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LINE公式アカウントをブロックされないための4つのポイントと成功事例5選

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LINE公式アカウントを運用するうえで、よくあるお悩みが「ユーザーにブロックされてしまう」というものです。せっかくコストをかけて運用し、友だち(アクティブユーザー)を集めても、ブロックされてしまうとメッセージが届けられず、ユーザーがコンテンツから離れていく可能性もあります。 なかには、「なぜユーザーにブロックされてしまったか、心当たりがない」「どこを工夫すれば良いのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。手探り状態でいると、運用が後手に回ってしまうことも少なくありません。 ユーザーは、新聞やテレビ、インターネットで「求めていない情報」が流れてくると、遮断をすることがあります。LINE公式アカウントでも同様に、「自分が欲しくない情報」や「自分向きでないコンテンツ配信」を遮断するために、ユーザーはブロック機能を使用します。 そのため、LINE公式アカウントを運用する際には、ユーザー(顧客)のニーズを読むことが非常に重要です。そのユーザーがどのうような情報やコンテンツを求めているのか、いつそれらの情報を求めているのかを徹底的に分析し、適切な頻度の配信をしていくことが成功への一歩となります。 この記事では、ブロックされないために気をつけるべき4つのポイントや、実際に運用方法に工夫を施し、ブロック率を大幅に下げた企業の成功事例5選などをまとめて紹介しています。今後のLINE公式アカウント運用の参考として、または現行の運用の見直しに最適です。

ブロックされないための4つのポイント

最初に、ユーザーに飽きられない(=ブロックされない)ためには、色々な仕掛けや工夫が必要です。ブロックされないためのポイントは4つあります。
  1. 初回メッセージを工夫する
  2. メッセージの読みやすさを重視する
  3. サービス・商材とマッチするユーザーにセグメントする
  4. クーポンなど「お得な情報」を定期的に発信する
このように、ユーザーのニーズにあわせてコンテンツを再考し、定期的かつ適切な頻度で配信をしていくことが大切です。ここからは、上記のポイント4つをそれぞれ詳しく紹介していきます。

ポイント1. 初回メッセージでアカウントの方向性を示し、初回ブロックを未然に防ぐ

LINE公式アカウントを友だち登録したユーザーが最初に見るのが、「初回メッセージ」です。この初回メッセージで、アカウントの方向性やどのくらい通知がくるかを最初にユーザーに告知し、LINEならではのコンテンツを提供することにより、ブロックを未然に防ぐ効果があります。 LINEの平均開封率は60%と言われています。特に初回のメッセージは、ユーザーがLINE公式アカウントをフォローして最初に届くメッセージなので、なおさらユーザーの目に入りやすいと言えます。逆に2回目、3回目…と間髪入れずに多く続いてしまうメッセージは、あまり読まれない傾向があります。
引用:LINE公式アカウント|友だち追加後のブロックを防ぐ初回メッセージのコツ|LINE for Business
初回メッセージの内容ひとつで、その後ユーザーがブロックするか否かの明暗が分かれ、ひいては企業とユーザーがその後の関係を構築する(=新規顧客を取り入れる)ための鍵となり得ます。 そのため、次に紹介する初回の配信内容の注意点を踏まえて、ユーザーにそのアカウントの方向性を具体的に示しましょう。 参考:5分で分かるLINE公式アカウントの使い方。必ず使いたい3つの機能とは?

初回の配信内容に含めるべき要素

初回メッセージを作成・配信する際には、会社や店舗の自己紹介を含め、今後の配信内容とプッシュ通知をオフする方法の解説を盛り込むことが重要です。この3点について、下記でそれぞれ解説します。
  1. 会社や店舗の紹介
  2. まずは、どのような企業・店舗が運営しているLINE公式アカウントなのか。しっかりと自己紹介をします。
    引用:LINEメッセージ配信のコツ|開封率を高める工夫や企業事例|LINE for Business
  3. 今後届く情報を明確にする
  4. 次に、どのような情報が届くのかを最初にきちんと明示しておきましょう。同時に、投稿頻度も最初にユーザーに伝え、どのくらい通知が来るのかを把握してもらうことも大切です。 このとき、配信する側(企業側)は配信の頻度に気をつけるようにしましょう。通知頻度が多いと、ユーザーに毎回「通知を受け取る」「確認する」という手間が発生します。メッセージの内容が有益だとしても、一度「手間が多い」と感じてしまうと、ブロックにつながりやすくなります。
  5. プッシュ通知をOFFにする方法を教える
  6. 意外と思われるかもしれませんが、ユーザーが配信の頻度が高いと感じたときに、プッシュ通知をOFFにするための方法を、初回メッセージで案内することも大切です。先に「通知オフ」をしてもらうよう促せば、メッセージを継続してユーザーに届けられます。プッシュ通知はされないものの、結果的にユーザーのブロックを防ぐことにつながるためです。 なぜ前述したように、ユーザーが「メッセージが多い」と感じた場合、ブロックされてしまう可能性が非常に高くなります。そのため、初回メッセージで通知OFFについて明示しするようにしましょう。

