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EFOでCVR2倍以上!? フォームを改善すべき理由と事例8選

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EFO

皆様のサイトでは、入力フォームの最適化=EFOはできているでしょうか?
「Webマーケティング」や「サイト改善」というと、広告の出し方やデザイン修正に目が行きがちでEFOは後回しにされてしまいがちです。

しかし、最近では導入するだけで簡単に改善ができるEFOツールも数多く登場し、改めてEFOの重要さが注目されています。

今回は、入力フォームを改善すべき理由を説明するとともに、実際に成果が上がった事例をご紹介します。

EFO改善でCVRが2.28倍に!

1-EFOを行い入力フォームの申し込み完了率が2倍になった成功事例
参照:EFOを行い入力フォームの申込み完了率が2倍になった成功事例

とある結婚式サイトの事例では、入力フォームのデザイン面や使い勝手に課題を抱えており、改修を行ったところ、申込完了率が7%→16%と2倍以上になったそうです。

そのサイトの入力フォームは、既にあるフォームの見出しを一部変更したものを利用しており、商品ページとデザイン面で大きく差があること、そして使い勝手も悪いことが課題としてありました。

入力完了率が7%ということは、申込ボタンを押したのに離脱しているユーザが93%もいることになります。そこで申込ページのデザインや申込フォームの改善を行ったところ、CVRが2倍以上に伸びるという結果になりました。

この事例のように、EFOを行うことは、離脱しているユーザを減らし、CVRの改善に大きく貢献してくれます。

EFOは、「購入意欲があるのに離脱しているユーザ」を最小限に抑える施策

EFOとは、入力フォーム最適化(Entry Form Optimization)の略称であり、ユーザが使いやすいように申込ページの改善を行うことを言います。

ユーザは、入力ミスでエラーが出てスムーズに申込できなかったり、項目数をみて手間がかかると感じるとすぐに離脱してしまいます。その「入力フォームまで訪れているのに途中でやめている」という、購入意欲があるのに離脱しているユーザを最小限に抑えるための施策がEFOになります。

「面倒くさい入力フォーム」と思われる要素があれば要注意!

「EFOをやるべき!」といわれても、どんな入力フォームなら改善すべきなのかわからない方もいるかと思います。

その回答を一言で言うと「面倒くさくてイライラする入力フォーム」です。たとえば、以下の項目に当てはまるようであればそのフォームは要注意です。

 ネットでの会員登録で「住所」など、聞かなくてもいい項目が多い 
 電話番号はハイフンで分けるなど、入力ボックスがやたら分割されている
 必須項目には「※」をつけているだけ(「必須」と書かれていない)
 全角・半角などが指定されていない
 「エラーの表示」は送信ボタンを押した後
 リセットボタンがある

実際に、商品をカートに入れたはいいが、入力エラーや項目数にうんざりして申込を諦めた経験はありませんか?上記の項目に当てはまるのであれば、入力フォームで取りこぼしているユーザがいる可能性は高いことが考えられますので是非検討をしてみてください。

EFOは1%改善でも成果が得られる!

2-EFOは1%改善でも成果が得られる!
EFOは、ユーザのコンバージョン直前の離脱を改善することから、短期間で成果が上がりやすいといわれています。

上記の図のように、申込数100を110に増やす場合、入力フォームの申込完了率を1%改善できれば目標達成になります。施策も「入力フォームの改善」とやるべきことが絞られており、何をすればいいのかと悩む必要もありません。

しかし、同様の目標を集客施策で達成する場合には、流入数を10%も増やす必要があります。また、やるべきことも広告、SEO対策、ホームページの改善…など多岐に渡っており、予算を増やして長期的に改善していく必要があります。

手間と費用のバランスを考えても、EFOは非常に効率のいいことが特徴です。

参考サイト:ROIでフォーム改善・EFO(エントリーフォーム最適化)ガイド

約7割!入力フォームで離脱するユーザ

実際、ここまでEFOが重要だと叫ばれている背景には、申込みフォームにまで到達したにも関わらず、離脱しているユーザは約7割だと言われているためです。サイトによっては8割、9割近くにまで及んでいるケースもあります。

しかし、この数字は一概には言えず、業界やコンバージョンの内容(会員登録、資料請求、購入など)によって大きく変わってきます。
例えば、コンバーションタイプ別の離脱率では以下のような調査結果が出ています。

3-入力フォームからの離脱率
引用:第3回 入力フォームからの離脱率 | アクティブコア

また、さらに「無料公演セミナーの申込」なのか「マンションの展示会申込」なのかといった業界別でもコンバージョンのハードルは変わってきます。
少なくとも、どのようなサイトでも離脱率が5割を超えているようであれば、入力フォーム自体に離脱したくなるような原因が隠れていると考えられます。

EFOの基本は「おもてなし」

4-EFOの基本は「おもてなし」

ユーザを離脱させないためには、入力フォームの入力を簡単で使いやすいものにする「おもてなし」の気持ちが大切になります。

Webサイトの入力フォームは、いわばスーパーのセルフレジです。
申込フォームを入力することは、自分で商品をレジに通していることとほぼ同じであり、そのレジがユーザにとっていかに使いやすいかが、商品を購入できるかどうかに繋がります。

ユーザがその場で問題解決できてイライラせずに済む、「使いやすいセルフレジ」にする必要があるのです。

参考:【フォーム改善】意外と知らない申込フォームの超基本 (1/3):MarkeZine(マーケジン)

ユーザが離脱する理由は「項目数」「イライラ」「使いづらい」

5-ユーザが離脱する理由は「項目数」「イライラ」「使いづらい」
出典:もうやりきったと思ってませんか?まだまだやれる!フォーム改善(EFO)〜EFOの最新傾向とオススメ施策ベストテン〜

「おもてなし」が大切、とここまで言われている背景には根拠もあります。

株式会社エフ・コード様の調査では、ユーザが入力フォームから離脱してしまう理由は
「面倒くさそう」「イライラする」といったものが上位にあり、「入力フォームに対する不満」から来ていることが分かります。

インターネット上では、思うように操作できない・入力したくないと思った瞬間に、ユーザは「戻るボタン」を押して簡単にそのイライラから逃れられてしまいます。
そのため、いくら魅力的な商品でも、途中の操作が複雑であれば、購入を諦めて離脱されている可能性も十分にあります。

「商品は悪くない」「サイトをリニューアルした」「広告も改善している、それなのにコンバージョンがなかなか上がらない」という場合がありましたら、EFOがきちんとできているのかどうか、今一度確認してみる必要があります。

成果の上がっている企業は「フォーム完了率」も高い!

6-成果の上がっている企業は「フォーム完了率」も高い!
出典:もうやりきったと思ってませんか?まだまだやれる!フォーム改善(EFO)〜EFOの最新傾向とオススメ施策ベストテン〜

実際に成績の良い企業は、入力フォームで取りこぼすことなく見込み客を獲得しています。
こちらも株式会社エフ・コード様の調査になりますが、同じフォームの内容・同じ業界でも、成績優秀企業と業界平均ではフォームの完了率に大きく差が開いています。

つまり、自社よりも成績の良い企業は、「重要見込み顧客」を入力フォームで逃さずに獲得していることが他社と差をつけている要因の1つになっていると考えられます。

自社の申込完了率が下記の数字に到達していない場合は、改善できる可能性が高いと言えるでしょう。

EC系購入フォーム:65%
不動産系見学予約フォーム:12%
資格教育系資料請求フォーム:24%
人材紹介系登録フォーム:19%
流通小売系会員登録フォーム:48%
出典:前掲/株式会社エフ・コード様調査より

また、平均と同水準の場合でも、成績優秀企業には劣っているのであれば、改善の余地はまだまだあります。
自社の完了率は十分なものなのか、取りこぼしているユーザがいるのか。これを機に見直してみてください。

参考:他社のCVRって!?【衝撃】業界別に見るフォーム入力完了率データがすごい!|EFO・フォーム改善ブログ

EFOツール導入で成果が上がった事例4選

EFOが重要な理由を述べさせていただきましたが、では実際にやるには何をすればいいのかと感じた方もいるかと思います。

具体的な施策としては、EFOツールの導入が1つあります。
近年は、EFOをより手軽に行えるように、多くの会社が「EFOツール」という、導入するだけで入力フォームが使いやすくなるツールを提供しています。

今回は、数あるなかでも、導入実績として具体的な事例を載せているツールをピックアップして紹介しますので、ご参考になれば幸いです。

EFOでコンバージョン数が導入前の1.67倍UP !/Gyro-n

7-EFOでコンバージョン数が導入前の1.67倍UP !/Gyro-n
出典:【EFO事例】EFOでコンバージョン数が導入前の1.67倍UP ! 株式会社ウェルクス様の会員登録フォーム導入事例|Gyro-n

こちらは株式会社ウェルクス様「Gyro-n」の事例です。
保育士向けの求人サイトでEFOツールを導入した結果CVRが1.67倍、直帰率4.8ポイント改善につながりました。
こちらのツールはレポート機能が優れており、エラーの発生数や離脱率だけではなく、エラー発生するタイミングや条件といった細かいデータを基に分析をすることができます。

ツールの詳細:Gyro-n

スマホサイトからのCVRが12.5%UP/フォームアシスト

8-スマホサイトからのCVRが12.5%UP/フォームアシスト
出典:実績No.1のスマホEFO(入力フォーム最適化)ツール 翌日CV率12.5%アップの実力

こちらは株式会社ショーケース・ティービー様「フォームアシスト」のスマホ向けサイトでの事例です。
クレジット会社のお問い合わせフォームの最適化を行ったところ、導入しただけでCVR12.5%改善しました。
導入後も無料コンサルティングを行っており、手厚いサポートのもとで改善することができます。

ツールの詳細:フォームアシスト

広告予算を変えずにCVRが1.5倍 /EFOToolSet

9-広告予算を変えずにCVRが1.5倍 /EFOToolSet

出典:EFO(エントリーフォーム最適化)ツールのご案内|Bruce Clay Japan
こちらはブルースクレイ・ジャパン株式会社様「EFOToolSet」の事例です。
引っ越し見積もりのサイトでEFOツールを導入したところ、広告予算そのままでCVRが1.5倍に伸びました。
こちらのツールでは、6万で20フォームまで導入ができるため、申込のページが複数あるサイトでは一度に導入して成果を上げることができます。

ツールの詳細:EFOToolSet

Yahoo!やFacebookIDとの連携機能!CVR改善率平均6.5%/EFO CUBE

10-Yahoo!やFacebookIDとの連携機能!CVR改善率平均6.5%/EFO CUBE
出典:導入実績|EFO CUBE

こちらは株式会社GeeeN様「EFO CUBE」の事例です。
コーポレートサイトの会員登録でEFOツールを導入した結果、12%→25%にまで改善しました。

EFO-CUBEでは、Yahoo!・FacebookとID連携ができることが大きな強みです。ユーザの入力の手間を大幅に省くことができるため、入力項目が多いようなサイトでは是非このような自動入力を活用するようにしましょう。

ツールの詳細:EFO CUBE

EFOの導入する目安は、改善で起こる売上を計算してきめる!

11-EFOを導入する目安の計算方法

EFOツールはCPAが高いほど、導入する価値は大きくなります。
例えば、フォームへの流入数【1000】、フォームの離脱率【30%】、獲得単価(CPA)【5000円】の場合を想定して考えてみます。

3%改善したとすると、
700人×1.03=721人
の入力完了率になります。

顧客獲得単価が【5000円】だった場合には、増加人数の21人分、
5000円×21人=105,000円
の成果が得られたことになります。

今回は3%の改善で計算しましたが、
5%の改善で【175,000円】
10%では【350,000円】の改善が見込まれます。

改善分の売上高がEFOツールの費用を上回るようであれば、導入する価値は十分にあるといえるでしょう。

EFOツール導入以外にもできる!やっておきたい改善施策4選

EFOツールはあくまで「入力フォーム内」の最適化をするツールです。
サイトのデザインやページ、項目といったツールでは補いきれないところまで改善ができるとさらにいいでしょう。

1.入力項目を減らす

12-入力項目を減らす

入力フォームの項目はできる限り減らして、必須項目も最小限にしましょう。
ある事例では、入力項目を11項目から4項目に減らしたことで、CVRが2倍以上になったケースもあります。

「せっかくだから聞いておこう」のつもりでは、そもそもユーザの獲得すらできていないかもしれません。もう一度、入力フォームに不要、または無くても困らない項目がないか確認してみてください。

参考:フォームの項目数はとにかく削ろう!|J&B labo

2.現在位置のナビゲーションを表示する

13-現在位置のナビゲーションを表示する

サイト上部に現在位置のナビゲーションを載せることで、「今は個人情報の入力か」「残りは入力情報の確認だけか」と一目でわかるようにしておきましょう。

あるブライダルサイトの事例では、ナビゲーションをつけることをはじめとしてフォーム全体の改善を行ったところCVRが20倍以上になったそうです。

いつまで続くかわからないページは、ユーザにとって離脱の原因になってしまいます。
ユーザに今何をしていて、あとどれくらいで終わるのかはきちんと伝わるようにしましょう。

参考:【保存版】問合せを劇的に増やすエントリーフォーム最適化(EFO)15の方法|LPO Lab

3.「次へ進む」ボタンを大きくわかりやすくする

14-「次へ進む」ボタンを大きくわかりやすくする
「次へ進む」ボタンはサイズを変えたり目立つ色にしたりするなどして、パッと見でボタンが押せるようにしましょう。反対に、「戻る」や「修正」といったリンクを置いている場合は、そのリンクは色をグレーにするか、テキストにするなどして目立たないようにしましょう。

ある金融サイトでは「戻る」「この内容で登録する」を並列しておいていたものを、「戻る」ボタンのみテキストリンクにしたところCVRが1.5倍になったそうです。

登録するつもりなのに間違って押してしまい全部消えてしまうことがあれば、もう二度とユーザは入力をしてくれません。

ユーザへ次にしてほしい動作は、一目でわかるようにしておきましょう。

参考:【スマホEFO検証編2】送信ボタンと戻るボタンを並列に置かない|efoナビ

4.不要なリンクは設置しない

15-不要なリンクは設置しない

入力フォームの目的は、項目を記入して申込をしてもらうことです。リンク貼ることはユーザの離脱につながりますので、なるべく避けたい点です。

実際にあるECサイトの事例では、申込ページに季節限定キャンペーンのバナーを貼っていましたが、外したところCVRが1.5%改善したそうです。

このようなキャンペーン情報に限らず、グローバルナビゲーションも入力の妨げになってしまうため、入力フォームでは極力設置しないことが離脱率を減らすためには大切です。

参考:グロナビもサイドバーも必要なし! 離脱要因となるリンクはフォームでは外す/15か条の9|web担当者forrum
参考:「他ページへのリンクは無い方がCV率UP」は本当?|efoナビ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

たかがEFO、されどEFO。
CVの直前の入力フォームを改善しなければ、CVRを上げることは難しいです。
入力はスムーズにできるでしょうか。面倒さやイライラを与えていないでしょうか。
今一度自社のフォームを確認してみてください。

また、EFOについては以下の記事も非常に参考になりますので、ぜひご覧ください。

EFOツールでCVR20倍!成果改善に必須のツール12選
入力フォーム改善でCV率1.6倍!成果を上げる18のテクニック
エントリーフォームで離脱される事例9選と具体的な改善策


デザインディレクション│新米ディレクターがつまづきやすい2つのポイント

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デザインディレクション

新米WEBディレクターのみなさま、こんな経験ありませんか?

 デザインを学んだことが無いのにデザインディレクションをしなければならない
 デザイナーから届いたデザインの良し悪しが判断できない
 うまく依頼が出せずに自分とデザイナーとの間の出し戻しがかさむ…
 クライアントもコントロールできずにさらに出し戻しがかさむ…

WEBディレクター2年目の私も、数々の苦労をしてきました。
そこで、入社からこれまでの学びと社内のベテランディレクター4名のノウハウをまとめ、満足できるデザインを完成させるために新米デザインディレクターが押さえるべきポイントをお伝えします。

[toc]

新米ディレクター陥る失敗4パターン

自分のイメージがうまく伝わっておらず、初稿を見てびっくり

自分のイメージがうまく伝わっておらず、初稿を見てびっくり
ちょうど1年ほど前のことです。とある業界の最大手の会社のランディングページを作成していたのですが、その時は本当にデザインディレクションのことを分かっていなかったので、とっても苦労してしまいました。

大手の会社だったので、大手感、安心感が伝わるといいなと思って構成案はひいていました。しかし、デザイン依頼の段階になり「そんなに凝ったデザインを希望しているわけでもないし、見れば分かるよね」と、まさかのデザインイメージをテキストで伝えることもなく、構成案のみを送りつけるという暴挙にでました。

結果…初稿を見て「なんか思ってたのと全然違う!」という自体に…。(※その節は、担当デザイナー本当にご迷惑おかけしました)

初稿をみて、慌てて先輩に相談し修正依頼を送ったことを覚えています。構成案をひいた本人は、デザインもある程度イメージしながら作っていると思います。しかし、そのイメージは構成案だけを提出しても伝わらないものです。

同じ構成案を元に作ったデザインでも伝えたいイメージによって大きく異なるのです。

初稿を見ても良し悪しが分からず、どの部分を修正依頼したらよいかわからない

初稿を見ても良し悪しが分からず、どの部分を修正依頼したらよいかわからない
次のデザイン依頼の時は、前回の失敗を踏まえイメージの参考になるサイトを探したり、色、雰囲気を丁寧に共有したりしました。

すると今度の初稿では、「なんか全体的に良い気がする!ちょっと違和感あるところがあるけど、私がセンス悪いだけかも…。」ということに。
そして、初稿に対しては2~3個だけ修正依頼をしました。

しかし、二稿が提出されたタイミングで、先輩にデザインディレクションを相談したところ、読みづらい箇所や全体のバランスを崩している箇所などが見つかり、2稿になって修正点が多くなる結果になってしまいました。

微修正のつもりがうまく伝わらず、いったりきたり

微修正のつもりがうまく伝わらず、いったりきたり
デザイナーへの修正依頼は、基本的に2回までとしています。しかし、依頼の仕方が悪く意図が伝わっていないと何度も修正をお願いすることになります。

強調箇所のアンダーラインの位置を変更してほしいという依頼がうまくいかず、たった1箇所の修正に何往復もメールをしてしまったこともありました。

クライアントからの要望がぶれて、出し戻し多発

クライアントからの要望がぶれて、出し戻し多発
自分とデザイナーの意思疎通が出来るようになってきた頃、次にぶつかったのがクライアントの要望でした。
デザインにこだわりがなく、任せてくれるクライアントも居ますが、デザインにこだわり、要望があるクライアントもいます。

初めて要望の強いクライアントを担当した時には、クライアントからの修正依頼をそのままデザイナーに伝えて修正してもらい、またクライアントから要望が来てそれを反映してもらい…これでは、まったくディレクターの存在意味がありません。

クライアントにデザインディレクションの経験がない場合には、「●●がいいと思ったけど、やっぱり▲▲にしてほしい!」「▲▲にしてもらったら、やっぱり変だから●●に戻して」などめちゃくちゃな依頼もきます。それを鵜呑みにすると何度も何度も修正依頼を出すことになってしまうのです。

出し戻し地獄から脱出するためのたった2つのポイント

【ポイント1】急ぎの案件でも、スケジュールが押していても、最初の依頼は丁寧に!

構成案が確定し、いざデザイン制作!
最初の依頼メールが肝心です。下記の5点をおさえてしっかりイメージを伝えましょう。

①メインカラー1色、サブカラー1~2色を伝える

メインカラー1色、サブカラー1~2色を伝える
メインカラーはコーポレートカラーや、本サイトの色に揃えることが多いです。

サブカラーはメインカラーの補色となる色か、メインカラーと同系色の濃い色で揃え、ボタンカラーは補色の目立つ色を使用します。

コンバージョン地点が2つある場合には、必ずボタンの強弱(大きさ、位置、色などで)を付けるようにします。
色が多くなると色の役割が曖昧になり読みづらくなるので、色の種類は3色程度に抑えます。

例えば、メインカラーが青なら、強調する部分に使用するサブカラーは黄色(暖色系)、ボタンは赤(強調部分のカラーより目立つ色)など強調する部分が目立つような色合いにすると良いです。

②フォントを指定する

明朝体なのか、ゴシック体なのか、行書体なのか、手書き風なのか、フォントによってデザインのイメージは大きく異なります。

【明朝系】高級感、繊細
【ゴシック系】パワフル、モダン、信頼感、シャープ
【丸ゴシック系】ポップ、やわらかい、チープ
【行書体など】和風、伝統的

参考:あなたのデザイン力を確実に上げる。フォント使用時の3つのポイント | 研狂室@ネットショップ総研

明朝体は信頼感、ゴシック体は親しみやすさ、筆書体は和風なイメージ、手書き風はクチコミに向いているなど様々なので、伝えたいイメージやターゲットユーザに合わせて指定すると良いです。

フォントを指定する

引用:あなたのデザイン力を確実に上げる。フォント使用時の3つのポイント | 研狂室@ネットショップ総研

③言葉でデザインのイメージを伝える

イメージを表す言い方はたくさんあります。
▼切り分け方の一例

言葉でデザインのイメージを伝える
ソフトであたたかみのあるグループだと、プリティ、ナチュラル、カジュアル、ロマンチック【左上】
ソフトでクールなグループだと、エレガント、クリア、クール【右上】
ハードであたたかみのあるグループだと、ゴージャス、クラシック、ダイナミック、ワイルド【左下】
ハードでクールなグループだと、シック、モダン、ダンディ【右下】

抽象的ではありますが、方向性を示すためにこれらの言葉でデザインのイメージを伝えることができます。

④構成案の要素の優先順位

構成案の要素の中には、優先順位があると思います。
その優先順位がデザイナーに伝わるように構成案を整理しましょう。文字サイズを揃えると伝えやすいです。

一番目立たせたい分は●ポイントで赤字
二番目に目立たせたい文は●ポイント
三番目に目立たせたい文は●ポイントで黄色いアンダーライン

などルールを決めると良いです。

特に、ファーストビューでの視線の流れは最重要なので、優先順位と想定している視線の流れを伝えるとさらによいです。

⑤ベンチマークとなる他のサイトを示す

ベンチマークとなる他のサイトを示す
デザイン制作を依頼する時にはなるべくベンチマークのサイトを示すとよいです。見出しのデザイン、ファーストビューの文字のデザイン、強調箇所のデザイン、コンテンツ間のつなぎのアイコンのデザインなどをサイトURLと参考箇所のキャプチャなどを合わせて伝えると、自分のイメージに近いデザインに仕上げてもらうことができます。
 
上の①~④の項目も参考サイトを示しながらこの色、この文字、このイメージ、このボタン、と伝えられると認識のすり合わせが確実にできます。

参考サイトを探す際には、自社の過去案件やランディングページを集めている下記のようなサイトから探すと早いです。
参考:ランディングページ集めました。

①、②、③は構成案作成段階でクライアントともすり合わせ、認識を揃えておくと良さそうです。

ちなみに、デザイナーはデザインにとりかかる前に構成案をみてデザインのイメージをするそうです。制作開始予定日より前に、ある程度構成案が決まっていたら事前に構成案を共有しておくと、スムーズにスタートできそうです。

【ポイント2】初稿チェックを制するものがデザインディレクションを制する

初稿が命!

①第一印象で気になった所は必ずクリアにすることが大切です。

自分のセンスやディレクション力に自信がないと、「違和感あるけど自分が変なだけかも…」とか「どこが変かわからないな~」とか思いがちです。

しかし、デザインディレクションは初稿を初めて見た時が最も大切な時、気になった所はどんな細かい箇所でも書きとめて「なぜそこが気になったのか」自分に問いかけ理由を明らかにしてデザイナーさんに修正してもらうと良いです。

初稿を初めて見た時がなぜ最も大事かというと、「デザインに見慣れると違和感に気づけなくなるから」です。クライアントにもそのことを伝え、初稿をしっかりとチェックしてもらうようにしましょう。

②デザイン初稿で最低限チェックするポイント

 誤字脱字がないかどうか
 文字サイズが適当か
 コンテンツの間隔が適当か
 情報の優先順位がつているか(強調したいところが、ちゃんと目立っているか)
 伝えたいイメージが伝わるかどうか
 見出しなど、目立っている部分だけを読み飛ばしていって意味が伝わってくるか
 ディレクターが依頼した内容が反映されているか
(目立たせたい所がちゃんと目立っているか、色使いがイメージと相違ないか、細かく依頼していない“おまかせ”の部分が構成案のままになっていないか)

③ファーストビューのみ先に提出してもらうとベスト

初稿提出前にファーストビューが出来上がった段階で一旦提出をしてもらう方法があり、デザイナーとスケジュール等相談する必要があります。

しかし、デザイナーとしても「下まで作った後にひっくり返される」よりも「ファーストビューのみで修正依頼を受けて、それを反映+下まで作る」という流れで進めると作業量が減る可能性が高いです。

+α6つのコツでデザイナー、クライアントとのやりとりをスムーズに!

