見て理解できるUIを設計

まず担保すべきは「一致」です。ユーザが求めている内容がこのページにありそうだ、ということが直感的にわかるようなメインビジュアル・キャッチコピーが必要です。

また、「数字」や「メダルなどのモチーフ」などによる権威付け、エビデンスの提示により、このページの情報が信頼に足る内容だ、という印象を与えます。

スペックや機能ではなく価値(ベネフィットを訴求する)

次のポイントは、ユーザの関心事に応える「価値」を提示することです。やってしまいがちなのは、自社の言いたい「スペック・機能」を提示してしまうことです。

例えば「フリーズドライ製法を使用しています」というのは商品のスペックであり、ユーザにとっての価値ではありません。ユーザにとっての価値は「炊きたてのご飯で作ったかのようにふっくらして美味しい」ということになります。

こうすることで「美味しいの?」というユーザの関心事と「対話」が成立し、スムーズにコミュニケーションが進んでいきます。

アクション導線周りを緻密に作りこむ

申し込む意欲の高いユーザをそのまま申し込みに誘導する、という観点では、アクション導線の作り込みが重要になります。下記の例のようにアクション導線の文言を変更しただけでCVRが改善する例は数多くあります。特に考えもせず「資料請求」や「カートに入れる」という文言にしてしまうのは大きな機会損失となります。

アクションの導線の文言を変更

ファーストビュー以降も「顧客視点」での情報を盛り込む

今回は勝負所である「ファーストビュー」を中心にポイントを説明していますが、ファーストビュー以降のコンテンツも先程紹介したのテンプレートに沿って制作します。

その際、役に立つのは、顧客視点での競合調査とUSPです。顧客の関心事や訴求点を盛り込み、障害物は取り除き、不安や疑問を完全に解消することを意識してページを作っていくことで、成果の出るランディングページが制作できます。

※顧客視点での競合調査とUSPについては以下の記事で解説しています。あわせてご確認ください。
◇顧客理解でWebマーケティングの成果を上げる!たった1つの「コツ」とは? http://liskul.com/ls_customer-8110

基本形ができたら、A/Bテストでブラッシュアップ

ここまでランディングページの作成方法について説明してきました。リスティング広告開始前の段階ではこれで十分ですが、リスティング広告開始後、「初動を見ながら設定変更」のフェーズでは、ランディングページ、特にファーストビュー部分の複数案をA/Bテストをして最適な訴求を検証していきます。

この段階で把握しておくべきこととしては、後日A/Bテストを実施するための準備をしておくことです。具体的には以下の2点です。
1.ファーストビューの「キャッチコピー」や「メインビジュアル」「アクション導線」は後日A/Bテストで検証することを想定し、修正・差し替えがしやすいように画像化しておき、できれば複数案作成しておくこと
2.「Optimizely」や「Googleアナリティクス ウェブテスト」などのA/Bテストを実施できるように導入やタグの設置をしておくこと

制作会社にランディングページの外注をする場合には、その旨伝えておけば対応してくれる場合がほとんどです。(別途費用を請求する制作会社もあります。)

王道の訴求が固まったら、流入キーワード別の出し分けにも挑戦

また、A/Bテストと併せて、流入キーワード別の出し分けにも挑戦していきます。具体的には「ダイエット」を含むキーワードで流入してきた場合には、ランディングページのキャッチコピーを「短期で痩せる」という訴求に「雑炊」を含むキーワードで流入してきた場合には「味の種類が豊富で美味しい」という訴求に出し分けることで、1つのランディングページで複数キーワードでの流入に対応することができます。LPOツールを使うことで、これらの出し分けも実現できます。

(参考)CVRに直結する入力フォーム最適化(EFO)とは?

リスティング広告を開始する前に、ランディングページとあわせて改善しておきたいのは、個人情報などを登録する入力フォームです。せっかく申し込む意欲が高い状態でフォームに誘導できても、フォームが入力しづらいことで離脱されてしまうとCVRは低下します。「フォームを改善しただけでもCVRが1.6倍になった」という事例も多く、フォームを強化するだけで効果が大きく改善します。

項目を絞り、物理的・精神的な負荷を軽減する

フォーム改善のポイントは、パッと見た時に「簡単そう」と思ってもらうことです。具体的には、以下のポイントを押さえると良いでしょう。詳しくは参考のLISKULの記事を御覧ください。
•入力項目を極力少なくする。任意項目は潔く削る
•説明や注意事項などを圧縮したり、
右カラムに逃すことで極力ファーストビューに収まるようにする。
•項目は視線の流れに沿って配置する

手軽に導入できるASP型のEFOツールも

また、フォームの入力ミスがあればその場でアラートを出すなど、リアルタイムでサポートし、フォームの入力完了率を高める「EFOツール」というものもあります。これらを導入するだけでもCVRが10%~60%程度増加するため、必ず導入をおすすめしています。「EFOツール」を検索すればたくさん出てきますので、自社にあったものを選びましょう。なお、当社では価格と機能のバランスから以下を推奨し提供しています。

まとめ:ランディングページなしでリスティングの成果は出ない

ここまで、顧客視点でのランディングページの制作方法について概略を説明してきました。ランディングページの制作は外注されることが多いと思いますが、外注先がここでのポイントをしっかり押さえられているかよくチェックして「強い」ランディングページを持ってリスティング広告に着手してください。
なお、無料Ebook「リスティング広告スタートアップガイド」では、この前後のステップも含め、リスティング広告やウェブマーケティングを成功させるためのノウハウをまとめてありますので、ぜひダウンロードしてご覧ください。

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(参考)あわせて読みたいLISKULの記事

◆成果の出るランディングページを作る方法│14記事まとめてご紹介
http://liskul.com/lp_create14-3136
→LISKUL上にあるランディングページの記事をまとめてあります。まずはこちらを参考にしてみてください。

◆【完全保存版】必見!成果を上げるランディングページの作り方
http://liskul.com/landing-page-1015
→ここまで紹介してきたプロセスについて別の切り口で説明してあります。

◆基本を押さえたランディングページのテンプレート
http://liskul.com/lp-template-1545
→実際に使えるランディングページのテンプレートがダウンロードできます。

◆簡単にA/Bテストができるツール「Optimizely」完全マニュアル
http://liskul.com/optimizely-manual-1940
→A/Bテストが簡単にできるツールの使い方の紹介です。

◆Googleアナリティクス ウェブテストで手軽にグロースハック
http://liskul.com/wm_gawebtest-3874
→GoogleアナリティクスでもA/Bテストが実施できる機能があります。

◆入力フォーム改善でCV率1.6倍!成果を上げる18のテクニック
http://liskul.com/wm_formcv16x18-3786
→入力フォームの成果を上げるテクニックについて実例を挙げながらわかりやすく紹介しています。

キャッチコピーの作り方|もう失敗しないための7大テクニック!

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普段からテレビCMなどでよく目にしているキャッチコピー。
どれもセンスにあふれていて、すごく魅力的に思えます。
ただ、いざ自分でキャッチコピーを考えようとすると、なかなかいいアイデアは浮かんでこないもの。高い成果を出すキャッチコピーとなるとなおさらです。

しかし、例えセンスがなかったとしても、いくつかのポイントを押さえるだけでキャッチコピーはグッとユーザーの心に刺さりやすくなります。

本記事では、キャッチコピーの作り方について書かれた25個のエントリーを徹底調査し、最も頻繁に紹介されていた7つのテクニックをピックアップしました。
あわせて、サイトのキャッチコピーを変更しただけで成約率がUPした事例もご紹介いたしますので、参考にしていただければ幸いです。
どれも今すぐ取り入れられるテクニックになっていますので、ぜひキャッチコピー作りのヒントにしてみてください。

▼目次
1  【事例】キャッチコピーを変えただけで、成約率が140%UP!
2  今すぐ使えるキャッチコピー7大テクニック
2.1 ターゲットを明確にする
2.2 恐怖や不安をあおる
2.3 数字がもつ具体性を活用する
2.4 メリットではなくベネフィットを示す
2.5 簡易性が伝わる表現にする
2.6 好奇心をあおる
2.7 ノウハウを伝える
3  最後に

【事例】キャッチコピーを変えただけで、成約率が140%UP!

キャッチコピーはユーザーとあなたのサイトとの最初の接点となります。そのため、出会ったその一瞬でユーザーの心をとらえることが、クリックしてもらえるか、サイトを読み進めてもらえるかの分かれ目となります。

例えばキャッチコピーを変更したことで、コンバージョン率が140%も伸びた事例があります。この事例では、画像やデザインの変更はせず、サイトのトップページのキャッチコピーを変えることで、大幅なコンバージョン率の改善に成功しています。

キャッチコピーを変えたABテストの結果

(引用元)A/Bテスト事例:キャッチコピーの変更でコンバージョン率(CVR)はどれくらい変わるのか、テスト内容と結果を公開
https://www.analyse-seo.jp/blog/casestudy-abtest/

今すぐ使えるキャッチコピー7大テクニック

1、ターゲットを明確にする

キャッチコピーを作る際に、まず考えなければいけないのがターゲットです。誰からも好かれるキャッチコピーを作ろうとすると、結局は誰の心にも届かないものです。

ターゲット像は具体的に、そして明確に設定するようにしましょう。

ターゲットを明確にする際に押さえておきたいポイントが2つあります。それは、「悩みを明示すること」と「緊急の問題に応える」です。


×誰でも基礎が身について、TOEIC650点がとれる勉強方法
○英語が苦手な新入社員でも1か月でTOEIC650点がとれる勉強方法

誰でも→英語が苦手な新入社員 (悩みの明示)
基礎が身について→1か月で (緊急の問題に応える)
としてあげることで、ユーザーの心に刺さりやすいキャッチコピーになります。

2、恐怖や不安をあおる

キャッチコピーを作成する際、いい面ばかりをアピールしていませんか?実は一般的に言って、人間は「新たな利益を得る」ために行動するよりも、「現在の損失を回避する」ための行動をとる傾向があります。これは、プロスペクト理論といって学術的にも知られています。キャッチコピー作成のテクニックとしては、あえて問題点を指摘することで、ユーザーに「損失」をイメージさせます。商品を手にしなかったがために「失われてしまう未来」をイメージさせるのです。また、疑問を投げかけられると人は自然と考えてしまうため、キャッチコピーを疑問形にするというのも有効です。


あなたは大丈夫?新入社員が間違いやすい基本のビジネスマナー
(正しいと自分で思っていたビジネスマナーの知識に、もしも間違いがあったらどうしよう、と不安な気持ちにさせます。)

3、数字がもつ具体性を活用する

キャッチコピーに数字を入れることで、具体性がアップします。その結果、ユーザーが明確なイメージをもてるようになります。明確なイメージをもたせるというところが非常に重要です。
また、数字には人の目線を引き付ける力があります。
以下の例を見比べてみてください。


×売り上げが急激に伸びたキャッチコピーの秘密
○売り上げが137%伸びたキャッチコピーの秘密

どうでしょう?キャッチコピーを読む前から、自然と137という数字に目がいってしまったのではないでしょうか?このように、数字には人の目を引き付ける力があります。

また、例のように数字を細かく刻むことで数字によりリアリティーを出すことができます。こうすることで、もう一段階、キャッチコピーの具体性をアップさせることができます。

4、メリットではなくベネフィットを示す

商品の特徴だけを並べたキャッチコピーはいけません。なぜならば、機能や特徴などの商品のメリットそのものにユーザーは魅力を感じないからです。ユーザーは自分の悩みや問題が解決されるのか?という点に最大の関心があります。
そのため、商品により悩みや問題が解決されることで、いったいどんな未来が訪れるのか、を示してあげることが重要になります。ユーザーに、商品を使うことで素晴らしい未来が手に入ることをイメージさせるのです。


×吸引力が3倍のサイクロン型掃除機(メリットの提示)
○吸引力が落ちず、どんなほこりも取りこぼさない掃除機(ベネフィットの提示)

×菌・カビを99%除去する洗濯洗剤
○菌・カビからあなたの子供を守る洗濯洗剤

5、簡易性が伝わる表現にする

いくら商品やサービスが優れていても、手間がかかったり大変だったりするとなかなかユーザーの心は動きません。そこで、「めんどくさい」「私には続かない」といった、行動にブレーキをかける要素を取り除いてあげる必要があります。つまり、簡易性を伝えるのです。


×3年間私がコツコツ勉強して英語を話せるようになった方法
○1日30分英語を聞き流すだけで、あなたも英語がぺらぺらに

6、好奇心をあおる

読者を「えっ!」と思わせるような意外性を表現することができれば、キャッチコピーは刺さりやすくなります。思わず目がとまってしまうような、そんなキャッチコピーを目指しましょう。そのためのテクニックとしては、ギャップを見せることが効果的です。常識ではありえないような結果や成果については、誰でも知りたくなってしまうものです。ギャップをうまく演出して、ユーザーの好奇心を刺激することができれば、反応率は高くなります。ただ、事実とは異なった、あまりに過激な表現はしないことをおすすめします。


1日3食好きなだけ食べても痩せる方法
学年ビリだった私が半年で全国模試1位をとった勉強方法

7、ノウハウを伝える

ユーザーが何らかの悩みを抱えているのならば、その解決方法を探しているはず。悩みを抱えたユーザーには問題を解決するためのノウハウを与えてあげましょう。~の方法、~のひみつ、~のテクニックと書くことで、役に立つ情報であることをダイレクトに伝えることができます。


No1営業マンが教える、売れるセールストークのひみつ
たった2週間でTOEICスコアを150点アップさせる方法

結論

今回の記事では、キャッチコピー作りに使える7大テクニックをご紹介しました。特に広告においては、キャッチコピーに選んだ言葉しだいで売り上げや成果が大きく変化します。
この記事にある7つのテクニックを最大限に活用して、読者を「おっ!」と思わせるようなキャッチコピーを作ってみてください。

だれでもできる!Webライティング「見直しのための12のポイント」

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ライティング

インターネットで文章を書くとき、困ったことはありませんか?
メールの普及で文章を書き、Webサイトを更新し、SNSで発信をする…など文章を書く機会は、決して少なくありません。

Webマーケティングの観点から、インターネットで「いい文章」を書けている自信はありますか?そもそも、インターネット上での「いい文章」とはどんなものだと思いますか?

まず、紙とディスプレイで読む文章は、「文章を読む状況」も「文章との出会い方」もまったく違います。今回は、実際にWebマーケティングにかかわる多くの方に支持いただいているLISKULを運営している弊社のWebライティングのテクニックをまとめました。

大前提:なぜWebライティングが重要なのか?

そもそもデザインや、サイトの構造に加えて、なぜ文章の書き方が重要なのでしょうか。その理由は、情報を収集するための媒体として、インターネットがもつ2つの特徴にあります。

①ユーザは、読みやすくないとまず読まない。

大判の新聞や同時に2面を見ることができる雑誌とは違い、インターネットはパソコンやスマートフォンのディスプレイというから「小さな画面」から、情報を取りに行くことになります。さらに読む状況も、いつも落ち着いた読みやすい環境とは限りません。

たとえば、あと5分で会社の最寄駅に着く、という満員電車の中で気になるキーワードの検索をしていて、開いたページに小さな文字がぎっしりと詰まっていたとしたら、そのまま読み続けるでしょうか?

紙よりも読みづらく、似た内容の情報が簡単に手に入るインターネット上では、「すぐに読めそう」「読みやすそう」と思わせる文章を書くことが、情報を読んでもらうために大切です。

②検索エンジンは、サイトのコンテンツを評価する!

検索エンジン最適化(SEO)という言葉があります。簡単にいうと、検索エンジンで「キーワード」を入れて検索したときに、できるだけ上の方に表示されるようにすることです上の方に表示される方が読まれる可能性は高くなります。この順位は、Googleのような検索エンジンの運営元がWebサイトの中身を常に確認し、決定しています。

例えば、順位が低いページは、
・他のサイトと内容が重複しているページ
・広告の占める割合が多く、独自コンテンツの割合が少ないサイト
などです。

Googleをはじめとした検索エンジンの目的は、「良い情報を、適切に利用者に届けること」なので、利用者にとって役に立たないと判断される内容のページは、なかなか上位には表示されません。

つまり、
・利用者=「見た目の読みやすさ」
・検索エンジン=「内容の充実度」
を見ています。

検索エンジンの双方から認められるには、「見た目の読みやすさ」と「内容の充実度」のどちらも揃った文章にする必要があります。しかし、読みやすくライトな文章は内容が薄くなりやすく、内容が充実した文章は見た目に読みにくいサイトになりやすい傾向があります。

 それでは、いったいどうすれば「内容が充実しているのに、見た目にも読みやすい文章」になるのでしょうか。

今回は、「Web上での文章作成で気をつけるべきポイント」を、文章作成後にすぐにチェックできるチェックシートと、そのポイントの解説。さらに、【商品説明】と【ニュースリリース】の2つのパターンで実際の例を、ご説明します。

今すぐチェック!:文章を見直すチェックシート12

【POINT1】文章が、きちんと組み立てられているか?
【POINT2】接続詞で、文章の前後関係を明確にしているか?
【POINT3】できるだけ、カンタンな表現を使う。
【POINT4】語尾は、統一されているか?
【POINT5】同じ語尾が続いていないか?
【POINT6】ひらがなと漢字はバランスよく配備されているか?
【POINT7】表記は、そろっているか?
【POINT8】「ちょうど読みやすい文章量」になっているか?
【POINT9】読点は、読みやすく使われているか?
【POINT10】適度に改行をしているか?
【POINT11】ターゲットや商品の強みを活かせるキーワードは選定できているか?
【POINT12】キーワードをタイトルと見出しに入れているか?

解説:「文章を見直す12のポイント」

【POINT1】文章が、きちんと組み立てられているか?

読んでいて、なんとなく引っかかったり、頭にすらすらと入ってこなかったりする経験はありませんか?その理由の1つは、「文章全体にあらすじがないから」です。

ここでは、「全体→詳細」に向かって文章を組み立てることをお勧めします。映画をイメージしてみてください。冒頭では、街を遠目から描き、だんだんと主要な人物にカメラは寄っていきます。文章は、映画のカメラの動きと似ています。

具体的には、
・「業界全体」→「自社の立ち位置」
・「一般的な商品やサービス」→「自社製品の機能」
のように、徐々に話をブレークダウンさせていくことで、読み手は、今何を話しているのか?に迷わなくなります。

また、説明やプレゼンテーションの際には「PREP法」という文章の組み立て方もよくつかわれます。

PREP法とは、
・Point=結論
・Reason=理由
・Example=具体例
・Point=(もう一度)結論
という順番で文章を組み立てることです。

まずは先に結論を述べ、理由で後押しをし、具体例でさらに理由のイメージを沸かせることで、読み手に強く主張を伝えることができます。

【POINT2】接続詞で、文章の前後関係を明確にしているか?

PREP法を使うとわかるように、それぞれの文は、文章全体の中でどのような役割になっているかを明確にすることが大切です。そして、「文章のつなぎで使っている接続詞が適切どうか」も確認してください。

すらすらと頭に入ってくる文章は、前後の文の関係が明白でわかりやすいものです。「前の語句・文章」と「後の語句・文章」で、どういった内容のことを言っているのかを接続詞をつかってできるだけ明確にしましょう。反対の内容ならば、「しかし」「ところが」といった逆説の表現を、前後の文章で理由と結果を述べる場合は「だから」「そのため」といった順接の表現を使用します。

【POINT3】できるだけ、かんたんな表現を使う。

前述のとおり、インターネット上で読む文章は、とても気軽に読まれるものです。多くの文章の場合は、「流し読み」されています。

そのため、「難しい表現」「専門的すぎる言葉」を使わないようにしましょう。もし、同じ内容で、違う言葉で言い換えることができるなら、そちらの表現を使う方が適切です。

A

「『リスティング広告を活用して費用対効果を劇的に改善する方法』としてリスティング広告を始めとしたWebマーケティングに関する知見を提供しています。運営はソウルドアウト株式会社が行っており社員自らが経験を元に中身を作成しております。Webマーケティングについてお悩みの際はぜひご一読ください。」

B

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運営はソウルドアウト株式会社が行っており、社員自らが経験を元にコンテンツを作成しております。Webマーケティングについてお悩みの際は、ぜひご一読ください。」

AよりもBの方が、読みやすかったのではないでしょうか?

【POINT4】語尾は、統一されているか?

文章を、「だ・である調」で書く「です・ます調」で書くかによって、読み手に与える印象は大きく違います。「だ・である調」はより強い断定の表現です。それに対して、「です・ます調」は柔らかい読み口になるものの、やや遠回しな表現になりやすいです。

どちらの書き方で書くにせよ、まず大切なのは、「です・ます調」で書くか、「だ・である調」のどちらかにそろっていることです。

最初は、「だ・である」で書いていた文章が、突然「です・ます」に変わってはいませんか?文章を書き終わった後には、全体の「語尾」を必ず確認してみてください。

【POINT5】同じ語尾が続いていないか?

文章全体が、「だ・である調」か「です・ます調」で統一することができたら、次はそれぞれの文章がどういった語尾の連続によって書かれているのかを確認します。

「~です。~です。」や「~だ。~だ。」のように同じ語尾が続いていると、幼稚な印象になります。たとえば、次の2つの文章を読んでみて下さい。

A

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B

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運営はソウルドアウト株式会社が行っており、社員自らが経験を元にコンテンツを作成しております。Webマーケティングについてお悩みの際は、ぜひご一読ください。」

いかがだったでしょうか。「です」で終わる文章の次には「ます」など、他の語尾を使うように意識的に心がけてください。

【POINT6】ひらがなと漢字はバランスよく配備されているか?

文章において、ひらがなと漢字を使うバランスは重要です。ひらがなとカタカナでは、画数が違うため、「漢字ばかりの文章」も「ひらがなばかりの文章」も読みづらくなってしまいます。漢字とひらがなには、最適なバランスがあるというよりは、どういった印象の文章にしたいのかによってバランスは異なります。

どちらにしてもやりすぎは禁物なので、あとから全体の文字のバランスを確認しましょう。

【POINT7】表記は、そろっているか?

表記とは、「どの言葉を、どういった文字で書くのか」ということです。
たとえば、「こと」という言葉の書き方が、
「こと」
「事」
「コト」
では、読み手に与える印象が違います。

たとえば、よくつかわれる言葉は、
・漢字とひらがなのどちらでも書けるよく使う言葉
「下さい」「ください」/「いたします」「致します」など。
・横文字の表現
「Web」「WEB」「ウェブ」/「スマートフォン」「スマートホン」「スマホ」など
・数字
「1(全角)」「1(半角)」「一(漢数字)」 
などです。

何を漢字で書き、何を漢字・ひらがな・カタカナで書くのかは、特によく使う言葉については事前に決めておくと、書きやすくなります。

【POINT8】「ちょうど読みやすい文章量」になっているか?

インターネットで、ユーザがちょうど読みやすい分量は、総合的に情報を載せるサイトで、2,000文字程度、ブログ記事や1つのページで1つのメッセージをもつページでは500~1,000文字と言われています。(http://webtan.net/web-number-of-characters)

もちろん、解像度(画面の大きさ)は、デバイスによって全く異なるため、それぞれのサイトの中心的なユーザがどういったデバイスから見ているのかを知っておくことも大切です。

だらだらと遠回しな言い回しをするよりも、できるだけ簡潔に短く書きましょう。何度も同じ言葉を使って長々と書くよりも、シンプルに短く言い換えた方が、ユーザにとって優しい文章になります。

【POINT9】読点は、読みやすく使われているか?

読点とは「、」のことです。一行に一度は読点、という目安で覚えてみてください。日常の文章ではあまり意識されませんが、読点はスペースと同じような役割をもっています。

例えば、

A

「『リスティング広告を活用して費用対効果を劇的にアップする方法』としてリスティング広告をはじめとしたWebマーケティングについてのノウハウを提供しています。運営はソウルドアウト株式会社が行っており社員自らが経験を元にコンテンツを作成しております。Webマーケティングについてお悩みの際はぜひご一読ください。」

B

「『リスティング広告を活用して費用対効果を劇的にアップする方法』として、リスティング広告をはじめとした、Webマーケティングについてのノウハウを提供しています。
運営はソウルドアウト株式会社が行っており、社員自らが経験を元にコンテンツを作成しております。Webマーケティングについてお悩みの際は、ぜひご一読ください。」

上の2つを比較してみると、Bの方がすっきりと読めたのではないでしょうか。読点の打ち方だけでも、「読みやすい」と感じることができるようになります。「一行に一度は読点、という目安」をぜひ使ってみてください。

【POINT10】適度に改行をしているか?

リラックスしてネットサーフィンをしているときに、文字ばかりの難しい専門書のようなWebサイトを、見たことはありませんか? すごく良い情報のWebサイトでも、「詰まったレイアウト」は、最初からユーザの読む気力を奪ってしまいます。そうならないために、文章を書く上では、「適度に改行すること」が大切です。

段落をわけるポイントは、
・テーマのまとまりごとに。
・5行を目安に。
の2点です。

またスマートフォンとパソコンなど、デバイスよっても改行のポイント違ってきます。サイトの対象のユーザを確認しつつ、改行を利用してください。

【POINT11】サービスや商品の強みを活かせる「キーワード」を使っているか?

運営しているWebサイトに使われているよく使われているキーワードは、どのようなものでしょうか。最初にも書きましたが、検索エンジンで評価されるのは、他のサイトと同じことを書いてあるものではなく、独自性のある充実したコンテンツです。

そのうえで、自社の商品・サービスのターゲット像に対して、きちんと刺さるメッセージでなければ、その良さもうまく伝わりません。

 ・どのような方に
 ・どんなタイミングで
 ・どういう課題を解決するために
 ・どういう強みを持った商品を提供しているか
 ・どういった検索キーワードで来てほしいか
 ・その言葉は専門的すぎないか

 このような視点で見たときに、自社の場合はどのような言葉が重要なキーワードなのかをしっかりと確認しましょう。

参考:ウェブマーケティングを成功に近づけるターゲット戦略4ステップ(http://liskul.com/wm_step4-7953
→ターゲットを絞るための具体的な方法について、例を挙げて解説しています。

【POINT12】キーワードをタイトルと見出しに入れているか?

適切なキーワードや言葉を選んだら、それはタイトルと見出しに入れましょう。

わざわざ見出しに入れる理由は、2つあります。
1. 読者は「見出し」を流し読みして、内容が役に立つかを判断しているため。
2. 検索エンジンは、「タイトル」をまず重要視してサイトを確認しているため。

せっかく自社の強みを活かせるキーワードを選んでいても、検索エンジンに拾ってもらえなければ、ユーザに届くことはありません。また、ユーザもそのキーワードを画面中から見つけることができなければ、中身をしっかり読もうとは思いません。

具体例:「商品説明」の見直し方

それではここからは、弊社のWebサイトを事例に、実際の「商品説明」と「ニュースリリース」について見直しをしていきます。

【商品説明】
ヒートマップでユーザの行動を見える化し、効果的にサイト課題を分析!