効果的なメッセージの傾向

LINE公式アカウントでは、初回メッセージに必須の要素3つを盛り込んだうえで、「リピーター」のユーザーに向けたメッセージ内容を考えることが重要です。リピーターとは、自社のサービスや店舗のファンのことで、この層に向けたメッセージは効果的な初回メッセージとなる傾向があります。 LINE公式アカウントの運用を続けていくと、リピーターが増加し、新規顧客取得につながります。しかし、ほかのSNSやメールマガジンと同じ情報を提供していると、ユーザーに飽きられてしまいブロックされるリスクが高まります。 なぜなら、LINEに登録しているユーザーは、すでにTwitterやInstagramといったのSNSやメールマガジンなどに登録し、LINE公式アカウントとあわせて情報収集をしている可能性があります。 LINE公式アカウントによる情報配信の対象者は、基本的にリピーターが多いため、「ここでしか手に入らない情報」をユーザーに配信することを常に心がけましょう。 参考:LINEメッセージ配信のコツ|開封率を高める工夫や企業事例|LINE for Business

ポイント2. メッセージは読みやすさを重視して作成する

次に重要なポイントは、メッセージの読みやすさです。LINE公式アカウントに限らず、LINEメッセージはパソコンよりもスマートフォンで見られる割合が高いです。そのため、スマートフォンで見て読みやすいメッセージの構成にしましょう。 メッセージのテキストを作成するときは、以下の点に注意してください。
  • 改行や絵文字を使って、区切る。(長すぎず、短すぎない文章を心がける)
  • 用途に合わせてメッセージを使い分ける(通常メッセージ、リッチメッセージ等) 
絵文字を使う場合、使いすぎると、かえってメッセージが読みづらくなってしまいます。どのような配置にすると読みやすく、効果的なのか、テスト配信などを駆使して探ってみましょう。 参考:【2020年最新版】LINE公式アカウントの開設後に必ず活用すべき3つの主要機能

読みやすいテキストと読みづらいテキスト

ここでは、メッセージのテキストで読みやすいものとそうでないものの違いを解説します。先に、読みづらいテキストの特徴を見てみましょう。
引用:LINE公式アカウント|友だち追加後のブロックを防ぐ初回メッセージのコツ
上の図の2つのテキストには、読みづらい点が3つあります。
  • ほぼテキストのみで、見た目が寂しくユーザーの印象に残りにくい
  • テキストの内容があっさりしすぎている
  • 次回からの投稿内容を告知しているが、具体的な内容はわからず、期待感を抱きにくい
ほかにも「文章の改行がない」「一文が長い(句読点などの区切りがない)」「絵文字が使われておらず暗い印象を与える」などもマイナスポイントに挙げられることがあります。 次に、読みやすいテキストを見てみましょう。
引用:メッセージ配信のコツ|開封率を高める工夫や企業事例
先ほどのメッセージと比べると、適度に改行が入り、スタンプや絵文字が使われています。 また、文章も短く簡潔にまとまっているため、スマートフォンをスクロールする手間がなく、さっと読むことができます。 このように、LINE公式アカウントの初回メッセージでは、伝えたい内容を絞り、できるだけ文字数は少なく、友だち申請してくれたユーザーに好印象を与える工夫をしましょう。 参考:LINE公式アカウントのあいさつメッセージ|設定方法と事例を紹介|LINEマーケティング攻略ガイド

リッチメッセージを大いに活用する

メッセージを送信する際は「リッチメッセージ」も活用しましょう。リッチメッセージとは、通常のメッセージ配信とは違い画像やテキスト情報を1つにまとめて配信できる機能です。最大6分割することができ、1つのエリアに対して画像を1つ、URLを1つ設定できます。
引用:LINE@で使える「リッチメッセージ」で効果的に集客しよう|ferret
画像を効果的に使用することで、ユーザーの視覚にわかりやすく訴えられます。そのため、通常のテキストメッセージよりも高い誘導効果が期待できるでしょう。 リッチメッセージの詳しい使い方は、下記の記事を参考にしてみてください。 LINE公式アカウントのメッセージ配信の使い方と集客効果を高める2つのポイント 参考:LINE公式アカウントのメッセージ配信の使い方と集客効果を高める2つのポイント