デザイナーとのやりとりのコツ

①修正依頼はエクセルで提出

修正依頼はエクセルで提出

修正依頼は、テキストベタで出しても、パワポで出しても問題ありませんが、エクセルで出すのがおすすめです。

エクセルなら縦長のデザインをトリミングせずに貼ることができます。
デザイナーは全体の修正点を確認ながらバランスを考えて修正するので、一覧できるとやりやすいそうです。

セルには文字を書き込まず、テキストボックスを置いて書き込んでいくのが、修正点が増えた場合の移動などもやりやすいと思います。

②ベンチマークや修正後イメージを提示

修正を依頼する時に具体的にイメージがあれば、ベンチマークのURLや、パワポで簡易的に作成したイメージ画像などを貼るとより伝わりやすいです。

冒頭でお伝えしたような行き違いが起こるとコミュニケーションのロスも発生するためちょっとの手間で正確に伝わるならば、手間は惜しまずに依頼したいものです。

③迷ったらどんどん相談する

修正を依頼したいけれど、修正後のイメージは出来ていないという場合もあるでしょう。そんな時にはデザイナーに相談しましょう。

・この部分をもっと目立たせたいが、イメージがわかないので提案をもらえますか?
・どっちの色か迷っているのですが、2パターン作ってもらえないでしょうか。
など、デザインのプロはデザイナーなのですから、迷ったら相談するのが良いです。相談の時には、メールよりなるべく電話で直接話した方がいいです。

5分程でも電話口で「相談なんですけど、ここどうしたらもっと目立ちますかね?」「こういうイメージどうですか?」「あーそれいいですねー」と話し合えればスムーズです。
相談事をメールでやり取りすると、1通書くのに5分以上かかってしまいます。

クライアントとのやりとりのコツ

チェックしてほしいポイントを絞る

①チェックしてほしいポイントを絞る

クライアントもデザインのプロではありませんから「デザイン初稿を提出します。確認して下さい!」では、なかなかチェックがはかどりません。
デザイン意図を伝えたうえで、とくにチェックしてほしい部分を提示すると早く進みます。

・構成案段階でクライアントがこだわっていた箇所があれば、そこはイメージに相違ないかどうか
・メインカラーやフォントのなどイメージに大きく関わる部分を挙げ、そこにイメージと相違ないか

②ふわっとした修正依頼はヒアリングしてはっきりさせる

「もっと華やかに」「全体的に豪華に」「カラフルに」などふわっとした修正依頼が来てしまった場合には、電話でヒアリングしどの部分をどう変えてほしいかヒアリングしましょう。

その時に、「このサイトのここみたいに…」など修正の方向性を具体的に決められるとその後の出し戻しをおさえることができます。

ヒアリングした場合に、「色を7色使ってカラフルで楽しい感じにしてほしい」などサイトの可読性や全体のバランス上難しい依頼だった場合には、その場でクライアントに再度デザイン意図を説明をしましょう。
難しい依頼をデザイナーにそのまま流してしてしまうと、対応してもらった後にクライアントも「なんか前のほうがよかったね」となりかねません。

このような場面は、クライアント、デザイナー双方のためにディレクターの頑張りどころです。

③ファーストビューだけ先に提出して合意をとる

化粧品など、デザインにこだわりのあるクライアントであることが事前にわかっている場合には、ファーストビューのみを先に作成してもらい、それを元にクライアントとデザインの方向をしっかりすり合わせてから進める方が確実です。

その場合には、全体のデザインを初稿として提出する場合とはスケジュールが異なるので、事前にクライアント、デザイナーとスケジュールを確認しておきましょう。

まとめ

デザインディレクションで大事なことはたった2つ
①最初の依頼は丁寧に!参考URLを共有して同じイメージを共有できるようにする
②初稿はしっかり時間を取ってチェックし、違和感は全てクリアにする
です。

デザインディレクションはセンスを試されている訳ではありません。構成案の意図がちゃんと伝わるデザインか、伝えたいイメージが伝わるかをチェックするだけです。

デザインを学んでこなかった私でも、この記事で取り上げたポイント意識しながら、地道に成長して、先輩の助けを借りずにデザインディレクションを上手く出来るようになってきました。
Webディレクションを学びたい方は下記の記事がオススメです。

WEBディレクションの10のコツ~構成からデザインまで~│LISKUL

WEBマーケティングに消費者心理を~購買意欲をそそる15の秘訣~

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アイキャッチ消費者心理

マーケティングを成功させる秘訣の一つは、心理学を基にした施策で消費者を惹きつけることです。対面での接客ができないWEBマーケティングでは、広告やサイトのデザイン・コピーだけで購買意欲をそそらなければならないため、特に消費者心理を意識しなければなりません。しかし、消費者心理を活用できているWEBマーケティング担当者は多くありません。


今回は、WEBでの成果を上げるために最低限押さえておきたい、15の消費者心理をご紹介します。ここでぜひ意識していただきたいのが、消費者の商品に対する興味の度合いによって踏まえるべき消費者心理が違うことです。興味の薄い消費者群=潜在層と、購入を検討中の消費者群=顕在層では、アプローチの仕方は全く違います。


それぞれの消費者心理がどの場面で使えるのかを理解しやすくするために、15の心理を、購買プロセスを図式化したパーチェスファネルを基に3つに大別しました。特に効果的と思われる10の施策は実例と共に解説します。これを読めば今日からすぐに消費者心理を踏まえた効果的なWEBマーケティングができるはずです。


[topbluelink]

パーチェスファネルとは

消費者の購買プロセスをろうとの形で表現したもので、WEBマーケティングでは下記のように図表化できます。
商品の広告を投下すると、広告を見た人のうちの何割かが商品に興味を持って購入を検討し、そのうちの何割かが実際に購入します。この各段階を単純化すると、下のような逆さにしたろうとの形になります。ろうとの入口を広げたり、興味を持った人の購買意欲を刺激したりするなど、効率的に成果を上げるための戦略を練る参考になります。

パーチェスファネル

1.潜在層:広く商品を知らせるためのアプローチ

まず、バナー広告などで広く消費者に商品・サービスの存在を知らせたい場合に有効な消費者心理をご紹介します。広告のクリック率を上げて商品・サービスの知名度をまずは上げたいとお考えの広告主様は、こちらをご参考ください。

つい目が行ってしまう:顔認識

人の顔が広告に入っていると、つい顔や表情に注目してしまう傾向があります。笑顔であれば安心し、特に丸顔で目が大きい方が見入ってしまいます。
有名人よりも、自分を投影できる一般人風の人の方が、コンバージョンが高いようです。

顔認識事例:みずほ

引用元:http://banner.keizine.net/archives/7459/
笑顔の女性が考えている写真を使うことで、不動産価格について考えることをユーザーに自分事化させています。

ダメだといわれるほど気になる:カリギュラ効果

ダメだといわれるほど興味がわいてしまう。ほとんどの人がこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。人は、禁止されるとむしろ、その行為をとりたくなってしまう傾向があります。この効果は「肌がきれいになりたくない人以外見ないでください」といった表現に使えます。

カリギュラ効果事例:サスペリア

引用元:http://movies.yahoo.co.jp/movie/サスペリア/8635/
「決してひとりではみないでください」このコピーで、そんなに怖いのだろうか、一人で観たらどうなるのだろうか、という想像を喚起して興味を引いています。

めずらしいと欲しくなる:希少性(スノッブ効果)

簡単に手に入るものは需要が低くなり、手に入れるのが難しいものは需要が高まっていきます。そのため、品薄といった言葉のように商品の希少性を強調されると、一気に興味がわきます。

スノッブ効果事例:熊本風土

引用元:http://www.kumamoto-food.com/products/detail.php?product_id=141
もう少しで売り切れてしまうほどの人気商品なのだとユーザーに想像させ、早く申し込まなければ売り切れてしまう、と購買意欲を刺激しています。

できる限り損はしたくない:損失回避

人は利益を得ることよりも損をしないことを重視する傾向があります。「この美容液を使わなければシミが増える一方」といったように、自社商品・サービスのメリットを反対にした表現を使って、使用しなければ損をしてしまう印象付けをすると、商品・サービスの効果がより伝わりやすくなります。

損失回避事例:アフラック

引用元:http://banner.keizine.net/wp-content/uploads/aflac.gif
上の広告では、保険サービスを使わなかった場合には住宅ローンで悩み続けることになり、転職がしにくくなってしまうというマイナスな状況を表すことで、自社製品のメリットを訴求しています。

2.準顕在層:商品に興味を持ちそうな人へのアプローチ

次に、ターゲティング広告を活用して商品やサービスに興味を持ちそうな人をサイトまで誘導し、購入を検討させるために有効な手法をご紹介します。広告を打っているけれどサイトへの流入数が低いとお悩みの方は、これらの方法をお試しください。

自分に向けた言葉に反応する:カクテルパーティー

カクテルパーティーのように雑音の多い場であっても、自分の名前や、関連のある単語はすぐに聞き取れます。このように人は、たとえ情報量が多い中でも自分が関係している情報はすぐに見つけることができます。ユーザーが興味のある物や言葉を盛り込んだり、関連する言葉を使ってユーザーに呼びかけたりすると、反応率が上がります。

カクテルパーティー事例:サントリー

引用元:http://banner.keizine.net/archives/7637/
こちらの事例では、「頭皮ケアに悩み続けてきた方へ!」という呼びかけで、髪に悩みを抱えている人の注意喚起をしています。

偉い人の言うことは信じてしまう:権威への服従原理

専門家など権威のある人物の言葉は無条件に信用してしまいます。「○○賞受賞」「○○ランキング一位」「内科医推奨」などの言葉があると、商品への信用度が上がります。

権威への服従原理事例:SBI

引用元:http://banner.keizine.net/archives/4789/
有名雑誌での口コミ件数月刊一位をうたうことで、効果の裏付けがされた商品だとアピールしています。

違うようで実は同じ:シャルパンティエ効果

「ビタミンC1000mg」という表現はよく使われています。この表現は、単位を変えるだけで重さや大きさそのものが変わったように錯覚させる効果を利用しています。「1g」より「1000mg」の方が、量が多く感じられるのではないでしょうか。

みんなと一緒なら安心:同調現象

自分だけが周りの人と違う行動をしていると不安になり、反対に周りの人と同じ行動をしていると安心する性質が私たちにはあります。「50代以上の主婦の9割が使用中」といったように、大多数の人が使用していることをアピールするコピーがあると、惹きつけられます。

3.顕在層:購入意欲の高いユーザーへのアプローチ

最後に、購入を検討し、自社と他社の広告やサイトを比較している消費者に使うべきアプローチ方法を解説します。広告の表示回数やサイトへの流入数は多いのに獲得率が低い場合には、これらの手段が有効です。

多すぎると決めるのが面倒くさい:決定回避

多すぎる選択肢の中では選ぶのがわずらわしくなり、選択・決定を避けようとしてしまいます。
商品・サービス数が多い場合には、商品別に「○○タイプにおすすめ」などとターゲット設定をして紹介すると、選びやすくなりコンバージョンが上がるはずです。

決定回避事例:オルビス

引用元:http://www.orbis.co.jp/contents/theme/w/foundation/?rt=cosme_top_msg_pic
種類の多い商品ラインナップから、用途、年齢に合わせて簡単に選べるようにそれぞれの商品のポジションを明示しています。

ひとまず無難なものを選ぶ:松竹梅の法則

複数の選択肢がある場合には最も無難な答えを選ぶ傾向があります。同一メーカーの類似した3つの商品の値段が1000円3000円5000円となっているときは、3000円の商品が多く選ばれる傾向にあります。一番売りたい商品を真ん中に据えるようにサイト設計をしましょう。

ついつい財布のひもが緩んでしまう:テンションリダクション

大きな決断をした後は、緊張が緩んだ状態になり判断力が低下しがちです。数万円の商品を購入した後に数百円の商品を提案されると、つい買ってしまいます。アマゾンのレコメンド機能もこれに近い効果があります。商品選択後にその商品より安い商品をおすすめするようにサイトを作るといいでしょう。

矛盾から解放されたい:認知的不協和

タバコが有毒と知りつつも、タバコが吸いたい。このように矛盾する二つの感情を抱えている状態はストレスを感じます。人は考えや言動に矛盾があると不快さを感じ、その不快感から抜けだそうとします。「食事制限なしでダイエット」といった言葉で相手の中の矛盾を解消する提案をすれば、ユーザーの興味を引き付けられます。

流行物は気になってしまう:バンドワゴン効果

人は流行物を好意的にとらえます。「話題の」「大人気」などの言葉をコピーに盛り込むと、商品がより魅力的に見えます。

バンドワゴン効果事例:エスティローダー

上のリスティング広告では、「大人気」の一言を入れることで商品に特別な価値があるようにイメージさせています。

伝え方で印象は変わる:フレーミング効果

同じ商品の紹介文でも基準や切り口を変えることで全く違う印象を抱きます。「花粉症の人は日本人の4割にも上ります」「6割の日本人は花粉症ではありません」この2文は同じ意味ですが、受ける印象は違うのではないでしょうか。良いコピーが思い浮かばないときは、切り口を変えてみてはいかがでしょうか。

フレーミング効果事例:こころのサプリ

引用元:http://kokoronoaojiru.com/lp/fumin/index04.html?pid=ab

「5人に1人が不満を抱えている」は、「20%が不満を抱えている」「5人に4人しか不満を抱えていない人はいない」という表現と同じ意味ですが、受け取る印象はそれぞれで大きく異なります。「5人に1人」が1番多く感じるのではないでしょうか。

自分に合っているか心配:マッチングリスク意識

サプリメントなどを購入するときには「効果が出ないかもしれない」「自分には合わないかもしれない」と不安になりがちです。口コミコーナーのような他のユーザーの声が聞ける場を作ることで、こういった不安を解消するのが効果的です。

マッチングリスク意識事例:オーガニック ココナッツオイル|ロイヤルグリーン公式通販サイト

引用元:http://www.earth-sea.jp/html/page66.html
愛用者の商品への感想や顔写真を入れることで、商品への信用度がぐっと増しています。実体験が書かれていることで、自分が使用した場合のイメージがしやすく、購入へのハードルを下げています。

まとめ

同じ商品でも、広告・サイトデザインやコピー次第で売り上げは大きく変わります。今回ご紹介した15の消費者心理を踏まえて、ぜひサイトの売り上げアップを狙ってください。

〈参考サイト〉
http://weberblog.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
https://ferret-plus.com/492
https://ferret-plus.com/432

[bottombluelink]

厳選!統計サイト14選ー「ビジネスマンが欲しいデータ」が必ず手に入るー

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統計サイト

市場規模を知る・・・
消費者意識を知る・・・
今後の動向を確認する・・・

マーケティングをする際に、これらの情報は必須です。
時には、企画書・提案書作成の際にデータを挿入することもあるでしょう。

統計サイトを利用すると、市場や消費者に関する情報・データを得ることができます。
実際に、統計サイトをよく利用している方も多いのではと思います。

様々な統計調査がなされていますが、一方で、望んだデータが得られないことも多いのではないでしょうか。

今回は、手っ取り早くお望みのデータが得られるよう、カテゴリ別に統計のデータベースを紹介いたします。
更新頻度が高く、利用しやすいサイトを厳選して紹介しますので、是非ご参考ください。

[topbluelink]

目次

統計データについて
 企画書・提案書に使うと効果的な統計データって!?
 統計データの種類

統計レポート総合データベース4選
 あらゆる統計調査を集約したサイト-調査のチカラ-
 消費者意識を知りたいなら-レポセン-
 日本政府の統計データのまとめ-政府統計の総合窓口-
 経済のあらゆる調査がここに-経済ニュース-

市場調査・消費者意識調査を公開しているサイト5選
 22年分の消費者観測データ無償公開-生活定点-
 市場調査をお探しなら-矢野経済研究所-

食品や小売りに関する調査-JMR生活総合研究所-
 ライフスタイルに関する意識調査-マクロミルモニタサイト-
 販売データを活用した消費者調査-インテージ-
 IT系のリサーチ結果を公表しているサイト5選
 モバイルデバイスに関する調査なら-MMD研究所-
 IT市場規模の確認に-IDC Japan-
 デバイス・アプリに関する調査-MM総研-
 200万人のパネラーによる意識調査-NTTコム リサーチ-
 Webサービスに関する意識調査-日経デジタルマーケティング-

統計データについて

そもそも「統計データってなに!?」、「使い道がわからない!!」という方に統計データとその活用法を説明します。

企画書・提案書に使うと効果的な統計データって!?

統計データを用いるメリットとは何でしょうか???
答えは、統計のデータを背景に話すと説得力があることです。
わかりやすく解説します。

みなさまスマートフォンをお使いでしょうか??
使っている方も使っていない方も、スマートフォンの普及率を考えてみてください・・・

「みんな当たり前に持っているよ!!」
「とはいえガラケーの人も良く見るよ」
「50%くらいの人が持っているんじゃない??」などなど
たくさんに意見が出ると思いますが、正解が一体なになのかこのままではわかりません。

統計データは、このような問いに正しい正解を出してくれます。
今回の例でいうと、正解は59.3%の普及率だそうです。
1_生活総研

参照元:http://seikatsusoken.jp/teiten2014/

このような数字の根拠(統計データ)は、「みんな当たり前に持っているよ!!」という主張よりも説得力があります。

ちなみに今回の調査では、普及率の推移も見ることができます(図の赤枠)。

統計データを活用すれば「スマホが今伸びているので、アプリ市場に参入しましょう」という意見を、「スマホ普及率が現在60%、昨年比30%伸びています。ぜひ、アプリ市場に参入しましょう!」というように根拠を出して、説得力を持たせることができます。

データの種類

統計データの調査方法は様々です。
代表的な調査方法について解説します。

市場規模についてわかる調査

・市場調査

「商品」に対して行われる調査です。
その商品の需要が金額的にどのくらいあるのか、将来的にどのようになるのかなど知ることができます。
商品開発・企画するときに必見の調査です。

例)「食品」に関する「市場調査」
“パン市場に関する調査結果
  2013年度の国内パン市場規模は、前年度比100.2%の1兆4,042億円
食事系パン(食パン、食卓パン)がシェア3割に近づき、惣菜パンは堅調に推移
小売チャネル別市場構成比は、量販店とコンビニで6割に近づく
 参照元:http://www.yano.co.jp/press/press.php/001387

・出荷状況調査

商品の出荷数を確認することができます。
出荷数から市場状況を確認することもできます。

例)「デバイス」に関する「出荷状況調査」
“2014年度通期国内タブレット端末出荷概況
 2014年度通期のタブレット端末出荷台数は前年同期比24.2%増の929万台
Appleが408万台(シェア43.9%)で出荷統計開始から5年連続シェア1位を獲得
OS別台数シェアはAndroid 425万台(45.7%)が2年連続1位
2015年度は1,070万台で初の1,000万台超へ
 参考:http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120150521700

消費者についてわかる調査

・意識調査

「人」に対して行う調査です。
意識調査は、ターゲット設計をする際の助けになり、是非活用したい調査です。

例)「ライフスタイル」に関する「意識調査」
“男性の美容意識調査
 約4割の人が、自分は「実年齢より若く、年下に見える」と思っている
スキンケア・ヘアケアに関心がある人は57.3%
スキンケア・ヘアケア商品の購入する際、47.1%は男性用であることにこだわらない
商品選びで最も重視するポイントは、「効果があること」
参照元:http://www.intage.co.jp/library/20150325/

・利用調査

消費者が商品・サービスをどの程度利用しているのかを調査したものです。

例)「アプリ」に関する「利用調査」
“スマートフォンアプリに関する調査
スマートフォンユーザーがよく使うアプリ、社会人と主婦は「ゲーム」、学生は「SNS」
チャットアプリの利用「LINE」が最多で87.5%
参照元:https://mmdlabo.jp/?type=0#topList

統計レポート総合データベース4選

民間企業、政府の調査をまとめたサイトをご紹介します。あらゆる統計データを網羅的に検索することができるので、まずこれらのサイトを確認することをお勧めします。
サイトごとに、掲載されているレポートも異なるので見比べることもよいでしょう。

あらゆる統計調査を集約したサイト-調査のチカラ-

2_調査のチカラ

引用元:http://chosa.itmedia.co.jp/

「調査のチカラ」はインターネットに公開されている統計情報を集約したサイトです。
あらゆる情報を集めているので、様々な調査を網羅的に、ジャンル別で検索することができます。
「調査のチカラ」に載っているサイトは基本的に閲覧が無料ですので、見たいデータを素早く確認することができます。
「統計データを探したい!」とお考えの方は、まずこのサイトを探してみるのがよいかもしれません。

調査対象

ビジネス、IT、ライフスタイルなど様々なジャンルが対象

調査内容

・意識調査
・市場動向の調査
など

消費者意識を知りたいなら-レポセン-

3_レポセン

引用元:http://reposen.jp/

「レポセン」は調査のチカラと同様、各企業の統計データを集めたサイトとなっています。
消費者の動向に関する調査、消費者意識調査が約2300件まとまっています(2015/05/18現在)。
市場理解に活用するのもよいですし、興味のあるデータを眺めてみるのも面白いです。

調査対象

マーケティング向けの調査が中心に様々なジャンルが対象

調査内容

・意識調査
など

日本政府の統計データのまとめ-政府統計の総合窓口-

4_政府の統計窓口

引用元:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do

「政府の統計窓口」は日本政府が調査したデータを公開しているサイトです。
14の府省が調査してきたデータですので、様々なジャンルの調査があります。
調査内容は、国民生活の調査や国土に関する調査、地域の人口変動など国に関するものとなります。
定点調査で行われるものがほとんどなので、年次ごとの動向を追うこともできます。
民間の調査では得ることのできないデータがたくさんあるので、一読の価値があるサイトだと思います。

調査対象

国民生活に関わる事項のに関して様々なジャンルに対応

調査内容

・国勢調査
など

経済のあらゆる調査がここに-経済ニュース-

5_経済ニュース

引用元:http://www3.keizaireport.com/

「経済ニュース」は国内外の経済に関連する調査がまとめてあるサイトです
レポートの更新頻度が非常に高いことが特徴で、レポートの掲載数約21万件と莫大です。(2015/05/18現在)
現在の経済状況、経済の今後の展望など知りたい方は「経済ニュース」を確認することをお勧めします。

また、無料の会員登録することでレポートをブックマークする機能を利用することもできます。

調査対象

経済に関わること全般が対象

調査内容

レポート形式のものが多い

市場調査・消費者意識調査を公開しているサイト5選

主に民間のリサーチ会社のサイトをご紹介します。
その市場に関わっていなくとも、消費者意識に関する興味深いレポートもあるので参考に見てもらえると面白いと思います。

22年分の消費者観測データ無償公開-生活定点-

6_生活定点

引用元:http://seikatsusoken.jp/teiten2014/

私たちの日々の生活に関する意識調査を公開しています。他のサイトの調査よりもカジュアルなのでサクサク眺めることができます。
エクセル形式のデータもダウンロードできます。

「生活定点」は博報堂生活総合研究所が運営している無料のサイトです。
1992年から定点調査を実施しており、私たちの日常生活に関する意識調査を公開しています。
他のサイトの調査よりもカジュアルなのでサクサク眺めることもできます。
掲載調査数は多くはないですが、興味深い調査が多く載っています。

また、エクセル形式でデータをダウンロードすることもできます。

調査対象

・食
・労働
・ライフスタイル
・メディア
・国際関係

調査内容

・意識調査

調査例)

・自然食品(オーガニック、無添加食品など)の利用状況
・休日のレンタルや販売されているDVDやビデオの利用状況

市場調査をお探しなら-矢野経済研究所-

7_矢野経済研究所

引用元:http://www.yano.co.jp/

矢野経済研究所はマーケティングリサーチ、ソリューションを行っている会社です。
本サイトは、矢野経済研究所が市場規模調査の実際の結果が載っています。
マーケティングリサーチ専門の会社のレポートであるため、かなり詳細なレポートを確認できます。
中には会員登録が必要なものもありますので注意が必要です。

調査対象

・食
・消費財
・ファッション
・建築
・医療
・ライフスタイル

調査内容

・市場調査

調査例)

・理美容市場に関する調査結果
・ブライダル市場に関する調査結果

食品や小売りに関する調査-JMR生活総合研究所-

8_JMR生活総合研究所

引用元:http://www.jmrlsi.co.jp/trend/

JMR生活総合研究所はマーケティング・コンサルティングを行っている会社です。
本サイトは消費者のブランドイメージに対する調査が中心にまとまっています。
他にも市場推移、販売量などの調査もあります。
BtoCのマーケティングに関する調査が充実しているので、「流通」「消費」の調査に興味のある方は是非ご参照ください。

なお、コンテンツの中には会員登録(一部有料)が必要なものもありますのでご注意ください。

調査対象

・食
・流通

調査内容

・消費者意識調査
・市場推移調査

調査例)

ビール22ブランドの消費者意識調査
ファーストフードの売上高等の前年比推移

ライフスタイルに関する意識調査-マクロミルモニタサイト-

9_マクロミルモニタサイト

引用元:http://monitor.macromill.com/researchdata/index.html

メディアに公表したデータを掲載しています。様々なジャンルの意識調査(定点調査)が載っています。

マクロミルはネットリサーチの大手です。
「マクロミルモニタサイト」は、マクロミルがメディアに公表したデータを掲載しています。
掲載内容は、日常生活に関する意識調査です。
消費に関することから、休暇の過ごし方など多彩な内容のデータが集まっています。
サイトの中身が見やすく整理されており、内容も意識調査とくだけたものなのでカジュアルに読み進めることができます。

調査対象

・ライフスタイル

調査内容

・意識調査

調査例)

8%増税~年末年始の消費動向
防災意識に関する定点調査

販売データを活用した消費者調査-インテージ-

10_インテージ

引用元:http://www.intage.co.jp/library/category/current/

消費者意識調査、ライフスタイルの調査を公表しているサイトです。

インテージは市場調査に強みのある企業で多くの販売データを保有しています。
本サイトは販売データを基にした市場調査のデータのほかにも、多数のジャンル(環境、海外、エンタメなど)が公開されています。
意識調査が定点的に行われており、時系列を追って動向を見ることもできます。
人々の意識調査に興味がある場合に、非常に面白いサイトであると思います。

調査対象

・流通
・ライフスタイル
・国際関係
・エンタメ

調査内容

・意識調査

調査例)

仕事帰りの外飲み事情に関する調査
日本の高齢者の健康意識に関する調査

IT系のリサーチ結果を公表しているサイト5選

各企業のITにまつわるレポートは非常に充実しています。
IT系のリサーチ結果を公表している5サイトを紹介します。

モバイルデバイスに関する調査なら-MMD研究所-

11_MMD研究所

引用元:https://mmdlabo.jp/?type=0#topList

MMD研究所はモバイルに特化した調査研究機関です。
したがって本サイトの調査も、モバイルにかかわる消費者調査がほとんどです。
デバイスに関するユーザーの調査なので、読み手にわかりやすいサイトです。
サイト更新頻度も非常に高く、SNS上で多くの支持を集めています。

調査対象

・デバイス
・アプリ
・SNS

調査内容
・利用調査
・意識調査
・認知度調査

調査例)

電子書籍利用経験に関する調査
格安スマホの利用意向に関する調査

IT市場規模の確認に-IDC Japan-

12_IDC Japan 株式会社

引用元:http://www.idcjapan.co.jp/Press/index.html

ITに特化し、市場データや個人・企業の利用状況データなどがまとめられています

IDCJapanはIT領域に特化したリサーチ会社です。
掲載内容はIT市場のデータ、個人・企業のデバイス・サービスなどの利用状況のデータです。
サイト更新率が高く、最新の市場動向が確認できるます。
IT市場を確認したいときに、おすすめのサイトです。

調査対象

・デバイス
・ITサービス
・ソフトウェア

調査内容

・利用調査
・実態調査
・市場調査

調査例)

国内サーバー市場動向
国内産業分野別タブレット稼働台数

デバイス・アプリに関する調査-MM総研-

13_MM総研

引用元:http://www.m2ri.jp/newsreleases/top.php

MM総研はIT専門のリサーチ・コンサルティング会社です。
本サイトはデバイスに関する情報を中心にIT関連の統計データがまとめられています。
調査内容は、市場調査と端末の出荷状況の調査です。
PCや携帯電話など端末の出荷状況は定点的にまとめられているので、時系列を追って動向確認ができます。

調査対象

・デバイス
・アプリ

調査内容

・市場調査
・出荷概況調査

調査例)

2014年国内携帯電話端末出荷概況
スマートフォン市場規模の推移・予測

200万人のパネラーによる意識調査-NTTコム リサーチ-

14_NTTコム リサーチ

引用元:http://research.nttcoms.com/database/index.html

NTTコムは約200万人のパネラーを抱えるリサーチ会社で、消費者に焦点を当てた調査が強みです。
本サイトでは、消費者目線でのITサービスの利用調査や意識調査が掲載されています。
ITに関することだけでなく、その他ライフスタイルに関する調査もあります。
ITサービスに関する消費者の概況を確認しやい場合におすすめです。

調査対象

・アプリ
・ITサービス
・ライフスタイル

調査内容

・意識調査
・利用調査
・認知度調査

調査例)

「乗り換え案内」アプリに関する調査
東日本大震災発生後の企業の事業継続に係る意識調査

Webサービスに関する意識調査-日経デジタルマーケティング-

15_日経デジタルマーケティング

引用元:http://business.nikkeibp.co.jp/dmg/research.html

「日経デジタルマーケティング」にはITサービスに関して、消費者の調査が載せられています。
実際に存在する具体的なサービスに関する消費者の意識調査が載っています。
統計だけでなく、IT分野に関するニュースも配信されており、情報量が豊富です。
一部会員登録必要のコンテンツがあるので注意が必要です。

調査対象

・ITサービス
・SNS
・WEBマーケティング

調査内容

・利用調査
・意識調査

調査例)

グルメサイト利用状況(男女別)
“盛った”クチコミの投稿経験の有無に関する調査

まとめ

今回まとめました14個のサイトは2015年5月現在で更新されているもので、無料で利用できるものをご紹介しました
お望みのデータは得られましたでしょうか。

市場理解、提案書作成、以外の目的でも見ていて興味深い調査は多いです。
意外と感じるリサーチ結果、ご自身のイメージに近しい結果など様々に感じられることもあるのではないでしょうか。

最後に、本記事がみなさまのご参考になれば幸いです。

[bottombluelink]

【2015年版】急成長中のWEB系転職サイト16選!

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転職

最近、転職サイトが多様化して、新しい切り口での転職活動サイトが現れてきているとお感じになる事は無いでしょうか?