ヒートマップ分析とは、サイト内での「クリック箇所」「スクロール到達率」を可視化し、課題を抽出する分析サービスです。

弊社では、ヒートマップを利用して、仮説立案~検証を行い、分析レポートをお客様に提供しています。
また、【POINT2:接続詞が適切に使われており◎】導入から役【←約の誤字。全体を書き上げた後には推敲を行いましょう。】1ヶ月ですぐに分析結果が分かります。

【このような方におすすめします】

・施策(プロモーションやサイトリニューアル等)に対して、ユーザの注目度・反応が知りたい
・ウェブページ内の離脱の原因になっている箇所・コンテンツを特定したい
・ヒートマップに興味はあるが、結局どのような仮説をたて、検証していけばよいかわからない
・単月・数ページだけ導入して、手軽に素早く分析結果がほしい

【ご提供サービス内容】

納品物は、ヒートマップの導入結果をわかりやすく解説した「ヒートマップ分析報告書」です。データの取得結果だけでなく、そこから何がわかるか、どのようなサイト改善に活かすかまで簡潔にご提案致します。

1. 仮説立案から検証分析まで全て弊社がサポート
計測に必要なタグの設置から分析において一番重要な仮説立案や検証分析のプロセスも弊社がフルサポート致します。

2. サイト課題が一目でわかる分析レポート付き
ウェブ解析の専門家によるデータ解釈を含むわかりやすいレポートを納品致します。
【POINT7:いたします=「致します」と統一できているのが◎】

3. 1ヶ月だけの利用ができ、結果がすぐにわかる
1ヶ月だけの利用が可能で、すぐに結果がでるため、サイトリニューアル後の仮説検証に、少しだけヒートマップを利用したいという場合にもおすすめです。

【実施の流れ】

お申込み後、弊社サポートのもと、貴社にてタグを設置していただき、1ヶ月間データ計測を行います。
その後、ヒートマップ分析レポートを納品致します。

【費用/期間/納品物】

トライアルプラン
・費用:10万円。調査数:1ページ。計測PV数:最大1万PV。計測期間1ヶ月。

スタンダードプラン
・費用:20万円。調査数:3~5ページ。計測PV数:最大2万PV。計測期間1ヶ月。

フリープラン
・費用:要見積もり。調査数:6~ページ。計測PV数:要見積り。計測期間1ヶ月。

【よくあるご質問】

Q.ABテスト導入中にヒートマップツールを導入できますか?
A:可能です。ヒートマップを元に課題抽出・仮説構築を行う。さらにその内容に基づいてOptimizelyでABテストを行い、結果をまたヒートマップで評価するというサイト改善のPDCAが高速で回せるようになります。

Q:レスポンシブデザインのサイトの場合、どのデバイスも測定されますか?
A:レスポンシブデザインのサイトでもPC、スマホ、タブレットのデバイス別の分析が可能です。PCからのアクセスがなければPCのみ。スマホやタブレットからのアクセスがあれば、それぞれ自動的にデータが生成され、分析ができます。

Q:「特定の流入経路」で条件を指定してデータを抽出することができますか?
A:可能です。ただし、分析に十分なPVがなかった場合には、有用なデータが得られない場合がございます。その他、デバイス、地域、滞在時間、見たページ数、検索キーワード、自然検索から流入かリスティング広告から流入か、などの条件で絞り込みを行うことができます。
参考資料はこちらからダウンロードできます。【POINT5.語尾の連続は避ける】

【POINT1:全体の流れは、商品の概要→詳細に落ちており◎。また、必要に応じては、なぜこの商品が顧客にとってメリットがあるのか?を述べることもできます。】

具体例:「ニュースリリース」の見直し方

中小・ベンチャー企業の販促支援を行うソウルドアウト株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:荻原猛、以下ソウルドアウト)は、CVR改善を目的とした中長期プランニングサービス「Cycle UP」を4月8日(水)、リリースしました。
【POINT1:ニュースリリースの文章の構成は、まず結論から述べるのが定石。その後、具体的な商品の説明に入ります。】

「Cycle UP」とは

■リソース(予算・時間・人員)に課題を持つ中小企業に対し、Webページ改善における中長期のプランニングを行うことができるサービス
「検索」から「申し込み・購入」等、アクションまでの獲得数の向上のためには、広告によるCTR改善だけではなくCVRの改善がとても重要です。CVR改善には、接客といったページ内の役割を改善する必要があります。

弊社が2015年1月に行った「マーケティング担当者 350 名への意識調査」では、中小企業のマーケティング担当者が抱える課題は、1位「時間」(31.9%)、2位「人員」(31.2%)、3位「予算」(30.5%)となっています。
(参照:http://www.aur02.com/release/150224_soldout_release.pdf

つまり、リソース面に課題を持つ中小企業では、改善を十分に行うことができないことが多いです。
「CycleUP」は、そんな中小企業の抱える課題を解決するべく、Webページ改善の中長期のプランニングを行うことができるサービスとなります。

【POINT1:また、顧客のどういう課題を解決するサービスなのかを、顧客の問題という大きな観点→解決策という小さな視点へ持っていく構成がわかりやすいです。】

【サービス概要】

■「Cycle UP」サービスラインナップ
予算やWebページにおける課題に合わせ、以下の5つのサービスを組み合わせてプランニングを行います。

・CycleUP LPO(ランディングページ最適化)
ユーザセグメントに合わせ、ページの訴求を変更し、ページを出しわけが可能
ユーザのモチベーションに細かく合わせる事でCVRの向上を狙う

・オンラインユーザビリティテスト
弊社パートナーのモニタから、貴社顧客に近い属性ユーザを収集
実際にサイトを利用してもらいその様子を動画でチェックし、懸念点やつまずきポイントを抽出

・ヒートマップ
「マウスの動き」「クリック箇所」「スクロール到達率」「読んだコンテンツ」を可視化しサイト内の課題を抽出

・ABテスト
主にファーストビューでコピーやボタンの色、コンテンツの配置などを切り替え検証を継続的に実施

・その他ソリューション
「ランディングページ制作」、「バナー制作」、「EFO(エントリーフォーム最適化)ツール」、「Google Analytics分析」など

■サービスプラン
LPOプラン、CVR改善プラン、LP作成+CVR改善プランを150,000円より用意。
購入数を増加させるために、最適なプランを提案。ヒアリングを元に、オーダーメイドのプランを作成することも可能。

■レポートサンプル
数値の分析結果をレポートにまとめ、提出。Webページの抱えている問題点を発見し、施策を提案。

【補足】もしも、それでも時間と自信がないならば外部委託の検討を。

やはり、時間がかかるWebライティング。ここまでのポイントを確認しても、時間と自信がない場合は、外部の業者に委託するのも手段の1つです。

その場合は、ご自身の予算や条件などを明確にしたうえで、依頼を心がけてください。
Webライティング「ALL Write!」| コンテンツマーケティングソリューション(http://www.web-consultants.jp/lp/writing/
高品質な記事作成【修正にも対応します】 |(https://writing-daiko.com/

こちらは、クラウドソーシングで、フリーランサーに記事書きが依頼できるというもの。
クラウドワークス:(http://crowdworks.jp/
ランサーズ(http://www.lancers.jp/

いかがだったでしょうか。軽視されがちなWebライティングですが、上記のポイントをおさえるだけでもかなり読みやすくなります。ぜひ、自分の文章はどうなっているのか、見直してみてくださいね。

参考文献
・20歳の自分に受けさせたい文章講義
・Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで

Web配色で変わる!誰もが興味をもつ見本となる4つのパターンとテクニック!

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web配色

Webサイトの配色はサイトを作る上で誰もが悩む最後の難関です。
『自分の考えた印象を与えられるのだろうか?どの配色ならコンバージョンが取れるだろうか?』など、誰もが考える悩みということは間違いありません。

そこで、今回ご紹介するのが色の基本パターンと色が与える心理的効果です。
これはWeb制作の初心者からベテランまで誰もがすぐに実践できるので、大きな力添えになること間違いなしだと思います。

今回、私は数多くある視覚効果のサイトの中から、みなさまのwebサイトに活かせるものを厳選しました。Webサイト改善に直結するテクニック、色の持つ複数のイメージや心理的効果について述べていきます。実際、この方法を使うことで、他の人に自分のサイトが受けること間違いありません。

▼目次
Webサイトの基本配色の決め方
配色のが大切な理由
テクニック① 『70:25:5の法則』を使おう
テクニック② 『色は3から4色にとどめよう』
テクニック③ 『成功する6つの配色パターン』
テクニック④ 『色が持つイメージ』
色相調整のおすすめサイト
まとめ

配色が大切な理由

配色が大切な理由
この図を見ていただいたら分かる通り、配色とサイトのデザインにより半数の消費者は訪れなくなる。人は視覚からの情報が87パーセントと言われています。最初は見た目で決まります。いくら良い文章でも見た目が悪ければ文章まで辿り着かないのです。つまり、webサイトが見やすければ内容を読んでもらえるということなのです。

引用元:http://www.webcreatorbox.com/webinfo/how-important-web-design/

Webサイトの基本配色の決め方

一般的に配色は『色相環』を元に考えると簡単です。配色のパターンは大きく分けて三つです。同系色、反対色、トーンでまとめる。ではその三つがどんなものか、特徴と図を踏まえて見ていきます。

同系色

同一色相

同一色相色相が全く同じで、明度、彩度などの要素を変化させた色との組み合わせ。
例:青と薄い青、緑と薄い緑

隣接色相

隣接色相色相が隣り合っているもの同志の組み合わせ。
例:赤とオレンジ、水色と青

類似色相

類似色相色相は少し遠いが、似ている色同志の組み合わせ。
例:黄色と緑、青とシアン

反対色

補色色相

補色色相色相環で、反対側に位置しているもの同志の組み合わせ。
例:赤とシアン、青と黄色

対照色相

対照色相色相環で正三角形を置いた時に、2点に位置するもの同士の組み合わせ。
例:青と緑、緑とシアン

中差色相

中差色相色相環で直角に位置するもの同士の組み合わせ。
例:赤と紫、青とシアン

トーンでまとめる

類似トーン

類似トーントーン(明るさや鮮やかさなど)が同じ、または似たもの同士の組み合わせ。色の印象を揃えるため、おさまりの良い配色となります。

対照トーン

対照トーントーンが異なるもの同士の組み合わせ。色相が近いもの同士が組み合わさった時のアクセントとして有効です。

参照元:http://color.eweb-design.com/0107_crc.html

『70:25:5の法則』を使おう

色のバランスどうしよう?って頭を悩ます方多いですよね。そんな時に使える、色の配色バランスを紹介したいと思います。それぞれの割合を75パーセント、25パーセント、5パーセントに割り振るとバランスよく見えるという法則です。それぞれの色の選び方は以下のようなものがおすすめです。

70:25:5

引用元:http://handywebdesign.net/2012/07/12colors-give-you-the-impression/

色は3から4色にとどめよう!

ひとつのwebサイトに違う色相をたくさん使うと、どうしても雑多でまとまりのない印象を与えてしまいます。配色に自信のない場合は、使う色相を3色以下から始めてみましょう。また、ベースカラー、サブカラー、アクセントカラーというように使う分量を上記の『70:25:5の法則』で変えると、メリハリのあるweb配色になります。3色が難しいと思う場合は2色から始めてもいいと思います。2色の場合は半分ずつにならないようにどちらかにメインを置きましょう。

LIPTON

引用元:http://www.lipton.jp/
参照元:http://blogs.yahoo.co.jp/six_changer/2601739.html

成功する6つの配色パターン

コンプリメンタリー
コンプリメンタリ―カラーは、カラーウィール上で対局にある色の組み合わせです。
コントラストがはっきりするのでインパクトを強くできます。
店舗デザインではメインカラーを決定して、デザインを強調したいポイントに対局の色を使うと効果的です。

アナロガス
アナロガスカラーは、近い色同士の組み合わせを使うことで視覚的に柔らかい雰囲気をつくることができます。

トリアディック
トリアディックカラーはカラーウィール上で3つに色を使って、正三角形になるように配色するものです。
これは最も基本的な配色になります。

スプリットコンプリメンタリー
スプリットコンプリメンタリーカラーは、対局の色の組み合わせの強いコントラストを少し柔らかく見せる手法です。

レクタンギュラー
レクタンギュラ―は、コンプリメントカラーを2つ組み合わせる配色パターンです。
色彩が豊な表情をつくることができます。

スクエア
スクエアカラーは、カラーウィール上で四角形になるように配色されるパターンです。
かなり強いインパクトを与えたい時に使用します。
使い方を間違えると、ごちゃごちゃするだけの印象になってしまうので注意が必要です。
店舗のデザインは、お店を利用するお客さま、働くスタッフの五感や精神を刺激する大きな影響力を持っています。

参照元:http://support-full.jp/blog/cat13/post-70.html

色が持つイメージ

色が持つイメージを理解することにより、自分がイメージしている印象により近い配色にすることができます。ぜひ、下記の色のイメージを参考にし、メインカラーを決めてみてください。伝えたいメッセージが伝わりやすくなります。

赤色

【イメージ(象徴)】生命・活動的・情熱的・衝動的・破壊・暴力
【心理的作用】生きる力や性を表していることから、神経を興奮させる・元気を出すという効果がありますが、悪い意味では闘争心を出したり短気になったりするという一面もあります。意欲を出させる色なので、スポーツで赤を身につける人も多いです。他にも購買意欲を出すために店でも良く見かけますね。その他にも、暖かく感じたり、時間の経過を早く感じさせたりといった効果もあります。とにかく赤は生命・活動の象徴です。

橙色

【イメージ(象徴)】家庭・仕事・自由・暖かい・深い知恵・推察力
【心理的作用】橙(オレンジ)は解放感を与えて、楽しい気分にさせる色です。また食欲を促進させる色としても有名なので、飲食店や商品のパッケージには橙などの暖色系が多く使われています。赤に比べて少し柔らかい色なので、赤の積極的なイメージから一歩引いた「思いやりがある・親しみやすい」といった意味合いもあります。確かに夕焼けの色もほわーんとした光で癒されて思わず見てしまいます。

黄色

【【イメージ(象徴)】好奇心・向上心・知識・幸福・軽快・カジュアル
【心理的作用】黄色は暖色系の中でも特に明るく感じられる色の通り、集中力を高めたり気分を明るくする効果があります。他にも注意を促すといった警戒色の効果もあるので道路工事や踏切などでもよく見かけますよね。自信や元気がない時に、黄色いものを身につけると気分も明るくなるそうなので一度試してみてはいかがでしょうか。

緑色

【イメージ(象徴)】穏やかさ・調和・自然・平和・バランス・協調
【心理的作用】興奮を静めたり、集中力を増す効果があります。また遠くの緑を見ると目に良いと言われていることからも分かるように、目の疲れを癒す効果があります。また協調性を表し、運気が向上するために資金が集まる色とも言われています。なんだか願ったり叶ったりな色ですね。まさに自然を象徴する色なので、気持ちが落ち着くのんびりした気分になれます。ナチュラルな感じを出したい時にはぜひ使いたい色です。

青色

【イメージ(象徴)】平和・安全・冷静・誠実・清潔・若い・爽やか
【心理的作用】興奮を抑え、冷静にさせる作用があります。青は情熱を意味する赤とは反対に、涼しさや爽やかさ、知性や冷静を感じさせてくれる色です。空をイメージさせる色であることから航空会社(イメージカラーや飛行機の色)でも良く使われています。航空会社以外にも、涼しさを感じさせる清涼飲料水(ポカリスエット)や海を連想させる塩味の商品にも青い色がよく使われていますね。夏では「涼しさを感じさせる色」として青が使われ、冬では「季節感(寒さ)を表す色」として青が使われています。季節に応じて違った意味合いで使われる色です。

紫色

【イメージ(象徴)】高貴・優雅・魅力的・非現実的・霊的・神秘
【心理的作用】想像力をかきたてたり、感受性を高める効果があります。芸術的な意味合いもあるので、自分の中の感性を引き出したりする色です。紫と聞いて連想できるものが他の色と比べて少なく、抽象的な意味合いで連想されることが強いようです(スピリチュアルや芸術の世界など)。悪い意味だと、青でもなく赤でもないイメージから内向的・不明瞭といったイメージも持っています。紫に関する色は全般的に高級感や上品さを表すものが多いため、他の色のバランスに気をつければ視覚で印象に残りやすいで

白色

【イメージ(象徴)】清潔・潔さ・美しさ・純粋・神聖・天国
【心理的作用】汚れていないというイメージから、清潔感・純粋さを与えてくれる色です。そのため病院や飲食店では白い制服が使われていることが多いですよね。その他には、ものを軽く感じさせたり、気持ちをリセットする(始まりを感じさせる)という効果もあります。日本人が好む色のひとつで、商品のカラーバリエーションの中には白が入っていることが多いですね(車なんか特に)。明度が高く光を反射する色なので、明るいイメージで使われることがほとんどですが、悪いイメージだと無機質で空虚感を感じさせる色なので多用は禁物です。

灰色

【イメージ(象徴)】調和・憂鬱・不安・過去・薄暗い・思い出
【心理的作用】黒でもなく白でもない位置なので、割と象徴するイメージは暗い感じのものが多いですが、バランス感覚に優れ人との関わりが上手な人が好む色だと言われています。はっきりしない色のイメージから、控えめで平凡な印象を与えます。またその意味の延長線上で、上品で落ち着いたイメージも兼ね備えています。灰色は無彩色で、他の色とも相性が良いので合わせて使うことによって効果が発揮される色です。薄い灰色は目に優しく控えめな印象のため、WEBデザインでも背景に多用されています(このサイトも背景は薄い灰色です)。

黒色

【イメージ(象徴)】暗闇・死・恐怖・悪・沈黙・高級感・男性的
【心理的作用】黒は全ての色を吸収した色といわれていて、何かを秘めた印象や影のある印象を与えます。また男性的で威厳のある感じや、都会的で洗練された印象も与えます。白はものを軽く見せる効果があるのとは逆に、黒は重く見せる効果があります。死を表す色であることから、葬式でも必ず使われる色ですね。黒は一番有彩色を引き立てる色で、明るい色は特に引き立つので相性が良いとされています。

銀色

【イメージ(象徴)】冷たさ・金属・洗練・硬い・上品
【心理的作用】灰色と似た印象効果を持っていて、上品で落ち着いた印象、また洗練された都会的な印象を与えます。金色に比べて控えめな色なので、派手ではなく、かつ高級感を持つ色です。「銀座」という地名は、実際に銀貨にまつわる名前の由来があるようですが、「銀」という色が持つイメージも相まって自然と高級な印象を受けると思います。自然界では少ない色なので、人工的な印象も与えます。

金色

【イメージ(象徴)】成功・高級・富・頂点・輝き・豪華
【心理的作用】派手で目立つ色、また高価の象徴であることから、特別なものや高級感といった印象を与える色です。お金や富を連想させ、豊かさを感じさせてくれます。歴史的に見ても、富や豪華さを表すために建築や宝飾で金が多く使われていますね。欲を満たすといった気持ちを満足させる意味合いが強い色です。ただし金などの派手な色は使いすぎると、高級なイメージから低俗なイメージ(物欲)に変わってしまうので注意が必要です。

参照元:http://handywebdesign.net/2012/07/12colors-give-you-the-impression/

配色を決める時のおすすめサイト

配色を決める際、中々イメージをしにくかったりしますよね。そんな時に使用し易いサイトを厳選しました。ぜひ、使ってみてください。

ウェブ配色ツール Ver2.0
http://www.color-fortuna.com/color_scheme_genelator2/

Adobe Kuler
https://color.adobe.com/ja/create/color-wheel/

HUE/360
http://hue360.herokuapp.com/

まとめ

本日は、Webサイト改善に直結するテクニック、色の持つ複数のイメージや心理的効果について述べてきました。実際、この方法を使うことでまとまった配色、他の人に自分のサイトが受けること間違いありません。以上のことをすれば人に受ける基本色を導き、そこからまとまりのあるサイトにできます。

印刷トラブル解消法!縦長の画像をキャプチャ&キレイに印刷する方法

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縦長印刷

「印刷設定が思い通りにいかない!」

こんなイライラを体験したことのある方は多いのではないでしょうか。

仕事をしていると、いろいろな大きさの画像やデータを印刷する機会があります。
PDFなど印刷が行いやすいデータなら問題ないのですが、例えばWebページのような縦長画像を印刷しようとすると、下図の例のように、縦に縮められ横に大きな余白が出来てしまいます。

LISKULホームを印刷しようとすると下図のようになります
LISKULホーム画面の印刷

このとき、横の余白が嫌だからといってスクリーンショットをとると下図のようになります。

LISKULホームのスクリーンショット LISKULホームのスクリーンショット

このように、スクリーンショットでは横の余白を小さくすることはできます。
しかし今度は、縦長のホームを上から下までスクリーンショットを撮り、それを全て適切にトリミングし、1枚1枚印刷するという、とんでもない労力と時間が取られることになってしまいます。

データや画像を紙に印刷して確認しようとすると、上手く印刷できず時間と手間を取られてイライラする、なんてことが少なくありません。

本日は、このようなイライラに覚えのある方のために、縦長の画像を上手くキャプチャして紙に印刷するおススメの方法をご紹介します。
各キャプチャ方法と印刷方法のイメージ画像をまとめてありますので、自分の目的に合った方法を選んでみてください。

なお、これらの方法は無料ですので、どなたでもご利用いただけます。

▼目次
縦長画像 キャプチャ編 おススメ紹介
■ウェブページ全体をキャプチャできるChrome拡張機能!(Google Chrome対応)
■ウェブページ全体をキャプチャできるFire Fox拡張機能!(Fire Fox対応)
■全ブラウザ対応キャプチャソフト!
■スマホ・タブレットサイトを一発キャプチャ!(iPhone、iPad対応)
■Android用キャプチャアプリ!
縦長画像 印刷編 おススメ紹介
■縦長画像を分割して1枚の中に配置するオンラインアプリ!(Google Chrome対応)
■複数ページに自動分割してくれるフリーソフト!
■少ない余白で複数ページに印刷!(safari対応)
まとめ

縦長画像 キャプチャ編 おススメ紹介

ウェブページ全体をキャプチャできるChrome拡張機能!(Google Chrome対応)

Full Page Screen Capture

(出典:下記リンクより)

ボタンをクリック1回だけで、Chromeで表示中のページを1枚の縦長画像にしてくれる拡張機能です。
画像作成以外の機能がないので、複雑な操作に手間取ることもありません。
インストール自体もすぐに終わりますので、とてもおススメです。
・対象ブラウザ:Google Chrome
・対応画像形式:png

引用元:Chrome拡張「Full Page Screen Capture」のダウンロードから使い方まで(http://netbiz-kigyo.com/3888.html)

ウェブページ全体をキャプチャできるFire Fox拡張機能!(Fire Fox対応)

Pearl Crescent Page Saver Basic

(出典:下記リンクより)

ボタンをクリックするだけで表示中のウェブページ全体をキャプチャしてくれるFire Fox拡張機能です。
シンプルな機能なのでインストール、操作ともにとても簡単でおススメです。
・対象ブラウザ:Fire Fox
・対応画像形式:jpeg、png

引用元:Pearl Crescent Page Saver Basicのインストール及び操作方法 (http://yamatetu01.com/article/3127.html)

全ブラウザ対応キャプチャソフト!

faststone capture

(出典:下記リンクより)

このソフトは全ブラウザ対応なので、Google ChromeやFire Fox以外のユーザーにおススメです。
使用方法は上記画像のように、ボタンを押すだけなので直感的に操作でき、シンプルです。
英語のソフトなので日本語化パッチをダウンロードする必要があり手間がかかりますが、特に難しくはなく、下記リンクに詳しい説明がありますのでそちらをご覧になってください。
・対象ブラウザ:すべて
・対応画像形式:BMP 、 GIF 、 JPG 、 JP2 、 J2K 、 PCX 、 PNG 、 PPM 、 TGA 、 TIF 、 PDF

引用元:faststone capture 5.3(無料版)のインストール方法と日本語化の手順(http://www.danna-salary.com/web/faststone-capture-5-3/)

スマホ・タブレットサイトを一発キャプチャ!(iPhone、iPad対応)

WebCollectorWebCollector

(出典:下記リンクより)

iPhone、iPad対応のキャプチャ用アプリです。
アプリ起動してURLを入力、あとはボタンを押すだけ、というとても簡単な操作です。
保存だけでなくメールやSNSにも利用できる優れもので、ビジネスだけでなく私生活の多様なシーンで利用できます。
・対象:iPhone、iPad

引用元:WebCollector: ウェブページ全体のスクリーンショットを1タップで撮影! (http://www.appbank.net/2014/08/02/iphone-application/865139.php)

Android用キャプチャアプリ!

Capture Clipper

こちらはAndroid用キャプチャアプリです。
URL入力かブラウザ検索でサイトを表示しキャプチャボタンを押すだけという、簡単操作です。
・対象:Android
・対応画像形式:PNG

引用元:長いページを縦長の画像に保存できる画面メモアプリ : Capture Clipper (https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fangleness.captureclipper&hl=ja)

縦長画像 印刷編 おススメ紹介

縦長画像を分割して1枚の中に配置するオンラインアプリ!(Google Chrome対応)

Print1

(出典:下記リンクより)

画像をドラッグ&ドロップするだけで、分割と配置を行ってくれるオンラインツールです。
縦長画像を分割して横に並べて、1枚の紙に収めたいときに有効です。
・対象ブラウザ:Google Chrome
・対応画像形式:jpg、gif、png、svg

引用元:自動分割して縦に長い画像を1枚で印刷する際に自動分割してレイアウトするツール「Print1」(http://webnaut.jp/markup/1125.html)

複数ページに自動分割してくれるフリーソフト!

PostRazor

(出典:下記リンクより)

画像の分割時に枚数を指定できるフリーソフトです。
ドラッグ&ドロップで画像を選択できますし、画像の分割枚数も自分で簡単に設定できます。
画面左側に常に印刷プレビューを表示してくれるので、余白の設定や画像の配置も直感的に操作できます。
自分の好みに合わせた印刷設定を行ったらPDFに加工してくれるので、あとはそれを印刷するだけです。

引用元:巨大ポスター印刷に特化された画像分割ツール「PostRazor」(http://www.oshiete-kun.net/archives/2007/01/postrazor.html)

少ない余白で複数ページに印刷!(safari対応)

少ない余白で複数ページに印刷!(safari対応)少ない余白で複数ページに印刷!(safari対応)

(出典:下記リンクより)

横の余白を小さくして、複数ページにわたって印刷する方法です。
ドラッグ&ドロップしてクリックするだけなので簡単に行えます。
ブラウザにsafariを使用している方はぜひお試しください。

引用元:縦長のキャプチャ画像などを、素早くかんたんに、それなりの大きさで印刷する方法(http://tech.kimihiko.jp/article/27059549.html)

まとめ

印刷トラブルは仕事につきものです。
特に、仕事がPC中心の現代では、多様なデータを扱う場面に遭遇します。
便利なキャプチャ&印刷方法を把握しておくことで、いろいろなビジネスシーンに対応していきましょう。

特化型クラウドソーシングで両立する業務改善とコスト削減!バリューチェーン別18選

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クラウド

ここ1~2年でよく耳にするようになった「クラウドソーシング」。最近では業界のリーディングカンパニーである「クラウドワークス」が50万会員を突破し(現在は58万会員超)、また同じく業界最大手「ランサーズ」がTVCMを実施したことでも話題になりました。
2018年度には1800億円を超える市場になるとも言われており、今後益々の拡がりが期待されています。


ランサーズTVCM_ネットでお仕事発注「ランサーズってなに?」篇 15秒

https://www.youtube.com/watch?v=odn0VOKDBmA

しかしながら、実際にクラウドソーシングを使ってみようとすると、どんな仕事を依頼できるのか分からず、またどのサービスを使って仕事を依頼すればよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

今回は、クラウドソーシングの中でも「特化型」といわれる、サービス領域を絞り込んで専門的な人材を集めるサービスをバリューチェーンごとに並べてご紹介したいと思います。

皆さんが想像する以上に幅広い種類の仕事を依頼できるかと思いますので、これをきっかけにクラウドソーシングをどんどん活用して、業務改善を目指しましょう!

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▼目次
1.商品企画
-生活者からのアイデアを商品企画に活かす共創クラウドソーシング「Skets」
2.開発製造
2-1.試作品制作
-3D技術を駆使するクリエイターによるものづくり系クラウドソーシング「DMM.makeクラウドソーシング」
2-2.ユーザーレビュー
-アプリレビューとアンケートで稼げるポイントサイト「ポストコ」
3.プロモーション
3-1.販促サイト制作
-全国の制作会社から、あなたに合った会社をご紹介!「@nifty WEB販促の窓口」
-精密なデータ分析とグロースハッカーによるウェブサイトの改善サービス「KAIZEN PLATFORM」
3-2.動画制作
-初めての動画制作を充実サポートで成功に導く「Crevo」
3-3.PR
-プレスリリース文作成から配信までワンステップで提供「クラウドソーシングPR」
3-4.チラシ制作
-チラシの効果を最大限に引き出す「ラスクルdesignラボ」
3-5.ネット集客
-少額でも、地方からでも、ネット広告はネットマーケティングのプロにお任せ「Draft」
-SEOに強い文章作成が依頼できる「Shinobiライティング」
4.営業/販売
-人脈紹介型の営業クラウドソーシング「Crowd Sales」
-ビジネスシーンで必要となる資料の作成なら「SKET」
5.経理・法務・人事・労務
-封筒1枚、5分で完了!会計・経理クラウドソーシング「Merry Biz」
-法務や労務などバックオフィスのクラウドソーシング「Gozal」
6.技術開発
-研究者・技術者による課題解決型クラウドソーシング「ResQue」
-クラウドソーシングによる技術開発プロジェクトの支援「KNOW‐MA」
7.調達活動
-クラウドソーシングによる素材マーケットプレイス「PIXTA」
-ソシャゲブームの屋台骨となるイラスト制作プラットフォーム「MUGENUP」

1.商品企画

生活者からのアイデアを商品企画に活かす共創型クラウドソーシング「Skets」

skets
引用:https://skets.jp/company
最初にご紹介するこちらのサービスは、現在マーケティング領域で話題になっている“共創”をサービスのコアとしたクラウドソーシングです。

sket

引用:https://skets.jp/collaboration/51
本サービスの中で最も特徴的なのは「プロジェクト型」や「コラボ型」と言われるアイデア募集のサービスです。アイデアを募集したい企業等が案件を登録すると、ユーザーがアイデアを掲示板形式で投稿することができます。また、みんなが出したアイデアに対して、ブラッシュアップする形でアイデアを投稿することも可能です。

この他にも、約50,000人(2014年9月現在)の会員の中からマッチングされたユーザーに対する「ネットリサーチ」、「グループインタビュー」等を通じて、商品開発のアイデアや改善のヒントを貰うことができます。生活者発想の商品、サービス開発のニーズが高まる中で、本サービスがきっかけで新たなヒット商品が生まれてくるのが楽しみです。 

2.開発製造

2-1.試作品制作

3D技術を駆使するクリエイターによるものづくり系クラウドソーシング「DMM.makeクラウドソーシング」

DMM.makeクラウドソーシング

引用:http://make.dmm.com/crowdsourcing/
本サービスでは、製品の試作品を制作したいメーカーに対して、3Dプリンティングをはじめとしたものづくりのノウハウを持つクリエイターを引き合わせ、スピーディかつ安価な試作品の提供を可能にします。

DMM.makeクラウドソーシング

引用:http://make.dmm.com/crowdsourcing/portfolio/
このサービスの強みは、DMM.makeがネットワーク化しているクリエイターが参加して提供する「3DCAD設計データ制作」、「キャラクター等の3Dモデリング」、「3Dデザイン」です。本サービスの設備インフラを支えるシェアスペース「DMM.makeアキバ」には、大型3Dプリンタやレーザーカッター、各種試験機等ものづくりを行うには十分な設備が整っており、これらを駆使して作られた質の高い成果物が期待できます。

2-2.ユーザーレビュー

アプリレビューとアンケートを集めてサービス改善に繋げる「ポストコ」

ポストコ

引用:http://postco.jp/
ユーザー会員からアプリやウェブサイトに対するレビューを集めて、サイトやアプリの改善に役立てることができます。ユーザーはレビューを投稿することによって、電子マネーに換金できるポイントを受け取れる仕組みです。

ポストコ

引用:http://postco.jp/
2011年9月のサービス開始以来、35,000件を超えるレビューを集めています。近年注目されているユーザビリティテストをいち早くサービス化しており、今後ますますポピュラーになるサービスではないでしょうか。

3.プロモーション

3-1.販促サイト制作

全国の制作会社から、あなたに合った会社をご紹介!「@nifty WEB販促の窓口」

@nifty WEB販促の窓口

引用:http://hp.submit.ne.jp/
ネット業界の大手総合企業のニフティ㈱も今年2月からクラウドソーシングサービスを開始しました。その名も「@nifty WEB販促の窓口」と、何を提供するのか非常に分かりやすいですね!