ポイント3. サービス・商材とマッチするユーザーにセグメント配信をする

ユーザーがLINE公式アカウントをブロックしてしまう理由のひとつに、「自分に関係のない情報や興味のない情報ばかり配信される」というものがあります。そのため、ユーザーに合った情報を、セグメント配信を使用して送りましょう。 セグメント配信は、ユーザーを「属性」というカテゴリーで分類し、その分類ごとにメッセージを配信できる機能です。LINE公式アカウントには「属性」が5つ用意されています。
  1. 性別(例:男性、女性)
  2. 年齢(例:14歳以下、30〜34歳など)
  3. OS(例:iOS、Androidなど)
  4. エリア(例:都道府県単位)
  5. 友だち期間(例:6日未満、365日以上など)
ユーザーは自動的に属性ごとに分類されるので、ユーザーの性別や年代のほか、居住している都道府県や、どのOSを使用しているかでメッセージを分けることができます。 どのようなユーザーが友だち登録をしているのか、きちんとユーザーの「属性」を把握し、効果的なメッセージを作成しましょう。 参考:LINE公式アカウント運用に欠かせないセグメント配信とは?活用のメリットと流れを解説

ポイント4. 友だち登録直後から、クーポンなど「お得な情報」を定期的に発信する

最後のポイントは、LINE公式アカウントでクーポンをはじめとした「お得な情報」を配信することです。配信するのは友だち登録直後で、これは企業や商品に対して最も関心が高まっているタイミングです。この大きなチャンスにユーザーへアピールできれば、その後ユーザーに継続して関心を持ってもらえます。 例えば、初回メッセージ配信の際に「初回限定クーポン」や旬な情報を入れ、ユーザーにLINEならではのお得感を与えることが重要です。
引用:【LINE】生活がより便利になる「LINE公式アカウント」の使い方|APP BANK
ただし、ユーザーの興味関心・トレンドは常に移り変わっていきます。また、ユーザーに「次回使うかもしれない」という気持ちを抱かせると、アクティブユーザーになりやすい傾向が強くあります。 LINE公式アカウントの場合は、友だち登録直後のほか、定期的なクーポンやお得情報の配信によって、プロモーションチャンスを逃さないようにしましょう。 参考:【2021年版】LINE公式アカウント「クーポン」機能とは?作成方法や活用術をまるごと解説

ポイントをおさえてブロックを防いだ、5つの企業事例

ブロックされないための4つの重要なポイントをおさえたことで、実際にユーザーのブロックを防いだ企業のLINE公式アカウントが複数存在します。ここで紹介する5つの事例には、共通するポイントが3つあります。
  • メッセージや画像で親しみやすい印象を与える
  • 常に友だちを楽しませる工夫を行う
  • 友だちそれぞれの興味関心を見逃さない
例えば、初回メッセージの活用で、ユーザーの初回ブロックを防いだ企業があります。初めて友だち登録をしたユーザーに対して、いかに明るく、親しみやすく、好印象を与えるかによって、ブロック率は大きく変わりました。自社のキャラクター口調でテキストを作成している企業もあります。 また、ユーザーの興味関心を高めたり、クーポン配信やミニゲーム、四コマ漫画など友だちを飽きさせないコンテンツを展開した企業や、登録したユーザーの求める情報に限定して配信を行い、ユーザーへのPRに成功した企業もあります。 つまり、初回メッセージ後に潜在顧客である友だちを見込み顧客に変えるためには、その後のコンテンツ配信にも工夫が必要です。工夫をするためには、友だちの「属性」を知り、どのようなコンテンツに興味関心を抱いているのか、どのような情報をLINE公式アカウントに期待しているのかを把握しましょう。 ここからは、LINE公式アカウントのブロックを防ぐごとに成功した企業の事例5つを、詳しく紹介していきます。