人口知能、ソーシャルリクルーティング、ポートフォリオ公開型等、毎月のように新しいサービスがリリースされています。

昨今テクノロジーの進化・ベンチャー投資が加速している事を背景に、今までは異なる転職活動ができるサービスが続々登場する中で、この1~2年で急成長しておりWEB業界で話題になっている転職サイトを16個を集めました。

ご覧頂き、転職活動にお役立て頂ければ幸いです。

※本記事はナナロクミックス株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです

人口知能×ビッグデータ解析の転職活動「Talentbase」
~Facebookでログインするだけ!自分の可能性を自動計算~

本サービスにFacebookのアカウントを利用してログインするだけで、自分や友達のソーシャルデータの解析結果を閲覧することができ、自分でも気づかないような人脈やキャリアの可能性に気づくことができます。
また独自の解析技術により、能力や志向性なども予測するため、市場の中で自分がどのような位置にいるのかなどを客観的に知ることができます。

Talentbase

Facebook上のつながりを評価してくれます。

Talentbase

ソーシャルスコア、ビジネススコア、タレントスコアと今までの自分を評価をしてくれます。

Talentbase

流行の動画機能で企業の魅力が丸わかり!「AirIntern」
~今までの転職サイトで見えなかった企業舞台裏が動画で見る事ができます!~

ヒューマンダイン社が2012年から運用。WEBベンチャー企業求人が多いのが特徴です。
会社の雰囲気を重視する人には、社員さんのインタビューや会社の中の動画を見る事で、少しなりとも会社の空気感を感じる事ができるかもしれません。

AirIntern

AirIntern

日本にダイレクト・リクルーティングというカテゴリーを創ったビズリーチ
~ヘッドハンターが自分に合った求人を提案してくれちゃいます!~

WEBマーケティング技術の最高峰としても名高い「ビズリーチ」。
旧来の転職サイトの概念を、ここ数年で大きく変えたサイトの一つです。
日時変わり続ける機能も含めて、転職時には一度利用する価値があります。

Bizreach

ビズリーチ

人口知能がお勧め求人をレコメンド!「Careertrek」
~自分に合った求人をAIがレコメンドしてくれます!~

ビズリーチが2014年にリリースしました。
キャリアを考えはじめた20代のための、レコメンド型転職サイトです。
30万人のキャリア分析をもとにあなたに最適な仕事をレコメンドします。
とりあえず登録してみたら、思わぬ出会いがありそうですね。

Careertrek
Careertrek

信頼のYahoo!運営の転職サービス「Qlear」
~圧倒的な企業ログ蓄積で応募前に企業の中身が見える!~

企業への独自取材で「年収」「残業時間」「勤続年数」や「離職率」などの情報を数多く保持しており、50を超える検索軸であなたのこだわりの仕事選びをサポートしてくれます。
WEB大手ならではの安心感がありますね。

Qlear
Qlear

はたらくを面白くする「WANTEDLY」
~Facebook感覚で転職活動ができちゃいます!~

日本でソーシャルリクルーティングというカテゴリーを創ったサービスです。
「仕事に熱中して、仕事を心から楽しめる状態になることで、人生が豊かになる」という信念を元にユーザーと企業の出会いを創るサービスです。
友人が応援する企業を見ると安心しますね。

WANTEDLY
WANTEDLY

エンジニア特化!ポートフォリオ型転職の「forkwell」
~WEB上の自分専用ポートフォリオを武器に転職可能!~

Groove社が2012年から運営。エンジニアが作るエンジニアの為の職場探しサイト。
自分のスキルを上げ続けたいWEBエンジニアにおすすめのサイトとなっています。
登録したらWEB上で自分のポートフォリオを作成してくれます。
ほかのユーザーが自分のポートフォリオを評価してくれるので、自分の技術に第三者の声を加えて強い武器にする事ができます。

forkwell

forkwell

2015年6月開始!ビズリーチの新サービス「スタンバイ」
~Google検索感覚で仕事探しができちゃいます~

仕事探しの検索UIに50名のエンジニアが心血を注いだ検索特化の求人サイトです。
良くある職種毎検索や、地域別のカテゴリーではなく、自分の自由希望を元に求人を探す事ができる。

スタンバイ
スタンバイ

「ちくしょう転職だ」でおなじみの「Green」
~操作性サクサク!WEB、IT企業に特化した転職ができる~

WEB、IT系企業に特化した転職情報サイトです。
成長性の高いベンチャー企業から優良企業まで、IT/Web/インターネット業界で最大級の求人数を掲載してあります。

Green
GreenGreen

 

Green

人気企業から毎日Facebookで「いいね!」が届く「Switch」
~Facebook見てるだけで転職できちゃう! ~

Omiaiアプリで有名なネットマーケティング社が昨年12月から運営しており、Facebook上で転職活動ができます。
Facebook上で登録、企業へのエントリーをすることができ、気軽に転職サイトを進めたい人におすすめです。

Switch

Switch

チャットを使ったお手軽転職サイト「ジョブクル」
~面倒な記入は必要無し!スマホ一つでお手軽転職活動~

smiloops 社が昨年12月から運営。多くのエージェントとチャットで相談できるのが特徴です。
何をすればよいかが分からなくても、チャットでアドバイザーが導いてくれるので、初めての転職活動の方にはおすすめのサービスかもしれません。

ジョブクル

ジョブクル

自分の働き方に合わせて転職可能!「Paraft」
~早朝OK!等自分の働き方に合わせて求人を探せちゃう~

パラフト社が昨年12月から開始。【早朝OK!・在宅勤務OK!】等の働き方の希望に応じた求人情報を探す事ができます。家事・育児でコアタイムしか働くことができない人や、学校の勉強と両立したい人向けの求人が多数あります。
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Paraft

クリエイター特化!ポートフォリオ型転職の「VIVIVIT CAREER」
~WEB上の自分専用ポートフォリオを武器に転職可能!~

WEB広告代理大手セプテーニの子会社ビビビット社が昨年10月から運営しています。
WEBクリエイターでにおすすめのサイト。登録したらWEB上で自分のポートフォリオを作成されます。
実績を元に自分にあった会社とのコミュニケーションができます。

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VIVIVIT CAREER

書類選考で落ちないコーディング転職「paiza」
~コーディングテストだけで転職準備は完了!~

ギノ社が2012年から運営。オンラインコーディングテストを受けると、書類選考無に面接・会社見学できる求人企業が見つかります。
自己PRが苦手な方でも自分が書いたコーディングをもとに自己PRをすることができるのは、エンジニアの方には嬉しいカタチですね。また、動画でプログラミングを学習する機能もあり、長いお付き合いをしていれば自分の技能も上がりそうなサイトです。

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フリーエンジニアの為の自由公募型求人「SKILLSURFING」
~フリーランスのエンジニアに特化した自由公募型の求人サイト~

フォスターネット社が2012年から運営しており、15,000名超の登録者数になっています。
エンジニアが自分のスキルアップに繋がるプロジェクトを自由に選んで応募する事ができます。
短期プロジェクトから長期プロジェクト迄自分の希望に合わせて選択も可能です。

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SKILLSURFING

クリエイター特化の求人情報サイト「CINRA.JOB」
~業界屈指のWEBマガジン企業のネットワークが利用可能!~

日本最大級のカルチャー・クリエイティブ系WEBマガジンCINRA.NETが運営しています。
デザイン、広告、WEB、音楽、出版・編集、映画・映像など、クリエイティブ業界に特化した求人情報を扱っています。
デザイナーの方は一読の価値あり。

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CINRA.JOB

まとめ

いかがでしたでしょうか?
転職希望者のニーズを満たした新しいサイトが沢山できています。

中を見てみると転職サイトの先進性に惹かれているのか、エッジの効いた企業がたくさんあります。
ユニークなサイト自体を楽しみながら、良い求人が見つかる可能性もありますね。

今回紹介したサイトを用いて、転職活動に役立てていただければと思います。

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※本記事はナナロクミックス株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです

EFOツールでCVR20倍!成果改善に必須のツール12選

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EFOとは「entry form optimization」の略で、その名の通り、「エントリーフォームの最適化」を指します。これを、専門知識がなくても手軽に実施できるのが「EFOツール」です。

みなさまが管理しているエントリーフォームは、離脱対策ができていますでしょうか?
フォームでの離脱率は平均8~9割と言われており、この数字からして、フォームで多くの顧客を逃してしまっているということが分かると思います。そのため、対策を何もしていない場合、フォームの改善(EFO)は急務と言えます。

今回は素早く、しかもHTMLなどが分からなくても、自動でフォーム最適化(改善)を行ってくれる、EFOツールを紹介いたします。
すでにEFOツールの利用をご検討されている方も、ぜひご参考ください。

1.EFOツールは「フォームを使いやすくし、ユーザの離脱を防ぐ」施策を簡単に実施できるもの

ネットショップで商品を買おうとしたけど、個人情報登録画面が面倒になり、購入を辞めてしまった経験はありませんか。これが【エントリーフォームでの離脱】です。
これに対し、離脱してしまうユーザを減らす施策がEFO(Entry Form Optimization)です。
そして、本来であれば専門知識が必要なEFO施策を簡単に実施できるようにするものがEFOツールとなります。

ここでは、まずEFOを実施すると、なにが起こるのかを解説いたします。

CVRが20倍になった事例も!

ブライダル系サービスの事例では、EFO施策実施後にCVRが20倍になったというものがあります。
ブライダル系サービスのフォーム改善の事例
参考:【保存版】問合せを劇的に増やすエントリーフォーム最適化(EFO)15の方法 | LPO研究所

これは極端な例ですが、CVR改善のために、EFO施策は有効であることが分かると思います。

2.主なEFOツールの機能は
「入力支援」と「レポート」

上記の施策を実施できるEFOツールには、大抵の場合、【入力支援機能】と【レポート機能】が備わっています。

入力支援機能はフォームを改良する機能、レポート機能はフォームのパフォーマンスを把握できる機能です。
また、ツールによっては管理画面上でA/Bテストが設定できる機能を備えているものもあります。
今回は主な機能である【入力支援機能】と【レポート機能】それぞれの詳細を解説いたします。

入力支援機能

入力支援機能は、「必須項目の背景色」や「住所の自動入力」などフォームを改善し、入力されやすくする機能の総称です。これには、次のようなものがあります。

①送信エラーのブロック
未入力の箇所があるフォーム
必須項目に未入力の箇所がある時に、送信ボタンの表示を変えたり、送信できなくしたりします。

②リアルタイムアラート
フォームのリアルタイムアラート
入力ミスがあった場合、ミスの場所をアラートします。

③残り入力項目の表示
残りの項目数を表示できるフォーム
必須の入力項目があといくつあるかを表示します。

④記入例の提示
記入例がでるフォーム
入力ボックスの中に、あらかじめ記入例を表示させておきます。

⑤必須項目の背景色
必須項目が背景色で強調されるフォーム
必須項目に背景色をつけ強調することで、入力しなければいけない箇所を提示します。

⑥離脱ブロック
離脱を防ぐ警告が出るフォーム
入力途中にページから離脱してしまうのを防ぐため、離脱しようとすると警告が出ます。

レポート機能

フォームのレポート
参考:EFO CUBE

上記のEFOツールは、通常のアクセス解析ツールにはない「設問項目ごとのログ解析機能」が備わっています。
「設問項目ごとのログ解析機能」とは、項目ごとに入力が完了した率や、離脱がどのくらい起きたのかを教えてくれる機能です。このレポート分析を参考に、入力項目の追加や削減をすることにより、より離脱率の低いフォームを作っていくことができます。

3. EFOツールの紹介 12選

まず、これから紹介するEFOツール12個の価格、機能詳細を一覧表にまとめました。
情報の整理にお役立てください。

EFOツールの比較
※2015年2月12日現在 当社調べ
※表の内容と異なる場合もありますので、利用前に必ずHPで確認してください
※入力支援機能は「ミス送信のブロック」「リアルタイムアラート」「残り入力項目の表示」「記入例の提示」「必須項目の背景色」「離脱ブロック」のうち、6個備えているもの「◎」、4~5個「○」、1~3個「△」

表に「●●型」とあるように、EFOツールにはいくつかの仕組みがあります。
下記からは、それぞれの仕組みと、その仕組みを使用しているツールを紹介していきます。

ASP型

ASP型とは、ツールを提供する会社(ツールベンダー)のサーバを利用するやり方です。
ツールベンダーのサーバを利用することにより、最新機能がすぐに利用することができますが、一般的には月額利用料がかかります。

以下は、ASP型の代表的なEFOツールです。

1.formy

formy
■公式サイト
http://formy.jp/

■月額料金
6,000円

■詳細
formyの特徴は、わかりやすく安価な価格設定です。
PV数やUU数に応じて利用料金が変動するものが多い中、どれだけアクセスがあっても1フォーム6,000円となります。
ASP型のEFOツールとして最低限の機能を備えており、サイトで扱っているフォームが少ない場合にはformyを使うことで小さな費用でフォームの最適化を行うことができるでしょう。

2.canataEFO

canataEFO
■公式サイト
http://www.techloco.co.jp/service/canataefo

■月額料金
10,000円~

■詳細
canata EFOは株式会社テクロコが提供するツールです。
低価格から導入可能ですが、多くの入力支援機能を使用でき、レポートの情報量も多くなっています。

3. Gyro-n EFO

Gyro-n EFO
■公式サイト
https://www.ubicast.com/gyro-n/ja/efo/

■月額料金
16,200円~

■詳細
Gyro-n EFOは、専門スタッフによるフォローやログ解析機能が強く、特にログ解析機能では項目ごとのエラーの発生するタイミングまで見ることができます。
また、複数のサイトを運営していても1つのアカウントで利用できることも特徴として挙げられます。

4.ドクターEFO

ドクターEFO
■公式サイト
http://www.gmo-eclab.com/dr-form/index.html

■月額料金
28,000円 ~

■詳細
ドクターEFOはGMOインターネット株式会社が提供するサービスです。
5フォームまで一律の価格となる、変則的な価格設定となっています。また、別料金で専門家のコンサルティングを受けることが可能です。

5. ナビキャスト フォームアシスト

ナビキャスト フォームアシスト
■公式サイト
http://www.showcase-tv.com/formassist/

■月額料金
30,000円~

■詳細
ナビキャストフォームアシストは、ツールの導入数が多く800社強、約3000フォームの実績を持っています。
無料のコンサルティングなど、丁寧なサポートを強みとしており、導入数からも信頼の高さが伺えます。

6. f-tra EFO

f-tra EFO
■公式サイト
https://f-tra.jp/

■月額料金
30,000円~

■詳細
f-tra EFOは株式会社エフ・コードのサービスです。
UI改善機能では、知識がなくてもスマートフォン向けのフォームの作成、最適化ができます。

7. EFO CUBE

EFO CUBE
■公式サイト
https://www.efo-cube.info/

■月額料金
50,000円~

■詳細
EFO CUBEは他のASPやメディアとの連携があり、EC-CUBEをお使いの場合はすぐに導入が可能です。
また、Yahoo!IDとの連携が図られており、ユーザが入力する際にYahoo!IDに登録している情報を読み込むことができます。

8. EFOToolSet

EFOToolSet
■公式サイト
http://bruceclay.jpn.com/efo/

■月額費用
59,800円

■詳細
EFOToolSetの特徴は「20フォームまで59,800円」という価格設定にあります。
これにより、一度に大量のフォームへの導入がしやすくなっています。

9. EasyEntry

EasyEntry
■公式サイト
http://easy-efo.com/

■月額費用
100円~

■詳細
EasyEntryは、カーソル位置の調整という支援機能はありますが、基本的には解析・レポート専用のツールです。導入はオンライン上で簡単にすることができますが、入力支援機能は別途で設定する必要があります。

インストール型

インストール型とは、商品を購入し自社のサーバでツールを稼働させる型となります。
ツールベンダーのサーバを利用するASP型と異なり、サーバ利用による月額料金は発生しません。

1.フォームキーパー

フォームキーパー
■公式サイト
http://www.form-keeper.com/

■費用
通常版9,800円~

■詳細
フォームキーパーは通常版/上位製品版に分かれており、通常版は入力支援機能のみを提供しています。上位製品版は入力支援機能に加え分析レポート、項目別の解析機能を備えていますが、現時点ではスマートフォンへの対応がされていません。

2. スマートUPフォーム

スマートUPフォーム
■公式サイト
http://suf.jp/

■費用
600,000円~

■詳細
スマートUPフォームは多くの分析機能と入力支援機能を持ち、先のASPのツールと比べても遜色ありません。
設置代行も行っていますが、他のツールと比べると高価です。

3.ラクネFORM+

ラクネFORM+
■公式サイト
http://lacne.jp/formplus/features/

■初期費用
100,000円

■詳細
ラクネFORM+はEFOツールの基本機能だけでなく、問い合わせ管理機能を備えています。ラクネFORM+の管理画面からフォームの変更もできるため、フォームとお問い合わせを一括管理したい場合に便利です。

まとめ

今回は、EFOツールとはなにか、というところから、実際のツールの説明までをさせていただきました。
それぞれ利用できる機能や金額などが異なりますので、特色を把握した上で、ご自身にぴったりのEFOを見つけていただければと存じます。

それでは、失礼いたします。

Webマーケティングを基礎から学べる18個のメディア/セミナー/講座/書籍まとめ

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図1

Web担当者になったけど、どこから学べば良いかわからない。何年かWeb担当者をやってるけど、実はわからないことがたくさんある。Webマーケティングに関わっていて、そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Webマーケティングを基礎から素早く学ぶために使える18個のメディア/セミナー/講座/書籍をまとめてお伝えします。

※本記事は株式会社ガイアックス提供によるスポンサード・コンテンツです

Webマーケティングをどう学べば良いのか

Webマーケティングに関する情報は世の中にたくさんありますが、Web担当者になり、Webマーケティングを基礎から学ぼうとした時、それらを「どう学べば良いのか」は意外に示されていません。
闇雲にやってみて経験から学ぶ、というアプローチではどうしても時間がかかってしまいますし、すぐに成果を上げられる可能性は少ないでしょう。

そこで本記事では、Webマーケティングを最速で身に付けるために、昨今注目されている才能開発研究の知見を「スキル習得のフレームワーク」として用います。

例えば、超一流の人材を輩出する世界中の才能開発機関を研究して「才能を伸ばすシンプルな本」や偉業の達成を導く鍛錬の仕方を調査した「究極の鍛錬」で詳しく述べられているように、スキルや知識を極めて高いレベルで習得するための効果的な練習方法が、様々な研究によって明らかになりはじめています。

今回は、才能開発研究の膨大な知見の中から、特に重要とされる4つのポイントをピックアップして、そのステップに沿って、様々なメディア/セミナー/講座/書籍を紹介します。

STEP1.全体像をつかむ
STEP2.個別要素に細分化して、局所的に完璧にする
STEP3.一流に触れ、一流から盗む
STEP4.結果に対するフィードバックをもらう

STEP1.Webマーケティングの全体像をつかむ

Webマーケティング基礎講座

1-Webマーケティング基礎講座

http://www.amazon.co.jp/dp/4798125687
Web担当者がWebマーケティング業務をひと通り理解するのに適した書籍です。
集客やコンテンツの話に加え、SSLやサーバ、モバイル、メールまで網羅して解説している一冊です。

インバウンドマーケティング

2-インバウンドマーケティング

http://www.amazon.co.jp/dp/4797372192/
Webマーケティング業務に欠かせない概念となりつつある、「インバウンドマーケティング」を解説した書籍です。アメリカのHubspot社が提唱した「インバウンドマーケティング」をコンセプトの背景から、マーケターに求めるマインドセット、具体的な手法まで体系的に紹介しています。

ウェブ営業力 御社の営業力が躍進する75の処方箋

3-ウェブ営業力

http://www.amazon.co.jp/dp/4798118672/
BtoCに比べ、情報が世の中に出づらいBtoBのWebマーケティング。そのBtoB Webマーケティングのノウハウがこれでもか、というほど詰まった書籍。
BtoBサイトで使える55個ものコンテンツ事例から、営業連携のポイント、KPIの立て方など、実務に必要な内容が具体的に紹介されています。繰り返し読んで、血肉にしたい貴重な一冊です。

ferret カリキュラム

4-ferret plus

https://ferret-plus.com/curriculums
Webマーケティングの知識が学べるサイト「Ferret」が基礎から学べるWebマーケティングカリキュラムを公開しています。最新の情報も含め、体系的に知識を学ぶことができます。

STEP2:Webマーケティングを個別要素に細分化して、局所的に完璧にする

Web担当者Forum

5-web担当者Forum

http://web-tan.forum.impressrd.jp/
Webマーケティングに関わる人間なら、一度は見たことがあるであろう有名メディアです。

MarkeZine

マーケジン

http://markezine.jp/
こちらもWeb担当者Forum同様、超有名メディアですが、Web担当者Forumに比べ、最新のテーマに関する事例インタビュー記事が多い印象です。

マナビトオンライン

7-マナビト

https://manabito-online.com/
モバイル広告、ソーシャルメディアマーケティングなど、マーケティング概念から手法までを
各分野の一線級のエキスパートから、動画で学べるサイトです。

ストリートアカデミー

8-ストリートアカデミー

https://www.street-academy.com/zenkoku/tech
「身近な人から気軽に学べる社会を創る」をミッションに掲げるストリートアカデミーの中にWebマーケティングのカテゴリがあり、勉強会・ワークショップ情報が多数公開されています。

WACAウェブ解析士認定講座

ウェブ解析士認定講座

http://www.web-mining.jp/
Webマーケティングをやる上で、必須になるウェブ解析ができる人材を育成するための講座、資格を提供します。レベル別にまとめられた教材・参考資料を販売しているので、段階的にウェブ解析を学ぶことができます。

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

https://support.google.com/partners/answer/6089828?hl=ja
Google公式のGoogleアナリティクスに対する個人資格です。

AdWords 認定資格

https://support.google.com/partners/answer/3153810?hl=ja
AdWordsから検索広告、動画広告などオンライン広告の個人資格です。

STEP3:一流のWebマーケターに触れ、一流から盗む

Webマーケティング・リレーセミナー

WEBマーケティング・リレーセミナー

https://www.cb21.co.jp/seminar_events/relayseminar/
各分野の第一人者が、リレー形式で、セミナーに登壇されています。

MarkeZine Academy

マーケジンアカデミー

https://event.shoeisha.jp/mza/
こちらも各分野の第一人者による、本格的な講座です。常時複数のテーマで第一人者による講義・ワークが提供されています。

日経デジタルマーケティング セミナー

日経デジタルマーケティングセミナー

http://business.nikkeibp.co.jp/dmg/seminar.html
カンファレンスに登壇される方々の豪華さは日本一かもしれません。
現場で実践されているWeb担当者から最先端の事例を聞けるセッションも充実しています。

CSS Nite

CSS Nite

http://cssnite.jp/
Web制作に関する老舗的なセミナーイベントで、これまでに日本各地で500回以上開催されているようです。同志となるWeb担当者と出会えるかもしれません。

SwapSkills

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http://swapskills.info/
常にホットなトピックを押さえて、豪華な講師陣を揃えているSwapSkills。無料イベント、有料イベント、ワークショップ、電子書籍など様々なフォーマットでコンテンツを提供されています。

STEP4:結果に対するフィードバックをもらう

Q-LINK(キューリンク)

Q-LINK

https://q-link.jp/
80社以上のWebマーケティングの専門家が参画するサイト。有名Webマーケティング支援企業のプロフェッショナルに無料で、業務の悩みを質問・相談できます。

ウェブ担当者通信

Web担当者通信

http://webtan-tsushin.com/
プレミアムメンバーになると講師陣に気軽に相談でき、毎月届く問題に回答すると出題者からのフィードバックをもらえます。

※本記事は株式会社ガイアックス提供によるスポンサード・コンテンツです

検索連動型広告とは│リスティングとの違いと低リスクのはじめ方

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検索連動型広告とは、ユーザーが検索エンジン(Yahoo!やGoogleなど)で、あるキーワードで検索した際に、そのワードに連動して表示される広告のことです。 ひとくちにネット広告といってもその種類は様々ですが、どんな広告を出してもお金はかかるものです。月商が2億円の会社なら広告費を2000万円出せるかもしれませんが、月商100万円の会社だったら、10万円用意することもなかなか大変ですよね。

「できれば広告費は5万円くらいに抑えながら、売り上げも伸ばしたい」こんなわがままな悩みを解決できるのが検索連動型広告です。そこで今回は、そんなうまい話があるのか?そもそも検索連動型広告ってなんなのか?という内容をご紹介します。 ※本記事は2014年4月30日に公開された記事を再編集したものです。

リスティング広告初心者向けのガイドブック(無料)

[toc]

検索連動型広告とは?

検索連動型広告とは、その名のとおり、ユーザーが検索エンジン(Yahoo!やGoogleなど)で、あるキーワードで検索した際に、そのワードに連動して表示される広告のことです。
下記の画像のような形で掲載されているのを見たことがあると思います。

Yリスティング広告とは Gリスティング広告とは

「検索連動型広告」はリスティング広告の種類の1つ。

「検索連動型広告」は、検索結果の画面に、検索した内容に関係する広告が出せる広告のみのことを指します。 しかし、「リスティング広告」は、「検索連動型広告」と「検索結果の画面以外にも出せるディスプレイ広告」という別の種類の広告2つをまとめて呼ぶ言葉です。 ただ、検索エンジンの下に掲載される「検索連動型広告」のみを指して、リスティング広告という場合もあります。「リスティング広告」という言葉が、どちらのタイプの広告を指しているのかは文脈で判断する必要があります。 検索連動型広告とディスプレイ広告 参考:ディスプレイ広告を手堅く始める為の3ステップ

検索連動型広告の特徴

検索連動型広告の主な特徴は以下の3点です。

①自分の好きなワードを登録できる

インターネット通販で、新しいフライパンを買おうとした場合、あなたならどのように検索しますか?きっと「フライパン」とか「フライパン 通販」とか入力して検索しますよね。
検索結果画面にはおそらく「ドイツ製のフライパン」や「プロも驚いたフライパン」などと書いてある広告が表示されていると思いますが、その広告主はおそらく「フライパン」というキーワードを登録して、「フライパン」と検索したユーザーに対して広告を出すように設定しているはずです。

このように、その商品やサービスを求めている人はどんなキーワードで検索してくるのかを想像して、そのキーワードを登録することができるようになっています。 もしあなたがフライパンを売る立場で、とにかく安いことを売りにしているのであれば、「激安 フライパン」というキーワードを登録しておけば、安いフライパンを求めている人に対して、より正確に広告を見せることができるようになるのです。

②クリック課金制度

たとえば、テレビCMを出稿する場合、〇月×日の△時の番組の間に15秒の広告を流したら何百万円というような形で費用が発生します。

しかし、検索連動型広告では「あるワードで検索したユーザーが、検索画面に表示された広告をクリックしたときにだけ」費用が発生します。つまり、広告を表示していてもクリックされず、ユーザーがあなたのサイトにやってこなかった場合には、お金はかからないのです。
クリックされるごとに課金されるため、「CPC(=Cost Per Click)広告」と呼ばれることもあります。
※なお、1,000回表示されるごとに課金される方法もあり、そちらを選択することもできます。

③クリック単価も自分で決める

では、クリックされるごとにかかる料金=「クリック単価」はどのようにきまるのでしょうか?実はそれもあなたがキーワードごとに上限のクリック単価を決めることができるのです。ただし、登録したキーワードで検索された際に、表示されるかどうか、あるいは表示された中でもどの位置に掲載されるかは、あなたが設定した「上限クリック単価」によって変動します。

先ほどの例でいうと、「フライパン」と検索してきたユーザーに対して広告が表示され、そこからクリックにつながる場合に、あなたがそのクリックに対して「30円まで出せます!」と設定したとします。ところが、同じようにフライパンをネットで販売している競合のお店が、「いやうちは50円まで出せる!」と設定していた場合、あなたの広告よりも、競合の広告のほうが上に掲載されることになります。

より上位に掲載されるほうがクリックされる確率は高くなる=売上に結び付く可能性も高くなるために、このような入札制度となっているのです。

また、競合が1社ならばまだいいですが、10社の競合が存在して、それぞれが「うちは100円出そう!」「わたしは200円まで出せるわ!」などと、いずれもあなたよりも高い単価を設定した場合、広告の掲載枠にも限りがありますから、あなたの広告は表示されなくなってしまう可能性もあります。

そのような場合は、もう一度クリック単価を設定しなおすことで解決することができます。

そのほかにも、広告文を自分で作成することもできますし、1日あたりのコストを設定することもできるようになっており、他の広告よりも細かなカスタマイズをすることが可能となっております。

 

メリット

①   モチベーションの高いユーザーにのみ広告を配信できる。

検索ユーザー=自ら欲しいものやサービスの情報を探しているユーザーなので、成果につながる見込みの高いユーザーにのみ配信することができます。

②   少額から始めることが可能。

クリック単価×クリック数=全体のコストとなるので、効果を見ながら、単価を調整していけば、たとえ少額でも予算内におさめることがかのうです。

③   すぐに始めることができ、短期間で集客効果があらわれやすい。

ほかのメディアでは明日〇〇新聞に出したい!というようなことは難しいですが、リスティングの場合は、広告を出したいときに出すことが可能です。

④   いつでも停止できる

「ちょっと費用がかかりすぎかもしれない」「全然売り上げにつながらない」というような場合は、すぐに管理画面から停止することができます。

⑤   効果測定が可能

何人が見て、そのうち何人がクリックして、さらにその中の何人が「商品の購入」や「サービスの予約」などの成果につながったのかを計測することができます。

 

デメリット

①   興味のないユーザーに対する訴求ができない。

メリットの①を裏返した内容ですが、現時点でモチベーションの高くないユーザーには訴求することができません。また、テレビのように広く知ってもらいたいという目的ではあまり適していません。

②   運用に手間がかかる。

効果を見ながら細かな設定をすることができるということは、逆に言えば細かく見なければならないということです。

 

最小限のリスクで検索連動型広告を始めてみる

メリット、デメリットの両面を記載しましたが、プロモーションもしていかなければならないのはわかってるけど、今はあまり広告にお金を割く余裕がないという人には、検索連動型広告は最適だと思います。
それでもやっぱりちょっと不安です!という方のために、極力リスクを抑えながら検索連動型広告を開始するために、さらにどんなカスタマイズをすることができるのかという例をいくつかご紹介いたします。

①   まずは会社名や商品名を登録してみる

あなたの会社の名前や、商品の名前を知っていて検索してくる人は、もっともモチベーションの高いユーザーですので、売り上げに結び付く可能性も高いです。
まずは社名や商品名のみをキーワード登録してみて、本当に売れるのかどうか判断してみるといいでしょう。

②   地域を絞ってみる

会社の知名度は全国区ではないけど、地元ではそこそこ有名だ、というような場合は、地元以外での勝負するのは効率が悪いので、配信するエリアを絞るべきです。

③   繁忙期から配信してみる

たとえば不動産業界なら引越しの多い1~3月、レジャー業界なら8月や年末年始など、だいたいどの業界にもトレンド=繁忙期というものが存在しているはずです。全然売れないリスクがもっとも小さいと考えられる、最繁忙期から開始して、どの程度効果があるのかを確認してみましょう。ただし、同業他社もその時期に力を入れてくるはずですので、注意は必要です。