@nifty WEB販促の窓口

引用:http://www.submit.ne.jp/category/event
本サービスでまず驚いたのは、サイト制作会社の登録に際してニフティ社の担当者が日本全国の制作会社にわざわざ足を運び、スキルや実績の審査を行うという品質管理の徹底ぶり。審査をパスした制作会社なので、中小企業の困りごとも熟知しており安心です。地域密着で真摯な制作会社を探しているのなら、ぜひ押さえておきたいサービスですね。

精密なデータ分析とグロースハッカーによるウェブサイトの改善サービス「KAIZEN PLATFORM」

KAIZEN PLATFORM

引用:https://kaizenplatform.net/
高度なシステムとツール、そして「グロースハッカー」と呼ばれるABテストの専門家の力を借りて、ウェブサイト改善を手掛けるサービスです。

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引用:https://kaizenplatform.net/features
本サービスの特徴は、テクノロジーと専門家人材の協働により、自社にデザイナーを抱えなくても素早いサイクルで継続的なサイト改善が行える点です。また、本サービスの登場により日本に「グロースハック」の概念が広く浸透したのではないでしょうか。世界中に点在するグロースハッカーと高度なテクノロジーによって、みなさんのウェブサイトも劇的にKAIZENするかもしれません。

3-2.動画制作

初めての動画制作を充実サポートで成功に導く「Crevo」

crevo

引用:https://crevo.jp
YouTubeやスマホアプリの登場で、インターネットでの動画試聴が当たり前になった昨今ですが、本サービスでは誰もが安価(18万円~)に動画制作を依頼できるプラットフォームを提供しています。

crevo

引用:https://crevo.jp/works
ポートフォーリオでは、用途が細かく区分され、作成したい動画と同一ジャンルの作品集を閲覧することができ、依頼前に完成形のイメージを膨らますことができます。最近では商品やサービスの説明に動画を用いる企業も増えていますので、これを機にみなさんも検討されてみてはいかがでしょうか??

3-3.PR

プレスリリース文作成から配信までワンステップで提供「クラウドソーシングPR」

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引用:https://www.lancers.jp/business/item/47
最近では、低額でメディアに対するプレスリリースを一斉配信することができるワイヤーサービスも一般的になってきましたが、中小企業ではまだまだ手を出しづらい、そうお考えの方にぴったりのサービスです。

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引用:https://www.lancers.jp/business/item/47
このサービスの優れている点は、プレスリリース文の作成からメディア配信までワンストップで進められる点です。リリース文作成は専門分野の記者やライターが担当し、メディア配信にはサービス提供元の㈱プラップジャパンが有する配信ワイヤーサービスを活用します。人手不足で広報担当者を置くことができない中小企業にとっては、使い勝手のいいサービスではないでしょうか?

3-4.チラシ制作

チラシの効果を最大限に引き出す「ラスクルdesignラボ」

ラスクルdesignラボ

引用:http://raksul.com/design-labo/
印刷通販に激安旋風を巻き起こしているラクスル㈱が今年3月に発表したのが本サービスです。デザインスキルのあるクラウドワーカーが複数の案を制作し、主婦や学生などのクラウドワーカーがデザインの良し悪しを評価するのが、このサービスの新しいところです。

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引用:http://raksul.com/design-labo/
ウェブマーケティングの世界では広まっているABテストによる効果検証を、オフラインのチラシに持ち込んだ意欲的な本サービス。店舗への集客に困っている方は一度ウェブサイトをご覧いただければ、その驚きの効果がわかるかもしれません。

3-5.ネット集客

少額でも、地方からでも、ネット広告はネットマーケティングのプロにお任せ「Draft」

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引用:https://www.draft.partners/
※リンク先はティザーページになっております。

手前味噌で恐縮ですが、本サービスは筆者の所属する㈱テクロコが現在開発を進める“ネット広告特化型”クラウドソーシングです。(サービス開始は2015年6月中を予定)
本サービスでは、ネット広告の中でもリスティング(検索連動型)広告やディスプレイ(バナー)広告の運用を、プロフェッショナルに直接依頼することができます。

毎日PCやスマートフォンを使っている現代人は、ネット広告を見ない日はない、と言っても過言ではありませんが、依然として多くの中小会社ではネット広告を活用しきれていません。一念発起して広告代理店に相談しても、予算が少額だとまともに相手にしてもらえない、なんて話もよく聞きます。一握りの会社しかネット広告の恩恵を受けていない、そんな現状を変えるために、本サービスは生まれました。
予算が少額でも、地方からのご依頼でも、体制が整っていなくても、ネット広告をその道のプロフェッショナルに任せることができます。また、広告文だけ作成してほしい、や今の運用状況を診断して欲しい、といった細かなご要望にも対応していますので、ぜひ一度使ってみていただければと思います。
なお、本記事投稿時点では、ティザーサイトにてサービス開始をお知らせするためのメールアドレス登録を受け付けておりますので、少しでも興味をお持ちの方は是非ご登録ください!

SEOに強い文章作成が依頼できる「Shinobiライティング」

shinobiライティング

引用:https://crowd.biz-samurai.com/
一見、他のライティング専門クラウドソーシングと同様に思えますが、累計記事数は1年前(本記事執筆は2015年4月)の時点で100万記事に迫る勢い。そして驚異のリピート率95%。いったいどこにそんな秘密があるのでしょうか??

sinobiライティング

引用:https://crowd.biz-samurai.com/corporate/?top=main
その答えは、本サービスで作成される記事がSEO(検索エンジン最適化)に非常に効果的で、売上に結びつくからだというのです。
もちろん、他のクラウドソーシング同様、安価に記事の作成を依頼することができるので、コスト削減と売上向上の2兎を追える要チェックなサービス間違いなしです。

4.営業/販売

人脈紹介型の営業クラウドソーシング「Crowd Sales」

Crowd Sales

引用:http://www.crowd-sales.net
本サービスは、幅広い人脈を持つ人が、販売先を探す企業の商品を自分の知り合い(企業の決裁者レベルの方)に紹介するという、クラウドソーシング版のライトな営業代行サービスです。

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引用:https://www.youtube.com/watch?v=4H1yuPANREQ
定年後も無理せずビジネスを続けたい方や、周囲に強い影響力を持つ“インフルエンサー”と呼ばれる方にはぴったりのサービスですね。一方、依頼側の企業からすると受注確定後に成果報酬を支払えばよいので、導入コストの低さが非常に魅力的なサービスではないでしょうか。

ビジネスシーンで必要となる資料の作成なら「SKET」

sket

引用:http://sket.asia/
本サービスでは、営業資料、IR資料やBtoB向けコンテンツなどビジネスシーンで必要となる資料をトップクリエイターに作成してもらえます。

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引用:http://sket.asia/#section-3701
もちろん、作成される資料の品質は折り紙つき。というのも、本サービスが集めるクリエイターはコンサルでの業務経験を持つ専業主婦、フリーランス、ライター、WEBデザイナー、経営コンサルタント、経営企画などで、多彩なバックグラウンドを持った人材のネットワークを構築しているからです。
また、案件によっては最短で3時間で資料・コンテンツを納品することも可能ということなので、忙しい営業担当者の心強い味方になるのではないでしょうか。

boxil

引用:https://boxil.jp/
なお、今年4月には本サービスの兄弟サービスとなる“Boxil”がローンチされました。Boxilが提供するのは営業資料によるビジネスマッチングで、「魅力的な資料との出会い」と「チャットでのコミュニケーション」により、サイトを訪れた人に新たなビジネスチャンスを与えてくれます。こちらも合わせてご覧ください!

5.経理・法務・人事・労務

みんなの経理部!封筒1枚でできる会計・経理クラウドサービス「Merry Biz」

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引用:https://merrybiz.jp/
経理業務の中でも煩雑な記帳作業の効率化を一手に引き受けるのが本サービスです。

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引用:https://merrybiz.jp/how-to-use/
本サービスの1番の売りは、記帳業務のプロセスが劇的に簡略化、省エネ化されることだと思います。上記画像のとおり3ステップで完了してしまうので、作業時間はわずか5分、さらに経理スタッフ1人を雇う人件費の1/40までコストカットできてしまうというのです。もちろん、作業をするのは厳選されたプロフェッショナルたちだというので品質面でも安心ですね。

法務や労務などバックオフィスのクラウドソーシング「Gozal」

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引用:https://gozal.cc/
中小企業では法務や労務の選任を置くことが難しく、高い顧問料を支払って法律事務所や社労士事務所と契約をして、仕事をまかせっきりしているケースも多いのではないでしょうか。そうした顧問契約の代替として、またはスポット相談のニーズに対応してくれるのが本サービスです。

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引用:https://gozal.cc/
本サービスでは、法律、労務、税務等にかかる相談をそれぞれの専門家に行うことができます。そもそも法律家や社労士にも得意・不得意があり、例えば補助金・助成金申請や海外事案への対応などは専門性が問われる領域です。既存の顧問先のみならず、本サービスを活用して、相談ごとにふさわしい専門家と出会えれば、会社の成長がより一層スピードアップするのではないでしょうか。

6.技術開発

研究者・技術者による課題解決型クラウドソーシング「ResQue」

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引用:http://resque.jp
本サービスでは、企業の持つ課題を研究者や技術者などの力を借りて解決します。

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引用:http://resque.jp
本サービスの注目すべきところは、専門家として登録されているのが東京大学をはじめとした超一流大学の研究者や、日本が誇る下町の町工場の職人技術者だということです。

resque

引用:http://resque.jp/sumida-mfg/
次世代車椅子を開発するWHILL㈱は、本サービスを活用してプラスチック加工の専門家集団である墨田加工㈱と巡り合い、スピーディかつハイクオリティな試作開発を実現しました。

クラウドソーシングによる技術開発プロジェクトの支援「KNOW‐MA」

KNOW-MA

引用:https://www.know-ma.com
本サービスでは、環境・エネルギー。情報通信、ライフサイエンスなどの多岐にわたる領域において、技術開発プロジェクトの支援を行っています。

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引用:https://www.know-ma.com
本サービスの特徴的なところは、新技術を探している方、新技術を持っている方に加えて、プロジェクトの進行管理を行える方の3者をマッチングする点です。新規開発や新規事業は、既存事業とは異なる課題やトラブルが発生しやすいため、プロジェクト進行の専門家によるマネジメントがあると大変心強いのではないでしょうか。

7.調達活動

クラウドソーシングによる素材マーケットプレイス「PIXTA」

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引用:https://pixta.jp/
本サービスでは、商用利用可能、ロイヤリティフリーで加工可能な写真や画像素材を提供しています。これらの素材はカメラマンやイラストレーターなど15万人以上の登録クリエイターが作成しており、日々新しい素材が追加されていきます。

PIXTA

引用:https://pixta.jp
執筆時点で1090万点以上の写真素材・イラスト素材・動画素材をストックしているのには圧倒されました。中には無料の素材もあるので、ぜひ一度ご利用してみてください。

ソシャゲブームの屋台骨となるイラスト制作プラットフォーム「MUGENUP」

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引用:http://mugenup.com
本サービスはイラスト、3DCG、マーケティング動画の制作プラットフォームですが、その中でも、イラスト制作は他に比類ない実績を誇っています。

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引用:http://mugenup.com/system
本サービスが支持されている理由のうちのひとつは、クライアントとクリエイターを繋ぐディレクターの存在です。本サービスは単なるマッチングサービスでなく、MUGENUP社内のアートディレクターがクライアントのニーズを正確にくみ取り、クリエイターに伝えることによって均一して高いクオリティを実現します。

まとめ

いかがだったでしょうか?
クラウドソーシングは、社内の業務を今まで以上に手軽に、安く外部に切り出すことのできる仕組みですので、うまく活用できればビジネスを更に加速してくれることと思います。今回ご紹介したサービスは、どれも特化型ゆえの強みをもっているので、どれか気になるものがあれば一度思い切ってご利用いただければと思います!

最後にイベントの告知です。
今回ご紹介したクラウドソーシングを提供するうちの6社と(独)中小企業基盤整備機構とで無料のセミナーイベントを開催することとなりました。
ご興味ある方は、以下のページからお申込みください。
http://eventregist.com/e/chusho_crowdsourcing

WEBマーケティングに消費者心理を~購買意欲をそそる15の秘訣~

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アイキャッチ消費者心理

マーケティングを成功させる秘訣の一つは、心理学を基にした施策で消費者を惹きつけることです。対面での接客ができないWEBマーケティングでは、広告やサイトのデザイン・コピーだけで購買意欲をそそらなければならないため、特に消費者心理を意識しなければなりません。しかし、消費者心理を活用できているWEBマーケティング担当者は多くありません。


今回は、WEBでの成果を上げるために最低限押さえておきたい、15の消費者心理をご紹介します。ここでぜひ意識していただきたいのが、消費者の商品に対する興味の度合いによって踏まえるべき消費者心理が違うことです。興味の薄い消費者群=潜在層と、購入を検討中の消費者群=顕在層では、アプローチの仕方は全く違います。


それぞれの消費者心理がどの場面で使えるのかを理解しやすくするために、15の心理を、購買プロセスを図式化したパーチェスファネルを基に3つに大別しました。特に効果的と思われる10の施策は実例と共に解説します。これを読めば今日からすぐに消費者心理を踏まえた効果的なWEBマーケティングができるはずです。


パーチェスファネルとは

消費者の購買プロセスをろうとの形で表現したもので、WEBマーケティングでは下記のように図表化できます。
商品の広告を投下すると、広告を見た人のうちの何割かが商品に興味を持って購入を検討し、そのうちの何割かが実際に購入します。この各段階を単純化すると、下のような逆さにしたろうとの形になります。ろうとの入口を広げたり、興味を持った人の購買意欲を刺激したりするなど、効率的に成果を上げるための戦略を練る参考になります。

パーチェスファネル

1.潜在層:広く商品を知らせるためのアプローチ

まず、バナー広告などで広く消費者に商品・サービスの存在を知らせたい場合に有効な消費者心理をご紹介します。広告のクリック率を上げて商品・サービスの知名度をまずは上げたいとお考えの広告主様は、こちらをご参考ください。

つい目が行ってしまう:顔認識

人の顔が広告に入っていると、つい顔や表情に注目してしまう傾向があります。笑顔であれば安心し、特に丸顔で目が大きい方が見入ってしまいます。
有名人よりも、自分を投影できる一般人風の人の方が、コンバージョンが高いようです。

顔認識事例:みずほ

引用元:http://banner.keizine.net/archives/7459/
笑顔の女性が考えている写真を使うことで、不動産価格について考えることをユーザーに自分事化させています。

ダメだといわれるほど気になる:カリギュラ効果

ダメだといわれるほど興味がわいてしまう。ほとんどの人がこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。人は、禁止されるとむしろ、その行為をとりたくなってしまう傾向があります。この効果は「肌がきれいになりたくない人以外見ないでください」といった表現に使えます。

カリギュラ効果事例:サスペリア

引用元:http://movies.yahoo.co.jp/movie/サスペリア/8635/
「決してひとりではみないでください」このコピーで、そんなに怖いのだろうか、一人で観たらどうなるのだろうか、という想像を喚起して興味を引いています。

めずらしいと欲しくなる:希少性(スノッブ効果)

簡単に手に入るものは需要が低くなり、手に入れるのが難しいものは需要が高まっていきます。そのため、品薄といった言葉のように商品の希少性を強調されると、一気に興味がわきます。

スノッブ効果事例:熊本風土

引用元:http://www.kumamoto-food.com/products/detail.php?product_id=141
もう少しで売り切れてしまうほどの人気商品なのだとユーザーに想像させ、早く申し込まなければ売り切れてしまう、と購買意欲を刺激しています。

できる限り損はしたくない:損失回避

人は利益を得ることよりも損をしないことを重視する傾向があります。「この美容液を使わなければシミが増える一方」といったように、自社商品・サービスのメリットを反対にした表現を使って、使用しなければ損をしてしまう印象付けをすると、商品・サービスの効果がより伝わりやすくなります。

損失回避事例:アフラック

引用元:http://banner.keizine.net/wp-content/uploads/aflac.gif
上の広告では、保険サービスを使わなかった場合には住宅ローンで悩み続けることになり、転職がしにくくなってしまうというマイナスな状況を表すことで、自社製品のメリットを訴求しています。

2.準顕在層:商品に興味を持ちそうな人へのアプローチ

次に、ターゲティング広告を活用して商品やサービスに興味を持ちそうな人をサイトまで誘導し、購入を検討させるために有効な手法をご紹介します。広告を打っているけれどサイトへの流入数が低いとお悩みの方は、これらの方法をお試しください。

自分に向けた言葉に反応する:カクテルパーティー

カクテルパーティーのように雑音の多い場であっても、自分の名前や、関連のある単語はすぐに聞き取れます。このように人は、たとえ情報量が多い中でも自分が関係している情報はすぐに見つけることができます。ユーザーが興味のある物や言葉を盛り込んだり、関連する言葉を使ってユーザーに呼びかけたりすると、反応率が上がります。

カクテルパーティー事例:サントリー

引用元:http://banner.keizine.net/archives/7637/
こちらの事例では、「頭皮ケアに悩み続けてきた方へ!」という呼びかけで、髪に悩みを抱えている人の注意喚起をしています。

偉い人の言うことは信じてしまう:権威への服従原理

専門家など権威のある人物の言葉は無条件に信用してしまいます。「○○賞受賞」「○○ランキング一位」「内科医推奨」などの言葉があると、商品への信用度が上がります。

権威への服従原理事例:SBI

引用元:http://banner.keizine.net/archives/4789/
有名雑誌での口コミ件数月刊一位をうたうことで、効果の裏付けがされた商品だとアピールしています。

違うようで実は同じ:シャルパンティエ効果

「ビタミンC1000mg」という表現はよく使われています。この表現は、単位を変えるだけで重さや大きさそのものが変わったように錯覚させる効果を利用しています。「1g」より「1000mg」の方が、量が多く感じられるのではないでしょうか。

みんなと一緒なら安心:同調現象

自分だけが周りの人と違う行動をしていると不安になり、反対に周りの人と同じ行動をしていると安心する性質が私たちにはあります。「50代以上の主婦の9割が使用中」といったように、大多数の人が使用していることをアピールするコピーがあると、惹きつけられます。

3.顕在層:購入意欲の高いユーザーへのアプローチ

最後に、購入を検討し、自社と他社の広告やサイトを比較している消費者に使うべきアプローチ方法を解説します。広告の表示回数やサイトへの流入数は多いのに獲得率が低い場合には、これらの手段が有効です。

多すぎると決めるのが面倒くさい:決定回避

多すぎる選択肢の中では選ぶのがわずらわしくなり、選択・決定を避けようとしてしまいます。
商品・サービス数が多い場合には、商品別に「○○タイプにおすすめ」などとターゲット設定をして紹介すると、選びやすくなりコンバージョンが上がるはずです。

決定回避事例:オルビス

引用元:http://www.orbis.co.jp/contents/theme/w/foundation/?rt=cosme_top_msg_pic
種類の多い商品ラインナップから、用途、年齢に合わせて簡単に選べるようにそれぞれの商品のポジションを明示しています。

ひとまず無難なものを選ぶ:松竹梅の法則

複数の選択肢がある場合には最も無難な答えを選ぶ傾向があります。同一メーカーの類似した3つの商品の値段が1000円3000円5000円となっているときは、3000円の商品が多く選ばれる傾向にあります。一番売りたい商品を真ん中に据えるようにサイト設計をしましょう。

ついつい財布のひもが緩んでしまう:テンションリダクション

大きな決断をした後は、緊張が緩んだ状態になり判断力が低下しがちです。数万円の商品を購入した後に数百円の商品を提案されると、つい買ってしまいます。アマゾンのレコメンド機能もこれに近い効果があります。商品選択後にその商品より安い商品をおすすめするようにサイトを作るといいでしょう。

矛盾から解放されたい:認知的不協和

タバコが有毒と知りつつも、タバコが吸いたい。このように矛盾する二つの感情を抱えている状態はストレスを感じます。人は考えや言動に矛盾があると不快さを感じ、その不快感から抜けだそうとします。「食事制限なしでダイエット」といった言葉で相手の中の矛盾を解消する提案をすれば、ユーザーの興味を引き付けられます。

流行物は気になってしまう:バンドワゴン効果

人は流行物を好意的にとらえます。「話題の」「大人気」などの言葉をコピーに盛り込むと、商品がより魅力的に見えます。

バンドワゴン効果事例:エスティローダー

上のリスティング広告では、「大人気」の一言を入れることで商品に特別な価値があるようにイメージさせています。

伝え方で印象は変わる:フレーミング効果

同じ商品の紹介文でも基準や切り口を変えることで全く違う印象を抱きます。「花粉症の人は日本人の4割にも上ります」「6割の日本人は花粉症ではありません」この2文は同じ意味ですが、受ける印象は違うのではないでしょうか。良いコピーが思い浮かばないときは、切り口を変えてみてはいかがでしょうか。

フレーミング効果事例:こころのサプリ

引用元:http://kokoronoaojiru.com/lp/fumin/index04.html?pid=ab

「5人に1人が不満を抱えている」は、「20%が不満を抱えている」「5人に4人しか不満を抱えていない人はいない」という表現と同じ意味ですが、受け取る印象はそれぞれで大きく異なります。「5人に1人」が1番多く感じるのではないでしょうか。

自分に合っているか心配:マッチングリスク意識

サプリメントなどを購入するときには「効果が出ないかもしれない」「自分には合わないかもしれない」と不安になりがちです。口コミコーナーのような他のユーザーの声が聞ける場を作ることで、こういった不安を解消するのが効果的です。

マッチングリスク意識事例:オーガニック ココナッツオイル|ロイヤルグリーン公式通販サイト

引用元:http://www.earth-sea.jp/html/page66.html
愛用者の商品への感想や顔写真を入れることで、商品への信用度がぐっと増しています。実体験が書かれていることで、自分が使用した場合のイメージがしやすく、購入へのハードルを下げています。

まとめ

同じ商品でも、広告・サイトデザインやコピー次第で売り上げは大きく変わります。今回ご紹介した15の消費者心理を踏まえて、ぜひサイトの売り上げアップを狙ってください。

〈参考サイト〉
http://weberblog.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
https://ferret-plus.com/492
https://ferret-plus.com/432


厳選!統計サイト14選ー「ビジネスマンが欲しいデータ」が必ず手に入るー

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統計サイト

市場規模を知る・・・
消費者意識を知る・・・
今後の動向を確認する・・・

マーケティングをする際に、これらの情報は必須です。
時には、企画書・提案書作成の際にデータを挿入することもあるでしょう。

統計サイトを利用すると、市場や消費者に関する情報・データを得ることができます。
実際に、統計サイトをよく利用している方も多いのではと思います。

様々な統計調査がなされていますが、一方で、望んだデータが得られないことも多いのではないでしょうか。

今回は、手っ取り早くお望みのデータが得られるよう、カテゴリ別に統計のデータベースを紹介いたします。
更新頻度が高く、利用しやすいサイトを厳選して紹介しますので、是非ご参考ください。

目次

統計データについて
 企画書・提案書に使うと効果的な統計データって!?
 統計データの種類
統計レポート総合データベース4選
 あらゆる統計調査を集約したサイト-調査のチカラ-
 消費者意識を知りたいなら-レポセン-
 日本政府の統計データのまとめ-政府統計の総合窓口-
 経済のあらゆる調査がここに-経済ニュース-
市場調査・消費者意識調査を公開しているサイト5選
 22年分の消費者観測データ無償公開-生活定点-
 市場調査をお探しなら-矢野経済研究所-
食品や小売りに関する調査-JMR生活総合研究所-
 ライフスタイルに関する意識調査-マクロミルモニタサイト-
 販売データを活用した消費者調査-インテージ-
 IT系のリサーチ結果を公表しているサイト5選
 モバイルデバイスに関する調査なら-MMD研究所-
 IT市場規模の確認に-IDC Japan-
 デバイス・アプリに関する調査-MM総研-
 200万人のパネラーによる意識調査-NTTコム リサーチ-
 Webサービスに関する意識調査-日経デジタルマーケティング-

統計データについて

そもそも「統計データってなに!?」、「使い道がわからない!!」という方に統計データとその活用法を説明します。

企画書・提案書に使うと効果的な統計データって!?