事例1. ブロック防止のために重要な、初回登録メッセージを配信 【おとなサントリー】

洋酒、ビール、清涼飲料水などの製造・販売を行う「サントリー」が運営するLINE公式アカウント「おとなサントリー」では、初回メッセージを上手に利用してユーザーの初回ブロックを防ぎました。 お酒を取り扱うメーカーの公式アカウントということで、20歳以上のユーザーを対象にしています。 そのため、おしゃれなイラストを使い、世界観を感じさせつつ、メッセージの配信頻度をユーザーに伝え「ブロックをしないように」と添えています。 また「乾杯」と入力することで「ウェルカムドリンク」とともに歓迎メッセージが返信されるという遊び心満載のギミックが含まれています。
引用:LINE公式アカウント|友だち追加後のブロックを防ぐ初回メッセージのコツ|LINE for Business

事例2. 読みやすさを重視したリッチメッセージを活用 プリマハム

ハム・ソーセージ・加工食品などを扱う「プリマハム」のLINE公式アカウントは、読みやすさの工夫が随所に表れています。 「あらびき星人ソップリン」という自社のキャラクター口調のかわいらしいテキストで、コミカルに自己紹介をしています。また、「地球を征服しにきた」というキャラクターの設定に合わせたリッチメッセージでキャンペーンを予告したり、ちょっとしたマンガを配信したり、ユーザーの「もっと見たい」という興味関心をひく工夫を行っています。
引用:LINE公式アカウント|友だち追加後のブロックを防ぐ初回メッセージのコツ|LINE for Business
参考:LINE公式アカウントの運用の流れと、成果アップにつなげるための12のポイント

事例3. ユーザーひとりひとりにあった情報に結び付けられるようリッチメッセージを工夫 バイトル

アルバイトの求人情報を取り扱う「バイトル」の公式LINEアカウントは、LINEのトーク画面から、好みの職種や条件を入れてバイトが探せる機能も搭載されているため、ユーザーに合った情報以外出さないという試みをしています。 また、リッチメッセージにも工夫が施されています。アルバイト情報の遷移先を「早朝」と「夜間」に分けて、矢印によってそれぞれ案内を出していますが、画像上部が絶妙に途切れているため、ついスクロールして上も見たくなるような仕掛けが随所に含まれています。
引用:これでブロック防止!企業のLINEアカウントのリッチメッセージ&自動返信活用事例6選|Social Media Lab

事例4. クーポンをインセンティブにアンケートへ誘導 ViS

女性向けファッションブランド「ViS(ビス)」のLINE公式アカウントでは、クーポンをインセンティブにアンケートへ誘導し、登録したユーザーの属性情報を取得できるようにしています。 さらに、クリエイティブに「1分アンケート」と掲載することで、ユーザーのアンケート回答への心理的ハードルをさげたうえでアンケート回答率を高め、どのようなユーザーが友だち登録したのかを把握しています。 また、2018年にはヨッシースタンプ®(@yosistamp)が手がけた「うさぎ100%」とコラボし、LINEスタンプの配布も行い、他SNSをよく見る20〜30代のユーザーにもアピールをしています。
引用:LINE公式アカウント|友だち追加後のブロックを防ぐ初回メッセージのコツ|LINE for Business

事例5. 会話や企画に自社商品の紹介をうまく織り交ぜながらクーポン情報も配信 ローソン

大手コンビニエンスストア「ローソン」のLINE公式アカウントでは、自動返信機能を使って非常にユニークな企画をしています。 元々採用されていた「しりとり」や「カウントダウンゲーム」などのお楽しみ機能に加え、会話をすればするほど「ローソン力」が上がり、自分の商品棚がどんどん充実していくというイベントをLINE内で行いました。商品棚を充実させることで、「運が良ければ」クーポンが配信されることもあるようです。 ほかにも、ローソンのキャラクター「ローソンクルー あきこちゃん」と会話できる機能でユーザーとコミュニケーションを図り、お楽しみ要素満載でユーザーにとっての魅力を高めていると同時に、会話や企画に自社商品の紹介をうまく織り交ぜてPRしている良い事例です。
引用:これでブロック防止!企業のLINEアカウントのリッチメッセージ&自動返信活用事例6選|Social Media Lab

必ずしもブロックを防ぐのが正解ではない

ここまで「ブロックされないための工夫」について解説してきましたが、その一方でブロックを防ぐ運用が、一番の正解ではありません。ブロック率を0%にするのは困難であり、かつLINE公式アカウントの運用目的は友だちの数の増加ではなく、新規顧客の獲得や集客や売上のアップであるからです。 もちろん前章のように過剰な頻度でユーザーにメッセージを送ることはNGです。しかし、あまりに配信することを躊躇ってしまうと、LINE公式アカウント経由での成果が極めて限定的なものになってしまいます。 ここでは、LINE公式アカウントのブロック率と、どの程度気にすれば良いのかを解説します。 参考:LINE公式アカウントの活用ポイントと非対面売上を伸ばした事例をソウルドアウトLINE事業本部長・浅見氏に聞いてきた