④   曜日・時間帯を絞って配信してみる

本来であればすべての曜日、時間帯で配信した上で、効果を見ながら調整していくべきですが、もし、ネット通販自体にはすでに取り組んでいて、どの曜日、どの時間帯に売れることが多いのかという情報を持っているのであれば、その曜日・時間帯のみの配信設定にすることで最初から効率よく始めることができるはずです。

 

まとめ

「検索する」という購買意欲の高いユーザーに対して、あなたにとって都合の良い場所や時間帯まで区切って配信することができるのが、リスティング広告最大の利点です。
少額から始められるため、他のどんな媒体よりもコスト的なリスクは少ないのではないでしょうか。ご紹介したようにリスクをできるだけ排除した上で開始してみて、効果が見込めるのであればさらに広告費を追加してもいいですし、もしもいまひとつの結果であればいったん止めればいいのです。
もし売上が伸び悩んでいて、次の手を決めかねているのなら、ぜひ試してみるべき広告です。

なお、リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、中小・ベンチャー企業でもリスティング広告で効果を出す方法について60ページに渡り丁寧に解説しています。

無料でダウンロードできますので、興味のある方は参考にしてみてください。

リスティング広告初心者向けのガイドブック(無料)


5分で分かる!ディスプレイキャンペーンプランナーの使い方

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ディスプレイキャンペーンプランナー
ディスプレイキャンペーンプランナーは、ディスプレイ広告のターゲティング候補を条件に合わせてつくってくれるGoogle AdWordsの機能です。 ディスプレイ広告は、「さまざまなことができすぎて、難しい」と感じる方も多いようですが、ディスプレイキャンペーンプランナーを活用すれば、だれでも「まず始めるべきディスプレイ広告の施策」を知ることができます。 例えば、 ・予想もしないような良いターゲティング方法を見つけ、獲得単価を大幅ダウン ・広告を出したい地域別に、効果が高い広告枠を見つける ・モバイル端末だけに広告配信をする場合のシミュレーション作成する …など、使い方はさまざまです。 この記事では、実際にプロとしてディスプレイ広告を運用する際にやっている活用方法を、初心者の方でも簡単にできるように図解しました。

リスティング広告初心者向けのガイドブック(無料)

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基本機能:まず押さえるべきは「候補と見積もりを取得」

ディスプレイキャンペーンプランナーには、以下4つのオプションがあります。 1.候補と見積もりを取得 2.以前のプランをアップロード 3.地域別に掲載先サイトの上位を探す 4.指定した掲載対象設定の条件の見積もりのみを表示する 本記事では、ユーザーの興味や関心またはランディングページを指定して、適切なターゲティング候補を教えてくれる「候補と見積もりを取得」という機能を解説します。 ディスプレイキャンペーンプランナーの基本画面 上記の画面に、出したい広告に関する条件を入れます。 ・ユーザーの興味や関心:キーワードやサイトURLを指定 ・ランディングページ:ランディングページ(ユーザーが最初に到達するページ)のURLを指定 2つとも入れても、片方しか入れなくても調べることができます。 条件を入れた後、広告グループの候補を取得をクリックすると、広告に関するさまざまな情報が表示されます。 以下が実際のターゲティング候補の画面です。例としてLISKULのトップページをランディングページにしました。この画面では、ターゲティングの確認や、広告の条件の変更もできます。 実際のターゲティング候補の画面 表示内容は、大きく以下4点です。 1.広告配信の前提条件 2.ターゲティング手法 3.各ターゲティング手法による広告配信の予測値 4.全ターゲティング手法を選択した場合の広告配信の予測値

①ターゲットの前提条件

上の画像の左部分の「キャンペーンのターゲット設定」というところで、前提条件を設定することが可能です。例えば、広告配信する地域やデバイス、バナーのサイズなどの条件が追加できます。

②ターゲティング手法

上の画像の中心下部に、候補となるターゲティング手法が全て掲載されています。 今回の例ではLISKULトップページをランディングページとして指定しているので、Webマーケティングに関係するものがターゲティング候補として提示されていることが確認できます。

③各ターゲティング手法による広告配信の予測値

こちらも中心下部に表示されています。確認可能な指標は関連性・平均クリック単価・Cookie数・表示回数です。広告グループだけではなく、関連性の高いキーワードや、ユーザーの興味・関心、トピックへ切り替えることもできます。

④全ターゲティング手法を選択した場合の広告配信の予測値

中心上部に表示されているのが、②で説明したターゲティング手法を全て選択した場合の、Cookie数と表示回数の予測が提示されます。 またCookie数については、さらに年齢別・性別・デバイス別での比率も提示されます。

ディスプレイ広告を始めるために、まず調べるべき4項目

このような機能をどうやって活用するのか?といったところを、これから説明いたします。 活用方法としては以下のようなものが考えられますので、自分にふさわしい方法を探して実践してみてください。 ・ターゲティングって本当にそれが最適?ターゲティング案の洗い出し ・どこか良い広告掲載先はないかな?プレースメント候補探し ・特定の地域でオススメのターゲティングを発掘!配信地域設定 ・モバイル端末は狙い撃ちすべき?デバイス設定

ターゲティングって本当にそれが最適?ターゲティング案の洗い出し

ディスプレイキャンペーンプランナーの一番の基本は、ターゲティング案の洗い出しです。 ディスプレイ広告は機能が充実しているため、どのようなターゲティングを選択すればよいのかわからない、ということになりがちです。ターゲティング選びきれずに配信を挫折したという方もいらっしゃるかもしれません。 上の画像のように、キーワードやURLを指定すると、ターゲティング案を提示してくれます。 そもそも、ディスプレイ広告の全ての機能について知っている必要はありません。このように、ディスプレイキャンペーンプランナーで提示されたものの中から、必要なものを選択すればOKです。ディスプレイ広告の経験と知識がある方は、自分が考えたターゲティング手法が本当に適切なのか、見直すきっかけとしても使用可能です。
◆ディスプレイ広告初心者の方:提示された中から選択すればOK! ◆ディスプレイ広告経験者の方:自分のターゲティング案に”漏れ”がないか確認!
また、各広告グループ候補・ターゲット候補をクリックすると、下のキャプチャのように年齢別・性別・デバイス別の詳細が確認できます。自分のターゲットユーザーが含まれているか確認しましょう。 【広告グループの掲載可能な広告枠数など】 広告グループの掲載可能な広告枠数など 【年齢層、性別、子供の有無、デバイスの内訳】 年齢層、性別、子供の有無、デバイスの内訳 自分のターゲットユーザーにアプローチできそうなターゲティング手法が発見できたら、それを活用しましょう。 参考:ウェブマーケティングを成功に近づけるターゲット戦略4ステップ

どこか良い広告掲載先はないかな?プレースメント候補探し

プレースメントとは、広告の配信先をURLで指定するターゲティング方法です。業界特化のニュースサイトや有名なブログのように、ある特定の読者層が集まっているサイトに広告が出せることをイメージしてください。ただし、Googleのディスプレイ広告を出すには、そのサイトがGoogleの広告枠を持っていないといけません。 そのため、困りどころとして ・Googleディスプレイ広告の枠があるサイトってどこ? ・Googleディスプレイ広告の枠があるとして、そのサイトにどれくらい広告が表示されるの? ・特定のサイトに広告配信する際に必要なバナーサイズってどうやったらわかるの? などがあります。 しかし、ディスプレイキャンペーンプランナーを使えば、サイト・アプリ・動画の3分類でプレースメント候補がわかります。 それら全てにGoogleディスプレイ広告の枠があるので、枠の心配も必要ありません。そのため、プレースメント候補はまずここから探すのがオススメです。 プレースメントの探し方 1.個別のターゲット候補タブをクリックし、その下からプレースメントを選択。 2.サイト・モバイルアプリ・動画・すべてのプレースメントのいずれかの形式を選択。 3.各プレースメント候補について、掲載可能な広告フォーマットと指標が提示されます。 プレースメント候補詳細情報 また、各プレースメント候補をクリックすると、上の画面に遷移します。 この画面では、そのプレースメント候補がどのトピックに含まれるのか、あるいはCookieのユーザー属性別詳細などの情報を得ることが可能です。 この機能を利用して、効率よくプレースメント候補を決定し広告配信を開始しましょう。

特定の地域でオススメのターゲティングを発掘!配信地域設定

そもそも特定の地域のみがターゲットだ!という方には、この活用方法がオススメです。 左側のキャンペーンのターゲット設定の一番上から、広告配信地域を設定することが可能です。 デフォルトでは日本になっていますが、これをターゲットとなる地域に変更することで、より適切なターゲティング手法を選択することが可能です。 【北海道の場合】 北海道の場合の広告配信 【沖縄の場合】 沖縄の場合の広告配信 例えば、北海道と沖縄では、全く異なるプレースメント候補が提示され、それぞれCookie数も表示回数も異なることがわかります。

モバイル端末は狙い撃ちするには?デバイス設定

モバイル端末からの流入・購買が圧倒的に多い商品の場合は、モバイル端末向けに広告を配信することが効果的です。 では、どのターゲティングだとモバイル端末向けの広告配信量が大きくなるのでしょうか。そんなことも、ディスプレイキャンペーンプランナーでは確認可能です。 ディスプレイキャンペーンプランナーではOS別(Android とiOSの端末、及びアプリ )を広告配信対象として設定できます。 【モバイル条件を変更していない状態】 モバイル条件を変更していない状態 【Android とiOSを広告配信対象として設定した状態】 Android とiOSを広告配信対象として設定した状態 このようにデバイスを変えるだけで、年齢と性別の構成比率、ターゲティング候補が変化します。モバイル端末への広告配信を強化したい場合は、このデバイス設定で適切なターゲティング候補を探しましょう。

まとめ:ディスプレイ広告も出稿後の「効果の検証と改善」が何より大切

以上がディスプレイキャンペーンプランナーの概要説明と活用方法です。 初心者の方でもボタンをポチポチ押すだけで簡単にディスプレイ広告の施策を作れるので、ぜひみなさん試してみてください。 もちろん、ディスプレイ広告は運用型広告ですので、ターゲティングを決めて広告を配信して終わり!ではありません。 日々の入札管理や、一定期間を経ての検証と改善の繰り返しが重要となります。 ディスプレイキャンペーンプランナーをきっかけとしてディスプレイ広告に挑戦した方には、ぜひとも継続的に検証と改善を繰り返し、知見を溜め、より大きな成果へつなげていってください。

なお、リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、中小・ベンチャー企業でもリスティング広告で効果を出す方法について60ページに渡り丁寧に解説しています。

無料でダウンロードできますので、興味のある方は参考にしてみてください。

リスティング広告初心者向けのガイドブック(無料)

少しの工夫でもっと伝わる!グラフデザイン3つのポイント

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グラフの見せ方
資料作成の中で、「グラフのデザイン」にはどのくらい気を使っていますか? 仕事ができる人の資料は、とても見やすいものです。しかし、自分がつくる資料では説得力がなく感じたり、どこをみれば良いのかがすぐには分からないという方も多いのではないでしょうか。 例えば、下の2つのグラフを比べてみてください。どちらも凝ったものではありませんが、右側の方が主張が明確です。 グラフの比較 引用:財務統計局 このように、グラフを少し工夫するだけでも、グッと説得力のある提案書にすることができます。そこで本記事では、見やすいグラフを作成するポイントをご紹介します。 [topbluelink] [toc]

デフォルトのグラフがわかりづらい3つの理由

例1をご覧ください。今回はサンプルとして、各国の失業率をグラフにまとめてみました。特に見てほしい部分は「日本の失業率」の部分です。しかし、このグラフをパッと見ただけでそれが伝わるでしょうか? 例1.各国の2014年度の失業率 2.各国の2014年度の失業率 引用:財務統計局

ダメな点1.色が多い(色系統を一色に纏める)

グラフ一本一本を目立たせようと違う色が使われると、このグラフは果たして同じ指標を示しているものなのか?どこを注目させたい部分であるのかわからなくなってしまいます。色の系統を一色にまとめることで関連性があることを自然に伝え、更に強調したい部分は統一した色から外すことで特別感を出すことが出来ます。

ダメな点2.順序がバラバラ

大きさ順を何も考えず棒グラフが並べられているだけだと、何が一番大きいのか、対象としているものの位置はどこであるのかがパッと入ってきません。それではプレゼン資料にのせたとしても印象に残るものではなくなるでしょう。

ダメな点3.目盛りが多すぎること

エクセルでデフォルトで出力されるグラフであると、目盛りが細かく分かれてしまっています。しかし、細かい目盛りが背景に入ってしまうとグラフの邪魔をしてしまい、視認性を悪くしてしまいます。

2.プレゼンでパッと伝わる3つのポイント~共通編~

上のグラフのように、エクセルをそのまま使ってしまうとダメな点を幾つか上げさせて頂きました。どのグラフでも共通していえる、3つの箇所にフォーカスして直せば変わります。それは背景、一番見せたいデータ、その他のデータです。

ポイント1:情報を近接させてあげる

グラフをシンプルに見やすくするには同じ情報は近接させてあげるとよいでしょう。よくありがちなのが、凡例は凡例で右側にまとめてしまっていることです。 下記のように凡例や数値は右側に並べるのではなく、数値をグラフに添えるか下側に凡例を配置しましょう。こちらのほうが、グラフを見る視線の流れとして、タイトル、グラフ、凡例と素直に下に向かっているので見やすいのです。 例2.凡例や数値を近接させたグラフ 3.凡例や数値を近接させたグラフ

ポイント2:見せたいデータは対比でみせる!

注目させたいデータにはコントラストを活用しましょう。それはどこに?というと文字と色です。 先ほど色は同系統に揃えましょうと言いましたが、注目させたいデータには濃い色を使いましょう。 それ以外のデータの色は全て一緒にしましょう。文字の大きさもポイントです。例3のグラフのように、注目させたいデータの数値を大きくするだけでも、印象が変わります。 例3.文字や色を整えたグラフ 4.文字や色を整えたグラフ

ポイント3:目盛りはなるべく減らす

目盛りはなるべくいれないようにしましょう。グラフの上に数値を近接させるので目盛りの意味がなくなるからです。ただし、折れ線グラフのように数値が出ないものに関しては目盛り幅を大きくするという方法が良いと思います。 この3つのポイントを抑えると、例4のグラフになります。 例4のグラフでは3つのポイントに合わせて、大きさ順に並べ替えています。 例1のグラフと比べて大分、伝えたい部分が明確になったのではないでしょうか。 例4.3つのポイントをおさえたグラフ 5.3つのポイントをおさえたグラフ

プレゼンでパッと伝わる4つのポイント~円グラフ編~

プレゼンで使う他の代表的なグラフのポイントもご紹介します。まずは、円グラフです。 円グラフの使い方としては「系列数が一つであり」「合計が100%」になるような条件で使用されるグラフです。系列数が多くなってしまうと見づらいグラフとなってしまいます。 そのため、円グラフのポイントは ・パーセンテージで表示させること ・ドーナツグラフを使うこと ・中心に数字の総計を表示すること ・伝えたい部分はドーナツから分けること です。 これに合わせて、共通のポイントを入れて直したものが例5のグラフになります。第1四半期が一番の出荷量を占めていることが分かります。 例5.4つのポイントを押さえた円グラフ 6.4つのポイントを押さえた円グラフ

プレゼンでパッと伝わる3つのポイント~折れ線グラフ編~

折れ線グラフに使えるポイントもお教えします。折れ線の使い所としては時系列の変化を表すときに有効なグラフとなります。 折れ線グラフのポイントも簡単。 ポイントとしては、 ・マーカーを9ptあたりにして大きくする ・線はデフォルトよりも細くする ・凡例は終点のマーカーに近接させてグラフと同色にする ことです。 ほかは、同系統色でまとめる、枠は正方形に、目盛りは減らすといった全グラフ共通のポイントを直してあげます。 例6.3つのポイントをおさえた折れ線グラフ 7.3つのポイントをおさえた折れ線グラフ

簡単に相手を注目させるグラフを作れるツール2選

ここまで悪いデザインとキレイなるためのポイントをいくつかお教えしましたが、 「別にこんなことを覚えなくても簡単にお洒落なグラフを作りたい!」「デザイン性の高いグラフも作りたい」という方もいらっしゃるでしょう。そのような人のために、綺麗なグラフを楽につくれるツールをご紹介いたします。

infogr.am

8.Infogr こちらのサイトは基本的なグラフだけではなく、「インフォグラフィックス」と呼ばれる、例えば下のグラフのようにデータをデザインで視覚的に表現するグラフも作れてしまうのです。 GoogleやFacebookで楽々ログインも可能。作成したグラフはURLでの共有もできます。 ◇infogr.am(日本語)

iCharts

10.Ichart エクセルに入っているデータをまとめて読み込んでくれる便利な機能がついています。こちらも上記と同様綺麗なチャートが作成可能です。 ◇iCharts

まとめ

いかがでしたでしょうか? グラフのデザインをするうえでポイントを分解すると「背景」「データ」「注目させたいデータ」の3つに分解できます。それぞれを改善させることで、エクセルの元データをそのまま載せていたあなたでもまとまりのあるデザインにすることができます。 このようにグラフでもデザインを考えると影響のあるデータにインパクトを持って示すことが出来ます。 ぜひ、この3つのポイントを資料作成にご活用ください。

参考サイト

EXCELでできる!グラフを見やすく改善する4つの例グラフと表|伝わるデザインExcelで人一倍見やすいグラフをつくる方法|簡単に頭一つ抜ける資料作成のコツ [bottombluelink]

アフィリエイト広告│効果のでる出稿方法と業種別ワンポイントアドバイス

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1.アフィリエイト広告の仕組み
成果報酬型のネット広告であるため、広告主にとって低リスクで出稿可能とうたわれるアフィリエイト広告。 確かに広告主が広告費用(アフィリエイト報酬)を自由に設定ができるのは魅力ですが、 ・「相場感が分からない!」「何から決めたら…」と始めるのを躊躇(ちゅうちょ)している ・「言われるがまま広告出稿してみたものの、思うような成果が得られなかった」というような過去の失敗体験がある という企業担当の皆さんも多いはず。 アフィリエイト広告は、確かに上手に活用できれば費用対効果の高い広告です。しかし、条件設定がうまくいっておらず、思うように効果が出せていないケースが多いのもまた事実。 本記事では、効果のでるアフィリエイト広告の出稿方法を、アフィリエイトASPの選びかた・はじめの条件設定から中長期的な運用方法まで企業担当の皆さん向けにご紹介します。 ネット業界歴10年以上、アフィリエイトASP在籍7年の著者が、本音トークでアフィリエイトの真実を広告主向けにお伝えしますのでご参考ください!

※本記事は株式会社インタースペース提供によるスポンサード・コンテンツです

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アフィリエイト広告とは?

アフィリエイト広告とは、成果(購入や申込みなど)に対し報酬(=広告費)を支払うネット広告です。費用は成果が発生した分だけ、もし成果が発生しなければ費用を支払う必要がありません。 その報酬も、広告主が自由にきめることが設定できます。ECなら商品購入金額に対し定率●●%、サービスなら新規申込みに対し定額で●●●●円というような設定です。 つまり、CPA(コンバージョン単価)を予め決めておけるということなので、当然ですが費用対効果は高い広告と言えます。 全体の流れとしては下記の図を参考にしてみてください。 1.アフィリエイト広告の仕組み アフィリエイターと広告主をつなぐ役割をしているのが、アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)です。このASPの存在により、広告主は直接やり取りすることなく沢山のサイトに広告を掲載することができるのです。 よいことばかりに聞こえるアフィリエイト広告ですが、「失敗した」という企業からの声も少なくはありません。それはなぜでしょうか?理由は様々ですが、特性を知らずに「とりあえず始めてしまった」ことが、そもそものはじまり。 アフィリエイトで売上拡大・・・夢があるのはいいけれど、過度な期待は厳禁! 広告の費用対効果も大事ですが、対応にかかる人件費も見過ごせない問題です。「出稿しよう」その前に、現実をしっかり把握してから決断してくださいね。

アフィリエイト広告の「メリット」と「デメリット」

それではアフィリエイト広告の出稿を検討中の企業担当者向けに、広告主のメリットとデメリットをご紹介します。 メリットを伝えるばかりの営業トークだと、不安になりますよね?せっかくなので、ここではぜひデメリットにもご着目ください。

メリット

低予算・低リスクで広告出稿が可能

広告にありがちな「広告を出してみたけど全く効果が無かった」という心配がアフィリエイト広告にはありません。 固定費以外は、実際に成果が発生した分だけ広告費を支払えばいいのです。また、予算上限設定も可能なので、「とはいっても発生しすぎて高額請求が!」なんてことも無いのも安心です。

費用対効果が高い

アフィリエイト広告は成果(実際の売上や利益への貢献)に対して報酬を支払う、成果報酬型の広告です。 成果報酬額や成果地点(購入や申込みなど)も広告主が自由に設定できるので、広告出稿費用に見合う利益が得られなかったということが無いのが魅力です。

数多くのサイトに無料掲載できるのと同じ

多くのアフィリエイトパートナー(サイト)と提携しても、その広告掲載には費用を支払う必要はありません。費用は成果が発生した分だけ。 つまり、何百・何千ものサイトに掲載可能なのです。成果には結びつかなかったとしても、商品やサービスのWEB上での露出を増やす・認知度を高める、といった副次的な効果も見込めるのがうれしいポイントです。

最短数日で開始できる

純広告などは出稿を決めてから開始まで約1ヶ月、マス広告だと・・・さらに期間を要します。アフィリエイト広告なら、サイトへの簡単なタグの設置(成果を計測するための仕組み)のみなので、あとは広告素材(バナーとテキスト広告が基本)が準備できれば最短で3営業日で始められます。 諸々のやりとりに多少手間取ったとしても1~2週間ほどで開始可能です。

デメリット

毎月の固定費(システム利用料)がかかる

システム利用料として月額4万円程度、初期費用として5万円程度が必要です。この固定費は、どのASPも大きく差はありません。 その他に、デポジットが必要な場合もありますので事前に確認が必要です。また、6ヶ月程度の最低契約期間が定められていますのでご注意を!

商品または報酬で、競合との差別を図る必要がある

アフィリエイトパートナーサイト側もただ広告を掲載するだけでは0円、収益がありません。より効果がある広告・より売れる広告を、アフィリエイターは常に求めています。 競合よりも優位性のある商品、魅力的な報酬設定などを提示して選んでもらうことが大切です。どちらも出せない、という場合は大きな期待はできないでしょう。

広告掲載サイトの確認が困難

多くのサイトにとりあえず無料掲載できるのがアフィリエイト広告のメリットである反面、その掲載面の確認は非常に困難です。 サービス利用の設定で、どのようなジャンルのサイトになら掲載OK、広告主側でサイトを確認してから提携を承認する、なども選べますので必要に応じて検討する必要があります。ただし、あまり制限をしてしまうと効果自体が期待できませんので柔軟な対処が求められます。

短期的な広告運用には向いていない

サービスの利用開始自体はすぐにできますが、アフィリエイトパートナーとの提携・サイトへの掲載が進むのにやや時間がかかります。 中長期的に効果を期待しなければならない広告手法です。効果が出るまでの期間を短縮するためにキャンペーンを打つこと(掲載ボーナスや限定報酬アップなど)も有効ですが、即効性を求める場合は他の手法の併用も検討すべきでしょう。

結局どこがいいの!?アフィリエイト会社(ASP)の選びかた

著者が働くアクセストレードを推したいところですが…ぶっちゃけてしまうと「どのアフィリエイト会社(ASP)」を選んでも大差はない、というのが現実です。 なぜなら、成果の出せる上位アフィリエイターは、複数ASPに登録しているので、それぞれのネットワークは重複しているからです。 2-アフィリエイトネットワークの重複 会員数に差はあるので、「登録するASPは多いほうがいい」と思いがちですが、主要なアフィリエイトサービス提供会社であれば、上位層のアフィリエイトサイトは押さえています。獲得の大部分はその上位層によって賄われていますので、直接的な問題はありません。 また、「上位サイトと密な関係を築けている」ことを、アフィリエイト会社は営業トークで使いがちですが、1社のみに絞ってアフィリエイト広告を出稿した場合で想定すると、どこにお願いしても掲載できる上位サイト数・成果数に変わりはないでしょう。 複数社にお願いした場合に優劣があるように見えるのは、上位層のアフィリエイトサイトに対する掲載交渉と言う名の営業が起こるからで、裏を返せば、無駄に(むやみやたらに)広告費用が吊り上る要因ともなり得るので注意が必要です。 実際、アフィリエイト広告において会社の「リプレイス(乗り換え)」が度々行われますが、大きく成果に差はでないのが現実。担当者同士の相性云々はありますが笑 アフィリエイトを始める場合は、どこでもいいけど1社(多くても2社)に絞って始めるのがおすすめです。複数社を利用するのは、しばらくして「足りないな」と感じた時でも遅くはありません。  

主要なアフィリエイトサービス提供会社 ※50音順

アクセストレードアフィリエイトBA8.netジャネットバリューコマースリンクシェア

広告で何をしたいのか、をまず考えよう

アフィリエイトは費用対効果の高い広告手法ですが、全ての場合に最適なわけではありません。他の広告同様に向き・不向きがあります。 広告手法を選択する前にまず考えてほしいこと、それは「何を目的として広告を出稿するか」です。この広告出稿に求めるものの「1番」は何ですか? ・認知拡大?会員獲得?売上アップ?それとも・・・? ・新規顧客を獲得したい?リピーターを増やしたい? ・ターゲット層は? 何を目的とするかで、適した出稿条件が変わります。ひと口にアフィリエイト広告と言っても、成果の条件や報酬などを目的に合わせてカスタマイズする必要があるのです。 目的が明らかになったら、次項以降に成功事例や業種別の相場観などをご紹介していますので、近いものを参考にしてみてください。 また、残念なことに、目的によりアフィリエイト広告に向いていない場合も少なからずあります。その場合は、「何がなんでもアフィリエイト広告!」ではなく、他の効果的な広告の検討をおすすめします。

アフィリエイト広告に向いていない例

地域がかなり限定されている

対象地域が限定されるほどプロモーションの難易度が高まります。例えば1県のみでエステサロンを展開している場合、広く公開しているWebサイトにあえて掲載してくれるケースは少ないでしょう。 表示地域を限定してリスティング出稿、交通広告、ローカルCM、新聞・地域限誌へ折込広告などが効果的でしょう。 例外として、主要都市をある程度抑えている場合、対象ユーザー数が大きいので成功事例も多くあります。

対象ユーザーがかなり限定されている

例えば、50代の女性限定で購入できる商品・会員募集などは難しいでしょう。 年齢層×性別の組み合わせ、広告掲載したい商品・サービスによって難易度は大きく異なりますで、一度ASPへ問い合わせてみることをおすすめします。 例外として、20-30代女性向け商品など、ネットに親和性のある層をターゲットにした場合であれば、むしろ大きな成果を出せる可能性が高くなります。

超短期プロモーション

アフィリエイトは中長期に適した広告であるため、短期プロモーションで効果を上げるのは困難です。1-2日限定!という場合は、実施数か月前から告知を行い固定費+アフィリエイトの形をとって枠押さえをしなければ結果は期待できないでしょう。 TV、新聞、ポータルサイトなどの純広告、リスティング広告などが適しています。例外としては、1週間~1ヶ月程度の短期プロモーションであれば内容によりアフィリエイト広告でも成果が出せる場合が多々あるので、詳細を相談してみてください。

富裕層向けサービス(高額商品)

アフィリエイト広告は他のネット広告同様、極めて一般的な商品やサービスの認知・売上拡大に適した広告です。 当然のことながら、対象となるユーザーは一般層で、いわゆる「セレブ」などと呼ばれるような富裕層へのリーチに適した広告手法ではありません。例えば、別荘やクルーザーなどはアフィリエイトでは売れません。例外として、医師限定の結婚系サービス等であれば市場のニーズがあるため広告効果が期待できます。

BtoB

アフィリエイトサイトの殆どが個人向けのサイトであるため、法人向けの商品・サービスのプロモーションには不向きです。 法人向けサービスのサイト上で純広告、ワード・フレーズをかなり限定してリスティング出稿、メールもしくは郵送でセグメントをかけてDM、法人向けサービスのフォーラムに出展などがよいでしょう。なるべく担当者・決裁者に効率的にリーチできる手法がベターです。 ネット広告の種類については、課題別に分かりやすく説明されている下記の記事を参考にしてみてください。 参考:ネット広告の種類全37種 課題別効果の出る手法一覧│LISKUL