統計データを用いるメリットとは何でしょうか???
答えは、統計のデータを背景に話すと説得力があることです。
わかりやすく解説します。

みなさまスマートフォンをお使いでしょうか??
使っている方も使っていない方も、スマートフォンの普及率を考えてみてください・・・

「みんな当たり前に持っているよ!!」
「とはいえガラケーの人も良く見るよ」
「50%くらいの人が持っているんじゃない??」などなど
たくさんに意見が出ると思いますが、正解が一体なになのかこのままではわかりません。

統計データは、このような問いに正しい正解を出してくれます。
今回の例でいうと、正解は59.3%の普及率だそうです。
1_生活総研

参照元:http://seikatsusoken.jp/teiten2014/

このような数字の根拠(統計データ)は、「みんな当たり前に持っているよ!!」という主張よりも説得力があります。

ちなみに今回の調査では、普及率の推移も見ることができます(図の赤枠)。

統計データを活用すれば「スマホが今伸びているので、アプリ市場に参入しましょう」という意見を、「スマホ普及率が現在60%、昨年比30%伸びています。ぜひ、アプリ市場に参入しましょう!」というように根拠を出して、説得力を持たせることができます。

データの種類

統計データの調査方法は様々です。
代表的な調査方法について解説します。

市場規模についてわかる調査

・市場調査

「商品」に対して行われる調査です。
その商品の需要が金額的にどのくらいあるのか、将来的にどのようになるのかなど知ることができます。
商品開発・企画するときに必見の調査です。

例)「食品」に関する「市場調査」
“パン市場に関する調査結果
  2013年度の国内パン市場規模は、前年度比100.2%の1兆4,042億円
食事系パン(食パン、食卓パン)がシェア3割に近づき、惣菜パンは堅調に推移
小売チャネル別市場構成比は、量販店とコンビニで6割に近づく
 参照元:http://www.yano.co.jp/press/press.php/001387

・出荷状況調査

商品の出荷数を確認することができます。
出荷数から市場状況を確認することもできます。

例)「デバイス」に関する「出荷状況調査」
“2014年度通期国内タブレット端末出荷概況
 2014年度通期のタブレット端末出荷台数は前年同期比24.2%増の929万台
Appleが408万台(シェア43.9%)で出荷統計開始から5年連続シェア1位を獲得
OS別台数シェアはAndroid 425万台(45.7%)が2年連続1位
2015年度は1,070万台で初の1,000万台超へ
 参考:http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120150521700

消費者についてわかる調査

・意識調査

「人」に対して行う調査です。
意識調査は、ターゲット設計をする際の助けになり、是非活用したい調査です。

例)「ライフスタイル」に関する「意識調査」
“男性の美容意識調査
 約4割の人が、自分は「実年齢より若く、年下に見える」と思っている
スキンケア・ヘアケアに関心がある人は57.3%
スキンケア・ヘアケア商品の購入する際、47.1%は男性用であることにこだわらない
商品選びで最も重視するポイントは、「効果があること」
参照元:http://www.intage.co.jp/library/20150325/

・利用調査

消費者が商品・サービスをどの程度利用しているのかを調査したものです。

例)「アプリ」に関する「利用調査」
“スマートフォンアプリに関する調査
スマートフォンユーザーがよく使うアプリ、社会人と主婦は「ゲーム」、学生は「SNS」
チャットアプリの利用「LINE」が最多で87.5%
参照元:https://mmdlabo.jp/?type=0#topList

統計レポート総合データベース4選

民間企業、政府の調査をまとめたサイトをご紹介します。あらゆる統計データを網羅的に検索することができるので、まずこれらのサイトを確認することをお勧めします。
サイトごとに、掲載されているレポートも異なるので見比べることもよいでしょう。

あらゆる統計調査を集約したサイト-調査のチカラ-

2_調査のチカラ

引用元:http://chosa.itmedia.co.jp/

「調査のチカラ」はインターネットに公開されている統計情報を集約したサイトです。
あらゆる情報を集めているので、様々な調査を網羅的に、ジャンル別で検索することができます。
「調査のチカラ」に載っているサイトは基本的に閲覧が無料ですので、見たいデータを素早く確認することができます。
「統計データを探したい!」とお考えの方は、まずこのサイトを探してみるのがよいかもしれません。

調査対象

ビジネス、IT、ライフスタイルなど様々なジャンルが対象

調査内容

・意識調査
・市場動向の調査
など

消費者意識を知りたいなら-レポセン-

3_レポセン

引用元:http://reposen.jp/

「レポセン」は調査のチカラと同様、各企業の統計データを集めたサイトとなっています。
消費者の動向に関する調査、消費者意識調査が約2300件まとまっています(2015/05/18現在)。
市場理解に活用するのもよいですし、興味のあるデータを眺めてみるのも面白いです。

調査対象

マーケティング向けの調査が中心に様々なジャンルが対象

調査内容

・意識調査
など

日本政府の統計データのまとめ-政府統計の総合窓口-

4_政府の統計窓口

引用元:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do

「政府の統計窓口」は日本政府が調査したデータを公開しているサイトです。
14の府省が調査してきたデータですので、様々なジャンルの調査があります。
調査内容は、国民生活の調査や国土に関する調査、地域の人口変動など国に関するものとなります。
定点調査で行われるものがほとんどなので、年次ごとの動向を追うこともできます。
民間の調査では得ることのできないデータがたくさんあるので、一読の価値があるサイトだと思います。

調査対象

国民生活に関わる事項のに関して様々なジャンルに対応

調査内容

・国勢調査
など

経済のあらゆる調査がここに-経済ニュース-

5_経済ニュース

引用元:http://www3.keizaireport.com/

「経済ニュース」は国内外の経済に関連する調査がまとめてあるサイトです
レポートの更新頻度が非常に高いことが特徴で、レポートの掲載数約21万件と莫大です。(2015/05/18現在)
現在の経済状況、経済の今後の展望など知りたい方は「経済ニュース」を確認することをお勧めします。

また、無料の会員登録することでレポートをブックマークする機能を利用することもできます。

調査対象

経済に関わること全般が対象

調査内容

レポート形式のものが多い

市場調査・消費者意識調査を公開しているサイト5選

主に民間のリサーチ会社のサイトをご紹介します。
その市場に関わっていなくとも、消費者意識に関する興味深いレポートもあるので参考に見てもらえると面白いと思います。

2年分の消費者観測データ無償公開-生活定点-

6_生活定点

引用元:http://seikatsusoken.jp/teiten2014/

私たちの日々の生活に関する意識調査を公開しています。他のサイトの調査よりもカジュアルなのでサクサク眺めることができます。
エクセル形式のデータもダウンロードできます。

「生活定点」は博報堂生活総合研究所が運営している無料のサイトです。
1992年から定点調査を実施しており、私たちの日常生活に関する意識調査を公開しています。
他のサイトの調査よりもカジュアルなのでサクサク眺めることもできます。
掲載調査数は多くはないですが、興味深い調査が多く載っています。

また、エクセル形式でデータをダウンロードすることもできます。

調査対象

・食
・労働
・ライフスタイル
・メディア
・国際関係

調査内容

・意識調査

調査例)

・自然食品(オーガニック、無添加食品など)の利用状況
・休日のレンタルや販売されているDVDやビデオの利用状況

市場調査をお探しなら-矢野経済研究所-

7_矢野経済研究所

引用元:http://www.yano.co.jp/

矢野経済研究所はマーケティングリサーチ、ソリューションを行っている会社です。
本サイトは、矢野経済研究所が市場規模調査の実際の結果が載っています。
マーケティングリサーチ専門の会社のレポートであるため、かなり詳細なレポートを確認できます。
中には会員登録が必要なものもありますので注意が必要です。

調査対象

・食
・消費財
・ファッション
・建築
・医療
・ライフスタイル

調査内容

・市場調査

調査例)

・理美容市場に関する調査結果
・ブライダル市場に関する調査結果

食品や小売りに関する調査-JMR生活総合研究所-

8_JMR生活総合研究所

引用元:http://www.jmrlsi.co.jp/trend/

JMR生活総合研究所はマーケティング・コンサルティングを行っている会社です。
本サイトは消費者のブランドイメージに対する調査が中心にまとまっています。
他にも市場推移、販売量などの調査もあります。
BtoCのマーケティングに関する調査が充実しているので、「流通」「消費」の調査に興味のある方は是非ご参照ください。

なお、コンテンツの中には会員登録(一部有料)が必要なものもありますのでご注意ください。

調査対象

・食
・流通

調査内容

・消費者意識調査
・市場推移調査

調査例)

ビール22ブランドの消費者意識調査
ファーストフードの売上高等の前年比推移

ライフスタイルに関する意識調査-マクロミルモニタサイト-

9_マクロミルモニタサイト

引用元:http://monitor.macromill.com/researchdata/index.html

メディアに公表したデータを掲載しています。様々なジャンルの意識調査(定点調査)が載っています。

マクロミルはネットリサーチの大手です。
「マクロミルモニタサイト」は、マクロミルがメディアに公表したデータを掲載しています。
掲載内容は、日常生活に関する意識調査です。
消費に関することから、休暇の過ごし方など多彩な内容のデータが集まっています。
サイトの中身が見やすく整理されており、内容も意識調査とくだけたものなのでカジュアルに読み進めることができます。

調査対象

・ライフスタイル

調査内容

・意識調査

調査例)

8%増税~年末年始の消費動向
防災意識に関する定点調査

販売データを活用した消費者調査-インテージ-

10_インテージ

引用元:http://www.intage.co.jp/library/category/current/

消費者意識調査、ライフスタイルの調査を公表しているサイトです。

インテージは市場調査に強みのある企業で多くの販売データを保有しています。
本サイトは販売データを基にした市場調査のデータのほかにも、多数のジャンル(環境、海外、エンタメなど)が公開されています。
意識調査が定点的に行われており、時系列を追って動向を見ることもできます。
人々の意識調査に興味がある場合に、非常に面白いサイトであると思います。

調査対象

・流通
・ライフスタイル
・国際関係
・エンタメ

調査内容

・意識調査

調査例)

仕事帰りの外飲み事情に関する調査
日本の高齢者の健康意識に関する調査

IT系のリサーチ結果を公表しているサイト5選

各企業のITにまつわるレポートは非常に充実しています。
IT系のリサーチ結果を公表している5サイトを紹介します。

モバイルデバイスに関する調査なら-MMD研究所-

11_MMD研究所

引用元:https://mmdlabo.jp/?type=0#topList

MMD研究所はモバイルに特化した調査研究機関です。
したがって本サイトの調査も、モバイルにかかわる消費者調査がほとんどです。
デバイスに関するユーザーの調査なので、読み手にわかりやすいサイトです。
サイト更新頻度も非常に高く、SNS上で多くの支持を集めています。

調査対象

・デバイス
・アプリ
・SNS

調査内容
・利用調査
・意識調査
・認知度調査

調査例)

電子書籍利用経験に関する調査
格安スマホの利用意向に関する調査

IT市場規模の確認に-IDC Japan-

12_IDC Japan 株式会社

引用元:http://www.idcjapan.co.jp/Press/index.html

ITに特化し、市場データや個人・企業の利用状況データなどがまとめられています

IDCJapanはIT領域に特化したリサーチ会社です。
掲載内容はIT市場のデータ、個人・企業のデバイス・サービスなどの利用状況のデータです。
サイト更新率が高く、最新の市場動向が確認できるます。
IT市場を確認したいときに、おすすめのサイトです。

調査対象

・デバイス
・ITサービス
・ソフトウェア

調査内容

・利用調査
・実態調査
・市場調査

調査例)

国内サーバー市場動向
国内産業分野別タブレット稼働台数

デバイス・アプリに関する調査-MM総研-

13_MM総研

引用元:http://www.m2ri.jp/newsreleases/top.php

MM総研はIT専門のリサーチ・コンサルティング会社です。
本サイトはデバイスに関する情報を中心にIT関連の統計データがまとめられています。
調査内容は、市場調査と端末の出荷状況の調査です。
PCや携帯電話など端末の出荷状況は定点的にまとめられているので、時系列を追って動向確認ができます。

調査対象

・デバイス
・アプリ

調査内容

・市場調査
・出荷概況調査

調査例)

2014年国内携帯電話端末出荷概況
スマートフォン市場規模の推移・予測

200万人のパネラーによる意識調査-NTTコム リサーチ-

14_NTTコム リサーチ

引用元:http://research.nttcoms.com/database/index.html

NTTコムは約200万人のパネラーを抱えるリサーチ会社で、消費者に焦点を当てた調査が強みです。
本サイトでは、消費者目線でのITサービスの利用調査や意識調査が掲載されています。
ITに関することだけでなく、その他ライフスタイルに関する調査もあります。
ITサービスに関する消費者の概況を確認しやい場合におすすめです。

調査対象

・アプリ
・ITサービス
・ライフスタイル

調査内容

・意識調査
・利用調査
・認知度調査

調査例)

「乗り換え案内」アプリに関する調査
東日本大震災発生後の企業の事業継続に係る意識調査

Webサービスに関する意識調査-日経デジタルマーケティング-

15_日経デジタルマーケティング

引用元:http://business.nikkeibp.co.jp/dmg/research.html

「日経デジタルマーケティング」にはITサービスに関して、消費者の調査が載せられています。
実際に存在する具体的なサービスに関する消費者の意識調査が載っています。
統計だけでなく、IT分野に関するニュースも配信されており、情報量が豊富です。
一部会員登録必要のコンテンツがあるので注意が必要です。

調査対象

・ITサービス
・SNS
・WEBマーケティング

調査内容

・利用調査
・意識調査

調査例)

グルメサイト利用状況(男女別)
“盛った”クチコミの投稿経験の有無に関する調査

まとめ

今回まとめました14個のサイトは2015年5月現在で更新されているもので、無料で利用できるものをご紹介しました
お望みのデータは得られましたでしょうか。

市場理解、提案書作成、以外の目的でも見ていて興味深い調査は多いです。
意外と感じるリサーチ結果、ご自身のイメージに近しい結果など様々に感じられることもあるのではないでしょうか。

最後に、本記事がみなさまのご参考になれば幸いです。

【2015年版】急成長中のWEB系転職サイト16選!

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転職

最近、転職サイトが多様化して、新しい切り口での転職活動サイトが現れてきているとお感じになる事は無いでしょうか?

人口知能、ソーシャルリクルーティング、ポートフォリオ公開型等、毎月のように新しいサービスがリリースされています。

昨今テクノロジーの進化・ベンチャー投資が加速している事を背景に、今までは異なる転職活動ができるサービスが続々登場する中で、この1~2年で急成長しておりWEB業界で話題になっている転職サイトを16個を集めました。

ご覧頂き、転職活動にお役立て頂ければ幸いです。

※本記事はナナロクミックス株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです

人口知能×ビッグデータ解析の転職活動「Talentbase」
~Facebookでログインするだけ!自分の可能性を自動計算~

本サービスにFacebookのアカウントを利用してログインするだけで、自分や友達のソーシャルデータの解析結果を閲覧することができ、自分でも気づかないような人脈やキャリアの可能性に気づくことができます。
また独自の解析技術により、能力や志向性なども予測するため、市場の中で自分がどのような位置にいるのかなどを客観的に知ることができます。

Talentbase

Facebook上のつながりを評価してくれます。

Talentbase

ソーシャルスコア、ビジネススコア、タレントスコアと今までの自分を評価をしてくれます。

Talentbase

流行の動画機能で企業の魅力が丸わかり!「AirIntern」
~今までの転職サイトで見えなかった企業舞台裏が動画で見る事ができます!~

ヒューマンダイン社が2012年から運用。WEBベンチャー企業求人が多いのが特徴です。
会社の雰囲気を重視する人には、社員さんのインタビューや会社の中の動画を見る事で、少しなりとも会社の空気感を感じる事ができるかもしれません。

AirIntern

AirIntern

日本にダイレクト・リクルーティングというカテゴリーを創ったビズリーチ
~ヘッドハンターが自分に合った求人を提案してくれちゃいます!~

WEBマーケティング技術の最高峰としても名高い「ビズリーチ」。
旧来の転職サイトの概念を、ここ数年で大きく変えたサイトの一つです。
日時変わり続ける機能も含めて、転職時には一度利用する価値があります。

Bizreach

ビズリーチ

人口知能がお勧め求人をレコメンド!「Careertrek」
~自分に合った求人をAIがレコメンドしてくれます!~

ビズリーチが2014年にリリースしました。
キャリアを考えはじめた20代のための、レコメンド型転職サイトです。
30万人のキャリア分析をもとにあなたに最適な仕事をレコメンドします。
とりあえず登録してみたら、思わぬ出会いがありそうですね。

Careertrek
Careertrek

信頼のYahoo!運営の転職サービス「Qlear」
~圧倒的な企業ログ蓄積で応募前に企業の中身が見える!~

企業への独自取材で「年収」「残業時間」「勤続年数」や「離職率」などの情報を数多く保持しており、50を超える検索軸であなたのこだわりの仕事選びをサポートしてくれます。
WEB大手ならではの安心感がありますね。

Qlear
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はたらくを面白くする「WANTEDLY」
~Facebook感覚で転職活動ができちゃいます!~

日本でソーシャルリクルーティングというカテゴリーを創ったサービスです。
「仕事に熱中して、仕事を心から楽しめる状態になることで、人生が豊かになる」という信念を元にユーザーと企業の出会いを創るサービスです。
友人が応援する企業を見ると安心しますね。

WANTEDLY
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エンジニア特化!ポートフォリオ型転職の「forkwell」
~WEB上の自分専用ポートフォリオを武器に転職可能!~

Groove社が2012年から運営。エンジニアが作るエンジニアの為の職場探しサイト。
自分のスキルを上げ続けたいWEBエンジニアにおすすめのサイトとなっています。
登録したらWEB上で自分のポートフォリオを作成してくれます。
ほかのユーザーが自分のポートフォリオを評価してくれるので、自分の技術に第三者の声を加えて強い武器にする事ができます。

forkwell

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2015年6月開始!ビズリーチの新サービス「スタンバイ」
~Google検索感覚で仕事探しができちゃいます~

仕事探しの検索UIに50名のエンジニアが心血を注いだ検索特化の求人サイトです。
良くある職種毎検索や、地域別のカテゴリーではなく、自分の自由希望を元に求人を探す事ができる。

スタンバイ
スタンバイ

「ちくしょう転職だ」でおなじみの「Green」
~操作性サクサク!WEB、IT企業に特化した転職ができる~

WEB、IT系企業に特化した転職情報サイトです。
成長性の高いベンチャー企業から優良企業まで、IT/Web/インターネット業界で最大級の求人数を掲載してあります。

Green
GreenGreen

 

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人気企業から毎日Facebookで「いいね!」が届く「Switch」
~Facebook見てるだけで転職できちゃう! ~

Omiaiアプリで有名なネットマーケティング社が昨年12月から運営しており、Facebook上で転職活動ができます。
Facebook上で登録、企業へのエントリーをすることができ、気軽に転職サイトを進めたい人におすすめです。

Switch

Switch

チャットを使ったお手軽転職サイト「ジョブクル」
~面倒な記入は必要無し!スマホ一つでお手軽転職活動~

smiloops 社が昨年12月から運営。多くのエージェントとチャットで相談できるのが特徴です。
何をすればよいかが分からなくても、チャットでアドバイザーが導いてくれるので、初めての転職活動の方にはおすすめのサービスかもしれません。

ジョブクル

ジョブクル

自分の働き方に合わせて転職可能!「Paraft」
~早朝OK!等自分の働き方に合わせて求人を探せちゃう~

パラフト社が昨年12月から開始。【早朝OK!・在宅勤務OK!】等の働き方の希望に応じた求人情報を探す事ができます。家事・育児でコアタイムしか働くことができない人や、学校の勉強と両立したい人向けの求人が多数あります。
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Paraft

クリエイター特化!ポートフォリオ型転職の「VIVIVIT CAREER」
~WEB上の自分専用ポートフォリオを武器に転職可能!~

WEB広告代理大手セプテーニの子会社ビビビット社が昨年10月から運営しています。
WEBクリエイターでにおすすめのサイト。登録したらWEB上で自分のポートフォリオを作成されます。
実績を元に自分にあった会社とのコミュニケーションができます。

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VIVIVIT CAREER

書類選考で落ちないコーディング転職「paiza」
~コーディングテストだけで転職準備は完了!~

ギノ社が2012年から運営。オンラインコーディングテストを受けると、書類選考無に面接・会社見学できる求人企業が見つかります。
自己PRが苦手な方でも自分が書いたコーディングをもとに自己PRをすることができるのは、エンジニアの方には嬉しいカタチですね。また、動画でプログラミングを学習する機能もあり、長いお付き合いをしていれば自分の技能も上がりそうなサイトです。

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paiza

フリーエンジニアの為の自由公募型求人「SKILLSURFING」
~フリーランスのエンジニアに特化した自由公募型の求人サイト~

フォスターネット社が2012年から運営しており、15,000名超の登録者数になっています。
エンジニアが自分のスキルアップに繋がるプロジェクトを自由に選んで応募する事ができます。
短期プロジェクトから長期プロジェクト迄自分の希望に合わせて選択も可能です。

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SKILLSURFING

クリエイター特化の求人情報サイト「CINRA.JOB」
~業界屈指のWEBマガジン企業のネットワークが利用可能!~

日本最大級のカルチャー・クリエイティブ系WEBマガジンCINRA.NETが運営しています。
デザイン、広告、WEB、音楽、出版・編集、映画・映像など、クリエイティブ業界に特化した求人情報を扱っています。
デザイナーの方は一読の価値あり。

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CINRA.JOB

まとめ

いかがでしたでしょうか?
転職希望者のニーズを満たした新しいサイトが沢山できています。

中を見てみると転職サイトの先進性に惹かれているのか、エッジの効いた企業がたくさんあります。
ユニークなサイト自体を楽しみながら、良い求人が見つかる可能性もありますね。

今回紹介したサイトを用いて、転職活動に役立てていただければと思います。

広告:転職サイト比較サイト

転職サイト種類が多すぎてどれを選んでよいかわからないという方へ、各媒体を利用した口コミを集めた比較サイトを利用するのも一つの選択肢かもしれません。

転職サイトの口コミサイト「仕事journal」
~転職サイト毎の利用者口コミを蓄積!登録前の不安が解消!~

44社の転職サイトを掲載しており、どのサイトがどんな特徴なのかを本音の口コミを中心に紹介しているサイトです。
どこに登録すればいいか迷ったらまずはこのサイトで調べるのがおすすめ。
仕事journal
仕事JOURNAL

※本記事はナナロクミックス株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです

EFOツールでCVR20倍!成果改善に必須のツール12選

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EFOとは「entry form optimization」の略で、その名の通り、「エントリーフォームの最適化」を指します。これを、専門知識がなくても手軽に実施できるのが「EFOツール」です。

みなさまが管理しているエントリーフォームは、離脱対策ができていますでしょうか?
フォームでの離脱率は平均8~9割と言われており、この数字からして、フォームで多くの顧客を逃してしまっているということが分かると思います。そのため、対策を何もしていない場合、フォームの改善(EFO)は急務と言えます。

今回は素早く、しかもHTMLなどが分からなくても、自動でフォーム最適化(改善)を行ってくれる、EFOツールを紹介いたします。
すでにEFOツールの利用をご検討されている方も、ぜひご参考ください。

1.EFOツールは「フォームを使いやすくし、ユーザの離脱を防ぐ」施策を簡単に実施できるもの

ネットショップで商品を買おうとしたけど、個人情報登録画面が面倒になり、購入を辞めてしまった経験はありませんか。これが【エントリーフォームでの離脱】です。
これに対し、離脱してしまうユーザを減らす施策がEFO(Entry Form Optimization)です。
そして、本来であれば専門知識が必要なEFO施策を簡単に実施できるようにするものがEFOツールとなります。

ここでは、まずEFOを実施すると、なにが起こるのかを解説いたします。

CVRが20倍になった事例も!

ブライダル系サービスの事例では、EFO施策実施後にCVRが20倍になったというものがあります。
ブライダル系サービスのフォーム改善の事例
参考:【保存版】問合せを劇的に増やすエントリーフォーム最適化(EFO)15の方法 | LPO研究所

これは極端な例ですが、CVR改善のために、EFO施策は有効であることが分かると思います。

2.主なEFOツールの機能は
「入力支援」と「レポート」

上記の施策を実施できるEFOツールには、大抵の場合、【入力支援機能】と【レポート機能】が備わっています。

入力支援機能はフォームを改良する機能、レポート機能はフォームのパフォーマンスを把握できる機能です。
また、ツールによっては管理画面上でA/Bテストが設定できる機能を備えているものもあります。
今回は主な機能である【入力支援機能】と【レポート機能】それぞれの詳細を解説いたします。

入力支援機能

入力支援機能は、「必須項目の背景色」や「住所の自動入力」などフォームを改善し、入力されやすくする機能の総称です。これには、次のようなものがあります。

①送信エラーのブロック
未入力の箇所があるフォーム
必須項目に未入力の箇所がある時に、送信ボタンの表示を変えたり、送信できなくしたりします。

②リアルタイムアラート
フォームのリアルタイムアラート
入力ミスがあった場合、ミスの場所をアラートします。

③残り入力項目の表示
残りの項目数を表示できるフォーム
必須の入力項目があといくつあるかを表示します。

④記入例の提示
記入例がでるフォーム
入力ボックスの中に、あらかじめ記入例を表示させておきます。

⑤必須項目の背景色
必須項目が背景色で強調されるフォーム
必須項目に背景色をつけ強調することで、入力しなければいけない箇所を提示します。

⑥離脱ブロック
離脱を防ぐ警告が出るフォーム
入力途中にページから離脱してしまうのを防ぐため、離脱しようとすると警告が出ます。

レポート機能

フォームのレポート
参考:EFO CUBE

上記のEFOツールは、通常のアクセス解析ツールにはない「設問項目ごとのログ解析機能」が備わっています。
「設問項目ごとのログ解析機能」とは、項目ごとに入力が完了した率や、離脱がどのくらい起きたのかを教えてくれる機能です。このレポート分析を参考に、入力項目の追加や削減をすることにより、より離脱率の低いフォームを作っていくことができます。

3. EFOツールの紹介 12選

まず、これから紹介するEFOツール12個の価格、機能詳細を一覧表にまとめました。
情報の整理にお役立てください。

EFOツールの比較
※2015年2月12日現在 当社調べ
※表の内容と異なる場合もありますので、利用前に必ずHPで確認してください
※入力支援機能は「ミス送信のブロック」「リアルタイムアラート」「残り入力項目の表示」「記入例の提示」「必須項目の背景色」「離脱ブロック」のうち、6個備えているもの「◎」、4~5個「○」、1~3個「△」

表に「●●型」とあるように、EFOツールにはいくつかの仕組みがあります。
下記からは、それぞれの仕組みと、その仕組みを使用しているツールを紹介していきます。

ASP型

ASP型とは、ツールを提供する会社(ツールベンダー)のサーバを利用するやり方です。
ツールベンダーのサーバを利用することにより、最新機能がすぐに利用することができますが、一般的には月額利用料がかかります。

以下は、ASP型の代表的なEFOツールです。

1.formy

formy
■公式サイト
http://formy.jp/

■月額料金
6,000円

■詳細
formyの特徴は、わかりやすく安価な価格設定です。
PV数やUU数に応じて利用料金が変動するものが多い中、どれだけアクセスがあっても1フォーム6,000円となります。
ASP型のEFOツールとして最低限の機能を備えており、サイトで扱っているフォームが少ない場合にはformyを使うことで小さな費用でフォームの最適化を行うことができるでしょう。

2.canataEFO

canataEFO
■公式サイト
http://www.techloco.co.jp/service/canataefo

■月額料金
10,000円~

■詳細
canata EFOは株式会社テクロコが提供するツールです。
低価格から導入可能ですが、多くの入力支援機能を使用でき、レポートの情報量も多くなっています。

3. Gyro-n EFO

Gyro-n EFO
■公式サイト
https://www.ubicast.com/gyro-n/ja/efo/

■月額料金
16,200円~

■詳細
Gyro-n EFOは、専門スタッフによるフォローやログ解析機能が強く、特にログ解析機能では項目ごとのエラーの発生するタイミングまで見ることができます。
また、複数のサイトを運営していても1つのアカウントで利用できることも特徴として挙げられます。

4.ドクターEFO

ドクターEFO
■公式サイト
http://www.gmo-eclab.com/dr-form/index.html

■月額料金
28,000円 ~

■詳細
ドクターEFOはGMOインターネット株式会社が提供するサービスです。
5フォームまで一律の価格となる、変則的な価格設定となっています。また、別料金で専門家のコンサルティングを受けることが可能です。

5. ナビキャスト フォームアシスト

ナビキャスト フォームアシスト
■公式サイト
http://www.showcase-tv.com/formassist/

■月額料金
30,000円~

■詳細
ナビキャストフォームアシストは、ツールの導入数が多く800社強、約3000フォームの実績を持っています。
無料のコンサルティングなど、丁寧なサポートを強みとしており、導入数からも信頼の高さが伺えます。

6. f-tra EFO

f-tra EFO
■公式サイト
https://f-tra.jp/

■月額料金
30,000円~

■詳細
f-tra EFOは株式会社エフ・コードのサービスです。
UI改善機能では、知識がなくてもスマートフォン向けのフォームの作成、最適化ができます。

7. EFO CUBE

EFO CUBE
■公式サイト
https://www.efo-cube.info/

■月額料金
50,000円~

■詳細
EFO CUBEは他のASPやメディアとの連携があり、EC-CUBEをお使いの場合はすぐに導入が可能です。
また、Yahoo!IDとの連携が図られており、ユーザが入力する際にYahoo!IDに登録している情報を読み込むことができます。

8. EFOToolSet

EFOToolSet
■公式サイト
http://bruceclay.jpn.com/efo/

■月額費用
59,800円

■詳細
EFOToolSetの特徴は「20フォームまで59,800円」という価格設定にあります。
これにより、一度に大量のフォームへの導入がしやすくなっています。

9. EasyEntry

EasyEntry
■公式サイト
http://easy-efo.com/

■月額費用
100円~

■詳細
EasyEntryは、カーソル位置の調整という支援機能はありますが、基本的には解析・レポート専用のツールです。導入はオンライン上で簡単にすることができますが、入力支援機能は別途で設定する必要があります。

インストール型

インストール型とは、商品を購入し自社のサーバでツールを稼働させる型となります。
ツールベンダーのサーバを利用するASP型と異なり、サーバ利用による月額料金は発生しません。

1.フォームキーパー

フォームキーパー
■公式サイト
http://www.form-keeper.com/

■費用
通常版9,800円~

■詳細
フォームキーパーは通常版/上位製品版に分かれており、通常版は入力支援機能のみを提供しています。上位製品版は入力支援機能に加え分析レポート、項目別の解析機能を備えていますが、現時点ではスマートフォンへの対応がされていません。

2. スマートUPフォーム

スマートUPフォーム
■公式サイト
http://suf.jp/

■費用
600,000円~

■詳細
スマートUPフォームは多くの分析機能と入力支援機能を持ち、先のASPのツールと比べても遜色ありません。
設置代行も行っていますが、他のツールと比べると高価です。

3.ラクネFORM+

ラクネFORM+
■公式サイト
http://lacne.jp/formplus/features/

■初期費用
100,000円

■詳細
ラクネFORM+はEFOツールの基本機能だけでなく、問い合わせ管理機能を備えています。ラクネFORM+の管理画面からフォームの変更もできるため、フォームとお問い合わせを一括管理したい場合に便利です。

まとめ

今回は、EFOツールとはなにか、というところから、実際のツールの説明までをさせていただきました。
それぞれ利用できる機能や金額などが異なりますので、特色を把握した上で、ご自身にぴったりのEFOを見つけていただければと存じます。

それでは、失礼いたします。

Web広告の種類や相場を調べる前に、3つの準備しておくべきこと

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ネット広告のための準備

「Web広告・インターネット広告を試してみたい。ざっくり概要を掴んでおきたい。どんな種類があるのか、料金の相場や、効果を知っておきたい。」
こんなことが知りたくて検索で調べているうちに、この記事にたどりついたのではないでしょうか。

しかし、「試しにWeb広告を出してみたが効果がなかった」という企業は後を絶ちません。そこで、本記事では、Web広告の種類や相場を調べる前に、必ずやっておくべき3つのことを説明します。

この記事を読めば、Web広告で失敗する確率を大きく下げることができます。
これまで2000社以上のWeb広告のお手伝いをしながら培ってきた、すべて実証済みのノウハウです。以前からWeb広告に取り組んでいる企業にとっては基本的なことばかりですが、非常に重要なのでぜひご確認ください。

そもそもWeb広告にはどういう特徴があるのか?