ブロック率の平均は約10〜30%

一般的なLINE公式アカウントのブロック率は、おおよそ10〜30%程度と言われています。 友だち登録が1万人いる場合、多くて5千人近く(少なくとも千人程度)はブロックしているということになります。そのため、ブロック率を減らすことは可能ですが、完全に0%にできるとは思わないほうが良いでしょう。 ブロック率が高くても成果が出ている事例も少なからずありますので、ブロックされることを恐れすぎずに運用することが何よりも大切です。 参考:【あなたのLINEが読者にブロックされる理由】LINE公式アカウントで友だちにブロックされない方法とは?対策は?【動画】|YouTube

ブロック率はどの程度気にすればいいのか—成果の出し方

それでも「ブロック率が多い…」と気にしてしまう企業・アカウント運用者の方も多いかと思います。そういった場合は、LINE公式アカウントを運用する目的を思い出しましょう。LINE公式アカウントの運用はあくまで「友だち」数を増やすことではなく、その先にある新規顧客獲得および売上を伸ばしていくことではないでしょうか。 ブロック率が低くても、LINE公式アカウント内だけのコンテンツに収まってしまい、結果的に売上に結びつかなければ意味がありません。また、LINE公式アカウントをブロックされることはネガティブな意味だけでなく、メリットもあります。 そこで、ブロックによるメリット2つを紹介します。

メリット1. 費用の無駄遣いが減る

LINE公式アカウントは、友だち追加者の数が増えるほど費用が高くなる傾向があります。それだけ運用に手間とお金がかかるため、売上を伸ばす見込みのあるユーザー以外には、積極的にブロックされたほうが費用の節約につながる可能性があります。 また、ブロックされたからといって、自社を嫌いになったというわけではありません。タイミング的に必要ないからブロックしているだけであり、「ブロック=悪(嫌われた)」と一側面のみで判断するのは避けましょう。

メリット2. 作業時間の損失が減る

LINE公式アカウントの友だちが見込み客でない場合、頑張ってLINEの文章を作り、送り続けたとしても時間が無駄に奪われてしまう恐れがあります。加えて、月額料金が増えていくリスクも生じます。チャット機能を使っている場合は、1対1のやり取りになるので、その分の時間も削られていくでしょう。 このように、ユーザーにブロックされることは、メリットとなりうる部分もあります。何を優先して、何を削るかを検討し、友だちの属性が自社LINE公式アカウントの欲しいターゲット層とマッチしてるのかを見極めましょう。 参考:LINE公式アカウントの活用ポイントと非対面売上を伸ばした事例をソウルドアウトLINE事業本部長・浅見氏に聞いてきた

まとめ

LINE公式アカウントの運用には、必ず「ブロック」が付いて回ります。そのため、ブロック率を過剰に気にせず運用することが重要です。ただし、友だち登録直後の初回ブロックが多い場合は、今回紹介したポイントを取り入れ、ブロック率の改善に取り組んでみてください。 まずは、配信しているメッセージの内容がターゲットユーザーとマッチしているかを確認しましょう。セグメント配信を取り入れる方法もおすすめです。 次に、見やすく読みやすい文章や画像を配信できているか、LINE公式アカウントならではの情報を発信しているか、ユーザーが見たくなるようなコンテンツを配信できているか、などを見直してみましょう。リッチメッセージやお得情報の配信によって、ユーザーの関心を高めれば、ブロックの防止につながります。 コロナ禍以降、自宅にいてスマートフォンを見ている時間が長くなった人々に対して、LINE公式アカウントを通じた自社のPRは非常に有効な手段となります。ぜひ有効に活用して、新規ユーザーや見込み顧客の獲得を行いながら、売上の上昇につなげてください。

参考にしたサイト

LINEメッセージ配信のコツ|開封率を高める工夫や企業事例|LINE for Business LINE公式アカウント|友だち追加後のブロックを防ぐ初回メッセージのコツ|LINE for Business これでブロック防止!企業のLINEアカウントのリッチメッセージ&自動返信活用事例6選|Social Media Lab LINE公式アカウントのブロック手順は?ブロックされない運用のコツもご紹介|LINEマーケティング活用ブログ LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法も解説!|LINEマーケティング活用ブログ ブロック率は関係ない?じつは、LINE公式アカウント運営のコツはブロックされること。【傷つく前に読んでほしい】|PROL

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