いくらまでアフィリエイト広告に費やしても大丈夫?顧客獲得コストの計算方法

適切なアフィリエイト報酬を設定するには、成果に対してかけることのできる販促費用を算出する必要があります。 なぜなら、報酬設定を間違ってしまうと、 成果が上がれば上がるほど広告費のせいで売上がマイナスに・・・ なんて悲しい事態になり得るからです! まずは顧客獲得にかけられる予算を決める必要があります。これを、上限CPA(顧客獲得コスト)と呼びます。 上限CPAは、獲得した1顧客あたりの期待売上(SPA)を上回らないように設定する必要があります。LTV※を加味すると、この値をより正しく設定することができます。
LTV(Life Time Value)とは、獲得した1人の顧客が生涯(その企業と付き合っている期間)に企業にもたらす利益(価値)のこと。
簡単に言うと、「売上を超えないようにCPAを設定しましょう」「上限CPAはリピート率や購入単価なども加味して設定できるとなおよい」というお話です。 3-上限CPA(顧客獲得コスト)を算出する方法 例えば、アフィリエイト広告で初回お試し商品の購入をプロモーションする場合、ユーザーの正規商品の購入率を加味して考えることができます。 アフィリエイト広告における上限CPA算出の事例( 1 ) また、LTVを考慮すると下記のようになります。 5-アフィリエイト広告における上限CPA算出の事例(2) この上限CPAの求めかたは、他の広告にも転用できます。初回購入である商品Aに購入率をプラスするだけでよいのです。たとえばPPC広告なら、初回である商品Aに購入率をかけて算出します。そうするとCPC(1クリックあたりの単価)を出すことが可能です。 6-上限CPAを活用したPPC広告における上限CPC算出の事例 ちなみに売上に対して費やすことができる広告予算の上限が定められていない場合、商品の利益率を参考にするとよいです。 上限CPAが分かったら、あとはその範囲内でアフィリエイト報酬単価を決定します。すべてのアフィリエイトサイトの報酬単価を一律に設定することもできますが、掲載サイトのジャンルやランク(レベル)、前月の獲得実績などに応じて報酬アップの段階を設けるのもよいでしょう。

現在の相場観をチェック!業種別アフィリエイト条件設定アドバイス

さて、あなたの会社の商品・サービスの広告にかけられる金額が分かったところで、業種別に基本のアフィリエイト成果条件と報酬の相場観をチェックしてみましょう。 ※下記でご紹介する報酬額には、アフィリエイトパートナー報酬のほかASPの手数料を含んでいます。

基礎化粧品・コスメ

新規獲得に重きをおいたプロモーションが主流のジャンルです。アフィリエイト広告報酬の相場は、トライアルセット購入に対して報酬は商品金額の150%前後(新規購入のみ)です。 リピーターもプロモーション対象としたい場合は初回トライアルセット以外の商品には定率(10~30%程度)で報酬を設定します。

健康食品・ダイエット食品

新規獲得コストが他ジャンルに比べて高額な広告主が多いジャンルです。商品性質的に長期・継続購入が見込めるため大きな予算が投下されがちです。アフィリエイト広告報酬の相場は、初回購入に対して報酬は商品金額の100~500%前後です。定期購入が必須となる場合は、単発購入の場合より報酬を高めに設定する必要があります。

ファッション

公式通販か、複数ブランド・ショップを扱うモール型かで相場が異なります。公式通販なら購入額の5~10%、モールなら3~6%が相場観です。 例外として、近年需要が伸びているファストファッションにおいては、20~30%の報酬設定しているケースも珍しくありません。商品金額に対する利益率と、どこを競合とするかによって報酬設定を考える必要があります。

エステ

メインが痩身なのか脱毛なのかによって異なります。体験来店で5,000~10,000円/件程度が相場です。体験が有料で高額になる場合は追加考慮する必要があります。 競合と価格差が無いようにする必要もありますが、有力サイトでの掲載をどう維持するかも重要になるジャンルですので、特別報酬の設定も考慮にいれて全体の広告予算・プロモーションを設計する必要があります。

結婚

結婚相談所など有料会員を募集する場合、報酬はその入会ハードルに応じて設定する必要があります。入会金・利用料にもよりますが、報酬設定は5,000円~高いものだと数万円/件と幅広いです。 例えば、男性は医師限定というような入会資格がかなり限定されるものは、報酬の相場が高くなります。お見合いパーティー参加や安価なネット婚活入会などのプロモーションであれば、報酬は1,000~5,000円程度です。エステ同様、有力サイトへの特別報酬設定も考慮に入れて全体の予算組みが必要です。

クレジットカード

入会金・年会費が無料のカードであれば、アフィリエイト広告の報酬は1,500~5,000円ぐらいが相場です。 ゴールドやプラチナなど入会のハードルが高いものは1万円以上の報酬が設定されていますが、通常カードほど獲得件数が伸びていないケースが多いです。新たなカードをリリースする際など、認知拡大のために他広告と併せて、アフィリエイト広告を出稿すると初期の獲得件数が伸びるので効果的です。

会員登録サイト・オンラインゲーム

登録が無料であれば150円/件~、有料であれば月額利用料の150%程度~がおおよその相場です。登録できるユーザーが限定される(ターゲット層が特定されている)場合は、内容により2~3倍程度と考えてください。 掲載サイト制限がなければ、アフィリエイト広告でも短期のプロモーションにも対応できる可能性があります。事前調整できるよう、前もって期間と予算をASPに相談することをおすすめします。 ざっくりとご紹介しましたが、近い商品・サービスはありましたでしょうか?

ライバル企業に差をつける、一歩進んだアフィリエイト活用方法

さて、ここまでご説明しましたが、先にもお伝えしたとおり選ばれて掲載されてこそのアフィリエイト広告です。 ですから、効果を上げるにはアフィリエイト報酬設定やブランド力、商品力などで競合に秀でるものが必要となります。 アフィリエイト報酬は、すべてのサイト一律に設定する必要はありません。サイト属性や獲得実績、商品別など、細かく決めることができます。 成果を上げている企業は下記のような施策を取り入れていますので、ぜひ検討してみてください。

アフィリエイト施策の例

  ・需要期前に提携・掲載を促進するための報酬アップキャンペーンを実施 ・実際に成果を上げた場合の報酬アップシステムを設定 ・商品別にアフィリエイト報酬を設定 ・特定のアフィリエイトサイトに対する優遇施策(ASP側の情報を活用) ・有力サイト向けにLPや特別キャンペーンを用意
どの方法が好ましいかは、業種や商品・サービスによっても異なります。ASPにはさまざまな施策の実施事例がありますので、担当者に相談してみるのもよいでしょう。

まとめ:アフィリエイト広告で効果を出すために重要な3つのこと

アフィリエイト広告で効果を出すには、下記の3点が重要です。 □ 業種・ジャンル別の市場状況を把握すること □ 広告を出稿する商品・サービスのアフィリエイト条件の相場観を把握すること □ ライバル企業に差をつけ、優先掲載してもらえる施策を運用に取り入れること せっかく広告を出すのですから、成功させたいですよね! この記事が、あなたのアフィリエイト広告出稿のお役に立てたならば嬉しいです。

※本記事は株式会社インタースペース提供によるスポンサード・コンテンツです

not providedとは?検索キーワードを知る6つの方法

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not provided

アクセス解析ツールの検索クエリ(自然検索キーワード)を見て、(not provided)とは何なのか?を疑問に思ったことありませんか?

(not provided)とは、「Webサイトの訪問者の利用した検索キーワードが、アクセス解析ツールで提供されなかった時に表示される値」です。現在、当サイト(LISKUL)でも、検索キーワードの約70%が(not provided)になっています。

しかし、ホームページへ集客をしたいマーケティングの担当の皆様にとっては、お客様がどんなキーワードでホームページに来たのかはとても大切な情報です。

そこで今回は、(not provided)が表示される理由と、その中でもどのように分析をすればいいのか?までを、実際にLISKULの解析画面を使いながら、初心者の方でもわかるように図解します。どれも、基本的に無料ですぐに取り組めるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

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(not provided)が発生するのは、「SSL化=暗号化によるセキュリティ強化」のため。

そもそも、Googleアナリティクスに(not provided)が、発生するのは、SSLというセキュリティの仕組みのためです。

SSLとは?
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上で通信を暗号化する技術です。SSLを利用してパソコンとサーバ間の通信データを暗号化することで、第三者によるデータの盗聴や改ざんなどを防ぐことができます。
引用:SSLの解説と選び方まとめ|SSLサーバ証明書 日本ジオトラスト

特に、ネットでの商品購入が盛んになり、さまざまな場面でインターネットのセキュリティが重要視されるようになり、検索エンジンもSSLへの対応をするようになりました。

SSLに対応しているサイトは、URLの最初が「https://」と、「s」がついており、見分けることができます。

httpsになっているサイト

今後、日本の検索エンジンからの流入の90%以上は(not provided)になる?

2015年10月の時点で、Google(2013年9月〜)、Yahoo!検索(2015年8月〜)でSSLへの対応が行われました。2015年9月時点で、日本でこの2つの検索エンジンを使っている人の割合は94%です。

現在、まだYahoo!検索がSSL対応になってから充分な時間は経っておらず、まだまだこれからどうなっていくのか?は正確にはわかりません。

しかし仮にこの2つの検索エンジンからの流入がすべて(not provided)になった場合、今後はホームページに流入したキーワードの90%以上が、(not provided)となってしまう可能性もあります

参考:Top 5 Desktop, Tablet & Console Search Engines in Japan from Sept 2014 to Sept 2015 | StatCounter Global Stats

検索キーワードが(not provided)になってしまうことで、起こる影響は、
・自分のホームページが、どういうキーワードで検索・イメージされているかわからない。
・他のメディアで特定の文字での検索を促しても、その効果がわからない。
 (例:××で検索、続きは〇〇で、等)
・リスティング広告での、効果の高いユーザーに合ったキーワードがわからない。 など。

Webマーケティング担当者としては、避けたいことばかりのはず。
そこで(not provided)の中身を知るために、今できる対策をまとめました。

(not provided)の中身を知るために無料でできる6つの方法

(not provided)がもたらす影響は多々ありますが、ここからは実際にどうすればいいのか?について話を進めます。

まず最初に知っていただきたいのは、現在、無料で完璧に(not provided)の中身を知る方法はないということです。

ここからご紹介する方法には、それぞれ欠点があり完全に知ることができるわけではありません。しかし、(not provided)の中身に近づき、Webマーケティングに活かすことができます。この6つの中のいくつかを組み合わせて、目的のためにご利用ください。

① Google Search Console(サーチコンソール:旧Google Webマスターツール)の「検索アナリティクス」で調べる。

※注意※
Google Search Console(サーチコンソール)へ未登録の方は、下記の記事をご参考にご登録ください。
参考:Google Search Console(サーチコンソール)の使い方と登録方法 | ネットで稼ぐスキルを身に付けて独立を実現させる 参考:ウェブマスターツールにサイトを登録する手順 | siteFrameNote

1) Googleサーチコンソールに、ログインをする。
2) 検索アナリティクスを選択する。
①②のどちらからでも、検索アナリティクスへ移動することができます。

検索アナリティクスを選択

3) 検索アナリティクスで、「クエリ」を選択し、グラフの下のクエリ一覧を見ます。
グラフの下のクエリ一覧
4) クエリ=Googleの検索エンジンから検索されたキーワードです。

クエリ=Googleの検索エンジンから検索されたキーワード
見るポイントとして、ご自身のホームページで狙っているキーワードがうまくでているか?を確認します。LISKULの場合は、「リスティング広告」での流入が上位で取れていることがわかります。

【注意点】

①Google Search Consoleでは、Googleで検索をされたキーワードしか中身を知ることはできません。そのため、今後Yahoo!検索のSSLへの対応が進むことで、この方法では、Yahoo!検索からのキーワードの(not provided)の中身はわからなくなります。

②過去のデータは、2ヶ月分までしか見られません。定期的に記録を取っておくことをおすすめします。

② Google アナリティクスで、ランディングページを見る。

次にGoogleアナリティクスを使った方法です。
ランディングページとは、ユーザーがホームページの中で最初に見るページのことです。特に、検索エンジンからの流入が多いホームページの場合に有効です。

1) Googleアナリティクスで、「集客」>「キャンペーン」>「オーガニック検索」を見る。
「集客」>「キャンペーン」>「オーガニック検索」

2) 「セカンダリディメンジョン」>「行動」>「ランディングページ」を選択

 「セカンダリディメンジョン」>「行動」>「ランディングページ」
セカンダリディメンジョンを使用すると、ある特定の項目に、もう一つの項目を掛け合わせて分類ができます。

今回の場合は、検索キーワードにランディングページを掛けあわせているので、ある特定の検索キーワードで流入した人が一体どういうランディングページに来たのか?を知ることができます。

3) (not provided)で流入した人が、最初に見たページのURLが表示されます。
6
これを見れば、実際の具体的な検索キーワードはわからなくとも、どのページが検索において人気があるのか?を知ることができます。
LISKULの場合は、やはり「リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎」は、(not provided)の中でもやはり人気のようです。

③ 過去のデータを見て、キーワードの割合を予測する。

人気のページでは、検索エンジンによる流入の大きな差はないと仮定し、(not provided)ではないキーワードと、(not provided)の中身の割合に近いと考えます。
前述のように、GoogleのSSL化は、2013年。Yahoo!検索のSSL対応は2015年8月です。そこで今回は、2015年7月以前の(not provided)以外のキーワードを確認します。

1) 日付を、調査したい期間へと変更する。
日付を、調査したい期間へと変更
2) (not provided)を除いた割合で、セッション数が多いキーワードを確認する。
(not provided)を除いた割合で、セッション数が多いキーワードを確認
「リスティング広告」「リスティング」というキーワードの占めている割合がざっくりとわかります。

④ サイト内検索を利用する。

ホームページの中で検索されたキーワードも、ホームページに来るユーザーのニーズに合ったキーワードであると考えられます。
ホームページの中で検索されたキーワード
LISKULの場合は、右上に内部検索を設定しております。
1) Googleアナリティクスで>「行動」>「サイト内検索」>「サイト内検索キーワード」を開く。
「行動」>「サイト内検索」>「サイト内検索キーワード」

2) 検索されているキーワードを確認する。
サイト内検索で検索されているキーワードを確認
LISKULの場合は、バナーやランディングページにに関する記事の需要があるようだということがわかります。ただ、まだ母数が少ないので、ある程度数値が溜まってから、実際にコンテンツ作成にうつったほうがよいです。

⑤検索連動型広告の検索語句レポート/検索クエリから予測する。

検索連動型広告を配信されている方は、その中の検索の情報が公開されています。 そのため、Google AdWordsやYahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチを使っている方限定の方法ではありますが、広告としてクリックされたキーワードを見ることができます。

Google AdWordsの場合

1) Google AdWordsで「すべてのキャンペーン」>「キーワード」>「検索語句」を選択
Google AdWordsで「キャンペーン」>「キーワード」>「検索語句」を選択

2) 検索語句レポートで、クリックされているキーワードを確認する。

検索語句レポートを確認する

スポンサードサーチの場合

Yahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチの検索クエリレポートからも、反応が良いキーワードがわかります。 1)スポンサードサーチで「キャンペーン管理>キーワード>すべてのキーワード」を選択 YSSでの検索クエリの見方 2) 検索クエリで、クリックされているキーワードを確認する。 YSS検索クエリの見え方

これらのレポートで表示されるのは、リスティング広告としてクリックされたキーワードです。そのため、直接、(not provided)の中身がわかるわけではありませんが、ユーザーが検索してクリックする興味高いキーワードや、部分一致によって思いもよらない効果的なキーワードが見つかる場合もあります。

そのため、直接、(not provided)の中身がわかるわけではありませんが、検索連動型広告で反応が良いキーワードは、同じように検索されるときに反応がよいと仮定して考えることができます。

参考:検索クエリを見ずしてリスティングの効果改善なんてありえません。|LISKUL
参考:リスティング広告の効果を劇的に改善するキーワード作成方法|LISKUL

⑥ SimilarWebを利用する。

SimilarWebというツールを使えば、無料版では上位5位、有料版ですべての検索キーワードを知ることができます。
SimilarWebについて
Similar Web
無料版と有料版がありますが、ここでは無料版の使い方を解説します。

1) プラグインをダウンロード(firefoxアドオン or GoogleChrome拡張機能)
お使いのブラウザに合わせて、SimilarWebのプラグインをダウンロードします。
firefox
Google Chrome

SimilarWebのプラグインの様子

2) 分析したいページを表示し、右上に表示されたプラグインをクリックし、「Search」を選択。
Top Organic Keywordsとして表示されているのが、検索されているワードです。
このツールの良い点は、自分のサイト以外も分析ができるという点です。

無料版では、上位5キーワードしかわかりませんが、有料版を使えば上位500キーワードを知ることができます。

検索キーワードが分かった後の、3つの活用方法

キーワードがわかれば、活用方法はたくさんありますが、ここでは代表的な3つの活用法をご紹介いたします。

1. 狙い通りの ユーザーがどれくらい取れているのか?を確認する。

ご自身の商品・サービスがどんなキーワードでどれくらい流入しているのか?を知ることで、検索エンジンでのマーケティングへの成功具合が判断できます。

例えば、紙や雑誌に広告を出した場合も、特定のワードで検索をさせることによって、どういう媒体を見て検索をするようになったのか?を知ることができます。

2.検索されているキーワードを見て、Webサイトのコンテンツを充実させる。

利用者が流入しているキーワードは、ニーズとあったキーワードになります。
そのキーワードに関するコンテンツが足りているか?などを考え、サイト内のコンテンツを増やすときの目安として活用します。
サイト作成者が予想もしないような意外なキーワードが出てくる場合は、新たにそのコンテンツを追加するのも良いのではないでしょうか。

参考:コンテンツSEOで失敗しないために…コンテンツSEOの成功事例と具体的な手順

3.リスティング広告のキーワードとして使う。

キーワードの結果から、どのようなキーワードで、集客ができるのか?どのような共通点があるのか?を考えます。
もし、検索で大部分は占めていなくとも、申し込みなどのコンバージョンにつながっているキーワードがわかれば、それをリスティング広告などの集客施策のためのキーワードとして利用することができます。

参考:リスティング広告とは|今更聞けないリスティング広告の基礎
参考:キーワード選定で失敗しないための8つのポイント|リスティング広告

まとめ:増えていく(not provided)へは柔軟な対応を

検索のキーワードを知ることはサイトを作るうえで、非常に大切です。しかし、今後も(not provided)は増えていくことが予想されます。

現状、これから検索で使われたキーワードを知るために、やれることは限られており、絶対的な裏ワザはありません。できる方法で工夫し、ベストを尽くしていくしかありません。

また、今後良い分析方法があればご紹介をさせていただきます。

Googleアナリティクスの使い方については、他にも記事を用意しております。ぜひ、ご覧ください。

参考:Googleアナリティクス設定|導入~分析までの完全攻略ガイド 
参考:まずはココだけ抑える! Googleアナリティクスの見方5選
参考:Googleアナリティクスの売上につながる使い方5選

皆様のWebマーケティングの助けになれば幸いです。

Googleアナリティクスの使い方!初心者が絶対見るべきページ5選

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Google アナリティクスは、Googleが提供している無料で高機能なアクセス解析ツールです。しかし、高機能な故に使い方も複雑で、なかなかうまく使いこなせていない人も多いのではないでしょうか。 この記事では、そんなGoogle アナリティクスの使い方がイマイチピンと来ていない方に、普段無料でGoogle アナリティクスの使い方に関する勉強会を開催しているWebコンサルタントが丁寧にご説明します。 ● Google アナリティクスを使う上で知っておかなければならない用語は何? ● どういう時にGoogle アナリティクスを使えばいいの? ● どのページのどの数字を見ればいいの? など疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。

※本記事は株式会社WACUL提供によるスポンサード・コンテンツです。

目次
■ 導入方法と初期設定について ■ 見るべきページはたったの5つ! ■ 1.「ユーザー>サマリー」で全体のユーザー像を把握しよう ■ 2.「ユーザー>モバイル>サマリー」でユーザーが使うデバイスを把握しよう ■ 3. 「集客>すべてのトラフィック>チャネル」で流入元を把握しよう ■ 4. 「行動>サイトコンテンツ>ランディングページ」で入口ページを把握しよう ■ 5. 「コンバージョン>目標>サマリー」で目標達成数を見よう ■ Google アナリティクスはまだまだ奥深い

導入方法と初期設定について

※すでに導入と初期設定を終えている方は飛ばしてください 導入と初期設定に関しては、以下の記事をご参考ください。初心者の方向けに、まずはじめにやることを丁寧に説明しています。 Google アナリティクス設定| 導入~分析までの完全攻略ガイド

見るべきページはたったの5つ!

Google アナリティクスのページ左側のメニューを見ると、様々な項目が並んでいます。そのそれぞれをいつどのように使うのかを覚えようと思ったら、なかなか大変な作業です。実際市販されているGoogle アナリティクスの指南書は辞書並みのコンテンツ量のものばかりです。 私は、Webコンサルタントとして数年Google アナリティクスを仕事で使っていますが、そんな私でも見るページはたった5つだけです。 と言うのも、これまでコンサルティングを行ってきた私の知見では、最も効果のあるアクセス解析は、「デバイス」「流入元」「最初に見たページ」「その後経由したページ」を集計することです。それらの情報を手に入れるためには、これからご紹介する5ページを見るとわかります。 つまり、初心者の方でもこの5ページの見方さえ理解すれば、「Google アナリティクスの使い方をマスターした!」と豪語して大丈夫なんです。 それではこれからその5ページとそれぞれの見方を説明していきます。

1.「ユーザー>サマリー」で全体のユーザー像を把握しよう

まずはGoogle アナリティクスで1番多く開くページになるだろう「ユーザー>サマリ」のページの見方をご紹介します。

「ユーザー>サマリー」のページを開く

左側のメニューの「ユーザー」という項目の1番上に「サマリー」というのがあると思います。そちらを押してください。 2-1

どれだけサイトに人が来たか見る

このページを見ると、一定の期間に何人の人がサイトを訪れたかを知ることができます。 試しに直近1ヵ月でどれくらいの人が訪れたかを見てみましょう。 右上の期間が書かれているボタンを押して、直近の1ヵ月を選択し、「適用」を押します。 2-2 するとグラフが該当期間のものに変わるかと思います。このグラフは1ヵ月間、1日あたり何回の訪問があったかを表わしたグラフです。 その下にいくつか数字が並んでいますが、まず注目すべきは「セッション」です。 「セッション」とは、サイトの訪問数のことを言います。つまり、図ではセッションが16,541となっていますが、1ヵ月でこのサイトには16,541回の訪問があったということを表わしているのです。 この数字をこまめに確認することで、一体どれくらいの人にあなたのサイトを見てもらっているのかを知ることができます。 グラフでも日毎のセッション数の変化を見ることができるので、あなたのサイトがいつどれだけ見られているのかを把握できます。 では、大体どれくらいの人に見てもらっているかを把握したら、その次に、その人たちがパソコンで見ているのかスマホで見ているかを確認しましょう。

<補足>【極めたい人向け】用語の説明

色々と数字が並んでいますが、それぞれが何を意味しているのかをご説明します。

セッション

そのサイトへの訪問のことを言います。1回そのサイトを訪れたら、セッション数が1ということになります。セッション数が18,000なら、該当期間に18,000回そのサイトが見られている、と判断できます。

ユーザー

そのサイトを訪れた人数のことです。例えば1人のユーザ(同じブラウザで)が3回同じサイトを閲覧した時、セッション数は訪問した数なので3になりますが、ユーザ数は1になります。

ページビュー数

そのサイトの見られたページの数です。1セッションで5つのページを見た場合、セッション数は1なのに対してページビュー数は5になります。

直帰率

「直帰」とは、ユーザーがページ遷移することなく、1ページを見てそのあとサイトから離脱した、という行動のことを指します。つまり、直帰率とは、全体のセッションのうち、何%が直帰したか、という数字を表わしています。

2.「ユーザー>モバイル>サマリー」でユーザーが使うデバイスを把握しよう

次に、サイトを訪れる人が、どのデバイスで開いているのかを把握しましょう。

「ユーザー>モバイル>サマリー」のページを開く

先ほどのページと同じ「ユーザー」の中に「モバイル」というのがあります。「モバイル」を押すと下にさらに詳細のメニューが出てくるので、その中の「サマリー」を選択してください。 2-3

どのデバイスで開いているか見る

ページ下部の表を見てください。 2-4 左側の「デバイスカテゴリ」というのが、ユーザーがサイトを開くときに使用したデバイスです。mobile(携帯・スマホ)、desktop(パソコン)、tablet(タブレット)の3種類があります。 その横のセッションの数字を見ると、どのデバイスからのアクセスが多いかわかります。例えば先ほどの画像のデータだとdesktopからのアクセスが最も多く、次いでmobile、tabletとなっています。

何のためにデバイスを把握するの?

このページの情報を把握して何に活用するの?と思う人がいらっしゃるかもしれません。しかし、サイトを運用する上で、ユーザーが使用しているデバイスを把握することはとても重要なことです。 なぜなら、PCサイトとスマホサイトでは、別サイトと言っていいほど見え方が異なります。PCではあまり目立たず、ユーザーの目に触れていない部分が、スマホだとほとんどのユーザーに視認されていたりするからです。 サイト運用する上で、あなたのサイトがどちらでよく見られているのかだけでも把握しておきましょう。たとえばスマホでの流入が9割だったら、とりあえずスマホのサイトをどんどん改善していくのが急務だと認識できますよね。

3. 「集客>すべてのトラフィック>チャネル」で流入元を把握しよう

次に、ユーザーが「どうやってサイトに来ているか」を調べましょう。

「集客>すべてのトラフィック>チャネル」を開く

左のメニューから、今度は「集客」の中にある「すべてのトラフィック」を押してください。そうすると小メニューの1番上に「チャネル」というのがあります。 2-5

「どうやってサイトに来ているか」を調べる

ページ下部の表を見てください。ここに何やら普段はあまり見慣れない英単語が並んでいるかと思います。 たくさんあるので一度に覚えるのはなかなか大変かもしれませんが、以下にそれぞれの意味を記載しておくので、ご自分のサイトのセッションのうち、大半を占めているのが何なのかは把握しておきましょう。 どうやってユーザーがサイトから来ているのかを知ることは、サイトを改善する上で必須な情報です。たとえば商品名で検索してサイトに来ているユーザーと、何となく広告をクリックしてサイトに来ているユーザーでは、商品購入意欲が全く異なります。 サイトの訪問者が、どういう状況なのを把握しないと、サイトに載せるべき情報はわかりません。このページで訪問者の流入前の状況を把握しましょう。 では、このページの見方を説明します。 2-6 まず表の1番左の行を見ます。上から順に、数が多い流入の方法が書かれています。一旦意味はわからなくても大丈夫です。とりあえずはあなたのサイトで多い流入方法を把握しましょう。 その横にそれぞれのセッション数が書かれています。一定期間内に何回の訪問が、その流入方法でサイトを訪れたかを知ることができます。 それでは、あなたのサイトで上位を占めている英単語が、何を意味しているのか下記で確認してみましょう。

表内の用語の説明

Organic Search

自然検索。Googleなどで検索し、その結果から流入した訪問

Paid Search

  リスティング広告。検索した後に文字広告をクリックして流入した訪問

Direct

リンク元がない訪問。お気に入り登録していたり、直接URLを入力した際の訪問

Referral

他のサイトからのリンクを押して流入した訪問

Social

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアから流入した訪問

Display

バナー広告をクリックして流入した訪問

Other

その他の訪問(計測不可など)

<補足>【極めたい人向け】もっと詳しい流入状況 上記の部分で、ざっくりとした流入状況は確認できたかと思います。ここでは、さらに詳しく知りたい方のために、もっと詳しく調べる方法をお伝えします。 流入元の英単語が、Organic Search、Paid Search、Referralのいずれかが多かった、という方は、その表の英単語を押してみましょう。 2-7 Organic SearchとPaid Searchを押すと、どんなキーワードで検索した人が多いかを見ることができます。 ユーザーの状況を知るうえで、検索にかけたキーワードも把握しておくとより正確に心境を理解することができます。 よく検索されているワードに合わせてサイトのコンテンツを調整しましょう。 ちなみに、Organic Searchの中を見ると、多くのサイトで(not provided)と1番上に書かれているかと思います。 こちらはプライバシー保護の観点で昨今の検索エンジン(Googleなど)がユーザーの検索ワードを見られないようにしているためです。 そのため大半のユーザーのキーワードを知ることはできないのですが、一定見ることができるので参考にはなります。 また、Referralを押すと、実際に参照元となったサイトのURLを見ることができます。 どのサイトのどんなリンクから、あなたのサイトに訪れるかによって、ユーザーに何を説明すべきかを考えましょう。

4. 「行動>サイトコンテンツ>ランディングページ」で入口ページを把握しよう

次は、ユーザーがサイト内のどのページを見たのか、というデータを「ランディングページ」に限って見てみましょう。 ランディングページとは、サイトの入口となったページのことで、ユーザーがそのサイトの中で1ページ目に見たページのことを言います。 そのサイトの第一印象を決めるページなので、どのページが入口になっているのかを把握することは重要なことです。

「行動>サイトコンテンツ>ランディングページ」を開く

左のメニューから、先ほどと同じ「行動」の中にある「サイトコンテンツ」を押します。すると上から3つ目に「ランディングページ」というのがありますのでそちらを押してください。

ユーザーがどのページを最初に見たのか調べる

先ほど同様にページ下部の表を見てください。 この表もまず見るべきなのは左2行だけです。 2-8 まず1番左の行の説明をすると、上から順に入口ページとして訪問の多いページのURLが並んでいます。例えば画像のデータだと、「/」(トップページ)が最も入口として訪問されていることがわかります。 次にその1行右を見ると、「セッション」という行があります。この行の数字は、各入口ページの訪問数を表わしています。 画像のデータだと、トップページを入口とするユーザーが、月間約15,000程あり、全体の約9割を占めています。 サイト運用の上で、このページを最適化していくのが必須だということが判断できますね。

<補足>【極めたい人向け】2ページ目以降に見たページは?