結論から言うと、 Web広告は従来の広告よりも「やり方」による差が出やすい広告手法であると言えます。なぜなら、Web広告は、チラシや雑誌などの従来の広告と大きく異なる3つの特徴があるからです。

(1)様々なターゲティングが容易にできること
(2)Web上でアクション完結まで可能であること
(3)効果が数字でリアルタイムに測定でき、改善が容易であること

このことから、Web広告で成果を上げるためにターゲティングや誘導するアクションを設計して、数字に基づく改善を重ねるという一連の流れを準備しておくことの重要性、すなわち「やり方」の占めるウエイトが従来の広告よりも大きくなるのです。

この「やり方」による差が出やすいという特徴を捉えずに、従来の広告のように種類や相場を把握した上で良さそうな広告面に「とりあえず出してみる」というスタンスで臨むと貴重な広告費を無駄にしてしまうのです。

参考記事

【保存版】10分でわかるWebマーケティング手法の全施策まとめ【図解付き】
ネット広告の種類全37種 課題別効果の出る手法一覧

Web広告を出す前に必ずやらなければいけない3つのポイント

Web広告の特徴は「やり方」によって効果が大きく違うということにあります。
効果の高い「やり方」を実現するために、必ずやらなければいけないポイントが3つあります。

①戦略策定:何を・ 誰に ・どのように・どれくらい売るのか決める

最初にやるべきは、戦略策定です。
具体的には、何を、誰に、どのように、どれくらい売るのかということを最初に決めておきましょうというステップです。多くの場合、ぼんやりと頭のなかに戦略らしきものがあるので、それを拠り所にして、「とりあえずやってみて」失敗しています。

頭のなかにあることを改めて書き出して、見直すことでぼんやりとしていた戦略がシャープになりWeb広告以外のマーケティング活動にも良い影響があります。詳しいプロセスについては、以下のガイドブックにまとめてありますので、ぜひご参照ください。リスティング広告をモデルに説明していますが、Web広告全般に活用できる考え方がまとめてあります。

無料:リスティング広告スタートアップガイド

②LP制作:Web広告の誘導先となるランディングページを制作する

次にやることは、LP(ランディングページ)の制作です。
LPとは、Web広告の誘導先となるページの事で、Web広告から連れてきたユーザが最初に見るページです。ここで興味を喚起し、商品やサービスの魅力を伝えられなければ、せっかく広告で連れてきても水の泡となります。

効果を上げるランディングページがあると無いとでは、効果が5倍、10倍と違うことも多くあります。専門の制作会社などの力を借りるなどして、強いランディングページを制作しておくことは欠かせません。

効果を上げるランディングページ制作の詳しいプロセスは以下の記事にまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。

参考記事

効果を上げるランディングページ制作から改善までの全手順
成果の出るLPを作る方法│14記事まとめてご紹介

③インフラ整備:Web広告の費用対効果を高めるツールを導入する

最後の1つは、インフラとなるツールの導入です。

LPOツールやEFOツールなど、名前を耳にしたこともあるのではないでしょうか。
かつてはどれも高額で大手企業しか手を出せませんでしたが、最近は低価格のツールも増えており、予算の少ない企業でも、活用しやすくなっています。中には、広告費用を追加せずに、これらのツールを導入しただけで売上が30%以上増加した事例もあります。

Web広告を実施する上で欠かせないインフラとなる費用対効果を高めるツールについて詳しく触れている記事はあまり見かけないため、本記事では次の章から、分類別にまとめて説明していきます。

「入れるだけ」でWeb広告の費用対効果が高まる必須ツール5種

まず検討すべきは、「入れるだけ」でWeb広告の費用対効果が高まるツールです。

これらのツールは導入に多少手間がかかることもありますが、一度入れてしまえばあとは入れっぱなしで効果が底上げされ続けますので、数十万円単位でWeb広告を出稿するのであれば、最初に入れてしまうことをおすすめしています。
では、具体的にどんなツールがあるのか見て行きましょう。

必須①LPOツール:顧客属性や流入経路に応じて、最適なコンテンツを表示

LPOツールを導入すると、同じページでもユーザによって異なるコンテンツを出し分けることができます。

例えば、旅行会社のサイトは、何もしていないデフォルトの状態では東京発のツアー情報が表示されていることが大半です。そのため、大阪在住のユーザにとっては自分の欲しい情報と異なると判断され離脱要因になってしまいます。

LPOツールを導入すると、大阪からアクセスしてきたユーザには、個別に大阪発のツアー情報を表示することができるようになります。このような個別対応ができるのがLPOツールの利点です。

LPOツールの導入による変化

大阪からアクセスする人には大阪の人向けのページ、東京からアクセスする人には東京向けのページを表示できれば、効果が上がるのは当然と言えます。

他にも、以下のような事例があります。

・ある不動産会社では、ユーザがアクセスしたエリアによって表示する物件情報や店舗情報を表示するようにした所、CVRが10倍になった
・あるソフトウェア会社では、流入する検索キーワードに連動した商品バナーを表示するようにした所、直帰率が30%低減した
・あるツールベンダーでは、サイトに2回以上訪問しているリピーター向けに価格と商品スペックの情報を具体的に表示するようにした所、CVRが60%向上した

一度設定しておけば、あとは入れっぱなしでも勝手に効果が上がり続ける点もメリットです。
ユーザとしてサイトを見ても導入されていることに気づきにくいですが、Web広告を積極的に実施している企業は当然のように導入しているツールです。

主なLPOツール

DLPO
Gyro-n LPO
ラクネLPO
ココマッチ

参考記事

ランディングページ最適化(LPO)事例で学ぶ問い合わせ数10倍の手法
リピーター用HPデザイン最適化でCVR(成約率)が60%向上した事例をご紹介 | Web担当者Forum
英会話教室がLPO(ランディングページ最適化)で成果、安さより上達にこだわる見込み客に積極的に無料体験を告知

必須②EFOツール:最後の砦、入力フォームでの離脱を防ぐ

EFOは Entry Form Opitimization 入力フォーム最適化のことで、フォーム入力をサポートすることで、途中離脱を軽減させ、CVRを高める施策です。実際に目にすることも多いので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

入力項目数にもよりますが、導入するだけでフォーム完了率が1割~2割程度改善することも多くあります。(※一般的にフォームの完了率は30%~50%が目安と言われています。)

仮に、完了率40%が2割改善すると、完了率は48%になります。
フォーム到達数が、100件だったとすると、EFOツール導入前の申込は40件。導入後は48件となります。
1件獲得あたりの広告費用(CPA)が1万円だったとすると、導入によって8万円の広告費削減効果があります。

ゴールに最も近いフォームでの離脱を防ぐことは大きなインパクトになります。

主なEFOツール

ナビキャストフォームアシスト
エフトラEFO
EFOCUBE
Gyro-n EFO

参考記事

入力フォーム改善でCV率1.6倍!成果を上げる18のテクニック
ホームページのEFO(入力フォーム最適化)で成功した事例5選|ferret [フェレット]
EFOツールでCVR20倍!成果改善に必須のツール12選

必須③Web接客ツール:ユーザに対する個別の接客を自動化して成果を上げる

Web接客ツールは、この数年の間にリリースされているテクノロジーを活かした新たなツールです。
具体的には以下の様なツールになります。

主なWeb接客ツール

ゼンクラーク
フリップデスク
Ve
KARTE

特徴としては、

・購入を迷っているお客様にクーポンを配信して商品購入をサポート
・リアルタイムで条件に合致する顧客に個別のオファー

というように、
データ解析技術を活用してユーザの状況に応じて個別の接客を自動ですることで、売上や問い合わせの率を高めるものです。

具体的な実績としては、導入することで、
・CVRが20%改善
・顧客単価35%アップ
という効果が出ています。

課金体系も、
・従量課金で月額5000円程度から気軽に使える
・A/Bテストの結果の差分による成功報酬というリスクの無い方式
など、予算が少ない企業でも取り入れやすくなっています。

先日も、ソフトバンクがこの分野のツール会社に投資をしたニュースが流れるなど、新しいツールが次々と登場してくる注目の分野です。常に最新情報を把握しながら、自社に最適な技術を導入していきましょう。

参考記事

EC業界の革命ツール「Yieldify」 14億円をソフトバンクらから調達
2015年はWeb接客(おもてなし)元年になるのでは?

必須④データフィード最適化ツール

商品リスト広告(PLA)やダイナミックリターゲティング広告などの実施に必要なデータフィードを生成し、最適化するツールです。

専門知識が無いとなかなか難しいデータフィードの管理や最適化を自動で実現するツールになります。多数の商品を扱うECサイトや求人案件や賃貸マンションなどの物件情報を扱っている企業で、データフィードの対応がまだできていないのであれば必須のツールです。

なお、単品通販や単一サービスのBtoBなど、1つ~数十程度の商品・サービスを扱う場合には原則不要です。

参考記事

データフィード最適化で広告効果を上げるための3つのポイント

必須⑤レコメンドエンジン:好みに合った商品を「おすすめ」して購買率・購買単価をアップ!

レコメンドエンジンは、Amazonなどで比較的古くから導入されており、その効果は十分に証明されているツールです。

サイトに訪れるユーザの購買履歴や閲覧履歴から、興味のありそうな商品をおすすめして表示することで、購買を手助けするツールです。購買率や購買単価のアップが見込めます。特に複数の商材を扱っているECサイトなどでは、もはや常識となっており、安価なツールも増えてきています。まだ導入ができていないのであればぜひ導入しておきましょう。

こちらも、データフィード最適化ツール同様、1つ~数十程度の商品・サービスを扱う場合には原則不要です。

主なレコメンドツール

Rtoaster(アールトースター)
アイジェント・レコメンダー
デクワス

Web広告を効果的に実施するためのデータを取得するツール4種

次に、Web広告を効果的に実施するためのデータを取得するツールをご紹介します。
Web広告の特徴の1つは「効果が数字でリアルタイムに測定でき、改善が容易であること」にあります。

Web広告の効果を改善するためには、結果としての数値で示される定量的なデータに加え、数値には表れない定性的なデータを取り入れることで、要因分析をしっかりすることが重要になります。

要因分析はヒトの頭で考える作業になりますが、ツールから様々なインプットを得ることで、改善のための思考の精度はより高くなり、結果につながりやすくなります。
Web広告に取り組む前に導入を検討しておくべきツール群となりますので、しっかり理解しておいてください。

アクセス解析ツール(Google アナリティクス)

アクセス解析は、自社のホームページに対して、どこから、どんな人が、どれだけやってきて、どんな行動をとって、どんなページがどれだけ見られているか、という数値データを集計し解析するためのツールです。アクセス解析ツールを導入していますか?と言うよりも「Google アナリティクス」を導入していますか?という方が話が通じやすいかもしれません。

Googleの提供しているアクセス解析ツールである「Google アナリティクス」は基本的に無料かつ高機能であるため、多くの企業ホームページにも導入されています。Web広告から誘導してきたユーザのサイト内行動データを見ることは改善の第一歩になります。以下の記事などを参考にしてみてください。

参考記事

まずはココだけ抑える! Google アナリティクスの見方5選
Google アナリティクスの売上につながる使い方5選

広告効果測定ツール

Web広告の出稿量が大きい場合には、アクセス解析に加えて、広告効果測定ツールと呼ばれる専用のツールを入れることで、管理や分析がよりラクにできるようになります。最近ではGoogle アナリティクスと連携して無料で広告効果測定ができるツール※なども出てきているため、Web広告の出稿量が少ないうちから導入するケースも増えています。

※Google アナリティクスと連携して無料で広告効果測定ができるツールはこちら
Brick

参考記事

広告効果測定3つの基本 ~データで成果を上げるコツ

ヒートマップツール

ヒートマップツールは「ホームページ上のどこがクリックされているのか?」「どこが見られているのか?」など、サーモグラフィーを通して可視化するツールです。

アクセス解析では分からないページ内のユーザの動きを把握することでページの改善に役立てることができます。

参考記事

生データ初公開!ヒートマップ活用事例3選【解説付】

ユーザテスト・サイト診断

Web広告の受け皿となるホームページの問題点や改善点を発見するための、ユーザテストやサイト診断のツールも安価で使えて普及してきています。穴の空いたバケツに水を注いでも無駄なように、わかりづらいサイトにWeb広告で集客しても無駄になってしまいます。

Web広告を実施するのであればその前に、サイトやランディングページの問題点は潰しておくべきです。

参考記事

ユーザビリティテスト|サイト改善に最適なメリットと成功事例3選
行動観察で分かる! ユーザ行動の「なぜ」
サイトリニューアル|「鬼ツッコミ」で発覚する衝撃の課題

「補助的に使う」ことで、Web広告の費用対効果を高めるツール6腫

最後に、Web広告と組み合わせて実施することで、費用対効果を高めるツールをご紹介します
導入し有効活用すればWeb広告の効果を大きく改善することができます。ただし「入れっぱなしでOK」というわけではなく、導入後も手をかけなければならないため、導入するためにはそれなりの時間と覚悟が必要になります。

A/Bテストツール

サイトやLPに訪れたユーザに、異なるA案とB案をランダムに表示し、どちらの方が高い効果なのかを検証するツールです。
効果の高い案を採用することや、さらに新たなC案と検証することで、効果改善を目指していくために活用します。

参考記事

A/Bテストで成果に直結するノウハウと勝ちパターン集
ABテスト│海外のCVR改善事例まとめ15選!

バナー生成ツール

Web広告に必要なバナーをWeb上などで自動的に生成するツールです。
これまでは「フォトショップ」などの専門の画像編集ソフトが使えるWebデザイナーに委託する必要がありました。

バナー生成ツールを使えばWeb上の操作で簡単にバナーを生成できるため、社内にWeb制作部隊を持たない企業にとっては欠かせなくなっています。

参考記事

成果の出るバナーは簡単に作れる│参考にすべきポイントと業種ごとの事例

メール配信ツール

Web広告で購入や問い合わせをしたユーザに対して、メール配信でアプローチするためのツールです。Web広告の直接の効果改善にはつながりませんが、リピーターの購入単価が高まることで、間接的にWeb広告の費用対効果がよくなります。
Web広告に注力する企業でメール配信ツールを活用していない企業はあまり見かけないくらい普及しているツールです。

参考記事

HTMLメール活用で新規売り上げ3倍以上、今から始めるメールマーケティング戦略

タグマネージャ

これまで紹介してきたツール類の導入や、Web広告を実施する際の効果を測定する場合には、「タグ」と呼ばれるプログラム記述をWebサイトに埋め込む必要があります。

1つや2つであれば、そのまま埋め込めば良いのですが、複数を埋め込む場合には、どのタグをどこに埋めたのかの管理が煩雑になってきます。また、外部の制作会社にWebサイトの管理を委託している場合には、タグの埋め込みや削除の度に作業費を求められるケースが大半です。

タグマネージャは、かつ共通タグと呼ばれるタグを1つ埋めておくだけで、複数のタグを一括して管理できるツールです。今後、Web広告を積極活用していく予定があるなら早い段階で導入しておくことをおすすめします。

参考記事

工数も経費も削減可能! タグマネージャを導入してみる
Googleタグマネージャ使い方完全ガイド~初期設定編~

マーケティングオートメーション(MA)

ここ1~2年で大手のBtoBビジネスをしている企業を中心に急速に普及しているツールです。事前に設計したシナリオにもとづき、メール配信やサイトへの表示出し分けなどをすることで、マーケティング活動の最適化を行うツールです。

すでにリードマネジメントを実施しているBtoB企業が新たにWeb広告を検討する場合には併せて導入しておくとよりWeb広告を有効活用できるでしょう。

参考記事

マーケティングオートメーションとは|BtoB企業が具体的な活用イメージを持つためのヒント

DMP(プライベートDMP)

DMPもここ2~3年で急速に普及しているツールになります。
サイト内の行動データや、メール配信ツールなどのCRMのデータや実購買データなどを格納し、マーケティングに役立てるためのツールです。

広告配信と連携することで、DMPに格納されたデータに基づく、より精度の高いターゲティング広告が配信可能となり、高い効果が見込めるようになります。データ量が多くなければあまり意味がないのと、導入に手間や労力がかかるなど、導入障壁はまだ高いというネックがあります。数百万単位でWeb広告を実施する場合に限り導入検討してみたいツールになります。

まとめ:ツールを制するものがWeb広告を制する。わからなければ専門の業者に相談すること

Web広告は従来の広告よりも「やり方」による差が出やすい広告手法です。「いくらでどこに出すか」よりも、「誰に向けてどのように出すか」「連れてきたユーザをホームページ上でどう購入や問い合わせにつなげるのか」の方が、重要です。

本記事ではツールを中心にWeb広告を実施する前に準備しておきたいことについて説明してきましたが、難しく感じられた方も多いのではないでしょうか。すべてのツールを導入すべきというわけではなく、業種や業態、Web広告出稿の規模によっても導入すべきツールが変わります。

取引のあるWeb広告会社などに相談して、最適なツールを導入した上で、効果の上がるWeb広告を実施してください。

LPOツールでCVR4倍!12のセグメント別出し分け手法

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LPOツール

「LPOツールを導入して、Webでの売上を上げたい!」

そう思って検索し、この記事にたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
LPOツールはWebでの売上や問い合わせを増やすために有効なツールです。
しかし、LPOツールはその名の通り「道具」に過ぎず、何よりもその「使い方」が重要です。

そこで本日は、LPOツールの活用のキモである「セグメント別出し分け」の切り口について、具体的な事例とともにご紹介します。
この記事を読めば、自社にピッタリな「出し分けの切り口」がわかり、LPOツールを活用して成果を上げられるようになります。

当社では実際に地方企業や中小・ベンチャー企業を中心に、LPOツールをご導入いただき、実際に成果を改善してきた豊富な実績があります。
その中でも特に効果が高い手法を、自社や他社で公開されている事例を基に厳選してご紹介します。

エリア別で出し分けするだけでもCVR10倍!

初めに、エリア別のコンテンツ出し分けでCVRが大幅改善した不動産の事例を紹介します。

1-LPOツールなしの場合

【活用前】

すべてのユーザで近畿地方よりの情報

2-LPOツール後

【活用後】

アクセス元に合わせた不動産の情報を発信

【結果】

各地域、とくに首都圏ではCVR大幅改善!

ユーザは最初に近畿向けの物件情報が表示されるため、自分の地域を選び直さなければなりません。また、不動産のように地域に密着している場合、そもそも自分の地域には対応していないのだと思ってしまう可能性もあります。
このように「情報を探す手間を省き、ユーザに合った内容を表示する」ことで申込件数が大きく改善された事例です。

▼参考サイト

『エリアターゲティング技術』って何?|どこどこjp(PDF資料)
ランディングページ最適化(LPO)事例で学ぶ問い合わせ数10倍の手法

そもそもLPOツールって何?売上が上がるのは何故?

3-LPOツールとは
「LPOツール」とは、属性の異なるユーザに対して、最適なページを表示させるための機能のことを言います。
検索キーワードやアクセス地域といったセグメントで分けて、同じサイトでもメインコピーやトップ画像、一部のコンテンツだけを差し替えることができます。

メリット1 :ニーズに合わせた出し分け⇒CVに繋がりやすい

訪問者に合わせてランディングページの内容を変えることで、「離脱率の改善」や「問い合わせ件数アップ」といったメリットがあります。

検索キーワードは、ユーザの目的やニーズが文字として現れています。
LPOツールによってメインコピーでキーワードと同じ言葉にすることで、来訪者に「探していたのはこれこれ!」と感じてもらえるようになります。
そのため成果が出やすく、出し分けを考える際の基本的な切り口とされていました。

しかし、最近になってGoogleを利用しているユーザ場合、検索キーワードがSSLの関係で分からなくなり、キーワード別の出し分けを行うことが難しくなってきました。
そのため、地域や訪問回数といった検索キーワード以外での出し分けも重要となってきています。

メリット2:同じページの内容だけ差し替え⇒制作費の削減もできる!

また、サイト内の一部の内容を差し替える形になるため、追加でランディングページを制作する必要がなくなるのもLPOツールを導入する利点の1つです。

4-LPOツールで内容だけを差し替える
例えば、このように3つのキーワードでメインコピーなどを変える場合、通常ならランディングページをそれぞれ3つ作らなければなりません。
そのため、メンテナンスやデザイン修正のたびに複数の費用が発生してしまいます。

LPOツールを導入した場合は、1つのランディングページで、流入キーワードに合わせてコピーやメインビジュアルを差し替えることができます。

▼参考サイト

第5回 LPO事例(化粧品通販) | マーケティングオートメーションならアクティブコア

LPOを実現させるツール

国内で現在展開されている主要なLPOツールを5つ紹介いたします。
5-DLPOロゴ

DLPO

3年連続LPOツール売り上げNO.1を獲得している、国内LPOツールのパイオニア的存在です。大手ネット企業の導入数も多く、ターゲットに合わせた細やかなセグメントを実現することが出来ます。

6-どこどこJPロゴ

どこどこJP
エリアターゲティングに特化したことにより、低価格でLPOツールの提供を実現しているLPOツールです。また正確な地域ターゲティングから不法アクセスの防止のサービスも展開しています。

7-Gyro-n

Gyro-n【ジャイロン】
検索キーワードやエリアによるターゲティングはもちろん、流入元の広告媒体にも応じて配信するコンテンツを自動的に差し替えることが出来るLPOツールです。また、おすすめ商品を自動配信する「関連アイテム自動配信」にも対応しています。

8-Optimizelyロゴ

Optimizely
導入数世界NO.1のABテストツールであるOptimizelyですが、最適化配信を実現する”Optimizely Personalization”が最近発表されました。詳細はまだ不明ですが、ベータ版の登録が現在受け付けをしており、今後本格的に展開していくことが予想されます。

9-CyclyUPLPOロゴ
CycleUP LPO

こちらはソウルドアウト(当社)が提供している、月額3万円から導入できる中小企業向けのLPOツールです。改善案やクリエイティブの修正は契約期間内であれば5回まで無償で行っており、LPOツールを導入したことがない方でも手軽に始めることができます。

切り分けの基本はキーワード

先ほどの例では流入キーワードで分けていたように、検索キーワードはニーズの違いがはっきりわかることから、切り分けの基本だと言われています。

しかし、キーワード以外にも、以下のような切り分けかたもあります。
10-切り分けの基本のキーワードの例

引用元:行動ターゲティングLPO~あらゆるページを顧客に応じて最適化する |MarkeZine

実はキーワードに関しては、GoogleのSSL化の関係で近年は難しくなってきているのが現状です。
このようなユーザ別の出し分けを実際どのように行っているのか、事例などを踏まえて紹介いたします。

「流入経路別」の出し分け活用例

【キーワード別】検索ワードによってコピーの訴求内容を変更⇒CVR約4倍

11-検索ワードによって訴求内容を変更

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルページ

【活用後】

キーワード「●●」で検索して来訪したユーザに対しては、メインコピーと商品特長で「●●」を載せたランディングページを見せる

【結果】

●●で検索してきたユーザのCVR⇒4.31倍に改善

直帰率を下げないために大切なことは、ファーストビューで「自分が探していたものはこれだ」という一致をユーザに与えることです。
キーワードはそのままコピーなどに落とし込むことができるので活用したいポイントです。

【この事例を活用するなら…】

例:ニキビ向け化粧水
ニキビに悩む人が化粧水を探すとき、①「化粧水 ニキビ肌」で検索する場合、②肌にやさしい化粧水を求めて「化粧水 無添加」で探す場合が考えられる

⇒①で検索してきたユーザには「ニキビ肌向け化粧水」と訴求
⇒②で検索してきたユーザには「無添加化粧水」と訴求

【向いている業界やケース】

・通販業界
・1つの商品で流入キーワードが分かれている場合
・複数の商材を扱っているがリンク先がTOPページの場合

【広告別】バナー広告のデザインに合わせてTOPページのビジュアル変更⇒CVR改善

12-バナー広告のデザインに合わせてトップページを変更

【活用前】

全てのユーザに同じデザイン

【活用後】

バナーのデザインに合わせてTOPページのメインビジュアルを変更

【結果】

CVRが改善

バナー広告の場合は、その画像の内容が気になってきている場合が多いです。
そのため、複数のバナーデザインを用意している場合は、サイトTOPを同じビジュアルにすることで、「違うサイトに来たのかな?」といった不安を払しょくすることができます。

【この事例を活用するなら…】

例:英会話
CMを展開していて知名度があるので指名検索をされている
バナー広告では「CMと同じビジュアル」「外国人講師」「日本人生徒」の3パターンを展開している

⇒「CMと同じビジュアル」「外国人講師」「日本人生徒」のバナーに合わせて、メインビジュアルを差し替える

【向いている業界やケース】

・複数の商品を扱っている企業
・指名で検索される企業
・バナー広告を複数出している場合

大カテゴリのワードと小カテゴリのワードで情報量を出し分け

13-大小カテゴリでワードの出し訳

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルページ

【活用後】

「トナー」という大カテゴリで検索した人⇒オリジナル
「リサイクルトナー」という小カテゴリで検索した人⇒リサイクルトナーに特化した内容

今回のような場合、「リサイクルトナー」と具体的なキーワードで検索しているユーザにとっては新品のトナーの商品情報は不要なものになってしまいます。
大カテゴリのキーワードでは情報を全般的に、小カテゴリのキーワードではその内容に特化した情報を見せることで、ユーザは情報を取捨選択する手間が省けます。

【この事例を活用するなら…】

例:クレンジング
クレンジング全般を取り扱っているが、特に「クレンジングオイル」からの流入が多い。

⇒「クレンジング」で検索してきたユーザにはリキッドやクリーム、オイルタイプなど幅広く商品を紹介する。
⇒「クレンジングオイル」で検索してきたユーザにはオイルタイプに絞って商品を紹介する。

【向いている業界やケース】

・ECサイト
・同一カテゴリ内で商品を複数扱っているケース

▼参考サイト

LPO レコメンダー(LPO対策ツール)

流入元の広告媒体に応じた出し分け

14-流入元の広告媒体に応じた出し分け

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルページ

【活用後】

「メルマガ」から流入した人⇒メルマガ限定の旅行キャンペーンを表示
「SNS」から流入した人⇒facebookで人気の旅行キャンペーンを表示

旅行のように沢山のパッケージを持っている業界では、「メルマガ」「SNS」「ブログ」など多数の媒体でキャンペーンを宣伝している事があります。その場合にも、ユーザが接触する広告媒体や内容によって、表示させるコンテンツを切り分けることにより、よりユーザが興味を持ちやすいコンテンツを配信することが出来るようになります。

【この事例を活用するなら…】

例:総合通販
メールやプレスリリース、SNSでそれぞれ異なった商品を紹介している
⇒流入媒体別にトップページの構成を最適化する。

⇒メルマガの「工具特集」に興味を持った人に対しては工具のキャンペーン枠をトップページに用意する
⇒SNSで「庭造り」に興味をもった人には「ガーデニング」のキャンペーン枠をトップページに用意する

【向いている業界やケース】

・多品目サイト
・旅行サイト

「エリア」の出し分け活用例

【旅行業界】「出発地」をエリア別で出し分け⇒直帰率半減

15-エリア出し分け例(旅行業界)

【活用前】

すべてのユーザに東京発のツアー情報

【活用後】

アクセス元のエリアごとにツアーの出発地を変更

【結果】

中部・関西エリアからのアクセス⇒直帰率半減

従来のサイトでは、ユーザは「自分で出発地を選び直してツアーを探す」という手間が発生していました。
しかし、出発地は住んでいる近くを選ぶことがほとんどです。
アクセスしている地域に合わせてツアーの情報を出し分けることで、ユーザは自分で探す必要なくツアーの情報が見られるので嬉しいですね。

【この事例を活用するなら…】

例:リフォーム
全国に支店は出しているが、地域ごとにキャンペーンや扱っているサービス若干違う
⇒支店の立地に合わせて、表示する情報をユーザにより近い支店の情報にする

【向いている業界やケース】

・不動産業界
・教育業界
・ご当地フェアなどを行う場合
・地域によっておススメする商品が異なる場合
・地域に紐づいたサービスを展開している場合

▼参考サイト

エリアターゲティング活用事例 | 株式会社あどえりあ

国別で表示言語を変える

16-国別で表示言語を変える

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルページ

【活用後】

アクセスした国に合わせて、サイトの表示言語を変更

こちらは少しレアなケースかもしれませんが、グローバル向けのサイトの場合、多言語に対応している必要があります。
外国の人にとっては何が書いてあるか分からないサイトから、「言語の変更」をがんばって探さなければなりません。最初からその国の言語を表示することで無駄なストレスがなくなります。