「ランディングページ」を見たら、「じゃあ2ページ目以降にユーザーがどこを見たかはどうやってわかるの?」と思われるかもしれません。そのデータは、同じ「行動」の「サイトコンテンツ」の中にある「すべてのページ」で見ることができます。 表の見方はほぼ「ランディングページ」と同じですが、1点だけ気を付けていただきたいことがあります。 表の左から2行目は、先ほどと違って「ページビュー数」を表わしています。ページビュー数とは、何回そのページを見られたかの数なので、極端な話1人のユーザーがそのページを何回も更新してもその分増えていく数字です。 それに対して左から3行目の「ページ別訪問数」はあくまで訪問なので、1回の訪問の中で何回そのページを見ても数字は1しか増えません。 よく見られているページの認識としては、ページ別訪問数の方が正確です。なので表1列目の「ページ別訪問数」をクリックして、ページ別訪問数の多い順に表を並べ替えましょう。 2-9 ユーザー行動として、まずは入口ページを認識すべきですが、その後に見たページも把握しておくと、さらに詳細にユーザー行動がわかるかと思います。ぜひ参考にしてみてください。

5. 「コンバージョン>目標>サマリー」で目標達成数を見よう

「コンバージョン>目標>サマリー」を開く

Webサイトには通常ゴールがあります。例えば会員登録や商品購入、資料請求などです。それらのサイトのゴールのことを、「コンバージョン」と言います。 サイトの分析をする際には、ぜひとも頭に入れておきたいのがこのサイトのゴールです。 まず初期設定で、目標をまだ設定していない方は、今すぐにでも設定してしまいましょう。 目標の設定の仕方は、こちらの記事を参考にしてください。 Google アナリティクス設定|導入~分析までの完全攻略ガイド

何人が目標完了したかを見る

「コンバージョン>目標>サマリー」のページでは、どれくらいの人が目標を完了したかを見ることができます。 2-10 ページ上部のグラフでは、一定期間に目標を達成したセッション数の推移を見ることができます。 2-11 また、ページ中央の数字が並んでいる部分を見てください。 ここで注目すべき数字は右側の「○○○○(目標1の完了数)」となっている数字です。 ここにはあなたが登録している目標の数だけ数字が増えます。 画像のサイトでは、目標を2つ設定しているので、「目標1」と「目標2」があります。 一定の期間で、目標完了したセッションの数がここに表示されます。 ここのページ自体でサイトをどうこうしよう、ということは特にありませんが、サイトを運用していく上で、どのくらいのセッションが目標を完了しているのかを把握することで、今後のモチベーションになるかと思います。ぜひこまめにチェックしましょう。

Google アナリティクスはまだまだ奥深い

以上が初心者の方向けのGoogle アナリティクスの使い方です。まずはこの5つのページの見方をマスターしてしまえば、今日からあなたも立派なWeb担当者であること間違いなしです! もちろん、今回紹介したのは、もっとも見るであろう5つのページのみなので、まだまだGoogle アナリティクスには様々な機能があります。アドバンスセグメントを用いて、目標と入口ページを関連付ける、など、やろうと思えばどんどん分析は奥が深くなっていきます。 まずはご紹介した5つの基本を押さえ、サイト改善のために、いろいろな機能をつかってみてください。

もっと簡単にデータを見るには?(広告)

サイト改善のためのデータ集計には、どうしても膨大な時間がかかります。たとえば200ページのサイトを隅から隅までデータ集計しようとしたら、慣れている人間でも5日はかかることでしょう。それくらいの作業量だと、どうしてもミスも起こります。 じゃあ、もっと簡単にデータを見たい場合、どうしたらいいのでしょうか。 もっと簡単に、しかもさらに詳しくデータを見る方法があります。人工知能「AIアナリスト」というサービスを利用すると、人工知能があなたの代わりに最速3分でデータを集計してくれます。 プロでも詳細に分析しようとしたら5日間はかかるような膨大なデータでも、人工知能があっという間に集計してくれて、集計だけでなくそのデータからわかることまで言葉で説明してくれます。しかも無料で導入できます。 Google アナリティクスをもっと簡単に使いたい方は必見です。以下のサイトから詳細をご覧ください。 AIアナリスト ~「人工知能」がWebサイトの分析をお手伝い~

Googleアナリティクスの勉強会を開催中!(広告)

Googleアナリティクスの使い方がわからない、という初心者の方向けに、無料で勉強会を開催しております。「Googleアナリティクスの何を見ればいいかわからない」「とりあえず簡単な使い方を知りたい」という方はぜひご参加ください。 Google アナリティクスを勉強しよう!【新任Web担当者におすすめ】

※本記事は株式会社WACUL提供によるスポンサード・コンテンツです。

【日本最速事例あり!】Facebookリード獲得広告の効果と事例3選

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Facebookリード獲得広告
Facebookリード獲得広告とは、「ユーザーがFacebook上で購買や申し込み等のアクションを完了できる広告」です。2015年10月20日に正式にリリースされたばかりのまだ新しい広告手法です。検索をしても、まだなかなか情報が見つかりません。 そこで本記事では、Facebookの新広告「リード獲得広告」の概要とそのメリット・デメリット、そして海外での先行事例と弊社で実際に試した結果の考察まで、様々な角度からご紹介します。新しい広告をご検討の方は、情報としてぜひご活用ください。 [toc]

1.リード獲得広告とは?

リード獲得広告とは、「ユーザーが2タップするだけで、手軽にメルマガ登録や資料請求などができる」新しい広告手法です。 1-弊社実施のリード獲得広告 広告右下のボタンをタップすると、ユーザーのFacebookの登録情報がすでに入力されたフォームが表示されるので、ユーザーは確認して送信するだけで登録が完了する、という仕組みです。

2.【海外事例】Facebookのリード獲得広告で、リード獲得数3倍、コストが4分の1に!(不動産)

Facebookは公式ページに、このフォームを活用して獲得数を増加させた企業や獲得単価を下げた企業が事例を公開しています。 例えば、南アメリカで不動産を扱うProperatiは、リード獲得広告を使って、掲載物件へのお問い合わせ数を圧倒的に増やしました。CEOのGabriel氏の以下のように言っています。
「リード獲得広告を導入したことによって、リード獲得に対する考え方が根本から変わりました。これまでも同様の施策は何度か試したことがありますが、結果はあまり思わしくありませんでした。 Facebookのリード獲得広告では、4分の1のコストでリードを獲得することができ、また、実際に獲得しているリードの数も、ブラジルで通常獲得できる数の3倍あります。」(Properati、CEO、Gabriel Gruber氏)
引用:リード獲得広告を正式リリース | Facebook for Business

3.リード獲得広告のメリット

1:フォーム入力の手間を軽減できる

リード獲得広告の最大のメリットは、フォーム入力の手間を軽減できるところです。ユーザーのFacebook登録情報は自動入力されるため、その分ユーザーの入力の手間が省けます。

2:フォームの送信までFacebook上で完了できる。

リード獲得広告では、フォームの送信までFacebook上で完了できるため、アプリの切り替えやサイトへの移動が発生せず、ユーザーに不要なストレスがかかりません。これらのメリットにより、リードの獲得をより効率的に行えるというのが売りです。

4.リード獲得広告のデメリット

もちろん多くの広告手法と同じように、この広告にもメリットとデメリットがあります。弊社で把握している限り、デメリットは3つあります。

1:スマホ向けにしか配信できない

現時点で、リード格闘広告はスマートフォンのみに配信が可能です。 しかし、BtoB向けにビジネスをされている企業様で獲得がとれるデバイスは、スマホよりもPCということが多いため、できればPCでも使えるようになって欲しいところです。

2:Facebook登録情報が使えないフォームだと、むしろ手間がかかる。

ユーザーのFacebook登録情報が使えないような項目(カスタムの項目)をフォームに作った場合、自動入力が適用されず、ユーザーは自分で入力しなければなりません。 ユーザーがFacebookに登録しているアドレスは個人のものが多いため、BtoBのビジネスをされている企業様は、この広告とは相性がよくないかもしれません。実際、弊社実施の広告でも、社用アドレス・社用携帯番号を入力する項目を設けていた期間は、獲得が1件も発生しませんでした。 2-社用アドレス・社用携帯番号を入力する項目を入れた場合 またフォームの1ページに入れることができる項目数は2つまでのため、カスタムの項目を入れれば入れるほど、フォームのページ数が増え、ユーザーの負担は増えてしまいます。

3:コンバージョンしたユーザーのリストが、Facebookページからしか閲覧できない

例えば、弊社の使用しているCRMツールはFacebookとのAPI連携に対応していなかったため、CVが発生するたびに手動でお礼メールを送付していました。 ただし、FacebookとAPI連携ができる一部のCRMツール使っている場合は、数字を反映することができます。

5.事例:ソウルドアウトで資料ダウンロードをCVにした場合

 弊社でもリード獲得広告を早速実施しましたので、ここからご紹介したいと思います。実際にやったこととしては、リード獲得広告と通常広告のABテストです。ABテストをするにあたって立てた仮説は下記です。

仮説

リード獲得広告によって、ユーザーはより簡単にフォーム入力ができるため、リード獲得広告は通常広告よりも獲得率が高くなるのではないか。

実施したこと

3-Ebookのダウンロード画面 ・Ebookのダウンロードを促す広告をFacebookの通常版の広告とリード獲得広告のフォーマットにて作成。 ・フォームがつく以外の違いはなく、見た目・広告文・画像、すべて同じ。 ・フォームの項目:氏名、メールアドレス(両方とも自動入力) ・配信期間:1週間 ・配信デバイス:スマートフォン ・リスティング広告の獲得単価:2,500円

結果

4-結果 検証期間が短いものの、通常広告とリード獲得広告の結果に大きな差はみられませんでした。獲得がつかずに獲得単価が高騰してしまったため、1週間で配信を停止しました。 結果をみると、通常広告もリード獲得広告も獲得単価がリスティング広告よりもかなり高いため、通常広告と比べてリード獲得広告がどうこうというよりも、そもそもプロモーションをした商品とFacebook広告の相性が悪かったと思われます。 ただ、これがPCに配信できていたり、バナーがよかったり、カルーセル広告と掛け合わせてやっていたら、また違う結果になっていたかもしれないので、今後も機会があれば、継続的に検証は続けていきたいと思います。

6.海外の事例紹介

弊社の事例と同じような条件でリード獲得広告と通常広告の成果の違いを比較していたケースが海外でもありました。 Webマーケッターを支援する様々なサービス展開するDigital Marketerでは、バズるブログのテンプレートのダウンロードをコンバージョン地点として通常広告とリード獲得広告を回しました。下記が実際に回したバナーです。 5-Digital Marketerの画面 引用:Facebook Lead Ads | What you Need to Know│ Digital Marketer(英語) 結果は、通常広告の方が獲得単価が45%安く、獲得数も2倍良かったようです。また同社は、Facebook広告のテンプレートをコンバージョンとした広告も回していたようです。そちらも結果は、通常広告が16%獲得単価が安く、8倍の獲得数だったそうです。

7. 考察:リード獲得広告は「商品の相性」が重要

リード獲得広告は、相性の良い商品が悪い商品がかなりはっきり出る広告だというのが所感です。 弊社のリスティング広告のEbookもDigital Marketerのブログのテンプレも、Facebookの広告上だけでは魅力を伝えきれていない可能性が高いです。通常広告の場合、広告のリンク先のランディングページにて、さらなるアピールが可能ですが、リード獲得広告はすぐにフォーム入力が始まってしまいます。 そのため、ユーザとしては、資料ダウンロードをしたいという気持ちよりも、よくわからない資料をダウンロードして自分の個人情報がとられるという不安の方が大きい状態になっているかもしれません。 ではどのような商品が相性が良いと考えられるか。あくまで個人的な見解ですが、見積もりや査定、クーポン等が相性が良いと思います。 理由としては、ユーザが個人情報を渡す対価として得られるものが明確なためです。またこれらの商品も、ある程度知名度がある企業が実施しないと怪しさは払拭しきれないと思われるため、ブランド力がある企業でなければ、うまくいかないかもしれません。

8.まとめ

いかがでしたか。Facebookのリード獲得広告への理解を深めていただけましたでしょうか。最後に、この広告の特徴を下記にまとめておきますので、広告を実施するか迷われている方はチェックしてみてください。

リード獲得広告の特徴

①通常のFacebook広告にフォームがついたもの ②フォームにユーザーがFacebookに登録している情報は自動入力される ③サイト・アプリに遷移することなくフォーム送信を完了できる ④モバイルにしか配信できない ⑤フォームは、1ページに2項目までしか入れられない

初めてでもすぐに使える!初心者向け無料SEOツール10選

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SEOツールを使えば、SEO対策がどれくらいできているのか、から競合や市場の分析などいろいろなことを知ることができます。 しかし、適切な分析には、「自社のサイトのどこを対策しなければ良いのか?」を理解した上で、多種多様なツールの中で、何が何を分析できるのか?を知らないといけません。 そこで本記事では、新たにSEOの対策をされる方向けに、「内部対策」「市場調査」「外部対策」の3つの分野で、初心者向けの方でも使いやすいように厳選した無料のSEOツールを10個ご紹介します。 [topbluelink] [toc]

1. SEO内部対策って?簡単に状況を知るためのSEOツール2選

SEOの内部対策では、サイトのコンテンツやHTMLの記述など中身の改善をします。内部対策に関して改善できる箇所は沢山ありますが、まずは「titleタグ」「metadescriptionタグ」「h1タグ」 の3つが最適化されているか確認してください。HTMLタグの中でも検索エンジンに大きな影響を及ぼすものです。

1. titleタグ

titleタグとは検索結果一覧で現れる「見出し」であり、検索エンジンが最重要視する要素です。 titleとmetadescriptionタグがどこに表示されるか? ここはユーザーがタイトルからページの内容を連想するのと同様に、検索エンジンにとてもタイトルの内容がページのテーマと判断するので、このタグに入るキーワードが重要となってきます。改善することでサイトへのクリック率やキーワードにマッチしたサイトの場合、表示順位を上げることができるかもしれません。
【確認事項】
■目標としているテーマの対策ワードが含まれているのか? ■文字数が30文字以内で書かれているのか?

2. meta descriptionタグ

「スニペット」とも呼ばれるこのタグは、「検索結果一覧の見出しのすぐ下に出てくる説明文」です。 こちらはSEO上、あまり大きな影響を持っているとは言いがたいです。しかし、検索結果一覧で表示される部分ではあるため、各ページ毎に概要をつかめた文章になっているか確認はしたほうが良いでしょう。
【確認事項】
■対策キーワードは含まれているか? ■120文字以内で書かれているのか? ■各ページ毎に概要をつかめた文章になっているか?

3. h1タグ

このタグはサイト内で大見出しと呼ばれるもので、検索エンジンからも重要な要素として認識されています。大事なことは各ページ毎にユニークなh1タグがかぶらずにいることです。 h1タグの表示のされ方
【確認事項】
■対策キーワードは含まれているのか ■各ページ毎にユニーク化されているか ■body内上部に設置されているのか

①まずはこれで分析!総合的に診断してくれるおすすめのSEOツール「SEOチェキ

SEOツール3 http://seocheki.net/ こちらのツールは内部対策だけでなく、外部対策や競合サイトの分析もできる優れものです。まずはこれでサイトを分析すると良いでしょう。SEOチェキは診断結果がとても早いのでとても使い勝手が良いです。 似たことができるSEO診断ツールとして「SEO高屋」もあります。

【こんな方にオススメ】

・titleタグ等の主要なタグの詳細やワードの出現頻度等内部要因を分析したい方 ・発リンク数や被リンク数の外部対策を分析したい方 ・現状の対策キーワードに対する自社の検索順位を分析したい方 ・自社サイトだけではなく競合サイトの内部対策や外部対策を知りたい方

②キーワードの検索順位の変動を調べたい!「GRC

GRC http://seopro.jp/grc/ 今までのキーワードの検索順位の遷移が知りたい!SEOを行った結果どれほど変わったの?と知りたい方にとてもオススメ。 このツールの凄いところはこれまでのYahoo!/Google/bingという代表的な検索ツールでこれまでの検索順位が履歴でわかってしまうところです。他のツールでも現在の順位を分析できることはできますが、履歴で一括してだしてくれる無料ツールはありません。 さらにスマートフォンや海外での検索順位もわかってしまうので、自社の検索結果一覧のポジションを知りたいならばこれ一つで足りるでしょう。

【こんな方にオススメ】

・キーワードでの自社の検索順位の遷移が知りたい方 ・SEOを行っていったことでどれだけ効果が出たのか知りたい方

2.どのキーワードで対策するべき?市場分析のためのSEOツール4選

まず、内部対策ではページのテーマとなるキーワードは決めることが大切です。 そもそも「どのワードを用いてページを作ったら良いのか分からない」という場合は、まず下記2点に注意してキーワードを選定します。 ・自社のサイトでは何のキーワードと関連性が高いのか? ・どのようなキーワードが市場では調べられているのか?

③関連性の高いワードを調べたい「good keyword

SEOツール5 http://goodkeyword.net/ 新しくページのテーマを決める際には自社のビッグキーワードに付随するスモールワードをピックアップすることも多々あると思います。その際に検索エンジンの検索クエリから調べたり、自分でワードを考えるたりする方もいるのではないでしょうか。 こちらのツールでは検索エンジンから関連キーワードを自動的にピックアップしてくれます。市場的にも検索されるニーズがあり関連性も高いワードをすぐに見つけ出すことができます。

【こんな方にオススメ】

・目標キーワードに関連のあるワードを探している方 ・新しくページのテーマを決めるワードを探している方

④キーワードの出現率を調べたい「キーワード出現頻度解析ツール

SEOツール6 https://www.searchengineoptimization.jp/keyword-density-analyzer 自社のサイトではどのキーワードが多くを占めているのか、その割合を知ることができます。割合が多いほど、そのキーワードと関連性が高いということになります。 また、キーワードの過剰な繰り返しや、予期せず多く使われているキーワードというのは思いがけず目的のSEOワードの順位を下げてしまう恐れもあります。 SEOの施策として出現率はそれほど優先度の高いものではありませんが、上記のこともありますので一度分析することをおすすめします。

【こんな方にオススメ】

・自社のサイトではどのキーワードと関連性が高いのか調べたい方 ・検索順位を下げるキーワードの過剰な繰り返しがないか調べたい方

⑤検索ワードの市場調査を行いたい「Google AdWords キーワードプランナー

SEOツール7 https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner 言わずと知れたGoogleが提供しているツールです。できることとしてはキーワードのボリューム調査や関連キーワードの抽出など機能は多くに及び、市場調査するにはとても役に立つツールです。SEO対策する際には検索ワードが月間にどれくらい調べられていて、競合性がどれくらい高いのかを調べたい時に使われます。

【こんな方にオススメ】

・キーワードのボリュームなど何が市場で検索されているのか市場調査したい方 ・調べられている関連キーワードは何か市場調査したい方 参考:【徹底図解】キーワードプランナー使い倒し術│LISKUL

⑥競合サイトとSEO対策の差を知りたい「SEOアクセス解析ツール・バーサス

SEOツール8 http://www.seotools.jp/001_seoanalyze/ 対策キーワードが明確になっている場合、こちらのツールを使えば自社のサイトを入力するとSEOにあげたいワード1位のサイトとSEO対策の状況を比較することができます。 検索順位、被リンク数、トラフィッキング、インデックス数、キーワード率…等と外部対策と内部対策の比較を一括でしてくれて、最後には数値による総合評価も出してくれます。 この対策ワードをあげるにはどこを直せばよいのか?果たしてこのワードで上位に上げることができるのか知りたい方におすすめです。

【こんな方にオススメ】

・果たしてこのワードで上位に上げることができるのか知りたい方 ・競合サイトとSEO対策にどれだけ差があるのか状況を比較したい方。

3.外部対策って?、分析に向いているツール2選

外部対策とは、自身のサイトに被リンクを集めることで、外部からのサイトの評価を高め、SEOの順位を高める方法です まず、競合がどれくらい被リンクをしているのか調べてみてください。競合が多くの質の高いリンク対策をしていた場合、自社で内部対策だけを行っても差は中々縮まらないでしょう。 逆に競合がそこまで対策を行っていない場合、チャンスとなります。

⑦被リンク数を調べる「hanasakigani

SEOツール9 http://hanasakigani.jp/ 外部対策の一つである被リンク数を上位10社の競合と自社を比較することができるツールです。 さきほどご説明した「バーサス」でも被リンク数の比較はできますが、こちらは上位複数サイトと競合のチェックができるので、被リンクの数で比較をしたい場合には競合の全体像も分かるのでおすすめです。

【こんな方にオススメ】

・自社サイトの被リンク対策がどれだけできているのか調査したい方 ・競合サイトと被リンク対策のどれだけ差があるのか知りたい方

⑧外部リンクの質も調べたい時は、「Majestic-SEO

SEOツール10 https://ja.majestic.com/ SEOにとって被リンクは数だけではなく、その質も重要となってきます。Majestic-SEOではなんと外部リンクの質も調べることができるので、先ほどのhanasakiganiと組み合わせれば自社と競合の被リンク分析を全体的に対処することができます。 こちらは無料版だと機能が制限されていますが、初心者であれば十分に機能すると思います。

【こんな方にオススメ】

・外部リンクの質、IP分散、アンカーテキストの分布など被リンクの詳細を知りたい方

4.これだけは入れておきたいSEOのGoogle Chrome拡張機能

⑨ブラウザ上で簡単にSEO総合診断ができる「AdMatrix Analytics

SEOツール11 http://www.admatrix-analytics.com/ 基本的な内容はSEOチェキと同等の事ができます。さらにこの拡張機能の良いところはタグをサイトにて出してくれるサイトマッピング機能もついているため、どのように表示されるのか視覚的に分かりやすいところです。

【こんな方にオススメ】

・タグの中身がサイト上でどのように見えているのか確認したい方 ・titleタグ等の主要なタグの詳細やワードの出現頻度等内部要因を分析したい方 ・発リンク数や被リンク数の外部対策を分析した方 ・現状の対策キーワードに対する自社の検索順位を分析したい方 ・自社サイトだけではなく競合サイトの内部対策や外部対策を知りたい方

⑩SEO対策をするべきところを自動判別「SEO Site Tools

SEOツール12 https://chrome.google.com/webstore/detail/seo-site-tools-site-analy/femogmcmjpjkokoojcljkpfdifkpbbpp なんといってもこのツールの良い所は基本的な内容は勿論SEOの基本的な所がしっかり対策されているのかを自動的に判別してくれる機能がついているところです。SEO対策でどの箇所を直せば良いのかわからない方や、全ての対策箇所をみるのが面倒なときはこれを使えば一発ですのでおすすめです。

【こんな方にオススメ】

・どのタグを見て改善をしたら良いかわからない方 ・titleタグ等の主要なタグの詳細やワードの出現頻度等内部要因を分析したい方 ・発リンク数や被リンク数の外部対策を分析した方 ・現状の対策キーワードに対する自社の検索順位を分析したい方 ・自社サイトだけではなく競合サイトの内部対策や外部対策を知りたい方

5.まとめ

長期的なインバウンドマーケティングを行うためにSEOは欠かせない対策となっています。今までSEOはやっていなかったという人でも一度自社のレベルを調べるためにもSEOツールを使ってみてはいかがでしょうか。 [bottombluelink]

LPOツールでCVR4倍!12のセグメント別出し分け手法

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LPOツール

「LPOツールを導入して、Webでの売上を上げたい!」

そう思って検索し、この記事にたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
LPOツールはWebでの売上や問い合わせを増やすために有効なツールです。
しかし、LPOツールはその名の通り「道具」に過ぎず、何よりもその「使い方」が重要です。

そこで本日は、LPOツールの活用のキモである「セグメント別出し分け」の切り口について、具体的な事例とともにご紹介します。
この記事を読めば、自社にピッタリな「出し分けの切り口」がわかり、LPOツールを活用して成果を上げられるようになります。

当社では実際に地方企業や中小・ベンチャー企業を中心に、LPOツールをご導入いただき、実際に成果を改善してきた豊富な実績があります。
その中でも特に効果が高い手法を、自社や他社で公開されている事例を基に厳選してご紹介します。

エリア別で出し分けするだけでもCVR10倍!

初めに、エリア別のコンテンツ出し分けでCVRが大幅改善した不動産の事例を紹介します。

1-LPOツールなしの場合

【活用前】

すべてのユーザで近畿地方よりの情報

2-LPOツール後

【活用後】

アクセス元に合わせた不動産の情報を発信

【結果】

各地域、とくに首都圏ではCVR大幅改善!

ユーザは最初に近畿向けの物件情報が表示されるため、自分の地域を選び直さなければなりません。また、不動産のように地域に密着している場合、そもそも自分の地域には対応していないのだと思ってしまう可能性もあります。
このように「情報を探す手間を省き、ユーザに合った内容を表示する」ことで申込件数が大きく改善された事例です。

▼参考サイト

『エリアターゲティング技術』って何?|どこどこjp(PDF資料)
ランディングページ最適化(LPO)事例で学ぶ問い合わせ数10倍の手法

そもそもLPOツールって何?売上が上がるのは何故?

3-LPOツールとは
「LPOツール」とは、属性の異なるユーザに対して、最適なページを表示させるための機能のことを言います。
検索キーワードやアクセス地域といったセグメントで分けて、同じサイトでもメインコピーやトップ画像、一部のコンテンツだけを差し替えることができます。

メリット1 :ニーズに合わせた出し分け⇒CVに繋がりやすい

訪問者に合わせてランディングページの内容を変えることで、「離脱率の改善」や「問い合わせ件数アップ」といったメリットがあります。

検索キーワードは、ユーザの目的やニーズが文字として現れています。
LPOツールによってメインコピーでキーワードと同じ言葉にすることで、来訪者に「探していたのはこれこれ!」と感じてもらえるようになります。
そのため成果が出やすく、出し分けを考える際の基本的な切り口とされていました。

しかし、最近になってGoogleを利用しているユーザ場合、検索キーワードがSSLの関係で分からなくなり、キーワード別の出し分けを行うことが難しくなってきました。
そのため、地域や訪問回数といった検索キーワード以外での出し分けも重要となってきています。

メリット2:同じページの内容だけ差し替え⇒制作費の削減もできる!