【この事例を活用するなら…】

例:海外販路拡大
中国人向けの通販サイトに商品を出品したことで、中国からのアクセスが増えてきた。
⇒サイトの案内や誘導リンク、バナー等の表示言語を中国語のものにする。

【向いている業界やケース】

・人材業界
・派遣業界
・海外に向けて情報発信を行っている場合
・海外向けに通販を行っている場合

▼参考サイト

HOW TO MASTER Pesonalized MARKETING | HubSpot(PDF資料)

「訪問回数」の出し分け活用例

訪問回数でCVボタンの内容を変える⇒CTR42%アップ

17-訪問回数でCVボタンの内容を変える

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

初めてサイトを訪れたユーザ⇒「インバウンドマーケティングとは」のような、そもそもユーザが知りたい内容をクリックボタンとして設置
再来訪をしているユーザ⇒「サービスを今日から始める」のような具体的なサービス導入まで落とし込まれたクリックボタンを設置し、メインコピーも同じ訴求にする

【結果】

再来訪ユーザのバナーのクリック率が42%上昇

訪問回数は、ユーザの予備知識の量にとても関係しています。
初めて訪れたユーザにとっては、「そもそもこのサービスって何?」から始まります。
しかし、2回目以降のユーザは商品の基礎知識はあって、それ以外のことが気になって再来訪した可能性が高いです。
そこで導入の手順のような、より検討に近い内容を紹介することで、新しい知識を手にいれてもらえます。

【この事例を活用するなら…】

例:ダイエットジム
CVに至るまでの検討期間が長いため、初回来訪では成果に結びつかないことが多い

⇒初回来訪の人はダイエットプログラムの構成やジムのトレーニングがなぜ必要なのかといった基本的な要素を訴求
⇒再来訪の人はダイエットプログラムの具体的な内容や、始め方~終了までの一連の流れを訴求する

【向いている業界やケース】

・エステやITサービス、コンサルティング系など複数を比較して長い間検討する商品

▼参考サイト

3 Cutting-Edge Examples of Website Personalization|HubSpot

初回訪問はキャンペーン、再来訪はリピートなどCVの後押しとなる情報を載せる

18-初回・再来訪で情報を出し分け

【導入前】

全員にデフォルトのページ

【導入後】

初めてサイトを訪れたユーザ⇒「初めての方限定」のようなハードルの低いキャンペーンを訴求
再来訪のユーザ⇒購入を迷っているユーザであると想定して、「リピート率」を訴求することにより購入のひと押しをする

こちらは事例ではありませんが、ページへの訪問回数でユーザのモチベーションが変わっていることを仮説にセグメンテーションを行ったときの例です。
初回来訪のユーザは、まだモチベーションが低いため「初回限定」といったハードルの低い内容にすることで購入のハードルを下げます。
一方で何度も訪れているユーザは、不安要素があって購入に踏み切れていない可能性があります。その場合には、安心感といった要素を訴求することで、購入の後押しをすることができます。

【この事例を活用するなら…】

例:通販の初回限定キャンペーン
⇒初回来訪のユーザには「初めての方限定」をメインの訴求にする
⇒再来訪のユーザにはCVした人には「ポイント10倍」といった内容、CVしていない人には「満足度」のような安心感を訴求する

【向いている業界】

・初回限定特典がある通販サイト、会員特典のあるフィットネスサイトなど、購入までの検討期間が長い商品

「閲覧履歴」の出し分け活用例

「過去にみたツアー」に関連する情報を載せる⇒直帰率改善・クリック数増加

19-過去にみたツアーの関連情報を載せる

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

・TOPページで、訪問者の過去の閲覧履歴から関心のある旅行商品を表示
・表示はツアー情報と関連するナビゲーションを表示
・閲覧履歴とあわせてキーワードでターゲティング

【結果】

・TOPページの直帰率が大幅に改善
・新規訪問者のクリック数が増加
・予約までの離脱率が改善

閲覧履歴も、キーワードと同じでユーザが知りたい内容に直結する情報です。
過去に香港のツアー情報を見ていたのであれば、このユーザは少なくともヨーロッパよりは香港に興味を持っていることが考えられます。
ユーザは必要がない情報は基本的にスルーしてしまいますので、少しでも興味を持ってもらえる情報を最初に見せたいですね。

【この事例を活用するなら…】

例:不動産
ファミリー向けの賃貸マンションから一人暮らし向けの1kなど幅広い物件を扱っている

⇒2DKなどの間取りの広い住宅を見た人には、「ファミリー特集」
⇒1kなどの小さな部屋を見ている人には「一人暮らし特集」をTOPに置く

【向いている業界】

・通販業界
・旅行業界
・不動産業界
・複数のカテゴリーの商品を扱っているサイト
・定期的に「●●特集」などが行っているサイト

▼参考サイト

第8回 閲覧履歴ターゲティング事例 | マーケティングオートメーションならアクティブコア

資料ダウンロードしたか否かでCV地点の変更⇒CTR10%アップ

20-資料ダウンロードしたか否かでCV地点変更

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

資料ダウンロードをしていないユーザに対しては「経営メソッド」をまとめた資料バナー
ダウンロード済みのユーザに対しては「オンラインセミナー」の受講を促すバナー

【結果】

ダウンロード済みのユーザのCTRが10%増加

コンバージョンのハードルを下げるために「資料請求」や「資料DL」をCV地点に置いている方も多いかと思います。
しかし資料請求をすでにしている人が、2回目も同じ資料を請求することは基本的にないかと思います。
資料請求をした上でサイトに来てくれているならば、前よりは興味関心があるユーザですので「セミナー申込」のようにもう少しハードルの高いコンバーションを設定してもいいかもしれません。

【この事例を活用するなら…】

例:脱毛サロン
⇒資料を見ていない人には「資料請求」といったハードルの低いものをCVボタンに置く
⇒資料請求をすでにしている人には「お申込はコチラ」のような本契約を促すものにする

【向いている業界】

・コンサルティング業界
・マーケティング業界
・サンプルデータがDLできるサイト

▼参考サイト

3 Cutting-Edge Examples of Website Personalization|HubSpot

「時間・曜日別」の出し分け活用例

曜日に合わせてサイトトップを変更

21-曜日に合わせてサイトトップ変更

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

水曜日に検索したユーザには水曜限定のキャンペーンを表示
日曜日に検索したユーザには休日限定のキャンペーンを教示

毎週決まった週にキャンペーンを打ち出しているサイトは多くありますが、本セグメントを利用すれば、各曜日に対して個別にサイトを切り替えることが出来るようになります。
例えば、毎週水曜日は「水曜キャンペーン」を打ち出し、日曜日には「休日限定セール」のような打ち出し方を自動的に行えるようになります。

【この事例を活用するなら…】

例:「平日」「休日」限定キャンペーン
⇒平日か休日かでサイトを切り替える。
⇒調べた日「限定」であることをユーザに伝え、購入を促す。

【向いている業界】

・曜日限定セールを行っている業界・企業
・曜日によってユーザの購入意欲がわかる業界
(平日:お手軽商品 休日:じっくり検討商品 など)

放映したテレビ・ラジオCMの時間帯に合わせてサイトトップを変更

22-テレビ・ラジオのCMの時間帯に合わせてサイトトップを変更

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

テレビCMを放映したPM15:00以降にはテレビで紹介した商品トップ
ラジオCMを流したPM20:00以降にはラジオで紹介した商品トップ

広告の効果をあげるためには、複数のメディアでの宣伝をつなぎ合わせるクロスメディア戦略が不可欠です。
今までは、テレビCMなどの宣伝をしても一様のサイトトップであったのが、ラジオやテレビの放映時間に合わせて、毎回適切なタイミングでトップ画面を切り替えることが出来るようになります。

【この事例を活用するなら…】

例:時間帯限定キャンペーン
⇒「お昼」にキャンペーンを行う場合、PM12:00~15:00まではお昼キャンペーンのサイトトップにする
⇒「毎週水曜日」にキャンペーンを行う場合、水曜日のみ専用のキャンペーン用のサイトトップにする

【向いている業界】

・クロスメディアで広告を打っている企業
・時間帯によりキャンペーンが変わる業界

▼参考サイト

インターネット広告連動|ランディングページ最適化ならGyro-n LPO

まとめ

いかかでしたでしょうか。
LPOで大切なことは、ユーザが「求めているサイトだ!」とTOPページで感じてもらうことです。
ユーザに合わせてページの表示内容を最適化し、情報を探させる手間を少しでも省いてあげられる
是非LPOツールを導入してみてください。

タグとは|5分でわかるタグの基本

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タグとは

製作、広告計測、SEO、ツール利用などの際に「◯◯タグ」という言葉をよく耳にしますが、なんとなく知っているようで良くわからないという方も多いのではないでしょうか。

タグの種類は年々増えており、種類や注意点を抑えないと「ちゃんと計測できない」「ツールが動作しない」といったトラブルに見舞われます。
そうならないためにも、最低限抑えるべきポイントを簡単に説明いたします。

そもそもタグとは

前述のとおりタグの数は無数に存在しますが、最低限知っておくべき種類は大別すると3つに分類できます。これらを知っているだけで、製作会社の方やクライアントと円滑に情報のやりとりができるようになります。

1.htmlタグ
どのようなページなのかという情報や、ページ上のテキスト、画像、リンクなどを表示する際に必要なものです。

2.コンバージョンタグ
購入数、申込数、資料請求数などのコンバージョンを測定するためのタグです。

3.ツール用制御タグ
Google Analytics、ヒートマップ、ABテストツールなどを使用するために埋め込むタグです。

1.htmlタグとはウェブページを表示するためのタグ

WEBページはhtmlという言語で作られています。htmlでは、<>で囲むことにより、他の文字列とは別のレベルで解釈されます。
例えば・・・

- 画像を貼る<img>タグ(イメージタグと読みます)
- リンクを貼るタグ <a href="URL" >~</a>
- どのようなサイトなのかを表す<title>タグ

 などがありますが、もっとざっくり説明すると、下の図のような形になっています。

1-htmlタグとは

※詳しく知りたい方は、下記サイトを御覧ください。また、実際に適当なウェブページのソースを表示(Ctrl+U)して、実際の画面と比較してみるとよりわかりやすいかもしれません。

  • htmlクイックリファレンス
  • Webページ作りのお勉強
  • このhtmlの書き方(構造)は、SEOにも関連してくる部分なので、SEOに強い構造に興味がある方は下記の記事をご覧ください。

  • SEOの基本中の基本!「titleタグ」「meta description」「h1タグ」の書き方まとめ
  • ウェブサイト・ウェブページは複雑なように見えて、これらのタグの組み合わせで作られています。またこれから説明する残りのタグも、このタグの組み合わせの中に埋め込むことで様々な役割を果たします。

    2.埋め込んたページからアクション完了の情報を発信するコンバージョンタグ

    リスティング広告などのウェブ広告の運用をするときに忘れてはいけない、購入数・申込数、資料請求数などの成果を計測するためのタグです。
    このタグを目的の完了地点に埋め込むことで、そのページが表示された回数を計測できるようになります。

    2-コンバージョンタグとは

    ※詳しく知りたい方は下記の記事を御覧ください。

  • 初心者でも大丈夫 コンバージョンタグの基礎を徹底解説
  • 3.埋め込んだページに機能を追加するツール用制御タグ

    ABテストや、ヒートマップといったツールの制御タグをウェブページに埋め込むことで、画像を切り替える(ABテストツール)、ユーザのマウスの動きを取得する(ヒートマップツール)といった各ツールの機能を対象のページに持たせることができます。

    3-ツール用制御タグとは

    コンバージョン・制御タグの埋め込み方と注意点

    タグはhtmlファイルをテキストエディタで開き、所定の位置にコピペするだけなので、作業としてはとても簡単です。ただし、3つの点の注意する必要があります。

    1.正しいページに埋め込む

    特にコンバージョンタグを誤ったページに埋めてしまうと、数字が増えない、極端に増加したなどのトラブルを招くため、必ず正しいページであるかを確認して埋めましょう。

    4-タグを正しいページに埋め込む

    2.埋め込む位置に注意する

    埋め込む場所はタグごとに決まっているので、正しい埋設位置に埋め込みましょう。
    正しいページに埋め込んでも、正しい位置に埋め込まれなかった場合、動作しないこともあります。
    制御タグやコンバージョンタグには、「<head>内」「</body>直前」などの指示が必ずあるはずなので、指示にそって埋め込みましょう。
     

    5-タグを埋め込む位置1 6-タグを埋め込む位置2

    3.htmlソースに注意する

    すでに記載されているhtml(サイトの情報)を消さない用に注意しましょう。
    タグを埋め込んだり抜いたりする際に、誤ってカッコを一つ消してしまうだけで、サイトの表示が崩れてしまうことが有ります。埋め込む際にはバックアップをとっておくのも一つの手でしょう。

    7-htmlソースに注意する

    まとめ

    タグを用いた数値計測やツールの利用は昨今のウェブマーケティングにおいて基本中の基本と言っても過言ではありません。それぞれのタグの詳細を把握し、タグ博士になろうと思ったら時間がいくらあっても足りないかもしれませんが、前述の基本を知っているだけでも十分に役立つと思いますので、まずは基本をマスターすることから始めてみましょう。

    バナー検証のノウハウ全公開!ディスプレイ広告攻略のための4STEP+事例

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    バナー検証

    ネット広告といえば、まず思い浮かぶのは「検索連動型広告(リスティング)」ではないでしょうか?

    クリック課金で無駄撃ちが少なく、「検索」をしているユーザに広告が出せるのでモチベーションが高いユーザにアプローチする事ができ、数万円~という少額でも出稿が可能!と、いう事で広告費の捻出が厳しい多くの中小企業の味方だったのですが・・・。

    昨今、検索連動型広告へ大手がガンガン参入してきた事により、CPCは高騰傾向・・・。
    市場はナカナカに厳しくなってきました。

    そこで、攻略したいのが、ディスプレイ広告です。
    ディスプレイ広告は、検索連動型広告のように検索している人に"ドンピシャ"でアプローチする事はできませんが、セグメントで絞ったり、過去の検索履歴を元にターゲティングしたり、リスティングに次いで細やかなターゲティングが可能なネット広告といえます。
    (ディスプレイ広告の詳細についてはこちらの記事をご参考にしてください:ディスプレイ広告を手堅く始める為の3ステップ|LISKUL

    ディスプレイ広告攻略のために重要なのは「バナーの検証」です。
    なぜなら、ターゲットとしては、潜在層となるためどのようなターゲットを、どのような訴求でサイトへ誘導するか?ココの精度をいかに高める事ができるかでディスプレイ広告でのCVRのアップが狙えます。

    今回は、今まで私がネット広告のコンサルタントとして経験してきた約10年分の検証の知見と手順を纏めて記載致します。進め方・仮説の考え方等、バナー検証に関するノウハウの全てについて記載しますので、是非、貴社の参考にして頂ければと思います。

    【目次】

    【1】バナー検証が必要な理由
    【2】バナーを作る前に整理して置くこと
      -流入元とターゲットについての整理
    【3】バナー検証の基本の考え方
     ①王道の訴求を決める
      -バナーの訴求軸を洗い出す
      -優先順位をつけてトーナメントを作る
     ②王道訴求のブラッシュUP
      -ブラッシュUPパターンの考え方
    【4】バナー検証の進め方
      -検証方法はABテスト?期間検証?
      -どのくらいの母数で「勝敗」を決めるの?
      -バナー検証はどのくらいの頻度で実施するのが効果的?
    バナー検証の事例3選
    終わりに

    【1】バナー検証が必要な理由

    ディスプレイ広告を実施するのであれば、必ずバナーの検証は行うべきだと思います。なぜなら、検索広告と違い、ターゲットが絞込きれない分、優良なユーザを連れてくるにも、たくさんのユーザ流入を狙うにも、まずはユーザの興味を引くためのバナーが磨きこまれていなければ、効果の改善はありません。

    なので、広告とバナー検証はセットでやって頂く事をオススメします。
    例えば、下記の3つのバナーの中であれば、どのバナーが効果が良いと思いますか?

    例)ダイエットドリング/メリット別訴求バナー

    図1-ダイエットドリンク・メリット別訴求バナー

    いかがでしょうか?
    どれも商品のメリットを謳っていますが、③実績訴求がほかのものよりも2倍程度、クリック率が高いです。

    漫然と商品のメリットを謳った訴求ではなく、きちんと仮説を持ち、検証をしていく事で「"ぐっ"と刺さる」バナーを作っていく事ができるのです。
    ただし、どの訴求がベストか?は一発で決められるものでもないので「検証」をする事が重要です。
    ですが、「検証をしよう!」となってもお悩みになるのが下記のパターンです。

    ▼検証についてのよくあるお悩み

    ・検証ってどのくらい母数が貯まれば「勝敗」をつけていいの?
    ・需要期・閑散期については加味した方がいいの?
    ・ABテストと期間検証とどっちがいいの?
    ・何パターン試せば「王道」にいきつくの?
    ・訴求に対する検証とターゲットに対する検証は一緒にやっていいの?

    等など、進めていくうちに、どこまで深追いしてよいのか?何を検証していたのかがわからなくなってしまう事が多々あります。それでも検証をしないよりはした方がずっと有意義だとは思いますが、出来ればどの結果がもっともよいのか、順を追って検証を進められれば一番効果が高いバナーに最短でたどり着けるのではないかと思います。

    次の章からは具体的な進め方について、順を追って記載していきます。

    【2】バナーを作る前に整理して置くこと

    -流入元とターゲットについての整理

    バナーを作る!という前にまず、事前の整理をしておく事が重要です。
    具体的には下記4点を整理しましょう。

    ①配信方法はどこですか?
    ②配信面はどのようなところですか?
    ③貴社サービス・商品の強み
    ④今のバナーの訴求(過去検証していたものがあればそれも)

    例えば、下記のような形でまとめます。

    図2-流入元とターゲットの整理
    まずは、ここまで一覧化し情報の整理をしましょう。
    闇雲に思いつきで検証をはじめてしまうと、結局何がいいのか?が途中でよくわからなくなってしまうので、現状を整理した上で「誰(=セグメント)」に対してどのような「条件(=配信方法)」の元「何を(=強み)」の検証していくのか?そして、今は何が掲載されているのか、キチンと把握する事から初めましょう。これは、綺麗にエクセル等に纏めなくても、一度紙に簡単に書き出すだけでも良いので整理をする事が重要です。

    【3】バナー検証の基本の考え方

    ①王道の訴求を決める/バナーの訴求軸を洗い出す

    さて、商品・サービスの整理ができたら、まずは、貴社が勝てる王道バナーの訴求軸を探しましょう!
    「値段で推すのが良いのか?」「初回限定のお得訴求でいくのが良いか?」「満足度を押し出すか?」
    その時に重要なのはキチンと「訴求軸」と「仮説(なんで良いと思ったのか?)」をセットにして考える事です。
    そして、優先順位をつけてトーナメントを作ります。
    次に、どの訴求が一番勝てそうか?当りをつけて優先順位をつけます。この時の当りの付け方としては例えば、下記のようなものを参考とします。

    ・雑誌・チラシ等で過去検証し、勝った経験がある訴求
    ・現場の営業マン・販売スタッフにヒアリングし、実際のお客様の反応率が高いもの
    ・過去調査データ等があれば、それを参考にする

    もし、上記のような参考にすべきものがひとつもない場合には、商品・サービスを企画した貴社が「勝てる」と思っている強みの信じ、優先順位をつけましょう。

    ▼例
    ◯訴求:体重DOWN(優先度1位)
    図3-訴求:体重DOWN

    ◯訴求:ランキング一位(優先度2位)
    図4-訴求:ランキング1位

    ◯訴求:値引き/値段訴求(優先度3位)
    図5-訴求:値引き

    ▼トーナメント表
    図6-トーナメント表

    ここまで考え、計画をたてたら、この優先順位順に検証を行っていきます。
    何故優先順位を付けるのか?というと、「勝ちパターン」の訴求バナーがずっと掲載されている事が最も望ましいので、その可能性が高いものから検証をスタートする事で「勝ちパターン」のバナーを検証しつつもずっと掲載させておける可能性が高いから。です。検証によるリスクや機械損失は少しでも減らした方が良いので、このように順序立ててスケジュールをたてる事がオススメです。

    ②王道訴求のブラッシュアップ/ブラッシュUPパターンの考え方

    前章で「勝ちパターン」となる「訴求軸」が決まったら今度はどういう構成・言い回しが良いのか?というブラッシュUP検証を進めましょう。
    この段階になると、訴求すべき事は無限にあります!!

    例えば・・・・
    ・安い!という文言は「格安」が良いのか?「激安」が良いのか?
    ・権威付けは「メダル」が良いのか「丸枠」のが良いのか?
    ・割引率は「◯%オフ」が良いのか「◯円引き」が良いのか?
    ・写真の女の人は「アップ」が良いのか「全身」が良いのか?
    ・写真は「男性」がいいのか?「女性」がいいのか?
    ・訴求内容を「言い切りの形」でいうのか?「疑問形」でいうのか?

    ・・・等など。

    このようなとても細かいデザインに対する検証は本当に無限にあるので、無限ループに入ります。

    本当はこの限りない検証をどんどん回し続けてブラッシュアップするというのが良いのですが、ココも思いつきでやり続けてしまうと、結果何がよかったか?いつがやめどきなのか?が全く分からなくなってしまい迷宮入りするので、このブラッシュUP検証の段階でも「仮説」と「優先順位」をつけて最低限抑えておくべきところが、どこまでか?までは決めておきましょう。

    最低限やっておいた方がよいブラッシュUP検証として、押さえておくべき検証パターンは下記の3つです。

    ①レイアウト検証

    何の要素を一番強調するのが効果的かを試してみましょう。

    ・Aは商品を強調し、こんなにイロイロ試せますよ~という感じがするバナー
    ・Bは「無料」を強調し、お得感がメインになっているバナー

    →上記は同じ「無料モニター募集」に対する訴求でもレイアウトで印象が全然違いますね。
    (※参考バナー:山田養蜂場

    図7-レイアウト検証

    ②言い回し検証

    同じ訴求でも言い回しで印象が変わる場合は下記のようなパターンを試してみましょう。

    ・Aは「潤い」「ファンで不要」という訴求で、保湿力の高さを表現しています。
    ・Bは「ほうれい線」「はり」「ピーンという擬音」で、保湿力の高さをアピールです。

    →同じ「保湿力」という強みの効果に対し、どういう言葉・言い回しで効果を想起させるのか?を考えましょう。推測ですが「A」は標準的な文言なので、万人受けしそうですね。ただ、絶対的な悩みに対する解決提示ではないです。「B」は”ほうれい線”というキーワードがでているので、ある程度年上の女性以外はターゲットからは外れてしまいそうです。ただし、ほうれい線が悩みとなっているターゲットにはメリットが伝わりやすいので、反応率は高いかもしれません。
    (参考:ライスフォース

    図8-言い回し検証

    ③季節訴求検証

    季節によってニーズが左右される場合にはその季節に沿った訴求も試しておきましょう

    ・Aは「季節」を訴求に入れ「今」やらなければいけないような煽りのコピーです。
    ・Bは「常時」訴求として使える割引コピーです。

    →ただただ、季節感を入れ込めば良いという事ではなく、需要期にユーザニーズが高まるタイミングでユーザが求めている、または「やるべき」と感じるような訴求にする事で良い結果がでる事が多いです。
    (参考:ミュゼプラチナム
    図9-季節訴求

    この3つをまずはブラッシュUP検証の際には押さえておく事をオススメします。

    その後の本当に細かボタンの色は「赤」と「青」どっちがいいか?とかそのレベルの検証については、仮説は必要ないので、とにかく気が済むだけパターンを出して検証していけば良いと思います。

    【4】バナー検証の進め方

    どのくらいの母数で「勝敗」を決めるの?

    さて、コレで検証のスケジュールが決まりました。ところで何を持って「勝敗」を決めるのが良いでしょうか?
    統計学的に知りたいという事であれば、算出してくれるツールもあるので、こういったものを使うと良いでしょう。
    A/Bテスト信頼度判定ツール | 真摯 (Cinci)

    「ただ、母数が少なく統計優位性が算出されない。」という場合は下記のようにある程度の母数とある程度の結果の差が出た時に仕切りを作り進めます。

    ▼仕切りの例
    ・クリックが「A」「B」でクリックが200以上たまり、CTRの差が「1%以上」ついている時もしくはクリックに「20以上」の差がでた時

    ※このクリック「200以上」の仕切りに関してはある程度月間のクリック数を加味しざっくり決めます。が、このクリック母数が「100」を切るとかなり検証母数としては心もとない印象です。その場合は予算を増やし母数を集めないと、そもそも「検証」をするという事自体が難しいと考えた方がよいかもしれません。

    この仕切の基準に当てはめても差が見られない場合は「引き分け」とし、どちらか思い切って決めてしまい、次の検証に進んだ方が良いでしょう。

    バナー検証はどのくらいの頻度で実施するのが効果的?

    さて、バナーの検証はどのくらいの頻度で実施するのが良いのでしょうか。
    一番は上記でも記載しましたが、ずっと検証を回し続け、常に勝ちパターンを模索するのが望ましいです。
    ただし、制作費や時間等も掛かるため「ずっとは無理!」という方も多いでしょう。
    その場合でも、1年に一度は検証をし続ける事をオススメします。
    また、季節によって訴求やニーズが変化するサービス(例えば「脱毛」「ダイエット」「旅行」等)に関しては、その季節ごとにも検証を実施する事をオススメします。
    市場やユーザニーズ・競合は常に変化をし続けるので、去年「NO1」だった訴求が今年も「NO1」であるかはわかりません。
    そのため、やはり定期的に検証をする事はオススメします。ちなみに、検証時期としては、閑散期のうちに検証をしておき、ベストの状態で需要期を向かえるというスケジューリングが最も検証としては効果が発揮できると思います。

    バナー検証の事例3選

    ココで、バナー検証の実例をいくつかご紹介します。
    仮説と訴求パターンとセットで例を載せるので、参考にしてください。

    ▼事例①:訴求軸を検証する

    下記「Yahooニュース」の訴求軸は何が一番よいか?の検証をしたケースです。
    こちらは、「バナー検証の基本の考え方」の章でお伝えした「王道の訴求を決める」にあたります。

    【訴求軸の検証例】
    図10-訴求軸の検証例

    A)地域設定をすることで、都道府県別のタブでニュースが読めること
    B)Yahoo!ニュースの公式アプリであること
    C)重要なニュースや防災速報がプッシュ通知で届くこと
    D)Yahoo!ニュース編集部が人力で作成したトピックスが読める=時間のない人も、トピックスに目を通すことで重要ニュースを一通りおさえることができる

    上記のような仮説を元に、訴求軸を洗い出し検証をした結果となります。
    効果としては、「A」の都道府県別ニュースの効果が強かったようです。こちらの事例紹介の記事の中では、他にも色々な切り口で検証をし、最も効果が高いバナーへブラッシュアップしていく過程が紹介されており、とても参考になりますので、是非ご参考にしてみて下さいませ。
    (参考:CVRを上げるためのバナー制作4つのポイント~Yahoo!ニュースアプリA/Bテスト事例からみえた「都道府県ニュース」の隠れた需要 - Yahoo!ニュース スタッフブログ

    ▼事例②:細かい部分マキシマイズの検証をする

    下記「副業5万円」を訴求する下記バナーで一番効果が高いかを検証したケースです。こちらは、「バナーの検証の基本の考え方」の章でお伝えした「レイアウト検証」にあたります。この検証をする前には、事例①で王道パターンを決定しておく事をオススメします。まずは何の訴求が良いのかを明確にしてから取り組む事で、最も効果が高い訴求をさらに効果UPさせる事ができます!

    【様々なレイアウト・言い回しの検証】
    図11-細かい部分マキシマイズの検証

    上記の①~④で最も効果が高いのは・・・・
    「②」のバナーで「0.2558%」です。他のバナーはだいたい「0.1000%~0.1500%」程度のクリック率です。つまり、②のバナーが他のバナーより2倍程度効果が高くなりました。結果としては、②のバナーがよく、「文字のメリハリ」があり「5万」というメリットが堂々と目立っている。という事は言えますが、このバナー4つをみて、どれが良いはず、ときちんと並べられる人はいないのではないでしょうか??
    訴求のレイアウトやブラッシュアップに関しては、いろんな案をだしとにかく検証してみる事でわかってくる事も多いと思います。
    (参考:C-teamで作るバナー広告の効果がスゴすぎてひいた話 : けんすう日記

    ▼事例③:細かい部分マキシマイズの検証をする

    こちらも言い回しのバナー検証の事例です。上記よりも明確に”商品の値引き”についての言い回しを検証しています。
    【画像の見せ方の検証】
    図12-画像の見せ方の検証

    結果は「B」パターンのCVRが60%も改善しました。
    この場合は画像を大きく見せ、出来るだけシンプルにした方がユーザに刺さるというような結果が得られました。ただ、この結果は「ダイソン」というブランドが大きく貢献しており、あまり多くの訴求をいれずとも、最初からユーザの信頼度が高かったため、インパクト重視のバナーが検証で勝った、という見方もできます。

    なので、やはり一概にこの場合は「こう!」という事は言えず、色々な要因により結果が左右されるので、まずは検証を実施してみる!というスタンスが重要だと思います。
    (参考:CVが152%アップしたABテストの具体的な事例とノウハウ

    終わりに

    いかがでしょうか?