また、サイト内の一部の内容を差し替える形になるため、追加でランディングページを制作する必要がなくなるのもLPOツールを導入する利点の1つです。

4-LPOツールで内容だけを差し替える
例えば、このように3つのキーワードでメインコピーなどを変える場合、通常ならランディングページをそれぞれ3つ作らなければなりません。
そのため、メンテナンスやデザイン修正のたびに複数の費用が発生してしまいます。

LPOツールを導入した場合は、1つのランディングページで、流入キーワードに合わせてコピーやメインビジュアルを差し替えることができます。

▼参考サイト

第5回 LPO事例(化粧品通販) | マーケティングオートメーションならアクティブコア

LPOを実現させるツール

国内で現在展開されている主要なLPOツールを5つ紹介いたします。
5-DLPOロゴ

DLPO

3年連続LPOツール売り上げNO.1を獲得している、国内LPOツールのパイオニア的存在です。大手ネット企業の導入数も多く、ターゲットに合わせた細やかなセグメントを実現することが出来ます。

6-どこどこJPロゴ

どこどこJP
エリアターゲティングに特化したことにより、低価格でLPOツールの提供を実現しているLPOツールです。また正確な地域ターゲティングから不法アクセスの防止のサービスも展開しています。

7-Gyro-n

Gyro-n【ジャイロン】
検索キーワードやエリアによるターゲティングはもちろん、流入元の広告媒体にも応じて配信するコンテンツを自動的に差し替えることが出来るLPOツールです。また、おすすめ商品を自動配信する「関連アイテム自動配信」にも対応しています。

8-Optimizelyロゴ

Optimizely
導入数世界NO.1のABテストツールであるOptimizelyですが、最適化配信を実現する”Optimizely Personalization”が最近発表されました。詳細はまだ不明ですが、ベータ版の登録が現在受け付けをしており、今後本格的に展開していくことが予想されます。

9-CyclyUPLPOロゴ
CycleUP LPO

こちらはソウルドアウト(当社)が提供している、月額3万円から導入できる中小企業向けのLPOツールです。改善案やクリエイティブの修正は契約期間内であれば5回まで無償で行っており、LPOツールを導入したことがない方でも手軽に始めることができます。

切り分けの基本はキーワード

先ほどの例では流入キーワードで分けていたように、検索キーワードはニーズの違いがはっきりわかることから、切り分けの基本だと言われています。

しかし、キーワード以外にも、以下のような切り分けかたもあります。
10-切り分けの基本のキーワードの例

引用元:行動ターゲティングLPO~あらゆるページを顧客に応じて最適化する |MarkeZine

実はキーワードに関しては、GoogleのSSL化の関係で近年は難しくなってきているのが現状です。
このようなユーザ別の出し分けを実際どのように行っているのか、事例などを踏まえて紹介いたします。

「流入経路別」の出し分け活用例

【キーワード別】検索ワードによってコピーの訴求内容を変更⇒CVR約4倍

11-検索ワードによって訴求内容を変更

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルページ

【活用後】

キーワード「●●」で検索して来訪したユーザに対しては、メインコピーと商品特長で「●●」を載せたランディングページを見せる

【結果】

●●で検索してきたユーザのCVR⇒4.31倍に改善

直帰率を下げないために大切なことは、ファーストビューで「自分が探していたものはこれだ」という一致をユーザに与えることです。
キーワードはそのままコピーなどに落とし込むことができるので活用したいポイントです。

【この事例を活用するなら…】

例:ニキビ向け化粧水
ニキビに悩む人が化粧水を探すとき、①「化粧水 ニキビ肌」で検索する場合、②肌にやさしい化粧水を求めて「化粧水 無添加」で探す場合が考えられる

⇒①で検索してきたユーザには「ニキビ肌向け化粧水」と訴求
⇒②で検索してきたユーザには「無添加化粧水」と訴求

【向いている業界やケース】

・通販業界
・1つの商品で流入キーワードが分かれている場合
・複数の商材を扱っているがリンク先がTOPページの場合

【広告別】バナー広告のデザインに合わせてTOPページのビジュアル変更⇒CVR改善

12-バナー広告のデザインに合わせてトップページを変更

【活用前】

全てのユーザに同じデザイン

【活用後】

バナーのデザインに合わせてTOPページのメインビジュアルを変更

【結果】

CVRが改善

バナー広告の場合は、その画像の内容が気になってきている場合が多いです。
そのため、複数のバナーデザインを用意している場合は、サイトTOPを同じビジュアルにすることで、「違うサイトに来たのかな?」といった不安を払しょくすることができます。

【この事例を活用するなら…】

例:英会話
CMを展開していて知名度があるので指名検索をされている
バナー広告では「CMと同じビジュアル」「外国人講師」「日本人生徒」の3パターンを展開している

⇒「CMと同じビジュアル」「外国人講師」「日本人生徒」のバナーに合わせて、メインビジュアルを差し替える

【向いている業界やケース】

・複数の商品を扱っている企業
・指名で検索される企業
・バナー広告を複数出している場合

大カテゴリのワードと小カテゴリのワードで情報量を出し分け

13-大小カテゴリでワードの出し訳

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルページ

【活用後】

「トナー」という大カテゴリで検索した人⇒オリジナル
「リサイクルトナー」という小カテゴリで検索した人⇒リサイクルトナーに特化した内容

今回のような場合、「リサイクルトナー」と具体的なキーワードで検索しているユーザにとっては新品のトナーの商品情報は不要なものになってしまいます。
大カテゴリのキーワードでは情報を全般的に、小カテゴリのキーワードではその内容に特化した情報を見せることで、ユーザは情報を取捨選択する手間が省けます。

【この事例を活用するなら…】

例:クレンジング
クレンジング全般を取り扱っているが、特に「クレンジングオイル」からの流入が多い。

⇒「クレンジング」で検索してきたユーザにはリキッドやクリーム、オイルタイプなど幅広く商品を紹介する。
⇒「クレンジングオイル」で検索してきたユーザにはオイルタイプに絞って商品を紹介する。

【向いている業界やケース】

・ECサイト
・同一カテゴリ内で商品を複数扱っているケース

▼参考サイト

LPO レコメンダー(LPO対策ツール)

流入元の広告媒体に応じた出し分け

14-流入元の広告媒体に応じた出し分け

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルページ

【活用後】

「メルマガ」から流入した人⇒メルマガ限定の旅行キャンペーンを表示
「SNS」から流入した人⇒facebookで人気の旅行キャンペーンを表示

旅行のように沢山のパッケージを持っている業界では、「メルマガ」「SNS」「ブログ」など多数の媒体でキャンペーンを宣伝している事があります。その場合にも、ユーザが接触する広告媒体や内容によって、表示させるコンテンツを切り分けることにより、よりユーザが興味を持ちやすいコンテンツを配信することが出来るようになります。

【この事例を活用するなら…】

例:総合通販
メールやプレスリリース、SNSでそれぞれ異なった商品を紹介している
⇒流入媒体別にトップページの構成を最適化する。

⇒メルマガの「工具特集」に興味を持った人に対しては工具のキャンペーン枠をトップページに用意する
⇒SNSで「庭造り」に興味をもった人には「ガーデニング」のキャンペーン枠をトップページに用意する

【向いている業界やケース】

・多品目サイト
・旅行サイト

「エリア」の出し分け活用例

【旅行業界】「出発地」をエリア別で出し分け⇒直帰率半減

15-エリア出し分け例(旅行業界)

【活用前】

すべてのユーザに東京発のツアー情報

【活用後】

アクセス元のエリアごとにツアーの出発地を変更

【結果】

中部・関西エリアからのアクセス⇒直帰率半減

従来のサイトでは、ユーザは「自分で出発地を選び直してツアーを探す」という手間が発生していました。
しかし、出発地は住んでいる近くを選ぶことがほとんどです。
アクセスしている地域に合わせてツアーの情報を出し分けることで、ユーザは自分で探す必要なくツアーの情報が見られるので嬉しいですね。

【この事例を活用するなら…】

例:リフォーム
全国に支店は出しているが、地域ごとにキャンペーンや扱っているサービス若干違う
⇒支店の立地に合わせて、表示する情報をユーザにより近い支店の情報にする

【向いている業界やケース】

・不動産業界
・教育業界
・ご当地フェアなどを行う場合
・地域によっておススメする商品が異なる場合
・地域に紐づいたサービスを展開している場合

▼参考サイト

エリアターゲティング活用事例 | 株式会社あどえりあ

国別で表示言語を変える

16-国別で表示言語を変える

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルページ

【活用後】

アクセスした国に合わせて、サイトの表示言語を変更

こちらは少しレアなケースかもしれませんが、グローバル向けのサイトの場合、多言語に対応している必要があります。
外国の人にとっては何が書いてあるか分からないサイトから、「言語の変更」をがんばって探さなければなりません。最初からその国の言語を表示することで無駄なストレスがなくなります。

【この事例を活用するなら…】

例:海外販路拡大
中国人向けの通販サイトに商品を出品したことで、中国からのアクセスが増えてきた。
⇒サイトの案内や誘導リンク、バナー等の表示言語を中国語のものにする。

【向いている業界やケース】

・人材業界
・派遣業界
・海外に向けて情報発信を行っている場合
・海外向けに通販を行っている場合

▼参考サイト

HOW TO MASTER Pesonalized MARKETING | HubSpot(PDF資料)

「訪問回数」の出し分け活用例

訪問回数でCVボタンの内容を変える⇒CTR42%アップ

17-訪問回数でCVボタンの内容を変える

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

初めてサイトを訪れたユーザ⇒「インバウンドマーケティングとは」のような、そもそもユーザが知りたい内容をクリックボタンとして設置
再来訪をしているユーザ⇒「サービスを今日から始める」のような具体的なサービス導入まで落とし込まれたクリックボタンを設置し、メインコピーも同じ訴求にする

【結果】

再来訪ユーザのバナーのクリック率が42%上昇

訪問回数は、ユーザの予備知識の量にとても関係しています。
初めて訪れたユーザにとっては、「そもそもこのサービスって何?」から始まります。
しかし、2回目以降のユーザは商品の基礎知識はあって、それ以外のことが気になって再来訪した可能性が高いです。
そこで導入の手順のような、より検討に近い内容を紹介することで、新しい知識を手にいれてもらえます。

【この事例を活用するなら…】

例:ダイエットジム
CVに至るまでの検討期間が長いため、初回来訪では成果に結びつかないことが多い

⇒初回来訪の人はダイエットプログラムの構成やジムのトレーニングがなぜ必要なのかといった基本的な要素を訴求
⇒再来訪の人はダイエットプログラムの具体的な内容や、始め方~終了までの一連の流れを訴求する

【向いている業界やケース】

・エステやITサービス、コンサルティング系など複数を比較して長い間検討する商品

▼参考サイト

3 Cutting-Edge Examples of Website Personalization|HubSpot

初回訪問はキャンペーン、再来訪はリピートなどCVの後押しとなる情報を載せる

18-初回・再来訪で情報を出し分け

【導入前】

全員にデフォルトのページ

【導入後】

初めてサイトを訪れたユーザ⇒「初めての方限定」のようなハードルの低いキャンペーンを訴求
再来訪のユーザ⇒購入を迷っているユーザであると想定して、「リピート率」を訴求することにより購入のひと押しをする

こちらは事例ではありませんが、ページへの訪問回数でユーザのモチベーションが変わっていることを仮説にセグメンテーションを行ったときの例です。
初回来訪のユーザは、まだモチベーションが低いため「初回限定」といったハードルの低い内容にすることで購入のハードルを下げます。
一方で何度も訪れているユーザは、不安要素があって購入に踏み切れていない可能性があります。その場合には、安心感といった要素を訴求することで、購入の後押しをすることができます。

【この事例を活用するなら…】

例:通販の初回限定キャンペーン
⇒初回来訪のユーザには「初めての方限定」をメインの訴求にする
⇒再来訪のユーザにはCVした人には「ポイント10倍」といった内容、CVしていない人には「満足度」のような安心感を訴求する

【向いている業界】

・初回限定特典がある通販サイト、会員特典のあるフィットネスサイトなど、購入までの検討期間が長い商品

「閲覧履歴」の出し分け活用例

「過去にみたツアー」に関連する情報を載せる⇒直帰率改善・クリック数増加

19-過去にみたツアーの関連情報を載せる

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

・TOPページで、訪問者の過去の閲覧履歴から関心のある旅行商品を表示
・表示はツアー情報と関連するナビゲーションを表示
・閲覧履歴とあわせてキーワードでターゲティング

【結果】

・TOPページの直帰率が大幅に改善
・新規訪問者のクリック数が増加
・予約までの離脱率が改善

閲覧履歴も、キーワードと同じでユーザが知りたい内容に直結する情報です。
過去に香港のツアー情報を見ていたのであれば、このユーザは少なくともヨーロッパよりは香港に興味を持っていることが考えられます。
ユーザは必要がない情報は基本的にスルーしてしまいますので、少しでも興味を持ってもらえる情報を最初に見せたいですね。

【この事例を活用するなら…】

例:不動産
ファミリー向けの賃貸マンションから一人暮らし向けの1kなど幅広い物件を扱っている

⇒2DKなどの間取りの広い住宅を見た人には、「ファミリー特集」
⇒1kなどの小さな部屋を見ている人には「一人暮らし特集」をTOPに置く

【向いている業界】

・通販業界
・旅行業界
・不動産業界
・複数のカテゴリーの商品を扱っているサイト
・定期的に「●●特集」などが行っているサイト

▼参考サイト

第8回 閲覧履歴ターゲティング事例 | マーケティングオートメーションならアクティブコア

資料ダウンロードしたか否かでCV地点の変更⇒CTR10%アップ

20-資料ダウンロードしたか否かでCV地点変更

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

資料ダウンロードをしていないユーザに対しては「経営メソッド」をまとめた資料バナー
ダウンロード済みのユーザに対しては「オンラインセミナー」の受講を促すバナー

【結果】

ダウンロード済みのユーザのCTRが10%増加

コンバージョンのハードルを下げるために「資料請求」や「資料DL」をCV地点に置いている方も多いかと思います。
しかし資料請求をすでにしている人が、2回目も同じ資料を請求することは基本的にないかと思います。
資料請求をした上でサイトに来てくれているならば、前よりは興味関心があるユーザですので「セミナー申込」のようにもう少しハードルの高いコンバーションを設定してもいいかもしれません。

【この事例を活用するなら…】

例:脱毛サロン
⇒資料を見ていない人には「資料請求」といったハードルの低いものをCVボタンに置く
⇒資料請求をすでにしている人には「お申込はコチラ」のような本契約を促すものにする

【向いている業界】

・コンサルティング業界
・マーケティング業界
・サンプルデータがDLできるサイト

▼参考サイト

3 Cutting-Edge Examples of Website Personalization|HubSpot

「時間・曜日別」の出し分け活用例

曜日に合わせてサイトトップを変更

21-曜日に合わせてサイトトップ変更

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

水曜日に検索したユーザには水曜限定のキャンペーンを表示
日曜日に検索したユーザには休日限定のキャンペーンを教示

毎週決まった週にキャンペーンを打ち出しているサイトは多くありますが、本セグメントを利用すれば、各曜日に対して個別にサイトを切り替えることが出来るようになります。
例えば、毎週水曜日は「水曜キャンペーン」を打ち出し、日曜日には「休日限定セール」のような打ち出し方を自動的に行えるようになります。

【この事例を活用するなら…】

例:「平日」「休日」限定キャンペーン
⇒平日か休日かでサイトを切り替える。
⇒調べた日「限定」であることをユーザに伝え、購入を促す。

【向いている業界】

・曜日限定セールを行っている業界・企業
・曜日によってユーザの購入意欲がわかる業界
(平日:お手軽商品 休日:じっくり検討商品 など)

放映したテレビ・ラジオCMの時間帯に合わせてサイトトップを変更

22-テレビ・ラジオのCMの時間帯に合わせてサイトトップを変更

【活用前】

すべてのユーザにオリジナルのページ

【活用後】

テレビCMを放映したPM15:00以降にはテレビで紹介した商品トップ
ラジオCMを流したPM20:00以降にはラジオで紹介した商品トップ

広告の効果をあげるためには、複数のメディアでの宣伝をつなぎ合わせるクロスメディア戦略が不可欠です。
今までは、テレビCMなどの宣伝をしても一様のサイトトップであったのが、ラジオやテレビの放映時間に合わせて、毎回適切なタイミングでトップ画面を切り替えることが出来るようになります。

【この事例を活用するなら…】

例:時間帯限定キャンペーン
⇒「お昼」にキャンペーンを行う場合、PM12:00~15:00まではお昼キャンペーンのサイトトップにする
⇒「毎週水曜日」にキャンペーンを行う場合、水曜日のみ専用のキャンペーン用のサイトトップにする

【向いている業界】

・クロスメディアで広告を打っている企業
・時間帯によりキャンペーンが変わる業界

▼参考サイト

インターネット広告連動|ランディングページ最適化ならGyro-n LPO

まとめ

いかかでしたでしょうか。
LPOで大切なことは、ユーザが「求めているサイトだ!」とTOPページで感じてもらうことです。
ユーザに合わせてページの表示内容を最適化し、情報を探させる手間を少しでも省いてあげられる
是非LPOツールを導入してみてください。

タグとは|5分でわかるタグの基本

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タグとは

製作、広告計測、SEO、ツール利用などの際に「◯◯タグ」という言葉をよく耳にしますが、なんとなく知っているようで良くわからないという方も多いのではないでしょうか。

タグの種類は年々増えており、種類や注意点を抑えないと「ちゃんと計測できない」「ツールが動作しない」といったトラブルに見舞われます。
そうならないためにも、最低限抑えるべきポイントを簡単に説明いたします。

[topbluelink]

そもそもタグとは

前述のとおりタグの数は無数に存在しますが、最低限知っておくべき種類は大別すると3つに分類できます。これらを知っているだけで、製作会社の方やクライアントと円滑に情報のやりとりができるようになります。

1.htmlタグ
どのようなページなのかという情報や、ページ上のテキスト、画像、リンクなどを表示する際に必要なものです。

2.コンバージョンタグ
購入数、申込数、資料請求数などのコンバージョンを測定するためのタグです。

3.ツール用制御タグ
Google Analytics、ヒートマップ、ABテストツールなどを使用するために埋め込むタグです。

1.htmlタグとはウェブページを表示するためのタグ

WEBページはhtmlという言語で作られています。htmlでは、<>で囲むことにより、他の文字列とは別のレベルで解釈されます。
例えば・・・

- 画像を貼る<img>タグ(イメージタグと読みます)
- リンクを貼るタグ <a href="URL" >~</a>
- どのようなサイトなのかを表す<title>タグ

 などがありますが、もっとざっくり説明すると、下の図のような形になっています。

1-htmlタグとは

※詳しく知りたい方は、下記サイトを御覧ください。また、実際に適当なウェブページのソースを表示(WindowsではCtrl+U、MacではCommand+Shift+U
)して、実際の画面と比較してみるとよりわかりやすいかもしれません。

  • htmlクイックリファレンス
  • Webページ作りのお勉強
  • このhtmlの書き方(構造)は、SEOにも関連してくる部分なので、SEOに強い構造に興味がある方は下記の記事をご覧ください。

  • SEOの基本中の基本!「titleタグ」「meta description」「h1タグ」の書き方まとめ
  • ウェブサイト・ウェブページは複雑なように見えて、これらのタグの組み合わせで作られています。またこれから説明する残りのタグも、このタグの組み合わせの中に埋め込むことで様々な役割を果たします。

    2.埋め込んたページからアクション完了の情報を発信するコンバージョンタグ

    リスティング広告などのウェブ広告の運用をするときに忘れてはいけない、購入数・申込数、資料請求数などの成果を計測するためのタグです。
    このタグを目的の完了地点に埋め込むことで、そのページが表示された回数を計測できるようになります。

    2-コンバージョンタグとは

    ※詳しく知りたい方は下記の記事を御覧ください。

  • 初心者でも大丈夫 コンバージョンタグの基礎を徹底解説
  • 3.埋め込んだページに機能を追加するツール用制御タグ

    ABテストや、ヒートマップといったツールの制御タグをウェブページに埋め込むことで、画像を切り替える(ABテストツール)、ユーザのマウスの動きを取得する(ヒートマップツール)といった各ツールの機能を対象のページに持たせることができます。

    3-ツール用制御タグとは

    コンバージョン・制御タグの埋め込み方と注意点

    タグはhtmlファイルをテキストエディタで開き、所定の位置にコピペするだけなので、作業としてはとても簡単です。ただし、3つの点の注意する必要があります。

    1.正しいページに埋め込む

    特にコンバージョンタグを誤ったページに埋めてしまうと、数字が増えない、極端に増加したなどのトラブルを招くため、必ず正しいページであるかを確認して埋めましょう。

    4-タグを正しいページに埋め込む

    2.埋め込む位置に注意する

    埋め込む場所はタグごとに決まっているので、正しい埋設位置に埋め込みましょう。
    正しいページに埋め込んでも、正しい位置に埋め込まれなかった場合、動作しないこともあります。
    制御タグやコンバージョンタグには、「<head>内」「</body>直前」などの指示が必ずあるはずなので、指示にそって埋め込みましょう。
     

    5-タグを埋め込む位置1 6-タグを埋め込む位置2

    3.htmlソースに注意する

    すでに記載されているhtml(サイトの情報)を消さない用に注意しましょう。
    タグを埋め込んだり抜いたりする際に、誤ってカッコを一つ消してしまうだけで、サイトの表示が崩れてしまうことが有ります。埋め込む際にはバックアップをとっておくのも一つの手でしょう。

    7-htmlソースに注意する

    まとめ

    タグを用いた数値計測やツールの利用は昨今のウェブマーケティングにおいて基本中の基本と言っても過言ではありません。それぞれのタグの詳細を把握し、タグ博士になろうと思ったら時間がいくらあっても足りないかもしれませんが、前述の基本を知っているだけでも十分に役立つと思いますので、まずは基本をマスターすることから始めてみましょう。

    [bottombluelink]

    バナー検証のノウハウ全公開!ディスプレイ広告攻略のための4STEP+事例

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    バナー検証

    ネット広告といえば、まず思い浮かぶのは「検索連動型広告(リスティング)」ではないでしょうか?

    クリック課金で無駄撃ちが少なく、「検索」をしているユーザに広告が出せるのでモチベーションが高いユーザにアプローチする事ができ、数万円~という少額でも出稿が可能!と、いう事で広告費の捻出が厳しい多くの中小企業の味方だったのですが・・・。

    昨今、検索連動型広告へ大手がガンガン参入してきた事により、CPCは高騰傾向・・・。
    市場はナカナカに厳しくなってきました。

    そこで、攻略したいのが、ディスプレイ広告です。
    ディスプレイ広告は、検索連動型広告のように検索している人に"ドンピシャ"でアプローチする事はできませんが、セグメントで絞ったり、過去の検索履歴を元にターゲティングしたり、リスティングに次いで細やかなターゲティングが可能なネット広告といえます。
    (ディスプレイ広告の詳細についてはこちらの記事をご参考にしてください:ディスプレイ広告を手堅く始める為の3ステップ|LISKUL

    ディスプレイ広告攻略のために重要なのは「バナーの検証」です。
    なぜなら、ターゲットとしては、潜在層となるためどのようなターゲットを、どのような訴求でサイトへ誘導するか?ココの精度をいかに高める事ができるかでディスプレイ広告でのCVRのアップが狙えます。

    今回は、今まで私がネット広告のコンサルタントとして経験してきた約10年分の検証の知見と手順を纏めて記載致します。進め方・仮説の考え方等、バナー検証に関するノウハウの全てについて記載しますので、是非、貴社の参考にして頂ければと思います。

    【目次】

    【1】バナー検証が必要な理由
    【2】バナーを作る前に整理して置くこと
      -流入元とターゲットについての整理
    【3】バナー検証の基本の考え方
     ①王道の訴求を決める
      -バナーの訴求軸を洗い出す
      -優先順位をつけてトーナメントを作る
     ②王道訴求のブラッシュUP
      -ブラッシュUPパターンの考え方
    【4】バナー検証の進め方
      -検証方法はABテスト?期間検証?
      -どのくらいの母数で「勝敗」を決めるの?
      -バナー検証はどのくらいの頻度で実施するのが効果的?
    バナー検証の事例3選
    終わりに

    【1】バナー検証が必要な理由

    ディスプレイ広告を実施するのであれば、必ずバナーの検証は行うべきだと思います。なぜなら、検索広告と違い、ターゲットが絞込きれない分、優良なユーザを連れてくるにも、たくさんのユーザ流入を狙うにも、まずはユーザの興味を引くためのバナーが磨きこまれていなければ、効果の改善はありません。

    なので、広告とバナー検証はセットでやって頂く事をオススメします。
    例えば、下記の3つのバナーの中であれば、どのバナーが効果が良いと思いますか?

    例)ダイエットドリング/メリット別訴求バナー

    図1-ダイエットドリンク・メリット別訴求バナー

    いかがでしょうか?
    どれも商品のメリットを謳っていますが、③実績訴求がほかのものよりも2倍程度、クリック率が高いです。

    漫然と商品のメリットを謳った訴求ではなく、きちんと仮説を持ち、検証をしていく事で「"ぐっ"と刺さる」バナーを作っていく事ができるのです。
    ただし、どの訴求がベストか?は一発で決められるものでもないので「検証」をする事が重要です。
    ですが、「検証をしよう!」となってもお悩みになるのが下記のパターンです。

    ▼検証についてのよくあるお悩み

    ・検証ってどのくらい母数が貯まれば「勝敗」をつけていいの?
    ・需要期・閑散期については加味した方がいいの?
    ・ABテストと期間検証とどっちがいいの?
    ・何パターン試せば「王道」にいきつくの?
    ・訴求に対する検証とターゲットに対する検証は一緒にやっていいの?

    等など、進めていくうちに、どこまで深追いしてよいのか?何を検証していたのかがわからなくなってしまう事が多々あります。それでも検証をしないよりはした方がずっと有意義だとは思いますが、出来ればどの結果がもっともよいのか、順を追って検証を進められれば一番効果が高いバナーに最短でたどり着けるのではないかと思います。

    次の章からは具体的な進め方について、順を追って記載していきます。

    【2】バナーを作る前に整理して置くこと

    -流入元とターゲットについての整理

    バナーを作る!という前にまず、事前の整理をしておく事が重要です。
    具体的には下記4点を整理しましょう。

    ①配信方法はどこですか?
    ②配信面はどのようなところですか?
    ③貴社サービス・商品の強み
    ④今のバナーの訴求(過去検証していたものがあればそれも)

    例えば、下記のような形でまとめます。

    図2-流入元とターゲットの整理
    まずは、ここまで一覧化し情報の整理をしましょう。
    闇雲に思いつきで検証をはじめてしまうと、結局何がいいのか?が途中でよくわからなくなってしまうので、現状を整理した上で「誰(=セグメント)」に対してどのような「条件(=配信方法)」の元「何を(=強み)」の検証していくのか?そして、今は何が掲載されているのか、キチンと把握する事から初めましょう。これは、綺麗にエクセル等に纏めなくても、一度紙に簡単に書き出すだけでも良いので整理をする事が重要です。

    【3】バナー検証の基本の考え方

    ①王道の訴求を決める/バナーの訴求軸を洗い出す

    さて、商品・サービスの整理ができたら、まずは、貴社が勝てる王道バナーの訴求軸を探しましょう!
    「値段で推すのが良いのか?」「初回限定のお得訴求でいくのが良いか?」「満足度を押し出すか?」
    その時に重要なのはキチンと「訴求軸」と「仮説(なんで良いと思ったのか?)」をセットにして考える事です。
    そして、優先順位をつけてトーナメントを作ります。
    次に、どの訴求が一番勝てそうか?当りをつけて優先順位をつけます。この時の当りの付け方としては例えば、下記のようなものを参考とします。

    ・雑誌・チラシ等で過去検証し、勝った経験がある訴求
    ・現場の営業マン・販売スタッフにヒアリングし、実際のお客様の反応率が高いもの
    ・過去調査データ等があれば、それを参考にする

    もし、上記のような参考にすべきものがひとつもない場合には、商品・サービスを企画した貴社が「勝てる」と思っている強みの信じ、優先順位をつけましょう。

    ▼例
    ◯訴求:体重DOWN(優先度1位)
    図3-訴求:体重DOWN

    ◯訴求:ランキング一位(優先度2位)
    図4-訴求:ランキング1位

    ◯訴求:値引き/値段訴求(優先度3位)
    図5-訴求:値引き

    ▼トーナメント表
    図6-トーナメント表

    ここまで考え、計画をたてたら、この優先順位順に検証を行っていきます。
    何故優先順位を付けるのか?というと、「勝ちパターン」の訴求バナーがずっと掲載されている事が最も望ましいので、その可能性が高いものから検証をスタートする事で「勝ちパターン」のバナーを検証しつつもずっと掲載させておける可能性が高いから。です。検証によるリスクや機械損失は少しでも減らした方が良いので、このように順序立ててスケジュールをたてる事がオススメです。

    ②王道訴求のブラッシュアップ/ブラッシュUPパターンの考え方

    前章で「勝ちパターン」となる「訴求軸」が決まったら今度はどういう構成・言い回しが良いのか?というブラッシュUP検証を進めましょう。
    この段階になると、訴求すべき事は無限にあります!!

    例えば・・・・
    ・安い!という文言は「格安」が良いのか?「激安」が良いのか?
    ・権威付けは「メダル」が良いのか「丸枠」のが良いのか?
    ・割引率は「◯%オフ」が良いのか「◯円引き」が良いのか?
    ・写真の女の人は「アップ」が良いのか「全身」が良いのか?
    ・写真は「男性」がいいのか?「女性」がいいのか?
    ・訴求内容を「言い切りの形」でいうのか?「疑問形」でいうのか?

    ・・・等など。

    このようなとても細かいデザインに対する検証は本当に無限にあるので、無限ループに入ります。

    本当はこの限りない検証をどんどん回し続けてブラッシュアップするというのが良いのですが、ココも思いつきでやり続けてしまうと、結果何がよかったか?いつがやめどきなのか?が全く分からなくなってしまい迷宮入りするので、このブラッシュUP検証の段階でも「仮説」と「優先順位」をつけて最低限抑えておくべきところが、どこまでか?までは決めておきましょう。

    最低限やっておいた方がよいブラッシュUP検証として、押さえておくべき検証パターンは下記の3つです。

    ①レイアウト検証

    何の要素を一番強調するのが効果的かを試してみましょう。

    ・Aは商品を強調し、こんなにイロイロ試せますよ~という感じがするバナー
    ・Bは「無料」を強調し、お得感がメインになっているバナー

    →上記は同じ「無料モニター募集」に対する訴求でもレイアウトで印象が全然違いますね。
    (※参考バナー:山田養蜂場

    図7-レイアウト検証

    ②言い回し検証

    同じ訴求でも言い回しで印象が変わる場合は下記のようなパターンを試してみましょう。

    ・Aは「潤い」「ファンで不要」という訴求で、保湿力の高さを表現しています。
    ・Bは「ほうれい線」「はり」「ピーンという擬音」で、保湿力の高さをアピールです。

    →同じ「保湿力」という強みの効果に対し、どういう言葉・言い回しで効果を想起させるのか?を考えましょう。推測ですが「A」は標準的な文言なので、万人受けしそうですね。ただ、絶対的な悩みに対する解決提示ではないです。「B」は”ほうれい線”というキーワードがでているので、ある程度年上の女性以外はターゲットからは外れてしまいそうです。ただし、ほうれい線が悩みとなっているターゲットにはメリットが伝わりやすいので、反応率は高いかもしれません。
    (参考:ライスフォース

    図8-言い回し検証

    ③季節訴求検証

    季節によってニーズが左右される場合にはその季節に沿った訴求も試しておきましょう

    ・Aは「季節」を訴求に入れ「今」やらなければいけないような煽りのコピーです。
    ・Bは「常時」訴求として使える割引コピーです。

    →ただただ、季節感を入れ込めば良いという事ではなく、需要期にユーザニーズが高まるタイミングでユーザが求めている、または「やるべき」と感じるような訴求にする事で良い結果がでる事が多いです。
    (参考:ミュゼプラチナム
    図9-季節訴求

    この3つをまずはブラッシュUP検証の際には押さえておく事をオススメします。

    その後の本当に細かボタンの色は「赤」と「青」どっちがいいか?とかそのレベルの検証については、仮説は必要ないので、とにかく気が済むだけパターンを出して検証していけば良いと思います。

    【4】バナー検証の進め方

    どのくらいの母数で「勝敗」を決めるの?

    さて、コレで検証のスケジュールが決まりました。ところで何を持って「勝敗」を決めるのが良いでしょうか?
    統計学的に知りたいという事であれば、算出してくれるツールもあるので、こういったものを使うと良いでしょう。
    A/Bテスト信頼度判定ツール | 真摯 (Cinci)

    「ただ、母数が少なく統計優位性が算出されない。」という場合は下記のようにある程度の母数とある程度の結果の差が出た時に仕切りを作り進めます。

    ▼仕切りの例
    ・クリックが「A」「B」でクリックが200以上たまり、CTRの差が「1%以上」ついている時もしくはクリックに「20以上」の差がでた時

    ※このクリック「200以上」の仕切りに関してはある程度月間のクリック数を加味しざっくり決めます。が、このクリック母数が「100」を切るとかなり検証母数としては心もとない印象です。その場合は予算を増やし母数を集めないと、そもそも「検証」をするという事自体が難しいと考えた方がよいかもしれません。

    この仕切の基準に当てはめても差が見られない場合は「引き分け」とし、どちらか思い切って決めてしまい、次の検証に進んだ方が良いでしょう。

    バナー検証はどのくらいの頻度で実施するのが効果的?

    さて、バナーの検証はどのくらいの頻度で実施するのが良いのでしょうか。
    一番は上記でも記載しましたが、ずっと検証を回し続け、常に勝ちパターンを模索するのが望ましいです。
    ただし、制作費や時間等も掛かるため「ずっとは無理!」という方も多いでしょう。
    その場合でも、1年に一度は検証をし続ける事をオススメします。
    また、季節によって訴求やニーズが変化するサービス(例えば「脱毛」「ダイエット」「旅行」等)に関しては、その季節ごとにも検証を実施する事をオススメします。
    市場やユーザニーズ・競合は常に変化をし続けるので、去年「NO1」だった訴求が今年も「NO1」であるかはわかりません。
    そのため、やはり定期的に検証をする事はオススメします。ちなみに、検証時期としては、閑散期のうちに検証をしておき、ベストの状態で需要期を向かえるというスケジューリングが最も検証としては効果が発揮できると思います。

    バナー検証の事例3選

    ココで、バナー検証の実例をいくつかご紹介します。
    仮説と訴求パターンとセットで例を載せるので、参考にしてください。

    ▼事例①:訴求軸を検証する

    下記「Yahooニュース」の訴求軸は何が一番よいか?の検証をしたケースです。
    こちらは、「バナー検証の基本の考え方」の章でお伝えした「王道の訴求を決める」にあたります。

    【訴求軸の検証例】
    図10-訴求軸の検証例

    A)地域設定をすることで、都道府県別のタブでニュースが読めること
    B)Yahoo!ニュースの公式アプリであること
    C)重要なニュースや防災速報がプッシュ通知で届くこと
    D)Yahoo!ニュース編集部が人力で作成したトピックスが読める=時間のない人も、トピックスに目を通すことで重要ニュースを一通りおさえることができる

    上記のような仮説を元に、訴求軸を洗い出し検証をした結果となります。
    効果としては、「A」の都道府県別ニュースの効果が強かったようです。こちらの事例紹介の記事の中では、他にも色々な切り口で検証をし、最も効果が高いバナーへブラッシュアップしていく過程が紹介されており、とても参考になりますので、是非ご参考にしてみて下さいませ。
    (参考:CVRを上げるためのバナー制作4つのポイント~Yahoo!ニュースアプリA/Bテスト事例からみえた「都道府県ニュース」の隠れた需要 - Yahoo!ニュース スタッフブログ

    ▼事例②:細かい部分マキシマイズの検証をする

    下記「副業5万円」を訴求する下記バナーで一番効果が高いかを検証したケースです。こちらは、「バナーの検証の基本の考え方」の章でお伝えした「レイアウト検証」にあたります。この検証をする前には、事例①で王道パターンを決定しておく事をオススメします。まずは何の訴求が良いのかを明確にしてから取り組む事で、最も効果が高い訴求をさらに効果UPさせる事ができます!

    【様々なレイアウト・言い回しの検証】
    図11-細かい部分マキシマイズの検証

    上記の①~④で最も効果が高いのは・・・・
    「②」のバナーで「0.2558%」です。他のバナーはだいたい「0.1000%~0.1500%」程度のクリック率です。つまり、②のバナーが他のバナーより2倍程度効果が高くなりました。結果としては、②のバナーがよく、「文字のメリハリ」があり「5万」というメリットが堂々と目立っている。という事は言えますが、このバナー4つをみて、どれが良いはず、ときちんと並べられる人はいないのではないでしょうか??
    訴求のレイアウトやブラッシュアップに関しては、いろんな案をだしとにかく検証してみる事でわかってくる事も多いと思います。
    (参考:C-teamで作るバナー広告の効果がスゴすぎてひいた話 : けんすう日記

    ▼事例③:細かい部分マキシマイズの検証をする

    こちらも言い回しのバナー検証の事例です。上記よりも明確に”商品の値引き”についての言い回しを検証しています。
    【画像の見せ方の検証】
    図12-画像の見せ方の検証

    結果は「B」パターンのCVRが60%も改善しました。
    この場合は画像を大きく見せ、出来るだけシンプルにした方がユーザに刺さるというような結果が得られました。ただ、この結果は「ダイソン」というブランドが大きく貢献しており、あまり多くの訴求をいれずとも、最初からユーザの信頼度が高かったため、インパクト重視のバナーが検証で勝った、という見方もできます。

    なので、やはり一概にこの場合は「こう!」という事は言えず、色々な要因により結果が左右されるので、まずは検証を実施してみる!というスタンスが重要だと思います。
    (参考:CVが152%アップしたABテストの具体的な事例とノウハウ

    終わりに

    いかがでしょうか?

    このように、バナーの検証は「仮説」と「優先順位」をセットとし、きちんと検証スケジュールを設計する事で「どういう時に勝てるのか?」「何がユーザに刺さっているのか?」が明確に知見として貴社の中で貯める事ができます。

    この知見はランディングページでの転用や、チラシ・雑誌・交通広告での展開も可能です。
    是非、検証はこのように設計した上で、行って勝ちパターンを作り上げていって頂ければと思います。

    DMPを導入しリターゲティング広告の精度と効果を上げた事例6選

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    DMP

    「DMP」がバズワードとして広まり2~3年が過ぎ、一時的なブームから、本格活用のフェーズに移ってきています。多くの企業から「そろそろ自社でも導入した方がよいのか?」「導入するならどのようにすればよいのか?」というお悩みを耳にするようになりました。

    DMPの導入目的・活用方法はそれぞれの企業ごとに異なりますが、どの企業でも比較的手軽にできて、効果も高い導入方法はDMPを活用した「リターゲティング広告の精度向上」です。

    本記事では、DMPを活用したリターゲティング広告の精度向上の事例を6つご紹介します。
    この記事を読めば、DMPを導入し広告効果が高まり成功することの具体的なイメージを持つことができます。

    [topbluelink]

    事例①:コンバージョン率8倍!DMPを用いた配信の秘訣とは?

    株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインで実施されたDMPを用いたリターゲティング広告の配信事例です。なぜコンバージョン率を8倍にもあげることができたのでしょうか。答えは明確で、配信の精度が格段に上昇したためと言えます。

    この事例では、異なるニーズを持つお客様の情報をDMPにまとめ、ユーザひとりひとりに合った広告を配信し、その後のクリック先のページでも統一されたマーケティング施策を実施しました。

    そして、これまでできなかったユーザへのアプローチや、特定のユーザへの一定期間の高頻度の接触を行い、刷り込み効果などを生み出し、その結果CVRは8倍まで向上しました。

    図0-ゴルフ・ダイジェスト様DMP導入事例

    引用元:導入事例|株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)様 |株式会社ブレインパッド

    通常、リマーケティング広告のターゲット設定は以下の要素を基に精度をあげることが可能です。

    図1-リマーケティング広告のターゲット設定の要素
    その中で最も重要な要素として、「どのオーディエンスを(だれを)ターゲットとするのか」ということがあります。

    オーディエンスの切り分け方としては例えば、
    ・デモグラフィック情報(性別・年齢など)に基づいて配信を分ける。
    ・サイト内行動(閲覧ページ数・閲覧ページ内容など)に基づいて配信を分ける
    ・・・などがあります。

    通常、広告運用者は、ターゲティングの精度を高めるに、このようなオーディエンスの切り分けやクリエィティブの変更などの内容を日々行っています。しかしながら、とれるデータが多くなればなるほど作業量が膨大になりやすく、またどうしても人の手では対応しきれないことが多々あります。

    一方で、DMPを活用し、サイト上にあるデータを分析、最適なターゲットに最適なタイミングで配信すれば、人の手ではできなかった膨大なデータに基づく配信が可能になります。膨大なデータを基に広告を配信し、さらにその配信結果を基に精度を上げていくDMPツールが、人の手よりも精度が高くなるのは自明のことかと思います。

    そもそもDMPとは?
    なぜ広告での活用から始めるとよいのか?

    では、次にそもそもDMPとは何なのか、なぜリターゲティングを用いたDMPをおすすめするのかをご説明します。

    そもそもDMPとは?

    DMPとはData Management Platformの略で、データを管理するプラットフォームを意味します。特に、今回のように自社にたまったユーザーのデータを使う場合をプライベートDMPと呼びます。「DMPを導入しましょう!」というときはプライベートDMPのことを指すケースが大半です。本記事ではプライベートDMPを単にDMPと呼んで書いています。

    では、DMPについてもう少し詳しくご説明します。DMPを簡単に説明すると、「サイト来訪者を属性別に整理したハコ」と言えます。このハコの役割としては大きく3つあります。

    1.データ蓄積

    データ蓄積では、様々なデータを一元的に管理します。例えば、デモグラフィックデータや購買データ、cookieデータ、広告配信データなどがあります。

    2.データ分類

    データ分類では、蓄積したデータを切り分けていきます。この切り分け方でそのあとのリマーゲティングの精度が変わってきますので、非常に大切な部分となります。

    例えば、商品詳細ページやカートページまで行った人は購入意欲が高いと考えられますので、重要な切り分け方の1つとなります。

    3.データ活用

    最後に、分類したデータをどのような方法で配信していくかを決めます。今回リマーケティングの配信するにあたっては、商品詳細を見た人には、今だけ10%オフのクーポンコードが記載されたページにリンクするなどが考えられます。
    図2-データの配信方法

    リターゲティング広告での活用

    本記事でリターゲティングを用いたDMPをおすすめする理由は3つあります・

    1. 効果を広告の費用対効果として測定しやすいこと。実施しているネット広告が比較対象になるため効果の良し悪しが一目瞭然となります。

    2. データを活用してリターゲティング広告の精度を高めるため、ほぼ100%効果は良くなります。(※ただし、規模を稼ぐのは大変)

    3. 広告という、サイトの外部に配信するため、サイト内やメールなどのように制作や原稿に関わる手間や調整に煩わされずすむこと

    リターゲティング広告での活用で導入する際の注意点

    それでは、実際にどのようなDMPツールを使えばいいのか、というお話になりますが、私は以下のことを注意してツールの導入を検討することをおすすめします。

    1.今後の拡張性・連携性を想定しておくこと

    データが溜まれば溜まるほど価値の高まるDMPツールは、別のDMPツールに変更する際のスイッチングコストは相当高くなります。そのため、安いからと言って、機能特化型ではなく、汎用性・拡張性のあるDMPを検討されることをおすすめします。

    2.国内では特にY!DMPとの連携は見据えること

    昨年の9月よりYahoo!がYahoo!DMPを提供しています。Yahoo! DMPを活用することにより、ブラウザやデバイス、チャネルを横断したセグメント作成が可能となります。

    さらには、Yahoo!のDSPも利用できるため、より精度の高い広告配信が可能です。そのため、Yahoo!DMPとの連携ができるという点も考慮にいれるといいでしょう。

    それでは、具体的にどのようにリマーケティング広告を配信するのがよいのでしょうか。実際に効果が出た事例をご紹介します。

    DMPを活用したリマーケティング広告で、効果が出た事例

    事例2:DMPを導入し、Google Adwordsでは設定できない「ホットなユーザ」に対しリマーケティング広告を配信し、CPAが2/3に!

    弊社ソウルドアウト株式会社でも、実際にDMPを2か月導入し、資料をダウンロードするユーザのCPAを2/3にすることができました。

    具体的には、「通常のリマーケティングの設定(リスティング広告関係のページを閲覧後、CVしていない、地域設定、フリークエンシーキャップ 等)」に追加で、DMP側の設定(2回以上来訪、リスティング広告関連ページの閲覧の条件)を追加で設定しました。

    その結果、URLやバナーを変えることなく、CPAを2/3にすることに成功しました。

    参考:ソウルドアウト株式会社

    事例3:DMPリターゲティングでCVR180%改善

    月額コンテンツサービスの会社において、DMPのデータから課金履歴のあるユーザーにリターゲティングを配信したところCVRが0.5%➔0.92%と向上する結果となりました。これは、購買力があり商品に興味があるユーザーに絞ったことで獲得率の向上に繋がった事例といえます。

    参照元:【DSP活用術】リターゲティング配信を工夫することで成果を最大化 |株式会社フルアウト

    事例4:DMPを活用したターゲットの細分化でCVR5倍 -資生堂

    資生堂では自社の化粧品ECサイトにおいて、ユーザーを「購買履歴のない会員」「サイト訪問履歴のある非会員」「非ターゲティング」という3つのグループに分けました。

    そして3つに分けたグループを過去のアクセスログなどから、さらに、スキンケア商品に関心が高い層や、ショッピングカートページで離脱した層などに細分化していきました。

    これらのセグメント分けしたユーザーにDSPを使って広告配信を実施した結果、「非ターゲティング」と比較して「購買履歴のない会員」はCVRが5倍、「サイト訪問履歴のある非会員」はCVR3倍の結果となりました。

    参照元:資生堂、ビッグデータ活用で広告成果が3倍|日経ビジネスオンライン

    事例5:類似オーディエンスでより広いユーザーにアプローチ -資生堂

    資生堂では、先ほどの施策の後、過去に特定の商品を購入したユーザーと類似するオーディエンスへの拡張を実施しました。配信方法を以下のようにして広告を配信しました。

    ① Yahoo/Googleのディスプレイネットワークでデモグラターゲティングを実施
    ② オーディエンス拡張でYahoo!DSPを配信

    その結果、②は①と比較してCTRが5倍、CVRが3倍の結果となりました。
    そして何より、DMPの課題点でもある配信量が限られているという点をクリアした施策となりました。

    参照元:資生堂、ビッグデータ活用で広告成果が3倍 |日経ビジネスオンライン

    事例6:Yahoo!DMPでスカウトメールの受信率は1.4倍、受信数は2.4倍-BizReach

    ビズリーチでは、Yahoo! DMPを活用して抽出した見込み顧客層に対して、広告を配信することによりスカウトメールの受信率を1.4倍、受信数は2.4倍にあげることに成功しました。

    Yahoo! DMPがもつ検索や行動履歴、購買履歴などのデータと、自社のもつデータを活用し、優良会員になる可能性の高いユーザーの行動上の特徴を抽出しました。例えば、「サイトAのPVが多い」や「サイトBでショッピングをしている」、「○○というワードを△回検索している」などがあがりました。

     そして、これらのオーディエンスに対して、広告配信したことにより先ほど結果を得ることが出来ました。

    参照元:会員制転職サイト「ビズリーチ」のYahoo! DMP活用 優良会員になりうる潜在層を獲得|MarkeZine

    まとめ

    ここまでお話したDMPはもちろんのこと、Yahoo!DMPも本格普及フェーズに入ってきています。DMPでリマーケティングの効果があがることはあっても、下がることはほとんどといっていいほどありません。(下がるとすれば、狙うターゲットを間違えている可能性が高いです)
    DMPと聞くとまだハードルが高いと思うかもしれませんが、まずはとっつきやすいDMPを用いたリマーケティングから始めてはいかがでしょうか。
    DMPが普及し、基盤整備をすることによって、多くの会社が成長することを祈っています!

    [bottombluelink]

    Googleアナリティクス設定|導入~分析までの完全攻略ガイド

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    Googleアナリティクス導入

    Googleアナリティクスは、Googleが提供している無料で高機能なアクセス解析ツールです。しかし、無料であるがゆえに、自分で設定しなければならず、こんな疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。

    ・どのように導入したらよいのか?
    ・最初に設定しておく項目は何なのか?

    こういったことを、初心者でもわかるように丁寧に解説してほしいと思っていませんか?

    本記事では、ネットに詳しくない方でも100%設定できる導入方法の解説と、導入後に簡単に分析するために「必ず設定しておきたい3つの設定」とそのやり方をまとめました!

    実際に解析サービスを提供している筆者が、とっても便利になると実感している設定方法を1から丁寧に説明しますので、ぜひとも参考にしてみてください。

    ※本記事は株式会社WACUL提供によるスポンサード・コンテンツです。

    目次

    ■はじめの一歩!ネット音痴でも絶対導入できる導入設定方法
    ■必ず設定しておきたい!後で分析がカンタンになる必須設定2つ
    ■設定したら最初に見たい分析項目の基礎7つ
    ■まとめ:Googleアナリティクスは初期設定が命

    はじめの一歩!ネット音痴でも絶対導入できる導入設定方法

    ※導入済みの方は飛ばしてください

    アカウント作成とログイン

    まずはじめにGoogleアナリティクスを利用するには、
    Google アナリティクス公式サイト - ウェブ解析とレポート機能 – Google アナリティクス
    へアクセスし、Googleアカウントを持っている場合は右上の「ログイン」を選びます。Googleアカウントを持っていない場合は、「アカウントを作成」をクリックして先にGoogleアカウントを申し込みましょう。

    1-Googleアナリティクスのログイン

    ログイン後、次の画面で「申し込み」をクリックします。
    2-Googleアナリティクスのアカウント作成
    次にサイトの設定項目を入力します。

    トラッキング方法

    2つ方法のうち、より高機能な「ユニバーサルアナリティクス」を選びましょう。

    Universal Analytics | なるほどGoogleアナリティクス – 初心者向けに使い方を解説
    ユニバーサルアナリティクス完全移行マニュアル|LISKUL

    アカウント名

    どのサイトかわかりやすい名前をつけましょう。

    ウェブサイト名

    サイト名を入力します。

    ウェブサイトのURL

    サイトのURLを入力します。

    業種

    サイトのタイプを選びます。

    レポートのタイムゾーン

    日本を選びます。

    データ共有設定

    説明を読んで各自判断して下さい。チェックをつけておいても問題ありません。
    最後に「トラッキングIDを取得」ボタンを押し、表示された利用規約に同意します。
    3-Googleアナリティクスのアカウント作成項目

    トラッキングコードの設定

    利用規約に同意したら、「トラッキングコード」が表示されます。

    トラッキングコードとは?

    トラッキングコードとは、Webサイトへの訪問者のデータを取得するために各Webページに埋め込んでおくコード(プログラム)のことです。 トラッキングコードを正しく実装することではじめてアクセス解析のためのデータの取得が開始されます。

    つまりトラッキングコードを実装することは、Googleアナリティクスを使ってデータを取得するには欠かせないプロセスなのです!

    4-Googleアナリティクスのトラッキングコードの取得方法

    上述の通り、Webサイトへ訪問した閲覧者のデータをGoogleアナリティクスで収集するにはトラッキングコードと呼ばれる短いコードをブログなどの各ページに記述する必要があります。

    ここではトラッキングコードを実際にWebサイトにどのように記述するのかについて解説します。
    設置する場所は</body>よりも前の部分です。ここに上記のトラッキングコードをコピーして貼り付けます。

    5-Googleアナリティクスのトラッキングコードの貼り付け方
    アクセス解析の対象となる全てのページに記述して下さい。ファイルをアップロードすればトラッキングコードの設置は完了です!

    トラッキングコードがちゃんと設置されたか確認するためには

    トラッキングコードが設置できていない場合、Googleアナリティクスの「トラッキングコード」画面で「ステータス: トラッキングがインストールされていません」と表示されてしまいます。

    6-Googleアナリティクストラッキングコードの確認方法

    トラッキングコードを設置すると自動的にGoogleアナリティクスの方で検知され「ステータス: データを受信しています」と変わります。

    ただし特に問題がない場合でもステータスが変わるまでに少し時間がかかることがあります。ステータスに変化がなくても正しくトラッキングコードが設置されていればすぐにデータの取得は開始されています。

    必ず設定しておきたい!後で分析がカンタンになる必須設定2つ

    Webマスターツール(Search Console)との連携

    7-Search Consoleとの連携

    Webマスターツールとは、Googleが公式で提供するウェブ担当者・管理者のためのツールです。もちろん無料で利用することができます。今後Webサイトを長期的に運用していくには必須のツールです!

    Webマスターツールと連携することで、自分のサイトの状態や、Googleにどのように認識されているのか、外部リンク&内部リンク、サイトパフォーマンス、そしてGoogleからの警告など、サイト運営において重要な情報を見ることができます。最初の段階で必ず設定しておきましょう。

    Webマスターツールとの連携方法

    ①Googleアカウントでログイン
    まずは、Googleウェブマスターツールのページに行って、お持ちのGoogleアカウントでログインします。

    Google Search Console(Webマスターツール)

    ②サイトのドメインを入力する。

    ③ログインすると、Googleウェブマスターツールのスタート画面が表示されます。
    下のほうにあるフォームに、導入したいWebサイトのドメインを入力しましょう。

    ④サイトの所有権を確認する
    ドメインを入力したら、最後に所有権を確認する必要があります。
    「おすすめの方法」「別の方法」という2つのタブがあり、自分のやりやすい方法で確認をとることができます。

    サイトマップの登録

    サイトマップとは、Webサイトのページ構成を伝えるファイルのことです。サイトマップを作成し、送信することで、Googleのウェブクローラーがサイトを正しく巡回できるようになります。

    サイトマップの登録方法

    ① まずは、サイトマップ自体を作成。
    もしWordPressを使用しているのであれば、Google XML Sitemapsなどのプラグインを利用すれば、簡単に作成することができます。

    もし、WordPressを使用していなくても、下記のツールなどを使用すれば自動で作成することができます。
    サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」

    ② サイトマップをWebマスターツールに登録する。
    サイトマップを作成したら、Googleウェブマスターツールにサイトマップを追加します。左のサイドバーメニューから、クロール > サイトマップを選択してください。

    すると、サイトマップのページが開くので、右上の「サイトマップの追加/テスト」ボタンをクリック。下記の赤枠部分にサイトマップのURL(/sitemap.xmlなど)を入力し、「サイトマップを送信」ボタンをクリックします。

    設定したら最初に見たい分析項目の基礎7つ

    Googleアナリティクスの初期設定をしたら、まず最初にサイトがどのくらいの規模なのか(どのくらい多くのユーザーに見られているかなど)、下記指標をみることでおおかた知ることができます。

    「標準レポート」から「サマリー」を選ぶと、簡単に見ることができるので、ぜひとも確認してみてください。

    8-Googleアナリティクスで設定したら最初に見たい分析項目

    訪問数

    サイトを訪問した回数(ユーザー数との違いに注意!)
    ※1人が2回訪問したら訪問数は2回となります

    ユーザー数 (訪問数との違いに注意!)

    サイトを訪問したユーザーの人数
    ※1人が2回訪問してもユーザー数は1回です

    ページビュー数

    読まれたページの総数

    訪問別ページビュー

    訪問1回あたりのユーザーが読んだページの平均数

    訪問時の平均滞在時間

    訪問1回あたりにユーザーがサイトに滞在する平均時間

    直帰率

    最初の1ページだけ読んでサイトから離脱したユーザーの割合

    新規訪問の割合

    訪問者数に対する新規訪問者の割合

    最後に要確認!~Googleアナリティクスは正常に作動しているか~

    設定をしたものの、「これで本当にGoogleアナリティクスが正常に作動しているの?
    」と疑問を抱く方が多いのではないかと思います。
    なので、最後にちゃんとGoogleアナリティクスが正常に作動しているかどうか確認しましょう。そのためには「リアルタイムレポート」を確認すればOKです。

    《リアルタイムレポートを確認する方法》

    リアルタイムレポートでは、ユーザーの行動をリアルタイムで確認できます。
    これらのレポートにデータが表示されていれば、トラッキングコードでデータが収集されていることがわかります(正常に作動している証拠)

    ① Googleアナリティクスにログインする
    ② トラッキングコードを設定したプロパティのいずれかのビューに移動する
    ③ 「レポート」タブを選択
    ④ 「リアルタイム」⇒「サマリ」の順にクリック

    正常に作動していればこのようにデータが見れます。

    9-Googleアナリティクス機能しているかの確認方法

    まとめ:Googleアナリティクスは初期設定が命

    いかがでしたしょうか?冒頭でも触れましたが、Googleアナリティクスは様々なデータを分析できる非常に便利で高機能なツールですが、使い方を誤ってしまうと宝の持ち腐れにしかなりません。

    Webサイトの分析や改善をするにも、「データを分析するにも、どの数字を見ればいいのか」や、「改善するにもサイトのどの部分が悪いのか」がわかっていないといけないので、正しい設定方法を身に着け、見るべき分析項目を押さえておくことが必須なのです!

    本記事を読むことで、Googleアナリティクスの初期設定方法に関しては一通りマスターしていただいたと思います。

    とはいっても、「せっかく設定方法を覚えたのだから、ちゃんと有効活用したい!」と思う方が多いのではないかと思います。次回は実際にどうやって分析をするのか、Googleアナリティクスの使い方についてご紹介したいと思います!

    が、サイトを運用していく上で、どのくらいのセッションが目標を完了しているのかを把握することで、今後のモチベーションになるかと思います。ぜひこまめにチェックしましょう。

    一緒に導入しておくべき分析ツール(広告)

    Googleアナリティクスを導入したものの、実際に使いこなしてデータを集計するのはなかなか苦労するものです。 そんなときは、Googleアナリティクスのデータを自動分析し、成果アップにつながる改善箇所を提案する、人工知能「AIアナリスト」が便利です!無料で使えるので、Googleアナリティクスと一緒にぜひ導入してみましょう。 Googleアナリティクスの設定が終わった方は~「AIアナリスト」~

    Googleアナリティクスの勉強会を開催中!(広告)

    Googleアナリティクスの使い方がわからない、という初心者の方向けに、無料で勉強会を開催しております。「Googleアナリティクスの何を見ればいいかわからない」「とりあえず簡単な使い方を知りたい」という方はぜひご参加ください。 Google アナリティクスを勉強しよう!【新任Web担当者におすすめ】

    ※本記事は株式会社WACUL提供によるスポンサード・コンテンツです。

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