    このように、バナーの検証は「仮説」と「優先順位」をセットとし、きちんと検証スケジュールを設計する事で「どういう時に勝てるのか?」「何がユーザに刺さっているのか?」が明確に知見として貴社の中で貯める事ができます。

    この知見はランディングページでの転用や、チラシ・雑誌・交通広告での展開も可能です。
    是非、検証はこのように設計した上で、行って勝ちパターンを作り上げていって頂ければと思います。


    DMPを導入しリターゲティング広告の精度と効果を上げた事例6選

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    DMP

    「DMP」がバズワードとして広まり2~3年が過ぎ、一時的なブームから、本格活用のフェーズに移ってきています。多くの企業から「そろそろ自社でも導入した方がよいのか?」「導入するならどのようにすればよいのか?」というお悩みを耳にするようになりました。

    DMPの導入目的・活用方法はそれぞれの企業ごとに異なりますが、どの企業でも比較的手軽にできて、効果も高い導入方法はDMPを活用した「リターゲティング広告の精度向上」です。

    本記事では、DMPを活用したリターゲティング広告の精度向上の事例を6つご紹介します。
    この記事を読めば、DMPを導入し広告効果が高まり成功することの具体的なイメージを持つことができます。

    事例①:コンバージョン率8倍!DMPを用いた配信の秘訣とは?

    株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインで実施されたDMPを用いたリターゲティング広告の配信事例です。なぜコンバージョン率を8倍にもあげることができたのでしょうか。答えは明確で、配信の精度が格段に上昇したためと言えます。

    この事例では、異なるニーズを持つお客様の情報をDMPにまとめ、ユーザひとりひとりに合った広告を配信し、その後のクリック先のページでも統一されたマーケティング施策を実施しました。

    そして、これまでできなかったユーザへのアプローチや、特定のユーザへの一定期間の高頻度の接触を行い、刷り込み効果などを生み出し、その結果CVRは8倍まで向上しました。

    図0-ゴルフ・ダイジェスト様DMP導入事例

    引用元:導入事例|株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)様 |株式会社ブレインパッド

    通常、リマーケティング広告のターゲット設定は以下の要素を基に精度をあげることが可能です。

    図1-リマーケティング広告のターゲット設定の要素
    その中で最も重要な要素として、「どのオーディエンスを(だれを)ターゲットとするのか」ということがあります。

    オーディエンスの切り分け方としては例えば、
    ・デモグラフィック情報(性別・年齢など)に基づいて配信を分ける。
    ・サイト内行動(閲覧ページ数・閲覧ページ内容など)に基づいて配信を分ける
    ・・・などがあります。

    通常、広告運用者は、ターゲティングの精度を高めるに、このようなオーディエンスの切り分けやクリエィティブの変更などの内容を日々行っています。しかしながら、とれるデータが多くなればなるほど作業量が膨大になりやすく、またどうしても人の手では対応しきれないことが多々あります。

    一方で、DMPを活用し、サイト上にあるデータを分析、最適なターゲットに最適なタイミングで配信すれば、人の手ではできなかった膨大なデータに基づく配信が可能になります。膨大なデータを基に広告を配信し、さらにその配信結果を基に精度を上げていくDMPツールが、人の手よりも精度が高くなるのは自明のことかと思います。

    そもそもDMPとは?
    なぜ広告での活用から始めるとよいのか?

    では、次にそもそもDMPとは何なのか、なぜリターゲティングを用いたDMPをおすすめするのかをご説明します。

    そもそもDMPとは?

    DMPとはData Management Platformの略で、データを管理するプラットフォームを意味します。特に、今回のように自社にたまったユーザーのデータを使う場合をプライベートDMPと呼びます。「DMPを導入しましょう!」というときはプライベートDMPのことを指すケースが大半です。本記事ではプライベートDMPを単にDMPと呼んで書いています。

    では、DMPについてもう少し詳しくご説明します。DMPを簡単に説明すると、「サイト来訪者を属性別に整理したハコ」と言えます。このハコの役割としては大きく3つあります。

    1.データ蓄積

    データ蓄積では、様々なデータを一元的に管理します。例えば、デモグラフィックデータや購買データ、cookieデータ、広告配信データなどがあります。

    2.データ分類

    データ分類では、蓄積したデータを切り分けていきます。この切り分け方でそのあとのリマーゲティングの精度が変わってきますので、非常に大切な部分となります。

    例えば、商品詳細ページやカートページまで行った人は購入意欲が高いと考えられますので、重要な切り分け方の1つとなります。

    3.データ活用

    最後に、分類したデータをどのような方法で配信していくかを決めます。今回リマーケティングの配信するにあたっては、商品詳細を見た人には、今だけ10%オフのクーポンコードが記載されたページにリンクするなどが考えられます。
    図2-データの配信方法

    リターゲティング広告での活用

    本記事でリターゲティングを用いたDMPをおすすめする理由は3つあります・

    1. 効果を広告の費用対効果として測定しやすいこと。実施しているネット広告が比較対象になるため効果の良し悪しが一目瞭然となります。

    2. データを活用してリターゲティング広告の精度を高めるため、ほぼ100%効果は良くなります。(※ただし、規模を稼ぐのは大変)

    3. 広告という、サイトの外部に配信するため、サイト内やメールなどのように制作や原稿に関わる手間や調整に煩わされずすむこと

    リターゲティング広告での活用で導入する際の注意点

    それでは、実際にどのようなDMPツールを使えばいいのか、というお話になりますが、私は以下のことを注意してツールの導入を検討することをおすすめします。

    1.今後の拡張性・連携性を想定しておくこと

    データが溜まれば溜まるほど価値の高まるDMPツールは、別のDMPツールに変更する際のスイッチングコストは相当高くなります。そのため、安いからと言って、機能特化型ではなく、汎用性・拡張性のあるDMPを検討されることをおすすめします。

    2.国内では特にY!DMPとの連携は見据えること

    昨年の9月よりYahoo!がYahoo!DMPを提供しています。Yahoo! DMPを活用することにより、ブラウザやデバイス、チャネルを横断したセグメント作成が可能となります。

    さらには、Yahoo!のDSPも利用できるため、より精度の高い広告配信が可能です。そのため、Yahoo!DMPとの連携ができるという点も考慮にいれるといいでしょう。

    それでは、具体的にどのようにリマーケティング広告を配信するのがよいのでしょうか。実際に効果が出た事例をご紹介します。

    DMPを活用したリマーケティング広告で、効果が出た事例

    事例2:DMPを導入し、Google Adwordsでは設定できない「ホットなユーザ」に対しリマーケティング広告を配信し、CPAが2/3に!

    弊社ソウルドアウト株式会社でも、実際にDMPを2か月導入し、資料をダウンロードするユーザのCPAを2/3にすることができました。

    具体的には、「通常のリマーケティングの設定(リスティング広告関係のページを閲覧後、CVしていない、地域設定、フリークエンシーキャップ 等)」に追加で、DMP側の設定(2回以上来訪、リスティング広告関連ページの閲覧の条件)を追加で設定しました。

    その結果、URLやバナーを変えることなく、CPAを2/3にすることに成功しました。

    参考:ソウルドアウト株式会社

    事例3:DMPリターゲティングでCVR180%改善

    月額コンテンツサービスの会社において、DMPのデータから課金履歴のあるユーザーにリターゲティングを配信したところCVRが0.5%➔0.92%と向上する結果となりました。これは、購買力があり商品に興味があるユーザーに絞ったことで獲得率の向上に繋がった事例といえます。

    参照元:【DSP活用術】リターゲティング配信を工夫することで成果を最大化 |株式会社フルアウト

    事例4:DMPを活用したターゲットの細分化でCVR5倍 -資生堂

    資生堂では自社の化粧品ECサイトにおいて、ユーザーを「購買履歴のない会員」「サイト訪問履歴のある非会員」「非ターゲティング」という3つのグループに分けました。

    そして3つに分けたグループを過去のアクセスログなどから、さらに、スキンケア商品に関心が高い層や、ショッピングカートページで離脱した層などに細分化していきました。

    これらのセグメント分けしたユーザーにDSPを使って広告配信を実施した結果、「非ターゲティング」と比較して「購買履歴のない会員」はCVRが5倍、「サイト訪問履歴のある非会員」はCVR3倍の結果となりました。

    参照元:資生堂、ビッグデータ活用で広告成果が3倍|日経ビジネスオンライン

    事例5:類似オーディエンスでより広いユーザーにアプローチ -資生堂

    資生堂では、先ほどの施策の後、過去に特定の商品を購入したユーザーと類似するオーディエンスへの拡張を実施しました。配信方法を以下のようにして広告を配信しました。

    ① Yahoo/Googleのディスプレイネットワークでデモグラターゲティングを実施
    ② オーディエンス拡張でYahoo!DSPを配信

    その結果、②は①と比較してCTRが5倍、CVRが3倍の結果となりました。
    そして何より、DMPの課題点でもある配信量が限られているという点をクリアした施策となりました。

    参照元:資生堂、ビッグデータ活用で広告成果が3倍 |日経ビジネスオンライン

    事例6:Yahoo!DMPでスカウトメールの受信率は1.4倍、受信数は2.4倍-BizReach

    ビズリーチでは、Yahoo! DMPを活用して抽出した見込み顧客層に対して、広告を配信することによりスカウトメールの受信率を1.4倍、受信数は2.4倍にあげることに成功しました。

    Yahoo! DMPがもつ検索や行動履歴、購買履歴などのデータと、自社のもつデータを活用し、優良会員になる可能性の高いユーザーの行動上の特徴を抽出しました。例えば、「サイトAのPVが多い」や「サイトBでショッピングをしている」、「○○というワードを△回検索している」などがあがりました。

     そして、これらのオーディエンスに対して、広告配信したことにより先ほど結果を得ることが出来ました。

    参照元:会員制転職サイト「ビズリーチ」のYahoo! DMP活用 優良会員になりうる潜在層を獲得|MarkeZine

    まとめ

    ここまでお話したDMPはもちろんのこと、Yahoo!DMPも本格普及フェーズに入ってきています。DMPでリマーケティングの効果があがることはあっても、下がることはほとんどといっていいほどありません。(下がるとすれば、狙うターゲットを間違えている可能性が高いです)
    DMPと聞くとまだハードルが高いと思うかもしれませんが、まずはとっつきやすいDMPを用いたリマーケティングから始めてはいかがでしょうか。
    DMPが普及し、基盤整備をすることによって、多くの会社が成長することを祈っています!

    Googleアナリティクス設定|導入~分析までの完全攻略ガイド

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    Googleアナリティクス導入

    Googleアナリティクスは、Googleが提供している無料で高機能なアクセス解析ツールです。しかし、無料であるがゆえに、自分で設定しなければならず、こんな疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。

    ・どのように導入したらよいのか?
    ・最初に設定しておく項目は何なのか?

    こういったことを、初心者でもわかるように丁寧に解説してほしいと思っていませんか?

    本記事では、ネットに詳しくない方でも100%設定できる導入方法の解説と、導入後に簡単に分析するために「必ず設定しておきたい3つの設定」とそのやり方をまとめました!

    実際に解析サービスを提供している筆者が、とっても便利になると実感している設定方法を1から丁寧に説明しますので、ぜひとも参考にしてみてください。

    ※本記事は株式会社wacul提供によるスポンサード・コンテンツです。

    目次

    ■はじめの一歩!ネット音痴でも絶対導入できる導入設定方法
    ■必ず設定しておきたい!後で分析がカンタンになる必須設定2つ
    ■設定したら最初に見たい分析項目の基礎7つ
    ■まとめ:Googleアナリティクスは初期設定が命

    はじめの一歩!ネット音痴でも絶対導入できる導入設定方法

    ※導入済みの方は飛ばしてください

    アカウント作成とログイン

    まずはじめにGoogleアナリティクスを利用するには、
    Google アナリティクス公式サイト - ウェブ解析とレポート機能 – Google アナリティクス
    へアクセスし、Googleアカウントを持っている場合は右上の「ログイン」を選びます。Googleアカウントを持っていない場合は、「アカウントを作成」をクリックして先にGoogleアカウントを申し込みましょう。

    1-Googleアナリティクスのログイン

    ログイン後、次の画面で「申し込み」をクリックします。
    2-Googleアナリティクスのアカウント作成
    次にサイトの設定項目を入力します。

    トラッキング方法

    2つ方法のうち、より高機能な「ユニバーサルアナリティクス」を選びましょう。

    Universal Analytics | なるほどGoogleアナリティクス – 初心者向けに使い方を解説
    ユニバーサルアナリティクス完全移行マニュアル|LISKUL

    アカウント名

    どのサイトかわかりやすい名前をつけましょう。

    ウェブサイト名

    サイト名を入力します。

    ウェブサイトのURL

    サイトのURLを入力します。

    業種

    サイトのタイプを選びます。

    レポートのタイムゾーン

    日本を選びます。

    データ共有設定

    説明を読んで各自判断して下さい。チェックをつけておいても問題ありません。
    最後に「トラッキングIDを取得」ボタンを押し、表示された利用規約に同意します。
    3-Googleアナリティクスのアカウント作成項目

    トラッキングコードの設定

    利用規約に同意したら、「トラッキングコード」が表示されます。

    トラッキングコードとは?

    トラッキングコードとは、Webサイトへの訪問者のデータを取得するために各Webページに埋め込んでおくコード(プログラム)のことです。 トラッキングコードを正しく実装することではじめてアクセス解析のためのデータの取得が開始されます。

    つまりトラッキングコードを実装することは、Googleアナリティクスを使ってデータを取得するには欠かせないプロセスなのです!

    4-Googleアナリティクスのトラッキングコードの取得方法

    上述の通り、Webサイトへ訪問した閲覧者のデータをGoogleアナリティクスで収集するにはトラッキングコードと呼ばれる短いコードをブログなどの各ページに記述する必要があります。

    ここではトラッキングコードを実際にWebサイトにどのように記述するのかについて解説します。
    設置する場所は</body>よりも前の部分です。ここに上記のトラッキングコードをコピーして貼り付けます。

    5-Googleアナリティクスのトラッキングコードの貼り付け方
    アクセス解析の対象となる全てのページに記述して下さい。ファイルをアップロードすればトラッキングコードの設置は完了です!

    トラッキングコードがちゃんと設置されたか確認するためには

    トラッキングコードが設置できていない場合、Googleアナリティクスの「トラッキングコード」画面で「ステータス: トラッキングがインストールされていません」と表示されてしまいます。

    6-Googleアナリティクストラッキングコードの確認方法

    トラッキングコードを設置すると自動的にGoogleアナリティクスの方で検知され「ステータス: データを受信しています」と変わります。

    ただし特に問題がない場合でもステータスが変わるまでに少し時間がかかることがあります。ステータスに変化がなくても正しくトラッキングコードが設置されていればすぐにデータの取得は開始されています。

    必ず設定しておきたい!後で分析がカンタンになる必須設定2つ

    Webマスターツール(Search Console)との連携

    7-Search Consoleとの連携

    Webマスターツールとは、Googleが公式で提供するウェブ担当者・管理者のためのツールです。もちろん無料で利用することができます。今後Webサイトを長期的に運用していくには必須のツールです!

    Webマスターツールと連携することで、自分のサイトの状態や、Googleにどのように認識されているのか、外部リンク&内部リンク、サイトパフォーマンス、そしてGoogleからの警告など、サイト運営において重要な情報を見ることができます。最初の段階で必ず設定しておきましょう。

    Webマスターツールとの連携方法

    ①Googleアカウントでログイン
    まずは、Googleウェブマスターツールのページに行って、お持ちのGoogleアカウントでログインします。

    Google Search Console(Webマスターツール)

    ②サイトのドメインを入力する。

    ③ログインすると、Googleウェブマスターツールのスタート画面が表示されます。
    下のほうにあるフォームに、導入したいWebサイトのドメインを入力しましょう。

    ④サイトの所有権を確認する
    ドメインを入力したら、最後に所有権を確認する必要があります。
    「おすすめの方法」「別の方法」という2つのタブがあり、自分のやりやすい方法で確認をとることができます。

    サイトマップの登録

    サイトマップとは、Webサイトのページ構成を伝えるファイルのことです。サイトマップを作成し、送信することで、Googleのウェブクローラーがサイトを正しく巡回できるようになります。

    サイトマップの登録方法

    ① まずは、サイトマップ自体を作成。
    もしWordPressを使用しているのであれば、Google XML Sitemapsなどのプラグインを利用すれば、簡単に作成することができます。

    もし、WordPressを使用していなくても、下記のツールなどを使用すれば自動で作成することができます。
    サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」

    ② サイトマップをWebマスターツールに登録する。
    サイトマップを作成したら、Googleウェブマスターツールにサイトマップを追加します。左のサイドバーメニューから、クロール > サイトマップを選択してください。

    すると、サイトマップのページが開くので、右上の「サイトマップの追加/テスト」ボタンをクリック。下記の赤枠部分にサイトマップのURL(/sitemap.xmlなど)を入力し、「サイトマップを送信」ボタンをクリックします。

    設定したら最初に見たい分析項目の基礎7つ

    Googleアナリティクスの初期設定をしたら、まず最初にサイトがどのくらいの規模なのか(どのくらい多くのユーザーに見られているかなど)、下記指標をみることでおおかた知ることができます。

    「標準レポート」から「サマリー」を選ぶと、簡単に見ることができるので、ぜひとも確認してみてください。

    8-Googleアナリティクスで設定したら最初に見たい分析項目

    訪問数

    サイトを訪問した回数(ユーザー数との違いに注意!)
    ※1人が2回訪問したら訪問数は2回となります

    ユーザー数 (訪問数との違いに注意!)

    サイトを訪問したユーザーの人数
    ※1人が2回訪問してもユーザー数は1回です

    ページビュー数

    読まれたページの総数

    訪問別ページビュー

    訪問1回あたりのユーザーが読んだページの平均数

    訪問時の平均滞在時間

    訪問1回あたりにユーザーがサイトに滞在する平均時間

    直帰率

    最初の1ページだけ読んでサイトから離脱したユーザーの割合

    新規訪問の割合

    訪問者数に対する新規訪問者の割合

    最後に要確認!~Googleアナリティクスは正常に作動しているか~

    設定をしたものの、「これで本当にGoogleアナリティクスが正常に作動しているの?
    」と疑問を抱く方が多いのではないかと思います。
    なので、最後にちゃんとGoogleアナリティクスが正常に作動しているかどうか確認しましょう。そのためには「リアルタイムレポート」を確認すればOKです。

    《リアルタイムレポートを確認する方法》

    リアルタイムレポートでは、ユーザーの行動をリアルタイムで確認できます。
    これらのレポートにデータが表示されていれば、トラッキングコードでデータが収集されていることがわかります(正常に作動している証拠)

    ① Googleアナリティクスにログインする
    ② トラッキングコードを設定したプロパティのいずれかのビューに移動する
    ③ 「レポート」タブを選択
    ④ 「リアルタイム」⇒「サマリ」の順にクリック

    正常に作動していればこのようにデータが見れます。

    9-Googleアナリティクス機能しているかの確認方法

    まとめ:Googleアナリティクスは初期設定が命

    いかがでしたしょうか?冒頭でも触れましたが、Googleアナリティクスは様々なデータを分析できる非常に便利で高機能なツールですが、使い方を誤ってしまうと宝の持ち腐れにしかなりません。

    Webサイトの分析や改善をするにも、「データを分析するにも、どの数字を見ればいいのか」や、「改善するにもサイトのどの部分が悪いのか」がわかっていないといけないので、正しい設定方法を身に着け、見るべき分析項目を押さえておくことが必須なのです!

    本記事を読むことで、Googleアナリティクスの初期設定方法に関しては一通りマスターしていただいたと思います。

    とはいっても、「せっかく設定方法を覚えたのだから、ちゃんと有効活用したい!」と思う方が多いのではないかと思います。次回は実際にどうやって分析をするのか、Googleアナリティクスの使い方についてご紹介したいと思います!

    ※本記事は株式会社wacul提供によるスポンサード・コンテンツです。

    中小企業にSEOは必要か?プロが語る集客方法とリスクヘッジ

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    中小企業_SEO

    中小企業や地方企業がWebを活用して集客力・売上を上げたいのであれば、検索エンジン上で上位表示を狙うSEO対策は、欠かせません。この記事をご覧になっている中小企業経営者やWeb担当者の皆様がお求めの情報は「サイトの訪問数を増やすor売り上げを向上させる方法」だと思います。

    しかし、2012年以降、日本のGoogleの検索エンジンスパム対策が本格化し、小手先のSEOは通用しないどころかペナルティの対象になりました。その中で、「悪徳なSEO業者に騙された」という話や、ペナルティを受けて表示すらされなくなってしまった、という話もよく耳にします。また、ペナルティを恐れるあまり「全く何も対策をしていない」という中小企業も増えています。

    では、Webについての経験の少ない企業が、悪徳業者に騙されずに効果を出すにはどうしたら良いのでしょうか。

    SEOとは手間と時間、そして場合によってはリスクも伴います。しかし、SEOがWeb上の集客を最大化するうえで、重要かつ必要な施策であることは間違いないため、今回はその危険性なども含めて説明いたします。

    SEOとは=「サーチエンジン最適化」の施策

    SEOとは、Search Engine Optimization(サーチエンジン最適化)の略称です。

    サーチエンジン上の特定のウェブサイトの検索結果を上位表示するために、サイト内の情報や構造をユーザーにとって利用しやすい形に最適化する施策です。

    図1-SEOとは

    主なSEO対策方法

    主な対策方法としては下記の4つが代表的です。
    図2

    コンテンツの作成

    当たり前のことですが、サイトには目的があり、そのサイトを訪れるユーザが求めるコンテンツを作ることが非常に大事です。サイトの目的と整合性の高い情報の発信を心がけましょう。

    たとえば、本サイトLISKULでは「リスティング広告をはじめとした、Webマーケティングについてのノウハウを提供」することが目的のサイトなので、ユーザは「リスティング」や「Webマーケティング」の情報を求めています。そのため、本記事「SEO」のようにサイトの目的・ユーザニーズに即したコンテンツを作成・提供しています。コンテンツの作成は、中小企業でも手間と時間をかけることで効果を出すことができるSEOの手法です。現に本サイトでも手間と時間をかけることで、月45万PVほどを獲得しています。

    【2014年9月のデータ】
    図3-LISKUL2014年9月のデータ

    ただし、本サイトも立ち上げから現在の読者数に至るまでに、かなりの時間と労力を費やしました。立ち上げ時期は、社内の有志9名を中心に、それぞれが担当業務を持ちながら、空き時間を見つけて執筆していました。

    毎営業日更新していたので、一人あたりの執筆量は概ね2週間に1記事のペースです。私も記事を書いていたのですが、記事を書いても検索上位に上がってくるわけでもなく、自分の書いた記事が良かったのかどうかもわからず、本当につらい時期でした。

    しかし上記の執筆をめげずに続けたことで現在のPV数に達しているわけです。

    図4-現在のLISKULのPV

    この経験も踏まえ、コンテンツの作成は「手間と時間をかけることで効果を出すことができる手法」であるとご認識ください。

    参考:コンテンツマーケティング開始10ヶ月で100万UUを実現した手順を公開LISKUL|

    サイト構造(htmlコード)のチューニング

    本には必ず、タイトルや目次、見出しが付与されています。
    Webページでは、クローラーというロボットが、巡回して順位づけしています。そのクローラーにとって、Webページが本のように分かりやすく伝わりやすい「見出し」がきちんとついた構成であることは、ありがたいことなのです。

    図5-html構造
    例えば、6行目に「LISKUL」という本サイトのタイトルが記載されています。

    UIの最適化

    ナビゲーションや検索ボックスの設置など、ユーザにとっての使いやすさを向上させることでサイトの評価も向上します。最近ではスマホ最適化を行っているサイトは、スマホ上での検索結果順位が優遇されるなどのアップデートが行われることも。ユーザにとって利用しやすいサイト作りを心がけましょう。

    リンクを集める

    基本的には良いコンテンツを作ることで外部リンクは自然に集まり、評価も高まります。ただがむしゃらに数を集めれば良いというものでもなく、「数×質」を意識しながら対象サイトにリンクを集めることが重要です。

    もし、あなたが部活で野球をしているとして、「野球を始めたばかりの友人」と「イチロー」であったら、イチローから評価された方が、信頼性は高くなります。検索エンジンでも一緒です。

    「質の高いリンク」とは
    ・ドメイン(サイトの住所)の格(例えば政府のサイトとか)
    ・関連性の高いコンテンツ
    などが上げられます。

    またSEO業者から人工的なリンク購入することでリンクを集めるという方法もあります。これは、サーチエンジンが推奨していないグレーな方法であり、最悪「順位が下がる」「検索結果にサイトが出てこなくなる」などのペナルティを受ける危険性もあります。

    しかし、実際に効果はある施策ですので、「コンテンツを作る」等の王道的な施策に時間やコストを割く余裕がないようであれば、利用自体はありだと考えています。

    ※利用の際には注意が必要です。こちらに関しては、後述いたします。

    SEOとリスティング広告の違い

    SEOはリスティング広告と比較して下記の表のような特長を持っています。
    図6-SEOとリスティングの違い

    表示位置によるクリック率や信頼度の違いは以下の通りです。

    図7-SEOとリスティング広告のクリック率の違い

    SEOとリスティング広告の違いを端的にまとめると、以下のようになります。

    SEO
    成果が出るまでに時間がかかり、順位のコントロールも難しいが、
    クリック率や信頼度が高い集客施策

    リスティング広告
    検索結果上位に比べると集客力に劣るが、予算や期間などを自由に設定でき、
    成果が出るまでに必要な時間も短い集客施策

    またよくある誤解として、「SEOとは費用を掛けずにサイトを上位表示するための施策」であると思われがちですが、SEOは魔法のように課題を解決してくれるものではありません。

    SEOは無料ではありますが、人的リソースの投下や時間を必要とするため費用対効果が必ずしもリスティングより優れているというわけではありませんのでご注意ください。

    地方企業・中小企業が勝つためのSEOの2つのポイント

    前述の4つの主なSEO対策は全て行うべきなのですが、人件費などのコストが必要だったり、成果が出るまでに時間がかかるなど、中小企業にとっては着手しづらいというのが現実です。短期的に成果を求めるなら、予算や期間をコントロールしやすいリスティング広告をお勧めいたします。

    しかし、SEOのインパクトは大きく、長期的なビジネス視点でのSEOの存在は必要不可欠であるため、比較的に中小企業が着手しやすく短期的に成果が出やすい方法を下記にまとめました。

    1. まずはビジネスに直結したテールワードを選ぶ

    「地方の小さなサービスではSEOを上位表示させるのは難しいのではないか??」

    違います。例えば、飲食店や小売店のサービス業などメインターゲットがその地域に属する場合、上位表示させる最大のポイントが「サービス名+地域」の組み合わせ検索です。

    このような組み合わせ検索をテールワードとよびます。ワードを組み合わせないビッグワードと比べて月間検索数は落ちてしまいますが、より顕在的なユーザに対してアタックすることが出来るうえ、上位表示させる競合も少なくなります。

    ここで注意をしなければいけないポイントは、「闇雲に」ワードを組み合わせてはならないということです。例えば、「リスクル SEO お茶の水」というテールワードを選択しても誰が読んでくれるのか曖昧ですよね。

    重要なのは「提供するサービスに直結する関連性の高いワードを選定し、そのワードで見る人(検索する人)がいること」です。

    参考:SEO上位表示!地方で勝つ為に必要な検索キーワードの選び方|LPOランディングページ最適化ブログ|福井のSEO・PPC・ホームページ制作支援専門家

    2.選定したキーワードでサイト内部を対策

    できることならば「主な対策方法」で紹介した4つの対策すべてを行うことがベストですが、コンテンツの作成には時間がかかりますし、サイト構造を大きく見直すとなると莫大な費用がかかることもあります。

    まずは、簡単なチューニングを行います。

    Titleやh1などの情報を選定したキーワードと整合性の高い状態に変更しましょう。

    例えば、お茶の水で和食を提供しているリスクル食堂のサイトに「和食 お茶の水」でSEO対策を行いたい場合、Titleを「リスクル食堂」から「お茶の水の本格和食 | リスクル食堂」と変更することで、対策したいキーワードへの関連性が向上します。

    (しつこいですが、提供しているサービスや情報(コンテンツ)と関連性の低いワードで対策しても検索結果順位は向上しません。)

    あるべき情報が無ければ情報をサイトに追加する

    とあるキーワードで対策を行いたいと考えた時に、本来は提供しているサービス・情報なのにもかかわらずサイト上にコンテンツがないという場合には、まずはコンテンツを作りましょう。

    多少の時間や労力が必要となろうとも、コンテンツなくしてはサーチエンジンから評価されることも、他のSEO対策が効果を発揮することもないので、不足している情報は速やかに作成・追加しましょう。

    例えば、お茶の水で和食を提供しているリスクル食堂のサイトに「魚料理 お茶の水」というキーワードでSEO対策しようと考えた際に、「サイト上には店の名前と住所と営業時間だけ」という状況では、何をやっても効果が薄い状態です。まずは魚料理の専門店であることや、メニュー、旬のおすすめなどの関連コンテンツを作ってから他の対策を行いましょう。

    SEO業者から人工リンクを購入する

    SEOの基本はユーザのニーズに則ったコンテンツを作成し、クローラーに読み取られやすい形で提供することで評価を高めることです。

    これは、Google等のサーチエンジンが「ユーザが特定の情報やサービスを求めて、特定のワードで検索した際に、関連性や需要の高いサイトを上位に表示すること」を目的にアルゴリズムを組み立てているためであり、企業にとってもサーチエンジンにとっても両社WIN-WINの関係と言えます。しかしグレーな抜け穴として昔からSEO業者や人工リンクは存在し、他のSEO対策と比べて比較的手軽に速やかに成果を出せることも事実です。

    これはコンテンツ作成のようなサーチエンジンが推奨する評価の高め方ではなく、本来のサイト評価以上の評価を集めるための施策であり、ペナルティの対象となる可能性があるため利用には注意が必要です。

    そこで、人工リンクを利用する際のポイントをまとめてみました。

    悪徳業者が口をつぐむ、契約前に確認すべき3つの項目

    危険性を含んだ「人工リンク」ですが、未だに有効な施策であり、自社でも導入したいと思われている方は多いかと思います。

    そこで、導入の際に心にとどめておいて欲しいことが「もし被害にあった場合のリスクヘッジ」「SEOの知識の質問ではなく実務の質問をすること」の2つです。

    では具体的にどのような実務の質問をすればよいのか??
    悪徳なSEO業者かどうか見極める質問3つをまとめましたので参考にしてください。

    1.お願いしたらリンクはサイトから外してくれるか。
     また、そのことが契約書に盛り込まれているか。

    2.ただただ顧客のサイトがグーグルからペナルティを受けたことが無いと言っていないか。
     また、もしペナルティがあった場合、元の状態まで保証してくれるか。

    3.いつ頃順位が上がるのか教えてくれるか。
     上がらなかった場合、あきらめて契約終了すべき期間が長くないか。

    以上の点を確認することで、悪徳なSEO業者を回避できる可能性があがります。

    また、下記の記事に悪徳業者に騙されたケースの記事が紹介されていますので、事前に目を通しておくとよいかもしれません。

    参考:SEO業者に35万円払ったが、最悪な結果となったのでブログをはじめました | オリジナルTシャツを1枚から格安制作|神戸Tシャツ製作所
    参考:悪徳SEO業者はこうしてつぶれた | SEOとその周辺
    参考:効果ゼロ、違約金を無心…悪徳SEO業者を告発する | ビジネスジャーナル

    SEO対策でおすすめのツール

    色々な対策方法やキーワード選定のコツを紹介いたしましたが、その際に便利なツールもまとめてご紹介いたします。

    GRC:メジャーな検索順位チェックツールです。
    BROADENTRY:ブラウザ上で簡単に検索順位をチェックできます。
    Ahrefs:被リンク数などを確認できます。
    Screaming Frog:サイト内のページごとのTitleなどの情報を一覧で確認できます。

    まとめ

    本文にも記載しましたがSEOは集客強化においてインパクトのある施策ですが、人的コストや中長期的な期間を必要とするため、短期的に成果を出したいとお考えの方には、コストや期間がよりコントローラブルなリスティング広告の方が、向いているケースが多いというのが実感です。

    また、リスティング広告に関して詳しく知りたい方は、本サイトで過去に紹介した記事をご覧いただければと思います。

    参考:
    リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎
    リスティング広告成功の法則とは?なぜ8割の企業が失敗するのか?

    上記コストや期間を踏まえ、「中長期的な戦略を見据えてSEO対策を始めたい!」「でもコンテンツを作成する時間がない!」「人工リンクを試したいが、ペナルティや悪徳業者に騙されることが怖い」とお考えの方は、ぜひともこれを機に、まずは手を付けやすい箇所や優先度の高い箇所から対策してみましょう。

    インフィード広告|5分でわかる意味と6つの攻略法

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    インフィード広告

    Webマーケティングに取り組まれている企業では「インフィード広告」という言葉を聞かない日はありません。そのくらい、急速に広まっている広告手法がインフィード広告です。

    そもそもどういうモノなのか、全体像を掴んで効果的な使い方を知りたいと思っていませんか?

    本記事では、できる限りわかりやすく「インフィード広告」の意味や特徴、具体的な事例と攻略法まで解説します。

    インフィード広告とは?

     インフィード広告とは、「ソーシャルメディアやモバイルサイトのフィード(feed)の中(in)に表示される広告」という意味で、コンテンツとコンテンツの間に表示される広告のことを指します。

    1-インフィード広告とは

    引用元:SmartNewsTwitter

    FacebookやTwitterなどのSNSでタイムライン上に表示される広告をイメージされるとわかりやすいかもしれません。テキストと画像を組み合わせたものが一般的で、クリック課金形式となっているケースがほとんどです。

    スマホ版Yahoo!JAPANトップページのタイムライン化で一気に広まった「インフィード広告」

    SNSの誕生とほぼ同時期に存在していた「インフィード広告」ですが、最近あることをきっかけに急速に認知が広まりつつあります。

    それは、Yahoo!スマホトップページのタイムライン化です。

    2-Yahoo!スマホトップページのタイムライン化の様子

    引用元:「インフィード広告」でスマホ版Yahoo! JAPANトップページに広告掲載 | Yahoo!プロモーション広告 公式 ラーニングポータル

    日本の全ネット人口のうち半数以上が使用しているYahoo!のスマホトップページに、インフィード広告の枠が追加されたため、インフィード広告への関心が広がりました。

    【メリット】記事と記事の間に挟まれているので見てもらいやすい。

    インフィード広告はコンテンツとコンテンツの間に表示されるため、ユーザーの目に入りやすいというメリットがあります。

    クリック率も通常のバナー広告に比べて10倍以上出るケースも多く報告されています。

    インフィード広告は、今話題の「ネイティブ広告」の掲載方式の1つです。

    インフィード広告とネイティブアドの違いについてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
    参考:ネイティブ広告の成功事例から見るその活用方法と4つの注意点|LISKUL
    参考:ネイティブアドと記事広告の違い(ネイティブ広告の解説)|デジタルマーケティングラボ

    【デメリット】出し方によっては「騙された気分になる」

    ユーザーの目に入りやすいというメリットの反面、「騙された気分になる」というデメリットもあります。(このデメリットはインフィード広告というよりもネイティブアドに当てはまるものです。)

    ユーザーがコンテンツと勘違いして広告をクリックしてしまった場合、「記事だと思ったのにただの広告かい!」となりかねません。

    実際、ジャストシステムによる印象調査結果では、ネイティブアドをクリックしたことがある448人のうち、77.3%が「騙された気分になる」と回答し、ネイティブアドに対してネガティブな印象を持っていることが明らかになりました。

    よってインフィード広告を実施する際も、このようなユーザー心理を理解しておく必要があります。

    参考:ネイティブ広告で騙された気分に? ジャストシステムがスマホ広告印象調査 -INTERNET Watch

    【事例】通常のYDNと比較してクリック率2.2倍!獲得率1.2倍!

    Yahoo!によると、実際は旧トップページのYDN広告(スマホトップパネルと呼ばれていたものです)と比較して、クリック率も獲得率も改善している結果が見られています。

    インフィードとYDNの効果の差について
    引用:「インフィード広告」でスマホ版Yahoo! JAPANトップページに広告掲載 | Yahoo!プロモーション広告 公式 ラーニングポータル

    当社でも事例を蓄積しているのですが、少なくともクリック率は他のディスプレイ広告と比較して格段に高い結果が出ております。

    【トレンド・展望】すでにスマホ広告の中では主流。スマホ時代のWeb広告において攻略は必須の手法

    ここまで読んでいただいた方には、「今はインフィード広告というものが流行りなのか。頭の片隅にでもとどめておこう」と考えている方もいるかもしれません。しかし、そんな悠長に構えてはいられないのが実状です。

    2015年6月にYahoo!より発表された資料によると、2014年4-6月で、スマホのユニークブラウザ数は4,000万ブラウザ近くで、PC・タブレット・フィーチャーフォンの合計ブラウザ数を追い抜いています。

    つまり、PCからスマホへのシフトを考えると、インフィード広告の登場は本質的な流れであり、決して短期トレンドではないのです。今後、スマホ中心へ進むにつれて、インフィード広告の枠はどんどん増加していくことが予想されます。

    インフィード広告を使いこなすための基本4ポイント

    このようにメリットとデメリットを併せ持つインフィード広告を使いこなすには、いくつかポイントがあります。まずはここを押さえてください!というポイントを列記致します。

    ①ニュースや情報を見るモードのユーザー心理に合わせる

    これまでのバナー広告は「いかにユーザーに認識させるか」が重要でした。普通のWebページを見ているユーザーにまずは広告を認識してもらえるよう、派手な画像や文言を用いて「見て見て!!」とアピールする必要があったのです。

    一方で、インフィード広告では「いかにユーザーに興味を持ってもらえるか」が重要です。すでにコンテンツの中に溶け込んでいるため、派手な色使いや文言は必要ありません。それよりも「このコンテンツ(広告)面白そう」とユーザーに思わせることが重要なのです。

    ②フリークエンシー(表示頻度)が高いため、バナーなどが重要

    インフィード広告はユーザーがよく目にする媒体に掲載されるため、1ユーザーが同じ広告を何度も目にする可能性が高くなります。そのため、ユーザーがランディングページに流入して対策としてフリークエンシーキャップを設定(1ユーザーへ、同じ広告を表示する回数を制限できる機能)するのももちろん大切ですが、同時に「何度目にしても不快に思わない」クリエイティブが重要と言えます。

    ③従来のスマホ向けYDN広告の2倍以上のクリック数が集まる

    Yahoo!の情報によると、今のスマホ向けのYahooディスプレイ広告に比べて、2倍以上のクリックがあるとのこと。高いクリック率を記録しているからこそ、通常のバナー広告以上に、クリック後のランディングページをどう組み合わせるかが重要となります。

    参考:「インフィード広告」でスマホ版Yahoo! JAPANトップページに広告掲載 | Yahoo!プロモーション広告 公式 ラーニングポータル

    ④比較検討期間の長い業種・商品特性が複雑な業種は特にオススメ

    あくまで一例ですが、「ユーグレナ」などよく耳にするものの詳細は知られていないサービスや、「ツアー旅行」など比較検討期間が長い業種において、インフィード広告は特に適していると言えます。

    AISASモデルに即して説明すると、通常の検索連動型広告はユーザーが興味(Interest)を持っている前提で、検索(Search)したタイミングで出稿する広告ですが、インフィード広告はユーザーがコンテンツを見ている最中に、少し気になって(Attention)、興味(Interest)を持ったタイミングで見られる広告になります。

    だからこそ、ユーグレナやツアー旅行のように、そもそもユーザーに商品説明をする必要があるサービスでは、インフィード広告の枠が活用しやすいのです。

    ⑤ディスプレイ広告のようなターゲティングが可能

    最後に、Yahoo!におけるインフィード広告はリターゲティングやサーチターゲティングとの掛け合わせが可能です。例えば、広告効果の様子を見ながら、少しずつ配信したいという場合は、まずはインフィード広告をリターゲティングで行い、獲得見込みの高いユーザーにだけ広告配信をすることをオススメします。

    インフィード広告をするならば、押さえておくべき6つの攻略手法

    インフィード広告の大枠を掴んでいただけましたでしょうか?
    最後に、具体的に効果を出すためのインフィード広告攻略手法を6つ紹介致します。

    【手法①】広告テキスト→クロージング用ランディングページ

    5-事例(三菱東京UFJ銀行)

    参考:カードローン「バンクイック」 | 三菱東京UFJ銀行

    攻略ポイント

    一見して広告とわかるテキストを用いて直接クロージング用ランディングページに飛ばすという、通常のリスティング広告と同じような使い方です。
    既存のリスティングテキストをそのまま使用して、インフィード広告という新しい配信枠でユーザーにアプローチができます。かなり広告色の強いアプローチのため、完全に新規のユーザーに配信する場合は注意が必要ですが、リターゲティングと掛け合わせることで既に商品認知のあるユーザーに絞って配信をすれば、全体CV数の底上げが見込めます。

    こんな方にオススメ

    ・インフィード広告専用のクリエイティブ(バナーやランディングページ)を作る手間をかけられない方
    ・通常のYDNの新しい枠として獲得数を増やしたい方

    【手法②】記事風テキスト→クロージングランディングページ

    6-事例(ポリピュア)
    参考:薬用ポリピュアEX | 育毛剤

    攻略ポイント

    最初に記事風のテキストを用いて、そのままクロージングランディングページに飛ばすという手法です。記事風テキストを用いることで通常の広告よりは高いクリック率が見込めますが、その分サイト内ランディングページでユーザーの期待を大きく裏切る可能性も少なくありません。「うちは商品力・サービス力に絶対的な自信があるから、とにかく集客数を増やしたい!」という方にはオススメできる手法です。

    こんな方にオススメ

    ・商品力やサービス力に自信がある方
    ・とにかくクリック率を伸ばしたい方

    【手法③】記事風テキスト→記事風ランディングページでクロージング

    7-事例(スッキリライフ通販)
    参考:自然美容健康茶「モリモリスリム」体験キャンペーン | スッキリライフ通販

    攻略ポイント

    記事風のテキストから記事風ランディングページに遷移させ、そのままエントリーフォームまで持っていく手法です。イメージとしてはアフィリエイターがブログで商品をおすすめするのに近いですね。テキストもランディングページもあくまで記事風ですが、最後にはしっかり商品・サービス紹介に持っていくので、とにかくインフィード広告でCVを増やすことにフォーカスしたい方には是非この方法をおすすめ致します。

    こんな方にオススメ

    ・インフィード広告を「記事広告」として活用したい方
    ・新規ユーザーの獲得を狙いたい方

    【手法④】記事風テキスト→記事風ランディングページで興味喚起・ブランドリフト

    8-事例(美容サプリ口コミランキング)
    参考:美容サプリ口コミランキング運営事業局

    攻略ポイント

    記事風テキストから記事風ランディングページに遷移させ、ユーザーにコンテンツを読ませることでブランディング効果が期待できる手法です。CV数アップよりも、まずはブランド力向上を目指している方にオススメです。

    こんな方にオススメ

    ・インフィード広告でブランディングを行いたい方
    ・とりあえず商品やサービスの認知を広げたい方

    【手法⑤】リターゲティング専用テキスト→専用ランディングページ

    9-事例(ハーバー研究所)
    参考:高品位スクワラン|ハーバー研究所(HABA)

    攻略ポイント

    リターゲティングユーザーに対し、専用のテキストとランディングページを用いてCVへと誘導する手法です。「専用の」とは、例えば「初回購入○%オフ!」「今なら○大特典付き!」など、CV検討段階に入っているユーザーが最後にCVするための後押しになるようなコンテンツを指します。既存の広告枠でアプローチできていなかったリターゲティングユーザーにもアプローチが可能です。

    こんな方にオススメ

    ・一度サイトに来訪しているユーザーに対して、最後の後押しとして広告を出したい方

    【手法⑥】アプリダウンロード

    10-事例(Game of War)

    参考:Game of War

    攻略ポイント

    インフィード広告の中でも特に目にする機会が多い手法ではないでしょうか?Yahoo!のインフィード広告はスマホ専用のため、スマホアプリダウンロードを促すには最適の広告手法といえるでしょう。

    こんな方にオススメ

    ・アプリダウンロード数を増やしたい方

    まとめ:今後も事例やノウハウが集まり次第記事化していきます

    いかがでしたか?

    これまでご説明してきたとおり、インフィード広告の盛り上がりは決して一時的なトレンドではなく、むしろ今後の主流となる広告手法であると言い切れます。

    今回はあくまで攻略方法の一例をご紹介致しましたが、これでインフィード広告を完全に攻略できるというわけではありません。今後も攻略を永遠のテーマとして、弊社でも事例が上がり次第ご共有したいと思います。

    【保存版】企画書づくりの悩みを、今すぐに解消する記事18選

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    企画書

    企画書づくりに困っている方へ。企画書づくりが面倒くさい、という方へ。
    この記事に、企画書づくりに役立つWebページをまとめました。

    Q.よい企画書をつくるとどんなよいことがあるでしょうか?

    A.たとえば…
    ・事業、企画に詳しくなれる
    ・情報をまとめあげて伝えるという、ビジネスの必須スキルを磨ける
    ・自分の能力を外部にアピールできる
    ・上司の期待を越えて、さらに大きなビジネスに携われる可能性が高まる

    企画書作成はこれだけのチャンスであると同時に、想像しているほど難しいものではありません。今回は100以上の企画書に関するサイトと100以上の企画書を分析したうえで、「わかりやすく」「短く」「すぐに役立つ」ページを厳選しています。会員登録不要・無料のサイトを中心に紹介しているので、今すぐご利用いただけます。

    急いでいる方は上から順に、必要なところまでお読みください。技術を高めたい方は、気になる章から読むことをおすすめします。

    目次
    0.【情報の整理】~フレームワークで企画の目的をまとめる~
    1.【1ページ企画書】~時間がない方、企画書初心者の方へ~
    2.【構成を意識する】~情報をさらに盛り込みたい方へ~
    3.【実例に学ぶ】~自分の業界・目的に近い、お手本になる企画書を探す~
    4.【デザインを磨く】~初心者歓迎のデザイン解説サイト集~
    Ex.【さらに上を目指す方へ】~より高度なテクニック集~

    【情報の整理】~フレームワークで企画の目的をまとめる~

    ・企画書と言われても、何をやっていいかわからない!
    ・自社の強みがわからない!

    そんな時は、まず現状にどんな問題があって、それがあなたの企画によってどう解決するのか、を把握しましょう。
    その問題を解決するためのフレームワークを、簡単に学べるオススメサイトを2つご紹介します。

    専門家に学ぶ!企画書のためのマーケティング分析フレームワークの使い方 わかりやすい企画書とは! | コラムの王様

    サイトURL:http://www.bizocean.jp/column/formatting_guide/guide319/

    ページなかほどの「企画とは、問題解決のための活動である。」から、企画書を書く目的が簡潔に説明されています。

    企画とは、問題解決のための活動である。

    では、企画者の「目論見」「企て」「企み」をどのように展開すれば、読む人の理解を得ることができるのでしょうか?
    それには、企画者および読み手が共通で認識している問題を解決するために必要な活動のイメージを描いて提案し、実践する内容であることが必要となります。
    ここで「問題」とは、目標と現実とのギャップを指します。この「問題」には、3つのタイプがあります。

    ①起きてしまった問題:発生型の問題、原因追求型の問題
    ②もっとよくしたいという問題:探索型の問題、改善・強化型の問題
    ③この先どうするかという問題:設定型の問題、開発・回避型の問題

    引用:専門家に学ぶ!企画書のためのマーケティング分析フレームワークの使い方 わかりやすい企画書とは!

    このページを一読しておくと、以下で紹介するサイトの内容がスムーズに把握できます。

    また、「3C」「ファイブ・フォース」などの有用なフレームワークについても詳細に解されており、フレームワークの使い方を知ることができます。
    (フレームワークテンプレートのダウンロードには、会員登録が必要です)

     

    Webの仕事をするなら最低限知っておくべき戦略フレームワーク×10 | sogilog

    サイトURL:http://baigie.me/sogitani/2013/02/framework-2/

    webの仕事、とタイトルにありますが、あらゆる業界に使える、分析のためのフレームワークが、わかりやすく図で説明されています。

    「3C」「4P」「4C」「5F」「7S」「VRIO」「PEST」「STP」「PPM」「SWOT」…

    いくつわかりましたか?
    使用目的に合ったフレームワークを使って、情報を整理しましょう。

    【1ページ企画書】~時間がない方、企画書初心者の方へ~

    ・企画によって、何を解決しようとしているのかよくわからない
    ・盛り込むべき情報が抜け落ちてしまうのが心配だ
    ・内容を盛り込みすぎて、資料が読みづらくなってしまう

    そんな時は、まず企画を1ページにまとめるところから始めましょう。自分の頭が整理されますし、目的が明確になります。これを早めに作成し、上司に提出してフィードバックをもらうと、修正がかなり楽にできるようになるでしょう。

     

    企画書の作り方とは/“通る企画書”作りの基本/上司を説得できる企画資料の作り方講座#1 | 上司を説得できる企画資料の作り方講座 | Web担当者Forum

    サイトURL:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/09/09/3786

    あらゆる企画書の必須要素は、結局「どんな課題を」「どんな企画で」「どのように解決するか」です。

    Web業界の資料ですが、あらゆる業界に通じるダメな企画書例をあげて解説しています。つい内容を盛り込みすぎたり、現状分析ができていなかったりと、ありがちなミスと対策が丁寧に解説されています。

    【ダメな例】

    1-企画書の例

    引用:"通る企画書”作りの基本/上司を説得できる企画資料の作り方

    【良い例】
    2-企画書の改善事例

    引用:"通る企画書”作りの基本/上司を説得できる企画資料の作り方

     

    パワポで極める1枚企画書

    サイトURL:http://ascii.asciimw.jp/pb/ant/biz-gokui/ppg/

    1枚企画書のさまざまなサンプルを、無料・会員登録なしでダウンロードできます。
    さらにそのままパワーポイントスライドとして編集できるので、パワポが苦手な方も安心してご利用いただけます。

     

    A3一枚の「ワンシート企画書」はモジュール工法で作るべし:EnterpriseZine(エンタープライズジン)

    サイトURL:http://enterprisezine.jp/iti/detail/812

    企画書の内容を、1ページにまとめる方法が簡潔に書かれています。ページ中ほどに掲載されている「図2 ワンシート企画書を構成する5個のモジュール」にご注目ください。

    3-A3一枚の「ワンシート企画書」はモジュール工法で作るべし
    引用:A3一枚の「ワンシート企画書」はモジュール工法で作るべし:EnterpriseZine(エンタープライズジン)

    このフレームにご自分の企画を当てはめると、不足している情報がすぐに分かって便利です。

    【構成を意識する】~情報をさらに盛り込みたい方へ~

    ・1枚企画書は分かったけれど、もっと情報を盛り込む必要がある
    ・企画のパーツに関して、特に詳しく知りたい
    ・長めの企画書のサンプルが欲しい

    そんな時は、企画書の構成を把握したうえで、詳細な情報を盛り込みましょう。
    少し長めの企画書や、企画書の各パーツに関する詳細説明などに優れたサイトを集めました。

     

    「5枚プレゼン」のレイアウトを理解する|パワポで極める「ビジネス極意」ASCII.jp

    サイトURL:http://ascii.jp/elem/000/000/408/408126/

    「1枚プレゼン」から少し複雑さが増していまが、読みやすく、わかりやすく情報をまとめることの重要性は変わりません。
    枚数が増え、情報の容量が追加されたことで、より詳細に説明することができます。
    色彩などの視覚的な要素にも触れているので、

     

    企画書の書き方1》提案書・イベント・作り方・表紙例・雛形・見本サンプル│ビジネスマナーと基礎知識

    サイトURL:http://www.jp-guide.net/businessmanner/tool/kikakusho.html

    企画書づくりの流れを、実例をあげてていねいに解説しているページです。構成に関して、苦手な部分を深く知ることができます。

    また、企画書の書式についても、一枚・複数枚に分けて解説されています。

     

    企画書サンプル|株式会社リアルマネジメント

    サイトURL:http://www.real-management.com/proposal/proposal.html

    企画書サンプルをダウンロードできます。経営コンサルタントが、「顧客(貴社)の現状を分析⇒ 課題を浮き彫りにする⇒ 解決策を提示する」という基本を踏まえている様子がよくわかります。

    【実例に学ぶ】~自分の業界・目的に近い、お手本になる企画書を探す~

    ・実例に学びたい
    ・同業他社が、どのような資料を作成しているのか気になる
    ・面白いプレゼンスライドを見たい

    そんな時は、お手本になる企画書を見つけましょう
    優れたスライドをまとめたサイトをいくつかご紹介します。

     

    役に立つ企画書・スライドが集まったサイト|bikkuri

    サイトURL:http://bikkuri.me/

    日本語の優良企画書をまとめたサイトです。自分の業界、目的に近いものを探すと参考になるでしょう。

    企画書を題材にしたスライドですが、これらのスライド自体が優れた企画書になっています。順を追っているため、構成・メッセージともわかりやすく、一枚ごとの情報量が少なく字が大きいため読み手の負担になりにくくなっています。一度目はスライドの内容を、二度目は構成を参考にして、二度活用しましょう。

     

    Slideshare

    サイトURL:http://www.slideshare.net/

    世界規模のプレゼンテーションスライド共有サイトです。ログインせずに利用できます。英語サイトですが、日本語で「企画書」などと検索すれば有用なスライドを多数見つけられます。

     

    スライドシェアで見られる【企画書をまとめたサイト】10選│MFクラウド

    サイトURL:https://biz.moneyforward.com/blog/business-hack/proposal-reference/

    スライドを多数見ることのできるサイトを、まとめて紹介しているページです。ご自分の業界・目的に近いスライドを探す際にご活用いただけます。

    【デザインを磨く】~初心者歓迎のデザイン解説サイト集~

    ・スライドのデザインをどうしたらいいかわからない
    ・デザインが苦手
    ・スライドに情報はまとめられたのに、なぜか読みづらい

    そんな時は、企画書をより効果的に、より伝わりやすいものにしましょう。 センスに頼らずに、優れたデザインのスライドをつくる方法がわかるサイトをご紹介します。

     

    伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン

    サイトURL:http://tsutawarudesign.web.fc2.com/

    タイトルのとおり、発表を行う研究者向けのサイトですが、ビジネスパーソンにとっても有益な情報が詰まっています。文章の構成、書体、色彩など、細部に至るまで、実例を交えて紹介しています。

    4-伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン
    引用: 伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン さらに見やすく

     

    プレゼン資料や企画書作りに役立つ!質の高い5つのスライドと記事 | creive【クリーブ】

    サイトURL:http://creive.me/archives/5640/

    ここでまとめられているスライドはいずれも読みやすく、良質なデザインを解説しています。

    スライドの後にある 企画書や提案書の参考になる5つの記事 で紹介されている記事も、スライド作成の強い味方になるでしょう。

     

    プレゼン資料のデザイン力がぐっと上がる、お勧めのデザインサイト7選|PowerPoint Design

    サイトURL:http://ppt.design4u.jp/recommended-websites/

    紹介されているいずれのサイトでも、やさしく理論的にデザインを学べます。

    【さらに上を目指す方へ】~より高度なテクニック集~

    ここでは、すでに企画書を多く作成なさっている方におすすめの、ワンランク上のサイトをご紹介します。パワーポイントいらずの便利スライドツール紹介サイトや、プロの企画立ち上げを知ることのできるページをまとめました。

     

    すごいプレゼン資料の作り方+使えるパワポテンプレまとめ 15選 | 日刊キャリアトレック

    サイトURL:https://www.careertrek.com/daily/sugoi-presentation/

    プレゼン用パワーポイント作成におすすめです。ハイレベルなプレゼン資料づくりに関するプレゼンパワポが落ちています。

     

    知らないと損する!企画書を作るのに便利なWEBサービス10選。 | SIROKグロースハックブログ

    サイトURL:http://growthhack.sirok.co.jp/growthhacks/planning/

    パワポ以外にも、スライドを作るのに便利なツールは多数ありますが、このサイトはそれらをまとめて紹介しています。

     

    ネットで見れる企画書!創業時の「nanapiのナマ企画書」を公開します。 | Find Job! Startup

    サイトURL:http://www.find-job.net/startup/proposal-of-the-famous-web-service

    webサービス関連企画書を書く方に特におすすめです。Web業界で頭角を現したサービスが、
    どのようなコンセプトで始まったのかが分かります。
    Web業界で新規事業にかかわる方に特におすすめです。

     

    ネットで見れる企画書!創業時の「nanapiのナマ企画書」を公開

    サイトURL:http://www.find-job.net/startup/proposal-of-nanapi

    サービス立ち上げの企画書について企画者本人から解説があるので、企画立ち上げにかかわる方におすすめです。

     

    初めての企画書が、最終選考に残った アイデアの出し方 | KAYAC DESIGNER'S BLOG - デザインやマークアップの話

    サイトURL:http://design.kayac.com/topics/2011/03/thinking-aid.php

    企画の中でも、「アイデアを磨く」プロセスがはっきり記されているので、企画をゼロからつくる方におすすめです。

     

    まとめ

    いかがだったでしょうか。

    このまとめの中で、ご自身の企画書にかかえる問題が明確になり、解決方法が見つかっていれば幸いです。

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